JP2009261966A - 先入先出し収納ボックス - Google Patents

Abstract

【課題】
従来、衣類を保管するタンス、収納ボックスは片面専用の引出しか設定されていないため、奥の方や下の方は取り出し難く、かつ新しく洗濯した衣類を補充していくため、混在して衣類の使用頻度にばらつきがあった。
【解決手段】
引出しの両面に取手をつけその中に中仕切りを置いて、仮に衣類の取り出し専用スペースと補充専用スペースを設定する。取り出し専用スペースの衣類が無くなったら引出を全部抜き出し、180度回転させて置き換えて差し込む。これを繰り返せば使用頻度が均一になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンツ、肌着、靴下、ハンカチ、タオル等（以下衣類）を先に入れたものから順に取り出していくようにした収納ボックスである。衣類の使用頻度を均等化するための収納ボックスである。

技術背景

現在、タンスや収納ボックスに入れられた衣類は片方からのみの出し入れのため必ずしも先に入れたものから順に取り出して使われているとは限らない。先に補充した衣類と後から補充した衣類が混在してしまいがちである。

この改善策として、両方向から引き出し可能な引出の中にL字もしくは逆T字の仕切りをセットし、衣類を取り出すスペースと衣類の補充スペースを区分することで先入先出しを簡単にする。

解決しようとする課題は、収納ボックスに日常的に出し入れする衣類を先に入れたものから順にいかにして簡単に取り出して使っていくことができるか、いかにして均等に使用できるかである。収納ボックスの中の衣類の先入先出しについてである。

本発明は、収納ボックスの引出の中に中仕切りを置いて、衣類を取出していくスペースと衣類を補充していくスペースを区別することである。衣類を補充するとき、補充した衣類分、中仕切りをスライドさせていく。そして、取り出しスペースに衣類が無くなったら、引出を収納ボックスから全部抜き出し、180度回転させて衣類を補充しておいたスペースを取り出スペースと置き換える。それを繰り返していけば、衣類の先入先出しがおこなわれ、均等に使われる。

本発明は、収納ボックスの隅の方に取りだされることのない衣類をつくることが無くなる。

収納ボックスの引出の出し入れを両面方向からできるように、引出の口部分に引掛りのない形態にする。取手は埋め込み式にして引出の奥行は本体奥行寸法から本体奥の壁の厚みを差し引いた寸法に設定すると面が合う。

図1は、先入先出し収納ボックスの引出に中仕切りを置いているところである。

図2は、中仕切りを抜き出したところである。

本発明は子供専用の衣類収納ボックスに最適である。

収納ボックスに中仕切りを置いているところで、例えば左側を取り出し専用スペース、右側を補充専用スペース（実施例１） 中仕切りの形体（実施例2）

1．中仕切り
2．引出
3．中仕切りのスライド方向
4．180度回転
5．取手
6．衣類取り出しスペース
7．衣類補充スペース
8．スライド後の中仕切り
9．L字中仕切り
10．逆T字中仕切り

Claims (3)

1. 毎日取り替えて使うパンツ、肌着、靴下、ハンカチ、タオル等の衣類を先入先出しできるようにした収納ボックスである。
2. 収納ボックスの引出は両面に取手をつけて、どちら面からでも出し入れ可能にする。引出の中にL字もしくは逆T字の中仕切りを置き、スライドさせて衣類の取り出し専用スペースと補充専用スペースを調整して使用する。
3. 取り出し専用スペースは引出の手前に、補充専用スペースは奥に設定する。取り出し専用スペースが無くなったら引出全部を抜き出して、180度向きを変えて差し込む。この所作を繰り返すことで衣類の先入先出しが可能になる。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

Images