JP4908487B2 - 電子機器、認証方法および認証プログラム - Google Patents
電子機器、認証方法および認証プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4908487B2 JP4908487B2 JP2008328610A JP2008328610A JP4908487B2 JP 4908487 B2 JP4908487 B2 JP 4908487B2 JP 2008328610 A JP2008328610 A JP 2008328610A JP 2008328610 A JP2008328610 A JP 2008328610A JP 4908487 B2 JP4908487 B2 JP 4908487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- authentication
- control command
- main control
- control unit
- code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子機器の機能を搭載した遊技機と、この遊技機に搭載されている複数の基板間(主制御基板および周辺基板)の制御信号に含まれる制御コマンドを認証する認証方法および認証プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる電子機器を搭載したぱちんこ遊技機の構成の一例を示す説明図である。遊技盤101の下部位置に配置された発射部(図2参照)の駆動によって発射された遊技球は、レール102a,102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入賞口が配設されている。
上記構成によるぱちんこ遊技機の基本動作の一例を説明する。主制御部201は、各入賞口に対する遊技球の入賞状況を制御コマンドとして賞球制御部203に出力する。賞球制御部203は、主制御部201から出力された制御コマンドに応じて、入賞状況に対応した賞球数の払い出しをおこなう。
一般的なぱちんこ遊技機では、遊技者からの遊技球の投入に応じて上述したような基本動作を繰り返す。本実施の形態では、このようなぱちんこ遊技機に対して何らかの方法で不正な制御基板が挿入され、遊技者に提供された場合であっても、遊技時に不正な制御基板から出力された不正な制御コマンド(制御信号)を検知する機能を備えている。具体的には、主制御部201から送信された制御コマンドの認証をおこない、この認証結果に応じて、不正な制御コマンドを検知する。以下、この制御コマンドを認証するための機能について説明する。
主制御基板310は、周辺基板320を動作させるための制御コマンドを送信する機能部であり、制御コマンド出力部311と、認証コード生成部312と、同期コード生成部313と、付加部314と、送信部315とによって構成される。
つぎに、周辺基板320の機能的構成について説明する。図3のように、周辺基板320は、受信部321と、基板認証部322と、動作認証部323と、制御コマンド認証部324とによって構成される。
つぎに、図3によって説明した主制御基板310から出力される制御コマンドの認証処理の手順について説明する。上述したように、本実施の形態では、主制御基板310からの制御コマンドの送信に伴い、認証コードと同期コードとの二つのコードが周辺基板320に送信される。周辺基板320では、主制御基板310から送信された二つのコードを利用して受信した制御コマンドが正規の主制御基板310から送信された制御コマンドであるか否かを認証する。以下に、同期コードと認証コードを用いた主制御基板310および周辺基板320それぞれの認証処理の手順について説明する。
図4−1は、本発明にかかる主制御基板の制御コマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。図4−1のフローチャートにおいて、まず、制御コマンド出力部311から所定の制御コマンドが出力されたか否かを判断する(ステップS411)。ここで、所定の制御コマンドが出力されるまで待ち(ステップS411:Noのループ)、所定の制御コマンドが出力されると(ステップS411:Yes)、制御コマンドが認証コード生成部312に入力され、認証コード生成部312によって主制御基板310を認証するための認証コードを生成する(ステップS412)。
図4−2は、本発明にかかる周辺基板の制御コマンド受信処理の手順を示すフローチャートである。図4−2のフローチャートにおいて、まず、受信部321において、制御コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS421)。ここで、制御コマンドを受信するまで待ち(ステップS421:Noのループ)、制御コマンドを受信すると(ステップS421:Yes)、制御コード認証部322において、制御コマンドに付加された認証コードを用いて主制御基板310を認証する(ステップS422)。
つぎに、主制御基板310と周辺基板320による認証処理の具体的な実施例1〜6について説明する。ここでは、上述したように、主制御基板310から所定の制御コマンドが送信される際の認証コードと同期コードと生成と送信のタイミング、また、周辺基板320による受信と認証のタイミングに限定して説明する。
まず、本発明の特徴となっている同期コードの生成と認証について詳細に説明する。同期コードには、主制御基板310によって生成されるパケット情報のうち少なくとも2つの(2回分の)連続する出力タイミングによって出力されたパケット情報が含まれている。ここで述べている出力タイミングとは、主制御基板310の処理速度に応じた出力タイミングである。すなわち、1クロックタイミングごとにパケット情報を出力可能であれば、1クロックタイミングごとが出力タイミングとなり、4クロックタイミングごとにパケット情報を出力可能であれば、4クロックタイミングごとが出力タイミングとなる。
実施例1では、同期コードを基準に認証をおこなう。図5は、実施例1の認証処理の手順を示すフローチャートである。図5のフローチャートのように、被認証者である主制御基板310は、まず、周辺基板320へ送信する制御コマンドおよびデータ(制御コマンドに関連するデータがある場合)を生成する(ステップS501)。そして、このステップS501の生成処理をトリガに、正規のCPUの同期コードVsnを生成する(ステップS502)。
Ec():暗号化演算式
Sn :動作の継続動作を認証可能な継続動作検査値(たとえば、連続した同期パケット)
Bn :付加情報(任意に設定可能な値であり、カウンタ値や擬似乱数などの動的に変更する値)
n :処理順序(ここでは初期値=0から開始)
Cn :プログラムコード/データから生成した誤り検査値
Dc():復号化演算式
図6は、実施例2の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例2では、認証コードを基準に認証する。図6のフローチャートのように、被認証者である主制御基板310は、まず、周辺基板320へ送信する制御コマンドおよびデータ(制御コマンドに関連するデータがある場合)を生成する(ステップS601)。そして、このステップS601の生成処理をトリガに、正規のCPUの認証コードVcnを生成する(ステップS602)。
