JP2009265701A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術より短い処理時間でN次元配列上の領域に関する1次以上の統計量を求めることを目的とする。
【解決手段】N次元配列(N≧2)の入力情報を読み込む入力手段と、入力情報からN次元配列の原点を頂点とする多角形領域内のモーメントを計算する累積モーメント計算手段と、モーメントをN次元配列である累積情報の各成分に書き込む累積情報生成手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
情報処理の分野では、多次元配列を頻繁に扱う。その中で、特定範囲内の要素の和を求めることが多い。
コンピュータグラフィックスの分野では、Crowが長方形のsummed−area tableと呼ばれる概念を提案している(非特許文献1)。この文献では、summed−area tableを2次元配列とし、入力画像の座標(x,y)における画素値をI(x,y)として、summed−area tableの(x,y)成分C(x,y)を
Figure 2009265701
として定義している。
この定義によれば、入力画像上で水平又は垂直に置かれた任意の長方形内の画素値I(x,y)の和を、次式を使ってsummed−area table上の4点を参照するのみで、求めることができる。
Figure 2009265701
ここで、(x0,y0)は長方形の左上の頂点、(x1,y1)は右下の頂点である。
これにより、画像上の長方形内の画素値の和を高速に求めることが可能となった。
また、特許文献1では、長方形以外の多角形領域についても、入力画像の画素値の和を高速に求めることができることを示している。
他方、画像認識の分野においては、輝度値の和よりも複雑な特徴量を求めることが多い。例えば、非特許文献2においては、人間の頭部を追跡するために色の平面的分布を求めている。その空間的分布を表現するために、色の配置の重心・分散・共分散を利用している。そして、画像上で色の平面的分布が頭部のものと一致する領域を、頭部として認識する。
入力画像上の(x,y)成分が色bである場合、Ib(x,y)=1とし、色bでない場合Ib(x,y)=0とする。すると、領域Qの重心とは、
Figure 2009265701
のことを指す。また、分散と共分散とを含む共分散行列は、以下の通りである。
Figure 2009265701
米国特許第6507676号明細書 Crow,"Summed−Area Tables For Texture Mapping",Computer Graphics,1984. Birchfield & Rangarajan (2005) "Spatiograms Versus Histograms for Region−Based Tracking",IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition.
従来技術では、入力画像の一領域の1次以上の統計量を求める場合には、数式11や数式12のように領域内の個々の画素値を取得して統計量を求める必要があった。これらの統計量を求める際の処理は高速であることが望ましい。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、従来技術より短い処理時間でN次元配列上の領域に関する1次以上の統計量を求めることを目的とする。
そこで、本発明は、N次元配列(N≧2)の入力情報を読み込む入力手段と、前記入力情報からN次元配列の原点を頂点とする多角形領域内のモーメントを計算する累積モーメント計算手段と、前記モーメントをN次元配列である累積情報の各成分に書き込む累積情報生成手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、情報処理方法としてもよい。
本発明によれば、従来技術より短い処理時間でN次元配列上の領域に関する1次以上の統計量を求めることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
本実施形態では、非特許文献2に説明されているSpatiogram matchingの方法を簡略化して示し、本実施形態によって処理を高速化する方法を提案する。Spatiogramは、ヒストグラムを拡張した概念であり、色情報の色域分布のみならず位置分布をも表す。非特許文献2によれば、spatiogramを利用して画像内検索を行うと、従来のヒストグラムに比べて位置精度が高いとのことである。
図1は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU(中央演算装置)100は、実施形態で説明する情報処理(情報処理方法)をプログラムに従って実行する。プログラム メモリ101には、CPU100により実行されるプログラムが記憶されている。RAM102は、CPU100によるプログラムの実行時に、各種情報を一時的に記憶するためのメモリである。本実施形態の2次元配列は、全てこのRAM102上に保持されているものとする。ハードディスク103は、画像ファイル等を保存するための記憶媒体(記録媒体)である。なお、プログラムは、ハードディスク103に記憶されていてもよい。ディスプレイ104は、本実施形態の処理結果をユーザに提示する。バス110は、これら各部とCPU100とを接続している制御バス・データバスである。なお、情報処理装置は、これ以外にもキーボードやポインティング デバイス等の入力機器等を備えていてもよい。
