JP2009280944A - 保温着 - Google Patents

保温着 Download PDF

Info

Publication number
JP2009280944A
JP2009280944A JP2008157431A JP2008157431A JP2009280944A JP 2009280944 A JP2009280944 A JP 2009280944A JP 2008157431 A JP2008157431 A JP 2008157431A JP 2008157431 A JP2008157431 A JP 2008157431A JP 2009280944 A JP2009280944 A JP 2009280944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jersey
funnel
user
neck
circumference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008157431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4187784B1 (ja
Inventor
Noriko Matsushita
紀子 松下
Yoshio Uchida
美穂 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SELF SECURITY KK
Self Security Co Ltd
Original Assignee
SELF SECURITY KK
Self Security Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SELF SECURITY KK, Self Security Co Ltd filed Critical SELF SECURITY KK
Priority to JP2008157431A priority Critical patent/JP4187784B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4187784B1 publication Critical patent/JP4187784B1/ja
Priority to US12/457,250 priority patent/US20090307823A1/en
Publication of JP2009280944A publication Critical patent/JP2009280944A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】ゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の保温着本体に縫合した保温着において、前記ジャージー製タートルネック部を就寝中に所定着用位置に確実に保持すること。
【解決手段】保温着は、利用者の肩から耳付近までの長さで、その最大筒周りが利用者の頭周りより1割から2割程度大きく且つその最小筒周りが利用者の頭周りと同程度のサイズのジャージー製漏斗状体20が丸首の綿ジャージー製保温着本体10に縫合されている。ジャージー製漏斗状体20は、高い伸縮方向を縦に且つ二重にした綿ジャージー生地の前側衿部材21と後側衿部材の2つの布部材を縫合して形成されている。ジャージー製漏斗状体20の上端部には一対の耳掛け穴23,23が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、首を快適に保温できる保温着であって、主に就寝時の着用に適した保温着に関する。
就寝時に鼻や喉の乾燥を防止することが風邪予防に効果があること、そのためには就寝時に首を適度に保温することが効果的であることは周知の事実である。首の保温のためのネックウォーマーは、ウール、フリース、綿などの様々な生地のものが市販されている。この市販のネックウォーマーは、筒回りが利用者の首周りと同程度又は1割程度小さい略円筒状体からなり、使用時には生地の高い伸縮性によって前記略円筒状体を利用者の首に密着させ、これによってネックウォーマーは着用位置に保持される。しかしながら、この市販のネックウォーマーは、首への圧迫感があること、及び保温効果が高過ぎることの理由で就寝時用保温具には適さないものである。実用新案登録第3105978号公報(特許文献1)、実用新案登録第3105271号公報(特許文献2)、実用新案登録第3099460号公報(特許文献3)に開示されているネックウォーマーも、同様の理由から、就寝時用保温具としては利用されていないようである。
市販のウールのニットのタートルネックセーターや綿100%リブ編タートルネックセーターや綿ジャージー製のタートルネックインナーウエアは、筒回りが利用者の首周りと同程度で且つ長さが首の2倍程度のタートルネック部を供えたものである。そして、前記タートルネック部は、使用時には、生地の高い伸縮性によって利用者の首に密着し、その位置に保持されるものである。これらのタートルネックセーターやタートルネックインナーウエアは、寒い時期の保温着としては快適であるが、就寝時に着用されることは通常はありえない。首への圧迫感があるからである。
