JP2009255393A - 筒状プラスチックの押出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】押出成形機により、偏肉がない2層の筒状プラスチックを製造する。
【解決手段】押出シリンダ7と、外周に第1スクリュー8aが形成された押出スクリュー8と、外周に第2スクリュー9aが形成されたマンドレル9と、押出シリンダの先端に設置したノズルダイ11と、マンドレルの先端に取り付けられたコアダイ12を備える。押出シリンダと押出スクリューの間に供給された第1プラスチック材料、及び押出スクリューとマンドレルの間に供給された第2プラスチック材料を,押出スクリューの回転により溶融し、続いて2層の筒状プラスチックとして押し出す。押出スクリューの内周に第2スクリューを形成してもよい。押出スクリューとマンドレルの間で溶融した第2プラスチックがあたかも潤滑剤のように介在し、押出スクリューとマンドレルの間でかじりや焼き付きが発生しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラスチックを押出成形して、ブロー成形に用いるパリソン、パイプ・ホース、インフレーションフィルム等の筒状プラスチックを製造する押出成形機に関し、特に多層の筒状プラスチックを製造する押出成形機に関する。
特許文献1〜3には、多層の筒状プラスチックを成形する押出成形機が記載されている。この押出成形機はいずれも、押出シリンダと、前記押出シリンダ内に設置されたプランジャーと、前記押出シリンダの側面に直交して接続され、前記押出シリンダ内に溶融したプラスチックを供給する複数個の押出機からなる。なお、この押出機として、スクリュー式押出機又はスクリューインライン式(スクリュープランジャー式)押出機が利用されている。スクリュー式とは、シリンダ内でスクリューを回転させ樹脂を可塑化させながらシリンダ先端のダイ穴から押し出す方式を意味し、スクリュープランジャー式とは、シリンダ内でスクリューを回転させて樹脂を可塑化させ、前方に送り出すと共にスクリュープランジャーを後退させ、スクリュープランジャーの先端(アキューム部)に可塑化した樹脂を蓄積し、所定量蓄積した後、スクリュープランジャーを前進させてシリンダ先端のダイ穴から押し出す方式を意味する。
特許文献1〜3の押出成形機では、押出機から押し出された溶融プラスチックが、押出シリンダに形成された供給穴から押出シリンダ内のリング状空間に入って左右に分かれ、押出シリンダの内周面に沿って全周に回り込み、円筒状に広げられた状態で下方に流動し、押出シリンダ内のプランジャーの先に蓄積される。このプラスチック流路が長いため、押出シリンダ内でプラスチックの熱劣化が生じるだけでなく、前記供給口付近とその反対側において粘度ムラが生じて、プラスチックの流動に円周方向でムラができ、その結果、筒状プラスチックに偏肉が生じやすい。また、プラスチックの流動ムラが大きいと、薄い膜状の表皮層を形成する場合、表皮に膜切れが生じやすい。さらに、プラスチックの流路が長く複雑なため、側壁に付着したプラスチックが排出されにくく、色替えなどプラスチックの交換に手間がかかるという問題もある。
一方、特許文献4には、プラスチック材料の供給穴を有する押出シリンダと、押出シリンダ内で回転及び進退する筒状のスクリュープランジャーと、スクリュープランジャーの内側に挿通するマンドレルと、押出シリンダの前方側に配設されたノズルダイ及びマンドレルの先端に取り付けられたコアダイからなる押出ダイスを備え、前記供給口からプラスチックの未溶融材料を押出シリンダ内に供給し、スクリュープランジャーを回転させてプラスチックを溶融しかつシリンダ前方に蓄積し(スクリュープランジャーは背圧で後退)、次いでスクリュープランジャーを前進させプラスチックをダイ穴から押し出して筒状プラスチックを成形する押出成形機が記載されている。
この押出成形機によれば、スクリュープランジャーを回転させて押出シリンダ内でプラスチックを溶融するため、円周方向で粘度ムラができず偏肉のない筒状プラスチックを得ることができる。また、プラスチックが流路が長くないためプラスチックの熱劣化を抑えることができ、色替えなどプラスチックの交換も短時間ででき、劣化しやすいプラスチック材料でも使用できる利点もある。従って、このタイプの押出成形機を多層の筒状プラスチックの成形のために適用することが一応考えられる。しかし、この押出成形機において、スクリュープランジャーとマンドレルは共に金属であるから、摺動に伴う摩擦負荷により、両者の間にかじりや焼き付きが発生しやすいという問題がある。
