JP2009253497A - 番組受信装置 - Google Patents

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俊司 後藤
Toshiaki Hojo
利明 北條
Hidetoshi Naruki
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Abstract

【課題】 複数の情報源から効果的に注目度の高いキーワードを選定することで、真に話題性の高いキーワードに基づく録画予約を実行することを目的とする。
【解決手段】 本発明の録画装置110は、放送信号を受信する放送受信部210と、EPG情報を取得するEPG取得部214と、EPG情報において、出現数が所定値以上であるまたは出現数が多い順に所定数だけ、キーワードを抽出するキーワード抽出部220と、通信網120に接続された通信部212を介して検索サーバと接続し抽出されたキーワード全ての注目度をそれぞれ計算する注目度計算部226と、計算された注目度が、所定値以上であるまたは注目度が高い順に所定数だけ、キーワードをさらに選定するキーワード選定部230と、選定されたキーワードが含まれるテレビ番組を録画予約する予約部232と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、EPG情報を用いてテレビジョン放送の録画または視聴の予約を行う番組受信装置に関するものである。
一般に、テレビジョン放送(以下単にテレビという。)番組の録画または視聴を予約する場合、新聞のテレビ番組欄や電子番組表(以下単にEPGという。)を参照して、所望のテレビ番組を番組受信装置に手動で設定する。番組受信装置では、予約された日時にテレビ番組を再生や録画をする。
また、ユーザの嗜好に合わせたキーワードを予め設定しておき、そのキーワードがEPG情報に含まれるテレビ番組を自動的に抽出し、録画または視聴を予約する技術が知られている。
しかし、テレビ番組を見逃さないためキーワードを多く設定し過ぎると、録画番組が多数蓄積され、真に所望する録画番組を探し当てるのに時間を要してしまい、また操作も煩雑になる。そこで、キーワードに基づいて録画されたテレビ番組を、その番組選択に用いられたキーワード毎に整理して表示する技術や(例えば、特許文献1)、EPG情報から単語情報を切り出し、出現頻度の高い順に単語情報を表示させ、検索のキーワードの参考にする技術が公開されている(例えば、特許文献2)。
特許第3613912号 特許第3878694号
特許文献1のようなユーザが選択したキーワードに基づいて録画予約等する技術では、ユーザの関心が高い事項に関するテレビ番組を抽出することができるが、世の中で注目されている話題を含んだテレビ番組を抽出しようとすると、それに類するキーワードを設定しなければならなかった。
しかし、ユーザが必ずしも世の中で関心が高い事項を把握しているとは限らず、各種情報雑誌に掲載された視聴率結果等を参考に注目されているテレビ番組を予測せざるを得なかった。このような手法による番組予約では、テレビ番組の放送後にその流行を知ることが多く、結果的に視聴率の高かったテレビ番組など話題性のあるテレビ番組を見逃してしまう可能性が高かった。
また、そのような世の中の流行を把握する上で上述した特許文献2のような技術も有効ではあるが、単に最新情報を抽出しているに過ぎないので、それを番組予約に反映するのに煩雑な操作が必要となる。また、かかる最新情報を抽出する技術では、EPG情報等単一の情報源における出現頻度のみを対象としているため、その情報源に特有のキーワードが抽出され易くなるためキーワードが偏ったり、不要なキーワードが含まれてしまう虞があった。
本発明は、このような課題に鑑み、真に話題性の高いキーワードに基づく録画予約または視聴予約を実行することが可能な番組受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による番組受信装置の代表的な構成は、放送信号を受信する放送受信部と、EPG情報を取得するEPG取得部と、EPG情報における出現数に基づいてEPG情報からキーワードを抽出するキーワード抽出部と、通信網に接続された通信部を介して検索サーバと接続し抽出されたキーワード全ての注目度をそれぞれ計算する注目度計算部と、計算された注目度に基づいてキーワードをさらに選定するキーワード選定部と、選定されたキーワードがEPG情報に含まれるテレビ番組を録画または視聴を予約する予約部と、を備えることを特徴とする。
本発明では、少なくともEPG情報と検索サーバとを含む複数の情報源を効果的に利用し、EPG情報において出現数が多く、かつ、検索サーバにおいて注目度が高いキーワードを選定することで、真に話題性の高い、世間の関心を集めている事項を象徴するキーワードに基づいて録画予約または視聴予約を実行することが可能となる。ここでEPG情報は、番組タイトル、番組内容(説明文)を少なくとも含み、人名やイベント名等を含む場合もある。