それでも綿ジャージー製のタートルネックインナーウエアを就寝時に着用する人々もいるが、彼らが風邪にかかり難くなったとは考えられない。その綿ジャージー製タートルネック部は、首の上部をカバーすることができないために、風邪予防に効果があるとされる首全体の快適な保温が出来ないからである。
フリース製タートルネック部を丸首のフリース製パジャマ本体に縫合したタートルネックパジャマも市販されている。前記フリース製タートルネック部は、その筒周りは利用者の頭周りと同程度の大きなタートルネック部、言わば、ゆったりサイズのタートルネック部である。このため、前記フリース製タートルネック部は、使用時には、生地の高い伸縮性によって利用者の首に密着し、その位置に保持されることが不可能である。それでも使用時に前記フリース製タートルネック部が、利用者の首の回りに保持されるのは、その長さが利用者の首の半分程度と短いこと、及び比較的厚手のフリース生地を二重にして形成されて腰折れし難い構造であるからである。ところで、前記フリース製タートルネック部は、比較的厚手のフリース生地を二重にしてあるが、伸縮方向を横にして形成されているので、頭周り程度の筒周りは着脱時には3〜4割程度も拡大する。従って、この従来のタートルネックパジャマは、着脱容易で、着用時に圧迫感がない。
しかしながら、この従来のタートルネックパジャマは、首を快適に保温することが出来ない。何故なら、この従来のタートルネックパジャマを着用すると、首をぐるりと囲む略円筒状隙間、それも片端開口の略円筒状隙間が、前記フリース製タートルネック部と利用者の首の間に形成されるからである。即ち、前記片側開口の略円筒状隙間は、間隔は最大が30mm〜40mm程度もあって、利用者の肩側は閉じているが顎側は外に開いているものである。このため、この従来のタートルネックパジャマを着用して就寝すると、冷えた外気が利用者の顎下付近から前記略円筒状隙間に入り込んで、前記フリース製タートルネック部の保温効果を低下させ、風邪予防効果を発揮し難くしているのである。
実用新案登録第3105978号公報 実用新案登録第3105271号公報 実用新案登録第3099460号公報
本発明が解決しようとする第1の課題は、ゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の保温着本体に縫合した保温着において、就寝時に利用者の首を快適に保温する保温着を提供することである。なお、本明細書で、ゆったりサイズのタートルネック部とは、筒周りが利用者の頭周よりも小さくないタートルネック部をいう。
本発明が解決しようとする第2の課題は、ゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の保温着本体に縫合した保温着において、前記ジャージー製タートルネック部を就寝中に所定着用位置に確実に保持することである。なお、本明細書において、前記ジャージー製タートルネック部の所定着用位置とは、前記ジャージー製タートルネック部が利用者の少なくとも顎と首を同時にカバーする着用位置をいう。
上述の課題を解決する第1の保温着は、利用者の肩から耳付近までの長さで筒周りがゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の保温着本体に縫合した保温着であって、前記ジャージー製タートルネック部を高い伸縮方向を縦に且つ二重にしたジャージー生地で形成したジャージー製漏斗状体としたことを特徴とするものである。
上述の課題を解決する第2の保温着は、利用者の肩から耳付近までの長さで筒周りがゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の保温着本体に縫合した保温着であって、前記ジャージー製タートルネック部を高い伸縮方向を縦に且つ二重にしたジャージー生地で形成したジャージー製漏斗状体としたこと、及び前記ジャージー製漏斗状体の上端部に一対の耳掛け穴を形成したことを特徴とするものである。
本発明により、利用者の肩から耳付近までの長さで筒周りがゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を有する保温着であって、着脱容易で、圧迫感のない快適な着用感が得られ、且つ、就寝時に利用者の首を快適に保温する保温着が提供された。
また、本発明に係る保温着は風邪予防効果、睡眠改善効果、保湿効果を奏することが認められた。
本発明の保温着は、利用者の肩から耳付近までの長さで、その最大筒周りが利用者の頭周りより1割から2割程度大きく且つその最小筒周りが利用者の頭周りと同程度か1割程度小さいサイズのジャージー製漏斗状体を綿ジャージーの丸首の保温着本体に縫合したものであって、前記ジャージー製漏斗状体を高い伸縮方向を縦に且つ二重にした綿ジャージー生地で形成したこと、及び前記漏斗状体の上端部に一対の耳掛け穴を形成したことを特徴とするものである。
本発明の実施例1の保温着は、図1と図2に示す如く、ゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の綿ジャージー保温着本体10に縫合した保温着1において、前記ジャージー製タートルネック部を、高い伸縮方向を縦に且つ二重にしたジャージー生地で形成されたジャージー製漏斗状体20としたものである。そして、ジャージー製漏斗状体20はその長さが利用者の肩から耳付近まで、その最大筒周りが利用者の頭周りより1割から2割程度大きく且つその最小筒周りが利用者の頭周りと同程度のサイズのものであり、高い伸縮方向を縦に且つ二重にした綿ジャージー生地で形成されている。更に、ジャージー製筒状体20の上端部には一対の耳掛け穴23,23をそれぞれ設けている。