実開平3−98018号公報 特開平9−267380号公報 特開平11−277609号公報 特開平8−57941号公報
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、成形された筒状プラスチックに偏肉やプラスチックの熱劣化がなく、かじりや焼き付きといった不具合の発生も防止できる、多層の筒状プラスチックの押出成形機を提供することを目的とする。
本発明に係る筒状プラスチックの押出成形機は、円筒状の内壁をもつ押出シリンダと、外周に第1スクリューが形成され前記押出シリンダ内で回転する筒状の押出スクリューと、前記押出スクリューの内側に挿通し軸方向に延びるマンドレルと、前記押出シリンダの先端部に配設された環状のノズルダイと、前記マンドレルに取り付けられ前記ノズルダイの内側にあって前記ノズルダイとともに押出ダイスを構成するコアダイを備え、さらに前記押出スクリューの内周又は前記マンドレルの外周に第2スクリューが形成されており、前記押出シリンダと押出スクリューの間に供給された第1プラスチック材料、及び前記押出スクリューとマンドレルの間に供給された第2プラスチック材料を前記押出スクリューの回転により溶融し、続いて前記押出ダイスから2層の筒状プラスチックとして連続的に押し出すことを特徴とする。
この押出成形機は、特許文献4に記載された押出成形機のコンセプトを維持しつつ、プラスチックの溶融と押出を行うためのスクリュープランジャー(回転と進退が可能)の代わりに定位置で回転する押出スクリューを用いることで、押出成形機の駆動部分の構造を簡素化するとともに、連続的に筒状プラスチックを押出成形できるようにし、さらに押出スクリューの内周又はマンドレルの外周に第2スクリューを形成し、押出スクリューを回転させて該押出スクリューの外周側と内周側の両方でプラスチックを溶融し、2層の筒状プラスチックとして押出成形するものである。なお、第1プラスチック材料と第2プラスチック材料は同一材質でもよい。
必要に応じて、前記ノズルダイの一部として、内周の全周にスリット状の流路出口が形成された1又は2個以上のプラスチック分配リングを設置し、前記プラスチック分配リングの流路にスクリュー式押出機を接続し、前記流路出口から前記押出ダイス内に溶融した表層用のプラスチック材料を供給することもできる。この場合、3層以上の筒状プラスチックを形成することができる。
本発明に係るもう1つの筒状プラスチックの押出成形機は、円筒状の内壁をもつ押出シリンダと、外周に第1スクリューが形成され前記押出シリンダ内で回転しかつ軸方向に進退する筒状のスクリュープランジャーと、前記スクリュープランジャーの内側に挿通し軸方向に延びるマンドレルと、前記押出シリンダの押出側に配設された環状のノズルダイと、前記マンドレルに取り付けられ前記ノズルダイの内側にあって前記ノズルダイとともに押出ダイスを構成するコアダイを備え、さらに前記スクリュープランジャーの内周又は前記マンドレルの外周に第2スクリューが形成されており、前記押出シリンダとスクリュープランジャーの間に供給された第1プラスチック材料、及び前記押出スクリューとマンドレルの間に供給された第2プラスチック材料を前記スクリュープランジャーの回転によりそれぞれ溶融するとともに前方に押し出して蓄積し、続いて前記スクリュープランジャーを前進させて前記押出ダイスから2層の筒状プラスチックとして押し出すことを特徴とする。
この押出成形機は、特許文献4に記載された押出成形機のコンセプトを維持しつつ、スクリュープランジャーの内周又はマンドレルの外周に第2スクリューを形成し、スクリュープランジャーを回転させて該押出スクリューの外周側と内周側の両方でプラスチックを溶融し、スクリュープランジャーを後退させつつ前方に押し出して蓄積し、続いてスクリュープランジャーを前進させ、2層の筒状プラスチックとして押出成形するものである。なお、第1プラスチック材料と第2プラスチック材料は同一材質でもよい。
必要に応じて、前記ノズルダイの一部として、内周の全周にスリット状の流路出口が形成された1又は2個以上のプラスチック分配リングを設置し、前記プラスチック分配リングの流路にスクリュー式押出機又はスクリュープランジャー式押出機を接続し、前記流路出口から前記押出ダイス内に溶融した表層用のプラスチック材料を供給することもできる。この場合、3層以上の筒状プラスチックを形成することができる。
