JP2009277614A - バックライト装置及び光測定装置 - Google Patents
バックライト装置及び光測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009277614A JP2009277614A JP2008130473A JP2008130473A JP2009277614A JP 2009277614 A JP2009277614 A JP 2009277614A JP 2008130473 A JP2008130473 A JP 2008130473A JP 2008130473 A JP2008130473 A JP 2008130473A JP 2009277614 A JP2009277614 A JP 2009277614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical
- lid member
- backlight device
- backlight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
Abstract
【解決手段】光源11と、光拡散箱13と、光拡散箱13に設けられた開口部17と、開口部17を閉塞する透光性蓋部材14と、光源11の光を光拡散箱13内に導く光ファイバ12とを備え、光拡散箱13の内面を、光ファイバ12を通して入射される光を拡散し反射させて透光性蓋部材14を通し出射させる光拡散反射層18により構成した。
【選択図】図2
Description
光学シート4の輝度測定を行う場合は、図1に示すように、バックライト装置の光出射面上に光学シート4をセットし、この光学シート4上に液晶パネル5を被せた後、液晶パネル5の上方に配置した輝度計6を用いて輝度の測定を行う(特許文献1参照)。
また、一度測定サンプルを交換したら、バックライト装置内部の温度が安定するまで数十分から1時間程度の待ち時間が必要になり、ランプの輝度が安定したら始めて測定が可能になる。このような方法では、数量の多いサンプルを測定する場合に非常に時間がかかり著しく不都合である。
前記光源の光を前記光拡散箱内に導く光ファイバとを備え、前記光拡散箱の内面は、前記光ファイバを通して入射される光を拡散し反射させて前記透光性蓋部材を通して出射させる光拡散反射層により構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のバックライト装置において、前記透光性蓋部材が光拡散材からなることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載のバックライト装置において、前記光拡散箱は、前記透光性蓋部材の光出射面に載置される被測定用光学部材を保持する保持具を備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の光測定装置において、前記光測定器は前記透光性蓋部材の光出射面上の一点を中心に回転するように設けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5記載の光測定装置において、前記バックライト装置は、前記光拡散箱を前記透光性蓋部材の光出射面と平行な方向に延在する軸を中心に回転するように設けられていることを特徴とする。
図2は本発明にかかるバックライト装置及びこれに光測定器を組み合わせて光測定装置を構成した場合の実施の形態を示す概略斜視図であり、図3は発明にかかるバックライト装置の縦断側面図である。
光源11には、ハロゲンランプ、キセノンランプ、LED、レーザー発光素子などが使用される。これらの発光源はハウジング内に収納され、そして、これら発光源から発する光が効率良く光ファイバ12に入射できるように構成されている。
光ファイバ12には、石英ファイバ、多成分ガラスファイバ、プラスチックファイバなどを用いられる。
開口部17は、平板状の透光性蓋部材14により閉塞されている。
また、光拡散箱13の内面、すなわち底板13aの内面及び側壁13bの内面は、光ファイバ12を通して入射される光を拡散し反射させて透光性蓋部材14を通して出射させる光拡散反射層18により覆われるように構成されている。
なお、光源11と光拡散箱13との間を光ファイバ12で連結することにより、光源11と光拡散箱13を互いに分離して配置することが可能になる。この場合、光ファイバ12の一端が光源11にその光出射部分に対向して連結され、光ファイバ12の他端は光拡散箱13の側壁13bを貫通するようにして側壁13bに固定され、光拡散箱13内に光が出射されるようになっている。
また、透光性蓋部材14の周囲に対向する光拡散箱13の箇所には、図3に示すように、光学シート19を透光性蓋部材14上に固定状態に保持するためのクレンメルのような複数のサンプル保持具16が設けられている。
一方、透光性蓋部材14の上方には、透光性蓋部材14上に載置されたサンプル用光学シート19の輝度等の光学特性を測定する光測定器15が配置されている。これにより、光測定装置を構成できる。
また、透光性蓋部材14は、外気中の水分吸着による光拡散反射層18の劣化や、汚れの付着による反射率の低下を防止するためのものであり、これには光透過性のガラス板や光透過性の樹脂板が用いられる。この場合、透明な材質のものでも良いし、または光拡散性のある材質のものを用いても良い。光拡散性の蓋部材14を用いた場合、透明な蓋部材14を用いた場合と比べて光ファイバ12を通しての光のムラを緩和することができる。蓋部材14の材料に関しては、光透過性があり、ある程度強度があるものであれば、特に制限されない。
