JP2009253364A - 電源制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】構内の端末機の電源管理を構外から容易に行い、管理工数の低減を図る。
【解決手段】指令部18にワイドエリアネットワーク19を介して接続された制御機12が主電力線11に接続され、制御機に主電力線及び引込電力線13を介して接続された端末機14が制御機と同一構内に設けられる。主電力線から端末機への電力の供給を断続する電力断続手段16が引込電力線に設けられ、端末機情報を送受信する端末機情報送受手段17が電力断続手段と端末機との間の引込電力線に設けられる。制御機はワイドエリアネットワークを介して受信した指令部からの指令情報を主電力線及び引込電力線に重畳して電力断続手段に送信し、端末機情報送受手段は引込電力線に重畳して受信した端末機情報を引込電力線に重畳して電力断続手段に送信し、電力断続手段は指令情報及び端末機情報に基づいて端末機への電力の供給を断続制御する。
【選択図】図1
【解決手段】指令部18にワイドエリアネットワーク19を介して接続された制御機12が主電力線11に接続され、制御機に主電力線及び引込電力線13を介して接続された端末機14が制御機と同一構内に設けられる。主電力線から端末機への電力の供給を断続する電力断続手段16が引込電力線に設けられ、端末機情報を送受信する端末機情報送受手段17が電力断続手段と端末機との間の引込電力線に設けられる。制御機はワイドエリアネットワークを介して受信した指令部からの指令情報を主電力線及び引込電力線に重畳して電力断続手段に送信し、端末機情報送受手段は引込電力線に重畳して受信した端末機情報を引込電力線に重畳して電力断続手段に送信し、電力断続手段は指令情報及び端末機情報に基づいて端末機への電力の供給を断続制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ビルなどの同一構内に設置された制御機及び端末機が電力線を介して接続され、構外からワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、以下、WANという)を介して送信された指令情報を制御機が電力線に重畳させて送信することにより端末機への電力の供給を断続制御するシステムに関するものである。
従来、この種の電源制御システムとして、電力線通信モデム方式を用いて、1つの電子装置である制御機で他の電子装置である端末機の電源を離れた所から制御する遠隔電源制御システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この遠隔電源制御システムでは、電力線と端末機に電源制御ユニットが接続され、端末機の電源が開閉器により開閉される。また開閉器の電源の開閉状態が検出手段により検出され、この検出情報が伝送手段により電力線を用いて制御機に伝送され、更に電源制御ユニットから制御機に対して電源制御ユニットが正常に作動したか否かの応答が返送されるように構成される。このように構成された遠隔電源制御システムでは、電力線を用いて離れた所から電子機器の電源制御を行う遠隔電源制御システムの電源制御ユニットに電源制御結果の応答機能を付与することにより、制御結果を制御する場所で確認できるため、操作性が向上し、システムの確実な動作を保証できる。
一方、ネットワーク対応機器を通信ネットワークに接続付加するため、ビルや家庭などの建物内に敷設された電源ラインの適所に取付けて使用される通信ネットワーク対応型給電コネクタが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。この通信ネットワーク対応型給電コネクタでは、屋外の通信ネットワーク或いは屋内に設置した通信サーバから導出された情報配線に一次側コネクタ部が接続され、ネットワーク対応機器に二次側コネクタ部が接続される。また二次側コネクタ部に接続したネットワーク対応機器と、情報配線に接続された通信サーバや屋外の通信ネットワークとの間で、制御信号を送受するためのプロトコル変換インタフェースに通信アドレスが設定され、二次側コネクタ部に接続されたネットワーク対応機器に給電するための給電コネクタ部が電源ラインに接続される。このように構成された通信ネットワーク対応型給電コネクタでは、1対1の標準通信ができる低価格の通信デバイスを内蔵したネットワーク対応機器であっても、高機能な通信方式を有する通信ネットワークに接続できるため、現実的なコストで低価格機器の通信ネットワーク接続が実現できるようになっている。
特開平09−116970号公報(請求項1、段落[0032])
特開2002−77191号公報(請求項1、段落[0069])
