JP2009277709A - 冷却ファン制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品を内蔵した装置に冷却ファンを配設する場合に、冷却ファンの交換頻度を低くする。
【解決手段】冷却ファン制御装置Aは、電子部品を内蔵した装置に配設される常用及び予備用冷却ファン4、5と、これら常用及び予備用冷却ファン4、5を制御するファン制御基板とを配設する。ファン制御基板は、制御部75を有している。制御部75には、常用及び予備用冷却ファン4、5を交互に運転させる交互運転指令部75aが設けられている。常用及び予備用冷却ファン4、5を交互に運転させることにより、各々の運転時間を短縮させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子部品を有する装置に配設される冷却ファンを制御する冷却ファン制御装置に関する。
従来より、例えば、船舶には、発電機が故障した場合のような非常時に備えて、蓄電池と、蓄電池の充放電を制御する制御盤とが搭載されている(例えば、特許文献1参照)。制御盤には、変圧器や自動電圧調整装置(AVR:automatic voltage regulator)等が設けられており、蓄電池に蓄えられている電力を所定電圧に変圧するとともに整流して船舶の各機器に供給できるようになっている。上記自動電圧調整装置は、トランジスタ等の発熱する電子部品を有しており、それら電子部品を冷却するための冷却ファンを備えている。
特開平10−32942号公報
ところで、電子部品を有する装置に設けられる冷却ファンは、万一停止すると電子部品が熱により損傷して機能しなくなるので、寿命を迎える前に交換しなければならない。しかしながら、冷却ファンを交換するのは煩雑であり、しかも、交換作業中は装置を停止させなければならないので、交換頻度はできるだけ低くしたいという要求がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子部品を有する装置に冷却ファンを配設する場合に、冷却ファンの交換頻度を低くすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、第1及び第2冷却ファンを交互に運転するようにした。
具体的には、第1の発明では、電子部品を有する装置に配設される第1及び第2冷却ファンと、上記第1及び第2冷却ファンを制御するファン制御ユニットとを備え、上記ファン制御ユニットは、上記第1及び第2冷却ファンを交互に運転させる交互運転指令部を有している構成とする。
この構成によれば、第1冷却ファンが運転しているときには第2冷却ファンが停止し、第2冷却ファンが運転しているときには第1冷却ファンが停止する。これにより、第1及び第2冷却ファンの各々の運転時間を、各々を連続運転させた場合に比べて短くすることが可能になる。
第2の発明では、第1の発明において、交互運転指令部は、第1冷却ファンの運転時間を第2冷却ファンの運転時間よりも長くする構成とする。
この構成によれば、第1冷却ファンの方が第2冷却ファンよりも早く寿命を迎えることになるので、交換作業時には、第1冷却ファンのみを交換すれば済む。また、第1及び第2冷却ファンが同時に寿命を迎えて停止してしまうのを回避することが可能になる。
第3の発明では、第1または2の発明において、電子部品の温度状態を検出する温度検出部を備え、ファン制御ユニットは、上記温度検出部で検出された温度が所定以上である場合に第1及び第2冷却ファンを同時に運転させる同時運転指令部を有している構成とする。
この構成によれば、電子部品が高温状態である場合に、第1及び第2冷却ファンの両方によって冷却風を送ることが可能になる。
第4の発明では、第1から3のいずれか1つの発明において、第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方には、回転状態を検出する回転検出部が設けられ、上記回転検出部は、回転状態に関する信号をファン制御ユニットへ出力するように構成され、上記ファン制御ユニットは、上記回転検出部から出力された信号に基づいて上記一方の冷却ファンの運転状態が異常であるか否かを判定し、異常である場合に報知するように構成されているものとする。
この構成によれば、第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方が異常である場合に周囲に知らせることが可能になる。
