JP2009278657A - 移動局装置および基地局装置並びに上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法 - Google Patents

移動局装置および基地局装置並びに上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】上りリンクのスケジューリングリクエストを行うことができる移動局装置および基地局装置並びに上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法を提供する。
【解決手段】基地局が、移動局から送信された該移動局の状態および/またはサービスのQoS情報を示す情報に基づいて、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、無線リソースとを決定し、移動局が、スケジューリングリクエストを生成し、移動局が、前記送信間隔および無線リソースに基づいて、前記スケジューリングリクエストの送信制御を行い、移動局が、スケジューリングリクエストを送信し、基地局が、前記移動局からのスケジューリングリクエストに基づいて、相関検出を行い、移動局に遅延情報をフィードバックし、移動局が、基地局から送信された遅延情報に基づいて、同期を保持する。
【選択図】図5

Description

本発明は、上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける移動局装置および基地局装置並びに上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法に関する。
次世代の移動通信システムでは、上りリンクにおける無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
さらに、パケットとパケットとを周波数領域で直交させることが必要とされている。
3GPP TR25.814
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。
W−CDMAでは、基地局装置において、各移動局装置から送信されるデータ間で同期をとることは必要とされていなかったが、次世代の移動通信システムでは、上りリンクのパケット伝送において、同一セル(基地局装置)に接続する複数のユーザ間で同期を取ることが前提となる。
移動局装置からデータが送信されている場合には、移動局装置はそのデータにスケジューリングリクエストを格納することにより、基地局装置は送信されたデータに基づいて同期を取ることができる。しかし、移動局装置からデータが送信されていない区間においては、基地局装置は、自局に接続する複数のユーザ間で同期を取ることができない問題がある。
移動局装置は、上りデータの送信に先立って、そのデータに対するスケジューリングリクエストを送信する必要があるが、同期がはずれると、そのスケジューリングリクエストを送信する場合に再同期が必要となり、遅延が生じる。
そこで本発明は、上述した問題点の少なくとも1つを解決するためになされたものであり、その目的は、データ通信中以外の上りリンクの送信データがない場合において、上りリンクのスケジューリングリクエストを行うことができる移動局装置および基地局装置並びに上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の移動局装置は、
上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける移動局装置であって:
データ通信中ではないが、基地局装置と同期を保持する必要のある区間において、上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースを示す情報とを前記基地局装置から受信する受信手段;
スケジューリングリクエストを生成するスケジューリングリクエスト生成手段;
前記送信間隔および無線リソースに基づいて、前記スケジューリングリクエストの送信制御を行い、基地局装置から送信された遅延情報に基づいて、同期を保持する制御手段;
前記スケジューリングリクエストを送信する送信手段;
を備えることを特徴の1つとする。
このように構成することにより、データ通信中ではないが、基地局装置と同期を保持する必要のある区間において、スケジューリングリクエストを送信することができる。
本発明の基地局装置は、
上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける基地局装置であって:
移動局装置から送信された該移動局装置の状態および/またはサービスのQoS情報を示す情報に基づいて、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースとを決定するスケジューリング手段;
前記移動局装置から前記送信間隔および無線リソースに基づいて送信されたスケジューリングリクエストに基づいて、相関検出を行い、移動局装置に遅延情報をフィードバックする相関検出手段;
を備えることを特徴の1つとする。
このように構成することにより、移動局装置から送信された該移動局装置の状態を示す情報に基づいて、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、スケジューリングリクエストを送信する無線リソースとを決定することができる。
本発明の上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法は、
上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法であって:
基地局装置が、移動局装置から送信された該移動局装置の状態および/またはサービスのQoS情報を示す情報に基づいて、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースとを決定するスケジューリングステップ;
移動局装置が、スケジューリングリクエストを生成するスケジューリングリクエスト生成ステップ;
