JP2009269335A - Mechanical pencil - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、筆記具として使用されるシャープペンシルに関し、より詳細には、ノック操作時に芯繰出し機構から生じるノック操作騒音を低減させるシャープペンシルに関する。 The present invention relates to a mechanical pencil used as a writing instrument, and more particularly to a mechanical pencil that reduces knock operation noise generated from a lead feeding mechanism during a knock operation.
一般に、芯繰出し機構を備えたノック式のシャープペンシルは、使用者の手によって握られる軸筒、この軸筒の先端に取り付けられた先具、この先具の先端に取り付けられた先端パイプ、軸筒の内部に前後動可能に配置され複数の筆記芯を収容する芯タンク、この芯タンクの先端に連結され芯タンクからの筆記芯を把持するリードチャック、このリードチャックを締付け、リードチャックに対して前後方向に相対移動することによりリードチャックを開閉するチャックリング、芯タンクとリードチャックを後方へ付勢するスプリング、芯タンクを前方へ駆動する後端ノック式またはサイドノック式等の駆動機構などによって構成されている。 In general, a knock-type mechanical pencil equipped with a lead feeding mechanism has a shaft cylinder gripped by the user's hand, a tip attached to the tip of the axle, a tip pipe attached to the tip of the tip, and a shaft cylinder. A lead tank that is arranged to move back and forth inside the lead tank, accommodates a plurality of writing leads, a lead chuck that is connected to the tip of the lead tank and grips the writing lead from the lead tank, and tightens the lead chuck to the lead chuck. By a chuck ring that opens and closes the lead chuck by moving in the front-rear direction, a spring that biases the lead tank and lead chuck backward, a drive mechanism such as a rear end knock type or side knock type that drives the lead tank forward It is configured.
他方、リードチャックとチャックリングの接触部に二硫化モリブデンを塗布し、その接触部の磨耗を防止すると共に、快適な音を発生するようにしたシャープペンシルも知られている(例えば特許文献1参照)。 On the other hand, a mechanical pencil is also known in which molybdenum disulfide is applied to the contact portion between the lead chuck and the chuck ring to prevent wear of the contact portion and to generate a comfortable sound (for example, see Patent Document 1). ).
従来のシャープペンシルの使用者は、筆記芯を繰り出すために芯繰出し機構を操作した際に発生するノック音を快適に思う反面、静寂な場所においては煩わしく思うこともある。しかも、一つの教室内で多くの生徒がノック音を発生させた場合には、それらのノック音が騒音になることも容易に予想することができる。 A user of a conventional mechanical pencil feels comfortably knocking sound generated when operating the lead feeding mechanism to feed out the writing lead, but may find it troublesome in a quiet place. Moreover, when many students generate knock sounds in one classroom, it can be easily predicted that the knock sounds will become noise.
そこで、本件発明者はノック操作時の音の発生を抑えたシャープペンシルの必要性が存在していることに鑑み、ノック操作時に芯繰出し機構から生じるノック操作騒音を低減させたシャープペンシルを提供するものである。 In view of the need for a mechanical pencil that suppresses the generation of sound during a knock operation, the present inventor provides a mechanical pencil that reduces the knock operation noise generated from the lead feeding mechanism during the knock operation. Is.
この発明に係るシャープペンシルは、芯の送り出し動作を行うリードチャックと、このリードチャックを締付けるチャックリングとを備え、吸音性部材をチャックリングの後方位置に配置したものである。 The mechanical pencil according to the present invention includes a lead chuck for performing a lead feeding operation and a chuck ring for tightening the lead chuck, and a sound absorbing member is disposed at a rear position of the chuck ring.
この発明に係るシャープペンシルは、吸音性部材を、前記チャックリングとスリーブ又は軸筒に設けられるリング受部との間に配置したものである。 In the mechanical pencil according to the present invention, a sound absorbing member is disposed between the chuck ring and a ring receiving portion provided on the sleeve or the shaft tube.