注目度は、抽出されたキーワードを、検索サーバで検索した場合のヒット件数で表されてもよい。
かかる構成により、抽出されたキーワードを含むヒット件数の検索時点における絶対数によりキーワードが選定されるので、キーワードによる録画予約または視聴予約が可能となる。
注目度は、抽出されたキーワードを、検索サーバで検索した場合のヒット件数の増加率で表されてもよい。
抽出されたキーワードが、話題性とは関係なくヒットし易いキーワードであったり、様々な読み替えが行われているが故にヒットしにくいキーワードである場合、ヒット件数の絶対数のみをもって両者の注目度を計れない場合がある。本発明では検索サーバでの検索を複数回試行し、ヒット件数の増加率を求めている。このようにキーワード自体の相対的な増加率(変化率)を判定することで、抽出されたキーワードがヒットし易い文言であるか否かに拘わらず、適切に注目度の高いキーワードを選定することが可能となる。
注目度は、抽出されたキーワードを、検索サーバで検索した場合のヒット件数の増加率速度で表されてもよい。
かかる構成により、上述した増加率に加えて、0(ゼロ)を超すか否かによってその増加率自体の推移、即ち、注目度が高まっているのか、定着したのか、または最早衰退の時期にあるのかを容易に判定することができ、話題となり始めた時点等ある程度時期を絞ってキーワードを選定することが可能となる。
注目度は、抽出されたキーワードが、検索サーバで検索された検索回数で表されてもよい。
上述したヒット件数によるキーワードの選定では、意図していない不要な検索結果(ノイズ)を含む場合がある。本発明では、このようなヒット件数ではなく、あらゆるユーザからの検索需要を計ることができるので、純粋に話題性の高いキーワードを選定することが可能となる。
文字種、文字数、抽出数、選定数、ジャンル、チャネルの群から選択される1または2以上の抽出条件および選定条件をユーザ入力に応じて設定する条件設定部をさらに備え、キーワード抽出部は抽出条件を満たすキーワードを抽出し、キーワード選定部は選定条件を満たすキーワードを選定してもよい。
かかる抽出条件および選定条件を設定する構成により、ユーザはキーワードの抽出および選定をある程度制御することが可能となり、所望するキーワードの選定が可能となる。
注目度計算部が検索サーバと接続する頻度をユーザ入力に応じて設定する頻度設定部をさらに備えてもよい。
かかる構成により、検索サーバへの接続間隔を調整することができ、ユーザが、録画予約または視聴予約を所望するテレビ番組の分野毎によって相異する話題性の変化を適切に見極めることが可能となる。
本発明による番組受信装置の他の代表的な構成は、放送信号を受信する放送受信部と、EPG情報を取得するEPG取得部と、EPG情報における出現数に基づいてEPG情報から閲覧先情報を抽出する閲覧先情報抽出部と、通信網に接続された通信部を介して抽出された閲覧先情報により特定される閲覧先に接続し、全ての閲覧先それぞれへのアクセス回数により表される注目度を計算する注目度計算部と、計算された注目度に基づいて閲覧先情報をさらに選定する閲覧先情報選定部と、選定された閲覧先情報がEPG情報に含まれるテレビ番組を録画または視聴を予約する予約部と、を備えることを特徴とする。
かかる構成により、EPG情報と検索サーバとを含む複数の情報源を効果的に利用し、EPG情報において出現数が多く、かつ、注目度が高い閲覧先情報(例えば、URL情報)を選定することで、真に話題性の高い、世間の関心を集めている事項を象徴する普遍的な閲覧先情報に基づいて録画予約または視聴予約を実行することが可能となる。
上述したキーワードに基づく番組受信装置における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該閲覧先情報に基づく番組受信装置にも適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、複数の情報源から効果的かつ有機的に注目度の高いキーワードを選定することで、真に話題性の高いキーワードに基づく録画予約または視聴予約を実行することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の番組受信装置の好適な実施形態として、予約録画を行う録画装置を例に挙げて詳細に説明する。従って、本発明は、予約録画を行う録画装置だけでなく、予約視聴を行う番組受信装置にも適用される。また、かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。(第1の実施形態:テレビ番組取得システム100)
図1は、テレビ番組取得システム100の概略的な接続関係を示した説明図である。当該テレビ番組取得システム100は、番組受信装置としての録画装置110と、通信網120と、番組情報提供サーバ130と、検索サーバ140とを含んで構成される。
