JP2009265934A - 電子機器、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主制御基板310は、周辺基板320に送信する制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、主制御基板310の動作順序を認証するための動作コードと相対時間コードとをそれぞれ生成し、動作コードと相対時間コードとを制御コマンドに付加する。コードが付加された制御コマンドは、周辺基板320に送信される。周辺基板320は、制御コマンドを受信すると、制御コマンドに付加された各コードを用いて主制御基板310の動作順序を認証する。そして、動作コードによる認証と、相対時間コードによる認証との双方が成立した場合に、主制御基板310が正しい制御コマンドを出力していると認証する。
【選択図】図3
Description
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子機器の機能を搭載した遊技機と、この遊技機に搭載されている複数の基板間(主制御基板および周辺基板)の制御信号に含まれる制御コマンドを認証する認証方法および認証プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる電子機器を搭載したパチンコ遊技機の構成の一例を示す説明図である。遊技盤101の下部位置に配置された発射部(図2参照)の駆動によって発射された遊技球は、レール102a,102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入賞口が配設されている。
上記構成によるパチンコ遊技機の基本動作の一例を説明する。主制御部201は、各入賞口に対する遊技球の入賞状況を制御コマンドとして賞球制御部203に出力する。賞球制御部203は、主制御部201から出力された制御コマンドに応じて、入賞状況に対応した賞球数の払い出しをおこなう。
一般的なパチンコ遊技機では、遊技者からの遊技球の投入に応じて上述したような基本動作を繰り返す。本実施の形態では、このようなパチンコ遊技機に対して何らかの方法で不正な制御基板が挿入され、遊技者に提供された場合であっても、遊技時に不正な制御基板から出力された不正な制御コマンド(制御信号)を検知する機能を備えている。具体的には、主制御部201から送信された制御コマンドの認証をおこなう。そして、この認証結果に応じて、不正な制御コマンドを検知する。以下、この制御コマンドを認証するための機能について説明する。
主制御基板310は、周辺基板320を動作させるための制御コマンドを送信する機能部であり、制御コマンド出力部311と、計時部312と、コード生成部313と、付加部314と、送信部315とによって構成される。
つぎに、周辺基板320の機能的構成について説明する。図3のように、周辺基板320は、受信部321と、動作認証部322と、制御コマンド認証部323とによって構成される。
つぎに、図3によって説明した主制御基板310から出力される制御コマンドの認証処理の手順について説明する。上述したように、本実施の形態では、主制御基板310からの制御コマンドの送信に伴い、動作コードと相対時間コードとの2つのコードが周辺基板320に送信される。周辺基板320では、主制御基板310から送信された2つのコードを利用して受信した制御コマンドが正規の主制御基板310から送信された制御コマンドであるか否かを認証する。以下、主制御基板310、周辺基板320それぞれの処理の手順について説明する。
図4−1は、本発明にかかる主制御基板の制御コマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。図4−1のフローチャートにおいて、まず、制御コマンド出力部311から所定の制御コマンドが出力されたか否かを判断する(ステップS411)。ここで、所定の制御コマンドが出力されるまで待ち(ステップS411:Noのループ)、所定の制御コマンドが出力されると(ステップS411:Yes)、制御コマンドがコード生成部313に入力され、主制御基板310を認証するための相対時間コードと、動作コードとを生成する(ステップS412、S413)。
図4−2は、本発明にかかる周辺基板の制御コマンド受信処理の手順を示すフローチャートである。図4−2のフローチャートにおいて、まず、受信部321において、制御コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS421)。ここで、制御コマンドを受信するまで待ち(ステップS421:Noのループ)、制御コマンドを受信すると(ステップS421:Yes)、動作認証部322において、制御コマンドに付加された動作コードを用いて主制御基板310の動作順序を認証する(ステップS422)。
つぎに、主制御基板310と周辺基板320による認証処理の具体的な実施例1〜6について説明する。ここでは、上述したように、主制御基板310から所定の制御コマンドが送信される際の動作コードと相対時間コードと生成と送信のタイミング、また、周辺基板320による受信と認証のタイミングに限定して説明する。
図5は、実施例1の認証処理の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、被認証者である主制御基板310において、正規のCPUの動作手順をあらわす動作コードVsnが生成される(ステップS501)。このステップS501において生成される動作コードVsnは、下記(1)式となる。なお、ここでは、一回の認証処理について説明しているため、n=0からスタートしたとする。したがって、ステップS501にて生成されたのは、動作コードVs0となる。
Hs():動作コードの生成式
Sn :動作順序の検査値(実行番号など)
