JP2009285542A - Atomizer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、有効成分が溶解した液を外部に噴霧することのできる噴霧装置に関する。 The present invention relates to a spraying apparatus capable of spraying a liquid in which an active ingredient is dissolved to the outside.
従来から、例えば特許文献1に開示されるような放電部を有するヘアードライヤが知られている。このヘアードライヤは、送風器を配置した風路内に放電部を配置した構造であって、放電部で発生させた有効成分を風に乗せて外部に噴霧するようになっている。上記放電部としては、針電極とグランド電極との間に高電圧を印加し、コロナ放電により有効成分を発生させるものが一般的である。
Conventionally, for example, a hair dryer having a discharge portion as disclosed in
ところで、上記放電部で生じることになるスーパーオキサイドラジカル(O2 −)やヒドロキシラジカル(・OH)等の有効成分を水に溶解させると、過酸化水素(H2O2)が生成される。過酸化水素は、適量を暴露することにより、脱臭や除菌等の効果を発揮すると考えられる。また、同じく放電部で生じることになる窒素酸化物(NOX)や硝酸イオン(NO3 −)等の有効成分を水に溶解すると、硝酸が生成される。硝酸中の硝酸イオンは、適量を暴露することにより、毛髪を弱酸性に保持するとともに保水力を与える髪質改善効果を発揮すると考えられる。つまり、放電部で生じる上記有効成分を水である液中に溶解させることで、該液を、脱臭や除菌等の効果や髪質改善効果を発揮するものに改質することができる。
By the way, hydrogen peroxide (H 2 O 2 ) is generated when an active ingredient such as superoxide radical (O 2 − ) or hydroxy radical (• OH) that is generated in the discharge part is dissolved in water. Hydrogen peroxide is considered to exert effects such as deodorization and sterilization by exposing an appropriate amount. Also, like nitrogen oxides will occur in the discharge unit (NO X) and nitrate ions (
上記のように改質させた液を使用者に対して噴霧する手段としては、例えば、コロナ放電方式の放電部の下流側に液溜め部を位置させ、液溜め部内の液に上記有効成分を溶解させていくとともに、有効成分が溶解した液を超音波振動等で霧化させるといった方法が考えられる。しかし、この方法を用いた場合には、以下に述べる各問題が生じる。 As a means for spraying the liquid modified as described above to the user, for example, a liquid reservoir is positioned downstream of the corona discharge type discharge unit, and the active ingredient is added to the liquid in the liquid reservoir. A method may be considered in which the liquid in which the active ingredient is dissolved is atomized by ultrasonic vibration or the like while being dissolved. However, when this method is used, the following problems occur.
上記問題の一つは、コロナ放電によっては上記有効成分を大量に生成することが難しいという点や、ラジカル等の上記有効成分は不安定であって液に溶解する前段階で消失しやすいという点から、十分な量の過酸化水素や硝酸を速やかに生成することができないといった問題である。 One of the above problems is that it is difficult to produce a large amount of the active ingredient by corona discharge, and that the active ingredient such as a radical is unstable and easily disappears before being dissolved in the liquid. Therefore, a sufficient amount of hydrogen peroxide and nitric acid cannot be generated quickly.
また、他の問題は、液を霧化させるために超音波振動装置等の他の装置を設ける必要があるので、装置全体が大型化するといった問題や、超音波等で霧化させた液は粒径がマイクロメータサイズなので、外部空間の隅々にまで行き渡らせることが困難であるといった問題である。
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、放電部において大量に生成した有効成分を速やかに液中に溶解させ、この有効成分が溶解した液を霧化したうえで外部空間に噴霧し、隅々にまで行き渡らせることができ、しかもコンパクトに構成可能な噴霧装置を提供することを、課題とするものである。 The present invention has been invented in view of the above-mentioned problems, and rapidly dissolves an active ingredient produced in a large amount in a discharge part, and atomizes the liquid in which this active ingredient is dissolved, and then in an external space. It is an object of the present invention to provide a spraying device that can be sprayed and spread to every corner and that can be configured compactly.