録画装置110は、DVDやBlu−rayDisk(登録商標)といったパッケージメディアまたはHDD等の固定ディスクに、アンテナ112を通じて取得したテレビ番組やユーザが個人的に撮像した動画データ等を録画し、また、録画した動画データをモニタ114に再生することができる。また、近年の録画装置110は、モデム等の通信装置116を通じて通信網120に接続することができ、後述する番組情報提供サーバ130や検索サーバ140等様々な電子機器と通信を行うことが可能である。
また、ここでは、録画装置110として、レコーダを挙げているが、かかる場合に限らず、録画機能を備えた、パーソナルコンピュータ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、デジタルカメラ、ポータブルテレビ、ゲーム機器、携帯電話、PDA等様々な電子機器を用いることもできる。
通信網120は、有線放送回線、ISDN回線、インターネット、WAN、専用回線等で構成され、録画装置110と、番組情報提供サーバ130や検索サーバ140とを有線または無線により接続する。
番組情報提供サーバ130は、通信網120を通じて他の電子機器に、主として今後放送されるテレビ番組の放送予定日時を特定可能なEPG情報、特にインターネット上のiEPG(internet EPG)(登録商標)を提供する。
検索サーバ140は、例えば、WWW等に公開された情報を蓄え、ユーザが入力したキーワードまたはそれに類するキーワードを含む所望する情報を、URL情報等のリンク情報を介しリンクを確立できる状態でリスト形式に表示する検索エンジンである。
(録画装置110)
図2は、録画装置110の具体的な構成を示した機能ブロック図である。録画装置110は、放送受信部210と、通信部212と、EPG取得部214と、EPG情報データベース(DB)216と、条件設定部218と、キーワード抽出部220と、抽出結果データベース(DB)222と、頻度設定部224と、注目度計算部226と、計算結果データベース(DB)228と、キーワード選定部230と、予約部232と、動画再生部234とを含んで構成される。
放送受信部210は、アンテナ112または有線ケーブル250を通じて放送信号を当該録画装置110に取り込む。
通信部212は、通信網120に接続され、通信網120を介して入力される信号を録画装置110内で処理可能な信号に変換、または録画装置110の信号を通信網120に対して出力する機能を有する。
EPG取得部214は、放送受信部210が受信した放送信号に重畳されているEPG情報や、通信部212が受信した番組情報提供サーバ130からのEPG情報(iEPG情報)を取得する。
EPG情報データベース216は、EPG取得部214が取得したEPG情報を格納する。
条件設定部218は、文字種、文字数、抽出数、選定数、ジャンル、チャネルの群から選択される1または2以上の抽出条件および選定条件をユーザ入力に応じて設定する。また、抽出条件や選定条件として、人名、番組タイトル、番組内容(説明文)等を追加することもできる。
図3は、抽出条件および選択条件の選択ユーザインターフェースを示す概念図である。特に図3(a)に抽出条件を図3(b)に選定条件を表している。ここで、文字種260は、大文字小文字の区別や全角半角の区別等を実行するかどうかを設定し、文字数262は、単語同士の同一性を判断するため一致を判定する文字数を設定し、抽出数264は、同一と判断できる単語がいくつあればキーワードとして抽出するのか、または同一と判断できる単語の数が多い順(ランキング)に何個まで抽出するのかを設定し、ジャンル266は、ユーザの所望するジャンルを設定し、チャネル268は、特定のチャネルを指定してキーワードを抽出する場合に設定し、選定数270は、抽出数264同様、選定するキーワードの数を設定している。
かかる抽出条件および選定条件を設定する構成により、ユーザはキーワードの抽出および選定をある程度制御することが可能となり、所望するキーワードの選定が可能となる。
キーワード抽出部220は、条件設定部218によって設定された抽出条件に基づき、EPG情報データベース216に格納されたEPG情報において、出現数が所定値以上である、または出現数が多い順に所定数だけ、キーワードを抽出する。ここで、EPG情報の抽出対象範囲は、全てとしてもよいし、直近1週間等制限を設けてもよい。また、過去のEPG情報や過去にユーザが視聴したテレビ番組のEPG情報を対象とすることもできる。
図4は、キーワード抽出部220の抽出結果を示す概念図である。キーワード抽出部220は、図3に示した抽出条件に「上位10個」の条件が設定されているので、重複数の多い順に10個のキーワードを次回の検索候補として拾い出す。このとき、ユーザは、抽出された1または2以上のキーワードを確認し、不要なキーワードの削除または所望するキーワードの追加を行うこともできる。