移動局装置が、前記送信間隔および無線リソースに基づいて、前記スケジューリングリクエストの送信制御を行う送信制御ステップ;
移動局装置が前記スケジューリングリクエストを送信する送信ステップ;
基地局装置が、前記移動局装置から前記送信間隔および無線リソースに基づいて送信されたスケジューリングリクエストに基づいて、相関検出を行い、移動局装置に遅延情報をフィードバックする相関検出ステップ;
移動局装置が、基地局装置から送信された遅延情報に基づいて、同期を保持する同期保持ステップ;
を有することを特徴の1つとする。
このようにすることにより、移動局装置は、データ通信中ではないが、基地局装置と同期を保持する必要のある区間において、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストを送信することができ、基地局装置は、移動局装置から送信された移動局装置の状態および/またはサービスのQoS情報を示す情報に基づいて、スケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースとを決定することができる。
本発明の実施例によれば、データ通信中以外の上りリンクの送信データがない場合において、上りリンクのスケジューリングリクエストを行うことができる移動局装置および基地局装置並びに上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法を実現できる。
上りリンクのスケジューリングリクエストを示す説明図である。 本発明の一実施例にかかる基地局装置を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例にかかる送信間隔、無線リソース割り当てを示す説明図である。 本発明の一実施例にかかる移動局装置を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例にかかる移動通信システムの動作を示すフロー図である。 スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信するときの送信情報を示す図(その1)である。 スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信するときの送信情報を示す図(その2)である。 スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信するときの送信情報を示す図(その3)である。 スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信するときの基地局装置を示す部分ブロック図である。 スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信するときの移動局装置を示す部分ブロック図である。 スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信するときの無線リソース構成を示す図である。 スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信するときの基地局装置を示す部分ブロック図である。 スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信するときの移動局装置を示す部分ブロック図である。 スケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信するときの無線リソース構成を示す図である。 スケジューリングリクエスト専用チャネルに各ユーザを非同期で多重するときの多重方式を示す図である。 スケジューリングリクエスト専用チャネルに各ユーザを同期で多重するときの多重方式を示す図である。 スケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信するときの基地局装置を示す部分ブロック図である。 スケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信するときの移動局装置を示す部分ブロック図である。 下りリンクのデータ送信時にCQI報告を行う動作を示す説明図である。 下りリンクのデータの送信時にCQI報告を行うときのスケジューリングリクエストを示す説明図である。 スケジューリングリクエストを同期ランダムアクセスチャネルで送信するときの無線リソース割り当てを示す説明図である。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
本発明の実施例にかかる移動通信システムについて説明する。
本実施例にかかる移動通信システムは、基地局装置100と、基地局装置100と無線通信が可能である移動局装置200とを備える。
本実施例にかかる移動通信システムでは、基地局装置100と、該基地局装置100に接続する複数のユーザ間で、データ通信中でない区間においても同期が保持される。
具体的には、図1に示すように、移動局装置200は、データ通信中ではないが同期を保持する区間において、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストを送信する。基地局装置100は、移動局装置200から送信されたスケジューリングリクエストに基づいて、データ通信中でない区間においても移動局装置200間の同期をとることができる。なお、スケジューリングリクエストとは、データ通信中ではないが同期を保持する区間において同期を保持するために、移動局装置から基地局装置に送信する信号のことをいい、最小で1ビットの情報量を有する(1=スケジューリングリクエストあり、0=スケジューリングリクエストなし)。
移動局装置は、上りデータの送信に先立って、そのデータに対するスケジューリングリクエストを送信する必要があるが、同期がはずれると、そのスケジューリングリクエストを送信する場合に再同期が必要となり、遅延が生じる。スケジューリングリクエストを用いることにより、データ通信中でない区間においても移動局装置200間の同期を取るようにすることができ、データ通信中でない状態から通信状態に遅延を生じることなく遷移させることができる。