第5の発明では、第1から4のいずれか1つの発明において、ファン制御ユニットは、第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方の単位時間当たりの回転数を表示する表示部を有している構成とする。
この構成によれば、第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方の回転数が表示部に表示されるので、当該冷却ファンの状態が良好であるか否かを判断することが可能になる。
第6の発明では、第1から5のいずれか1つの発明において、ファン制御ユニットは、第1及び第2冷却ファンの運転モードを変更する運転モード切替部を有している構成とする。
この構成によれば、第1及び第2冷却ファンの運転モードを、電子部品の種類や使用状態に応じたモードにすることが可能になる。
第1の発明によれば、電子部品を有する装置に第1及び第2冷却ファンを配設し、これら冷却ファンを制御するファン制御ユニットが、第1及び第2冷却ファンを交互に運転させる交互運転指令部を有しているので、第1及び第2冷却ファンの各々の運転時間を短くすることができる。これにより、第1及び第2冷却ファンが寿命を迎えるまでの期間を長くすることができ、よって、交換頻度を低くすることができる。
第2の発明によれば、第1冷却ファンの運転時間を第2冷却ファンの運転時間よりも長くしたので、交換作業時に第1冷却ファンのみを交換すればよく、第1及び第2冷却ファンを同時に交換する場合に比べて交換作業性を良好にすることができる。また、第1及び第2冷却ファンが同時に寿命を迎えて停止してしまうのを回避でき、電子部品の熱によるトラブルを未然に防止できる。
第3の発明によれば、電子部品が高温状態にある場合に第1及び第2冷却ファンを同時に運転させて冷却風量を十分に確保することができる。
第4の発明によれば、ファン制御ユニットが、第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方の運転状態が異常であるか否かを判定して異常である場合に警報を発するので、異常が発生した冷却ファンの交換を促すことができ、電子部品の熱によるトラブルを未然に防止できる。
第5の発明によれば、第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方の回転数を表示部に表示するようにしたので、当該冷却ファンの状態を判断できる。よって、メンテナンス時の利便性を向上させることができる。
第6の発明によれば、運転モードを変更することで、電子部品の種類や使用状態に対応させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る冷却ファン制御装置Aを備えた自動電圧調整装置1を示すものである。この自動電圧調整装置1は、船舶に搭載されている非常用蓄電池(図示せず)の充放電を制御する充放電制御盤100(図2に示す)内に配設されている。充放電制御盤100は、縦長の筐体101と、筐体101内に配設される上記自動電圧調整装置1や変圧器102等が固定される配設板103とを備えている。筐体101の前面には、開口が形成され、この開口は筐体101に支持された扉104によって開閉されるようになっている。配設板103の上部には変圧器102が取り付けられ、配設板103の変圧器102よりも下方には、自動電圧調整装置1及び各種機器が取り付けられている。変圧器102と自動電圧調整装置1とは、上下方向に所定距離離れている。
自動電圧調整装置1は、図3に示すように、トランジスタ等の複数の電子部品2、2、…を有する装置本体3と、装置本体3の内部に配設された常用及び予備用冷却ファン4、5と、常用及び予備用冷却ファン4、5を覆うカバー6と、常用及び予備用冷却ファン4、5を制御するファン制御用基板7とを備えている。常用及び予備用冷却ファン4、5と、ファン制御用基板7とで、本発明の冷却ファン制御装置Aが構成されている。常用冷却ファン4が本発明の第1冷却ファンであり、予備用冷却ファンが本発明の第2冷却ファンであり、ファン制御用基板7が本発明のファン制御ユニットである。
自動電圧調整装置1に供給された電力は、装置本体3内の電子部品2によって電圧調整された後、出力されるようになっており、この装置本体3の内部構造は、従来より船舶用蓄電池の充放電制御盤に設けられている自動電圧調整装置と同様であるため、説明を省略する。