本発明に係る押出成形機では、押出シリンダ内で押出スクリュー又はスクリュープランジャーを回転させ、押出スクリュー又はスクリュープランジャーの外周側と内周側の両方でプラスチックを溶融し、押出シリンダの先端の押出ダイスから多層の筒状プラスチックとして前方に押し出すようにしたので、円周方向で粘度ムラができず偏肉のない筒状プラスチックを得ることができる。また、溶融したプラスチックに粘度ムラや偏肉がなく、押出ダイスの領域においてプラスチックの流動ムラが少ないので、同領域においてさらに薄い表皮層(3層目以上)を形成する場合でも、表皮に膜切れが生じにくい。
また、溶融してから押し出されるまでのプラスチック流路が長くないためプラスチックの熱劣化を抑えることができ、色替えなどプラスチックの交換も短時間ででき、劣化しやすいプラスチック材料でも使用できる利点もある。
さらに、本発明に係る押出成形機では、押出スクリュー又はスクリュープランジャーの内周側でもプラスチックを溶融するので、押出スクリュー又はスクリュープランジャーとマンドレルの間に溶融したプラスチックがあたかも潤滑剤のように介在し、金属同士の直接の接触が阻まれるので、かじりや焼き付きの発生が防止できる。例えば第1プラスチック材料と第2プラスチック材料を同じ材質のものとすれば、特許文献4に記載された押出成形機で得られる1層の筒状プラスチックと実質的に同等のものを、かじりや焼き付きを生じさせることなく成形できる。
本発明に係る押出成形機は、ブロー成形に用いるパリソン、パイプ・ホース、インフレーションフィルム等、広く多層の筒状プラスチックの製造に利用できる。
以下、図1〜6を参照して、本発明に係る押出成形機について説明する。
図1〜3に示す押出成形機は、ブロー成形用のパリソンを製造するもので、上下の固定プレート1,2と、それを連結固定する複数本のロッド3と、下部固定プレート2上に固定された軸受けボックス4と、軸受ボックス4上に固定されたギアボックス5と、下部固定プレート2に形成された穴6に固定された押出シリンダ7と、押出シリンダ7内に配置されて回転する筒状の押出スクリュー8と、押出スクリュー8の中心に挿通し軸方向に延びるマンドレル9と、押出シリンダ7の先端部に設置された環状のノズルダイ11と、マンドレル9の先端に固定されノズルダイ11の内側に配置されたコアダイ12等からなる。ノズルダイ11とコアダイ12によりこの押出成形機の押出ダイスが構成される。
ノズルダイ11はテーパーリング13とその前方側(下部)に位置するリングダイ14からなり、テーパーリング13は押出スクリュー8の傾斜した先端外周面(切頭円錐面)に対向して内向きに傾斜する(前方ほど狭まる)内周面とそこから外向きに傾斜する(前方ほど広がる)内周面を有し、リングダイ14は外向きに傾斜する内周面を有し、両者の内周面は上下に連続している。ノズルダイ11の内側(主としてリングダイ14の内側位置)に外向きに傾斜する外周面を有するコアダイ12が配置され、ノズルダイ11(テーパーリング13とリングダイ14)の内周面と、押出スクリュー8の先端外周面及びコアダイ12の外周面の間にプラスチック流路15が形成されている。このプラスチック流路15は押出スクリュー8の先端外周面とこれに対向するテーパーリング13の内周面の間で狭く、また押出出口近傍で次第に狭く形成されている。
図2に明瞭に示すように、押出スクリュー8の外周には第1スクリュー8aが形成され、押出スクリュー8の下端近傍では軸径が拡大し、その分第1スクリュー8aの山高さが低くなっている。押出スクリュー8の内周面は円筒状で、マンドレル9の外周面側に第2スクリュー9aが形成されている。マンドレル9は先端近傍の外径が拡大し、押出スクリュー8の先端内周面との間に狭いプラスチック流路20が形成され、その分第2スクリュー9aの山高さが低くなっている。プラスチック流路20は主流路であるプラスチック流路15の内周面側にリング状に開口している。いうまでもなく、第2スクリュー9aの山は、押出スクリュー8が回転したとき第1スクリュー8aと同じ押出方向になるように形成されている。
リングダイ14は偏肉調整ボルト17により水平面内で位置調整可能とされ、コアダイ12との間に均一なプラスチック流路15が形成されて均一な厚さのパリソンが形成されるようにしている。図3に示すように、テーパーリング13の内周面には、多数のはす溝18が形成されている。はす溝18の向きは押出スクリュー8の回転方向とは逆向きに傾斜、すなわちはす溝に沿って前方に進むと押出スクリュー8とは逆向きに回転するように傾斜している。図3に押出スクリュー8の回転方向を矢印で図示している。