高い伸縮方向を縦に且つ二重にした綿ジャージー生地で形成されたジャージー製漏斗状体20は、着脱や洗濯を繰り返しても、その筒回りが拡大し難く、従って、綿ジャージー製漏斗状体の最初の形状を概ね保持し続けることができる。
ジャージー製漏斗状体20は、前側衿部材21と後側衿部材22の対応する左右の側端部は縫い代を重ね合わせて縫合し、更に、前記前側衿部材21の上端部と後側衿部材22の上端部は縫い代10mm程度を折り返して縫合して製作されている。
前側衿部材21と後側衿部材22の左右の縫い代を重ねて縫い合わせした部分、即ち衿部材縫合部20b,20bは、綿ジャージー生地が四重になっている。また、ジャージー製漏斗状体20の上側開口端部20aも綿ジャージー生地が四重になっている。
実施例1において、一対の耳掛け穴23,23は、前側衿部材21の左右の上端部にそれぞれ設けられているが、これは前側衿部材21を後側衿部材22の2倍程度大きくしためである。逆に、後側衿部材22を前側衿部材21の2倍程度大きくした場合には、一対の耳掛け穴23,23は後側衿部材22の左右の上端部にそれぞれ設けられる。或いは、前側衿部材21は後側衿部材22より2割程度大きくした場合には、一対の耳掛け穴23,23は衿部材縫合部20b,20bの上部に設けられる。
実施例1において、一対の耳掛け穴23,23は、横長の楕円形耳掛け穴である。耳掛け穴23,23の周縁には、緩衝部23aが形成されている。緩衝部23aは、耳掛け穴23の周縁に、ゴム紐のようなクッション材を取り付けて形成されている。ジャージー製漏斗状体20は高い伸縮方向を縦に且つ二重にした綿ジャージー生地で形成されているので、着脱や洗濯を繰り返しても、布製漏斗状体の最初からの形状を概ね保持し続けることができ、従って一対の耳掛け穴23,23の相対位置が変わることがない。なお、一対の耳掛け穴23,23は円形や横長の長方形でもよい。
ジャージー製漏斗状体20は、その長さが利用者の肩から耳付近までの長さ、例えば22cmである。また、ジャージー製漏斗状体20は、その最大筒周りが利用者の頭周りより1割から2割程度大きいサイズ、例えば70cmである。更に、その最小筒周りは利用者の頭周りと同程度のサイズ、例えば58cmである。ジャージー製漏斗状体20は、その上側開口端部20aが最大の筒周りであって、下側開口端部20cに向かって徐々に筒周りが小さくなる漏斗状体である。但し、完全な漏斗形ではなく、上半分ぐらいは略漏斗形、下半分は略円筒形である。更に、下半分の略円筒形は上半分が略円筒形で下半分は略逆漏斗形体である。従って、ジャージー製漏斗状体20の最小筒周りは上記略円筒形の部分、即ち、着用時に利用者の首をカバーする部分の筒周りである。要するに、ジャージー製漏斗状体20は、市販のタートルネックセーターのタートルネック部とは比較にならない程の大きなタートルネック部である。
ジャージー製漏斗状体20の上方への位置ずれを防止する丸首の保温着本体10は、高い伸縮方向を横に且つ一重にした綿ジャージー生地で形成され、保温着本体部11、衿ぐり12、及び腕の付け根付近まで延伸した肩カバー部14,14を備え、下端部15が利用者2の臀部付近までの長さの丸首の綿ジャージーの着衣である。下端部15は、綿ジャージー生地が10mm程度の縫い代を折り返されて、且つ縫合されている。
上述の如く製作されたジャージー製漏斗状体20の下端開口端20cを保温着本体10の衿ぐり12に縫い付ければ、実施例1の保温着が完成する。従って、保温着は構成及び製作工程は簡単であり、低コストで製作できる。なお、実施例1において、ジャージー製漏斗状体20は純綿ジャージー生地を用いて製作されているが、混綿ジャージー生地でもよい。また、縦方向と横方向の伸縮率が綿ジャージー生地と同等の合繊ジャージー生地やシルクジャージー生地を用いることも可能である。
以下、実施例1の保温着の特徴的作用効果等について説明する。
(保温着の着脱)
保温着は、図5に示す如く、通常はパジャマの上に重ねて着用するものである。ところで、ジャージー製漏斗状体20は、高い伸縮方向を縦に且つ二重にした綿ジャージー生地で形成されているので、横方向には殆ど伸びず、その筒回りは着脱時にも殆ど拡大することはない。それでも、就寝時用保温着の着脱は極めて簡単である。利用者2は保温着を頭から被り、ジャージー製漏斗状体20から顔の上半分が露出したら、一対の耳掛け穴23,23に両耳を引っ掛けるだけで、就寝時用保温着の着用が完了する。そして、着用が完了すると同時に、ジャージー製漏斗状体20は、初期所定着用位置に保持される。また、着用した就寝時用保温着を外すことも簡単である。即ち、利用者2は被りタイプの保温着0を脱ぐだけでよい。
(綿ジャージー製漏斗状体の所定着用位置への保持)
実施例1の保温着を着用し、ベッドに仰向けに寝ているときの利用者を真横から見る と、図5の斜視図の如く、ジャージー製漏斗状体20の前側部分の上端縁は利用者2の目よりも下にある。即ち、保温着は、利用者2の目を塞ぐことはないのである。これは、ジャージー製漏斗状体20の一対の耳掛け穴23,23は利用者2の両耳3,3に掛けられているが、ジャージー製漏斗状体20の前側の上半分は利用者2の顎に引っ張られているからである。言わば、ジャージー製漏斗状体20の前側の上半分は、利用者の両耳と顎の三点で支持されているのである。寝入りばなには、図5に示す如く、ジャージー製漏斗状体20は利用者の顎と首を同時にカバーしているだけでなく、両頬、口、及び鼻まで切れ目無く同時にカバーしている。以下、必要に応じて、この着用位置を初期所定着用位置という。なお、ジャージー製漏斗状体20の一対の耳掛け穴23,23は利用者2の両耳3,3に掛けられている状態で、ジャージー製漏斗状体20の前側を首側に引っ張ると、鼻だけ、或いは鼻と口を簡単に露出させることもできる。