上記課題を解決するための本発明は、送風を生じさせる送風器5と、送風器5の下流側に位置する放電部6と、放電部6の下流側に位置する液溜め部13と、液溜め部13内の液Lを霧化して放出する霧化手段60とを具備する噴霧装置である。上記放電部6は、送風器5からの送風が導入される微小な貫通孔10を有する絶縁スペーサ7と、絶縁スペーサ7の上流側に配置される上流側電極8aと、絶縁スペーサ7の下流側に配置される下流側電極8bとから成るものである。上記液溜め部13は、上記放電部6の絶縁スペーサ7の貫通孔10と連通するものである。上記霧化手段60は、液溜め部13内の液Lを高電圧印加により静電霧化して放出する静電霧化部70である。
The present invention for solving the above-described problems includes a
上記構成の噴霧装置とすることで、放電部6の貫通孔10内にてマイクロプラズマ放電を生じさせて有効成分を高密度で生成するとともに、ここで生成された有効成分を液溜め部13内に速やかに供給することができる。そして、静電霧化部70により、有効成分が大量に溶存した液溜め部13内の液Lを、粒径が非常に小さく且つ帯電したナノイオンミストとして外部に放出することができる。この液Lのナノイオンミストは、放出後に凝集を生じることなく遠方にまで容易に搬送されるという利点や、毛髪等の生体に付着して効果を発揮し易くなるという利点がある。しかも、放電部6と液溜め部13と静電霧化部70はコンパクトに一体形成されるので、装置全体の大型化を招くことがない。
By using the spray device having the above-described configuration, microplasma discharge is generated in the through-
なお、上記静電霧化部70において高電圧印加に用いる印加電極63は、上記放電部6の下流側電極8bを兼用したものであることが好ましい。このようにすることで、一つの電源回路によって静電霧化とマイクロプラズマ放電の両方を実現し、装置全体を更にコンパクト化することができる。
In addition, it is preferable that the
更にこのとき、直流成分に交流成分を重畳させた高電圧を下流側電極8bに印加する高電圧印加部9を具備することや、直流成分にパルス成分を重畳させた高電圧を下流側電極8bに印加する高電圧印加部9を具備することが好ましい。このようにすることで、一つの電源回路によって静電霧化とマイクロプラズマ放電の両方を、確実に実現することができる。
Further, at this time, a high
また、上記静電霧化部70は、液溜め部13から液搬送部12を突設し、該液搬送部12の少なくとも先端部の周側面を、先端側ほど小径となるテーパ状に形成したものであることが好ましい。このようにすることで、液搬送部12の先端部における電界の集中度を増大させ、液搬送部12の先端にまで搬送された液Lの静電霧化を安定させることができる。
In addition, the electrostatic atomizing
また、上記静電霧化部70は、液溜め部13から液搬送部12を突設し、該液搬送部12の先端部と対向する位置に、対向電極64を配置したものであることが好ましい。このようにすることで、液搬送部12の先端部における電界の集中度を増大させ、液搬送部12の先端にまで搬送された液Lの静電霧化を安定させることができる。
Further, the electrostatic atomizing
また、上記放電部6、上記液溜め部13及び上記静電霧化部70のうち、少なくとも上記液溜め部13を着脱自在に設けることが好ましい。このようにすることで、少なくとも液溜め部13を取り外した状態で、液溜め部13内への液Lの補給、洗浄、付着したスケールの除去等の各種メンテナンスを簡便に行うことができる。
Moreover, it is preferable that at least the
また、空気中の水分を収集して上記液溜め部13内に供給する液供給手段を備えることも好ましい。このようにすることで、液補給の手間を不要にして使い勝手を向上させることができ、また、スケールの付着を防止することができる。
It is also preferable to provide a liquid supply means that collects moisture in the air and supplies it into the
更にこのとき、上記液供給手段は、冷却側に結露水を生成する熱交換器96から成ることが好ましい。このようにすることで、簡単な構造によって、結露水から成る液Lを速やかに供給することが可能となる。
Further, at this time, the liquid supply means preferably comprises a
また、上記液溜め部13とは別の第2液溜め部95と、第2液溜め部95から液溜め部13にまで液Lを供給する液供給路11とを備えることも好ましい。このようにすることで、第2液溜め部95から液溜め部13にまで適量ずつ液Lが供給されるように設ければ、必要濃度の有効成分が溶存した液Lを液溜め部13内において短時間で生成することができる。
It is also preferable to include a second
また、上記送風器5からの送風を下流側に送り出す送風路4を複数の分岐風路14,15,…に分岐させ、該複数の分岐風路14,15,…の一つを、絶縁スペーサ7の貫通孔10内に送風を導入させる風路とし、他の分岐風路の少なくとも一つを、静電霧化部70で霧化されて放出されたミストと合流する送風を送り出す風路とすることも好ましい。このようにすることで、十分な風量を確保したうえで、この風に乗せて外部空間にミストを勢いよく放出することができる。
Further, the