押出スクリュー8の上部にはキー19を介してスリーブ21が固定され、スリーブ21の周囲は軸受ボックス4内に配置されたスラスト軸受22及びギアボックス5の上部に配置されたラジアル軸受23により支持され、スリーブ21は回転自在であるが軸方向への移動がないようになっている。また、スリーブ21の周囲には、押出スクリュー8をスリーブ21を介して回転させる回転機構24が配置されている。回転機構24は、ギアボックス5内に配置されスリーブ21の外周にキーを介して固定された大径のギア25、ギアボックス5上に固定された駆動モータ26及び減速機27、減速機27からギアボックス5内に突出する小径のギア28、両ギア25,28間に張設されたタイミングベルト29等からなる。
なお、ギアボックス5に形成された突出部31が、ロッド3の周囲を取り囲んで上下固定プレート1,2間の距離を規定するスリーブ32に係合し、ギヤボックス5及び軸受ボックス4が回転しないようにするストッパの役割を果たしている。
押出スクリュー8はマンドレル9の周りを定位置で回転自在である。そして、マンドレル9の上端部には図示しないピストンが取り付けられ、該ピストンはシリンダ33内において上下位置調整可能に支持され、マンドレル9を介しコアダイ12の上下位置を調整してリングダイ14とコアダイ12の間隔を調整し、パリソンの肉厚を調整できるようになっている。マンドレル9は中空で、外周には前記のようにスクリュー9aが形成され、内部にプリブロー用のパイプ34が挿入され、パイプ34からコアダイ12に形成されたエア穴35を介して、筒状プラスチック(パリソン)にプリブローエアを吹き込めるようになっている。
押出シリンダ7の側壁に第1材料供給装置36が設置され、押出スクリュー8の上部に第2材料供給装置37が設置されている。
第1材料供給装置36は、押出シリンダ7の側壁を貫通して形成された供給穴38から第1プラスチック材料(プラスチックペレット)を押出シリンダ7内(押出シリンダ7の内周と押出スクリュー8の外周との間)に供給するもので、下端が供給穴38に接続された供給ノズル39、供給ノズル39の上端が接続される材料ホッパー41からなる。
押出スクリュー8の外周には、供給穴38の部分から下方に前記第1スクリュー8aが形成されている。なお、押出シリンダ7の外周は、供給穴38の近傍は水冷リング42で、それより下方はヒータ43で覆われている。
第2材料供給装置37は、押出スクリュー8の上端から第2プラスチック材料(プラスチックペレット)を押出スクリュー8の内周とマンドレル9の外周の隙間に供給するもので、スクリューフィーダ44、ホッパー45、及びスクリューフィーダ44とホッパー45を接続するシュート46からなり、スクリューフィーダ44の先端が押出スクリュー8とマンドレル9との隙間を覆うカバー47に接続されている。マンドレル9の外周には、前記隙間の下方部分に前記第2スクリュー9aが形成されている。
なお、第2プラスチック材料の供給にスクリューフィーダ44を用いるのは、この例では比較的肉厚の外層を薄い内層で覆った筒状プラスチックを成形することを想定したためである。スクリューフィーダ44を用いて第2プラスチック材料の供給量を正確に定量することで、筒状プラスチックの内層の肉厚を薄く一定にすることができる。
次に、上記押出成形機の作用について説明する。
押出スクリュー8を回転させ、第1材料供給装置36により未溶融の第1プラスチック材料を押出シリンダ7の内周面と押出スクリュー8の外周面との間に、第2材料供給装置37により未溶融の第2プラスチック材料を押出スクリュー8の内周面とマンドレル9の外周面の間に供給すると、両プラスチック材料は、押出シリンダ7の側壁からの伝熱により加熱されつつ、押出スクリュー8の回転に伴い、第1,第2スクリュー8a,9aにより前方(下方)に送られ、かつそのせん断作用によって自己発熱し溶融する。なお、マンドレル9自体は回転しないが、押出スクリュー8に対し相対的に回転することで、第2スクリュー9aが押出スクリュー8の内周に形成されていると同様(図5の第2スクリュー8a参照)に作用する。
両プラスチック材料は、押出シリンダ7と押出スクリュー8の間、及び押出スクリュー8とマンドレル9の間を、それぞれ第1,第2スクリュー8a,9aによ前方に送られるに従い可塑化が進行するとともに圧力が高まり、押出シリンダ7と押出スクリュー8の間の第1プラスチック材料はプラスチック流路15に押し出され、押出スクリュー8とマンドレル9の間の第2プラスチック材料はプラスチック流路20からプラスチック流路15内に押し出され、プラスチック流路15内において内外2層となり、これがプラスチック流路15を通って押出ダイス(ノズルダイ11とコアダイ12)のダイ穴から前方に押し出され、2層の筒状プラスチック(パリソン)が成形される。
