JP2009253512A - 電子装置及びデータ送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に送信するデータを選出する。
【解決手段】送信画像選出モードに切り換え、画像選出用ボタン13を押しながら、送信側のデジタルカメラ2を動かす。加速度センサ29は、カメラ本体3の動きを検出する。CPU20は、選出方法検索テーブル28の選出用動きデータの中から、加速度センサ29から入力された検出動きデータと一致する選出用動きデータを検索する。CPU20は、一致する選出用動きデータに関連付けられた選出方法に基づいて、送信する画像データを選出する。送信モードのデジタルカメラ2Aは、受信モードのデジタルカメラ2Bから送信されている微弱電波FRを受信すると、送信画像選出モードで選出された画像データを乗せた画像データ付微弱電波DFRを、送信用アンテナ6から送信する。受信モードのデジタルカメラ2Bは、受信用アンテナ7で画像データ付微弱電波DFRを受信し、画像データをRAM26に記憶する。
【選択図】図7

Description

本発明は、データを送信する電子装置及びデータ送信方法に関するものである。
電子装置、例えばデジタルカメラには、他のデジタルカメラと相互に送受信する通信部が設けられている。2台のデジタルカメラ間でデータ通信を行う場合には、2台のデジタルカメラの通信部を通信ケーブルで接続する必要があるため、手間がかかる。さらには、通信ケーブルを紛失した場合には、データ通信を行うことができない。
そこで、特許文献1では、画像が表示された表示部上を指で操作して、データを送信する空間的な方向を入力し、指向性を有する無線通信部を用いて、入力された方向にデータを送信している。
特開2004−228804号公報
特許文献1では、データを送信するためには、送信するデータを送信側の電子装置の表示部に表示させる操作が必要であり、手間がかかるという問題がある。特に、送信するデータとして複数のデータを選出する場合には、送信する複数のデータを1個ずつ全て表示部に表示させる必要があるため、手間がかかる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、容易に送信するデータを選出することができる電子装置及びデータ送信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子装置は、データを非接触で送信する電子装置において、装置本体の動きを検出する加速度センサと、前記加速度センサで検出された検出動きに基づいて、送信するデータを選出する選出手段と、前記選出手段で選出されたデータを送信させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記選出手段は、複数のデータの中から送信するデータを選出する複数の選出方法と、複数の選出用動きとを関連付けて記憶した記憶手段と、前記複数の選出用動きの中から、前記検出動きと一致する選出用動きを検索する検索手段と、を備え、前記検索手段で検索された選出用動きに関連付けられた選出方法により、送信するデータを選出することが好ましい。
さらに、前記加速度センサで検出された検出動きを、前記選出用動きとして前記記憶手段に記憶させる記憶モードが設けられ、前記記憶モード時に、前記検出動きに関連付けて前記記憶手段に記憶させる選出方法を入力する入力手段を備えることが好ましい。
また、データを非接触で受信する受信部と、前記装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、前記姿勢検出手段で前記装置本体が所定の姿勢であることが検出されたことに応答して、データを送信する送信モードに切り換えるとともに、前記姿勢検出手段で前記装置本体が前記所定の姿勢とは上下方向に逆向きの姿勢であることが検出されたことに応答して、データを受信する受信モードに切り換えるモード切換手段と、を備えることが好ましい。
さらに、前記送信モードであるときに、前記受信モードである他の電子装置との距離が所定距離内であるか否かを判定する判定手段を備え、前記送信モードであるときに、前記制御手段は、前記判定手段で所定距離内であると判定されたことに応答して、データを送信させることが好ましい。