この発明に係るシャープペンシルは、吸音性部材をチャックリングと一体的に形成したものである。 The mechanical pencil according to the present invention has a sound absorbing member formed integrally with a chuck ring.
この発明に係るシャープペンシルは、吸音性部材をスリーブ又は軸筒に設けられるリング受部としたものである。 In the mechanical pencil according to the present invention, the sound absorbing member is a ring receiving portion provided on a sleeve or a shaft tube.
この発明によれば、チャックリングの後方位置に設けられた吸音性部材が、ノック操作時に後方に弾き飛ばされたチャックリングから受ける衝撃力を吸収するので、ノック操作の発生騒音を低減することができると共に、衝撃による色芯等の折損の防止が図れ、また、芯繰出し機構の耐久性を向上させることができる。 According to this invention, since the sound absorbing member provided at the rear position of the chuck ring absorbs the impact force received from the chuck ring that is flipped back at the time of the knock operation, noise generated by the knock operation can be reduced. In addition, it is possible to prevent breakage of the color core or the like due to an impact, and it is possible to improve the durability of the core feeding mechanism.
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるシャープペンシルの筆記状態の要部断面図を示す。
このシャープペンシルは、貫通孔1を有する軸筒2と、この軸筒2の内部に配置された芯繰出し機構3と、軸筒2の外周面に装着されたグリップカバー4と、軸筒2の先端側に着脱自在に固着され、貫通孔5を有する先具6と、この先具6の内部に移動可能に配置されたスライダーセット7とを備えている。
なお、シャープペンシルの軸方向に対して、先具6側を「前方」といい、その反対側を「後方」という。
FIG. 1 shows a cross-sectional view of a main part of a writing state of a mechanical pencil according to
The mechanical pencil includes a
In addition, with respect to the axial direction of the mechanical pencil, the
上記芯繰出し機構3は、軸筒2の内部に軸方向に摺動可能に設けられた芯タンク8と、この芯タンク8に固着されたリードチャック9と、このリードチャック9を開閉させることにより、芯Lの送出し動作を行なうチャックリング10と、上記芯タンク8およびリードチャック9を内部に収納した形で、チャックリング10の後方に配置されたスリーブ(クッションスリーブ)11と、このスリーブ11と芯タンク8との間に設けられ、芯タンク8とリードチャック9を後方に付勢するスプリング12(付勢手段)と、を備えている。
なお、芯タンク8の後方には、図示しない後端ノック式の駆動機構が連結されている。
The
A rear end knock type driving mechanism (not shown) is connected to the rear of the lead tank 8.
上記軸筒2は、先具6を着脱自在に螺合させるねじ部2Aと、スリーブ11の後端部を係止固定させる内向きの環状突部2Bを有する。
上記先具6は、グリップカバー係止段部6Aおよび上記軸筒2と着脱自在に螺合するねじ部6Bと、スリーブ11を収納し、スリーブ11の先端を係止する段部6Cを有する第1筒部6Dと、この第1筒部6Dより小径に形成され、リードチャック9を摺動可能に収納する第2筒部6Eと、この第2筒部6Eより小径に形成され、スライダーセット7およびリードチャック9を摺動可能に収納する第3筒部6Fとを有する。
The
The
次に、上記芯繰出し機構3の各構成部材について、以下説明する。
