JP2009254941A - 帯電ろ材、帯電ろ材を備えたエアフィルタ及び工場空調システム - Google Patents

帯電ろ材、帯電ろ材を備えたエアフィルタ及び工場空調システム Download PDF

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【課題】 帯電式中性能フィルタの捕集効率を低下させることなく、空調システムのHEPA、ULPAフィルタへの負荷を軽減できる低圧力損失・高捕集効率の安定的帯電フィルタを提供すること。
【解決手段】 単位繊維面積当たりの繊維電荷密度0.7×10−6〜4×10−6C/mを有する帯電繊維が、ろ材1m当たりの繊維全長が2.2×10〜8.8×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度が1.1×10−4〜1.6×10−4Cである帯電ろ材を用いてエアフィルタを構成し、このエアフィルタを用いて工場空調システムとする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、帯電ろ材、該帯電ろ材を備えたエアフィルタ及び該エアフィルタを用いた工場空調システムに関する。
従来、帯電ろ材の捕集効率低下の問題の解決手段として、例えば、特許文献1に記載されているように、平均繊維径0.5μm〜3.0μmで、目付10〜100g/mのメルトブローン不織布からなるろ材の使用が知られている。即ち、非帯電ろ材のろ材捕集効率を中性能ガラスろ材の捕集効率レベルにした上で、静電気力に捕集効率を追加することで、帯電ろ材の捕集効率が低下しても、最低限、非帯電ろ材の捕集効率でカバーしようとするものである。
特開2002−1023号公報
しかしながら、前記のような方法では、非帯電ろ材の捕集効率を中性能ガラスろ材レベルにするためには、その分、気流抵抗になる繊維長さが必要になるため、本来の目的である低圧力損失化を達成することができない不都合があった。
また、中性能ろ材が空調システムで用いられる場合、捕集効率高いことは問題にはならないが、捕集効率があまり高いと、中性能フィルタ自身の寿命が短くなってしまうという不都合もあった。
そこで、本発明は、帯電式中性能フィルタの捕集効率を低下させることなく、空調システムのHEPA、ULPAフィルタへの負荷を軽減できる低圧力損失・高捕集効率の安定的帯電フィルタを提供することをその目的とする。
本発明の帯電ろ材は、前記目的を達成するため、請求項1記載の通り、単位繊維面積当たりの繊維電荷密度0.7×10−6〜4×10−6C/mを有する帯電繊維が、ろ材1m当たりの繊維全長が2.2×10〜8.8×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度が1.1×10−4〜1.6×10−4Cであることを特徴とする。
また、請求項2記載の帯電ろ材は、請求項1記載の帯電ろ材において、繊維径1.0〜5.0μm、目付け5.0〜50.0g/m、厚み0.10〜0.60mm、ろ材不均一ファクタ(δ)1.7〜15.0であることを特徴とする。
また、請求項3記載の帯電ろ材は、請求項1または2記載の帯電ろ材において、ろ材がメルトブローン不織布からなることを特徴とする。
また、本発明のエアフィルタは、請求項4記載の通り、請求項1乃至3の何れかに記載の帯電ろ材を備えたことを特徴とする。
また、本発明の工場空調システムは、請求項5記載の通り、請求項4記載のエアフィルタを用いたことを特徴とする。
本発明によれば、単位繊維面積当たりの繊維電荷密度0.7×10−6〜4×10−6C/mを有する帯電繊維を、ろ材1m当たりの繊維全長を2.2×10〜8.8×10mと長くしつつ、ろ材1m当たりの繊維電荷密度を1.1×10−4〜1.6×10−4Cと高くしたため、現行帯電ろ材と比べ、帯電性能低下によって効率低下しても、中性能ガラスろ材の性能を確保でき使用上問題がない。気流に直接当たる繊維全長は現行帯電ろ材と同等であるため、現行帯電ろ材並みの圧損である。従って、長寿命かつ高風量で使用でき、また、0.1μm以下の極微細粉塵を捕集できるため、最終フィルタの負荷を低減して、最終フィルタの寿命を長くできる。