ところで、ジャージー製漏斗状体20の一対の耳掛け穴23,23を両耳に掛けて就寝しても、就寝中に一対の耳掛け穴23,23が耳から外れることもある。場合によっては、利用者が意識的に外すこともある。就寝中に一対の耳掛け穴23,23が耳から外れたり、外されたりした場合は、実施例1の保温着は実施例2の保温着と機能的には同じになる。
即ち、耳掛け穴が外れている場合は、ジャージー製漏斗状体20の前側部分は両耳と顎の三点での支持ができないので、実施例2の図6の斜視図と同様に、ジャージー製漏斗状体20は利用者2の口と両頬と首の全部を包むようにカバーする。これは、ジャージー製漏斗状体20がゆったりした筒回りサイズであるため、その前側部分の中央部分が自重で利用者に覆い被さってくるからである。
耳掛け穴が外れている場合に利用者が寝返りなどで動いても、ジャージー製漏斗状体20が所定着用位置から外れることはない。ジャージー製漏斗状体20の後側部分は、利用者が仰向けに寝ている場合には利用者の後頭部で、利用者が横向きに寝ている場合には利用者の側頭部でそれぞれ枕6に押さえつけられているからである。一方、ジャージー製漏斗状体20の前側部分は部分的に弛むが、その前側の上端部は利用者の口と顎の間辺りの位置までしか移動しないからである。
即ち、耳掛け穴が外れている場合に利用者が寝返りなどで動くと、その下側開口端部20cが保温着本体10の衿ぐり部12が縫い付けられているジャージー製漏斗状体20の前側部分は利用者の肩側方向に移動するが、最大限弛んでもその前側の上端部は利用者の口と顎の間辺りの位置までしか移動しない。ジャージー製漏斗状体20の下半分は最小筒周りの筒状部であるが、その筒周りは利用者の頭周りと同程度のサイズ、例えば58cmである。これに対して、カバーされる利用者の首周りは、例えば35cmである。この筒周りと首周りの間には23cmの大きな差が存在するために、耳掛け穴が外れている状態で利用者がベッドに仰向けに寝ると、ジャージー製漏斗状体20の前側の下半分は利用者の首の上で二つ乃至四つ程度の大きな皺を形成する。他方、ジャージー製漏斗状体20の上半分は最大筒周りと最小筒周りの間の筒周りサイズであり、その前側は利用者の顔に柔らかく当接し、当接箇所で皺になったり弛んだりすることはない。これが、ジャージー製漏斗状体20は、最大限弛んでも、その前側の上端部は利用者の口と顎の間辺りの位置までしか移動しない理由である。もう一つの理由は、ゆったりサイズのジャージー製漏斗状体20が弛み難いものであるからである。
ゆったりサイズのジャージー製漏斗状体20が弛み難いのは、基本的には、ジャージー製漏斗状体20を綿ジャージー生地の高い伸縮方向を縦にし、且つ二重にして製作したことである。上側開口端部20aを最大筒回りとし、首側方向に徐々に筒周りを小さくした漏斗状体としたことも、ゆったりサイズのジャージー製漏斗状体20を弛み難くしていると考えられる。更に、前側衿部材21と後側衿部材22の左右の端部を重ねて縫い合わせした部分、即ち衿部材縫合部20b,20bはジャージー製漏斗状体20の縦方向の芯として機能し、ジャージー製漏斗状体20が更に弛み難くしていると考えられる。ジャージー製漏斗状体20の衿部材縫合部20b,20bは、綿ジャージー生地が四重になった厚い縦長の縫い目であり、保温着の着用時に利用者の両耳の後辺りに位置するからである。
上述の如く、実施例1の保温着のジャージー製漏斗状体20は、就寝中に弛んでも、ジャージー製漏斗状体20の前側の上端部が利用者の口と顎の間辺りまでしか移動しない。即ち、最大限弛んだ状態でも、ジャージー製漏斗状体20はその前側部分が利用者の首と顎を切れ目無く同時にカバーしている。従って、実施例1の保温着においては、ジャージー製漏斗状体20は最大限弛んでも所定着用位置に確実に保持される。
(保温着の保温機能)
実施例1の保温着の快適な保温機能は、主に、ジャージー製漏斗状体20と利用者の首の間に形成され、首をぐるりと囲み、且つ利用者の肩側端部も顎側端部も閉じた筒状閉鎖隙間によって達成されている。前記筒状閉鎖隙間は、長さは利用者の首の長さと同じで、間隔は様々であるが最大は20mm程度である。そして、この筒状閉鎖隙間に閉じ込められた空気が、利用者の首全体を包み、冷えた外気が利用者の首に直接伝わらないように機能すると共に、利用者の体温に近い温度を保持する。換言すれば、実施例1の保温着の快適な保温機能は、主に、ジャージー製漏斗状体20と利用者の首の間に形成された筒状空気層によって達成されているのである。
また、実施例1の保温着の快適な保温機能は、前記ジャージー製漏斗状体20が利用者の首をぐるりと囲む前記筒状空気層を形成すると共に、残りの部分が利用者の両頬と顎を圧迫感なくカバーしていることによって更に効果的に達成されている。
