JP2009260682A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力される音声信号の高音域の振幅を減衰させることで相対的に低音域の振幅を増加させるバスブースト部42と、バスブースト部42による低音域の振幅の増加に連動して、当該低音域の振幅が増加された音声信号に対し、全帯域の振幅を増加させる第一のボリューム部43と、を備えるオーディオ装置100とする。
【選択図】図2
Description
入力される音声信号の高音域の振幅を減衰させることで相対的に低音域の振幅を増加させるバスブースト部と、
前記バスブースト部による低音域の振幅の増加に連動して、当該低音域の振幅が増加された音声信号に対し、全帯域の振幅を増加させる第一のボリューム部と、
を備えるオーディオ装置
が提供される。
前記音声信号の振幅を一又は複数の出力対象のスピーカごとに増加させる第二のボリューム部を備え、
前記第二のボリューム部は、前記バスブースト部による低音域の振幅の増加に連動して、当該低音域の振幅が増加された音声信号に対し、全帯域の振幅を増加させるオーディオ装置
が提供される。
前記バスブースト部によって前記低音域の振幅を増加させるか否かを切り替えるための入力手段を備え、
前記第一のボリューム部及び/又は前記第二のボリューム部は、前記入力手段によって前記低音域の振幅を増加させる切り替えが行われた場合、当該切り替えに連動して、前記低音域の振幅が増加された音声信号に対し、全帯域の振幅を増加させるオーディオ装置
が提供される。
前記音声信号の振幅を低音域、中音域、高音域の各領域において個別に増加させるトーン部を備え、
前記トーン部は、前記ボリューム部によって振幅が予め増加された音声信号に対し、前記各領域における振幅を個別に増加させるオーディオ装置
が提供される。
まず、図1を参照して、オーディオ装置100の機能構成について説明する。
オーディオ装置100は、CDメカ部10、チューナ部20、外部I/F30、オーディオIC部40、アンプ部50、スピーカ群60、キー入力部70、表示部80、マイクロコンピュータ90を備えて構成される。
チューナ部20は、放送信号を入力してアナログの音声信号に変換し、変換した音声信号をオーディオIC部40に出力する。
外部I/F30は、USBケーブル等を介して外部機器からアナログの音声信号を入力し、入力した音声信号をオーディオIC部40に出力する。
アンプ部50は、アナログの音声信号を入力し、入力した音声信号を増幅してスピーカ群60に出力する。
スピーカ群60は、アンプ部50から出力されるアナログの音声信号を音波として出力する。
表示部80は、マイクロコンピュータ90から出力される表示信号に基づいて、オーディオ装置100の状態表示を行う。
マイクロコンピュータ90は、シリアルインターフェイスで接続されるオーディオIC部40に制御信号を出力し、オーディオIC部40における各処理を集中制御する。
オーディオIC部40は、入力セレクタ部41、バスブースト部42、ボリューム部43、トーン部44、後段ボリューム部45、シリアルI/Fコントローラ46を備えて構成される。
バスブースト部42は、入力セレクタ部41から出力された音声信号を入力し、入力した音声信号に対し、低音域の振幅を増加させて高音域の振幅を減衰させる処理を行う。
縦軸は振幅(音量)、横軸は周波数帯域を示す。図3に示すアナログフィルタにより、周波数に応じて振幅を変化させた音声信号が出力される。振幅の変化量は、予め定められた設定(設定1〜3、OFF)によって異なる。設定1〜3の場合の変化量は、低音域では大きく、周波数が高くなるにつれて下がる。そして、下降のピークを過ぎた後は、周波数が高くなるにつれて微増する特性を有する。設定がOFFの場合はフラット(変化量なし)となる。
バスブースト部42は、入力した音声信号を図3に示すアナログフィルタに通し、このアナログフィルタを通過した音声信号をボリューム部43に出力する。
トーン部44は、ボリューム部43から出力される音声信号を入力し、入力した音声信号に対し、低音域(Bass)、中音域(Middle)、高音域(Treble)における中心周波数の振幅を個別に増加させる処理を行う。
後段ボリューム部45は、トーン部44から出力される音声信号を入力し、入力した音声信号に対し、出力対象のスピーカごとに振幅を増加させる処理を行う。
シリアルI/Fコントローラ46は、マイクロコンピュータ90から出力された音声信号を入力し、入力した制御信号を上述してきた各部に出力する。
図4を参照して、ボリューム部43において行われる処理について説明する。
ボリューム部43は、バスブースト部42の動作に連動して処理を行う。具体的には、バスブースト部42は、キー入力部70からバスブースト機能をONにする切り替え指示があると、切り替え指示に連動して、入力した音声信号に対し低音域の振幅を増加する処理を行う。ここで、ボリューム部43は、高音域の振幅が図3のOFF値よりも更に大きい振幅となるように全帯域の振幅を増加させる。
ボリューム部43によって全帯域の振幅が更に増加されるため、結果として従来以上に低音域の振幅が増強される。