しかし、上記従来の特許文献1に示された遠隔電源制御システムでは、同一構内に設置された制御機により端末機の電源が制御されるけれども、構外から端末機の電源を制御できない問題点があった。また、上記従来の特許文献2に示された通信ネットワーク対応型給電コネクタでは、電源ラインとは別に通信ネットワークの情報配線が必要であるため、ネットワーク対応機器の設置場所を変更した場合、電源ラインのみならず通信ネットワークの情報配線も変更しなければならず、作業が煩わしい問題点があった。
本発明の第1の目的は、構内の端末機の電源管理を構外から容易に行うことができ、これにより管理工数を低減できるとともに、端末機の設置場所を同一構内で変更しても、構内にローカルエリアネットワークを新たに構築することなく、構外から端末機への電力の供給を断続制御できる、電源制御システムを提供することにある。本発明の第2の目的は、制御機と電力断続手段が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号により確実に通信することができる、電源制御システムを提供することにある。本発明の第3の目的は、ノイズの侵入し易い低周波信号であっても確実に通信することができるとともに、安価な低周波送受信装置を用いることによりシステムの構築コストを低減することができる、電源制御システムを提供することにある。本発明の第4の目的は、比較的安価な低周波送受信装置をそれぞれ複数台ずつ用いることにより、比較的安価に構築することができるとともに、複数の端末機への電力の供給の断続を個別に制御できる、電源制御システムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1に示すように、指令部18にWAN19を介して接続されるとともに主電力線11に接続された制御機12と、制御機12と同一の構内に設けられ制御機12に主電力線11及び引込電力線13を介して接続された端末機14と、引込電力線13に設けられ主電力線11から端末機14への電力の供給を断続する電力断続手段16と、電力断続手段16と端末機14との間の引込電力線13に設けられ端末機14に関する端末機情報を送受信する端末機情報送受手段17とを備えた電源制御システムであって、制御機12がWAN19を介して受信した指令部18からの指令情報を主電力線11及び引込電力線13に重畳して電力断続手段16に送信し、端末機情報送受手段17が引込電力線13に重畳して受信した端末機情報を引込電力線13に重畳して電力断続手段16に送信し、電力断続手段16が指令情報及び端末機情報に基づいて主電力線11から端末機14への電力の供給を断続制御するように構成されたことを特徴とする電源制御システムである。
この請求項1に記載された電源制御システムでは、構外の管理者が端末機14の異常の連絡を受けると、指令部18からWAN19を介して制御機12に指令情報を送信する。これにより制御機12はこの指令情報を主電力線11及び引込電力線13に重畳して電力断続手段16に送信する。一方、端末機情報送受手段17は端末機14の端末機情報を引込電力線13に重畳して受信し、この端末機情報を引込電力線13に重畳して電力断続手段16に送信する。この結果、電力断続手段16は指令情報及び端末機情報に基づいて主電力線11から端末機14への電力の供給を断続制御するので、構外の管理者が上記構内に赴くことなく、端末機14の異常を解消できる。また端末機14の設置場所を同一構内で変更した場合、構外の管理者が端末機14の異常の連絡を受けると、指令部18からWAN19を介して制御機12のモデムに指令情報を送信して、制御機12が電力断続手段16及び端末機情報送受手段17を介して異常な端末機14を捜し出すことができるので、構外の管理者が上記構内に赴くことなく、上記端末機14の異常を解消できる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図1に示すように、制御機12が、指令部18からの指令情報をWAN19を介して受信するモデム12aと、指令情報を主電力線11に重畳して電力断続手段16に送信する高周波送信装置12bと、モデム12aの受信した指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較するとともに高周波送信装置12bを制御する第1コントローラ12cとを有し、電力断続手段16が、高周波送信装置12bからの指令情報を受信する高周波受信装置16aと、端末機情報送受手段17からの端末機情報を受信する低周波送受信装置16bと、引込電力線13を断続するスイッチ16cと、指令情報及び端末機情報を第2メモリ16eに記憶された第2記憶情報とを比較するとともにスイッチ16cを制御する第2コントローラ16dとを有し、端末機情報送受手段17が、端末機14からの端末機情報を送受信する低周波送受信装置17aと、端末機情報を第3メモリ17cに記憶された第3記憶情報と比較するとともに低周波送受信装置17aを制御する第3コントローラ17bとを有することを特徴とする。