抽出結果データベース222は、キーワード抽出部220が抽出した1または2以上のキーワードを格納する。
頻度設定部224は、後述する注目度計算部226が検索サーバ140と接続する頻度をユーザ入力に応じて設定する。
図5は、頻度設定部224による接続頻度設定のユーザインターフェースを示す概念図である。図5(a)の接続頻度の設定画面では、検索サーバ140への接続を「いつから」280、「どのぐらいの期間毎に」282、「何回実行するか」284を設定することができる。また、一旦接続頻度が設定されると、以降は図5(b)に示す接続管理画面によって接続頻度の再調整および接続済の確認を行うことができる。図5(a)の接続頻度設定によって5回の接続が行われることとなっているので、図5(b)の各接続日時には既に接続予定のチェックボックス286にチェックが入っている。ここで、接続頻度を下げることを試みる場合、具体的な日時のチェックボックス286のチェックを外せばよいことになる。
かかる構成により、検索サーバ140への接続間隔を調整することができ、ユーザが、録画予約を所望するテレビ番組の分野毎によって相異する話題性の変化を適切に見極めることが可能となる。
注目度計算部226は、頻度設定部224によって設定された接続日時が到来すると、通信網120を介して、予め指定されたURL等により特定される検索サーバ140に接続し、抽出されたキーワード全ての注目度をそれぞれ計算する。ここで、注目度は話題性を評価する指標として機能し、具体的には以下のような定義付けを行うことができる。
例えば、注目度は、キーワード抽出部220で抽出されたキーワードを検索サーバ140で検索した場合のヒット件数で表される。
図6は、注目度計算部226の計算結果を示した概念図である。ここでは、図4に示した10個のキーワードについて、注目度計算部226が、図5に示した接続頻度で検索サーバ140に接続されるので、10個のキーワード×5回=50の計算結果を得ることができる。本例では、注目度がヒット件数で単純に表されるので、後述するキーワード選定部230において、その上位3個のキーワードとして、図6に示される限り、14,200,000件の「焼酎」、3,400,000件の「確定申告」、2,660,000件の「アカデミー賞」が選定される。かかる構成により、抽出されたキーワードを含むヒット件数の、検索時点における絶対数によりキーワードが選定されるので、キーワードによる録画予約が可能となる。
また、注目度は、抽出されたキーワードを、検索サーバ140で検索した場合のヒット件数の増加率で表されてもよい。増加率は、ヒット件数の変化量(直近のヒット件数−過去のヒット件数)を過去のヒット件数で除算することで求められ、例えば、図6におけるキーワード「センバツ」の直近の増加率は、(1,350,000件−1,330,000件)/1,330,000件×100=1.5%となる。また、初回接続からの増加率は、(1,350,000件−1,310,000件)/1,310,000件×100=3.1%となる。また、増加率としてヒット件数の変化に関する例えば単位時間あたりの変化量(変化速度)等様々な数式を採用することもできる。
キーワード抽出部220によって抽出されたキーワードが、話題性とは関係なくヒットし易いキーワードであったり、様々な読み替えが行われているが故にヒットしにくいキーワードである場合、ヒット件数の絶対数のみをもって両者の注目度を計れない場合がある。ここでは、検索サーバでの検索を複数回試行し、ヒット件数の増加率で注目度が表されるので、後述するキーワード選定部230において、その上位3個のキーワードとして、図6に示される限り、3.1%の「センバツ」、2.1%の「タミフル(登録商標)」、1.5%の「アカデミー賞」が選定される。かかる構成により、抽出されたキーワードを含むヒット件数の、検索時点における絶対数によりキーワードが選定されるので、キーワードによる録画予約が可能となる。
このようにキーワード自体の相対的な増加率を判定することで、抽出されたキーワードがヒットし易い文言であるか否かに拘わらず、適切に注目度の高いキーワードを選定することが可能となる。
また、注目度は、抽出されたキーワードを、検索サーバ140で検索した場合のヒット件数の増加率速度で表されてもよい。増加率速度は、上述した増加率のさらに試行前後の差分、または単位時間の変化率をとることによって求めることができる。かかる構成により、上述した増加率に加えて、0(ゼロ)を超すか否かによってその増加率自体の推移、即ち、注目度が高まっているのか、定着したのか、または最早衰退の時期にあるのかを容易に判定することができ、話題となり始めた時点等ある程度時期を絞ってキーワードを選定することが可能となる。