上述の如き快適な保温機能を有するので、保温着を着用した場合は、冷えた外気は首から襲ってこないし、首から水分が逃げることもない。このことから、保温着のジャージー製漏斗状体20は、全身の快適な保温効果と共に、両頬並びに首の適度の保湿効果を奏することに貢献していると考えられる。また、保温着0が保温用肩カバーと保温用腹巻として機能しているから、肩や背中から冷えた外気が襲ってくることがない。
また、実施例1の保温着を着用した場合、そのジャージー製漏斗状体20は一対の耳掛け穴23,23が両耳3,3に掛けられているので、首と顎を隙間無くカバーするネックウォーマーとして機能すると共に、鼻、口及び両頬をカバーするフェイスマスクとして機能する。このため、図5から理解されるように、自分の温かい湿った呼気がジャージー製漏斗状体20の中に入り込むことになる。これらの作用により、女性の試着者には首、顎、両頬が適度に保湿される効果が認められた。
(保温着の着用感)
実施例1の保温着は体のどの部位にも圧迫感を与えない形状とサイズであるので、利用者2に快適な着用感を与えるものである。即ち、ジャージー製漏斗状体20の一対の耳掛け穴23,23が両耳3,3に掛けられている状態で利用者がベッドや布団に寝ているときには、ジャージー製漏斗状体20の前側の上半分は両耳と顎の三点で支持されているが、これは生地の伸縮性を利用したものではないので、利用者の顔を圧迫することはない。また、ジャージー製漏斗状体20の前側の下半分は自重によって首にふんわりと覆い被さるから、利用者の首を圧迫することはない。ジャージー製漏斗状体20の一対の耳掛け穴23,23が両耳3,3から外れた状態で利用者がベッドや布団に寝ているときには、ジャージー製漏斗状体20の前側部分は自重によって顔と首にふんわりと覆い被さるから、利用者の顔と首を圧迫することはない。このため、試着者の殆どが、やや厚手の柔らかい布でふんわり包まれたような暖かさ、安堵感を感じている。しかしながら、暑苦しさを訴える人がいることも予想された。事実、表1に示す如く、風邪予防効果を確認するための保温着の着用テストの際にも、暑がり屋の2人が暑苦しさを訴えた。
(風邪予防効果)
保温着1の風邪予防効果を確認するための保温着の着用テストの結果は、表1に示す如く、テスト結果が得られた試着者18人中の7人が風邪予防について非常に効果があると答えた。彼らは、喉に炎症ができ易かったり、鼻風邪をひき易かったりで、何らかの風邪予防対策を講じている人達であった。その中に数人が、この冬は耳鼻咽喉科や内科に行かなかったと喜んでいた。また、試着者18人中の11人は、滅多に風邪をひかない人が大部分であったが、彼らも保温着の風邪予防効果の可能性を認めた。これ程の顕著な風邪予防効果が得られる理由は、試着者の医師によれば、ジャージー製漏斗状体20が多数のリンパ節が集中している首と顎を快適に保温するので、これが免疫力を高めている可能性があるとのことであった。なお、テスト結果が得られなかった2人は、試着したら暑苦しくなったので、着用テストに参加しなかった人達である。なお、着用テスト期間は試着者により異なるが、3ケ月から6ケ月の間であった。
Figure 2009280944
(睡眠改善効果)
ところで、風邪予防効果を確認するための保温着の着用テストから、予想もしなかった睡眠改善効果が認められた。即ち、表1に示す通り、よく眠れる試着者7人を除く11人から、「よく眠れるようになった。」との報告があった。しかも、前記11人中8人からは「寝付きが非常によくなった。」、「熟睡できるようになった。」、「朝の寝覚めがよくなった。」、「夜中にトイレに起きる回数が減った。」、「靴下を履かなくても足が自然に温まるようになった。」などと、驚きと喜びの感想が寄せられた。睡眠導入剤を常時服用していた3人は服用する頻度が激減し、睡眠導入剤を時々服用していた2人は服用しなくなった。実施例1の保温着が睡眠改善効果を奏する医学的な理由は、自らも安眠できるようになったことを実感した試着者の医師にも分からないとのことであった。
(鼻呼吸促進機能)
実施例1の保温着を着用すると、ジャージー製漏斗状体20の上半分は鼻と口と両頬を被う大きなフェイスマスク、或いは口と両頬を被う大きなフェイスマスクとして機能している。そして、前記フェイスマスクは両耳と顎の3点で安定的に支持されている。このために、ジャージー製漏斗状体20の上半分の前側部分は利用者2の下顎を持ち上げるように作用する。実際に利用してみれば分かるが、下顎を持ち上げる力は小さいのに口を開けることは難しく、自然に口を閉じることになる。従って、利用者2は就寝中に、健康に良いと言われている鼻呼吸を自然に行うようになる。
本発明の実施例2の保温着は、図3と図4に示す如く、ゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の綿ジャージー保温着本体10に縫合した保温着1において、前記ジャージー製タートルネック部を、高い伸縮方向を縦に且つ二重にしたジャージー生地で形成されたジャージー製漏斗状体20としたものである。そして、ジャージー製漏斗状体20はその長さが利用者の肩から耳付近まで、その最大筒周りが利用者の頭周りより1割から2割程度大きく且つその最小筒周りが利用者の頭周りと同程度のサイズのものであり、高い伸縮方向を縦に且つ二重にした綿ジャージー生地で形成されている。従って、実施例2の保温着の構造、形状、サイズは、実施例1の保温着と基本的には同じであるから、その詳細な説明は省略する。
以下、実施例2の保温着の特徴的作用効果等について説明する。
(保温着の着脱)
実施例2の保温着は、実施例1の保温着と同様に、その着脱は極めて簡単である。