本発明の帯電ろ材は、ろ材1m当たりの繊維全長を2.2×10〜8.8×10mと長くしつつ、気流抵抗になる繊維全長は現行帯電ろ材と同等にした。このようにろ材1m当たりの気流抵抗になる繊維全長は現行帯電ろ材と同等であるため、当初から「さえぎり」、「ブラウン拡散」、「重力沈降」、「慣性衝突」等の機械的捕集機構による捕集への寄与率はほとんど変わらないが、ろ材1m当たりの繊維全長を2.2×10〜8.8×10mと長く、繊維電荷密度を1.1×10−4〜1.6×10−4Cと高くするようにして、静電気力による捕集に寄与する繊維、所謂隠れた繊維が多くなるようした。
尚、帯電式中性能ろ材の捕集効率が中性能ガラスろ材の捕集効率以下に落ちるのは、ろ材1m当たりの繊維電荷密度がおよそ4.0×10−5C以下になる場合である。また、帯電ろ材の初期繊維電荷密度のおよそ65〜75%を失うと、同じ物性の非帯電ろ材の捕集効率に近くなる。従って、帯電ろ材の初期繊維電荷密度が1.1×10−4〜1.6×10−4Cであれば繊維電荷密度低下により捕集効率が低下しても、中性能ガラスろ材の捕集効率以上を維持することができる。
前記帯電ろ材は、繊維径1.0〜5.0μmとすることが好ましい。繊維径が1.0μm未満であると、捕集効率は上がるが圧力損失が高くなってしまい、また、繊維径が5.0μmを越えると捕集効率が不十分で、下流側に配置されるHEPAフィルタやULPAフィルタ等の最終フィルタへの負荷を軽減できないからである。このような観点から、繊維径は2.0〜4.5μmとするのが更に好ましい。
また、前記ろ材の目付けは5.0〜50.0g/mとすることが好ましい。目付けが5.0g/m未満であると、捕集効率が不十分で、下流側に配置されるHEPAフィルタやULPAフィルタ等の最終フィルタへの負荷を軽減できず、また、目付けが50.0g/mを越えると、捕集効率は上がるが圧力損失が高くなってしまうからである。このような観点から、目付は30.0g/m〜50.0g/mとするのが更に好ましい。
また、前記ろ材の厚みは0.10〜0.60mmとすることが好ましい。厚みが0.10mm未満であると、捕集効率が不十分で、下流側に配置されるHEPAフィルタやULPAフィルタ等の最終フィルタへの負荷を軽減できず、また、厚みが0.60mmを越えると、補強材の張り合わせやプリーツ加工が困難で、また、プリーツ加工をしてフィルタにした時に圧力損失が高くなるからである。このような観点から、厚みは0.30mm〜0.60mmとするのが更に好ましい。
また、前記ろ材は、ろ材不均一ファクタ(δ)を1.7〜15.0とすることが好ましい。本発明で提案したろ材物性範囲で、ろ材不均一ファクタ(δ)が1.7未満であると、ろ材1m当たりの繊維全長が短くなり、捕集効率が不十分であり、電荷密度低下による捕集効率の低下がガラス中性能ろ材の捕集効率よりも低くなる。また、ろ材不均一ファクタ(δ)が15.0を越えると、捕集効率は十分であるが、中性能フィルタ自身の寿命が短くなってしまうという不都合がある。このような観点から、ろ材不均一ファクタ(δ)は3.0〜10.0とするのが更に好ましい。
尚、ここで、ろ材不均一ファクタ(δ)は、ファンモデルろ材の圧力損失を実際のろ材の圧力損失で除した値を示すものである。
前記ろ材としては、前記繊維径の繊維から構成されるメルトブローン不織布が好ましい。このメルトブローン不織布を構成する繊維としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ−3−メチル−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテン、ポリ弗化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリサルフォン、ポリフェニレンオキサイドなどの絶縁性有機繊維や、ホウケイ酸ガラス、石英ガラスなどの絶縁性無機繊維等が挙げられる。
ろ材に対する帯電処理としては、コロナ荷電、電界荷電、熱間電界荷電、電子線照射などが挙げられる。ただし、ろ材の繊維に所望の帯電量を付与できる方法であれば、これらに限定されるものではない。
次に、本発明の実施例と比較例を参照して説明する。
なお、物性の測定は以下の方法を用いて行った。