なお、第1,第2のプラスチック材料は、異なる材質又は色のプラスチックとしたり、あるいは同一プラスチックとする(例えば全く同じものでもよいし、一方を例えばリサイクル材としてもよい)ことができる。
プラスチック流路15に面するテーパーリング13の内周面に、押出スクリュー8の回転方向とは逆向きに多数のはす溝18が形成されているため、溶融した第1プラスチック材料がプラスチック流路15を通過する過程で押出スクリュー8の回転方向とは逆向きの回転力を受け、押出スクリュー8により加えられた回転力が相殺又は軽減され、その状態でプラスチック流路15を前方に押し出される。プラスチック流路20からプラスチック流路15内に押し出された第2プラスチック材料も押出スクリュー8の回転力を受けているが、比較的量が少なく、その回転力もプラスチック流路15内に入ることで相殺又は軽減される。
なお、はす溝18を形成する箇所は、上記実施例のようにテーパーリング13の内周面に形成するのが望ましいが、押出スクリュー8の回転方向とは逆向きの回転力を溶融したプラスチック材料に与えることができるのであれば、プラスチック流路15に面したノズルダイ11(テーパーリング13とリングダイ14)の内周面又は/及びコアダイ12の外周面の適宜の箇所に形成することができる。はす溝の深さ、幅、放射方向に対する傾きの程度、形成密度等適宜決めることができる。
図4に示す押出成形機(駆動部分は図示省略)は、パイプ用の横型押出成形機であり、押し出しの向きが水平で、それに伴って各部位の配置も図1〜3に示す押出成形機とは若干異なるが、基本構造は図1〜3に示す押出成形機と同一である。図4において、図1〜3に示す押出成形機と基本的に同じ部位には同じ番号を付与している。
この押出成形機は、図4に示すように、前部固定プレート2に形成された穴6に固定された押出シリンダ7と、押出シリンダ7内に配置されて回転する筒状の押出スクリュー8と、押出スクリュー8の中心に挿通し軸方向に延びるマンドレル9と、押出シリンダ7の押出側に取り付けられたノズルダイ11と、マンドレル9の先端に取り付けられノズルダイ11の内側に配置されたコアダイ12等からなる。ノズルダイ11とコアダイ12によりこの押出成形機の押出ダイスが構成される。
ノズルダイ11は、押出シリンダ7の先端に固定された第1リングダイ48と、その前方側に位置し偏肉調整ボルト17により水平面内で位置調整可能とされた第2リングダイ14からなる。第1リングダイ48は内向きに傾斜する内周面を有し、第2リングダイ14は内向きに傾斜する内周面と略垂直な内周面を有し、両者の傾斜した内周面は前後に連続している。
コアダイ12はノズルダイ11の内側に配置され、マンドレル9の下端にボルト止めされた第1コアダイ49と、第1コアダイ49にネジ止めされた第2コアダイ51からなる。第1コアダイ49は略垂直な外周面を有し、第2コアダイ51は傾斜した外周面と第2リングダイ14の略垂直な内周面に対向する略垂直に形成された外周面を有し、両者の外周面は前後に連続している。第1コアダイ49は第2コアダイ51と後述するブレーカープレートスクリーン52を所定位置に保持する保持部材としての役割をもつ。
押出シリンダ7及びノズルダイ11の内周面と、押出スクリュー8の先端外周面及びコアダイ12の外周面の間にプラスチック流路15が形成されている。
押出スクリュー8の前端直下位置のプラスチック流路15に、押出シリンダ7と第1リングダイ48及び第1コアダイ49の間に挟まれて、ブレーカープレートスクリーン52が設置されている。このブレーカープレートスクリーン52には押出方向に平行な穴が多数形成されていて、溶融したプラスチック材料がこのブレーカープレートスクリーン52を通過するとき、前記プラスチック材料が有する回転力(押出スクリュー8の回転により与えられる回転力)が打ち消される。つまり、ブレーカープレートスクリーン52は、図1〜3に示す押出成形機のテーパーリング13に形成されたはす溝18と同様の作用を有する。プラスチック流路15は、ブレーカープレートスクリーン52まで次第に広く、ブレーカープレートスクリーン52から次第に狭まり、押出出口近傍で最も狭く形成されている。