また、電波を送信する電波送信部と、電波を受信する電波受信部と、を備え、前記受信モードであるときに、前記制御手段は、前記電波送信部から到達距離が前記所定距離である所定の電波を送信させ、前記判定手段は、前記電波受信部で前記所定の電波を受信したときに、前記所定距離内であると判定することが好ましい。
さらに、本発明のデータ送信方法は、電子装置からデータを非接触で送信するデータ送信方法において、前記電子装置の動きを検出し、検出された検出動きに基づいて、送信するデータを選出し、選出されたデータを送信することを特徴とする。
本発明によれば、装置本体の動きに基づいて、送信するデータを選出するから、装置本体を動かすだけで、容易に送信するデータを選出することができる。
[第1実施形態]
図1及び図2に示すように、本発明を実施したデジタルカメラ2は、カメラ本体3の前面に、複数の撮影レンズ4が組み込まれたレンズ鏡筒5、送信用アンテナ6、受信用アンテナ7等が設けられている。カメラ本体3の上面には、電源ボタン8、レリーズボタン9等が設けられている。レンズ鏡筒5は、デジタルカメラ2が電源オフ状態にある際に、カメラ本体3の内部に収納され、電源オンとともにカメラ本体3の前面から突出する。
レリーズボタン9は、2段押しの構造とされている。レリーズボタン9を軽く押圧(半押し)すると、フォーカシングなどの撮影準備動作が行われる。この状態でさらに押圧(全押し)すると、撮影動作が行われる。
カメラ本体3の背面には、撮影画像や各種設定条件が表示されるLCD10、各種設定及び表示画像の切り換えを行うためのメニューキー11、LCD10に表示する画像を拡大及び縮小ズームさせるズームボタン12等が設けられている。
デジタルカメラ2は、撮影を行う撮影モードと、撮影した画像を再生表示する再生モードと、画像データを送信する送信モードと、画像データを受信する受信モードと、送信する画像データを選出する送信画像選出モードとが設けられている。メニューキー11の操作により、撮影モードと再生モードとで切り換わる。カメラ本体3の側面に設けられた画像選出用ボタン13を押すと、送信画像選出モードに切り換わる。詳しくは後述するように、送信する画像を選出するときには、画像選出用ボタン13を押しながら行う。
図3は、デジタルカメラ2内部の電気的構成を示すブロック図であり、撮影レンズ4の背後には、撮影レンズ4を透過した被写体光が撮像されるCCD14が配置されている。このCCD14には、CPU20によって制御されるタイミングジェネレータ19からタイミング信号(クロック信号)が入力される。CCD14から出力された信号は、相関二重サンプリング回路(CDS)15に入力され、CCD14の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力される。CDS15から出力された画像データは、増幅器(AMP)16で増幅され、A/D変換器17でデジタルデータに変換される。
画像入力コントローラ18は、データバス21を介してCPU(制御手段)20に接続されており、CPU20の命令によってCCD14,CDS15,AMP16,A/D変換器17を制御する。また、A/D変換器17から出力された画像データをビデオメモリ22、あるいはバッファメモリ24に書き込む。
ビデオメモリ22は、LCD10をビューファインダとして使用する際に、解像度の低い画像データが一時的に記憶される。ビデオメモリ22に記憶された画像データは、データバス21を介してLCDドライバ23に送られ、LCD10に表示される。バッファメモリ24は、撮像された高解像度の画像データが一時的に記憶される。このバッファメモリ24から読み出された画像データは、メモリコントローラ25によって駆動制御されるデータリーダによりRAM26に記憶される。
画像信号処理回路27は、撮像された高解像度の画像データがバッファメモリ24内に記憶されている間に、例えば階調変換、色変換、画像の超低周波濃度成分の階調を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の画像処理を施す。
加速度センサ29は、バネに取り付けた重りが変位する量を測り、重りにかかる加速度を検出するものであり、この加速度の検出結果に基づいてカメラ本体3の動きを検出する。加速度センサ29は、カメラ本体3の動きを検出すると、検出した動きに応じた検出信号(検出動きデータ)をCPU20に送る。