(1)平均繊維径: 試験片の任意な5箇所を電子顕微鏡で5枚の写真撮影を行い、1枚の写真につき20本の繊維の直径を測定し、これを5枚の写真について行い、合計100本の繊維径を平均して求めた。
(2)目付け: 試料長さ方向より、100×100mmの試験片を採取し、水分平衡状態の重さを測定し、1m当たりに換算して求めた。
(3)厚み: 試料長さ方向より、100×100mmの試験片を採取し、ダイヤルシックネスゲージで測定した。
(4)捕集効率: 0.3μmの大気粒子の空気をろ過速度5.3cm/sで通過させ、JIS Z8813に準じた光散乱光量積算方式により、通過前通過後の粉塵濃度を同時に連続的に測定し、次式により、捕集効率を求めた。
捕集効率(%)=(通過後の粉塵濃度(個数/L)−通過前の粉塵濃度(個数/L))/(通過前の粉塵濃度(個数/L))×100
(5)圧力損失: 捕集効率の試験と並行して、風速5.3cm/sの気流を通風した時のろ材の上下流での静圧差を測定し、これを圧力損失とした。
(実施例1)
ポリプロピレン樹脂にメルトブローン法を適用して、単位繊維面積当たりの繊維電荷密度は2.8×10−6C/m、目付40.0g/m、平均繊維径4.1μm、厚さ0.50mmの帯電メルトブローンろ材を作製した。このろ材の特性値を評価すると、不均一ファクタδは4.5、ろ材1m当たりの繊維全長Lは3.6×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度は1.3×10−4Cであった。これを実施例1とした。
(実施例2)
単位繊維面積当たりの繊維電荷密度は2.0×10−6C/m、目付を50.0g/m、厚さを0.60mmとしたこと以外は実施例1と同様にして、帯電メルトブローンろ材を作製した。このろ材の特性値を評価すると、不均一ファクタδは5.3、ろ材1m当たりの繊維全長Lは4.6×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度は1.1×10−4Cであった。これを実施例2とした。
(比較例1)
単位繊維面積当たりの繊維電荷密度は4.0×10−6C/m、目付を20.0g/m、平均繊維径を4.1μm、厚さを0.20mmとしたこと以外は実施例1と同様にして、帯電メルトブローンろ材を作製した。このろ材の特性値を評価すると、不均一ファクタδは2.1、ろ材1m当たりの繊維全長Lは1.7×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度は8.6×10−5Cであった。これを比較例1とした。これを比較例1とした。
(比較例2)
単位繊維面積当たりの繊維電荷密度は1.1×10−6C/m、目付を40.0g/m、平均繊維径を2.1μm、厚さを0.73mmとしたこと以外は実施例1と同様にして、帯電メルトブローンろ材を作製した。このろ材の特性値を評価すると、不均一ファクタδは5.6、ろ材1m当たりの繊維全長Lは1.4×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度は9.7×10−5Cであった。これを比較例2とした。
(比較例3)
単位繊維面積当たりの繊維電荷密度は0.8×10−6C/m、目付を50.0g/m、平均繊維径を2.1μm、厚さを1.07mmとしたこと以外は実施例1と同様にして、帯電メルトブローンろ材を作製した。このろ材の特性値を評価すると、不均一ファクタδは5.8、ろ材1m当たりの繊維全長Lは1.8×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度は8.8×10−5Cであった。これを比較例3とした。
(比較例4)
目付61.0g/m、平均繊維径2.4μm、厚さを0.34mmの湿式ガラス繊維ろ材を作製した。このろ材の特性値を評価すると、不均一ファクタδは3.3、ろ材1m当たりの繊維全長Lは7.4×10mであった。これを比較例4とした。
Figure 2009254941
尚、表1中の、ろ材不均一ファクタ(δ)は、ファンモデルフィルタの圧力損失と実際ろ材の圧力損失の比であり、式ではδ=ΔP/ΔPである。δ値が高ければ高いほど所謂隠れた繊維が多くなることを意味するものである。
ろ材1m当たりの繊維全長は、(4×充填率×厚み)/(π×(繊維径))の関数であり、m/mの単位で表せる。