この請求項2に記載された電源制御システムでは、構外の管理者が端末機14の異常の連絡を受けると、指令部18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。制御機12の第1コントローラ12cはこの指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較してこれらの情報が一致すると、高周波送信装置12bから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。このとき制御機12と電力断続手段16が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号を用いて指令情報を送受信しているため、確実に通信することができる。一方、端末機情報送受手段17の低周波送受信装置17aは端末機14の端末機情報を低周波信号として引込電力線13に重畳させて受信し、端末機情報送受手段17の第3コントローラ17bは上記端末機情報を第3メモリ17cに記憶された第3記憶情報と比較してこれらの情報が一致すると、低周波送受信装置17aから上記端末機情報を低周波信号として引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この端末機情報は電力断続手段16の低周波送受信装置16bにより受信される。端末機情報送受手段17と電力断続手段16は同一構内で比較的近接して設置されているため、ノイズの侵入し易い低周波信号を用いて端末機情報を送受信しても、確実に通信することができるとともに、安価な低周波送受信装置16b,17aを用いることにより電源制御システムの構築コストを低減することができる。一方、電力断続手段16の第2コントローラ16dは上記指令情報及び端末機情報を第2メモリ16eに記憶された第2記憶情報と比較してこれらの情報が一致すると、スイッチ16cを所定時間だけ開いて端末機14の電源を切った後に、スイッチ16cを再び閉じて端末機14の電源を再投入する。この結果、構外の管理者が上記構内に赴くことなく、端末機14の異常を解消できる。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明であって、更に図1に示すように、指令部18が構外のサポートセンタ又はシステム管理会社の管理者が操作するコンピュータであり、端末機14がルータ又はサーバのいずれか一方又は双方であることを特徴とする。この請求項3に記載された電源制御システムでは、構外のサポートセンタ又はシステム管理会社の管理者が構内の管理者からルータ14等が異常である旨の連絡を受けると、構外の管理者はコンピュータ18からWAN19を介して制御機14に指令情報を送信する。これにより制御機14はこの指令情報を主電力線11及び引込電力線13に重畳して電力断続手段16に送信する。一方、端末機情報送受手段17はルータ14等の端末機情報を引込電力線13に重畳して受信し、この端末機情報を引込電力線13に重畳して電力断続手段16に送信する。この結果、電力断続手段16は指令情報及び端末機情報に基づいて主電力線11からルータ14等への電力の供給を断続制御するので、構外の管理者が構内に赴くことなく、ルータ14等の異常を解消できる。またルータ14等の設置場所を同一構内で変更しても、構内にローカルエリアネットワークを新たに構築することなく、構外からルータ14等への電力の供給を断続制御することができる。
請求項4に係る発明は、請求項2に係る発明であって、更に図2に示すように、単一の電力断続手段16に複数の引込電力線51,52を介して複数の端末機14,54が接続され、複数の引込電力線51,52に端末機情報送受手段61,62がそれぞれ設けられ、複数の端末機情報送受手段61,62に各引込電力線51,52を断続するスイッチ61b,62bがそれぞれ設けられたことを特徴とする。この請求項4に記載された電源制御システムでは、比較的高価な高周波送信装置12b及び高周波受信装置16aをそれぞれ1台ずつ用い、比較的安価な低周波送受信装置61a,62aを複数台用いるので、電源制御システムを比較的安価に構築することができる。また複数の端末機情報送受手段61,62にそれぞれ設けられたスイッチ61b,62bを第3コントローラ61c,62cがそれぞれ制御するので、複数の端末機14,54への電力の供給の断続を個別に制御できる。