上記リードチャック9は、芯タンク8の先端に固着される後方固定部9Aと、芯Lを前後方向に移動可能に収納した芯孔9Bと、チャックリング10により締付けられ芯Lを把持する頭部9Cと、この頭部9Cによる芯Lの把持することを可能にするために、軸方向に移動可能に複数分割スリット9Dとを有する。
Next, each component of the
The
上記リードチャック9の頭部9Cは、上記チャックリング10の内径より大径に形成された外周面部9C1と、その後方に形成された傾斜外周面部9C2とを有する。
上記頭部9Cは、チャックリング10と係合時に締付けられ、芯Lを把持するように構成され、他方、チャックリング10と非係合時には、締付が解除されて、拡径して芯Lを開放するように構成されている。すなわち、チャックリング10により、リードチャック9の頭部9Cを開閉動作することによって、芯Lの繰出し作業を行うように構成されている。
The
The
なお、このリードチャック9は、プラスチック製または金属製とすることができるが、これらの材質に限定されることはなく、チャックリング10により開閉され、芯Lの送出し動作を行うことができれば、如何なる材質、形状等であってもよい。
The
上記チャックリング10は、リードチャック9の頭部9Cの外周面部9C1より小径の円筒状に形成され、通常は,このチャックリング10を前方に付勢するスプリング12により、リードチャック9の頭部9Cを締付ける。他方、ノック操作時には、チャックリング10はリードチャック9の頭部9Cと共に前進し、その先端が先具6内部の第2筒部6Eの段部6E1と当接し、リードチャック9の頭部9Cの締付けが解除され、当該頭部9Cは、芯Lを開放するように構成されている。
The
なお、このチャックリング10は、プラスチック製または金属製とすることができるが、これらの材質に限定されることはなく、リードチャック9を開閉して、芯Lの送出し動作を行うことができれば、如何なる材質、形状等であってもよい。
The
スリーブ11は、スプリング12の先端およびをチャックリング10の背面側を係止して、チャックリング10の後方への移動を規制する先端側の内側環状部11Aと、クッション機能を有するクッション部11Bとを有する。
なお、スリーブ11は、プラスチック製または金属製とすることができるが、材料を限定するものではない。
The
The
ここで、図1から図3に示すように、スリーブ11の内側環状部11Aの前面側には、本発明の要部である吸収音部材13が配置され、この吸収音部材13はチャックリング10とスリーブ11との間に配置されている。
Here, as shown in FIGS. 1 to 3, an
この吸収音部材13は、チャックリング10がスリーブ11に直接接触し、衝撃を与えることを防止し、かつ衝撃力を緩衝させる機能と、チャックリング10が衝撃を受けた際の発生音を吸収する機能と、芯Lに過大な筆圧等の外力が作用した場合、その外力を吸収して折損を防止するクッション機能とを有する。
The absorbing
これらの機能を達成するために吸収音部材13は、例えば、ゴム、軟質合成樹脂等の弾性を有する軟質材料等から形成されている。しかし、この吸収音部材13は、これらの材質に限定されることはなく、上記機能を発揮できるものであれば、如何なる材質、形状等であってもよい。
In order to achieve these functions, the absorbing
図4は吸収音部材13の正面図、図5はチャックリング10の断面図、図6はチャックリング10、吸収音部材13およびスリーブ11の位置および形状の関係を示す断面図である。
4 is a front view of the
この実施の形態1に係わる吸収音部材13は図4に示すように、リング状に形成されている。ここで、図1、図2、図3、図6に示すように、吸収音部材13の外径は、スリーブ11の先端側内径より若干小径に形成されている。他方、吸収音部材13の内径は、スリーブ11の内側環状部11Aの内径とほぼ同径に形成されている。
したがって、吸収音部材13は、その背面側をスリーブ11の内側環状部11Aに当接する形で、スリーブ11の先端側内径内に全体が収納可能な構造に形成されている。
The absorbing
Therefore, the
以上のような形状構成によって、吸収音部材13は、ノック操作時に後方に弾き飛ばされてくるチャックリング10をスリーブ11などの芯繰出し機構3の部品に接触させることなく、チャックリング10から受ける衝撃力を吸収し、かつ発生音を効率的に吸音できる。
なお、吸収音部材13は、芯繰出し機構3の芯繰出しに障害を与えることは全くない。
With the shape and configuration as described above, the absorbing
The absorbing
