JP2009278901A - Seven-row or eight-row reaping combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、穀稈を刈取りつつ脱穀するコンバインに係り、詳しくは、7〜8条刈りの大型のコンバインに関する。 The present invention relates to a combine that threshs while harvesting cereal grains, and more particularly, to a large combine that cuts 7-8.
従来、穀稈を刈取ると共に機体後方へと搬送する前処理部に、デバイダで分草された穀稈を引起す引起装置を備えた8条刈りのコンバインにおいて、圃場の穀稈の状況に応じてその引起し速度を調節できるように、伝動過程において引起し変速装置を設けたものが案出されている(特許文献1及び2参照)。
Conventionally, in an 8-row combine combine that has a pulling device that raises cereals that have been weeded by a divider in a pre-processing unit that cuts cereals and conveys them to the rear of the aircraft, according to the state of cereals in the field In order to be able to adjust the pulling speed, there has been devised one that is raised in the transmission process and provided with a transmission (see
上記引起し変速装置は前処理部の刈幅を広げるため、前処理部の側部から機体外側に突出して配置されているが、特許文献1及び2記載のような8条刈りもしくは7条刈りの大型コンバインにおいて、引起し変速装置を機体外側へ突出して構成すると、その全幅が大きくなりすぎてしまっていた。 In order to widen the cutting width of the pre-processing unit, the pulling transmission is arranged so as to protrude from the side of the pre-processing unit to the outside of the machine body. In the large-scale combine, when the pull-up transmission is configured to protrude outward from the fuselage, the entire width thereof becomes too large.
特に、8条刈りのコンバインを尺一寸植えの圃場に合わせて構成した場合、公道走行上の法令で定められた基準である2500mmをその全幅が超えてしまい、公道を走行するためにはその全幅を狭く構成する必要があった。 In particular, when an 8-row combine combine is configured to match a one-size planted field, its full width exceeds 2500 mm, which is the standard established by laws and regulations on public roads. It was necessary to make the configuration narrow.
そこで本発明は、引起し変速装置を機体内側に設けることによって、上記課題を解決したコンバインを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a combine that solves the above-mentioned problems by providing an elevating transmission device on the inner side of the machine body.
請求項1に係る発明は、機体左右方向に並設された複数の分草体(13)と、これら分草体(13)によって分草された穀稈を引起す引起装置(15)と、引起された穀稈の株元を掻き込む株元掻込装置(17)と、刈取装置(16)により刈取られた穀稈を脱穀部(7)へ搬送する穀稈搬送装置(20)とを備えた前処理部(5)を、機体前部に設けた7条もしくは8条刈りのコンバイン(1)において、
前記前処理部(5)は、エンジンからの動力を前記前処理部(5)に伝達する縦伝動ケース(12)と、該縦伝動ケース(12)から動力が伝達されると共に、前記前処理部(5)の下部の略々全幅に亘って延設された下部伝動ケース(21)と、前記前処理部(5)の上部で前記引起装置(15)に動力を伝達する引起伝動ケース(25)と、前記下部伝動ケース(21)の端部から上方に向って立設され、前記引起伝動ケース(25)に動力を伝達する中間伝動ケース(27)とを有し、
前記中間伝動ケース(27)の機体内側に、前記引起装置(15)を変速する引起し変速装置(26)を設けた、
ことを特徴とする7条もしくは8条刈りのコンバイン(1)にある。
The invention according to
The pre-processing unit (5) transmits power from the engine to the pre-processing unit (5), the power is transmitted from the vertical transmission case (12), and the pre-processing unit A lower transmission case (21) extending substantially across the entire width of the lower part of the part (5), and a pulling transmission case (15) for transmitting power to the pulling device (15) at the upper part of the pretreatment part (5) 25) and an intermediate transmission case (27) that is erected upward from an end of the lower transmission case (21) and transmits power to the pulling transmission case (25),
A pulling transmission (26) for shifting the pulling device (15) is provided on the inner side of the intermediate transmission case (27).