図1にも示すように、装置本体3は、上下方向に長いケース10を備えており、このケース10内に電子部品2が配設されている。図3に示すように、ケース10の下壁には、吸気口10a、10a、…が形成されるとともに、制御盤100内の配線105(図2に示す)が接続されるコネクタ11が下方へ突出するように設けられている。また、ケース10の上部には、常用及び予備用冷却ファン4、5を収容するファン収容部12が形成されており、このファン収容部12に収容された常用及び予備用冷却ファン4、5は、上記カバー6によって上方から覆われるようになっている。ケース10の後面側(筐体101の奥側)には、筐体101の配設板103に固定されるブラケット13が設けられている。また、ケース10の前面側(筐体103の手前側)には、上記ファン制御用基板7がケース10外に臨むようにして取り付けられている。ファン制御用基板7により、常用冷却ファン4及び予備用冷却ファン5が制御され、これら冷却ファン4、5が作動すると、空気がケース10下部の吸気口10aからケース10内に吸い込まれて電子部品2を冷却する冷却風となってケース10内を上方へ流れ、カバー6の排気孔20から排出されるようになっている。
図4に示すように、装置本体3のファン収容部12は、全体として矩形箱状をなしており、下板22と、下板22の左右両縁部から立ち上がる左右両側板23、24と、下板22の前縁部から立ち上がる前板25と、下板22の後縁部から立ち上がる後板26とを有している。ファン収容部12の内部形状は、常用及び予備用冷却ファン4、5をケース10の前後方向に並べて収容できるように、ケース10の前後方向に長く形成されている。ファン収容部12の後側に常用冷却ファン4が配置され、前側に予備用冷却ファン5が配置されるようになっている。
ファン収容部12の上部には、その全体に亘って上方へ向けて開放する開放口12aが形成されている。図3にも示すように、ファン収容部12の下板22の後側及び前側には、それぞれ後側及び前側貫通孔22a、22bが形成されており、これら貫通孔22a、22bによってケース10内の下部とファン収容部12とが連通するようになっている。また、ファン収容部12の前板25の高さは、後板26よりも低く設定されている。
図5にも示すように、ファン収容部12の下板22には、前後方向の中央よりも後側に、常用冷却ファン4のオス端子(後述する)が挿通する後側挿通孔22c、22cが貫通形成され、また、前後方向の中央よりも前側に、予備用冷却ファン5のオス端子(後述する)が挿通する前側挿通孔22d、22dが貫通形成されている。図3に示すように、下板22の下面には、常用冷却ファン4のオス端子が差し込まれる形状の第1メス端子28が後側挿通孔22c、22cに一致して下方へ突出するように設けられるとともに、予備用冷却ファン5のオス端子が差し込まれる形状の第2メス端子29が前側挿通孔22d、22dに一致して下方へ突出するように設けられている。第1及び第2メス端子28、29には、ファン制御用基板7から延びる第1及び第2配線30、31がそれぞれ接続されている。
図6及び図7に示すように、常用冷却ファン4は、羽根車35と、羽根車35を回転駆動するモーター36と、モーター36を支持する枠部37とを備えている。枠部37の外形状は略正方形とされ、内形状は、略円形とされている。枠部37には、モーター36を支持する支持部38が枠部37の内方へ向けて延びるように形成されている。モーター36の回転軸は、枠部37の厚み方向に延びている。羽根車35は、モーター36によって回転駆動されると空気を枠部37の厚み方向に送るように構成されている。モーター36及び羽根車35は、枠部37の厚み方向両端面から出ないように配置されている。
また、図7に示すように、枠部37の4つの角部のうち、2つの角部には、オス端子39、39が枠部37の厚み方向へ向けて突出するように形成されている。このオス端子39の突出方向は、詳細は後述するが、常用冷却ファン4をファン収容部12へ収容する際の収容方向(上下方向)と一致するように設定されている。一方のオス端部39には、モーター36の+極から延びる配線(図示せず)が接続され、他方のオス端子39には、モーター36の−極から延びる配線(図示せず)が接続されている。また、常用冷却ファン4には、羽根車35の回転によってパルスを発生させるパルス発生器40(図9に示す)が内蔵されている。