情報処理装置における全体の処理を図2に示す。図2は、実施形態1における情報処理装置の全体の処理を示すフローチャートである。
ステップS201において、CPU100は、ハードディスク103より入力情報の一例である画像をRAM102に読み込む。画像はRAM102上では2次元配列として保持される。
ステップS202において、CPU100は、画像より累積情報を生成(計算)する(累積情報生成)。この詳細については後述する図4、図5を用いて説明する。
ステップS203において、CPU100は、予めハードディスク103に保存されているSpatiogramをRAM102に読み込む。Spatiogramの詳細については後述する。
ステップS204において、CPU100は、ステップS202で生成した累積情報を用いてSpatiogramと一致する画像内の領域を検索する(入力情報処理)。
ステップS205において、CPU100は、ステップS204での検索の結果をディスプレイ104に表示(出力)する。
図3は、図2の処理をデータフローで示した図である。
205は、ハードディスク103に保存されている画像である。201の画像の読み込み処理にてCPU100は、ハードディスク内の画像205をRAM102上に入力画像Iとして記憶する。202の累積情報の生成処理にてCPU100は、後述する処理を実行し、累積情報206をRAM102上に生成する。
一方、209は、ハードディスク103に保存されているSpatiogramである。累積情報の生成とは別の流れで、210のSpatiogram読み込み処理でCPU100は、ハードディスク103内のSpatiogram209をRAM102にテンプレートSpatiogram211として読み込む。
203の検索処理でCPU100は、テンプレートSpatiogram211と一致する領域を入力画像Iの中から探す。このとき、処理の高速化のために検索処理203でCPU100は、累積情報206を利用する。一致する領域を見つけると、CPU100は、一致する領域の位置情報を207の検索結果としてRAM102に書き込む。204の検索結果表示処理でCPU100は、検索結果207の内容をディスプレイ104に表示する。
ここで、2次のSpatiogramを簡単に説明する。画像上の領域χのSpatiogramは、bを色を表す番号として、hχ={hχ(b),b=1,...,B}で表される。白黒画像を扱う場合には、bは輝度の範囲を表す番号であっても良い。hχ(b)とは<nbχ,μbχ,Σbχ>の組である。nbχは画像上の領域χ内にある色bの画素の数である。μbχは、2次元ベクトルであり、領域χ内にある色bの画素の重心を表す。また、Σbχは領域χ内にある色bの画素のx座標とy座標との共分散行列である。即ち、数式11と数式12とのQをχに置き換えたものである。
2つのSpatiogram hχとhΦとがあるとき、その類似度ρ(hχ,hΦ)は次式で求められる。
Figure 2009265701
ηは確率密度関数を正規化するための定数である。入力画像Iの中からSpatiogram hχに一致する領域を検索するとは、入力画像I上の領域の中からρ(hχ,hΦ)が最大となる領域Φを探すことである。
次に図3の累積情報206を説明する。本実施形態では、累積情報206は各色6枚の2次元配列で構成される。入力画像の(x,y)成分をI(x,y)として、Ib(x,y)を次のように定義する。
Figure 2009265701
累積情報の(x',y')成分(モーメント)は、次式で定義される。
Figure 2009265701
ここで、(m,n)∈{(0,0),(1,0),(0,1),(1,1),(2,0),(0,2)}。また、入力画像の範囲外の座標(x,y)についてはI(x,y)=0とする。ただ、定義の通りに累積情報を求めると、時間がかかってしまうので、実際には次のような式を利用して求めるのが望ましい。
Figure 2009265701
ここで、am,n,b(x',y')は一時変数であり、配列として保持する必要はない。図4は、数式16の求め方を示した図である。黒色の領域はRm,n,b(x',y'−1)を表しており、縞模様の領域はam,n,b(x',y')を表している。図4より両方を加算することによって、Rm,n,b(x',y')が求まることが分かる。
図3の累積情報の生成処理202の一例を図5に示す。図5は、累積情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。
ステップFA00からステップFA08までのループで、CPU100は、累積情報の各2次元配列についてステップFA01以降の処理を繰り返す。ステップFA01からステップFA07までのループで、CPU100は、累積情報の各行についてステップFA02以降の処理を繰り返す。