<基地局装置の構成>
次に、本実施例にかかる基地局装置100について、図2を参照して説明する。
本実施例にかかる基地局装置100は、移動局装置200から送信された信号を受信する受信部101と、移動局装置200から送信された該移動局装置200の状態を示す情報(以下、移動局装置状態情報と呼ぶ)および/またはサービスのQoSを示す情報が入力されるスケジューラ102と、移動局装置200から送信されたスケジューリングリクエストが入力される相関検出部104と、送信部106とを備える。
受信部101は、移動局装置200からの信号を受信する。以下に説明するように、スケジューリングリクエストは、上りリンク制御チャネルまたはランダムアクセスチャネルのような所定のチャネルで受信される。また、スケジューリングリクエストは、CQI(Channel Quality Indicator)報告チャネル、CQI測定用リファレンス信号のチャネル、またはスケジューリングリクエストの専用のチャネルで受信されてもよい。
スケジューラ102は、各移動局装置200から送信された該移動局装置状態情報および/またはサービスのQoSを示す情報に基づいて、スケジューリングを行い、各移動局装置200がスケジューリングリクエストを送信する送信間隔と、周波数リソースを決定し、送信部206に入力する。すなわち、スケジューリングリクエストを、各ユーザが予め定められた時間・周波数のリソースを用いて送信間隔Tで定期的に送信する機会を与える。
例えば、スケジューラ102は、図3に示すように、予めシステムで決定された同期を保持する区間Wにおいて、各移動局装置200にスケジューリングリクエストを送信させる送信間隔Tと、スケジューリングリクエストを送信する無線リソース、例えば割り当てられたシステム帯域を複数に分割した分割帯域、すなわち周波数ブロックのうち少なくとも1つを決定する。図3では、各ユーザに個別にスケジューリングリクエスト用のチャネルを割り当てている。ユーザ毎にチャネルを割り当てることで、ユーザ間の衝突を回避することができる。また、ユーザ間を識別するためのユーザIDが不要になり、スケジューリングリクエストの情報量を低減することができる。なお、同期を保持する区間と、送信間隔Tは、システムとして1つに予め決定しておくようにしてもよいし、セル毎に異なる値を用いるようにしてもよい。セル毎に異なる値とする場合には、報知チャネルにより、予め通知される。
具体的には、例えば、スケジューラ102は、各移動局装置200から送信された該移動局装置状態情報、例えばモビリティに基づいて、移動局装置200が高速移動している場合には同期が外れやすいと判断し、送信間隔Tを小さい値とする。
また、例えば、スケジューラ102は、各移動局装置200から送信された該移動局装置状態情報、例えば基地局装置−移動局装置間の周波数誤差に基づいて、この周波数誤差が大きい値の場合には同期が外れやすいと判断し、送信間隔Tを小さい値とするようにしてもよい。
また、スケジューラ102は、移動局装置200の通信の種類に応じて、同期を保持する区間を制御するようにしてもよい。例えば、ゲームなどにおいては、キー入力操作など、データ通信中ではないが同期を保持する必要のある区間を長くする必要がある。このような場合に同期を保持する区間を長くするようにしてもよい。
スケジューラ102は、周波数ホッピングにより、送信間隔Tを最小単位として、異なる無線リソースを割り当てるようにしてもよい。
スケジューラ102は、上述したFDM(周波数分割多重)に限らず、TDM(時間分割多重)またはCDM(符号分割多重)により各ユーザを多重するようにスケジューリングを行うようにしてもよい。
また、スケジューラ102は、FDM、TDMおよびCDMのうち少なくとも2つを組み合わせて各ユーザを多重するようにスケジューリングを行うようにしてもよい。
送信部106は、入力された送信間隔と、無線リソースを示す情報とを、対応する移動局装置200、すなわちスケジューリングリクエストを送信した各移動局装置に送信する。
相関検出部104は、各移動局装置200から送信されたスケジューリングリクエストと、受信信号系列のレプリカ信号との相関検出を行うことにより、タイミングを推定し、遅延時間τを決定し、送信部106に入力する。
送信部106は、入力された遅延時間τを対応する移動局装置200に送信する。
<移動局装置の構成>
次に、本発明の実施例にかかる移動局装置200について、図4を参照して説明する。
本実施例にかかる移動局装置200は、基地局装置100から送信された信号を受信する受信部201と、基地局装置100から送信された下りリンクのパイロットチャネルおよび/または同期チャネルが入力される状態推定部202と、基地局装置100から送信された送信間隔Tと無線リソースを示す情報とが入力される制御部204と、スケジューリングリクエスト生成部206と、送信部208とを備える。
下りリンクのパイロットチャネルおよび/または同期チャネルは、状態推定部202に入力される。
状態推定部202は、入力された下りリンクのパイロットチャネルおよび/または同期チャネルに基づいて、移動局装置200の状態、例えば、モビリティ、基地局装置−ユーザ間の周波数誤差、すなわちシンセサイザの周波数誤差を測定し、測定した移動局装置200の状態を示す情報を送信部208に入力する。送信部208は、入力された移動局装置200の状態を示す情報を基地局装置100に送信する。また、状態推定部202は、基地局装置100との間に要求されるサービスのQoSを生成し、基地局100に送信するようにしてもよい。
後述する非衝突型チャネルによりスケジューリングリクエストを送信する場合には、状態推定部202は、移動局装置200の状態および/またはサービスのQoSを基地局装置100に通知する必要はない。この場合、移動局装置200は、独自に判断して、スケジューリングリクエストを送信する。この場合、移動局装置200は、送信間隔Tを間引いて送信することも可能である。