また、上記送風器5からの送風を下流側に送り出す送風路4を複数の分岐風路14,15,…に分岐させ、該複数の分岐風路14,15,…の一つを、絶縁スペーサ7の貫通孔10内に送風を導入させる風路とし、他の分岐風路の少なくとも一つを、ヒータ66を有しており且つ該ヒータ66で加熱した温風を外部に吐出させる風路とすることも好ましい。このようにすることで、送風器5からの送風を利用して温風を吐出するとともに、この温風の熱によってミストが蒸発することは抑制することができる。
Further, the
請求項1に係る発明は、放電部において大量に生成した有効成分を速やかに液溜め部内の液に溶解させ、この有効成分が溶解した液を静電霧化部により霧化したうえで外部空間に噴霧し、ナノメータサイズであり且つ帯電したミストとして隅々にまで行き渡らせることができ、しかも噴霧装置全体をコンパクトに構成することができるという効果を奏する。
In the invention according to
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加えて、一つの電源回路によって静電霧化とマイクロプラズマ放電の両方を実現し、装置全体を更にコンパクト化できるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to
また請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加えて、一つの電源回路によって静電霧化とマイクロプラズマ放電の両方を、確実に実現することができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to
また請求項4に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加えて、一つの電源回路によって静電霧化とマイクロプラズマ放電の両方を、確実に実現することができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to
また請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、液搬送部の先端部における電界の集中度を増大させ、液搬送部の先端にまで搬送された液の静電霧化を安定させることができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to any one of
また請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、液搬送部の先端部における電界の集中度を増大させ、液搬送部の先端にまで搬送された液の静電霧化を安定させることができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to any one of
また請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、液溜め部内への液の補給、洗浄、付着したスケールの除去等の各種メンテナンスを簡便に行うことができるという効果を奏する。
In addition to the effects of the invention according to any one of
また請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、液補給の手間を不要にして使い勝手を向上させることができ、また、スケールの付着を防止することができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to any one of
また請求項9に係る発明は、請求項8に係る発明の効果に加えて、簡単な構造によって、結露水から成る液を速やかに供給することが可能になるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to claim 8, the invention according to
また請求項10に係る発明は、請求項1〜9のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、必要濃度の有効成分が溶存した液を液溜め部内において短時間で生成することができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to any one of
また請求項11に係る発明は、請求項1〜10のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、十分な風量の風に乗せて外部空間に勢いよくミストを放出することができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to any one of
また請求項12に係る発明は、請求項1〜11のいずれか一項に係る発明の効果に加えて、送風器からの送風を利用して温風を吐出するとともに、この温風の熱によってミストが蒸発することを抑制することができるという効果を奏する。
In addition to the effect of the invention according to any one of
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお、本文中において用いる下流側とは、後述の送風器5により発生させる送風の方向を基準としたものである。
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings. In addition, the downstream side used in the text is based on the direction of the air generated by the