この吸収音部材13の構造をより詳細に述べると、図4および図6に示すように、チャックリング10の衝撃力および発生音を吸収可能な形状および材質で形成されたチャックリング接触面13Aと、チャックリング接触面13Aとは別面側に形成されたスリーブ接触面13Bとを備え、チャックリング10の後方側に配置されている。
上記チャックリング接触面13Aは、チャックリング10の後方面の全面と確実に接触し、当該衝撃力を吸収できる十分な大きさの形状に形成されているので、吸収音部材13の形状および材質の有する機能によって、スリーブ11などの芯繰出し機構3および他の部品に接触することなく、後方に弾き飛ばされてきたチャックリング10から受ける衝撃力を吸収し、かつ発生音を効率的に吸音できる。
The structure of the
The chuck
なお、上記実施の形態1では、吸収音部材13をスリーブ11と一体に成形することも可能である。この場合には、吸収音部材13を軟質材で、またスリーブ11を硬質材でそれぞれ形成し、両者の部分の認識を容易にさせるために2色成形の構造としてもよい。
In the first embodiment, the absorbing
上記スライダーセット7は、前方の先端チップ7Aと後方の芯保持部材7Bとを有し、スライダーセット7によって芯Lを一定の摩擦抵抗で保持するようにしてある。
The slider set 7 has a
次に、この発明の実施の形態1におけるシャープペンシルの作用について説明する。
シャープペンシルの使用者が芯タンク8を前方へ押してノック操作を行うと、図2に示すように芯タンク8およびそれと一体のリードチャック9がスプリング12の付勢力に抗して前進する。
これにより、チャックリング10はリードチャック9の外周面部9C1との間の摩擦力によってリードチャック9を締付けた状態で前進し、先具6の第2段部6E1に当接してその移動が停止する。他方、リードチャック9はその後も、前進を続けるので、リードチャック9はチャックリング10による締付が解除される。
Next, the operation of the mechanical pencil in
When the mechanical pencil user pushes the lead tank 8 forward and performs a knocking operation, the lead tank 8 and the
As a result, the
この解除動作により、リードチャック9の先端側が拡開し、芯Lへの把持を緩め、芯Lは開放される。このとき、図2から図3に示すようにリードチャック9の傾斜外周面部9C2も拡開される。この拡開時点で発生する傾斜外周面部9C2からの弾発力によってチャックリング10は後方へ弾き返される。
すなわち、リードチャック9の開放時にリードチャック9自身が有するばね性によって、チャックリング10が後方に弾き飛ばされ、図3に示すように、チャックリング10が後方に位置するスリーブ11または軸筒2等に接触し、衝撃力を与える。ここで、吸収音部材13は、チャックリング10の後方側の全面と確実に接触可能な形状に形成され、かつチャックリング10とスリーブ11との間に設けられているので、後方に弾き飛ばされてきたチャックリング10は、スリーブ11その他の部品に直接、接触することなく、まず、吸収音部材13に接触し、その際、当該衝撃力を緩衝すると共に、チャックリング10が接触した際の発生音を吸収するように構成したものである。
By this releasing operation, the leading end side of the
That is, due to the spring property of the
その後、使用者がノック操作を終了すると、図3から図1で示すように、徐々に、スプリング12の付勢力によって芯タンク8とリードチャック9が後方へ移動する。この間、スライダーセット7は芯Lを摩擦抵抗によって保持し、前進した位置に留める。また、リードチャック9の頭部9Cは、図1示すように、再び、チャックリング10により締付けられ、芯Lを把持して筆記可能な状態にする。
Thereafter, when the user finishes the knocking operation, as shown in FIGS. 3 to 1, the lead tank 8 and the
以上のように、この実施の形態1におけるシャープペンシルでは、吸収音部材13をチャックリング10とスリーブ11との間に設けたので、ノック操作時にリードチャック9自身が有するばね性によって、後方に弾き飛ばされてきたチャックリング10は、スリーブ11その他の部品に直接、接触することなく、まず、吸収音部材13に接触し、吸収音部材13は、衝撃力を緩衝すると共に、その際に生じる発生音を吸収するので、ノック操作時の発生音を低減することができる。
As described above, in the mechanical pencil according to the first embodiment, since the