本発明によれば、指令部にWANを介して接続された制御機を主電力線に接続し、制御機に主電力線及び引込電力線を介して接続された端末機を制御機と同一の構内に設け、主電力線から端末機への電力の供給を断続する電力断続手段を引込電力線に設け、更に端末機に関する端末機情報を送受信する端末機情報送受手段を電力断続手段と端末機との間の引込電力線に設けたので、制御機がWANを介して受信した指令部からの指令情報を主電力線及び引込電力線に重畳して電力断続手段に送信し、端末機情報送受手段が引込電力線に重畳して受信した端末機情報を引込電力線に重畳して電力断続手段に送信し、電力断続手段が指令情報及び端末機情報に基づいて主電力線から端末機への電力の供給を断続制御する。この結果、構外の管理者が上記構内に赴くことなく、端末機の異常を解消できるので、構内の端末機の電源管理を構外から容易に行うことができ、管理工数を低減できる。また端末機の設置場所を同一構内で変更しても、構内にローカルエリアネットワークを新たに構築することなく、構外から端末機への電力の供給を断続制御することができる。
また指令情報を主電力線に重畳して電力断続手段に送信する高周波送信装置を制御機に設け、高周波送信装置からの指令情報を受信する高周波受信装置を電力断続手段に設ければ、制御機と電力断続手段が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号により確実に通信することができる。また端末機からの端末機情報を送受信する低周波送受信装置を端末機情報送受手段に設け、端末機情報送受手段からの端末機情報を受信する低周波送受信装置を電力断続手段に設ければ、端末機情報送受手段と電力断続手段が同一構内で比較的近接して設置されているので、ノイズの侵入し易い低周波信号であっても確実に通信することができるとともに、安価な低周波送受信装置を用いることによりシステムの構築コストを低減することができる。
また指令部が構外のサポートセンタ又はシステム管理会社の管理者が操作するコンピュータであり、端末機がルータ又はサーバのいずれか一方又は双方であれば、構外の管理者が上記構内に赴くことなく、ルータ等の異常を解消できるので、構内のルータ等の電源管理を構外から容易に行うことができ、管理工数を低減できるとともに、ルータ等の設置場所を同一構内で変更しても、構内にローカルエリアネットワークを新たに構築することなく、構外からルータ等への電力の供給を断続制御できる。更に単一の電力断続手段に複数の引込電力線を介して複数の端末機を接続し、複数の引込電力線に端末機情報送受手段をそれぞれ設け、これらの端末機情報送受手段に各引込電力線を断続するスイッチをそれぞれ設ければ、比較的高価な高周波送信装置及び高周波受信装置をそれぞれ1台ずつ用い、比較的安価な低周波送受信装置を複数台用いるので、電源制御システムを比較的安価に構築することができるとともに、複数の端末機への電力の供給の断続を個別に制御できる。
次に本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、電源制御システムは、主電力線11に接続された制御機12と、この制御機12に主電力線11及び引込電力線13を介して接続された端末機14と、引込電力線13に設けられた電力断続手段16と、この電力断続手段16と端末機14との間の引込電力線13に設けられた端末機情報送受手段17とを備える。上記制御機12、端末機14、電力断続手段16及び端末機情報送受手段17は同一構内、即ち一つのビルや一つの工場などの同一建屋内に配設される。また主電力線11は上記同一構内の全体にわたって配索された電力供給用の幹線であり、この主電力線11には所定の間隔をあけて複数の埋込コンセント(図示せず)が設けられる。引込電力線13は上記埋込コンセントに接続された電力供給用の支線である。更に端末機14は、この実施の形態では、上記構内におけるローカルネットワーク(Local Area Network、以下、LANという)間を中継するルータである。
一方、制御機12は指令部18にWAN19を介して接続される。指令部18は、この実施の形態では、構外のサポートセンタの管理者が操作するコンピュータである。またWAN19とは、LANと比較して広い範囲に及ぶネットワークであり、インタネットとほぼ同義語である。制御機12は、サポートセンタのコンピュータ18からの指令情報をWAN19を介して受信するモデム12aと、指令情報を主電力線11に重畳して電力断続手段16に送信する高周波送信装置12bと、高周波送信装置12bを制御する第1コントローラ12cとを有する。高周波送信装置12bは指令情報を2MHz〜50MHz、好ましくは2MHz〜30MHzの高周波信号に変調した後に主電力線11及び引込電力線13に重畳させて送信する機能を有する。また第1コントローラ12cには第1メモリ12dが接続される。この第1メモリ12dには、指令情報が正規のルートから送信された情報であるか否かを識別するための第1暗証番号と、ルータ14の固有情報(例えば、ルータ14の識別番号)とが記憶される。