実施例3では、実施例1の認証を複数回ごとに実行する。図7は、実施例3の認証処理の手順を示すフローチャートである。図7のフローチャートでは、図5のフローチャートと同様に、主制御基板310は、まず、周辺基板320へ送信する制御コマンドおよびデータ、同期コードVs0、認証コードVc0を生成する(ステップS701〜ステップS703)。ステップS701〜ステップS703の処理によって生成された各データ(制御コマンドおよびデータ、同期コードVs0、認証コードVc0)は、周辺基板320へ送信される(ステップS704〜ステップS706)。
実施例4では、実施例2の認証を複数回ごとに実行する。図8は、実施例4の認証処理の手順を示すフローチャートである。図8のフローチャートでは、図6のフローチャートと同様に、主制御基板310は、まず、周辺基板320へ送信する制御コマンドおよびデータ、認証コードVc0、同期コードVs0を生成する(ステップS801〜ステップS803)。ステップS801〜ステップS803の処理によって生成された各データ(制御コマンドおよびデータ、認証コードVc0、同期コードVs0)は、周辺基板320へ送信される(ステップS804〜ステップS806)。
実施例5は、実施例1を変形した認証処理をおこなう。図9は、実施例5の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例5では、同期コードVsnが所定回数認証された後、認証コードVcの認証をおこなう。図9のフローチャートのように、主制御基板310は、まず、周辺基板320へ送信する制御コマンドおよびデータを生成する(ステップS901)。そして、このステップS901の生成処理をトリガに、正規のCPUの同期コードVsnを生成する(ステップS902)。このステップS901によって生成される同期コードVsnは、実施例1のステップS502によって生成された同期コードVs0に相当する。
実施例6は、実施例2を変形した認証処理をおこなう。図10は、実施例4の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例6では、認証コードが所定回数認証された後、同期コードの認証をおこなう。図10のフローチャートのように、主制御基板310は、まず、周辺基板320へ送信する制御コマンドおよびデータを生成する(ステップS1001)。そして、このステップS1001の生成処理をトリガに、正規のCPUの認証コードVcnを生成する(ステップS1002)。このステップS1002によって生成される認証コードVcnは、実施例2のステップS602によって生成された認証コードVc0に相当する。
実施例7は、実施例1を変形した認証処理をおこなう。図11は、実施例7の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例7では、主制御基板310から所定数のコードが送信された場合に、周辺基板320によってこれらのコードそれぞれの認証をおこなう。
実施例8は、実施例2を変形した認証処理をおこなう。図12は、実施例8の認証処理の手順を示すフローチャートである。実施例8では、実施例7と同様に、主制御基板310から所定数のコードが送信された場合に、周辺基板320によってこれらのコードそれぞれの認証をおこなう。
よって生成される同期コードVs0は、実施例6のステップS1007によって生成された同期コードVs0に相当する。
202 演出制御部
203 賞球制御部
310 主制御基板
311 制御コマンド出力部
312 認証コード生成部
313 同期コード生成部
314 付加部
315 送信部
320 周辺基板
321 受信部
322 基板認証部
323 動作認証部
324 制御コマンド認証部
Claims (9)
- 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、
前記主制御部は、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成手段と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信のタイミングごとに当該主制御部の動作検査値として連続した出力タイミングで生成された前記主制御部の動作順序を示すパケット情報を含む同期コードを生成する同期コード生成手段と、
前記認証コード生成手段によって生成された認証コードと、前記同期コード生成手段によって生成された同期コードとを前記制御コマンドに付加する付加手段と、
前記制御コマンドを前記周辺部に送信する送信手段と、を備え、
前記周辺部は、
前記送信手段によって送信された前記制御コマンドを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された制御コマンドに付加された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証手段と、
前記受信手段によって受信された制御コマンドに付加された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証手段と、
前記基板認証手段による認証と、前記動作認証手段による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証手段と、を備え、
前記同期コード生成手段は、前記認証コード生成手段によって前記認証コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作検査値として連続して出力された前記パケット情報とを用いた所定の演算によって同期コードを生成し、
前記動作認証手段は、前記基板認証手段によって認証された認証コードと、前記受信手段によって受信された同期コードとを用いた所定の演算の演算結果を、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作の連続性を認証するための検査値として、前記動作順序の認証をおこなうことを特徴とする電子機器。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、
前記主制御部は、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成手段と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信のタイミングごとに当該主制御部の動作検査値として連続した出力タイミングで生成された前記主制御部の動作順序を示すパケット情報を含む同期コードを生成する同期コード生成手段と、
前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを前記周辺部に送信する送信手段と、を備え、
前記周辺部は、
前記送信手段によって送信された前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証手段と、
前記受信手段によって受信された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証手段と、
前記基板認証手段による認証と、前記動作認証手段による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証手段と、を備え、
前記同期コード生成手段は、前記認証コード生成手段によって前記認証コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作検査値として連続して出力された前記パケット情報とを用いた所定の演算によって同期コードを生成し、