光学シートの正面方向の光学特性を測定する場合は、図4(a)に示すように、光測定器15を透光性蓋部材14に対して鉛直線L上に配置し固定して測定を行う。
また、光学シートの光学特性の角度分布を測定する場合は、光測定器15を回転ステージ(図示せず)に設置し、この光測定器15を回転ステージごと図4(b)に示すように、透光性蓋部材14の光出射面上の一点Oを中心に回転するように構成する。これにより、光学特性の角度分布を測定することができる。
また、光学シートの光学特性の角度分布を測定する別の手法としては、光拡散箱13を回転ステージに取り付け、この光拡散箱13を回転ステージごと透光性蓋部材14の光出射面と平行な方向に延在する軸L2を中心に回転するように構成する。これにより、光学特性の角度分布を測定することができる。
なお、測定サンプル用の光学部材は、上記した光学シート19に限定されない。
次に、本発明の実施の形態に示したバックライト装置と一般的な直下型CCFLバックライト装置を用いて光学シートの輝度を測定した時の実施例について説明する。
以下の条件でバックライト装置を試作した。
光源にハロゲンランプを用い、光ファイバに石英ファイバ(φ=5mm)を用いた。
光拡散箱において、光拡散反射層をプラスチック板に白色発泡PETフィルムを貼り付けて作成した。光拡散箱の形状を、100mm×100mm×30mmとした。また、透光性蓋部材に透明ガラス用いた。
光測定器にTOPCON製色彩輝度計(BM7)を使用し、この光測定器を透光性蓋部材に対し鉛直な線上に設置し固定した。
また、測定に用いる光学シートには、図5に示すような構成の反射層付きレンズシート、すなわち光学シートを用いた。この光学シートは、反射層の開口率を変更することで、自由に正面輝度を変えられることが特徴である。今回、開口率の異なる7種類の反射層付きレンズシートを用意し、正面輝度の測定を行った。
また、測定に用いた光学シートの反射層の開口部を広げた場合、傾斜角の大きな光が単位レンズ内部へ入射するため、拡散性が増加し、正面輝度が低下する。一方、反射層の開口部を狭めた場合、傾斜角の小さな光のみが単位レンズ内部へ入射するため、拡散性が低下し、正面輝度が上昇する。
光学シートの正面輝度は、リファレンス用レンズシートに対する比として表している。その結果、図6の相関グラフの傾きが1に近い値となり、本発明のバックライト装置を用いて光学シートの輝度を測定しても、一般的なバックライト装置を用いた場合と同等の測定結果が得られることが示された。
Claims (7)
- 光源と、
光拡散箱と、
前記光拡散箱に設けられた開口部と、
前記開口部を閉塞する透光性蓋部材と、
前記光源の光を前記光拡散箱内に導く光ファイバとを備え、
前記光拡散箱の内面は、前記光ファイバを通して入射される光を拡散し反射させて前記透光性蓋部材を通して出射させる光拡散反射層により構成されている、
ことを特徴とするバックライト装置。 - 前記光源がハロゲンランプ、キセノンランプ、LED、レーザーの何れかであることを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
- 前記透光性蓋部材が光拡散材からなることを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
- 前記光拡散箱は、前記透光性蓋部材の光出射面に載置される被測定用光学部材を保持する保持具を備えることを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
- 請求項1ない4の何れか1項に記載のバックライト装置と、
前記透光性蓋部材に対向して配置された光測定器と、
を備えることを特徴とする光測定装置。 - 前記光測定器は前記透光性蓋部材の光出射面上の一点を中心に回転するように設けられていることを特徴とする請求項5記載の光測定装置。
- 前記バックライト装置は、前記光拡散箱を前記透光性蓋部材の光出射面と平行な方向に延在する軸を中心に回転するように設けられていることを特徴とする請求項5記載の光測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008130473A JP2009277614A (ja) | 2008-05-19 | 2008-05-19 | バックライト装置及び光測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008130473A JP2009277614A (ja) | 2008-05-19 | 2008-05-19 | バックライト装置及び光測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009277614A true JP2009277614A (ja) | 2009-11-26 |
Family
ID=41442837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008130473A Pending JP2009277614A (ja) | 2008-05-19 | 2008-05-19 | バックライト装置及び光測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009277614A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03262275A (ja) * | 1990-03-12 | 1991-11-21 | Omron Corp | 透過型照明装置 |