パルス発生器40は、例えば、モーター36の回転軸に同期して回転する磁石(図示せず)と、モーター36の非回転部分に固定される磁力センサ(図示せず)とを有する磁力式のものを用いることができる。このパルス発生器40で発生したパルス信号は、羽根車35の回転状態に関する信号であり、モーター36から延びる配線に流れるようになっている。また、パルスはモーター36の回転軸が1回転すると4つ発生するようになっている。尚、パルス発生器40は、磁力式のものに限られず、光学式のもの等、他の方式のものであってもよい。また、モーター36の回転軸が1回転したときのパルスの発生数は4つに限られるものではない。このパルス発生器40が、本発明の回転検出部である。
また、予備用冷却ファン5は、常用冷却ファン4と同様に構成されており、回転検出部としてのパルス発生器41(図9に示す)を有している。
図1、図3及び図4に示すように、カバー6は、ファン収容部12の開放口12a全体を覆うように形成されている。図4に示すように、カバー6は、ファン収容部12の左右両側板23、24の外面を覆うように延びる左右両側壁部43、44と、ファン収容部12の前板25の上縁部に連なるように形成された前壁部45と、ファン収容部12の後板26の上縁部に連なるように形成された後壁部46とを備えている。
図1に示すように、前壁部45は、前板25の上縁部から上方へ延びた後、後側へ折り曲げられている。前壁部45の上半部は、後側へ行くほど上方に位置するように傾斜して延びている。前壁部45の上部は、上方へ延びるように形成されている。後壁部46は、後板26の上縁部から上方へ延びた後、前側へ折り曲げられている。後壁部46の上半部は、前側へ行くほど上方に位置するように傾斜して延びている。後壁部46の上部は、前壁部45の上部と平行に上方へ向けて延びるように形成されている。
右側壁部44は、前壁部45及び後壁部46の右縁部に沿うように形成されている。また、左側壁部43(図4に示す)は、前壁部45及び後壁部46の左縁部に沿うように形成されている。左右両側壁部43、44の上部は、上方へ向けて互いに平行に延びている。左右両側壁部43、44の上部と、前壁部45及び後壁部46の上部とにより、カバー6の上端部に矩形の排気孔20が形成されるようになっている。
また、前壁部45及び後壁部46の上半部と、左右両側壁部43、44の上半部とにより、導風ダクト部48が形成されている。この導風ダクト部48の断面は、前壁部45及び後壁部46の上半部が上記のように傾斜していることから、上側(下流側)へ行くほど狭くなっている。つまり、導風ダクト部48の流路は、下流側へ向けて絞られている。
排気孔20の内部には、網50が流路を横切るように配設されている。また、排気孔20の前後方向中央部には、左右両側壁43、44を連結する連結板51が設けられている。この連結板51は上下方向に延びている。連結板51には、排気孔20から排出される空気を所定方向に導くための導風板52が取り付けられるようになっている。この導風板52の形状は、自動電圧調整装置1の設置場所に応じて任意に変更することができる。
図3に示すように、カバー6の内部には、導風ダクト部48よりも下側に、常用及び予備用冷却ファン4、5を上方から押さえるための押さえ板55が配設されている。押さえ板55は、前後方向に長い形状とされ、その前側が予備用冷却ファン5に当接し、後側が常用冷却ファン4に当接するようになっている。押さえ板55の後側には、後側貫通孔22aと一致する後側通風孔55aが形成され、前側には、前側貫通孔22bと一致する前側通風孔55bが形成されている。
カバー6の前壁部45及び後壁部46は、ファン収容部12の前板25及び後板26にそれぞれ固定されるようになっている。カバー6の後壁部46には、ファン収容部12の後板26に形成された係合孔26a(図4に示す)にその前方から差し込まれる係合片(図示せず)が設けられている。また、カバー6の前壁部45は、ワンタッチ式固定具60によってファン収容部12の前板25に固定されるようになっている。