図1には、本発明の実施形態における第1例の噴霧装置を示している。本例の噴霧装置は、装置全体の外殻を成す本体ケース1の外面に吸入口2と吐出口3を開口させ、この吸入口2と吐出口3を連通する送風路4を本体ケース1内に貫通形成したものである。送風路4内に送風器5を配置しており、放電部6を内蔵する噴霧ユニット50を該送風器5の下流側に配置している。送風器5は送風ファン及びモータから成り、該送風ファンを回転駆動させることで本体ケース1外の空気を吸入口2から送風路4内に導入する。
FIG. 1 shows a spray device of a first example in the embodiment of the present invention. In the spray device of this example, a
上記噴霧ユニット50は、筒状を成す噴霧ユニットケース51内に、マイクロプラズマ放電を生じさせる放電部6と、該放電部6の下流側に位置する液溜め部13と、該液溜め部13内の液Lを霧化して放出する霧化手段60とを、一体に備えたものである。以下、噴霧ユニット50の各構成について詳述する。
The
放電部6は、図示のようなホローカソード型のものであって、送風器5からの送風が導入される微小な貫通孔10を有する絶縁スペーサ7と、絶縁スペーサ7の上流側に密着配置される上流側電極8aと、絶縁スペーサ7の下流側に密着配置される下流側電極8bとから成る。絶縁スペーサ7はセラミックス等の不導体から成る板状のもので、この絶縁スペーサ7を、金属等の導体から成る上流側電極8aと下流側電極8bで挟持した構造となっている。
The
上流側電極8aと下流側電極8bは高電圧印加部9を介して電気接続させており、両電極8a,8b間に、マイクロプラズマ放電用の高電圧を印加するようになっている。両電極8a,8bには、それぞれ厚み方向に貫通する貫通孔61a,61bを設けており、絶縁スペーサ7の貫通孔10と両電極8a,8bの貫通孔61a,61bが連通することで、絶縁スペーサ7及び両電極8a,8bを厚み方向に一直線状に貫く貫通孔を形成している。上記各貫通孔10,61a,61bの孔径は、数十μm〜数mm程度の大きさで設ければよいが、数100μm程度に設けることが最も好ましい。
The
また、上記液溜め部13は、放電部6の下流側に密着配置されるタンクであり、その内部空間が、下流側電極8bの貫通孔61bを介して絶縁スペーサ7の貫通孔10と連通している。液溜め部13内には、液Lである水が収容されている。液溜め部13には、液溜め部13内に液Lを補給するためのパイプ状の液供給路11と、液溜め部13内の液Lを静電霧化用に順次供給するための同じくパイプ状の液搬送部12を突設している。
The
上記液供給路11は、液溜め部13から側方に延出されたものであり、噴霧ユニットケース51と本体ケース1を貫通したうえで、先端部の液供給口を外部に開口させている。この液供給口には、封止蓋62を着脱自在に嵌着させている。
The
上記液搬送部12は、液溜め部13から噴霧ユニットケース51の下流端開口側に向けて突設されたものであり、毛細管現象によって液溜め部13内の液Lを先端開口12aにまで搬送するように、1mm以下の径を有する毛管を連通させた構造とするか、セラミックや金属粒子を用いて多孔体で形成するか、或いは、フェルト等の繊維状のものを内部に充填することで形成している。液搬送部12の先端開口12aを除く外周部分は、樹脂等で被覆している。また、絶縁スペーサ7の貫通孔10を通じて液溜め部13内に送り込まれた空気の圧力で液搬送部12の先端開口12aまで液Lを搬送するように設けてもよい。
The
上記霧化手段60は、静電霧化現象により液溜め部13内の液Lを霧化して放出する静電霧化部70であって、上記液搬送部12と、該液搬送部12の先端側に搬送される液Lに対して電圧を印加するための印加電極63と、該液搬送部12の先端部と対向する位置に配置されるリング状の対向電極64とで構成されている。上記対向電極64は、噴霧ユニットケース51の下流端開口縁に固定させている。印加電極63と対向電極64との間には、高電圧印加部9とは別の高電圧印加部65によって静電霧化用の高電圧を印加する。
The atomizing means 60 is an
ところで、上記噴霧ユニット50の外郭を成す噴霧ユニットケース51は、本体ケース1内に形成される送風路4を2つの分岐風路14,15に分岐させる隔壁としての役割も果たす。ここでの一方の分岐風路14は、絶縁スペーサ7の貫通孔10内に送風を導入させる風路であって、絶縁スペーサ7を介して上流側と下流側に仕切られる噴霧ユニットケース51の内部空間のうち、上流側の内部空間によって形成される。また、他方の分岐風路15は、静電霧化部70で霧化されて放出されたミストと合流し、該ミストを風に乗せて外部に吐出させる風路であって、本体ケース1内の送風路4のうち、分岐部分よりも下流側の風路において噴霧ユニットケース51内を除いた部分で形成される。図示例では、分岐風路15は静電霧化部70から放出されたミストと合流した後に吐出口3から外部に吐出される構造になっているが、分岐風路15から外部に吐出された送風が外部空間にてはじめてミストと合流するような構造であってもよい。
By the way, the
なお、分岐風路14を、少なくとも絶縁スペーサ7や上流側電極8aの周囲を通過して流れるように設けてもよい。この場合には、放電時に高温となる絶縁スペーサ7や上流側電極8aを冷却することができる。また、送風路4を、3以上の分岐風路に分岐させる構造にしてもよく、この場合には、分岐風路の少なくとも一つを、ミストと合流する送風を送り出すための風路とすればよい。
The
上記構成から成る本例の噴霧装置において、図示しない制御回路部に対して適宜の操作入力手段により運転開始指令を入力すると、指令を受けた制御回路部は、送風器5を駆動させて送風路4内への外気導入を開始する。また、制御回路部は、高電圧印加部9によって放電部6の電極8a,8b間に高電圧の交流電圧又はパルス電圧を印加させるとともに、高電圧印加部65によって、静電霧化部70の印加電極63と対向電極64との間に高電圧の直流電圧を印加する。