JPH08287710A (ja) * | 1995-04-07 | 1996-11-01 | Hikari Energ Oyo Kenkyusho:Kk | 平面状照明装置 |
JP2007298757A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Hitachi Maxell Ltd | レンズシート、それを用いたバックライト及び表示装置 |
JP2008108553A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Sharp Corp | 発光装置 |
-
2008
- 2008-05-19 JP JP2008130473A patent/JP2009277614A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03262275A (ja) * | 1990-03-12 | 1991-11-21 | Omron Corp | 透過型照明装置 |
JPH08287710A (ja) * | 1995-04-07 | 1996-11-01 | Hikari Energ Oyo Kenkyusho:Kk | 平面状照明装置 |
JP2007298757A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Hitachi Maxell Ltd | レンズシート、それを用いたバックライト及び表示装置 |
JP2008108553A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Sharp Corp | 発光装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5139310B2 (ja) | 面発光光源を用いるバックライト | |
US7738053B2 (en) | Backlight unit and liquid crystal display device | |
KR101621013B1 (ko) | 표시 장치 | |
US20060050534A1 (en) | Prism sheet, backlight assembly and liquid crystal display device having the same | |
US20070223245A1 (en) | Surface light source, backlight unit and liquid crystal display having the same | |
JP2007516584A (ja) | ハイブリッド光導波路バックライト | |
JP2008040461A (ja) | ハイブリッド拡散板、これを含むバックライトアセンブリ及びこれを含む液晶表示装置 | |
JPS6134583A (ja) | 照明装置 | |
US20080049441A1 (en) | Surface light source device, backlight unit and liquid crystal display having the same | |
US7708445B2 (en) | Light guide device and backlight module using the same | |
JPH07114024A (ja) | バックライト | |
US20110032449A1 (en) | Perforated backlight | |
US8042985B2 (en) | Display apparatus of portable terminal | |
US7226200B2 (en) | Light guiding device with two opposite light emitting surfaces and backlight module using the same | |
KR20060029391A (ko) | 광학 필름과, 이를 갖는 백라이트 어셈블리 및 표시 장치 | |
WO2017008326A1 (zh) | 双面显示器 | |
KR102047232B1 (ko) | 확산용 도광필름, 백라이트부 및 이를 구비한 액정표시소자 | |
US20070121345A1 (en) | Bottom-lighting type backlight module | |
TWI354747B (en) | Lamp holder | |
JPH0553111A (ja) | 薄型エツジライト式液晶表示装置の導光板構造 | |
EP1391651B1 (en) | Illuminator, liquid crystal display comprising it and lamp socket | |
US6042241A (en) | Backlight with integral illumination source | |
JP2009277614A (ja) | バックライト装置及び光測定装置 | |
KR101419242B1 (ko) | 백라이트 유닛 및 이를 이용한 액정 표시장치 | |
KR100742726B1 (ko) | 백라이트 유닛 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120810 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121022 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130305 |