また、リードチャック9が吸収音部材13に接触する際のその衝撃力は低減されるので、その他の機構、例えば、芯Lの破損を防止する機構に加わる衝撃力を軽減することができる。その結果、特に色芯等の強度が低い芯の折損や芯繰出し機構の耐久性を向上させることができる。
Further, since the impact force when the
さらに、吸収音部材13は、例えば、ゴム、軟質合成樹脂等の弾性を有する軟質材料等から形成されているので、それ自体が外力吸収機能またはクッション機能を有するので、図1に示す筆記時において、芯Lに過大な筆圧等の外力が作用しても、クッション機能を発揮して、折損を防止できる。すなわち、クッション機能が無いスリーブやスリーブの後方にクッションスプリングを設けなくても、この吸収音部材13自体がクッション機能部として機能し、確実に折損を防止できる。
Furthermore, since the
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2に係わるチャックリング10、吸収音部材13の断面図、図8はこの発明の実施の形態2に係わるチャックリング10、吸収音部材13およびスリーブ11の位置および形状の関係を示す断面図である。
以降、図1の同一部分に同一符号を付し、重複説明を省略する。この第2の実施の形態におけるシャープペンシルは、吸収音部材13をチャックリング10に取り付けてある点およびそれに対応してスリーブ11の形状が変更されている点が、実施の形態1におけるシャープペンシルと異なっている。
7 is a cross-sectional view of the
Hereinafter, the same reference numerals are given to the same parts in FIG. The mechanical pencil in the second embodiment is different from the mechanical pencil in the first embodiment in that the
すなわち、吸収音部材13は、上記実施の形態1における吸収音部材13と同様なチャックリング10の衝撃力および衝撃を受けた際の発生音を吸収可能な形状および材質で形成され、筒状のチャックリング接触面13Aと、チャックリング接触面13Aとは別面側に形成されたスリーブ接触面13Bとを備えている。
That is, the
特に、筒状のチャックリング接触面13Aは、チャックリング10の後部の外周面に一体的に形成され、かつチャックリング10の後方側の全体を覆う形状に形成されているので、スリーブ11等の芯繰出し機構3の部品に接触することなく、チャックリング10から受ける衝撃力を吸収し、かつ発生音を減少させることができる。
なお、吸収音部材13とチャックリング10との一体的な両者の関係は、両者が別体形成されて着脱自在に一体的となる場合、両者が固着または係合される場合、両者が一体形成される場合等が考えられ、必要に応じて選択することができる。
In particular, the cylindrical chuck
It should be noted that the integral relationship between the
この実施の形態2におけるシャープペンシルでは、ノック操作の間に、吸収音部材13の本体部の後端面がスリーブ11の内側環状部11Aの前面に接触する。したがって、この実施の形態2におけるシャープペンシルでは、実施の形態1における効果と同様な効果を得ることができる。
In the mechanical pencil according to the second embodiment, the rear end surface of the main body portion of the
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3に係わるチャックリング10、吸収音部材13の断面図、図10はこの発明の実施の形態3に係わるチャックリング10、吸収音部材13およびスリーブ11の位置および形状の関係を示す断面図である。
この実施の形態3に係わる吸収音部材13は、リング状に形成され、しかも、チャックリング10とスリーブ11の間に遊動可能に配置してある。
この実施の形態3においては、上記実施の形態1より簡単な構造にも係わらず、全く同様の効果が得られる。
9 is a sectional view of the
The
In the third embodiment, the same effect can be obtained in spite of the simpler structure than the first embodiment.