In the spray apparatus of this example having the above-described configuration, when an operation start command is input to a control circuit unit (not shown) by appropriate operation input means, the control circuit unit that has received the command drives the
放電部6においては、高電圧の交流電圧又はパルス電圧を印加することにより、放電部6の貫通孔10内で沿面放電が開始され、該貫通孔10内の微小空間において、マイクロメータサイズの微小なプラズマであるマイクロプラズマが、高密度で生成される。上記貫通孔10内で生じるマイクロプラズマ放電により、非常に高密度でスーパーオキサイドラジカル、ヒドロキシラジカル、窒素酸化物、硝酸イオン等の有効成分が生成される。
In the
ここで、分岐風路14を通じて放電部6に向けて送られた送風は、絶縁スペーサ7の貫通孔10内に導入され、貫通孔10内で高密度に生成された上記有効成分を空気に混合させて下流側に送り出し、貫通孔10の下流端開口と連通する液溜め部13内に向けて、直接的に上記有効成分を送り込む。
Here, the air sent toward the
そして、液溜め部13内に収容される液Lである水中に、直前の貫通孔10内で生成された大量の上記有効成分が速やかに導入されて溶解することで、液溜め部13内には過酸化水素や硝酸が高濃度で生成される。つまり、有効成分であるスーパーオキサイドラジカルやヒドロキシラジカルが水中に溶解することで過酸化水素が生成されるとともに、同じく有効成分である窒素酸化物や硝酸イオンが水に溶解することで硝酸が生成されるので、液溜め部13内の水は、過酸化水素や硝酸が溶解されたものに改質されることとなる。また、放電により生じたオゾンも液溜め部13内の水に溶解される。
Then, a large amount of the active ingredient generated in the immediately preceding through
加えて、液溜め部13内の水は隣接する下流側電極8bの熱を奪うので、運転中に高温となる下流側電極8bの熱除去を行うことにもなる。これにより、下流側電極8bに与える負荷が低減される。
In addition, the water in the
なお、放電部6の貫通孔10は数100μm程度と非常に微小径に設けているため、空気の流通は確保しながらも、液溜め部13内に充填される水が貫通孔10内に侵入することは表面張力によって防止する。したがって、放電部分が濡れて放電状態が変化することがなく、上記有効成分は安定的に生成される。
In addition, since the through
一方、静電霧化部70においては、液溜め部13内の改質された液Lに高電圧の直流電圧を印加することにより、液搬送部12の先端開口12aに搬送された液Lに電荷が集中し、レイリー分裂を繰り返しながら、ナノメータサイズの微小な粒径のミストであるナノイオンミストを大量に発生させる。ナノイオンミストは、対向電極64の中央孔を通って分岐風路15内に合流し、分岐風路15内の送風にも乗って吐出口3から外部に放出される。
On the other hand, in the
外部に吐出されたナノイオンミストに含まれる過酸化水素は、脱臭や除菌等の効果を発揮し、ナノイオンミストに含まれる硝酸中の硝酸イオンは、毛髪を弱酸性にするとともに保水力を与える髪質改善効果を発揮すると考えられる。したがって、放電条件等を適宜調整して過酸化水素と硝酸の生成バランスを調整することで、脱臭や除菌等の効果を優位に発揮させるか、或いは、髪質改善効果を優位に発揮させるかを、選択することができる。前者の場合は、例えば空気清浄機等で用いる場合に好ましく、後者の場合は、例えばヘアードライヤ等で用いる場合に好ましい。 The hydrogen peroxide contained in the nanoion mist discharged to the outside exerts effects such as deodorization and sterilization, and the nitrate ions in the nitric acid contained in the nanoion mist make the hair weakly acidic and provide water retention. It is thought that the quality improvement effect is demonstrated. Therefore, by adjusting the discharge conditions etc. as appropriate to adjust the production balance of hydrogen peroxide and nitric acid, whether the effect of deodorization, sterilization, etc. is exerted predominately, or the effect of improving hair quality is exerted predominately Can be selected. The former case is preferable when used in, for example, an air cleaner, and the latter case is preferable when used in, for example, a hair dryer.