There is a 7 or 8 cut combine (1) characterized by
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。 In addition, although the code | symbol etc. in a parenthesis is for contrast with drawing, it does not have any influence on a claim by this.
請求項1に係る発明によると、引起し変速装置を機体内側に設けることによって、7条刈りや8条刈りのような大型のコンバインでもその全幅を狭く構成することができる。また、機体の全幅が狭くなるため、尺一寸植えに対応した8条刈りのコンバインでも、その前処理部の幅を2500mm以内に収めることができ、公道走行が可能となる。 According to the first aspect of the present invention, the full width can be narrowed even in a large combine such as seven-row cutting or eight-row cutting by providing the elevating transmission on the inner side of the machine body. In addition, since the entire width of the fuselage is narrowed, even with an 8-row combine that supports single-scale planting, the width of the pretreatment portion can be kept within 2500 mm, and public road travel is possible.
以下に図面に沿って、本願発明の実施の形態に係るコンバイン1について説明をする。なお、説明中の方向は作業者が機体に着座した状態を基準として考えるものとする。
The
<実施形態1>
図1乃至図3に示すように、コンバイン1は尺一寸植えに対応した8条刈りのコンバインであり、左右一対のクローラ走行装置2,2に支持された機体3を有している。機体3の前方には作業者が運転操作するキャビン6が設けられていると共に前処理部5が取付けられており、この前処理部5の左右幅がコンバイン1の全幅Wとなっている。また、前処理部5の後方には、穀稈を脱穀する脱穀部7及び排藁を処理する後処理部9が設けられていると共に、脱穀された穀粒は、脱穀部7の側方かつ、キャビン6の後方に設けられたグレンタンク10に一時的に貯留され、排出オーガ11によって機外へと排出される。
<
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図4乃至図7に示すように、上記前処理部5は、エンジン(不図示)からの動力を前処理部5に伝達する縦伝動ケース12によって昇降自在に支持されており、前処理部5の前部に複数設けられたデバイダ13(分草体)と、デバイダ13の後方で分草された穀稈を引起す引起装置15と、穀稈を刈取るレシプロ式の刈刃16aからなる刈取装置16と、引起された穀稈の株元を掻き込む株元掻込装置17と、刈取装置16によって刈取られた穀稈を搬送して脱穀部7のフィードチェーン19に受け渡す穀稈搬送装置20とから構成されている。
As shown in FIGS. 4 to 7, the
上記縦伝動ケース12の前端部は、前処理部5の下端部の略々全幅に亘って左右に延設された下部伝動ケース21と連結しており、該下部伝動ケース21によって刈取装置16に動力が伝達されている。また、図5に示すように、下部伝動ケース21には、その前方で機体幅方向に延設された横フレーム22がブラケット21a,21aを介して取付けられており、この下部伝動ケース21及び横フレーム22からなる横フレーム部21,22と、横フレーム22から機体前方に向って突設し、その先端にデバイダ13が取付けられる複数のデバイダフレーム23・・・及び前処理部5の刈幅の両端に位置する左右のサイドフレーム24L,24Rからなる縦フレーム部23,24L,24Rによって前処理部5の前処理フレーム28が構成されている。
A front end portion of the
上記左右のサイドフレーム24L,24Rは、機体前方に向って延び、下部伝動ケース21及び横フレーム22に一体に取付けられており、その機体内側には板状の補強部材24a,24aが設けられ、機体左右方向にかかる荷重に対して強く構成されている。また、左右のサイドフレーム24L,24Rの先端にもデバイダ13,13が取付けられており、これらのデバイダ13,13はナローガイド13a,13aによってその分草位置を調節可能に構成されている。
The left and