特に、吸収音部材13は、チャックリング接触面13Aと、チャックリング接触面13Aとは別面側に形成されたスリーブ接触面13Bとを有するリング状に形成され、しかも、チャックリング10とスリーブ11の間に遊動可能に配置されている。したがって、ノック操作時にリードチャック9自身が有するばね性によって、後方に弾き飛ばされてきたチャックリング10は、スリーブ11その他の部品に直接、接触することなく、まず、吸収音部材13にソフトに接触し、吸収音部材13はチャックリング10とスリーブ11の間で、衝撃力を緩衝すると共に、その際、生じた発生音を吸収するので、ノック操作時の音を低減することができる。
In particular, the
ここで、上記実施の形態1から実施の形態3においては、吸収音部材13は、チャックリング10とスリーブ11の間に配置し、吸収音部材13のスリーブ接触面13Bをスリーブ11で受けるものを説明したが、吸収音部材13が、上記各機能を発揮できるものであれば、吸収音部材13のスリーブ接触面13Bをスリーブ11以外の他の部品で受けてもよい。
Here, in the first to third embodiments, the
例えば、上記軸筒2にチャックリング10を受けるリング受部(図示せず)を形成し、吸収音部材13をチャックリング10と当該リング受部との間に配置してもよく、実施の形態1から実施の形態3における効果と同様な効果を得ることができる。
For example, a ring receiving part (not shown) for receiving the
また、上記実施の形態1から実施の形態3においては、吸収音部材13は、独立した一つの部品のものを中心に説明したが、段落番号〔0028〕で説明したように、吸収音部材13をスリーブ11と一体に成形し、吸収音部材13を軟質材で、またスリーブ11を硬質材でそれぞれ形成してもよいし、その他、例えば、上記軸筒2に形成したチャックリング10を受けるリング受部そのものであってもよい。
In the first to third embodiments described above, the
さらに、上記実施の形態1における吸収音部材13、および上記実施の形態2における吸収音部材13のそれぞれの前面(衝突面)を平坦な面としたが、波状の面とすることができる。また、上記実施の形態3における遊動可能に配置した吸収音部材13では、前面と後面の双方を波状とすることができる。また、吸収音部材13の断面形状を矩形としたが、実施の形態1、2においては断面形状の前面、そして実施の形態3においては前面および後面の双方を円弧状、テーパ状などのその他の形状とすることができる。これらにより、リードチャック9と吸収音部材13の接触面積、およびスリーブ11と吸収音部材13の接触面積を減少させて発生音を更に減少させることができる。
Furthermore, although the front surface (collision surface) of each of the
ここで、上記実施の形態1から実施の形態3においては後端ノック式の駆動機構について説明したが、本発明の原理はサイドノック式、振出式、回転式などのその他の駆動機構を用いたシャープペンシルにも適用することができる。
また、上記実施の形態1から実施の形態3においてはスリーブ11を備えたシャープペンシルについて説明したが、通常のスリーブ11を備えたシャープペンシルでも当然同様に適用でき、全く同様の効果が得られる。
Here, in the first to third embodiments, the rear end knock type drive mechanism has been described. However, the principle of the present invention uses other drive mechanisms such as a side knock type, a swing type, and a rotary type. It can also be applied to mechanical pencils.
In the first to third embodiments, the mechanical pencil provided with the
2 軸筒
3 芯繰出し機構
6 先具
7 スライダーセット
8 芯タンク
9 リードチャック
10 チャックリング
11 スリーブ(クッションスリーブ)
12 スプリング(付勢手段)
13 吸収音部材
13A チャックリング接触面
13B スリーブ接触面
2
12 Spring (biasing means)
13
Claims (4)
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JP2008123183A JP2009269335A (en) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | Mechanical pencil |
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JP2008123183A JP2009269335A (en) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | Mechanical pencil |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2016036950A (en) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | ゼブラ株式会社 | Writing instrument |
CN114714794A (en) * | 2018-03-02 | 2022-07-08 | 株式会社寿 | Propelling pencil |
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2008
- 2008-05-09 JP JP2008123183A patent/JP2009269335A/en active Pending
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