押出スクリュー8の外周には第1スクリュー8aが形成され、押出スクリュー8の下端近傍では軸径が拡大し、その分第1スクリュー8aの山高さが低くなっている。押出スクリュー8の内周面は円筒状で、マンドレル9の外周面側に第2スクリュー9aが形成されている。マンドレル9は先端近傍の外径が拡大し、押出スクリュー8の先端内周面との間に狭いプラスチック流路20が形成され、その分第2スクリュー9aの山高さが低くなっている。プラスチック流路20は主流路であるプラスチック流路15の内周面側にリング状に開口している。いうまでもなく、第2スクリュー9aの山は、押出スクリュー8が回転したとき第1スクリュー8aと同じ押出方向になるように形成されている。
押出シリンダ7の側壁上部に、プラスチック材料の供給穴38,53が該側壁を貫通して形成され、さらに押出スクリュー8の前記供給穴53と合致する位置に、複数個の供給穴54が押出スクリュー8の側壁を貫通して形成されている。
供給穴38に第1材料供給装置36の供給ノズル39が接続され、材料ホッパー41の第1プラスチック材料(プラスチックペレット)が、供給穴38を通して押出シリンダ7内(押出シリンダ7の内周と押出スクリュー8の外周との間)に供給され、供給穴53にスクリューフィーダ44の先端に連通する供給ノズル55の下端が接続され、ホッパー45内の第2プラスチック材料(プラスチックペレット)を、供給穴53,54を通して(押出スクリュー8が回転して押出シリンダ7に形成された供給穴53と押出スクリュー8に形成された供給穴54が合致したとき)押出スクリュー8の内周とマンドレル9の外周の隙間に供給されるようになっている。
次に、上記押出成形機の作用について説明する。
第1材料供給装置36により未溶融の第1プラスチック材料を押出シリンダ7の内周面と押出スクリュー8の外周面との間に、第2材料供給装置37により未溶融の第2プラスチック材料を押出スクリュー8の内周面とマンドレル9の外周面の間に供給し、押出スクリュー8を回転させると、両プラスチック材料は、押出シリンダ7の側壁からの伝熱により加熱されつつ、押出スクリュー8の回転に伴い、第1,第2スクリュー8a,9aにより前方に送られ、かつそのせん断作用によって自己発熱し溶融する。なお、マンドレル9自体は回転しないが、押出スクリュー8に対し相対的に回転することで、第2スクリュー9aが押出スクリュー8の内周に形成されていると同様(図5の第2スクリュー8a参照)に作用する。
両プラスチック材料は、押出シリンダ7と押出スクリュー8の間、及び押出スクリュー8とマンドレル9の間を,それぞれ第1,第2スクリュー8a,9aにより前方に送られるに従い可塑化が進行するとともに圧力が高まり、押出シリンダ7と押出スクリュー8の間の第1プラスチック材料はプラスチック流路15に押し出され、押出スクリュー8とマンドレル9の間の第2プラスチック材料はプラスチック流路20からプラスチック流路15内に押し出され、プラスチック流路15内において内外2層となり、これがプラスチック流路15を通って押出ダイス(ノズルダイ11とコアダイ12)のダイ穴から前方に押し出され、2層の筒状プラスチック(チューブ)が成形される。
なお、前記図1〜3に示す押出成形機と同様、第1,第2のプラスチック材料は、異なる材質又は色のプラスチックとしたり、あるいは同一プラスチックとすることができる。
図5に示す押出成形機(駆動部分は図示省略)は、ブロー成形用のパリソンを製造するもので、基本構造は図1〜3に示す押出成形機と同一(押出スクリューではなくスクリュープランジャーを有する点では特許文献4の押出成形機に類似)である。図5において、図1〜3に示す押出成形機と基本的に同じ部位には同じ番号を付与している。
この押出成形機は、図5に示すように、下部固定プレート2に形成された穴6に固定された押出シリンダ7と、押出シリンダ7内に配置され回転及び昇降(図5の左半部が上昇位置、右半部が下降位置での図)する筒状のスクリュープランジャー8と、スクリュープランジャー8の中心に挿通し軸方向に延びるマンドレル9と、押出シリンダ7の押出側に取り付けられたノズルダイ11と、マンドレル9の先端に取り付けられノズルダイ11の内側に配置されたコアダイ12等からなる。ノズルダイ11とコアダイ12によりこの押出成形機の押出ダイスが構成される。
ノズルダイ11は、テーパーリング13にはす溝が形成されていない点を除いて、図1〜3に示す押出成形機のものと同じで、コアダイ12も図1〜3に示す押出成形機のものと同じである。
スクリュープランジャー8の外周に第1スクリュー8aが形成され、スクリュープランジャー8の先端にスクリュー部材56が固定され、そのスクリュー部材56の内周に第2スクリュー8bが形成されている。いうまでもなく、第2スクリュー8bの山は、押出スクリュー8が回転したとき第1スクリュー8aと同じ押出方向になるように形成されている。さらに、第1スクリュー8aの先に逆流防止用の第1チェックリング57が設置され、第2スクリュー8bの先に同じく第2チェックリング58が設置されている。スクリュープランジャー8は、特許文献4に記載された押出成形機と同様の回転機構及び進退機構により回転及び昇降する。