固定具60は、いわゆるパッチン錠で構成されており、ファン収容部12の前板25に固定され、カバー6の前壁部45に固定された係止部61に係脱するようになっている。図8に示すように、係止部61は、上方へ向けて突出するように形成されている。一方、固定具60は、前板25に固定される台座62と、操作レバー63と、係止部61に引っ掛かるように形成されたフック部64とを備えている。操作レバー63は、台座62に対し水平方向に延びる支軸65により支持されている。フック部64は、水平方向に延びる支軸66により操作レバー63に支持されている。操作レバー63を支軸65周りに押し下げて回動させると、フック部64が下方へ移動して係止部61に引っ掛かり、固定具60は係止部61に係止した係止状態(図8に示す状態)となる。これにより、カバー6がケース10に固定された状態となる。一方、操作レバー63を支軸65周りに上方へ回動させると、フック部64が上方へ移動して係止部61から外れ、固定具60は係止部61から離脱した離脱状態となる。尚、固定具60としては、上記した構造に限られるものではなく、各種パッチン錠を用いることができる。
図1及び図3に示すように、上記ファン制御用基板7は、ケース10の前壁にスペーサー69を介して締結固定されている。ファン制御用基板7の下部には、電源コード70が接続される端子71が設けられている。ファン制御用基板7の端子71よりも上方には、ファン制御用基板7の周囲の温度を検出するための温度センサ72、冷却ファン4、5が作動を開始する温度を設定するための温度設定ノブ73、冷却ファン4、5の運転モードを切り替える運転モード切替ノブ74、制御部75、常用冷却ファン4に接続される第1配線30用の第1コネクタ76、予備用冷却ファン5に接続される第2配線31用の第2コネクタ77、第1LED表示器78及び第2LED表示器79が設けられている。
ファン制御用基板7の周囲の温度は、電子部品2の温度の上昇に伴って高まるものなので、ファン制御用基板7の周囲の温度を検出することで、電子部品2の温度状態が得られるようになっている。つまり、温度センサ72は、本発明の温度検出部である。
第1配線30は、第1コネクタ76から第1メス端子28まで延びている。第2配線31は、第2コネクタ77から第2メス端子29まで延びている。常用及び予備用冷却ファン4、5のオス端子39がメス端子28、29に接続された状態で、図9にも示すように、パルス発生器40、41から出力されるパルス信号が第1及び第2配線30、31を介して制御部75に入力されるようになっている。制御部75には、CPUやメモリ等が設けられている。制御部75は、入力されたパルス信号に基づいて、羽根車35が回転しているか否か、及び、羽根車35の単位時間当たりの回転数(以下、単に回転数という)を算出するように構成されている。また、常用及び予備用冷却ファン4、5の新品時の回転数(定格回転数)は、制御部75のメモリに予め記憶されており、CPUにおいて、この新品時の回転数と、パルス信号に基づいて算出された現在の回転数とを比較することで、新品時に比べて回転数がどの程度低下しているか得ることができるようになっている。また、温度設定ノブ73及び運転モード切替ノブ74は例えば可変抵抗器等で構成されており、これらノブ73、74の設定状態が制御部75で検出可能となっている。
図10に示すように、第1LED表示器78は、第1コネクタ76の直下方に配置されており、緑色LED78aと赤色LED78bとを有している。第2LED表示器79も同様に緑色LED79aと赤色LED79bとを有している。第1LED表示器78及び第2LED表示器79は、制御部75に接続されている。尚、図示しないが、ファン制御用基板7の前側には、保護カバーが取り付けられるようになっている。
制御部75は、常用及び予備用冷却ファン4、5のパルス発生器40、41から出力されるパルス信号と、温度センサ72から出力される信号と、温度設定ノブ73及び運転モード切替ノブ74の設定状態とに基づいて、第1LED表示器78、第2LED表示器79、常用冷却ファン4及び予備用冷却ファン5を制御するように構成されている。
制御部75は、基本的には、温度センサ72によってファン制御用基板7の周囲の温度が設定温度(例えば、40℃)以上となったことが検出されると、常用冷却ファン4乃至予備用冷却ファン5を運転させる。そして、制御部75は、パルス発生器40、41から出力されたパルス信号に基づいて常用冷却ファン4が正常に作動していることを検出すると、第1LED表示器78の緑色LED78aを点灯させる。制御部75は、常用冷却ファン4の回転数が設定値以下であったり、常用冷却ファン4が回転していないことを検出すると、異常状態であるとして、第1LED表示器78の赤色LED78bを点灯させるようになっている。制御部75は、同様にして、第2LED表示器79を予備用冷却ファン5の作動状態に応じて点灯させる。