一方、図6及び図7に示すように、前処理部5の上部には各引起装置15に動力を伝達する引起し伝動ケース25が機体幅方向に延設されており、中間伝動ケース27を介して下部伝動ケース21から動力が伝達されている。中間伝動ケース27は上記下部伝動ケース21の左端から機体上方に向けて立設されており、その引起し伝動ケース25との連結部には圃場の穀稈の状況に応じて引起装置15の引起し速度を変速する引起し変速装置26が設けられている。なお、上述した縦伝動ケース12、下部伝動ケース21、引起し伝動ケース25及び中間伝動ケース27には、それぞれ動力を伝達するための伝動軸12a,21a,27a(図8参照)が内装されており、これらの伝動軸12a,21a,27aを介して上記伝動ケース間の動力伝達は行われている。
On the other hand, as shown in FIG. 6 and FIG. 7, an
上記引起し変速装置26は、中間伝動軸からの動力が伝達される変速駆動軸26b(図8参照)と、引起し伝動ケース25に動力を伝達する変速従動軸26a(図8参照)との間に複数の変速ギヤを設け、この変速ギヤの組み合わせによって動力を変速しており、変速従動軸26aを変速駆動軸26bの機体内側に配置して、機体外側に突出しないようコンパクトに構成されている。また、前処理部5の左右側部には、ロックハンドル29によって容易に着脱自在なサイドカバー30が取付けられており、これら引起し変速装置26及び中間伝動ケース27が機体外部に露出しないよう覆っている。
The pulling
次に、上記株元掻込装置17について説明をする。株元掻込装置17は、引起装置15によって引起された穀稈の株元を掻き込む掻込ベルト31と、掻込ベルト31によって掻き込まれた穀稈を集束するスターホイール32とから構成されており、これら掻込ベルト31及びスターホイール32は、それぞれ刈取り条数に対応した数(本実施形態においては8つ)だけ設けられている。
Next, the stock
上記スターホイール32は、樹脂からなる略々星型の部材であり、一対のスターホイール間を噛合させて穀稈の搬送路を形成している。図7に示すように、スターホイール32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32hは、4組のスターホイール対33A,33B,33C,33Dを形成しており、このうち機体左右外側の2組のスターホイール対33A,33Dは、機体内側の2組のスターホイール対33B,33Cに対して平面視で上下に重複して配置されている。
The
また、上記機体内側の2組のスターホイール対33B,33Cは、穀稈の搬送路ではない機体中央部の隣接する2つのスターホイール32d,32eも噛合させており、これら機体内側の2組のスターホイール対間Tにおいて動力伝達する構成となっている。
In addition, the two
更に、これらスターホイール32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32hと、掻込ベルト31とは同軸上に設けられ、同期して回転するように構成されており、詳しくは後述する取付ケース73,77,75に回転自在に支持された駆動側のスターホイール32a,32d,32hの取付軸73a,75a,77aに動力が伝達されて駆動している。
Further, the
次に、刈取られた穀稈を脱穀部7まで搬送する穀稈搬送装置20について説明をする。穀稈搬送装置20は、左右外側の2組のスターホイール対33A,33Dから後送された穀稈の株元側を搬送する左右の主株元搬送装置35,36と、その穂先側を搬送する左右の主穂先搬送装置37,39と、その穂先上部を搬送する左右の上段穂先搬送装置40,41と、機体内側の2組のスターホイール対33B,33Cから後送された穀稈の株元側を搬送する左右の副株元搬送装置42,43と、その穂先側を搬送する左右の副穂先搬送装置45,46と、機体中央で合流したこれらの穀稈の株元側を搬送する中央主株元搬送装置47と、穀稈の扱ぎ深さを調節する扱深搬送装置49などから構成されている。なお、穀稈の穂先側の搬送は、タイン(爪付きチェーン)によって行われ、株元側はチェーンによって行われる。
Next, the
上記左右の主株元搬送装置35,36、主穂先搬送装置37,39及び上段穂先搬送装置40,41は、機体中央側から機体左右方向に拡がった略々ハ字状に配置されており、前処理部5の左右側からの穀稈を機体中央に集束させ、機体後方へと搬送する。また、副株元搬送装置42,43及び副穂先搬送装置45,46は、機体中央からの穀稈を後方へ搬送するように構成されている。
The left and right main
これら搬送装置35,36,37,39,40,41,42,43,45,46によって搬送された穀稈は、機体中央の合流部Mにて合流するように構成されており、稈長を検出され、扱深搬送装置49によって自動的に適正な扱ぎ深さに調整されたのち、右主穂先搬送装置39及び中央主株元搬送装置47によって脱穀部7のフィードチェーン19へと受け渡される。
The cereals conveyed by these