前記動作認証手段は、前記基板認証手段によって認証された認証コードと、前記受信手段によって受信された同期コードとを用いた所定の演算の演算結果を、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作の連続性を認証するための検査値として、前記動作順序の認証をおこなうことを特徴とする電子機器。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、
前記主制御部は、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成手段と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信のタイミングごとに当該主制御部の動作検査値として連続した出力タイミングで生成された前記主制御部の動作順序を示すパケット情報を含む同期コードを生成する同期コード生成手段と、
前記認証コード生成手段によって生成された認証コードと、前記同期コード生成手段によって生成された同期コードとを前記制御コマンドに付加する付加手段と、
前記制御コマンドを前記周辺部に送信する送信手段と、を備え、
前記周辺部は、
前記送信手段によって送信された前記制御コマンドを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された制御コマンドに付加された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証手段と、
前記受信手段によって受信された制御コマンドに付加された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証手段と、
前記基板認証手段による認証と、前記動作認証手段による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証手段と、を備え、
前記認証コード生成手段は、前記同期コード生成手段によって前記同期コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記主制御部の誤り検査値とを用いた所定の演算によって認証コードを生成し、
前記基板認証手段は、前記動作認証手段によって認証された同期コードと、前記受信手段によって受信された認証コードとを用いた所定の演算の演算結果を前記主制御部の誤り検査値として、前記主制御部の認証をおこなうことを特徴とする電子機器。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、
前記主制御部は、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成手段と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信のタイミングごとに当該主制御部の動作検査値として連続した出力タイミングで生成された前記主制御部の動作順序を示すパケット情報を含む同期コードを生成する同期コード生成手段と、
前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを前記周辺部に送信する送信手段と、を備え、
前記周辺部は、
前記送信手段によって送信された前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証手段と、
前記受信手段によって受信された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証手段と、
前記基板認証手段による認証と、前記動作認証手段による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証手段と、を備え、
前記認証コード生成手段は、前記同期コード生成手段によって前記同期コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記主制御部の誤り検査値とを用いた所定の演算によって認証コードを生成し、
前記基板認証手段は、前記動作認証手段によって認証された同期コードと、前記受信手段によって受信された認証コードとを用いた所定の演算の演算結果を前記主制御部の誤り検査値として、前記主制御部の認証をおこなうことを特徴とする電子機器。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器における認証方法であって、
前記主制御部において、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成工程と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信のタイミングごとに当該主制御部の動作検査値として連続した出力タイミングで生成された前記主制御部の動作順序を示すパケット情報を含む同期コードを生成する同期コード生成工程と、
前記認証コード生成工程によって生成された認証コードと、前記同期コード生成工程によって生成された同期コードとを前記制御コマンドに付加する付加工程と、
前記制御コマンドを前記周辺部に送信する送信工程と、を含み、
前記周辺部において、
前記送信工程によって送信された前記制御コマンドを受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された制御コマンドに付加された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証工程と、
前記受信工程によって受信された制御コマンドに付加された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証工程と、
前記基板認証工程による認証と、前記動作認証工程による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証工程と、を含み、
前記同期コード生成工程は、前記認証コード生成工程によって前記認証コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作検査値として連続して出力された前記パケット情報とを用いた所定の演算によって同期コードを生成し、
前記動作認証工程は、前記基板認証工程によって認証された認証コードと、前記受信手段によって受信された同期コードとを用いた所定の演算の演算結果を、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作の連続性を認証するための検査値として、前記動作順序の認証をおこなうことを特徴とする認証方法。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器における認証方法であって、
前記主制御部において、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成工程と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信時の当該主制御部の動作検査値として連続して出力されたパケット情報を含んだ同期コードを生成する同期コード生成工程と、
前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを前記周辺部に送信する送信工程と、を含み、