また、図9に示すように、制御部75には、常用及び予備用冷却ファン4、5を交互に運転させる交互運転指令部75aが設けられている。常用冷却ファン4の運転時間は、交互運転指令部75aによって、予備用冷却ファン5の運転時間よりも長く設定されている。具体的には、常用冷却ファン4のみを10時間運転させた後、予備用冷却ファン5のみを2時間運転させる。これが繰り返されるようになっている。
また、制御部75には、同時運転指令部75bが設けられている。この同時運転指令部75bは、温度センサ72によってファン制御用基板7の周囲の温度が上記した設定温度よりも所定以上高いことが検出されると、常用冷却ファン4及び予備用冷却ファン5を同時に運転するように構成されている。
運転モード切替ノブ74によって運転モードを15通りに変更できるようになっている。図11に示すように、運転モード切替ノブ74の周囲には、0〜9までの数字と、A〜Fまでのアルファベットとが表示されている。運転モード切替ノブ74を回転させることで、0〜9モード、A〜Fモードのうち、1つの運転モードを選択することができるようになっている。
0モードは、常用冷却ファン4の回転数が定格回転数の70%以下になって冷却風量が十分に確保できない虞れがある場合、または、ファン制御用基板7の周囲の温度が上記設定温度よりも高い45℃以上に上昇した場合に、同時運転指令部75bにより常用冷却ファン4及び予備用冷却ファン5を同時に運転するモードである。この実施形態では、1〜8モードは、0モードと同じにしてあるが、変更することも可能である。さらに、0〜8モードでは、常用冷却ファン4の回転数が60%以下になると、異常であると判定して赤色LED78bを点灯させるようになっている。常用冷却ファン4の異常をブザーや外部の表示装置で報知するようにしてもよい。
9モードは、常用冷却ファン4の回転数が定格回転数の80%以下になって冷却風量が十分に確保できない虞れがある場合、または、ファン制御用基板7の周囲の温度が70℃以上に上昇した場合に、常用冷却ファン4及び予備用冷却ファン5を同時に運転するモードである。この実施形態では、Aモード及びBモードは、9モードと同じにしてあるが、変更することも可能である。9モード、Aモード、Bモードでは、常用冷却ファン4の回転数が70%以下になると、異常であると判定して赤色LED78bを点灯させて報知するようになっている。
Cモードは、テストモードであり、常用冷却ファン4の回転数が新品時の90%以下になった場合、または、ファン制御用基板7の周囲の温度が20℃以上に上昇した場合に、常用冷却ファン4及び予備用冷却ファン5を同時に運転するモードである。また、Cモードでは、常用冷却ファン4のみを5分間運転させた後、予備用冷却ファン5のみを1分間運転させ、これが繰り返されるようになっている。Cモードでは、常用冷却ファン4又は予備用冷却ファン5の回転数が定格回転数の30%以下になると、第1LED表示器78の赤色LED78b又は第2LED表示器79の赤色LED79bを点灯させて報知するようになっている。
Dモードは、常用冷却ファン4のみを作動させて回転数をチェックするモードである。常用冷却ファン4の回転数は第1LED表示器78及び第2LED表示器79に表示されるようになっている。すなわち、第1LED表示器78の緑色LED78aが点灯すると「8」を示し、赤色LED78bが点灯すると「4」を示し、第2LED表示器79の緑色LED79aが点灯すると「2」を示し、赤色LED79bが点灯すると「1」を示すようになっている。例えば、Dモードにしたときに、第1LED表示器78の赤色LED78bと第2LED表示器79の赤色LED79bが点灯すると、一の位の数字が4+1=5であることを示し、その後、第1LED表示器78の緑色LED78aのみが点灯すると、十の位の数字が8であることを示す。つまり、この場合、単位時間(例えば、1分間)当たりの回転数が85回転ということになる。第1LED表示器78及び第2LED表示器79が本発明の表示部であり、常用及び予備用冷却ファン4、5の異常を報知する報知器と兼用となっている。
Eモードは、予備用冷却ファン5を作動させてDモードと同様に回転数をチェックするモードである。
Fモードは、温度設定ノブ73で温度を設定する際に使用するモードである。温度設定ノブ73を回すと、上記のように第1LED表示器78及び第2LED表示器79が点灯して設定温度が示されるようになっている。
次に、上記のように構成された自動電圧調整装置1の動作について説明する。尚、温度設定ノブ73による設定温度は40℃に設定され、運転モード切替ノブ74による運転モードは0モードに設定されている。