図2には、本例の噴霧装置をヘアードライヤ等の温風吐出装置として用いた場合の変形例を示している。この場合には、送風器5からの送風を下流側に送り出す送風路4を3つの分岐風路14,15,16に分岐させ、そのうちの一つを温風吐出用に用いている。つまり、一つの分岐風路14を、絶縁スペーサ7の貫通孔10内に送風を導入させる風路とし、他の分岐風路15を、ナノイオンミストを風に乗せて外部に吐出させる風路とし、更に他の分岐風路16を、ヒータ66を内蔵しており且つ該ヒータ66で加熱した温風を外部に吐出させる風路としている。分岐箇所としては、送風器5の下流側にて分岐風路15と分岐風路16が分岐し、該分岐箇所の更に下流側にて分岐風路15から分岐風路14が分岐する構造である。このように分岐させておくことで、ナノイオンミストが熱により消滅することが防止される。なお、他の分岐風路を更に設けていてもよく、これら複数の分岐風路のうち少なくとも一つにヒータ66を内蔵していれば温風吐出装置として好適に使用可能である。
FIG. 2 shows a modification in which the spray device of this example is used as a hot air discharge device such as a hair dryer. In this case, the
図中の符号80は、本体ケース1から延設されるグリップ部である。また、図中の符号81は制御回路部であり、送風器5からの送風の妨げとならない箇所に設置しているが、回路を冷却するために送風路4中又は該送風路4から分岐した流路中に設置してもよい。
図3には、本例の噴霧装置を空気清浄機等の空気調和機として用いた場合の変形例を示している。この場合には、送風路4内において噴霧ユニット50よりも上流側にフィルタ85を配置し、フィルタ85を通過して清浄化された送風を噴霧ユニット50に送り込むようになっている。噴霧ユニット50から放出されるナノイオンミストが本体ケース1に大量に付着すると、該本体ケース1が帯電してミスト発生を阻害する場合があるため、噴霧ユニット50は吐出口3の近傍に設置することが好ましい。
In FIG. 3, the modification at the time of using the spray apparatus of this example as air conditioners, such as an air cleaner, is shown. In this case, a
図2、図3のいずれの場合においても、マイクロプラズマ放電で生成した有効成分が大量に溶存したナノイオンミストは、粒径が非常に小さく且つ帯電したものとして外部に放出されるので、放出後に凝集を生じることなく遠方にまで容易に搬送されるという利点や、帯電しているために毛髪等の生体に付着して効果を発揮し易くなるという利点がある。しかも、放電部6と液溜め部13と静電霧化部70を噴霧ユニット50内にコンパクトに一体形成できるので、装置全体の大型化を招くこともない。
In both cases of FIG. 2 and FIG. 3, the nano ion mist in which a large amount of the active ingredient generated by the microplasma discharge is dissolved is discharged to the outside as having a very small particle size and charged. There is an advantage that it is easily transported to a distant place without causing any troubles, and since it is charged, it is easy to adhere to a living body such as hair and exert its effect. In addition, since the
次に、本発明の実施形態における第2例の噴霧装置について説明する。なお、本例の基本的な構成は上記した第1例と同様であるため、第1例と一致する構成については詳しい説明を省略し、第1例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。 Next, the spraying apparatus of the 2nd example in embodiment of this invention is demonstrated. Since the basic configuration of this example is the same as that of the first example, detailed description of the configuration that matches the first example is omitted, and only the characteristic configuration that is different from the first example is described below. It will be described in detail.