さらに、注目度は、抽出されたキーワードが、検索サーバ140で検索された検索回数で表されてもよい。上述したヒット件数によるキーワードの選定では、意図していない不要な検索結果(ノイズ)を含む場合がある。ここでは、ヒット件数ではなく、あらゆるユーザからの検索需要を計ることができるので、純粋に話題性の高いキーワードを選定することが可能となる。
計算結果データベース228は、キーワード抽出部220が抽出したキーワード全てに対する、注目度計算部226が計算した注目度をその取得時間に関連付けて格納する。
キーワード選定部230は、注目度計算部226による計算が完了すると、条件設定部218によって設定された選定条件に基づいて、計算された注目度が、所定値以上であるまたは注目度が高い順に所定数だけ、キーワードを選定する。
予約部232は、EPG情報データベース216におけるEPG情報から、キーワード選定部230によって選定されたキーワードが含まれるテレビ番組を抽出、録画予約を実行し、その予約時間に到達すると記録媒体290にテレビ番組を録画する。なお、視聴予約を行う場合、予約部232は視聴予約を実行する。
動画再生部234は、その録画された記録媒体290から動画データを読み込んで、モニタ114に再生する。
以上説明した録画装置110によって、少なくともEPG情報と検索サーバ140とを含む複数の情報源を効果的に利用し、EPG情報において出現数が多く、かつ、検索サーバ140において注目度が高いキーワードを選定することで、真に話題性の高い、世間の関心を集めている事項を象徴するキーワードに基づいて録画予約を実行することが可能となる。
なお、上記した録画装置110の機能をプログラムによりコンピュータに実現させるようにしてもよい。このプログラムは、記録媒体から読みとられてコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して伝送されてコンピュータに取り込まれてもよい。
(録画方法)
図7は、録画装置110を用いて録画を行う録画方法の処理の流れを示したフローチャートである。
録画方法における録画予約処理が開始されると、放送受信部210が放送信号を受信し(S300)、EPG取得部214は、この放送信号に重畳されているEPG情報を取得し、EPG情報データベース216に格納する(S302)。
そして、キーワード抽出部220は、条件設定部218によって設定された抽出条件に基づき、EPG情報において出現数が所定値以上であるか、または出現数が多い順に所定数だけ、EPG情報で使用されているキーワードを抽出し(S304)、抽出結果データベース222に格納する(S306)。これにより、最新のEPG情報に使用されている出現頻度の高いキーワードを抽出することができる。
注目度計算部226は、頻度設定部224によって設定された接続日時が到来すると、通信網120を介して、予め指定されたURL等により特定される検索サーバ140に接続し、抽出されたキーワード全ての注目度を計算し(S308)、計算結果データベース228に格納する(S310)。かかる検索は、検索サーバ140のWEBブラウザにおける検索ボックスに、抽出されたキーワードを1つずつ順に入力し、インターネット等のネットワーク上におけるWEBブラウザ等による検索結果からヒット件数を抽出することで実行する。なお、検索サーバ140にて予め検索が行われており、最近のネットワーク上におけるキーワードのヒット件数等が抽出されている場合には、そのヒット件数を利用し、新たな検索を省略してもよい。また、検索結果からヒット件数を抽出するとき、対象が例えばHTMLファイルの検索結果ページであれば、検索結果のテンプレートから特定の文字列「の検索結果のうち」、「で検索した結果」、「の検索結果です。」等を認識してヒット件数に該当する位置の数値を取得する。また、注目度は、上述したように、ヒット件数、増加率、増加率速度、検索回数のうちいずれかまたは複数を採用することができる。
そして、注目度計算部226は、抽出した全てのキーワードについて検索サーバ140を利用しての注目度の計算が終了したか否かを判断し(S312)、終了していない場合には(S312“NO”)、S308に戻り、残りの抽出キーワードについて注目度を計算する。
注目度計算部226による抽出した全てのキーワードについての検索サーバ140を利用した注目度の計算が完了すると(S312“YES”)、キーワード選定部230は、注目度計算部226が計算した注目度を計算結果データベース228から読み出し、予約部232へ出力する。
キーワード選定部230は、注目度計算部226から注目度を得ると、その注目度がユーザの設定した所定値以上であるか、または注目度が高い順にユーザの設定した1または複数の所定数等、ユーザの設定した条件によりキーワードを選定する(S314)。その結果、ユーザの設定した条件を満足したキーワードが選定されると(S316)、予約部232は、その選定したキーワードが含まれるテレビ番組を録画予約する(S318)。