マンドレル9の外周は単なる円筒状である。上下調整可能である点及び中空で内部にプリブロー用のパイプ34が挿入されている点は、図1〜3に示す押出成形機のものと同じである。
押出シリンダ7の側壁上部に、プラスチック材料の供給穴38,53が該側壁を貫通して形成され、さらにスクリュープランジャー8の前記供給穴53と合致する位置に、複数個の供給穴54がスクリュープランジャー8の側壁を貫通して形成されている。また、下側固定プレート2の前記供給穴38に合致する位置に横穴59が形成されている。
第1材料供給装置36は第2材料供給装置37と同じくスクリューフィーダ61を備え、横穴59を介して供給穴38にスクリューフィーダ61の先端が接続され、材料ホッパー41の第1プラスチック材料(プラスチックペレット)が、供給穴38を通して押出シリンダ7内(押出シリンダ7の内周とスクリュープランジャー8の外周との間)に供給され、供給穴53にスクリューフィーダ44の先端が接続され、材料ホッパー45内の第2プラスチック材料(プラスチックペレット)を、供給穴53を通して押出シリンダ7の内周とスクリュープランジャー8の外周の間の空間62内に供給し、さらに供給穴54を通してスクリュープランジャー8の内周とマンドレル9の外周の隙間に供給されるようになっている。
次に、上記押出成形機の作用について説明する。
第1材料供給装置36により未溶融の第1プラスチック材料を押出シリンダ7の内周面とスクリュープランジャー8の外周面との間に、第2材料供給装置37により未溶融の第2プラスチック材料をスクリュープランジャー8の内周面とマンドレル9の外周面の間に供給し、図示しない回転機構によりスクリュープランジャー8を回転させると、両プラスチック材料は、押出シリンダ7の側壁からの伝熱により加熱されつつ、第1,第2スクリュー8a,8bの回転により前方に送られ、かつその回転に伴うせん断作用によって自己発熱し溶融する。
第1,第2プラスチック材料は、押出シリンダ7とスクリュープランジャー8の間、及びスクリュープランジャー8とマンドレル9の間を前方に送られるに従い可塑化が進行するとともに圧力が高まり、それぞれチェックリング57,58を通してスクリュープランジャー8の前方のアキューム部63に押し出され、ここに内外2層になって蓄積され、一方、蓄積したプラスチックの圧力でスクリュープランジャー8は、図示しない昇降機構による背圧に抗して後退(上昇)する。
第1,第2プラスチック材料が押出シリンダ7内のアキューム部63に所定量蓄積されたとき(図5の左半部参照)、図示しない昇降機構によりスクリュープランジャー8を下降させ、アキューム部63に内外2層になって蓄積された第1,第2プラスチック材料を押出ダイス(ノズルダイ11とコアダイ12)のプラスチック流路15を通してダイ穴から押し出し、2層の筒状プラスチック(パリソン)を形成する。
なお、図1〜3に示す押出成形機と同様、第1,第2のプラスチック材料は、異なる材質又は色のプラスチックとしたり、あるいは同一プラスチックとすることができる。
図6に示す押出成形機は、ブロー成形用のパリソンを製造するもので、基本構造は図5に示す押出成形機と同一であるが、押出ダイスの部分にスクリュープランジャー式押出機64を設置して、溶融した第3プラスチック材料を押出ダイス内に供給し、3層の筒状プラスチックを成形する点で異なる。
ノズルダイ11の一部としてテーパーリング13とリングダイ14の間に分配リング65が設置されている。分配リング65は、内周近傍に形成されたリング状の分配通路66と、内周の全周に分配通路66に通じるように形成されたスリット状の流路出口67と、スクリュープランジャー式押出機64の先端が接続される流路入口68と分配通路66を連通させる流路69を有する。
コアダイ12は、マンドレル9の下端に一緒にボルト止めされた第1コアダイ49と第2コアダイ51(図5に示す押出成形機のコアダイ12と同じ)からなる。第1コアダイ49はプラスチック分配リング65が設置されたことに対応して設置されたもので、マンドレル9と第2コアダイ51間のスペーサーとしての役割をもつ。