図4に示すように、RAM26には、第1〜第10画像データD1〜D10が記憶されている。第1画像データD1にはタグT1が付加され、第2画像データD2にはタグT2が付加されている。同様にして、第3〜第10画像データD3〜D10には、タグT3〜T10が付加されている。第1〜第7画像データD1〜D7は、連写撮影された画像であり、各タグT1〜T7には、連写撮影を示すデータが記録されている。
RAM26には、選出方法検索テーブル28が記憶されている。選出方法検索テーブル28には、動きを示す選出用動きデータと、この動きに関連付けられた選出方法を示す選出方法データとが、それぞれ2個ずつ記憶されている。動きが「上下方向」の場合には、選出方法は「連写画像のみ選出」となり、動きが「左右方向」の場合には、選出方法は「全ての画像を選出」となる。
送信する画像を選出するときには、画像選出用ボタン13を押して、送信画像選出モードに切り換える。そして、画像選出用ボタン13を押しながら、デジタルカメラ2を動かす。CPU20は、送信画像選出モードのときに、加速度センサ29から検出動きデータが入力されたことに応答して、選出方法検索テーブル28の選出用動きデータの中から、入力された検出動きデータと一致する選出用動きデータを検索する。なお、CPU20は、完全に一致する動きデータでなくても、同じ動き(方向)を示す動きデータを、一致する選出用動きデータとして検索する。本実施形態では、CPU20は、複数の選出用動きデータの中から、検出動きデータと一致する選出用動きデータを検索する検索手段としても機能する。
送信する画像として連写画像のみを選出する場合には、画像選出用ボタン13を押しながら、デジタルカメラ2を上下方向に動かす。デジタルカメラ2を上下方向に動かすと、加速度センサ29は、カメラ本体3の上下方向の動きを検出し、上下検出動きデータ(上下検出信号)をCPU20に送る。CPU20は、入力された上下検出動きデータと一致する選出用動きデータを検索する。この場合には、一致する選出用動きデータとして「上下方向」が検索される。そして、CPU20は、検索された「上下方向」に関連付けられた選出方法である「連写画像のみ選出」に基づいて、RAM26に記憶された第1〜第10画像データD1〜D10の中から、タグTに連写データが記録された連写画像データ(第1〜第7画像データD1〜D7)を選出する。
また、送信する画像として全ての画像を選出する場合には、画像選出用ボタン13を押しながら、デジタルカメラ2を左右方向に動かす。デジタルカメラ2を左右方向に動かすと、加速度センサ29は、カメラ本体3の左右方向の動きを検出し、左右検出動きデータ(左右検出信号)をCPU20に送る。CPU20は、入力された左右検出動きデータと一致する選出用動きデータを検索する。この場合には、一致する選出用動きデータとして「左右方向」が検索される。そして、CPU20は、検索された「左右方向」に関連付けられた選出方法である「全ての画像を選出」に基づいて、RAM26に記憶された第1〜第10画像データD1〜D10を全て選出する。
画像選出用ボタン13を押しながら、デジタルカメラ2を斜め方向に動かすと、加速度センサ29は、カメラ本体3の斜め方向の動きを検出し、斜め検出動きデータ(斜め検出信号)をCPU20に送る。CPU20は、入力された斜め検出動きデータと一致する選出用動きデータを検索する。この場合には、一致する選出用動きデータがない。一致する選出用動きデータがない場合には、CPU20は、送信画像選出モードに切り換わる前にLCD10に表示されていた画像データDを選出する。
図3に示すように、非接触型のデータ通信部30は、送信用アンテナ6と、受信用アンテナ7と、通信制御回路31とから構成される。通信制御回路31は、送信用アンテナ6と受信用アンテナ7とに接続されている。通信制御回路31は、CPU20からの指令を受けて、送信用アンテナ6から到達距離が短い微弱電波FR(例えば、到達距離が10cmとなる13.56MHzの電波)を送信させる。
姿勢検出装置32は、円弧状の筒、この筒内に封入された水銀、及び、筒内の中央部及び両端部の3箇所に配置された電極を備えている。そして、筒内の水銀が3箇所の電極のうちのいずれを短絡させたかを検出することにより、カメラ本体3の姿勢を検出し、検出した姿勢に応じた信号をCPU20に送る。