従って、第1の実施形態によれば、受信したEPG情報からEPG情報のうちで出現頻度等の注目度の高いキーワードを所定数抽出し、EPG情報のうちから所定数抽出した注目度の高いキーワードを検索サーバ140によりインターネット等上で検索させ、所定の条件を満足するキーワードを選定するようにしたので、EPG情報とインターネット等の複数の情報源から効果的に注目度の高いキーワードを選定して、真に話題性の高いキーワードに基づく録画予約を実行することが可能となる。
また、上記第1の実施形態では、まずは受信したEPG情報からそのEPG情報のうちで出現頻度等の注目度の高いキーワードを所定数抽出し、続いてEPG情報のうちから所定数抽出した注目度の高いキーワードをインターネット等のネットワーク上で検索してキーワードを選定するようにしたが、本録画装置におけるユーザの嗜好性を反映させるため、ユーザが1週間や1月などの所定期間、視聴した番組のEPG情報をEPG情報データベース216等に記憶しておき、その記憶しておいたEPG情報のうちで出現頻度等の注目度の高いキーワードを所定数抽出し、続いてEPG情報のうちから所定数抽出した注目度の高いキーワードをインターネット等のネットワーク上で検索してキーワードを選定するようにしても勿論よい。このようにすれば、ユーザの嗜好性を反映したキーワードに基づく予約録画が可能となる。
また、上記第1の実施形態では、まずは受信したEPG情報からEPG情報のうちで出現頻度等の注目度の高いキーワードを所定数抽出し、続いてEPG情報のうちから所定数抽出した注目度の高いキーワードをインターネット等のネットワーク上で検索してキーワードを選定するようにしたが、これとは逆に、まずは注目度の高いキーワードをインターネット等のネットワーク上で抽出し、続いてネットワーク上で抽出した注目度の高いキーワードを受信したEPG情報から出現頻度等により選定するようにしても勿論よい。
(第2の実施形態:録画装置410)
上述した第1の実施形態では、EPG情報から重複する「キーワード」を注目度の高い「キーワード」として抽出していたが、本実施形態では、EPG情報から「閲覧先情報」として、例えば、URL情報やそれに類する情報を抽出する。
図8は、第2の実施形態の録画装置410の具体的な構成を示した機能ブロック図である。録画装置410は、放送受信部210と、通信部212と、EPG取得部214と、EPG情報データベース(DB)216と、条件設定部218と、閲覧先情報抽出部420と、抽出結果データベース(DB)222と、頻度設定部224と、注目度計算部426と、計算結果データベース(DB)228と、閲覧先情報選定部430と、予約部232と、動画再生部234とを含んで構成される。
第1の実施形態において既に述べた放送受信部210と、通信部212と、EPG取得部214と、EPG情報データベース216と、条件設定部218と、抽出結果データベース)222と、頻度設定部224と、計算結果データベース228と、予約部232と、動画再生部234とは、実質的に機能が同一なので重複説明を省略し、ここでは、構成が相違する閲覧先情報抽出部420と、注目度計算部426と、閲覧先情報選定部430とを主に説明する。
閲覧先情報抽出部420は、条件設定部218によって設定された抽出条件に基づき、EPG情報データベース216に格納されたEPG情報において出現数が、ユーザの設定した所定値以上であるか、または出現数が多い順にユーザの設定した所定数だけ、閲覧先情報を抽出する。
閲覧先情報抽出部420が抽出する閲覧先情報としては、例えば、EPG情報に使用されている番組の内容や番組に関連するコマーシャル情報のサイトのアドレスを示すURL情報がある。
注目度計算部426は、頻度設定部224によって設定された接続日時が到来すると、通信網120を介して、抽出された閲覧先情報により特定される閲覧先(例えば、閲覧先サーバ等)450に接続し、全ての閲覧先それぞれへのアクセス回数により表される注目度を計算する。
閲覧先情報選定部430は、注目度計算部426による計算が完了すると、計算された注目度が、所定値以上であるまたは注目度が高い順に所定数だけ、閲覧先情報をさらに選定する。
従って、第2の実施形態によれば、かかる録画装置410の構成により、第1の実施形態同様、EPG情報と検索サーバとを含む複数の情報源を効果的に利用し、EPG情報において出現数が多く、かつ、注目度が高い閲覧先情報を選定することで、真に話題性の高い、世間の関心を集めている事項を象徴する普遍的な閲覧先情報に基づいて録画予約を実行することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の録画方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、EPG情報とインターネット等のネットワーク上の情報を用いてテレビジョン放送の予約録画や予約視聴を行う録画装置に利用することができる。