単位繊維面積当たりの繊維電荷密度は、帯電処理方法、繊維材料が持つ誘電率で異なるが、前記段落0012や段落0013に説明した範囲であれば、通常数μC/mである。
表中の具体的な数値は捕集効率とろ過理論(分極繊維電荷理論)で評価した数値である。
ろ材1m当たりの繊維電荷密度は、単位繊維面積当たりの繊維電荷密度×全帯電繊維面積の計算値である。
Figure 2009254941
尚、表2のろ材の圧力損失は、内径が113mmの小型試験ダクトにろ材を設置し、風速5.3cm/sの気流を通風した時のろ材の上下流での静圧差を測定し、これを圧力損失とした。
初期のろ材については、圧力損失が15Pa未満の場合を○、30Pa以上の場合を×とした。
また、大気塵を4000m以上負荷後のろ材については、圧力損失が50Pa未満の場合を○、50Pa以上の場合を×とした。
平衡帯電状態粒子に対する捕集効率は、次のように測定した。
初期のろ材については、捕集効率が45%以上の場合を○、45%未満の場合を×とした。
また、大気塵を2000m以上負荷後のろ材については、捕集効率が45%以上の場合を○、45%未満の場合を×とした。
粉塵保持量は、次のように測定した。
直径110mmの円形のろ材に対して、ハイボリウムエアサンプラ(SHIBATA製 HV−500F))を用い、毎分500l/minの流量で大気塵を捕集した。捕集開始から24、48、72、96、120、144時間後でそれぞれろ材を回収し、ろ材の質量を測定した。次に、予め測定しておいた初期のろ材質量との差を算出し、それをろ材面積で除した値を粉塵保持量(g/m)とした。
合計4000mを通風したときの粉塵保持量が30g/m以上の場合を○、30g/m未満の場合を×とした。
総合評価の基準は次の通りとした。
○:圧力損失、捕集効率、粉塵保持量の全ての項目が○である場合
×:圧力損失、捕集効率、粉塵保持量のいずれかが×を2つ以上含む場合
表1及び表2から明らか通り、実施例1及び2は、初期及び大気塵負荷後ともに、圧力損失及び捕集効率は十分の水準を維持している。また、粉塵保持量も十分であることから、総合評価は○となった。
比較例1は、初期の圧力損失及び初期の捕集効率は十分であったが、大気塵負荷後に捕集効率が急激に減衰した。またそれに伴い粉塵保持量も少ないことから、総合評価は×となった。
比較例2は、初期及び大気塵負荷後の捕集効率や、粉塵保持量は十分であったが、初期の時点で圧力損失が比較的高く、大気塵負荷後に圧力損失が高いことから総合評価は×となった。
比較例3は、比較例2と同様初期及び大気塵負荷後の捕集効率や、粉塵保持量は十分であったが、初期の時点で圧力損失がさらに高く、気塵負荷後に圧力損失が高いことから総合評価は×となった。
特に、比較例2および3は、ろ材1m当たりの繊維電荷密度が請求項1の範囲を下回るにもかかわらず、捕集効率および粉塵保持量が評価基準範囲内に入っている。これは、圧力損失が高い分、機械的捕集効率が高くなっていることを示す。これは、特許文献1に記載の発明と一緒で気流抵抗になる繊維長さが必要になるため、圧力損失が高いという不都合が問題になる。
なお、比較例4は、圧力損失は比較的高く、捕集効率は比較的低いものの、初期と大気塵負荷後での差がほとんどないのが特徴であり、粉塵保持量は十分であったが、総合評価では×となった。

Claims (5)

  1. 単位繊維面積当たりの繊維電荷密度0.7×10−6〜4×10−6C/mを有する帯電繊維が、ろ材1m当たりの繊維全長が2.2×10〜8.8×10m、ろ材1m当たりの繊維電荷密度が1.1×10−4〜1.6×10−4Cであることを特徴とする帯電ろ材。
  2. 繊維径1.0〜5.0μm、目付け5.0〜50.0g/m、厚み0.10〜0.60mm、ろ材不均一ファクタ(δ)1.7〜15.0である請求項1記載の帯電ろ材。
  3. ろ材がメルトブローン不織布からなることを特徴とする請求項1または2記載の帯電ろ材。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の帯電ろ材を備えたエアフィルタ。
  5. 請求項4記載のエアフィルタを用いた工場空調システム。
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