自動電圧調整装置1内部の電子部品2が発熱して、温度センサ72によりファン制御用基板7の周囲の温度が例えば40℃になったことが検出されると、制御部75は、交互運転指令部75aにより、常用冷却ファン4のみを10時間運転させた後、予備用冷却ファン5のみを2時間運転させ、これを繰り返す。これにより、常用冷却ファン4が運転しているときには予備用冷却ファン5が停止し、予備用冷却ファン5が運転しているときには常用冷却ファン4が停止することになるので、冷却ファン4、5の各々の運転時間を、連続運転した場合に比べて短くすることが可能になる。
常用冷却用ファン4が作動すると、図3に示すケース10下部の吸気口10aからケース10内部に空気が吸い込まれて電子部品2を冷却しながら上方へ流れていき、ファン収容部12の後側貫通孔22a、後側通風孔55a、導風ダクト部48を順に流れた後、排気孔20から排気される。このとき、導風ダクト部48の流路が下流側へ向かって絞られているので、空気の流速を高めることができる。予備用冷却ファン5が作動する場合も同様にして空気が上方へ流れて排気孔20から排気される。この自動電圧調整装置1の上方には、図2に示すように、変圧器102が配置されているので、排気孔20から排気された空気を変圧器102に当てて変圧器102を冷却することも可能となっている。
ファン制御用基板7の周囲の温度が45℃以上になったことが検出されると、制御部75の同時運転指令部75bにより、常用冷却ファン4及び予備用冷却ファン5を同時に運転させる。これにより、冷却風量を増加させることができる。ファン制御用基板7の周囲の温度が45℃よりも低くなったことが検出されると、上記のように常用冷却ファン4と予備用冷却ファン5との一方のみの運転となる。
また、常用冷却ファン4の回転数が70%以下になったことが検出されると、第1LED表示器78の赤色LED78bが点灯して常用冷却ファン4に異常があることが報知される。このタイミングで常用冷却ファン4を交換する。
常用冷却ファン4を交換する手順について説明すると、始めに、係止状態にある固定具60の操作レバー63を上方へ回動させてフック部64を係止部61から離脱させる。そして、カバー6を上方へ動かしてケース10から取り外す。その後、常用冷却ファン5を掴んで持ち上げると、オス端子39が第1メス端子28から抜けて、常用冷却ファン4をファン収容部12から取り出すことができる。次いで、新品の常用冷却ファン4を、そのオス端子39が第1メス端子28に一致するように、ファン収容部12の上方に配置する。そして、常用冷却ファン4を下方へ移動させてファン収容部12内に入れ、オス端子39を第1メス端子28に差し込む。その後、カバー6をケース10の上部に置いてから、固定具60の操作レバー63を下方へ押し下げて固定具60を係止状態にすることにより、カバー6をケース10に固定する。尚、予備用冷却ファン5の回転数が定格回転数の70%以下になったときには、第2LED表示器79の赤色LED79bが点灯するので、同様にして予備用冷却ファン5を交換する。
以上説明したように、この実施形態によれば、電子部品2を内蔵した自動電圧調整装置1に常用及び予備用冷却ファン4、5を配設し、これら冷却ファン4、5を交互に運転させるようにしたので、常用及び予備用ファン4、5の各々の運転時間を、連続運転した場合に比べて短くすることができる。これにより、常用及び予備用冷却ファン4、5が寿命を迎えるまでの期間を長くすることができ、よって、交換頻度を低くすることができる。
また、常用冷却ファン4の運転時間を予備用冷却ファン5の運転時間よりも長くしたので、交換作業時に常用冷却ファン4のみを交換すればよく、常用及び予備用冷却ファン4、5を同時に交換する場合に比べて交換作業性を良好にすることができる。また、常用及び予備用冷却ファン4、5が同時に停止してしまうのを回避でき、電子部品2のトラブルを未然に防止できる。
また、電子部品2が高温状態にある場合に常用及び予備用冷却ファン4、5を同時に運転させて冷却風量を十分に確保することができる。
また、常用及び予備用冷却ファン4、5の少なくとも一方の運転状態が異常であるか否かを判定して異常である場合に報知するようにしたので、異常が発生した冷却ファンの交換を促すことができ、電子部品2のトラブルを未然に防止できる。尚、この実施形態では、常用及び予備用冷却ファン4、5の両方の異常を判定して報知するようにしているが、一方のみ異常を判定して報知するようにしてもよい。