(綿ジャージー製漏斗状体の所定着用位置への保持)
実施例2の保温着を着用し、ベッドに仰向けに寝ているときの利用者を真横から見た図6の斜視図に示す如く、ジャージー製漏斗状体20は利用者2の顔の略下半分と首の全部を包むようにカバーする。実施例1と異なり、耳掛け穴が設けられていないので、利用者の鼻をカバーすることは難しいが、両頬、口、及び首まで切れ目無く同時にカバーしている。保温着のジャージー製漏斗状体20はゆったりした筒回りサイズであるため、その前側部分が自重で利用者に覆い被さってくるからである。
ところで、利用者が寝返りなどで動いても、ジャージー製漏斗状体20が所定着用位置から外れることはない。ジャージー製漏斗状体20の後側部分は、利用者が仰向けに寝ている場合には利用者の後頭部で、利用者が横向きに寝ている場合には利用者の側頭部でそれぞれ枕6に押さえつけられているからである。一方、ジャージー製漏斗状体20の前側部分は部分的に弛むが、その前側の上端部は利用者の口と顎の間辺りの位置までしか移動しないからである。
即ち、利用者が寝返りなどで動くと、その下側開口端部20cが保温着本体10の衿ぐり部12が縫い付けられているジャージー製漏斗状体20の前側部分は利用者の肩側方向に移動するが、最大限弛んでもその前側の上端部は利用者の口と顎の間辺りの位置までしか移動しない。ジャージー製漏斗状体20の下半分は最小筒周りの筒状部であるが、その筒周りは利用者の頭周りと同程度のサイズ、例えば58cmである。これに対して、カバーされる利用者の首周りは、例えば35cmである。この筒周りと首周りの間には23cmの大きな差が存在するために、利用者がベッドに仰向けに寝ると、図6に示す如く、ジャージー製漏斗状体20の前側の下半分は利用者の首の上で二つ乃至四つ程度の大きな皺を形成する。他方、ジャージー製漏斗状体20の上半分は最大筒周りと最小筒周りの間の筒周りサイズであり、その前側は利用者の顔に柔らかく当接し、当接箇所で皺になったり弛んだりすることはない。これが、ジャージー製漏斗状体20は、最大限弛んでも、その前側の上端部は利用者の口と顎の間辺りの位置までしか移動しない理由である。もう一つの理由は、ゆったりサイズのジャージー製漏斗状体20が弛み難いものであるからである。
ゆったりサイズのジャージー製漏斗状体20が弛み難いのは、基本的には、ジャージー製漏斗状体20を綿ジャージー生地の高い伸縮方向を縦にし、且つ二重にして製作したことである。上側開口端部20aを最大筒回りとし、首側方向に徐々に筒周りを小さくした漏斗状体としたことも、ゆったりサイズのジャージー製漏斗状体20を弛み難くしていると考えられる。更に、前側衿部材21と後側衿部材22の左右の端部を重ねて縫い合わせした部分、即ち衿部材縫合部20b,20bはジャージー製漏斗状体20の縦方向の芯として機能し、ジャージー製漏斗状体20が更に弛み難くしていると考えられる。ジャージー製漏斗状体20の衿部材縫合部20b,20bは、綿ジャージー生地が四重になった厚い縦長の縫い目であり、保温着の着用時に利用者の両耳の後辺りに位置するからである。
上述の如く、実施例2の保温着のジャージー製漏斗状体20は、就寝中に弛んでも、ジャージー製漏斗状体20の前側の上端部が利用者の口と顎の間辺りまでしか移動しない。即ち、最大限弛んだ状態でも、ジャージー製漏斗状体20はその前側部分が利用者の首と顎を切れ目無く同時にカバーしている。従って、実施例2の保温着においては、ジャージー製漏斗状体20は最大限弛んでも所定着用位置に確実に保持される。
(保温着の着用感)
実施例2の保温着は、体のどの部位にも圧迫感を与えない形状とサイズであるので、実施例1と同様に、利用者2に快適な着用感を与えるものである。即ち、利用者がベッドや布団に寝ているときには、ジャージー製漏斗状体20の前側部分は自重によって顔と首にふんわりと覆い被さるから、利用者の顔と首を圧迫することはない。このため、試着者の殆どが、やや厚手の柔らかい布でふんわり包まれたような暖かさ、安堵感を感じている。
(風邪予防効果)
実施例2の保温着については、風邪予防効果を確認するための着用テストは行っていない。しかしながら、実施例2の保温着は、実施例1の保温着と基本的には同じ構造であるから、風邪予防効果を奏することは明らかである。なお、フェイスマスクとしては鼻と口を同時にカバーすることはできないが、口はカバーできる。従って、自分の温かい湿った呼気の一部がジャージー製漏斗状体20の中に入り込むことになる。
(睡眠改善効果)
実施例2の保温着を着用して就寝すると、明らかに睡眠改善効果が認められた。実施例2の保温着の着用状態は、耳掛け穴を耳から外して実施例1の保温着を着用した状態と同じであるからである。
実施例1の保温着の正面図である。 実施例1の保温着の背面図である。 実施例2の保温着の正面図である。 実施例2の保温着の背面図である。 実施例1の保温着を着用し、ベッドに仰向けに寝ているときの利用者を真横から見た斜視図である。 実施例2の保温着を着用し、ベッドに仰向けに寝ているときの利用者を真横から見た斜視図である。
符号の説明
1 保温着
2 利用者
3 耳
5 ベッド
6 枕
10 保温着本体
11 本体部
12 衿ぐり部
13 袖ぐり部
14 肩カバー部
20 ジャージー製漏斗状体
20a 上側開口端部
20b 衿部材縫合部
20c 下側開口端部
21 前側衿部材
22 後側衿部材
23 耳掛け穴
23a 緩衝部
