次に前処理部の動力伝達について説明をする。図8に示すように、エンジンからの動力が入力される搬送HST50の出力軸51に設けられたプーリ51aと、縦伝動ケース12の前処理入力プーリ52との間にはべルト53が巻着しており、前処理部5へとエンジンからの動力が伝達されている。この縦伝動ケース12の縦伝動軸12aからの動力は、下部伝動ケース21の下部伝動軸21aに伝達されると共に、中間伝動ケース27の中間伝動軸27aを介して引起し伝動ケース25の引起し伝動軸25aへと伝達される。また、縦伝動ケース12の中途部からは、複数の副伝動軸が分岐しており、これらの副伝動軸に設けられた複数の駆動スプロケット55,56,57,59,60,61,62,63によって、上述した右主穂先搬送装置39、中央主株元搬送装置47、右主株元搬送装置36、扱深搬送装置49、左副株元搬送装置42、左副穂先搬送装置45、右副株元搬送装置43及び右副穂先搬送装置46を駆動させている。
Next, power transmission of the preprocessing unit will be described. As shown in FIG. 8, a
更に、下部伝動ケース21の両端に設けられた刈刃駆動部65,65によって、刈取装置16の刈刃16aが駆動していると共に、中間伝動ケース27の中間伝動軸27aから分岐した副伝動軸68には駆動スプロケット66,67が設けられており、左主株元搬送装置35及び左主穂先搬送装置37に動力を伝達している。また、中間伝動ケース27に設けられた引起し変速装置26の変速駆動軸26b(中間伝動ケース27の中間伝動軸27aの上端部)と変速従動軸26aとの間には複数の変速ギヤが設けられ、これらの噛合によって変速された動力が引起し伝動ケース25の引起し伝動軸25aに伝達されると共に、この変速従動軸26aは変速駆動軸26bの右側(機体内側)に配置されている。
Further, the cutting blade drive parts 65, 65 provided at both ends of the
上記引起し伝動ケース25からは、機体前方に向けて複数の穂先伝動ケース69が突設しており、該穂先伝動ケース69の穂先伝動軸69aの先端には駆動スプロケット70が設けられていると共に、これら駆動スプロケット70によって引起装置15に動力が伝達されている。なお、図7に示すように、引起装置15は、同一の穂先伝動ケース69に設けられた隣接する2つの駆動スプロケット70・・・間の長さB及び引起装置15間の長さAを、各引起装置15間で同一になるように配置している。
A plurality of
上述した左主株元搬送装置35及び右主株元搬送装置36の従動スプロケット72,71は、それぞれ機体左右端に設けられたスターホイール32h,32aの取付軸75a,73aに固設されており、この取付軸75a,73aに動力を伝達して駆動側のスターホイール32h,32aを回転させている。また、右副株元搬送装置43の従動スプロケット76は、機体中央右側のスターホイール32dの取付軸77aに固設されており、駆動側のスターホイール32dを回転させると共に、左副株元搬送装置42の従動スプロケット79は、機体中央左側のスターホイール32eの取付軸80aに遊嵌されている。
The driven
そのため、4組のスターホイール対33A,33B,33C,33Dのうち、機体外側のスターホイール対33A,33Dは、駆動側のスターホイール32a,32hによって従動側のスターホイール32b,32g及び掻込ベルト31を駆動させていると共に、機体内側のスターホイール対33B,33Cは駆動側のスターホイール32dによって、従動側のスターホイール32c,32e,32f及び掻込ベルト31を駆動させている。このとき、機体内側のスターホイール対33B,33C間Tは、スターホイール32d,32eの噛合によって動力が伝達されている。
Therefore, of the four star wheel pairs 33A, 33B, 33C, and 33D, the star wheel pairs 33A and 33D on the outer side of the machine body are driven by the
なお、機体内側のスターホイール対33B,33Cは、左副株元搬送装置42の従動スプロケット79を取付軸80aに固設し、スターホイール32eをこの取付軸80aに遊嵌するように構成してもよく、この状態で取付軸80aにスターホイール32eを固設した構成としてもよい。
The
また、7条刈りコンバインとして構成する際には、機体内側のスターホイール対33B,33Cのうち、32c,32fのスターホイールのどちらか一方が抜けた構成となり、32d,32eのスターホイールのうち、どちらか一方はガイドとの間に穀稈の搬送路を形成することとなる。
In addition, when configuring as a 7-strike combine, one of the star wheel pairs 33B and 33C on the inner side of the fuselage has one of the 32c and 32f star wheels removed, and among the