また、常用及び予備用冷却ファン4、5の少なくとも一方の回転数を表示できるようにしたので、メンテナンス時の利便性を向上させることができる。
また、運転モードを変更することで、電子部品2の種類や使用状態に対応させることができる。
尚、この実施形態では、本発明を自動電圧調整装置1に適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明は、各種電子部品を有する装置に適用することができる。
また、この実施形態では、カバー6をワンタッチ式固定具60としてのパッチン錠で固定するようにしているが、これに限らず、1回の操作で係止状態を解除できる固定具であれば種類や構造は上記したものに限定されない。
また、冷却ファン4、5は、3つ以上であってもよい。
以上説明したように、本発明に係る冷却ファン制御装置は、例えば、船舶に搭載される自動電圧調整装置に用いることができる。
実施形態に係る自動電圧調整装置の斜視図である。 充放電制御盤の内部を示す図である。 自動電圧調整装置の縦断面図である。 カバー及び冷却ファンを取り外した状態を示すファン収容部の斜視図である。 ファン収容部の平面図である。 冷却ファンの正面図である。 冷却ファンの斜視図である。 図1におけるVIII−VIII線断面図である。 冷却ファンの制御回路のブロック図である。 ファン制御用基板の上部の拡大図である。 運転モード切替ノブの正面図である。
符号の説明
1 自動電圧調整装置
2 電子部品
4 常用冷却ファン(第1冷却ファン)
5 予備用冷却ファン(第2冷却ファン)
7 ファン制御用基板(ファン制御ユニット)
40、41 パルス発生器(回転検出部)
72 温度センサ(温度検出部)
74 運転モード切替ノブ(運転モード切替部)
75 制御部
75a 交互運転指令部
75b 同時運転指令部
78、79 第1、第2LED表示器(表示部)
A 冷却ファン制御装置

Claims (6)

  1. 電子部品を有する装置に配設される第1及び第2冷却ファンと、
    上記第1及び第2冷却ファンを制御するファン制御ユニットとを備え、
    上記ファン制御ユニットは、上記第1及び第2冷却ファンを交互に運転させる交互運転指令部を有していることを特徴とする冷却ファン制御装置。
  2. 請求項1に記載の冷却ファン制御装置において、
    交互運転指令部は、第1冷却ファンの運転時間を第2冷却ファンの運転時間よりも長くすることを特徴とする冷却ファン制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の冷却ファン制御装置において、
    電子部品の温度状態を検出する温度検出部を備え、
    ファン制御ユニットは、上記温度検出部で検出された温度が所定以上である場合に第1及び第2冷却ファンを同時に運転させる同時運転指令部を有していることを特徴とする冷却ファン制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の冷却ファン制御装置において、
    第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方には、回転状態を検出する回転検出部が設けられ、
    上記回転検出部は、回転状態に関する信号をファン制御ユニットへ出力するように構成され、
    上記ファン制御ユニットは、上記回転検出部から出力された信号に基づいて上記一方の冷却ファンの運転状態が異常であるか否かを判定し、異常である場合に報知するように構成されていることを特徴とする冷却ファン制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の冷却ファン制御装置において、
    ファン制御ユニットは、第1及び第2冷却ファンの少なくとも一方の単位時間当たりの回転数を表示する表示部を有していることを特徴とする冷却ファン制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の冷却ファン制御装置において、
    ファン制御ユニットは、第1及び第2冷却ファンの運転モードを変更する運転モード切替部を有していることを特徴とする冷却ファン制御装置。
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