Bn :付加情報(任意に設定可能な値であり、カウンタ値や擬似乱数などの動的に変更する値)
n :処理順序
Ht():相対時間コードの生成式
Tn :相対時間検査値(計時部312から取得した値)
図6は、実施例2の認証処理の手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、被認証者である主制御基板310において、制御コマンドの出力タイミングに応じた計時がおこなわれ、相対時間コードVtnが生成される(ステップS601)。このステップS601において生成される相対時間コードVtnは、下記(3)式となる。なお、上述したように、ここでは一回の認証処理について説明しているため、n=0からスタートしたとする。したがって、ここでは正確には相対時間コードVt0となる。
Ht():相対時間コード生成式
Tn :相対時間検査値(計時部312から取得した値)
Bn :付加情報(任意に設定可能な値であり、カウンタ値や擬似乱数などの動的に変更する値))
n :処理順序
Hs():動作コード生成式
Sn :動作手順の検査値
図7は、実施例3の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例3では、動作コードVsnが所定回数認証された後、相対時間コードVtnの認証をおこなう。図7のフローチャートにおいて、まず、動作コードVsnを生成する(ステップS701)。このステップS701によって生成される動作コードVsnは、実施例1のステップS501によって生成された動作コードVs0に相当する。
相対時間コードVt0=Ht(T0,S0) …(6)
図8は、実施例4の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例4では、相対時間コードVtnが所定回数認証された後、動作コードVsnの認証をおこなう。図8のフローチャートにおいて、まず、制御コマンドの出力タイミングに応じた計時がおこなわれ、相対時間コードVtnが生成される(ステップS801)。このステップS801によって生成される相対時間コードVtnは、実施例2のステップS601によって生成された相対時間コードVt0に相当する。
動作コードVs0=Hs(S0,T0) …(8)
図9は、実施例5の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例5では、主制御基板310から所定数のコードが送信された場合に、周辺基板320によってこれらのコードそれぞれの認証をおこなう。
図10は、実施例6の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例6では、実施例5と同様に、主制御基板310から所定数のコードが送信された場合に、周辺基板320によってこれらのコードそれぞれの認証をおこなう。
図5〜図10のフローチャートでは、一様に動作コードを生成し、送信していたが、認証強度を上げるために、動作コードの生成手順としてさらに詳細な設定をおこなうこともできる。以下、動作コードの生成手順の詳細な例として生成手順1〜4を説明する。
図11は、動作コードの生成手順1を示すフローチャートである。生成手順1は、1回の検査値の生成を1回の動作コードの生成とする最も基本的な処理である。図11のフローチャートにおいて、まず、主制御基板310は、1回目の検査値を生成する(ステップS1101)。そして、この検査値を動作コードとして、周辺基板320に送信し(ステップS1102)、1回の動作生成処理を終了する。なお、検査値を動作コードとして送信する際に、検査値をそのまま用いてもいし、所定の暗号化を施してもよい。
図12は、動作コードの生成手順2を示すフローチャートである。生成手順2では、所定回数(ここでは、3回)の検査値が動作コードとして送信された場合を1回の動作コードの送信とみなし、周辺基板320では、所定回数送信された動作コードをすべて受信した場合を1セットとして1回の認証をおこなう。
図13は、動作コードの生成手順3を示すフローチャートである。生成手順3は、機能番号ごとの検査値の生成を動作コードの生成とする最も基本的な処理である。図13のフローチャートにおいて、まず、主制御基板310は、機能番号1の検査値を生成する(ステップS1301)。そして、この検査値を動作コードとして、周辺基板320に送信し(ステップS1302)、機能番号1における動作生成処理を終了する。なお、検査値を動作コードとして送信する際に、検査値をそのまま用いてもよいが、所定の暗号化を施してもよい。
図14は、動作コードの生成手順4を示すフローチャートである。生成手順4では、制御コマンド出力に伴った機能番号が所定の遷移した場合を1周期(1回分)として動作コードの生成する処理である。なお、ここでは、所定の遷移として機能番号1→3→4→2となった場合を1周期とする。
202 演出制御部
203 賞球制御部
310 主制御基板
311 制御コマンド出力部
312 計時部
313 コード生成部
314 付加部
315 送信部
320 周辺基板
321 受信部
322 動作認証部
323 制御コマンド認証部
Claims (15)
- 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、
前記主制御部は、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記主制御部の動作順序を認証するための動作コードを生成する動作コード生成手段と、
他の手段から独立してフリーランに計時をおこなう計時手段と、
指定されたタイミングで前記計時手段から取得した計時時間の情報から相対時間コードを生成する相対時間コード生成手段と、
前記動作コード生成手段によって生成された動作コードと、前記相対時間コード生成手段によって生成された相対時間コードとを前記制御コマンドに付加する付加手段と、