各列を処理する前に、CPU100は、ステップFA02で一時変数aを0で初期化する。そしてCPU100は、累積情報の各列についてステップFA03からステップFA06までの処理を繰り返す。ステップFA04とステップFA05とでCPU100は、数式16に示した加算と配列への代入とを行う(累積モーメント計算、累積情報生成)。CPU100がステップFA08までの処理を終えることで、累積情報として6枚の2次元配列が用意される。
数式15のような累積情報を用意すると、入力画像I上の(x0,y0)−(x1,y1)を対角頂点とする長方形領域(長方形領域内)Qにおけるxmnb(x,y)の和は、次のように配列の4点を参照するのみで求めることができる。なお、ここで、(x0,y0)は、原点ということができる。
Figure 2009265701
これにより、先のSpatiogramの各要素を高速に求めることができる。より具体的に説明すると、次式により求めることができる。
Figure 2009265701
次に図3の検索処理203について説明する。図3のテンプレートSpatiogram211には、Spatiogramの情報hP={hP(b)},hP(b)=<nb P,μb P,Σb P>の他に、テンプレートSpatiogramを抽出した画像Pの幅WPと高さHPとの情報が含まれている。画像Pは、例えば検索したい物体を含む画像である。
図6は、検索処理203の一例を示すフローチャートである。
まずステップFS01でCPU100は、変数RとXとYとを初期化する。Rは後にステップFS05で求める類似度ρの最大値を保持するための変数である。XとYとは類似度が最大値を取る位置の座標を保持するための変数である。ステップFS02からステップFS08までのループでCPU100は、入力画像Iの各点(x,y)についてステップFS03以降の処理を繰り返す。まず、ステップFS03でCPU100は、注目領域を表す構造体Qに(x,y)−(x+WP,y+HP)を設定する。そして、ステップFS04でCPU100は、数式18に示したように領域QのSpatiogram hQを求める。
次に、ステップFS05でCPU100は、数式13に従って類似度ρ(hP,hQ)を求める。ステップFS06でCPU100は、ρ(hP,hQ)がこれまでの最大値Rを超えたか否かを判定する。ρ(hP,hQ)がこれまでの最大値Rを越えたことが判明した場合、CPU100は、ステップFS07で変数RとXとYとをρ(hP,hQ)とxとyとの値で更新する。最後にループを抜けると、ステップFS09でCPU100は、RとXとYとの値を図3の検索結果207に記録する。
図3の検索結果の表示処理204では、このXとYとの情報を入力画像Iとテンプレート画像Pと共に表示する。図7は、表示結果の一例を示す図である。Dには図3の入力画像Iの内容が表示されている。なお、図7では例として地図を挙げている。Tは検索したい物体の画像の内容である。検索結果はCの点線の枠で表示されている。この枠の対角頂点が入力画像I上の(X,Y)−(X+WP,Y+HP)に合わせて描画されている。これにより、テンプレート画像Tと一致する領域が示される。
以上、本実施形態により、比較的、計算負荷の軽い処理により入力画像中の所望のパターンを検索することができる。ここでは、多角形領域の一例として長方形領域を用い、長方形領域内のモーメントを求める例を挙げたが、米国特許第6507676号明細書のような方法を利用すれば長方形以外の多角形領域(多角形領域内)のモーメントについても同様に求めることができる。
<実施形態2>
本実施形態では、入力画像の中の明るい領域の位置と大きさとを見つける方法を説明する。また、累積情報を作成するにあたり、必要なビット数を削減する工夫についても述べる。
なお、本実施形態に係わる情報処理装置のハードウェア構成は実施形態と同じである。
図8は、実施形態2における情報処理装置の全体の処理を示すフローチャートである。
ステップBS01において、CPU100は、ハードディスク103より入力情報の一例である画像をRAM102に読み込む。画像はRAM102上では2次元配列として保持される。
ステップBS02において、CPU100は、画像より累積情報を生成する。この詳細については後述する。
ステップBS03において、CPU100は、ステップBS02で生成した累積情報を用いて明るい領域を画像内で検索する。
ステップBS04において、CPU100は、ステップBS03での検索結果をディスプレイ104に表示する。
図9は、図8の処理をデータフローで示した図である。
BD01は、ハードディスク103に保存されている画像である。本実施形態では、2値画像とする。BD02の画像の読み込み処理にてCPU100は、ハードディスク内の画像BD01をRAM102上に入力画像Iとして記憶する。BD03の累積情報の生成処理でCPU100は、後述する処理を実行し、入力画像Iの累積情報BD04をRAM102上に生成する。
BD05の検索処理ではCPU100は、入力画像Iの明るい領域を探す。ここで明るいとは入力画像Iの中で要素が1の領域である。検索処理BD05でCPU100は、処理の高速化のために累積情報(累積画像)BD04を利用する。適合する領域を見つけると、CPU100は、見つけた領域の位置情報をBD06の検索結果としてRAM102に書き込む。BD07の検索結果の表示処理でCPU100は、検索結果BD06の内容をディスプレイ104に表示する。