姿勢検出装置32は、図5に示ように、カメラ本体3の各アンテナ6,7が設けられた面(以下、通信面と称する)3aが上向き(逆向きの姿勢)のときには、上向き姿勢状態を検出し、CPU20に上向き姿勢信号を送る。
姿勢検出装置32は、通信面3aが下向き(所定の姿勢)のときには、下向き姿勢状態を検出し、CPU20に下向き姿勢信号を送る。
CPU20は、上向き姿勢信号が入力されたことに応答して、受信モードに切り換えるとともに、通信制御回路31により、送信用アンテナ6から微弱電波FRを送信させるように制御する。
CPU20は、下向き姿勢信号が入力されたことに応答して、送信モードに切り換える。送信モードのときには、送信用アンテナ6から微弱電波FRを送信させない。以下では、送信モードのデジタルカメラ2A、受信モードのデジタルカメラ2Bと称する。本実施形態では、CPU20は、モード切換手段としても機能する。
なお、撮影モードで撮影を行っているとき(撮影準備動作中及び撮影動作中)には、CPU20は、上向き姿勢信号及び下向き姿勢信号が入力されても、モード切り換えを行わない。これにより、撮影中にモードが切り換わることを防止することができる。また、加速度センサ29から検出動きデータが入力されているときは、デジタルカメラ2を手に持ち、被写体を探しているとき等であり、データを送受信させることはない。このため、CPU20は、加速度センサ29から検出動きデータが入力されているときには、データ通信部30への給電を行わない。これにより、消費電力を抑制することができる。
図5に示すように、送信モードのデジタルカメラ2Aが、受信モードのデジタルカメラ2Bから送信されている微弱電波FRの到達距離(所定距離)内に入ると、送信モードのデジタルカメラ2Aの受信用アンテナ7は微弱電波FRを受信する。微弱電波FRを受信すると、通信制御回路31はCPU20に信号を送る。
CPU20は、通信制御回路31から信号が入力されたことに応答して、送信画像選出モードで選出された画像データを乗せた13.56MHzの微弱電波(以下、画像データ付微弱電波DFRと称する)を、送信用アンテナ6から送信するように制御する。本実施形態では、送信モードであるときに、他のデジタルカメラ2との距離が所定距離(10cm)内であるか否かを判定する判定手段は、送信用アンテナ6、受信用アンテナ7、CPU20、通信制御回路31から構成される。なお、CPU20は、通信制御回路31からの信号入力が停止すると、画像データ付微弱電波DFRの送信を停止する。
受信モードのデジタルカメラ2Bでは、送信モードのデジタルカメラ2Aから送信された画像データ付微弱電波DFRを受信用アンテナ7で受信すると、CPU20が、受信した画像データをRAM26に記憶する。
送信モードのデジタルカメラ2Aが動かされると、加速度センサ29からCPU20に検出動きデータが入力される。送信モードで画像データを送信中に、検出動きデータが入力されたことに応答して、CPU20は、画像データ付微弱電波DFRの送信を停止し、送信モードから直前のモード(撮影モードまたは再生モード)に切り換えるように制御する。
受信モードのデジタルカメラ2Bが動かされると、加速度センサ29からCPU20に検出動きデータが入力される。受信モードで画像データを受信中に、検出動きデータが入力されたことに応答して、CPU20は、画像データ付微弱電波DFRの受信を停止し、受信モードから直前のモード(撮影モードまたは再生モード)に切り換えるように制御する。
図6に示すように、送信モードのデジタルカメラ2Aでは、CPU20は、LCD10に画像データの送信状況を示す送信状況画像35を表示する。この送信状況画像35は砂時計の画像であり、送信が完了していないデータ容量を上部に示し、送信が完了したデータ容量を下部に示している。これにより、どの程度データ送信が完了したかを容易に把握することができる。なお、受信モードのデジタルカメラ2Bでも、LCD10に画像データの受信状況を示す受信状況画像を表示するようにしてもよい。
次に、デジタルカメラ2の作用について、図7及び図8のフローチャートを用いて説明を行う。ここでは、送信モードのデジタルカメラ2Aから受信モードのデジタルカメラ2Bに画像データを送信するときの手順について説明を行う。