後段ボリューム部45は、バスブースト部42及びボリューム部43の動作に連動して処理を行う。具体的には、バスブースト部42及びボリューム部43は、キー入力部70からバスブースト機能をONにする切り替え指示があると、切り替え指示に連動して、入力した音声信号に対し低音域の振幅及び全帯域の振幅を増加させる処理を行う。そして、後段ボリューム部45は、バスブースト部42及びボリューム部43の動作に連動して、更に全帯域の振幅を増加させる処理を行う。ここで、後段ボリューム部45は、ボリューム部43によって高音域の振幅が図3のOFF値よりも大きい振幅となるように増加された全帯域の振幅に対し、更に全帯域の振幅を増加させる。
後段ボリューム部45によって全帯域の振幅が更に増加されるため、結果として従来以上に低音域の振幅が増強される。
トーン部44は、ボリューム部43によって全帯域の振幅が増加された音声信号に対し、低音域、中音域、高音域の何れか又は全ての帯域において個別に振幅を増加させる。
10 CDメカ部
20 チューナ部
30 外部I/F
40 オーディオIC部
50 アンプ部
60 スピーカ群
70 キー入力部
80 表示部
90 マイクロコンピュータ
41 入力セレクタ部
42 バスブースト部
43 ボリューム部
44 トーン部
45 後段ボリューム部
Claims (4)
- 入力される音声信号の高音域の振幅を減衰させることで相対的に低音域の振幅を増加させるバスブースト部と、
前記バスブースト部による低音域の振幅の増加に連動して、当該低音域の振幅が増加された音声信号に対し、全帯域の振幅を増加させる第一のボリューム部と、
を備えるオーディオ装置。 - 前記音声信号の振幅を一又は複数の出力対象のスピーカごとに増加させる第二のボリューム部を備え、
前記第二のボリューム部は、前記バスブースト部による低音域の振幅の増加に連動して、当該低音域の振幅が増加された音声信号に対し、全帯域の振幅を増加させる請求項1に記載のオーディオ装置。 - 前記バスブースト部によって前記低音域の振幅を増加させるか否かを切り替えるための入力手段を備え、
前記第一のボリューム部及び/又は前記第二のボリューム部は、前記入力手段によって前記低音域の振幅を増加させる切り替えが行われた場合、当該切り替えに連動して、前記低音域の振幅が増加された音声信号に対し、全帯域の振幅を増加させる請求項1又は2に記載のオーディオ装置。 - 前記音声信号の振幅を低音域、中音域、高音域の各領域において個別に増加させるトーン部を備え、
前記トーン部は、前記ボリューム部によって振幅が予め増加された音声信号に対し、前記各領域における振幅を個別に増加させる請求項1〜3の何れか一項に記載のオーディオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008107542A JP2009260682A (ja) | 2008-04-17 | 2008-04-17 | オーディオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008107542A JP2009260682A (ja) | 2008-04-17 | 2008-04-17 | オーディオ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009260682A true JP2009260682A (ja) | 2009-11-05 |
Family
ID=41387529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008107542A Pending JP2009260682A (ja) | 2008-04-17 | 2008-04-17 | オーディオ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009260682A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02181507A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | ゲイン調節器 |
JP2001044777A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-16 | Fujitsu Ten Ltd | 車載オーディオ装置 |
JP2003318683A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-07 | Sanyo Electric Co Ltd | スピーカ用増幅装置 |
-
2008
- 2008-04-17 JP JP2008107542A patent/JP2009260682A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02181507A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | ゲイン調節器 |
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JP2003318683A (ja) * | 2002-04-24 | 2003-11-07 | Sanyo Electric Co Ltd | スピーカ用増幅装置 |
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