次に、上記押出成形機の作用について説明する。第1,第2プラスチック材料を押出シリンダ7内のアキューム部63に内外2層で蓄積させ,スクリュープランジャー8を下降させて蓄積した第1,第2プラスチック材料をプラスチック流路15を通してダイ穴から押し出す点は、図5に示す押出成形機と同じであるが、第1,第2プラスチック材料がプラスチック流路15を通過するとき、スクリュープランジャー式押出機64から溶融した第3プラスチック材料が流路出口68から供給される。第3プラスチック材料は表皮層となり、これにより3層の筒状プラスチックが成形される。
この押出成形機では、溶融した第1,第2プラスチックに粘度ムラや偏肉がなく、押出ダイスの領域(プラスチック流路15)を通るプラスチックの流動ムラが少ないので、同領域において3層目の薄い表皮層を形成する場合でも、表皮に膜切れが生じにくい。第1〜第3プラスチック材料は、異なる材質又は色のプラスチックとしたり、あるいは同一プラスチックとすることができる。
なお、図6に示す押出成形機は、スクリュープランジャー式押出機64を設置したが、これをスクリュー式押出機に代えることができる。また、図6に示す押出成形機は3層の筒状プラスチックを成形するタイプであるが、スクリュープランジャー式押出機やスクリュー式押出機を複数台設置することにより、4層以上の筒状プラスチックを成形することもできる。
本発明に係る押出成形機の全体構造を示す断面図である。 その要部断面図である。 はす溝が形成されたテーパーリングの平面図である。 本発明に係る他の押出成形機の要部断面図である。 本発明に係る他の押出成形機の要部断面図である。 本発明に係る他の押出成形機の要部断面図である。
符号の説明
7 押出シリンダ
8 押出スクリュー又はスクリュープランジャー
8a 第1スクリュー
8b 第2スクリュー
9 マンドレル
9a 第2スクリュー
11 ノズルダイ
12 コアダイ
15,20 プラスチック流路
36 第1材料供給装置
37 第2材料供給装置

Claims (4)

  1. 円筒状の内壁をもつ押出シリンダと、外周に第1スクリューが形成され前記押出シリンダ内で回転する筒状の押出スクリューと、前記押出スクリューの内側に挿通し軸方向に延びるマンドレルと、前記押出シリンダの先端部に配設された環状のノズルダイと、前記マンドレルに取り付けられ前記ノズルダイの内側にあって前記ノズルダイとともに押出ダイスを構成するコアダイを備え、さらに前記押出スクリューの内周又は前記マンドレルの外周に第2スクリューが形成されており、前記押出シリンダと押出スクリューの間に供給された第1プラスチック材料、及び前記押出スクリューとマンドレルの間に供給された第2プラスチック材料を前記押出スクリューの回転により溶融し、続いて前記押出ダイスから2層の筒状プラスチックとして連続的に押し出すことを特徴とする筒状プラスチックの押出成形機。
  2. 前記ノズルダイの一部として、内周の全周にスリット状の流路出口が形成された1又は2個以上のプラスチック分配リングが設置され、前記プラスチック分配リングの流路にスクリュー式押出機が接続され、前記流路出口から前記押出ダイス内に溶融した表層用のプラスチック材料が供給されることを特徴とする請求項1に記載された筒状プラスチックの押出成形機。
  3. 円筒状の内壁をもつ押出シリンダと、外周に第1スクリューが形成され前記押出シリンダ内で回転しかつ軸方向に進退する筒状のスクリュープランジャーと、前記スクリュープランジャーの内側に挿通し軸方向に延びるマンドレルと、前記押出シリンダの押出側に配設された環状のノズルダイと、前記マンドレルに取り付けられ前記ノズルダイの内側にあって前記ノズルダイとともに押出ダイスを構成するコアダイを備え、さらに前記スクリュープランジャーの内周又は前記マンドレルの外周に第2スクリューが形成されており、前記押出シリンダとスクリュープランジャーの間に供給された第1プラスチック材料、及び前記押出スクリューとマンドレルの間に供給された第2プラスチック材料を前記スクリュープランジャーの回転によりそれぞれ溶融するとともに前方に押し出して蓄積し、続いて前記スクリュープランジャーを前進させて前記押出ダイスから2層の筒状プラスチックとして押し出すことを特徴とする筒状プラスチックの押出成形機。
  4. 前記ノズルダイの一部として、内周の全周にスリット状の流路出口が形成された1又は2個以上のプラスチック分配リングが設置され、前記プラスチック分配リングの流路にスクリュー式押出機又はスクリュープランジャー式押出機が接続され、前記流路出口から前記押出ダイス内に溶融した表層用のプラスチック材料が供給されることを特徴とする請求項3に記載された筒状プラスチックの押出成形機。
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