第1の実施形態におけるテレビ番組取得システムの概略的な接続関係を示した説明図である。 録画装置の具体的な構成を示した機能ブロック図である。 抽出条件および選択条件の選択ユーザインターフェースを示す概念図である。 キーワード抽出部の抽出結果を示す概念図である。 頻度設定部による接続頻度設定のユーザインターフェースを示す概念図である。 注目度計算部226の計算結果を示した概念図である。 録画装置を用いて録画を行う録画方法の処理の流れを示したフローチャートである。 第2の実施形態における録画装置の具体的な構成を示した機能ブロック図である。
符号の説明
110、410 …録画装置
140 …検索サーバ
210 …放送受信部
214 …EPG取得部
218 …条件設定部
220 …キーワード抽出部
224 …頻度設定部
226、426 …注目度計算部
230 …キーワード選定部
232 …予約部
234 …動画再生部
420 …閲覧先情報抽出部
430 …閲覧先情報選定部

Claims (8)

  1. 放送信号を受信する放送受信部と、
    EPG情報を取得するEPG取得部と、
    前記EPG情報における出現数に基づいて前記EPG情報からキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
    通信網に接続された通信部を介して検索サーバと接続し前記抽出されたキーワード全ての注目度をそれぞれ計算する注目度計算部と、
    前記計算された注目度に基づいて前記キーワードをさらに選定するキーワード選定部と、
    前記選定されたキーワードがEPG情報に含まれるテレビ番組の録画または視聴を予約する予約部と、
    を備えることを特徴とする番組受信装置。
  2. 前記注目度は、前記抽出されたキーワードを、前記検索サーバで検索した場合のヒット件数で表されることを特徴とする請求項1に記載の番組受信装置。
  3. 前記注目度は、前記抽出されたキーワードを、前記検索サーバで検索した場合のヒット件数の増加率で表されることを特徴とする請求項1に記載の番組受信装置。
  4. 前記注目度は、前記抽出されたキーワードを、前記検索サーバで検索した場合のヒット件数の増加率速度で表されることを特徴とする請求項1に記載の番組受信装置。
  5. 前記注目度は、前記抽出されたキーワードが、前記検索サーバで検索された検索回数で表されることを特徴とする請求項1に記載の番組受信装置。
  6. 文字種、文字数、抽出数、選定数、ジャンル、チャネルの群から選択される1または2以上の抽出条件および選定条件をユーザ入力に応じて設定する条件設定部をさらに備え、
    前記キーワード抽出部は前記抽出条件を満たすキーワードを抽出し、前記キーワード選定部は前記選定条件を満たすキーワードを選定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の番組受信装置。
  7. 前記注目度計算部が前記検索サーバと接続する頻度をユーザ入力に応じて設定する頻度設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の番組受信装置。
  8. 放送信号を受信する放送受信部と、
    EPG情報を取得するEPG取得部と、
    前記EPG情報における出現数に基づいて前記EPG情報から閲覧先情報を抽出する閲覧先情報抽出部と、
    通信網に接続された通信部を介して前記抽出された閲覧先情報により特定される閲覧先に接続し、全ての閲覧先それぞれへのアクセス回数により表される注目度を計算する注目度計算部と、
    前記計算された注目度に基づいて前記閲覧先情報をさらに選定する閲覧先情報選定部と、
    前記選定された閲覧先情報がEPG情報に含まれるテレビ番組の録画または視聴を予約する予約部と、
    を備えることを特徴とする番組受信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065054A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Nippon Television Network Corp 電子番組表生成システム、放送局、テレビ受信機、サーバ及び電子番組表生成方法
JP2012085098A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Japan Radio Co Ltd 視聴者ランキングによる番組切替方法
JP2013257765A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Ntt Data Corp 用語抽出装置、用語抽出方法およびプログラム

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