図4には、本例の噴霧ユニット50だけを示している。本例の噴霧ユニット50は、放電部6のマイクロプラズマ放電用の下流側電極8bを、静電霧化部70にて静電霧化用の高電圧印加に用いる印加電極63として兼用した構造である。そして、放電部6の上流側電極8aと下流側電極8bとを接続する高電圧印加部9が、液溜め部3内の液Lに対して静電霧化用の高電圧を印加するための高電圧印加部65として兼用される構造になっている。下流側電極8bは、液溜め部13の内部又は近傍に設置しておく。
FIG. 4 shows only the
ここで、高電圧印加部65を兼用する高電圧印加部9からは、下流側電極8bに対して、マイナス数kVの直流成分に数kVの交流成分を重畳させた高電圧を印加させるか(図5参照)、或いは、マイナス数kVの直流成分にマイナス数kVのパルス成分を重畳させた高電圧を印加させる(図6参照)。交流成分やパルス成分の周波数は、数百Hzから数千Hz程度が好ましい。一方、上流側電極8aに対しては、接地電圧等の下流側電極8bと比べて十分に低い電圧を印加する。これにより、上流側電極8aと下流側電極8bとの間でマイクロプラズマ放電を発生させるとともに、下流側電極8bに印加した電圧によって、液溜め部13内の液Lを介して液搬送部12の先端側に対しても高電圧を印加し、静電霧化を発生させることができる。
Here, from the high
ところで、静電霧化用の印加電圧としては直流電圧が好ましく、また、マイクロプラズマ放電用の印加電圧としては瞬間的に大電流を流すために交流電圧やパルス電圧が好ましいが、上記のように直流成分に交流成分やパルス成分を重畳した高電圧を下流側電極8bに印加することで、全体において静電霧化を行うとともに、交流成分やパルス成分が重畳されて成る最大の高電圧によって有効成分を発生させることができる。即ち、一つの電源回路によって、静電霧化とマイクロプラズマ放電の両方が確実に実現される。
By the way, a DC voltage is preferable as an applied voltage for electrostatic atomization, and an AC voltage or a pulse voltage is preferable as an applied voltage for microplasma discharge in order to flow a large current instantaneously. By applying a high voltage in which an alternating current component or pulse component is superimposed on a direct current component to the
また、本例の静電霧化部70では、液溜め部3から突設される液搬送部12の周側面を、先端側ほど小径となるようなテーパ状に形成しており、全体として略円錐形状になっている。したがって、液搬送部12の最も小径な先端部に電界が効果的に集中し、強力な電界強度のもとで、安定的に静電霧化を生じさせることができる。液搬送部12は、少なくとも先端部の周側面がテーパ状に形成してあればよい。
Moreover, in the
なお、本例の静電霧化部70では対向電極64を備えていない。対向電極64を備えない場合には、備える場合と比較して静電霧化用に比較的高い電圧印加が必要になり、周囲が同極性に帯電することでナノイオンミストの生成を阻害しやすくなるといった不利はあるが、ナノイオンミスト自体は問題なく生成可能であり、コンパクト化や低コスト化が実現されるという利点がある。
Note that the
次に、本発明の実施形態における第3例の噴霧装置について説明する。なお、本例の基本的な構成は上記した第2例と同様であるため、第2例と一致する構成については詳しい説明を省略し、第2例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。 Next, the spraying apparatus of the 3rd example in the embodiment of the present invention is explained. Since the basic configuration of this example is the same as that of the second example described above, detailed description of the configuration that matches the second example is omitted, and only the characteristic configuration that is different from the second example is described below. It will be described in detail.
図7には、本例の噴霧ユニット50だけを示している。本例の噴霧ユニットケース51には開閉蓋52を設けており、この開閉蓋52を開けることで、放電部6と液溜め部13と静電霧化部70とが一体に構成された着脱ブロック90が、噴霧ユニットケース51内から取り外し可能となっている。噴霧ユニットケース51には、着脱ブロック90を噴霧ユニットケース51内に装着したときに上流側電極8aに電気接続する端子91と、下流側電極8bに電気接続する端子92が設けてあり、両端子91,92を高電圧印加部9に接続させている。着脱ブロック90は、これら端子91,92や図示しないガイド構造によって、噴霧ユニットケース51内にて位置決めされるように設けている。
FIG. 7 shows only the
図示例では、放電部6と液溜め部13と静電霧化部70とが一体に着脱される構造であるが、少なくとも液溜め部13が着脱自在であればよい。つまり、液溜め部13だけが着脱自在である構造や、液溜め部13と放電部6が一体に着脱自在である構造や、液溜め部13と静電霧化部70が一体に着脱自在である構造でも構わない。
In the illustrated example, the
また、噴霧装置の本体ケース1から噴霧ユニット50ごと取り外し可能な構造であっても構わない。いずれの構造であっても、外部に取り出した液溜め部13に液Lを補充することや、液溜め部13や液搬送部12に付着したスケールを除去する等の各種メンテナンスが可能となる。
Moreover, the structure which can be removed with the spraying
次に、本発明の実施形態における第4例の噴霧装置について説明する。なお、本例の基本的な構成は上記した第2例と同様であるため、第2例と一致する構成については詳しい説明を省略し、第2例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。 Next, the spraying apparatus of the 4th example in the embodiment of the present invention is explained. Since the basic configuration of this example is the same as that of the second example described above, detailed description of the configuration that matches the second example is omitted, and only the characteristic configuration that is different from the second example is described below. It will be described in detail.