Claims (8)

  1. ゆったりサイズのジャージー製タートルネック部を丸首の保温着本体に縫合した保温着において、前記ジャージー製タートルネック部は、高い伸縮方向を縦に且つ二重にしたジャージー生地で形成されたジャージー製漏斗状体であること、及び、前記ジャージー製漏斗状体はその長さが利用者の肩から耳付近まで、その最大筒周りが利用者の頭周りより1割から2割程度大きく且つその最小筒周りが利用者の頭周りと同程度のサイズのものであることを特徴とする保温着。
  2. 前記ジャージー製漏斗状体の上端部に一対の耳掛け穴が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保温着。
  3. 前記ジャージー製漏斗状体は、高い伸縮方向を縦に且つ二重にしたジャージー生地の前側衿部材と後側衿部材の少なくとも2つの布部材を縫合して形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の保温着。
  4. 前記前側衿部材と後側衿部材のいずれか一方の布部材には一対の耳掛け穴が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の保温着。
  5. 前記耳掛け穴は、横長の楕円形であることを特徴とする請求項2又は4に記載の保温着。
  6. 前記耳掛け穴には周縁に緩衝部が形成されていることを特徴とする請求項2、4又は5のいずれかに記載の保温着。
  7. ジャージー生地は綿ジャージー生地であることを特徴とする請求項1又は3に記載の保温着。
  8. 前記保温着は綿ジャージー製であることを特徴とする請求項1に記載の保温着。

