前記周辺部において、
前記送信工程によって送信された前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証工程と、
前記受信工程によって受信された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証工程と、
前記基板認証工程による認証と、前記動作認証工程による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証工程と、を含み、
前記同期コード生成工程は、前記認証コード生成工程によって前記認証コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作検査値として連続して出力された前記パケット情報とを用いた所定の演算によって同期コードを生成し、
前記動作認証工程は、前記基板認証工程によって認証された認証コードと、前記受信手段によって受信された同期コードとを用いた所定の演算の演算結果を、前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作の連続性を認証するための検査値として、前記動作順序の認証をおこなうことを特徴とする認証方法。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器における認証方法であって、
前記主制御部において、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成工程と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信のタイミングごとに当該主制御部の動作検査値として連続した出力タイミングで生成された前記主制御部の動作順序を示すパケット情報を含む同期コードを生成する同期コード生成工程と、
前記認証コード生成工程によって生成された認証コードと、前記同期コード生成工程によって生成された同期コードとを前記制御コマンドに付加する付加工程と、
前記制御コマンドを前記周辺部に送信する送信工程と、を含み、
前記周辺部において、
前記送信工程によって送信された前記制御コマンドを受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された制御コマンドに付加された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証工程と、
前記受信工程によって受信された制御コマンドに付加された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証工程と、
前記基板認証工程による認証と、前記動作認証工程による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証工程と、を含み、
前記認証コード生成工程は、前記同期コード生成工程によって前記同期コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記主制御部の誤り検査値とを用いた所定の演算によって認証コードを生成し、
前記基板認証工程は、前記動作認証工程によって認証された同期コードと、前記受信手段によって受信された認証コードとを用いた所定の演算の演算結果を前記主制御部の誤り検査値として、前記主制御部の認証をおこなうことを特徴とする認証方法。 - 制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部から送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器における認証方法であって、
前記主制御部において、
前記周辺部に送信する前記制御コマンドが所定の制御コマンドである場合、当該主制御部を認証するための認証コードを生成する認証コード生成工程と、
前記制御コマンドの送信に伴って、前記制御コマンド送信時の当該主制御部の動作検査値として連続して出力されたパケット情報を含んだ同期コードを生成する同期コード生成工程と、
前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを前記周辺部に送信する送信工程と、を含み、
前記周辺部において、
前記送信工程によって送信された前記制御コマンド、前記認証コードおよび前記同期コードを受信する受信工程と、
前記受信工程によって受信された認証コードを用いて、前記主制御部を認証する基板認証工程と、
前記受信工程によって受信された同期コードに含まれているパケット情報の差分を用いて前記制御コマンド送信時の前記主制御部の動作順序を認証する動作認証工程と、
前記基板認証工程による認証と、前記動作認証工程による認証との双方が成立した場合に、前記主制御部が正しい制御コマンドを出力していると認証する制御コマンド認証工程と、を含み、
前記認証コード生成工程は、前記同期コード生成工程によって前記同期コードの生成に利用される情報の一部もしくはすべてと、前記主制御部の誤り検査値とを用いた所定の演算によって認証コードを生成し、
前記基板認証工程は、前記動作認証工程によって認証された同期コードと、前記受信手段によって受信された認証コードとを用いた所定の演算の演算結果を前記主制御部の誤り検査値として、前記主制御部の認証をおこなうことを特徴とする認証方法。 - 請求項5〜8のいずれか一つに記載の認証方法をコンピュータに実行させることを特徴とする認証プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008328610A JP4908487B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 電子機器、認証方法および認証プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008328610A JP4908487B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 電子機器、認証方法および認証プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010148606A JP2010148606A (ja) | 2010-07-08 |
JP4908487B2 true JP4908487B2 (ja) | 2012-04-04 |
Family
ID=42568389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008328610A Expired - Fee Related JP4908487B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 電子機器、認証方法および認証プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4908487B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4932867B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2012-05-16 | 京楽産業.株式会社 | 電子機器、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム |
JP2012120681A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP5554754B2 (ja) * | 2011-07-26 | 2014-07-23 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP5554755B2 (ja) * | 2011-07-26 | 2014-07-23 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP5629707B2 (ja) * | 2012-02-21 | 2014-11-26 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP5979943B2 (ja) * | 2012-04-04 | 2016-08-31 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP5986972B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2016-09-06 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP5980187B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2016-08-31 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP6542506B2 (ja) * | 2014-03-07 | 2019-07-10 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6035576B2 (ja) * | 2015-04-20 | 2016-11-30 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP6921034B2 (ja) * | 2018-05-22 | 2021-08-18 | 日立Astemo株式会社 | 車載ネットワークへの不正メッセージ注入防止技術 |
JP6704493B2 (ja) * | 2019-07-11 | 2020-06-03 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4236728B2 (ja) * | 1998-03-27 | 2009-03-11 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2002306786A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-22 | Maruhon Ind Co Ltd | パチンコ遊技機の制御回路 |
JP2008279042A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム |
-
2008
- 2008-12-24 JP JP2008328610A patent/JP4908487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010148606A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4908487B2 (ja) | 電子機器、認証方法および認証プログラム | |
JP4995218B2 (ja) | 電子機器、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP4932867B2 (ja) | 電子機器、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP4677008B2 (ja) | 主制御基板、認証方法および認証プログラム | |
JP4677007B2 (ja) | 主制御基板、認証方法および認証プログラム | |
JP2009093436A (ja) | 電子機器、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP5129096B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP4933521B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP5129100B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP5220638B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP4933524B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP4933523B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP4933525B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP5129098B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP4933526B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP4933522B2 (ja) | 電子機器、遊技機、認証方法および認証プログラム | |
JP4800360B2 (ja) | 電子機器、遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP2010172487A (ja) | 電子機器、遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP2010172489A (ja) | 電子機器、遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP2010172486A (ja) | 電子機器、遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP4995220B2 (ja) | 電子機器、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム | |
JP4876120B2 (ja) | 電子機器、認証方法および認証プログラム | |
JP4908488B2 (ja) | 電子機器、認証方法および認証プログラム | |
JP4908489B2 (ja) | 電子機器、認証方法および認証プログラム | |
JP4995219B2 (ja) | 電子機器、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110714 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111213 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120112 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |