JP2009253786A - 頭部装着型画像表示装置 - Google Patents

頭部装着型画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009253786A
JP2009253786A JP2008101142A JP2008101142A JP2009253786A JP 2009253786 A JP2009253786 A JP 2009253786A JP 2008101142 A JP2008101142 A JP 2008101142A JP 2008101142 A JP2008101142 A JP 2008101142A JP 2009253786 A JP2009253786 A JP 2009253786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
image display
head
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008101142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5217585B2 (ja
Inventor
Atsushi Amano
温 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2008101142A priority Critical patent/JP5217585B2/ja
Publication of JP2009253786A publication Critical patent/JP2009253786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217585B2 publication Critical patent/JP5217585B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】外界視認と画像視認とがともに可能でありながら、それらの視認がユーザに大きな負担をかけない頭部装着型画像表示装置(HMD)を提供する。
【解決手段】HMDは、画像を表示する画像表示面2Aをもつ表示部2と、ユーザの視線が前記画像表示面2A中どこに向いているかを検出する視線検出手段と、当該視線検出手段の検出結果に応じて、前記表示部における画像の表示をON又はOFFする制御手段と、を備える。例えば、図において、画像表示領域2G内にある注視点PE1が、表示予定外領域2Hに移動したなら、画像表示はOFFされる。
【選択図】図6

Description

本発明は、頭部装着型画像表示装置に関する。
従来、ユーザ頭部への装着状態において、そのユーザの眼に対向する画像表示部を備えた頭部装着型画像表示装置(一般に、ヘッド・マウント・ディスプレイとも呼ばれる。)が提供されている。このヘッド・マウント・ディスプレイ(以下、「HMD」と略すことがある。)は、その設置場所が基本的に不要であるのに、比較的大きなサイズの画像表示が可能であるとか、あるいは、あちこち歩き回るユーザに対しても画像情報を提供することが可能である、等の各種の利点を備えている。前者の利点を活かせば、このHMDは、映画再生等の各種ホビー用途に好適に利用されうるし、あるいは、後者の利点を活かせば、例えば、何らかの製品の生産現場に働く従業員が、眼前に広がる実際の製品の状態を直接目視しながらも、当該製品の基本情報(例えば、その日のロット数等々)等を当該HMDによって表示される画像から読み取る、などといった、用途にも利用されうる(なお、この“歩き回るユーザ”のための用途は、例えばスポーツ競技場等におけるHMDの利用等も想定されるように、ホビー用にも応用可能である。)。
また、このHMDが、何らかの他の装置と連携すれば、その利用可能性は極めて広くなる。例えば、前述の生産現場の例で言うと、当該他の装置が測定装置等を含めば、製品の目視の状態だけでなく、例えば、その成分分析等が眼前の製品について同時に可能になるとか、あるいは、当該他の装置が通信装置等を含めば、生産現場と設計現場、あるいは営業現場との間の有意義な情報交換が可能になる、等々というようである。
このようなHMDとしては、例えば特許文献1に開示されているようなものが知られている。
特開2005−300730号公報
HMDには、上述のように様々な利用可能性が秘められているが、その中でも特に、前述した生産現場における利用の例のように、一方では、眼前の現実の景色を目視しながら、他方では、HMDが提供する画像情報を読み取る、といった用法の利用価値は極めて高い。リアルな情報とバーチャルな情報との同時把握が、状況のより正確な、あるいはより立体的な把握に大きく資するからである。
しかしながら、この用法にも問題がないわけではない。すなわち、かかる用法においては、たしかに、リアル情報とバーチャル情報の同時受け取りによる大きな利点が得られはするものの、一歩間違うと、そのこと自体が、ユーザに対する負担(特に、眼に対する負担)を大きくするおそれがあることである。例えば、ユーザは、画像情報よりも、ひとまず目の前に広がる外界の、あるいは実際の状況を注視したい等といった希望を抱く場合もあり得るが、この場合、HMDの提供する画像情報は、当該ユーザにとってむしろ視界を遮る邪魔なものとなってしまう、というようである。
上記の特許文献1は、「ユーザの視線が…表示部に向いているか否かを検出する視線検出」に基づいて、「ユーザに投影する…画像の大きさを変更する」技術を開示する(以上、「」内は特許文献1の〔請求項1〕)。この特許文献1は、上述のような問題意識に裏打ちされているものではないが、いま述べたように、「ユーザの視線」を考慮するという限りでは、上記問題と全然関係がないわけではない。
しかしながら、この特許文献1は、HMDの装着状態が変化しても(例えば、観察中にHMDがずれても)、ユーザに適切な画像観察を行ってもらうという目的意識(特許文献1の〔0002〕〔0003〕等)を持っており、そのために、「視線検出」を行い、それに基づき「画像の大きさを変更する」のであるから、上述した問題は全然解消されない。画像は依然表示され続けるから、実際の状況を注視したいユーザにとって、当該画像が邪魔になるおそれは依然残ったままだからである。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、外界視認と画像視認とがともに可能でありながら、それらの視認がユーザに大きな負担をかけない頭部装着型画像表示装置を提供することを課題とする。
また、本発明は、そのような課題の解決にあたり、関連して発生する不具合を解消しうる頭部装着型画像表示装置を提供することをも課題とする。
本発明に係る頭部装着型画像表示装置は、上述した課題を解決するため、画像を表示する画像表示面をもつ表示部と、ユーザの視線が前記画像表示面中どこに向いているかを検出する視線検出手段と、当該視線検出手段の検出結果に応じて、前記表示部における画像の表示をON又はOFFする制御手段と、を備える。
本発明によれば、まず、ユーザの視線方向がどうなっているか、あるいは言い換えれば、当該視線の先の画像表示面中の位置はどこか、等に応じて、制御手段が、画像のON又はOFFを司るようになっている。したがって、例えば、視線方向の如何と画像のON・OFF間の切り替わりとの関係を適当に設定することで、ユーザが外界の状況を注視したいときには、画像がOFFされ、画像を注視したいときには、画像がONされる、ということが実現される。
ここで、視線方向と画像のON・OFFとの関係設定の例としては、例えば、画像表示面の一部に、「画像表示ONボタン」及び「画像表示OFFボタン」を並べて表示しておき、前者をユーザが見つめると画像がONとされ、後者を見つめると画像がOFFとされる、などといったものを想定することができる。
また、前記関係は、場合によっては、画像表示面上の一定の地点をユーザが暫く注視すると、画像がONされる、などといったものとして設定されてもよい。この場合、視線検出手段及び制御手段は、視線方向ないしその位置検出に併せて注視時間検出を行い、制御手段は、その検出結果に基づいて画像のON又はOFFを行う、ということになる。本発明にかかる視線検出手段及び制御手段は、そのような機能を併せ持っていてよい。
いずれにせよ、以上のように、本発明に係る頭部装着型画像表示装置よれば、外界視認と画像視認とがともに可能でありながら、それらの視認がユーザに大きな負担をかけることがない。(特に、外界注視のとき、「画像」の存在が邪魔にならない。)。
この発明の頭部装着型画像表示装置では、前記制御手段は、前記視線検出手段が、前記視線が前記画像又はその表示予定領域に向いている場合には、当該画像の表示をONし、前記視線が前記画像又はその表示予定外領域の領域に向いている場合には、当該画像の表示をOFFする、ように構成してもよい。
この態様によれば、ユーザの希望がいわば素直に反映された、画像のON・OFFが行われることになる。すなわち、視線が画像又はその表示予定領域に向いているときには、ユーザは、画像の注視を希望し、そうでないときには、外界の注視を希望しているとみることが自然であるが、本態様では、これらそれぞれに対応して、画像がON又はOFFとなる。このような意味において、本態様は、本発明の一好適例を提供する。
また、本発明の頭部装着型画像表示装置では、前記制御手段は、前記画像が表示されている場合において、前記視線が、前記画像から表示予定外領域へと移動した後、第1所定時間の経過後、当該画像の表示をOFFする、ように構成してもよい。
この態様によれば、ユーザの視線の移動、言い換えれば、時々刻々変動するユーザの希望に応じた動的な対応が行われながらも、なお好適な画像のON・OFFの切り替えが行われる。すなわち、本態様においては、第1所定時間の経過を待って、画像がOFFにされるので、例えば、視線が画像及び表示予定外領域間を短時間の間に頻繁に行き来するといった場合にも、画像のON及びOFFが頻繁に繰り返されるといった事象が発生しない。かかる事象が発生すると、そのような画像のON及びOFFの繰り返しが、むしろユーザに余計な負担をかけるおそれがあるが、本態様は、そのような不具合をこうむらないのである。
この態様では、前記制御手段は、前記画像が表示されていない場合において、前記視線が、前記表示予定外領域から前記画像の表示予定領域へと移動した後、第2所定時間の経過後、当該画像の表示をONする、ように構成してもよい。
この態様によれば、上述の態様と同趣旨の作用効果が、画像表示がOFFの状態からONの状態にするかどうかの局面において得られる。
なお、本態様にいう「第2所定時間」は、前述した態様にいう「第1所定時間」と同じ長さであってもよいし、異なる長さであってもよい。例えば、画像表示面中に占める、画像ないしは表示予定領域の面積が比較的小さいのであれば、外界を注視しながらも、なお当該画像の存在が然程気にならないという場合も考えられるので、この場合には、第1所定時間(画像ONからOFFへの待機時間)を、第2所定時間(画像OFFからONへの待機時間)よりも長めに設定する、といった例が、好適な一例として考えられる(この場合、外界注視希望時でも画像表示が暫く並行して行われる一方、画像注視希望時には比較的速やかに画像表示が開始あるいは再開される。)。
また、本発明の頭部装着型画像表示装置では、前記制御手段は、前記視線が、前記画像又はその表示予定領域の周囲を縁取る所定の幅を持つ帯状の領域に向いている場合、前記画像の表示のON状態又はOFF状態を前記視線が前記帯状の領域に向く前の状態のまま維持する、ように構成してもよい。
この態様によれば、画像又はその表示予定領域と表示予定外領域との間の境界に、いわば「不感帯」とも呼びうる「帯状の領域」が設けられている。したがって、本態様に係る頭部装着型画像表示装置は、ちょっとした視線の移動に、敏感に反応するということがなく、画像のON及びOFFが頻繁に繰り返されるといった事象が発生しない。
また、本発明の頭部装着型画像表示装置では、前記表示部は、前記ユーザのいずれか一方の眼のみに対応する、ように構成してもよい。
この態様によれば、より具体的には例えば、表示部がユーザの左眼だけに対応して備えられる一方、右眼は直接外界に曝される、といった構成が想定される。この場合、ユーザは、自身の右眼を、もっぱら外界視認のために供し得る。このように、片方の眼にだけ対応する表示部をもつ頭部装着型画像表示装置は、一般に、外界視認と画像視認の双方を両立させるのに適した構成といえる。そして、本発明は、かかる構成であるがゆえ、なお更、前記の効果がより実効的になるといえる。
なお、本態様の構成にかかわらず、本発明は、「表示部が、ユーザの両眼に対応する」場合を、積極的に排除するわけではない。かかる場合においても、本発明の適用が可能であることは明らかである。
また、本発明の頭部装着型画像表示装置では、前記ユーザが、前記表示部における前記画像の表示のON又はOFFを指示するための手動スイッチを更に備える、ように構成してもよい。
この態様によれば、視線の向きに応じた画像のON・OFFの切り替えだけでなく、手動スイッチによる画像のON・OFF切り替えも可能となるので、画像だけの注視、あるいは、外界だけの注視というユーザの要望に、より適切に応えることが可能となる。
なお、「手動スイッチ」とは、ユーザの指等の動きに応じて動作するものを当然含むほか、その他の身体動作(例えば足等の動作)に応じて動作するものも含む。すなわち、ここでいう「手動」とは、ユーザの視線の動き以外の、ユーザの意思に基づいた身体動作等に応じることを含意しており、必ずしも、“手”や“指”に拘る用語として使われているわけではない。
以下では、本発明に係る実施の形態について図1乃至図4を参照しながら説明する。なお、ここに言及した図1乃至図4に加え、以下で参照する各図面においては、各部の寸法の比率が実際のものとは適宜に異ならせてある場合がある。
本実施形態に係るヘッド・マウント・ディスプレイ1(以下、「HMD1」という。)は、図1乃至図3に示すように、表示部2及び頭部装着部3を備える。
このうち頭部装着部3は、図1及び図2に示すように、第1フレーム31、第2フレーム32及びバンド33からなる。第1フレーム31及び第2フレーム32はともに、略U字形状をもつ部材である。前者はユーザの左側頭部から額を通って右側頭部へと巡り、後者はユーザの左側頭部から頭頂部を通って右側頭部へと巡る。第2フレーム32の両端部は、それぞれ、図2に示すように、第1フレーム31の両端部付近に接続されている。第2フレーム32は、この接続部分において、第1フレーム31に対して回動可能である。また、バンド33は、第1フレーム31の両端部に接続されている。
バンド33は一定の張力をもつので、第1フレーム31及びバンド33は、ユーザの頭部周囲を適度な力で締め付ける。また、第2フレーム32は、これら第1フレーム31及びバンド33の一体構造の高さを一定範囲内に維持するのに役立つ。
以上のようにして、第1フレーム31、第2フレーム32及びバンド33は、ユーザの頭部に装着される。
一方、表示部2は、前記第1フレーム31のうちユーザの額と当接する部分の付近に備えられている。この表示部2は、図1に示すように、ユーザの左眼だけに対応して設けられている。これにより、ユーザの右眼は、もっぱら外界視認のためだけに用いられ得る。このように、本実施形態に係るHMD1は、外界視認と表示部2上の画像視認との双方の目的達成にとって、好適な構成を備えている。
なお、前記の表示部2は、第1フレーム31との間でヒンジ部23を介して接続されている。表示部2は、このヒンジ部23の回動によって、図2に示す破線のように、ユーザの視界から外れる位置に回転可能である。
表示部2は、より詳細には、図3に示すように、凹面鏡21、筐体22、半透過半反射ミラー24、並びに、凹面鏡21及び半透過半反射膜24を支持する光路設定用筐体25を備える。
このうち筐体22は、その内部に、液晶装置221、照明装置222及び駆動基板223を備える。液晶装置221は、互いに対向する2枚のガラス基板と、これらのガラス基板に挟持される液晶等を備える。2枚のガラス基板それぞれの上には、所定の配列態様ないし配置態様に従って、電極、あるいは各種の回路素子(例えば、配線、容量素子、あるいはスイッチング素子として働くTFT(Thin Film Transistor)等々)等が形成される。照明装置222は、例えば白色LED(Light Emitting Diode)からなり、液晶装置221に対して光を照射する。
駆動基板223は、その上に、各種の駆動回路等を備える。その中には、前述の液晶装置221における各種の回路素子を駆動するための駆動回路が含まれる。また、前述の照明装置222の点灯及び消灯を司る照明装置用の駆動回路も含まれる。
これらの駆動回路により、液晶装置221を構成する前記電極によって、液晶分子に所定の電圧がかけられることで、当該液晶分子の配向状態が適当に調整される。これにより、照明装置222からの出射光のうち液晶装置221を透過する光量の割合(透過率)が制御される。
さらに、この駆動基板223は、いずれも図示しない、CCD(Charge Couple Device)カメラや、それ用のレンズ、あるいは画像処理回路等を備える。これら各要素は、図4において、視線検出部DEDを構成し、ユーザの視線方向を検出するために用いられる。
ここで視線検出方法について、図5を参照しながら簡単に説明しておく。図5において、眼球EQに適当な参照光が入射すると、これに起因する角膜反射像CZが生成される。この角膜反射像CZの位置は、本実施形態において非常に大きくは変動しない。これは、上述の頭部装着部3の作用により、HMD1がユーザの頭部に比較的拘束度高く装着されるためである。一方、瞳孔Puは、視線が投げかけられる方向に、角膜反射像CZの変動量に比べて、相対的により大きく変動する。したがって、これら角膜反射像CZ及び瞳孔Pu間の相対的な位置関係を把握すれば、視線の方向は定められる。前記CCDカメラは、この角膜反射像CZ及び瞳孔Puを撮像するために用いられ、前記画像処理回路は、その撮像された像から瞳孔Pu及び角膜反射像CZの像を抽出するなどの目的のために利用される。ちなみに、図5(A)では、ユーザが殆ど正面視している場合、図5(B)は上方を視認している場合、のそれぞれが例示されている。また、これらの図における符号SBは、瞳孔Puと角膜反射像CZとの相対的位置関係を把握するために利用され得る、これらそれぞれの中心間を結ぶ線分を指し示している。
なお、本発明は、視線方向の検出手法について、いま述べた方法に限定されるわけではない。
光路設定用筐体25は、図1乃至図3に示すように、概略三角柱形状をもつ。その一側面は前記筐体22の一側面に接する。他の一側面には凹面鏡21が備えられ、残る一側面には半透過半反射ミラー24が備えられる。半透過半反射ミラー24は、そこに到達した光のうち一部を反射し、一部を透過する。凹面鏡21は、そこに到達した光を反射する。
以上の構成により、筐体22から発し光路設定用筐体25の内部に導入された光は、その一部が、半透過半反射ミラー24での反射、凹面鏡21での反射、半透過半反射ミラー24の透過の後に、ユーザの眼UEに到達する。このことと、液晶装置221を構成する前記電極の複数の配置態様等が好適に定められ、前記透過率の制御が当該複数の電極ごと(すなわち、画素ごと)に行われるようになっていること等によれば、一定の内容をもつ画像がユーザに表示ないし提供され得ることになる。この場合、本実施形態では、凹面鏡21の作用により、所定倍率だけ拡大された画像が表示可能である。
一方、ユーザの眼UEで反射した光は、光路設定用筐体25の内部を通って、筐体22の内部へと戻り得る。視線検出部DEDは、このような光を利用する。
このようなHMD1による画像表示は、図4に示すように、視線検出部DEDを起点とし、制御部CCを中心とする制御下におかれる。
すなわち、視線検出部DEDは、上述したような原理に基づき、ユーザの視線方向がどこに向いているかを検出する。制御部CCは、この視線検出部DEDの検出結果に基づいて、液晶装置221、あるいは場合によっては、照明装置222を制御する。これにより、画像表示のON及びOFF間の切り替えが行われる。
なお、制御部CCは、上述した、駆動基板223の上に形成された各種の駆動回路を少なくとも含み、なおその他の必要な要素を備え得る。ここで要素とは、例えば、CPU、当該HMD1の動作上必要な情報等を記憶する記憶装置、あるいは、一定の時点から時間を計測するカウンタCt(図4では、この「カウンタ」についてのみ図示した。)、等々である。制御部CCは、かかる構成により、本実施形態に係るHMD1全体の調和のとれた動作等を実現するための制御を実行する。
以下では、上に述べた本実施形態に係るHMD1の作用効果について、既に参照した図1乃至図5に加えて、図6乃至図8を参照しながら説明する。
まず、図6及び図7は、視認者の左眼に対向する画像表示面2A上に展開される景色の様子を表している(なお、図1参照)。この画像表示面2A上には、画像表示領域2G(本発明にいう「表示予定領域」の一例。)、及び、表示予定外領域2Hが設定される。このうち、画像表示領域2Gは、矩形状をもつが、本実施形態においては、画像表示面2Aのうち図中左下部分たる一部を占有するにとどまる。他方、表示予定外領域2Hは、画像表示面2Aのうち、画像表示領域2G以外の領域にあたる。
なお、画像表示面2Aは、潜在的には、そのすべてが“画像表示領域”となりうる資格をもつが、図6及び図7の例では、たまたま、画像表示領域2Gが画像表示面2Aの一部にとどめられている例が開示されているというに過ぎない。
また、図6及び図7では、ユーザが、一定個数だけ並べられた所定の製品Ojの前に対峙している状況が想定されている。したがって、これらの図では、前記の表示予定外領域2Hにおいて、製品Ojが直接に目視される様子が併せて示されている。
さて、このような前提の下、まず、ユーザの視線の向く先が、図6中符号PE1のように、画像表示領域2Gの中にあるときには、同図に示すように、当該画像表示領域2Gには一定の内容をもつ画像が表示される。図6では、当日の日付、製品ロット数の内容や、欠陥情報に係る情報がユーザに提示されている状況が、画像表示の一例として示されている。
この場合、ユーザは、画像表示領域2G上の前記画像の情報と、表示予定外領域2Hにおける外界の様子とを同時に視認可能である。ただし、注視点PE1は、前述のように画像表示領域2G内にあるから、ユーザは、主に、表示された画像から必要な情報を読み取っているものと推定される。
なお、図6の場合、製品Ojの一部(すなわち、図中左側に描かれた製品Ojの手前側の部分)が、前記画像の裏にいわば隠されるかのような状態となっている。
以上の状態から、ユーザの視線の向く先が、図7中符号PE2のように、画像表示領域2Gの中から外れ、表示予定外領域2Hの中に移動したときには、同図に示すように、当該画像表示領域2Gにおいて、前記画像の表示がOFFされる。この、注視点PE1から注視点PE2という視線移動の検出は、図4の視線検出部DED、すなわち図3の駆動基板223上のCCDカメラ等の働きによる。この検出の結果は制御部CCへと送られる(図4参照)。
この際、本実施形態では、上述のような注視点の変更があった後、即座に、画像の表示がOFFされるわけではない。すなわち、図4の制御部CCは、注視点PE1の状態から、注視点PE2の状態への遷移があったときを基準に、そこから前記カウンタCtによる計測を開始し、一定時間の経過を待って、当該画像の表示をOFFする。
より詳細には、次のようである。すなわち、
(i)注視点PE1から、表示予定外領域2H上に注視点PE2が移動したことが検出されると、その検出時点から、制御部CCは、その構成要素たるカウンタCtにより、時間のカウントを開始する。
(ii)この時間のカウントは、注視点が表示予定外領域2Hに止まる限り続行される。例えば、注視点が、図7中の符号PE2から符号PE3のように移動したことが検出されても、時間のカウントはそのまま続行される。
(iii)注視点が、画像表示領域2G内に戻ったことが検出されたときは、制御部CCは、時間のカウントを停止し、それまでのカウント数をリセットする、
(iv)前記(iii)の事象が発生せず、前記(i)(ii)の状態が続いて、カウント数が一定値に至ったなら、制御部CCは、画像表示領域2G上の画像の表示をOFFする。
なお、画像表示のOFFは、具体的には例えば、液晶装置221の全画素が完全透過状態(又は完全不透過状態。いずれであるかは、当該液晶装置221がノーマリ・ホワイト・モードか、ノーマリ・ブラック・モードかの違い等に応じる。)にされること、あるいは、照明装置222が消灯されること、等々により実現される(図4参照)。
なお、注視点が、図7中、例えば符号PE3から符号PE4のように移動したことが検出されたときには、上述した(i)〜(iv)の処理と同様の処理により、画像表示領域2G上に画像の表示がONされる。したがって、この場合も、前記のような視線の移動があったからといって、即座に、画像表示がONされるわけでない。すなわち、かかる場合も、前記の(i)〜(iv)(特に(ii)の「止まる限り」)にあるように、画像表示領域2G内における注視点の滞留時間が、一定の長さ以上となる場合となってはじめて、画像表示はONとされる。
以上述べたような本実施形態に係るHMD1によれば、次のような効果が奏される。
(1) まず、本実施形態のHMD1によれば、外界視認と画像視認とがともに可能でありながら、それらの視認がユーザに大きな負担をかけることがない。
すなわち、ユーザが、主に、画像情報を取得しているものと推定されるとき(例えば、図6で、注視点が、符号PE1にある場合)、画像表示領域2G上に画像が存在するから、ユーザは、画像情報の読み取り行動を極めて自然に行うことができる。
他方、これとは逆に、ユーザが、主に、外界の状況を視認しているものと推定されるとき(例えば、図7で、注視点が、符号PE2、あるいはPE3にある場合)、画像表示領域2G上に画像は不存在であるから、当該画像が、ユーザの視界に入るなどして、その外界視認行動を妨げるようなことがない。つまり、ユーザは、ストレスなく、外界の状況を視認・確認することができる。
ちなみに、この後者の場合、画像表示がOFFされることによって、ユーザは、図7に示すように、それまで画像の裏に隠されていた製品Ojの一部を視認することができる(図6と対比参照のこと。)。なお、このような“画像の裏側の視認”は、前述のように、注視点が図7中の符号PE3から符号PE4のように移動しても、即座に、画像表示がONされることがないことによる効果といえる。前記一定時間の経過を待つことによる効果は、このようなところにも現れる。
(2) また、本実施形態のHMD1によれば、上で、(i)〜(iv)の処理として既述したように、画像表示のON又はOFFが、視線の移動に即応して行われるのではなく、一定時間の経過を待って行われるようになっているので、当該画像表示のON又はOFFが、頻繁に繰り返されるという事象が発生しない。例えば、図7において、注視点が、符号PE1及びPE2間を繰り返し移動する場合を想定し、かつ、その移動検出後即座に画像のON又はOFFが行われるとするなら、これは、ユーザにとって大きな負担となることが明らかである。本実施形態では、このような不具合が発生しないのである。
(3) 本実施形態のHMD1では、表示部2がヒンジ部23の回動によって、図2に示すように、ユーザの視界から外れる位置に回転可能となっているので、当該HMD1は、ユーザの外界視認に対する要望の強さに応じて適切に応え得る。
このことは、上記効果を補強する意義を有する。すなわち、図式的にいえば、〔I〕ユーザの外界視認に対する要望はあるが、それが通常の程度である場合には、前記(1)の効果(即ち、画像をOFFとすることによる効果)により実用上十分対応可能である、〔II〕ユーザの外界視認に対する要望が極めて強い場合は、前記ヒンジ部23を使って表示部2を視界から外す、というようである。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明に係るHMDは、上述した形態に限定されることはなく、各種の変形が可能である。
(1) 上述した実施形態においては、画像表示面2Aが、画像表示領域2Gと表示予定外領域2Hとの2つの領域からなる場合を説明しているが、本発明においては、以下のような形態を採用することもできる。
すなわち、図8に示すように、画像表示領域2Gの周囲に、該領域2Gを一定の幅でもって縁取るように不感帯領域2Fが設けられてもよい。この不感帯領域2Fは、画像表示領域2Gの外ではあるが、当該不感帯領域2F上に注視点PE5があっても(あるいは、注視点PE5の滞留時間がどれだけ長くとも)、画像のON又はOFFが行われない領域である。すなわち、不感帯領域2F内に注視点が移る直前の画像表示の状態がそのまま維持される(ONならONのまま。OFFならOFFのまま。)。なお、図においては、不感帯領域2Fの位置を明確にするため、当該領域2Fにハッチングが施されているが、実際の画像表示面2A上では、当該領域2Fの存在を誇示するような指標等は、何ら表示されないのが通常である。
このような不感帯領域2Fが設けられれば、HMD1が、ちょっとした視線の移動に敏感に反応するということがなく、したがって、画像のON及びOFFが頻繁に繰り返されるといった事象の発生が未然に防止される。
(2) 上記実施形態では、表示部2がユーザの左眼だけに対応するようになっているが、本発明は、かかる形態に限定されない。
例えば、表示部2は、第1フレーム31をなぞるように移動可能に構成されてもよいし(この場合、当該表示部2は右眼に対応することも可能である。)、あるいは、第1フレーム31に対して着脱可能に構成されてもよい(この場合、例えば、表示部2とは別の構成・構造をもち且つ別の原理に基づき作動する表示部等を装着可能であり、また、装着位置を選ばない構成・構造を採用すれば、右眼にも左眼に対応可能である。)。
さらには、いま述べたような移動可能性及び着脱可能性の有無に関わりなく、「両眼」対応のHMDであっても、本発明の適用は可能である。
(3) 上記実施形態では、画像表示領域2Gに画像が表示される場合、その裏側の外界の景色は視界から遮られるようになっているが、本発明は、かかる形態に限定されない。
例えば、図9に示すように、画像が表示されても、当該画像を構成する実質的内容(図9では、「4月…」から始まり、「欠陥情報 なし」で終わる文字情報からなる画像)以外の部分の背後の景色ないし状況が透けて見える、という場合であっても、本発明の適用は当然可能である。この場合、前記実質的内容自体が一定の透過率をもってもよい(即ち、図9でいえば、前記文字情報からなる画像自体が一定程度透けている場合である。)。
このような、いわば「透過型の画像」(前記実質的内容以外の部分が透明、及び、前記実質的内容自体も透明、な画像の両者を含む。)の採用によれば、画像情報の認識と、外界状況の認識との双方をよりよく行うことができる。
そして、以上のような場合でも、本発明が適用されれば、上述したのと本質的に同じ作用効果が奏されることは明白である。
なお、上述した「透過型の画像」という用語を前提とすれば、上記実施形態は、「不透過型の画像」を表示するものということができるが、この場合には、画像情報の読み取り容易性、あるいは、前記実質的内容の把握のし易さ等といった利点が得られる。つまり、かかる観点を重視すれば、「不透過型の画像」を採用する方がより大きな利点が得られるということもあり得る。
このように、「透過型の画像」方式、あるいは、「不透過型の画像」方式のそれぞれには、一長一短があるので、一概にどちらが有利ということはできない。いずれの方式が採用されるべきかは、当該のHMD1が使用される環境、表示されるべき画像の内容(=前記実質的内容)の如何、あるいは、ユーザの嗜好、等々に基づいて適宜決定されるべき事柄である。もちろん、1個の装置内で、時宜に応じて、ユーザが両方式のいずれかを選択する、といった選択可能性が確保されてもよい。
(4) 上記実施形態では、画像表示領域2Gから表示予定外領域2Hへの視線の移動、あるいは、その逆の移動と、移動後の一定時間の経過とによって、画像のON又はOFFが行われるようになっているが、本発明は、かかる形態に限定されない。
例えば、図10に示すように、画像のON又はOFFについてのユーザの希望を直接的に反映させるための手動スイッチMSが設けられてもよい。この手動スイッチMSは、より具体的には例えば、第1フレーム31上の適当な場所に据え付けられたトグルスイッチ等であってよく、あるいは、場合により、ユーザの足裏で操作可能なフットペダル状のもの、等々であってよい。
このような手動スイッチMSがあれば、画像だけの注視、あるいは、外界だけの注視というユーザの要望により適切に応えることが可能となる。例えば、前記一定時間の経過の前でも、すぐに画像表示をONしたい、又は、OFFしたい、などという場合に、当該手動スイッチMSは好適に利用され、かつ、機能する。
本発明の実施形態に係るHMDのユーザへの装着状態を示す図(正面図)である。 図1の側面図である。 図1のHMDを構成する表示部の構成の詳細を示す図(断面図)である。 図1のHMDの要部構成を示すブロック図である。 視線方向検出の方法を説明するための図であって、(A)はユーザが殆ど正面視している場合、図5(B)は上方を視認している場合、のそれぞれを表している。 図1のHMDを構成する表示部の画像表示面を表す図であって、画像表示領域2G内に注視点PE1があり、かつ、画像表示がON状態にある場合を示す図である。 図6の注視点PE1が注視点PE2に移動し、かつ、画像表示がOFF状態にある場合を示す図である(なお、注視点PE2から更に移動した、注視点PE3及びPE4も併せ示されている)。 図6と同趣旨の図であって、画像表示領域2Gの周囲に不感帯領域2Fが設けられる例を示す図である。 図6と同趣旨の図であって、画像表示領域2Gに表示される画像が透過型である例を示す図である。 図4と同趣旨の図であって、手動スイッチMSが付加された場合のブロック図である。
符号の説明
1……HMD(頭部装着型画像表示装置)、2……表示部、21……凹面鏡、22……筐体、221……液晶装置、222……照明装置、223……駆動基板、23……ヒンジ部、24……半透過半反射ミラー、25……光路設定用筐体、3……頭部装着部、31……第1フレーム、32……第2フレーム、33……バンド、UE……ユーザの眼、DED……視線検出部、CC……制御部、Ct……カウンタ、MS……手動スイッチ、2A……画像表示面、2G……画像表示領域、2H……表示予定外領域、PE1,PE2,PE3,PE4,PE5……注視点、Oj……製品、EQ……眼球、CZ……角膜反射像、Pu……瞳孔

Claims (7)

  1. 画像を表示する画像表示面をもつ表示部と、
    ユーザの視線が前記画像表示面中どこに向いているかを検出する視線検出手段と、
    当該視線検出手段の検出結果に応じて、前記表示部における画像の表示をON又はOFFする制御手段と、
    を備えたことを特徴とする頭部装着型画像表示装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記視線検出手段が、前記視線が前記画像又はその表示予定領域に向いていると検出する場合には、当該画像の表示をONし、
    前記視線が前記画像又はその表示予定外領域に向いている場合には、当該画像の表示をOFFする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の頭部装着型画像表示装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記画像が表示されている場合において、前記視線が、前記画像から表示予定外領域へと移動した後、第1所定時間の経過後、当該画像の表示をOFFする、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の頭部装着型画像表示装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記画像が表示されていない場合において、前記視線が、前記表示予定外領域から前記画像の表示予定領域へと移動した後、第2所定時間の経過後、当該画像の表示をONする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の頭部装着型画像表示装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記視線が、前記画像又はその表示予定領域の周囲を縁取る所定の幅を持つ帯状の領域に向いている場合、
    前記画像の表示のON状態又はOFF状態を、前記視線が前記帯状の領域に向く前の状態のまま維持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の頭部装着型画像表示装置。
  6. 前記表示部は、前記ユーザのいずれか一方の眼のみに対応する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の頭部装着型画像表示装置。
  7. 前記ユーザが前記表示部における前記画像の表示のON又はOFFを指示するための手動スイッチを更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の頭部装着型画像表示装置。
JP2008101142A 2008-04-09 2008-04-09 頭部装着型画像表示装置 Active JP5217585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008101142A JP5217585B2 (ja) 2008-04-09 2008-04-09 頭部装着型画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008101142A JP5217585B2 (ja) 2008-04-09 2008-04-09 頭部装着型画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009253786A true JP2009253786A (ja) 2009-10-29
JP5217585B2 JP5217585B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41313993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008101142A Active JP5217585B2 (ja) 2008-04-09 2008-04-09 頭部装着型画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217585B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014068096A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
US8823603B1 (en) 2013-07-26 2014-09-02 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
JP2014186089A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
WO2015012452A1 (en) * 2013-07-25 2015-01-29 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
JP2015141215A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 村田機械株式会社 ヘッドマウントディスプレイ装置
CN105493173A (zh) * 2013-06-28 2016-04-13 诺基亚技术有限公司 支持设备的功能的激活
WO2016117970A1 (en) * 2015-01-23 2016-07-28 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
US9575721B2 (en) 2013-07-25 2017-02-21 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
WO2017082457A1 (ko) * 2015-11-11 2017-05-18 엘지전자 주식회사 Hmd 및 그 hmd의 제어 방법
JP2017138609A (ja) * 2017-03-09 2017-08-10 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
JP2017205507A (ja) * 2011-12-30 2017-11-24 ナイキ イノヴェイト シーヴィー ユーザが自分とランドマークとの間の距離を決定し及び/又は迷いなく進むことを支援するシステム
JP6255537B2 (ja) * 2015-07-29 2017-12-27 富士フイルム株式会社 投写型表示装置及び投写制御方法
US10628948B2 (en) 2014-07-24 2020-04-21 Japan Science And Technology Agency Image registration device, image registration method, and image registration program
JP2020076997A (ja) * 2019-12-27 2020-05-21 マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ装置
CN113366367A (zh) * 2019-01-24 2021-09-07 西尔欧集团 电子放大镜

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06289318A (ja) * 1993-04-01 1994-10-18 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置
JPH10301055A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Sony Corp 画像表示装置
JP2005172851A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Sony Corp 画像表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06289318A (ja) * 1993-04-01 1994-10-18 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置
JPH10301055A (ja) * 1997-04-25 1998-11-13 Sony Corp 画像表示装置
JP2005172851A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Sony Corp 画像表示装置

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017205507A (ja) * 2011-12-30 2017-11-24 ナイキ イノヴェイト シーヴィー ユーザが自分とランドマークとの間の距離を決定し及び/又は迷いなく進むことを支援するシステム
JP2014068096A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
JP2014186089A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Seiko Epson Corp 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
US9823473B2 (en) 2013-03-22 2017-11-21 Seiko Epson Corporation Head-mounted display device and control method for head-mounted display device
CN105493173A (zh) * 2013-06-28 2016-04-13 诺基亚技术有限公司 支持设备的功能的激活
CN105431764A (zh) * 2013-07-25 2016-03-23 Lg电子株式会社 头戴式显示器及其控制方法
CN105431764B (zh) * 2013-07-25 2018-07-17 Lg 电子株式会社 头戴式显示器及其控制方法
US9024845B2 (en) 2013-07-25 2015-05-05 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
WO2015012452A1 (en) * 2013-07-25 2015-01-29 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
US9575721B2 (en) 2013-07-25 2017-02-21 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
EP3025186A4 (en) * 2013-07-25 2017-03-15 LG Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
US10664230B2 (en) 2013-07-25 2020-05-26 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
WO2015012458A1 (en) * 2013-07-26 2015-01-29 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
US8823603B1 (en) 2013-07-26 2014-09-02 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
JP2015141215A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 村田機械株式会社 ヘッドマウントディスプレイ装置
US10628948B2 (en) 2014-07-24 2020-04-21 Japan Science And Technology Agency Image registration device, image registration method, and image registration program
WO2016117970A1 (en) * 2015-01-23 2016-07-28 Lg Electronics Inc. Head mounted display and method of controlling therefor
JP6255537B2 (ja) * 2015-07-29 2017-12-27 富士フイルム株式会社 投写型表示装置及び投写制御方法
CN107851424A (zh) * 2015-07-29 2018-03-27 富士胶片株式会社 投影型显示装置及投影控制方法
JPWO2017018122A1 (ja) * 2015-07-29 2018-02-08 富士フイルム株式会社 投写型表示装置及び投写制御方法
US10643510B2 (en) 2015-07-29 2020-05-05 Fujifilm Corporation Projection type display device and projection control method for head-up display
WO2017082457A1 (ko) * 2015-11-11 2017-05-18 엘지전자 주식회사 Hmd 및 그 hmd의 제어 방법
JP2017138609A (ja) * 2017-03-09 2017-08-10 セイコーエプソン株式会社 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法
CN113366367A (zh) * 2019-01-24 2021-09-07 西尔欧集团 电子放大镜
JP2020076997A (ja) * 2019-12-27 2020-05-21 マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ装置
JP7114564B2 (ja) 2019-12-27 2022-08-08 マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ装置
JP2022166023A (ja) * 2019-12-27 2022-11-01 マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ連携表示システム、及び、表示装置とヘッドマウントディスプレイとを含むシステム、及び、その表示装置
JP7372401B2 (ja) 2019-12-27 2023-10-31 マクセル株式会社 ヘッドマウントディスプレイ連携表示システム、及び、表示装置とヘッドマウントディスプレイとを含むシステム、及び、その表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5217585B2 (ja) 2013-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5217585B2 (ja) 頭部装着型画像表示装置
US9898075B2 (en) Visual stabilization system for head-mounted displays
US11810486B2 (en) Image enhancement devices with gaze tracking
US9111498B2 (en) Head-mounted display with environmental state detection
US8780014B2 (en) Switchable head-mounted display
JP5201015B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP5195537B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
CN204595327U (zh) 头戴式显示装置
JP2008033891A (ja) 表示装置及びその制御方法
US20200012101A1 (en) Head-mounted display
WO2012027177A1 (en) Head-mounted display control
CN204595329U (zh) 头戴式显示装置
CN110082910A (zh) 用于在显示镜上展示表情符号的方法和设备
JP6367673B2 (ja) 電子機器
CN110082911A (zh) 用于展示在显示视频中如何盯着对象的表达的装置和方法
CN204595328U (zh) 头戴式显示装置
CN107783289B (zh) 多模式头戴式可视设备
JP2018054976A (ja) 頭部搭載型表示装置及び頭部搭載型表示装置の表示制御方法
JP2009020180A (ja) 映像表示装置
CN114660809A (zh) 信息处理装置、信息处理系统、记录介质及信息处理方法
JP2006163009A (ja) 映像表示方法
WO2016139976A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
WO2024019979A1 (en) Field of view area selection using electrochromic facets
JP2007140104A (ja) 表示装置
JP2007140103A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5217585

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350