図9の累積情報BD04を説明する。本実施形態において、累積情報BD04は5枚の2次元配列で構成される。累積情報の(x',y')成分(モーメント)は、(xC,yC)を基準点として次式で定義される。
Figure 2009265701
ここで、(m,n)∈{(0,0),(1,0),(0,1),(2,0),(0,2)}。入力画像の範囲外の(x,y)についてはI(x,y)=0とする。また、xの符号によらずx0=1とする。数式15と比較して、(x,y)から(xC,yC)を引いているのは、累積情報に必要なビット数を抑えるためである。というのは、画素数の多い画像や大きなmやnについて数式15では値がオーバーフローする可能性が高くなるからである。この点から、(xC,yC)は入力画像Iの中央付近に定義されるのが望ましい。ただ、定義の通りに累積情報を求めると、時間がかかってしまうので、実際には数式16と同様に次のような式を利用して求めるのが効果的である。
Figure 2009265701
ここで、am,n(x',y')は一時変数であり、配列として保持する必要はない。
また、x'−xCやy'−yCについても一時変数として用意できる。
数式19のように累積情報を定義すると、入力画像I上の(x0,y0)−(x1,y1)を対角頂点とする長方形領域Q内の(x−xCm、(y−yCn、I(x,y)の和は、次のように配列の4点を参照するのみで求めることができる。
Figure 2009265701
累積情報を用意しておくと、注目領域Q内の画素値1である点の数nQと重心μQ、x軸方向の分散(σx Q2、y軸方向の分散(σy Q2は、次式により求めることができる。
Figure 2009265701
図9の検索処理BD05を、図10を用いて説明する。図10は、検索処理BD05の一例を示すフローチャートである。まずステップBF01にてCPU100は、注目領域を表す構造体Qが入力画像Iの全領域を表すように初期化する。そしてCPU100は、ステップBF02からステップBF06までのループを繰り返す。ステップBF03ではCPU100は、入力画像Iの注目長方形領域Qに関して数式22により統計量μQと(σx Q2と(σy Q2とを求める。
次の収束判定(ステップBF04)ではCPU100は、これら統計量が前回のループで求めた値と等しいか差が定数ε(ε>0)以内か否かを判定する。例えば収束条件として、統計量μQと(σx Q2と(σy Q2の前回のループでの値をpμQと(pσx Q2と(pσy Q2として、|μQ−pμQ|<εかつ|(σx Q)2−(pσx Q)2|<εかつ|(σx Q2−(pσy Q2|<εがある。判定が成立すれば、CPU100は、ステップBF02からステップBF06までのループを抜ける。判定が成立しなければ、CPU100は、次のステップBF05で変数Qを再設定する。ここでは、CPU100は、Qの中心がμQと一致するように、またSを定数としてQの幅がSσx Q、高さがSσy Qとなるように設定する。Sには、例えば√(12)を使用する。
以上のような処理を終えると、入力画像Iの中の明るい領域にQを収束させることができる。期待したとおりに収束する様子をイメージ図にしたのが図11である。図11は、収束の様子の一例を示した図である。(a)は入力画像Iの例である。印刷の都合上明るさを反転しているので、画素値が1の領域は黒くなっている。(b)〜(f)は注目領域Qを長方形として描画した画像である。それぞれ(a)の画像を重ね合わせている。始めに入力画像全体を占めていたQは(b),(c),(d),(e)の順に右下の領域に収束していくのが分かる。最後の(f)において、Qは(e)のときと同じ領域を指しているので、収束が完了する。そして、図9の検索結果の表示処理BD07では、図11(f)の画像がディスプレイに表示される。
以上、本実施形態により、比較的、計算負荷の軽い処理により入力画像から明るい領域を検索することができる。また、累積情報の生成方法の工夫により、必要なビット数が大きくなりすぎるのを抑えることができる。当然のことながら、入力画像を反転することにより暗い領域を探すようにすることもできる。また、実施形態1の数式14にあるIb(x,y)を利用することにより特定の色の集積を検索することもできる。
以上、上述した各実施形態によれば、従来技術より短い処理時間でN次元配列上の領域に関する1次以上の統計量を求めることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態1における情報処理装置の全体の処理を示すフローチャートである。 図2の処理をデータフローで示した図である。 数式16の求め方を示した図である。 累積情報の生成処理の一例を示すフローチャートである。 検索処理203の一例を示すフローチャートである。 表示結果の一例を示す図である。 実施形態2における情報処理装置の全体の処理を示すフローチャートである。 図8の処理をデータフローで示した図である。 検索処理BD05の一例を示すフローチャートである。 収束の様子の一例を示した図である。
符号の説明