図8には、本例の噴霧ユニット50だけを示している。本例の液溜め部13からは細長いパイプ状の液供給路11を延設しており、該液供給路11には、噴霧ユニットケース51外に設置した第2溜め部95を連通接続させている。第2液溜め部95は水タンクであり、その底面には熱交換器96の冷却部96aを接続させているので、熱交換器96を駆動すると第2液溜め部95の少なくとも底面と側面が冷却され、第2液溜め部95内に結露水が生成及び貯留されていく。
FIG. 8 shows only the
上記熱交換器96はペルチェユニットであって、複数のペルチェ素子を、冷却板から成る冷却部96aと放熱板から成る放熱部96bとでは挟み込むことで形成している。すなわち、本例の噴霧ユニット50では、上記液供給路11と第2液溜め部95と熱交換器96とによって、空気中の水分を収集して上記液溜め部13内に順次供給していく液供給手段を構成している。
The
なお、熱交換器96は、ポンプ等の圧力を利用した熱交換方式のものであってもよい。また、液供給手段を、ゼオライトやシリカゲルのような吸湿剤を用いることで非運転時に空気中の水分を回収しておき、使用時に加熱する等の他の手段によって構成しても構わない。
Note that the
したがって、使用者にとっては液補給の手間が不要になって使い勝手が向上するという利点や、第2液溜め部95から液溜め部13にまで液供給路11の毛細管現象によって適量ずつ液Lが供給されるように設けることで、必要濃度の有効成分が溶存した液Lを、液溜め部13内において短時間で生成することができるという利点がある。
Therefore, for the user, the liquid L is supplied in an appropriate amount from the advantage that the trouble of replenishing the liquid becomes unnecessary and the usability is improved and the capillary phenomenon of the
なお、本例では対向電極64を設置しているため、比較的低い電圧印加で静電霧化を生じさせることができ、周囲が同極性に帯電することを防止できる。したがって、ナノイオンミストは効率的に生成される。
In this example, since the
次に、本発明の実施形態における第5例の噴霧装置について説明する。なお、本例の基本的な構成は上記した第4例と同様であるため、第4例と一致する構成については詳しい説明を省略し、第4例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に詳述する。 Next, the spraying device of the 5th example in the embodiment of the present invention is explained. Since the basic configuration of this example is the same as that of the fourth example described above, detailed description of the configuration that matches the fourth example is omitted, and only the characteristic configuration that is different from the fourth example is described below. It will be described in detail.
図9には、本例の噴霧ユニット50だけを示している。本例においては、第2液溜め部95から液溜め部13にまで液Lを供給する細長いパイプ状の液供給路11と、同じく細長いパイプ状の液搬送部12とを、直接L字状に連結させている。そして、このL字状の連結部分または連結部分近傍を放電部6の貫通孔10に連通接続させている。つまり、本例では、上記液供給路11及び液搬送部12の一部を、液溜め部13として兼用した構造になっている。
FIG. 9 shows only the
したがって、第2液溜め部95から液供給路11、液搬送部12へと適量ずつ液Lが順次供給されるように設けておけば、必要濃度の有効成分が溶存した液Lを非常に短時間で生成して液搬送部12の先端に供給し、静電霧化して速やかに放出することができる。
Therefore, if the liquid L is provided so that appropriate amounts are sequentially supplied from the
5 送風器
6 放電部
7 絶縁スペーサ
8a 上流側電極
8b 下流側電極
9 高電圧印加部
10 貫通孔
11 液供給路
12 液搬送部
13 液溜め部
14 分岐風路
15 分岐風路
16 分岐風路
60 霧化手段
63 印加電極
64 対向電極
66 ヒータ
70 静電霧化部
95 第2液溜め部
96 熱交換器
L 液
DESCRIPTION OF
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JP2008138763A JP2009285542A (en) | 2008-05-27 | 2008-05-27 | Atomizer |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011200823A (en) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Panasonic Electric Works Co Ltd | Electrostatic atomizer |
-
2008
- 2008-05-27 JP JP2008138763A patent/JP2009285542A/en not_active Withdrawn
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