前記制御コマンドを前記周辺部に送信する送信手段と、を備え、
前記周辺部は、
前記送信手段によって送信された前記制御コマンドを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された制御コマンドに付加された動作コードと、相対時間コードとを用いて、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証手段と、
前記動作認証手段において動作コードを用いた認証と、相対時間コードを用いた認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、
前記主制御部は、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記主制御部の動作順序を認証するための動作コードを生成する動作コード生成手段と、
他の手段から独立してフリーランに計時をおこなう計時手段と、
指定されたタイミングで前記計時手段から取得した計時時間の情報から相対時間コードを生成する相対時間コード生成手段と、
前記制御コマンド、前記動作コードおよび前記相対時間コードを前記周辺部に送信する送信手段と、を備え、
前記周辺部は、
前記送信手段によって送信された前記制御コマンド、前記動作コードおよび前記相対時間コードを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された動作コードと、相対時間コードとを用いて、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証手段と、
前記動作認証手段において動作コードを用いた認証と、相対時間コードを用いた認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記相対時間コード生成手段は、前記動作コード生成手段によって前記動作コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証するための、前記計時手段によって計時された相対時間に関する検査値とを用いた所定の演算によって相対時間コードを生成し、
前記動作認証手段は、前記認証された動作コードと、前記受信された相対時間コードとを用いた所定の演算の演算結果を前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証するための、前記計時手段によって計時された相対時間に関する検査値として、前記主制御部の認証をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記動作コード生成手段は、前記相対時間コード生成手段よって前記相対時間コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証するための、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作手順の検査値とを用いた所定の演算によって動作コードを生成し、
前記動作認証手段は、前記認証された相対時間コードと、前記受信された動作コードとを用いた所定の演算の演算結果を前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証するための、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作手順の検査値として、前記動作順序の認証をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。 - 前記動作コードは、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証するための、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作手順の検査値として、当該制御コマンドの認証処理の実行回数にかかる情報を含み、
前記動作認証手段は、前記動作コードを用いた認証をおこなう場合に、前記制御コマンドの認証処理の実行回数にかかる情報を参照して前記制御コマンド送信時の動作順序を認証することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記動作コードは、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証するための、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作手順の検査値として、前記主制御部によって実行されたプログラムの動作手順に対応した機能番号にかかる情報を含み、
前記動作認証手段は、前記動作コードを用いた認証をおこなう場合に、前記プログラムの動作手順に対応した機能番号にかかる情報を参照して前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記動作コードは、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証するための、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作手順の検査値として、当該制御コマンドの認証処理の実行回数と、前記主制御部によって実行されたプログラムの動作手順に対応した機能番号とにかかる情報を含み、
前記動作認証手段は、前記動作コードを用いた認証をおこなう場合に、前記制御コマンドの認証処理の実行回数と、前記プログラムの動作手順に対応した機能番号とにかかる情報を参照して前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記制御コマンド認証手段は、前記動作コードもしくは前記相対時間コードを用いて、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序に関する情報のうち、指定された情報が認証された場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の電子機器。