画像データを送信させたい送信側のデジタルカメラ2の画像選出用ボタン13を押して、送信画像選出モードに切り換える(ステップ(以下,S)1でY)。そして、画像選出用ボタン13を押しながら、送信側のデジタルカメラ2を動かす(S2)。加速度センサ29は、カメラ本体3の動きを検出すると、検出した動きに応じた検出動きデータをCPU20に送る(S3)。CPU20は、加速度センサ29から検出動きデータが入力されたことに応答して、選出方法検索テーブル28の選出用動きデータの中から、入力された検出動きデータと一致する選出用動きデータを検索する(S4)。
一致する選出用動きデータが有る場合(S5でY)には、CPU20は、一致する選出用動きデータに関連付けられた選出方法に基づいて、RAM26に記憶された第1〜第10画像データD1〜D10の中から、送信する画像データを選出する(S6)。
一致する選出用動きデータとして「上下方向」が検索されると、CPU20は、検索された「上下方向」に関連付けられた選出方法である「連写画像のみ選出」に基づいて、RAM26に記憶された第1〜第10画像データD1〜D10の中から、タグTに連写データが記録された連写画像データ(第1〜第7画像データD1〜D7)を選出する。また、一致する選出用動きデータとして「左右方向」が検索されると、CPU20は、検索された「左右方向」に関連付けられた選出方法である「全ての画像を選出」に基づいて、RAM26に記憶された第1〜第10画像データD1〜D10を全て選出する。
一方、一致する選出用動きデータがない場合(S5でN)には、送信画像選出モードに切り換わる前にLCD10に表示されていた画像データDを選出する(S7)。
画像データを受信させたい受信側のデジタルカメラ2を、上向き姿勢にすると(ステップ(S8でY)、姿勢検出装置32からCPU20に上向き姿勢信号が送られる。撮影中ではない場合(S9でN)には、CPU20は、受信モードに切り換える(S10)とともに、送信用アンテナ6から微弱電波FRを送信させる(S11)。
送信側のデジタルカメラ2を、下向き姿勢にすると(S12でY)、姿勢検出装置32からCPU20に下向き姿勢信号が送られる。撮影中ではない場合(S13でN)には、CPU20は、送信モードに切り換える(S14)。送信モードのデジタルカメラ2Aは、受信モードのデジタルカメラ2Bから送信されている微弱電波FRの到達距離内に入ると(S15でY)、受信用アンテナ7で微弱電波FRを受信する(S16)。
送信モードのデジタルカメラ2Aは、微弱電波FRを受信すると、送信画像選出モードで選出された画像データを乗せた画像データ付微弱電波DFRを、送信用アンテナ6から送信する(S17)。受信モードのデジタルカメラ2Bは、受信用アンテナ7で画像データ付微弱電波DFRを受信し(S18)、画像データをRAM26に記憶する(S19)。
このように、デジタルカメラ2を動かすだけで、送信する画像データを選出することができるから、複数の画像データを送信する場合にも、画像データを選択する手間が省け、操作性を向上することができる。
また、デジタルカメラ2を、通信面3aが上向きとなる上向き姿勢、及び、通信面3aが下向きとなる下向き姿勢にするだけで、容易に送信モード及び受信モードに切り換えることができる。これにより、モードを切り換える手間が省け、操作性を向上することができる。
さらに、送信モードのデジタルカメラ2Aと受信モードのデジタルカメラ2Bとが、微弱電波FRの到達距離(10cm)内に位置するときのみ、画像データの送信を行うから、例えば、10m離れていても画像データの送信を行う場合に発生する、画像データが他人に盗まれることを防止することができる。
[第2実施形態]
図9及び図10に示す第2実施形態は、デジタルカメラ40に、記憶モードが設けられている。なお、第1実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
記憶モードは、加速度センサ29で検出された検出動きデータを、選出用動きデータとして選出方法検索テーブル28に記憶させるものである。メニューキー11の操作により、記憶モードに切り換わる。
記憶モードで、加速度センサ29により所定時間(例えば、2秒)動きが検出されると、CPU20は、LCD10に選出方法選択画面41を表示する。
選出方法選択画面41には、「画像選出方法を選択して下さい」という選択コメント画像42が表示され、この選択コメント画像42の下方には、「連写画像以外の画像を選出」という第1選択肢画像43と、「古い画像から順に5個の画像を選出」という第2選択肢画像44とが表示され、第2選択肢画像44の下方には、決定ボタン部45が表示される。なお、選出方法選択画面41に表示する選択肢画像の数は適宜変更可能であり、選択肢画像としては、「新しい画像から順に3個の画像を選出」や「今日撮影した画像を選出」等が挙げられる。
メニューキー11を操作して上記した第1,第2選択肢画像43,44のどちらかを選択する。そして、メニューキー11を操作して決定ボタン部45を操作すると、CPU20は、加速度センサ29で検出された検出動きデータと、決定された選出方法データ(「連写画像以外の画像を選出」または「古い画像から順に5個の画像を選出」)とを、関連付けて選出方法検索テーブル28に記憶する。本実施形態では、メニューキー11は、記憶モード時に、検出動きデータに関連付けてRAM26に記憶させる選出方法を入力する入力手段としても機能する。
次に、デジタルカメラ40の作用について、図10のフローチャートを用いて説明を行う。記憶モードに切り換えた(S101でY)後、選出方法検索テーブル28に選出用動きデータとして記憶させたい動きとなるようにデジタルカメラ2を動かす(S102)。所定時間(例えば、2秒)加速度センサ29で動きが検出されると(S103でY)、CPU20は、LCD10に選出方法選択画像41を表示する(S104)。メニューキー11を操作して選出方法を選択決定すると(S105でY)、CPU20は、加速度センサ29で検出された検出動きデータと、選択決定された選出方法とを関連付けて選出方法検索テーブル28に記憶する(S106)。
このように、実際にデジタルカメラ2を動かしたときの検出動きを、選出用動きとして選出方法検索テーブル28に記憶する記憶モードを設けたから、所望する動きを、選出用動きとすることができる。
なお、予め選出方法検索テーブル28に記憶する選出用動きデータ及び選出方法データの数及び種類は適宜変更可能であり、選出用動きとしては、「円弧状の動き」や「斜め方向の動き」等が挙げられ、選出方法としては、「新しい画像から順に3個の画像を選出」や「今日撮影した画像を選出」等が挙げられる。また、選出用動きデータに代えて、速度データを選出方法検索テーブル28に記憶してもよく、この場合には、動き(方向)に関係なく、動き速度によって異なる選出方法を関連付けることにより、加速度センサ29で所定速度以上の速度を検出した場合と、所定速度未満の速度を検出した場合とでは、異なる選出方法により、送信する画像データを選出する。さらに、選出用動きデータと速度データとを両方、選出方法検索テーブル28に記憶してもよい。
また、上記実施形態では、微弱電波FRを用いて画像データを送信したが、微弱電波FRよりも到達距離が長く、通信速度が速い強電波(例えば、5GHz)を用いて画像データを送信してもよい。この場合には、微弱電波FRを用いて画像データを送信するものに比べて、画像データの送受信にかかる時間を短縮することができる。
さらに、上記実施形態では、各アンテナ6,7を、デジタルカメラの前面に設けたが、上下面、左右側面、後面に設けてもよい。
また、送信モード及び受信モードへのモード切り換えの契機となる姿勢は、下向き姿勢及び上向き姿勢に限らず、適宜変更可能である。
さらに、スイッチを設け、このスイッチを押しているときのみ、送信モード及び受信モードへの切り換えが可能になるようにしてもよく、この場合には、加速度センサ29でカメラ本体3の動きを検出しないようにすることが好ましい。
また、撮影モードで撮影を行っているときには、データ通信部30に給電しないようにしてもよい。これにより、消費電力を抑制することができる。
さらに、上記実施形態では、デジタルカメラ2,40に本発明を実施したが、携帯電話、PDA、楽曲再生装置等に実施してもよく、データも画像データに限定されることなく、楽曲データ、プログラムデータ等を送受信するようにしてもよい。なお、携帯電話に実施した場合には、通話中にはモード切り換えを行わないようにすることが好ましい。
本発明を実施したデジタルカメラを示す正面斜視図である。 デジタルカメラを示す背面図である。 デジタルカメラ内部の電気的構成を示すブロック図である。 RAM内のデータを示す説明図である。 下向き姿勢で送信モードのデジタルカメラと上向き姿勢で受信モードのデジタルカメラとを示す正面図である。 画像データを送信しているときの送信モードのデジタルカメラを示す背面図である。 送信する画像データを選出する処理の流れを示すフローチャートである。 画像データを送信する処理の流れを示すフローチャートである。 記憶モードを設けた実施形態のデジタルカメラを示す背面図である。 図9に示す実施形態の検出動きと選出方法とを関連付けて記憶する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2,40 デジタルカメラ(電子装置)
3 カメラ本体(装置本体)
6 送信用アンテナ
7 受信用アンテナ
11 メニューキー
20 CPU(制御手段)
26 RAM(記憶手段)
29 加速度センサ
31 通信制御回路
32 姿勢検出装置(姿勢検出手段)

Claims (7)

  1. データを非接触で送信する電子装置において、
    装置本体の動きを検出する加速度センサと、
    前記加速度センサで検出された検出動きに基づいて、送信するデータを選出する選出手段と、
    前記選出手段で選出されたデータを送信させる制御手段と、を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記選出手段は、
    複数のデータの中から送信するデータを選出する複数の選出方法と、複数の選出用動きとを関連付けて記憶した記憶手段と、
    前記複数の選出用動きの中から、前記検出動きと一致する選出用動きを検索する検索手段と、を備え、
    前記検索手段で検索された選出用動きに関連付けられた選出方法により、送信するデータを選出することを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 前記加速度センサで検出された検出動きを、前記選出用動きとして前記記憶手段に記憶させる記憶モードが設けられ、
    前記記憶モード時に、前記検出動きに関連付けて前記記憶手段に記憶させる選出方法を入力する入力手段を備えることを特徴とする請求項2記載の電子装置。
  4. データを非接触で受信する受信部と、
    前記装置本体の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記姿勢検出手段で前記装置本体が所定の姿勢であることが検出されたことに応答して、データを送信する送信モードに切り換えるとともに、前記姿勢検出手段で前記装置本体が前記所定の姿勢とは上下方向に逆向きの姿勢であることが検出されたことに応答して、データを受信する受信モードに切り換えるモード切換手段と、を備えることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の電子装置。
  5. 前記送信モードであるときに、前記受信モードである他の電子装置との距離が所定距離内であるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記送信モードであるときに、前記制御手段は、前記判定手段で所定距離内であると判定されたことに応答して、データを送信させることを特徴とする請求項4記載の電子装置。
  6. 電波を送信する電波送信部と、電波を受信する電波受信部と、を備え、
    前記受信モードであるときに、前記制御手段は、前記電波送信部から到達距離が前記所定距離である所定の電波を送信させ、
    前記判定手段は、前記電波受信部で前記所定の電波を受信したときに、前記所定距離内であると判定することを特徴とする請求項5記載の電子装置。
  7. 電子装置からデータを非接触で送信するデータ送信方法において、
    前記電子装置の動きを検出し、
    検出された検出動きに基づいて、送信するデータを選出し、
    選出されたデータを送信することを特徴とするデータ送信方法。
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