基地局装置100から送信されたスケジューリングリクエストを送信する無線リソースと、送信間隔Tを示す情報とは、制御部204に入力される。
制御部204は、スケジューリングリクエストを送信する無線リソースと、送信間隔Tを示す情報とが入力されると、スケジューリングリクエスト生成部206に対して、スケジューリングリクエストを生成するように命令する。
スケジューリングリクエスト生成部206は、制御部204による命令にしたがって、スケジューリングリクエストを生成する。例えば、スケジューリングリクエスト生成部206は、ユーザIDなどの制御情報を含む衝突型チャネル、例えば同期/非同期ランダムアクセスチャネルを生成する。このようにすることにより、無線リソースを節約できる。また、スケジューリングリクエスト生成部206は、ユーザIDなどの制御情報を含む事前に割り当てを行う非衝突型チャネル、例えばパイロットチャネル、L1/L2制御チャネル(上りリンク制御チャネル)を生成するようにしてもよい。このようにすることにより、信頼性を向上させることができる。また、スケジューリングリクエスト生成部は、CQI報告チャネル、CQI測定用リファレンス信号のチャネル、またはスケジューリングリクエストの専用のチャネルを生成してもよい。
また、スケジューリングリクエスト生成部206は、送信間隔Tを最小単位とする予め決定された周期にしたがって、ユーザIDなどの制御情報を含む衝突型チャネルまたはユーザIDなどの制御情報を含む非衝突型チャネルを生成するようにしてもよい。すなわち、衝突型チャネルと非衝突型チャネルとを組み合わせる。
また、スケジューリングリクエスト生成部206は、サービスのQoSにしたがって、ユーザIDを含む衝突型チャネルまたはユーザIDなどの制御情報を含む非衝突型チャネルを生成するようにしてもよい。例えば、サービスのQoSが高いユーザに対しては、非衝突型チャネルを生成する。
<移動通信システムの動作方法>
次に、本実施例にかかる移動通信システムの動作について、図5を参照して説明する。
移動局装置200の状態推定部202は、移動局装置の状態および/またはサービスのQoSを推定し(ステップS502)、基地局装置100に送信する(ステップS504)。
基地局装置100は、移動局装置200から送信された移動局装置の状態および/またはサービスのQoSに基づいて、スケジューリングを行い、スケジューリングリクエストの送信間隔Tと、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースを示す情報とを移動局装置200に送信する(ステップS508)。
移動局装置200は、基地局装置100から送信されたスケジューリングリクエストの送信間隔Tと、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースを示す情報とに対するACK(肯定応答)を返す(ステップS510)。
移動局装置200のスケジューリングリクエスト生成部206は、送信間隔Tでスケジューリングリクエストを生成する(ステップS512)。送信部208は、制御部204による制御にしたがって、スケジューリングリクエスト生成部206により生成されたスケジューリングリクエストを、送信間隔Tで、指定された無線リソースにより送信する(ステップS514)。
基地局装置100の相関検出部204は、受信信号系列とレプリカ信号との相関検出を行い、タイミングを推定し、遅延時間τを検出する。相関検出部204は、遅延時間τを移動局装置200にフィードバックする(ステップS518)。また、相関検出部204は、遅延時間τを検出した後、今までの遅延時間との差分を求め、該差分を遅延情報として、移動局装置200に通知するようにしてもよい。このようにすることにより、通知する情報量を減少させることができる。
<スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信する実施例>
次に、移動局装置がスケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信する場合の具体例について、図6A〜図8を参照して説明する。
典型的な移動通信システムでは、図1のユーザ間同期の区間において、移動局装置は基地局装置に周期的にCQIを報告する。移動局装置は、このCQIを変更して、スケジューリングリクエストを送信することができる。例えば、移動局装置から基地局装置に送信するCQIのうち、N回(Nは任意の整数)のうち1回にスケジューリングリクエストを挿入して送信する。CQIにスケジューリングリクエストを挿入して基地局装置に送信するときの具体的な送信情報を以下に説明する。Nは移動通信システムで予め定められた値でもよく、通信環境に基づいて適応的に変化する値でもよい。
CQIを5ビットの情報を用いて送信することを仮定する。この5ビットのCQIで2=32レベルの品質を表すことができる。典型的には、この5ビットのうち品質レベルに与える影響の大きいものほど、多くの冗長ビットを有する。例えばCQI1は1シンボルで4回送信され、CQI2は3回送信され、CQI3およびCQI4は2回送信され、CQI5は1回送信される。
図6Aに示すように、移動局装置がスケジューリングリクエストを基地局装置に送信するときに、CQI1〜CQI5のうち一部をスケジューリングリクエスト(SR)に置き換える。スケジューリングリクエストは、最小でその有無を示す1ビットを有する。図6Aは、スケジューリングリクエスト(SR)を4ビットで送信する例を示している。基地局装置は、CQI報告チャネルを復調して、予め決められたビット(図6Aでは4ビット)からスケジューリングリクエストの有無を判断することができる。
また、図6Bに示すように、スケジューリングリクエストの有無は、CQI報告チャネルの先頭の1ビットのフラグで判断されてもよい。フラグが1のときには(a)、基地局装置は、全てのビットがCQIを表すものとして処理する。フラグが0のときには(b)、基地局装置は、移動局装置がスケジューリングリクエストを送信したとして処理する。なお、フラグが0のときに、CQI1〜CQI5のうち一部(CQI3〜CQI5)をスケジューリングリクエスト情報の付随情報に用いてもよい。例えば、付随情報として移動局装置が送信しようとするデータサイズ等を入れることも可能である。