次に、本実施形態に係るコンバイン1の作用について説明する。作業者は、コンバイン1を走行させて、圃場の穀稈を刈取りつつ脱穀して収穫作業を進めていく。コンバイン1が圃場を走行すると、前処理部5のデバイダ13によって穀稈が分草されると共に、引起装置15によって分草された穀稈が引起される。引起された穀稈は、掻込ベルト31によって掻き込まれると共に、スターホイール32,32間の穀稈搬送路を通って後送され、その過程において刈取装置16によって刈取られる。
Next, the operation of the
この刈取られた穀稈は、穀稈搬送装置20によって脱穀部7のフィードチェーン19に受け渡されて脱穀されると共に、脱穀された穀粒はグレンタンク10に貯留される。また、脱穀された後の穀稈は後処理部9の排藁カッタによって細かく切断されて処理される。
The harvested culm is transferred to the
上記収穫作業が終わると、作業者は左右のサイドカバー30,30及び刈刃16aなどを外して機体の全幅Wを法定基準の2500mm以内にし、公道をそのまま納屋まで自走してコンバイン1を格納する。
When the harvesting operation is finished, the operator removes the left and right side covers 30, 30 and the
上記のようにコンバイン1を構成したことによって、機体中央部のスターホイール32d,32eを噛合させ、前処理部5の全幅Wを狭く構成することができる。また、機体左右外側のスターホイール対33A,33Dを、機体内側のスターホイール対33B,33Cに対して平面視で上下に重複するように配置したことによって、更に前処理部5の全幅Wを狭く構成することができる。
By configuring the
また、引起し変速装置26を機体の内側に向けて配置したことや、左右のサイドフレーム24L,24Rの補強部材24aを機体内側に配置したこととも相俟って、コンバイン1の全幅Wを公道を走行する上での法定基準である2500mm内に収めることができる。
In addition, the overall width W of the
更に、同一の穂先伝動ケース69に設けられた隣接する2つの駆動スプロケット間の長さB及び引起装置15間の長さAを、各引起装置15間で同一になるように配置してことによって、引起装置15にカバーを装着した状態でコンバイン1の全幅Wを2500mm以内にすることができる。また、構造が同一であるため部品を兼用することができる。
Furthermore, by arranging the length B between two adjacent drive sprockets provided in the same
更に、左右のサイドフレーム24L,24Rの補強部材24aを機体内側に配置したことによって、刈幅を2500mmの規格ぎりぎりまで広げることができる。
Furthermore, by arranging the reinforcing
また、機体外側のスターホイール対33Aと33Dとを略々同じ高さに設けると共に、機体内側のスターホイール対33Bと33Cとを略々同じ高さに設けることによって、穀稈の搬送効率を落とすことなく前処理部5の全幅Wを狭く構成することができる。
In addition, the
<実施形態2>
本実施形態2に係るコンバインは、実施形態1に係るコンバインの前処理フレーム28のサイドフレーム24L,24Rを取外し可能に構成したものであり、以下に実施形態1の構成と相違する部分について説明する。
<
The combine according to the second embodiment is configured such that the side frames 24L and 24R of the
図9及び図10に示すように、上述した下部伝動ケース21及び横フレーム22からなる横フレーム部21,22と、デバイダフレーム23・・・及びサイドフレーム24L,24Rからなる縦フレーム部23,24L,24Rとから構成される前処理フレーム28には、株元掻込装置17、デバイダ13・・・及び刈取装置16の刈刃16aなどが取付けられており、刈幅の両端に設けられた左右のサイドフレーム24L,24Rは、横フレーム22及び下部伝動ケース21にボルトによって取付けられている。
As shown in FIGS. 9 and 10, the
そのため、左右のサイドフレーム24L,24Rはボルトを取外すだけで容易に脱着可能であると共に、上記横フレーム22がブラケット21a,21aによって下部伝動ケース21に固設されているため、たとえ左右のサイドフレーム24L,24Rが取外されても、前処理フレーム全体が外れることはないように構成されている。