- 制御コマンドを送信して周辺基板の動作を制御する主制御基板であって、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記主制御基板の動作順序を認証するための動作コードを生成する動作コード生成手段と、
他の手段から独立してフリーランに計時をおこなう計時手段と、
指定されたタイミングで前記計時手段から取得した計時時間の情報から相対時間コードを生成する相対時間コード生成手段と、
前記制御コマンド、前記動作コードおよび前記相対時間コードを前記周辺基板に送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする主制御基板。 - 前記動作コード生成手段によって生成された動作コードと、前記相対時間コード生成手段によって生成された相対時間コードとを前記制御コマンドに付加する付加手段とを備え、
前記送信手段は、前記付加手段によって前記動作コードと前記相対時間コードとが付加された制御コマンドを前記周辺基板に送信することを特徴とする請求項9に記載の主制御基板。 - 主制御基板から送信された制御コマンドに応じて所定の動作をおこなう周辺基板であって、
前記主制御基板から送信された前記制御コマンドと、前記主制御基板の動作順序を認証するための前記動作コードと前記相対時間コードとを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された動作コードと、相対時間コードとを用いて、前記制御コマンド送信時の前記主制御基板の動作順序を認証する動作認証手段と、
前記動作認証手段による動作コードを用いた認証と、相対時間コードを用いた認証との双方が成立した場合に、前記主制御基板が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証手段と、
を備えることを特徴とする周辺基板。 - 前記受信手段は、前記制御コマンドとともに、前記動作コードと前記相対時間コードとを受信しなかった場合、前記制御コマンドに前記動作コードと前記相対時間コードとが付加されているか否かを判断し、
前記動作コードと前記相対時間コードとが付加されていると判断された場合に、
前記動作認証手段は、前記コマンドに付加されている動作コードと相対時間コードとを用いて、前記制御コマンド送信時の前記主制御基板の動作順序を認証することを特徴とする請求項11に記載の周辺基板。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器における認証方法であって、
前記主制御部において、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記主制御部の動作順序を認証するための動作コードを生成する動作コード生成工程と、
他の手段から独立してフリーランに計時をおこなう計時手段から指定されたタイミングで計時時間の情報を取得し、当該情報から相対時間コードを生成する相対時間コード生成工程と、
前記動作コード生成工程によって生成された動作コードと、前記相対時間コード生成手段によって生成された相対時間コードとを前記制御コマンドに付加する付加工程と、
前記制御コマンドを前記周辺部に送信する送信手工程と、を含み、
前記周辺部において、
前記送信工程によって送信された前記制御コマンドを受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された制御コマンドに付加された動作コードと、相対時間コードとを用いて、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証工程と、
前記動作認証工程において動作コードを用いた認証と、相対時間コードを用いた認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証工程と、
を含むことを特徴とする認証方法。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器における認証方法であって、
前記主制御部において、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、前記主制御部の動作順序を認証するための動作コードを生成する動作コード生成工程と、
他の手段から独立してフリーランに計時をおこなう計時手段から指定されたタイミングで計時時間の情報を取得し、当該情報から相対時間コードを生成する相対時間コード生成工程と、
前記制御コマンド、前記動作コードおよび前記相対時間コードを前記周辺部に送信する送信工程と、を含み、
前記周辺部において、
前記送信工程によって送信された前記制御コマンド、前記動作コードおよび前記相対時間コードを受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された動作コードと、相対時間コードとを用いて、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証工程と、
前記動作認証工程による前記動作コードを用いた認証と、前記相対時間コードを用いた認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証工程と、
を含むことを特徴とする認証方法。 - 請求項13または14に記載の認証方法をコンピュータに実行させることを特徴とする認証プログラム。
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