100 CPU
101 プログラム メモリ
102 RAM
103 ハードディスク
104 ディスプレイ

Claims (14)

  1. N次元配列(N≧2)の入力情報を読み込む入力手段と、
    前記入力情報からN次元配列の原点を頂点とする多角形領域内のモーメントを計算する累積モーメント計算手段と、
    前記モーメントをN次元配列である累積情報の各成分に書き込む累積情報生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記累積モーメント計算手段は、2次元配列の原点を頂点とする長方形領域内のモーメントを計算することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. N=2で、
    前記入力情報の位置(x,y)成分をI(x,y)とし、f(v)はI(x,y)の出力を入力とする関数として、前記多角形領域をPとした場合、前記累積モーメント計算手段は、次式に基づいて、前記モーメントを求めることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
    Figure 2009265701
  4. 前記累積情報生成手段は、前記累積情報の位置(x',y')成分に次式で表される値をモーメントとして書き込むことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
    Figure 2009265701
  5. 前記入力情報の位置(x,y)成分をI(x,y)とし、f(v)はI(x,y)の出力を入力とする関数として、前記多角形領域をPとした場合、前記累積モーメント計算手段は、次式に基づいて、(xC,yC)を基準点として、前記モーメントを求めることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
    Figure 2009265701
  6. 前記多角形領域のPは、(0,0)−(x',y')を対角頂点とする長方形であり、前記累積情報生成手段は、前記累積情報の位置(x',y')成分に次式で表される値をモーメントして書き込むことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
    Figure 2009265701
  7. 前記累積情報を基に前記入力情報を処理する入力情報処理手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置における情報処理方法であって、
    N次元配列(N≧2)の入力情報を読み込む入力ステップと、
    前記入力情報からN次元配列の原点を頂点とする多角形領域内のモーメントを計算する累積モーメント計算ステップと、
    前記モーメントをN次元配列である累積情報の各成分に書き込む累積情報生成ステップと、
    前記累積情報を基に前記入力情報を処理する入力情報処理ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記累積モーメント計算ステップでは、2次元配列の原点を頂点とする長方形領域内のモーメントを計算することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  10. N=2で、
    前記入力情報の位置(x,y)成分をI(x,y)とし、f(v)はI(x,y)の出力を入力とする関数として、前記多角形領域をPとした場合、前記累積モーメント計算ステップでは、次式に基づいて、前記モーメントを求めることを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
    Figure 2009265701
  11. 前記累積情報生成ステップでは、前記累積情報の位置(x',y')成分に次式で表される値をモーメントして書き込むことを特徴とする請求項10に記載の情報処理方法。
    Figure 2009265701
  12. 前記入力情報の位置(x,y)成分をI(x,y)とし、f(v)はI(x,y)の出力を入力とする関数として、前記多角形領域をPとした場合、前記累積モーメント計算ステップでは、次式に基づいて、(xC,yC)を基準点として、前記モーメントを求めることを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
    Figure 2009265701
  13. 前記多角形領域のPは、(0,0)−(x',y')を対角頂点とする長方形であり、前記累積情報生成ステップでは、前記累積情報の位置(x',y')成分に次式で表される値をモーメントして書き込むことを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
    Figure 2009265701
  14. 前記累積情報を基に前記入力情報を処理する入力情報処理ステップを更に有することを特徴とする請求項8乃至13の何れか1項に記載の情報処理方法。
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