また、図6Cに示すように、CQI1〜CQI5の全てが0であるCQI情報を基地局装置で受信したときに(b)、基地局装置は、移動局装置がスケジューリングリクエストを送信したとして処理してもよい。同様に、CQI3〜CQI5の全てが0であるCQI情報を基地局装置で受信したときに、移動局装置がスケジューリングリクエストを送信したとして処理してもよい。
なお、同一セル内で複数ユーザがスケジューリングリクエストを送信する場合に、直交する系列を優先的に用いることができる。
スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信することにより、スケジューリングリクエストのために追加で無線リソースを準備する必要がほとんどなくなる。また、CQI報告チャネルと同じカバレッジ(信号が到達する範囲)を確保することが可能になる。
スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信する実施例の基地局装置100を示す部分ブロック図を、図7に示す。図7に示す基地局装置100は、図2で説明した基地局装置に加えて、CQI復調部108を更に有する。
受信部101で受信したCQI報告チャネルは、CQI復調部108で復調され、スケジューリングリクエスト(SR)の有無と、CQIとが抽出される。スケジューリングリクエストがある場合には、相関検出部104で遅延時間が決定される。CQI復調部108は、CQIを復調し、これをスケジューラ102に入力する。スケジューラ102は、CQIに基づいて各移動局装置に無線リソースを割り当てる。
スケジューリングリクエストをCQI報告チャネルで送信する実施例の移動局装置200を示す部分ブロック図を、図8に示す。図8に示す移動局装置200は、図4で説明した移動局装置に加えて、CQI測定部210と、CQI報告チャネル生成部212とを更に有する。
CQI測定部210は、受信部201でパイロットチャネル等を受信して信号電力対干渉電力比(SIR:Signal to Interference Ratio)等からCQIを測定する。CQIはCQI報告チャネル生成部212に入力される。
CQI報告チャネル生成部212は、スケジューリングリクエストがある場合には、スケジューリングリクエストとCQIとを組み合わせて、CQI報告チャネルを生成する。スケジューリングリクエストがない場合には、通常のCQIフォーマットでCQI報告チャネルを生成する。
<スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信する実施例>
次に、移動局装置がスケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信する場合の具体例について、図9〜図11を参照して説明する。
典型的には、CQI測定用リファレンス信号は、TTIの先頭の1シンボルを用いて送信される。CQI測定用リファレンス信号として系列A〜Dが使える場合に、系列Aは移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信しないときに使う系列、系列Bは移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信するときに使う系列、系列Cは移動局装置200bがスケジューリングリクエストを送信しないときに使う系列、系列Dは移動局装置200bがスケジューリングリクエストを送信するときに使う系列と予め決定しておく。
このように系列を予め決定することで、図9に示すように、TTI=1のタイミングで基地局装置がCQI測定用リファレンス信号の系列Aを受信すると、移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信していないことがわかる。また、TTI=5のタイミングで基地局装置がCQI測定用リファレンス信号の系列Bを受信すると、移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信したことがわかる。
なお、同一セル内で複数ユーザがスケジューリングリクエストを送信する場合には、CQI測定用リファレンス信号として送信するため、直交する系列を用いる必要がある。
スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信することにより、スケジューリングリクエストのために追加で無線リソースを準備する必要がほとんどなくなる。一方、TTIの先頭の1シンボルしか使えないため、スケジューリングリクエストのカバレッジが小さくなる。更に、CQI測定用リファレンス信号の2つの系列を1つの移動局装置に割り当てる必要があるため、直交多重できる移動局装置が少なくなる。
スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信する実施例の基地局装置100を示す部分ブロック図を、図10に示す。図10に示す基地局装置100は、図2で説明した基地局装置に加えて、CQI測定相関検出部110を更に有する。
受信部101で受信したCQI測定用リファレンス信号は、CQI測定相関検出部110で相関検出が行われ、スケジューリングリクエスト(SR)の有無が抽出される。例えば、系列Aとの相関が検出されると、移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信しないと判断し、系列Bとの相関が検出されると、移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信していると判断する。スケジューリングリクエストがある場合には、相関検出部104で遅延時間が決定される。
スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として送信する実施例の移動局装置200を示す部分ブロック図を、図11に示す。図11に示す移動局装置200は、図4で説明した移動局装置に加えて、CQI測定用リファレンス信号生成部214を更に有する。
CQI測定用リファレンス信号生成部214は、スケジューリングリクエストの有無に応じてCQI測定用リファレンス信号を生成する。例えば、前記の移動局装置200aの場合には、スケジューリングリクエストがある場合には、系列Aを生成し、スケジューリングリクエストがない場合には系列Bを生成する。
<スケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信する実施例>
次に、移動局装置がスケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信する場合の具体例について、図12A〜図14を参照して説明する。
スケジューリングリクエスト専用チャネルは、ランダムアクセスチャネルのように専用の時間および周波数を確保したスケジューリングリクエストを送信するためのチャネルである。
図12Aに、このスケジューリングリクエスト専用チャネルの無線リソース構成の一例を示す。図12Aではデータチャネルのうち一部をスケジューリングリクエスト専用チャネルに割り当てているが、L1/L2制御チャネルの一部を割り当ててもよい。スケジューリングリクエストとして系列A〜Dが使える場合に、系列Aは移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信するときに使う系列、系列Bは移動局装置200bがスケジューリングリクエストを送信するときに使う系列等と予め決定しておく。
このように系列を予め決定することで、基地局装置は系列A〜Dとの相関検出を行い、どの移動局装置がスケジューリングリクエストを送信しているかを検出することができる。
なお、同一セル内で複数ユーザがスケジューリングリクエストを送信する場合に、直交する系列を優先的に用いることができる。
スケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信することにより、このための無線リソースを確保する必要があり、オーバーヘッドが増大する。一方、ランダムアクセスチャネルのように、セル半径の大きいときは2TTIを使ってスケジューリングリクエスト専用チャネルを送信し、セル半径の小さいときは1TTIを使ってスケジューリングリクエスト専用チャネルを送信することが可能になる。
次に、スケジューリングリクエスト専用チャネルに複数のユーザを多重する例について、図12B及び図12Cを参照して説明する。図12Bは、複数のユーザを非同期で多重するときの多重方式を示しており、図12Cは、複数のユーザを同期で多重するときの多重方式を示している。
非同期の場合には、CQIの報告を行うチャネルで使用されるTTIと異なるTTIに、スケジューリングリクエスト用の無線リソースを割り当てると共に、各ユーザ間では非同期で割り当てる。このようにすることで、ユーザ間の直交性が保たれる。
同期の場合には、他ユーザとスケジューリングリクエストをコード多重する。すなわち、各ユーザからのスケジューリングリクエストが同じTTIで送信されるため、各ユーザ間をコード多重する必要がある。具体的には、ブロック単位でのCAZAC系列のシフトを用いることによる直交コード多重を用いて、同期で割り当てられた他ユーザのスケジューリングリクエスト用無線リソースとコード多重する。例えば、7ユーザを多重する場合に、系列長7のCAZAC系列を用意する。CAZAC系列(系列長7)をサイクリックシフト(Long Block based Cyclic Shift)して、各ユーザに割り当てられているCAZAC系列(例えば系列長12)と乗算する。このようにすることで、ユーザ間の直交性が保たれる。
また、図12Cに示す多重方式を2段階で使用して、CQI報告チャネルとスケジューリングリクエスト用無線リソースとを多重することも可能である。
スケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信する実施例の基地局装置100を示す部分ブロック図を、図13に示す。図13に示す基地局装置100は、図2で説明した基地局装置に加えて、スケジューリングリクエスト(SR)専用チャネル相関検出部112を更に有する。
受信部101で受信したCQI測定用リファレンス信号は、CQI測定相関検出部112で相関検出が行われ、スケジューリングリクエスト(SR)の有無が抽出される。例えば、系列Aとの相関が検出されると、移動局装置200aがスケジューリングリクエストを送信していると判断し、系列Bとの相関が検出されると、移動局装置200bがスケジューリングリクエストを送信していると判断する。スケジューリングリクエストがある場合には、相関検出部104で遅延時間が決定される。
スケジューリングリクエストをスケジューリングリクエスト専用チャネルで送信する実施例の移動局装置200を示す部分ブロック図を、図14に示す。図14に示す移動局装置200は、図4で説明した移動局装置に加えて、スケジューリングリクエスト専用チャネル生成部216を更に有する。
スケジューリングリクエスト専用チャネル生成部216は、スケジューリングリクエストがある場合に、予め割り当てられた系列を生成する。例えば、移動局装置200aは、スケジューリングリクエストがある場合には、系列Aを生成し、スケジューリングリクエストがない場合には系列を生成しない。
<下りリンクのデータ送信時にCQI報告を行うときの実施例>
図6A〜図8では、移動局装置が基地局装置に周期的にCQIを報告することを前提として、CQIにスケジューリングリクエストを挿入することについて説明した。しかし、図15Aに示すように、移動局装置がCQI報告を基地局装置からのリクエストに応じて行う場合が存在する。具体的には、データが存在しないときのCQI報告を省略するため、基地局装置は、下りリンクのデータの送信前にCQI報告リクエストを移動局装置に送信する。移動局装置は、CQI報告リクエストを受信した後にCQIを報告する。下りリンクのデータがなくなると、基地局装置はCQI報告終了リクエストを送信し、移動局装置はCQIの報告を終了してもよい。このときには、CQI報告(CQIフィードバック)のない区間が存在するため、CQIにスケジューリングリクエストを挿入することができない。従って、スケジューリングリクエストは、CQI報告チャネル以外のチャネルを用いて送信される必要がある。
このような場合に対処するために、図3に示すように、移動局装置は、各ユーザに個別に割り当てられたチャネルで、スケジューリングリクエストを送信する。個別のチャネルを用いることで、図15Bに示すように、CQI報告のフィードバックがない区間でもスケジューリングリクエスト(SR)を送信して同期を保持することが可能になる。前述したように、ユーザ毎にスケジューリングリクエスト用のチャネルを割り当てることで、ユーザ間の衝突を回避することができる。また、ユーザ間を識別するためのユーザIDが不要になり、スケジューリングリクエストの情報量を低減することができる。
別法として、移動局装置は、ユーザ共通で使用するランダムアクセスチャネルでスケジューリングリクエストを送信してもよい。このときのランダムアクセスチャネルは、同期を保持する区間であることから、同期ランダムアクセスチャネルと呼ばれる。図16に示すように、移動通信システムで予め同期ランダムアクセスチャネルを定めておく。移動局装置は、予め決められた同期ランダムアクセスチャネルのうち1つをランダムに選択してスケジューリングリクエストを送信する。スケジューリングリクエストには、移動局装置を識別するためのユーザIDを含める。このように、同期ランダムアクセスチャネルを定めることで、各ユーザに個別にチャネルを割り当てる方法(図3)に比べて、ユーザ数分の無線リソースを常に確保する必要がなくなる。
同期ランダムアクセスチャネルを用いるときのCQIとスケジューリングリクエスト(SR)との関係も図15Bと同様になる。このように、同期ランダムアクセスチャネルを用いる場合でも、各ユーザに個別にチャネルを割り当てられる場合と同様に、CQI報告のフィードバックがない区間に同期を保持することが可能になる。なお、同期ランダムアクセスチャネルの無線リソースは、上記のように移動通信システムで予め定められてもよく、無線環境に応じて適応的に変化してもよい。
上記のように、CQI報告のない区間が存在しても、移動局装置はスケジューリングリクエストを送信して同期を保持することが可能になる。
本発明の実施例にかかる移動通信システムによれば、上りリンクでデータを送信したい移動局装置は、基地局装置との同期が保持されているため、再同期を行うことなくスケジューリングリクエストを送信することができ、上りリンクで送信したいデータが生じてから、スケジューリングリクエストを送信するまでの時間を低減することができる。基地局装置は、スケジューリングリクエストを復調し、移動局装置に対して、無線リソースを指定することができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に、以下の項目を開示する。
(1)上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける移動局装置であって:
データ通信中ではないが、基地局装置と同期を保持する必要のある区間において、上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースを示す情報とを前記基地局装置から受信する受信手段;
スケジューリングリクエストを生成するスケジューリングリクエスト生成手段;
前記送信間隔および無線リソースに基づいて、前記スケジューリングリクエストの送信制御を行い、基地局装置から送信された遅延情報に基づいて、同期を保持する制御手段;
前記スケジューリングリクエストを送信する送信手段;
を備える移動局装置。
(2)(1)に記載の移動局装置において:
下りリンクのパイロットチャネルおよび/または同期チャネルに基づいて、移動局装置の状態を推定する状態推定手段;
を更に備え、
前記送信手段は、前記移動局装置の状態を更に送信し;
前記制御手段は、前記移動局装置の状態に基づいて基地局装置でスケジューリングされた送信間隔および無線リソースを示す情報に基づいて、前記スケジューリングリクエストの送信制御を行うことを特徴とする移動局装置。
(3)(1)に記載の移動局装置において;
移動局装置の状態としてサービスのQoSを示す情報を生成するQoS情報生成手段;
を更に備え、
前記制御手段は、前記サービスのQoSを示す情報に基づいて基地局装置でスケジューリングされた送信間隔および無線リソースを示す情報に基づいて、前記スケジューリングリクエスの送信制御を行うことを特徴とする移動局装置。
(4)(1)に記載の移動局装置において:
前記送信手段は、前記スケジューリングリクエストを、衝突型チャネルおよび事前に割り当てを行う非衝突型チャネルの一方で送信することを特徴とする移動局装置。
(5)(1)に記載の移動局装置において:
前記送信手段は、前記スケジューリングリクエストを、上りリンク制御チャネルで送信することを特徴とする移動局装置。
(6)(1)に記載の移動局装置において:
前記送信手段は、前記スケジューリングリクエストを、ランダムアクセスチャネルで送信することを特徴とする移動局装置。
(7)(1)に記載の移動局装置において:
前記スケジューリングリクエストをCQIと共に送信するためのCQI報告チャネルを生成するCQI報告チャネル生成手段;
を更に備え、
前記送信手段は、前記スケジューリングリクエストを、CQI報告チャネルで送信することを特徴とする移動局装置。
(8)(1)に記載の移動局装置において:
前記スケジューリングリクエストをCQI測定用リファレンス信号として表現するCQI測定用リファレンス信号生成手段;
を更に備え、
前記送信手段は、前記スケジューリングリクエストを、前記CQI測定用リファレンス信号として送信することを特徴とする移動局装置。
(9)(1)に記載の移動局装置において:
前記スケジューリングリクエストに専用の無線リソースを割り当てたスケジューリングリクエスト専用チャネルを生成するスケジューリングリクエスト専用チャネル生成手段;
を更に備え、
前記送信手段は、前記スケジューリングリクエストを、前記スケジューリングリクエスト専用チャネルで送信することを特徴とする移動局装置。
(10)上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける基地局装置であって:
移動局装置から送信された該移動局装置の状態および/またはサービスのQoS情報を示す情報に基づいて、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースとを決定するスケジューリング手段;
前記移動局装置から前記送信間隔および無線リソースに基づいて送信されたスケジューリングリクエストに基づいて、相関検出を行い、移動局装置に遅延情報をフィードバックする相関検出手段;
を備える基地局装置。
(11)(10)に記載の基地局装置において:
前記スケジューリング手段は、移動局装置の状態を示す情報および/またはサービスのQoSに基づいて、前記送信間隔と、無線リソースとを決定することを特徴とする基地局装置。
(12)(10)に記載の基地局装置において:
前記スケジューリング手段は、複数の移動局装置を、周波数分割多重、時間分割多重および符号分割多重のうちいずれか1つまたはこれらの組み合わせにより多重するスケジューリングを行うことを特徴とする基地局装置。
(13)(10)に記載の基地局装置において:
前記スケジューリングリクエストを、上りリンク制御チャネルで受信することを特徴とする基地局装置。
(14)(10)に記載の基地局装置において:
前記スケジューリングリクエストを、ランダムアクセスチャネルで受信することを特徴とする基地局装置。
(15)(10)に記載の基地局装置において:
前記スケジューリングリクエストを、CQI報告チャネルで受信することを特徴とする基地局装置。
(16)(10)に記載の基地局装置において:
前記スケジューリングリクエストを、CQI測定用リファレンス信号として受信することを特徴とする基地局装置。
(17)(10)に記載の基地局装置において:
前記スケジューリングリクエストを、スケジューリングリクエスト専用チャネルで受信することを特徴とする基地局装置。
(18)上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法であって:
基地局装置が、移動局装置から送信された該移動局装置の状態および/またはサービスのQoS情報を示す情報に基づいて、移動局装置が上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースとを決定するスケジューリングステップ;
移動局装置が、スケジューリングリクエストを生成するスケジューリングリクエスト生成ステップ;
移動局装置が、前記送信間隔および無線リソースに基づいて、前記スケジューリングリクエストの送信制御を行う送信制御ステップ;
移動局装置が前記スケジューリングリクエストを送信する送信ステップ;
基地局装置が、前記移動局装置から前記送信間隔および無線リソースに基づいて送信されたスケジューリングリクエストに基づいて、相関検出を行い、移動局装置に遅延情報をフィードバックする相関検出ステップ;
移動局装置が、基地局装置から送信された遅延情報に基づいて、同期を保持する同期保持ステップ;
を有する上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法。
(19)(18)に記載のスケジューリングリクエスト送信方法において:
前記スケジューリングリクエストは、上りリンク制御チャネルで送信されることを特徴とするスケジューリングリクエスト送信方法。
(20)(18)に記載のスケジューリングリクエスト送信方法において:
前記スケジューリングリクエストは、ランダムアクセスチャネルで送信されることを特徴とするスケジューリングリクエスト送信方法。
(21)(18)に記載のスケジューリングリクエスト送信方法において:
前記スケジューリングリクエストは、CQI報告チャネルで送信されることを特徴とするスケジューリングリクエスト送信方法。
(22)(18)に記載のスケジューリングリクエスト送信方法において:
前記スケジューリングリクエストは、CQI測定用リファレンス信号として送信されることを特徴とするスケジューリングリクエスト送信方法。
(23)(18)に記載のスケジューリングリクエスト送信方法において:
前記スケジューリングリクエストは、スケジューリングリクエスト専用チャネルで送信されることを特徴とするスケジューリングリクエスト送信方法。
本発明にかかる移動局装置および基地局装置並びに上りリンクのスケジューリングリクエスト送信方法は、移動通信システムに適用できる。
100 基地局装置
101 受信部
102 スケジューラ
104 相関検出部
106 送信部
108 CQI復調部
110 CQI測定相関検出部
112 スケジューリングリクエスト専用チャネル相関検出部
200 移動局装置
201 受信部
202 状態測定部
204 制御部
206 スケジューリングリクエスト生成部
208 送信部
210 CQI測定部
212 CQI報告チャネル生成部
214 CQI測定用リファレンス信号生成部
216 スケジューリングリクエスト専用チャネル生成部

Claims (1)

  1. 上りリンクの無線アクセス方式として、シングルキャリアFDMAが適用される移動通信システムにおける移動局装置であって:
    データ通信中ではないが、基地局装置と同期を保持する必要のある区間において、上りのデータの送信に先立って送信するスケジューリングリクエストの送信間隔と、該スケジューリングリクエストを送信する無線リソースを示す情報とを前記基地局装置から受信する受信手段;
    スケジューリングリクエストを生成するスケジューリングリクエスト生成手段;
    前記送信間隔および無線リソースに基づいて、前記スケジューリングリクエストの送信制御を行い、基地局装置から送信された遅延情報に基づいて、同期を保持する制御手段;
    前記スケジューリングリクエストを送信する送信手段;
    を備える移動局装置。
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