JP2008157431A 2007-11-15 2008-06-17 保温着 Active JP4187784B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008157431A JP4187784B1 (ja) 2007-11-15 2008-06-17 保温着
US12/457,250 US20090307823A1 (en) 2008-06-17 2009-06-04 Garment

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007296754 2007-11-15
JP2008112614 2008-04-23
JP2008157431A JP4187784B1 (ja) 2007-11-15 2008-06-17 保温着

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4187784B1 JP4187784B1 (ja) 2008-11-26
JP2009280944A true JP2009280944A (ja) 2009-12-03

Family

ID=40148611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008157431A Active JP4187784B1 (ja) 2007-11-15 2008-06-17 保温着

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4187784B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102058424B1 (ko) 2018-06-27 2019-12-23 박용관 마스크를 가진 목 상의

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222715A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Self Security:Kk 保温着

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102058424B1 (ko) 2018-06-27 2019-12-23 박용관 마스크를 가진 목 상의

Also Published As

Publication number Publication date
JP4187784B1 (ja) 2008-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090307823A1 (en) Garment
JP4187784B1 (ja) 保温着
JP5224516B2 (ja) 就寝時用ウエア
JP2010047881A5 (ja)
JP2009121010A (ja) 首と頬を保温する就寝時用ネックウォーマー
JP3145210U (ja) 保温着
JP3230346U (ja) 布製装飾用マスク
CN203828137U (zh) 一种用于气管切开术后患者的医用袍
CN208080590U (zh) Icu病人多功能约束衣
CN207252852U (zh) 一种危重患者用保护披肩
CN211021047U (zh) 一种有效减少打鼾的高弹性透气睡衣
CN215270688U (zh) 一种具有智能调温功能的连衣裙
JP5846667B1 (ja) タートルネックウエア
CN220607457U (zh) 一种带有隐形口罩的领子及其羽绒服
CN215271852U (zh) 睡袋
CN207236167U (zh) 一种婴幼儿眼科手术病号服
CN216220249U (zh) 一种防寒的儿童睡衣
JP2001299791A (ja) 顎バンド
CN215224983U (zh) 一种易更换并能提高病人舒适性的病服套装
JP2010222715A (ja) 保温着
CN213096163U (zh) 一种新型防寒服
JP2003055816A (ja) 授乳エプロン
JP3177338U (ja) 上半身用保温具
CN208891734U (zh) 一种透气轻薄按摩式内衣
JP3165879U (ja) エプロン形状型寝具用補助着

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20080905

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4187784

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250