Therefore, the left and right side frames 24L and 24R can be easily detached by simply removing the bolts, and the
コンバイン1はこれら左右のサイドフレーム24L,24Rを取外すことによって、前処理部1の全幅を2500mm以内に収めることができ、公道を自走する際にいちいち警察の許可を取る必要がない。また、左右のサイドフレーム24L,24Rはボルトオン構造のため、その下方において両端部を支持している刈刃16aを取外した後に、ボルトを取外すだけの簡単な作業で前処理部5の全幅Wを狭くすることができ、作業効率が向上すると共に、作業者の作業負担も軽減される。
By removing these left and right side frames 24L and 24R, the
なお、前処理フレーム28の左右のサイドフレーム24L,24Rは、どちらか一方のみを脱着可能に構成してもよいと共に、その取付けもボルトだけでなく、はめ込み式など他の方法によっても良い。
The left and right side frames 24L and 24R of the
1 コンバイン
5 前処理部
7 脱穀部
13 分草体
15 引起装置
16 刈取装置
17 株元掻込装置
20 穀稈搬送装置
32 スターホイール
32d,32e 機体中央部のスターホイール
32c,32d,32e,32f 機体内側のスターホイール
33A,33D 機体左右両端側のスターホイール対
T 機体中央のスターホイールの間
W コンバインの全幅
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記前処理部は、エンジンからの動力を前記前処理部に伝達する縦伝動ケースと、該縦伝動ケースから動力が伝達されると共に、前記前処理部の下部の略々全幅に亘って延設された下部伝動ケースと、前記前処理部の上部で前記引起装置に動力を伝達する引起伝動ケースと、前記下部伝動ケースの端部から上方に向って立設され、前記引起伝動ケースに動力を伝達する中間伝動ケースとを有し、
前記中間伝動ケースの機体内側に、前記引起装置を変速する引起し変速装置を設けた、
ことを特徴とする7条もしくは8条刈りのコンバイン。 A plurality of weeds arranged side by side in the left-right direction of the machine, a pulling device for raising the cereals weeded by these weeds, a stocking device for scraping the stock of the raised cereals, and cutting In the combine of the 7 or 8 cuttings which provided the pre-processing part provided with the cereal conveyance apparatus which conveys the cereal harvested by the apparatus to the threshing part,
The pre-processing unit includes a vertical transmission case that transmits power from the engine to the pre-processing unit, power is transmitted from the vertical transmission case, and extends substantially over the entire width of the lower portion of the pre-processing unit. A lower transmission case, a pulling transmission case that transmits power to the pulling device at an upper portion of the pre-processing unit, and an upwardly extending portion from an end of the lower transmission case, and power is supplied to the pulling transmission case. An intermediate transmission case for transmitting,
An elevating transmission that shifts the elevating device is provided inside the intermediate transmission case;
7 or 8 cut combine characterized by that.
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