電力断続手段16は主電力線11から端末機14への電力の供給を断続するように構成される。具体的には、電力断続手段16は、高周波送信装置12bからの指令情報を受信する高周波受信装置16aと、端末機情報送受手段17からの端末機情報を受信する低周波送受信装置16bと、引込電力線13を断続するスイッチ16cと、このスイッチ16cを制御する第2コントローラ16dとを有する。高周波受信装置16aは上記高周波送信装置12bで高周波信号に変調された後に主電力線11及び引込電力線13に重畳させて送信された指令情報を受信して復調する機能を有する。また低周波送受信装置16bは後述する低周波送受信装置17aで低周波信号に変調された後に引込電力線13に重畳させて送信された端末機情報を受信して復調する機能を有する。更に第2コントローラ16dには第2メモリ16eが接続される。この第2メモリ16eには、指令情報が正規のルートから送信された情報であるか否かを識別するための第2暗証番号と、ルータ14の固有情報(例えば、ルータ14の識別番号)とが記憶される。なお、図1中の符号16fはスイッチ16cを開閉させる駆動回路である。
端末機情報送受手段17はルータ14に関する端末機情報を送受信するように構成される。具体的には、端末機情報送受手段17は、ルータ14からの端末機情報を送受信する低周波送受信装置17aと、低周波送受信装置17aを制御する第3コントローラ17bとを有する。低周波送受信装置17aはルータ14からの端末機情報を引込電力線13を介して受信する機能と、この端末機情報を10kHz〜2000kHz、好ましくは10kHz〜450kHzの低周波信号に変調した後に引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する機能とを有する。また第3コントローラ17bには第3メモリ17cが接続される。この第3メモリ17cには、ルータ14の固有情報(例えば、ルータの識別番号)が記憶される。なお、図1中の符号21は、主電力線11及び引込電力線13を介して供給される商用電力をルータ14に適した電力に変換するルータ電源である。
このように構成された電源制御システムの動作を説明する。構外のサポートセンタの管理者が構内の管理者からルータ14が異常であるという連絡を、電話、携帯電話、ファクシミリ等にて受けると、構外のサポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。ここで、指令情報には、異常のルータ14の識別番号と第1暗証番号と第2暗証番号とが含まれる。制御機12の第1コントローラ12cは上記指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較して第1暗証番号が一致すると、高周波送信装置12bから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。このとき制御機12と電力断続手段16が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号を用いて指令情報を送受信しているため、確実に通信することができる。
一方、端末機情報送受手段17の低周波送受信装置17aはルータ13の端末機情報を低周波信号として引込電力線13に重畳させて受信し、端末機情報送受手段17の第3コントローラ17bは上記端末機情報を第3メモリ17cに記憶された第3記憶情報と比較して、ルータ14の識別番号が一致すると、低周波送受信装置17aから上記端末機情報を低周波信号として引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この端末機情報は電力断続手段16の低周波送受信装置16bにより受信される。端末機情報送受手段17と電力断続手段16は同一構内で比較的近接して設置されているため、ノイズの侵入し易い低周波信号を用いて端末機情報を送受信しても、確実に通信することができるとともに、安価な低周波送受信装置16b,17aを用いることにより電源制御システムの構築コストを低減することができる。電力断続手段16の第2コントローラ16dは上記指令情報及び端末機情報を第2メモリ16eに記憶された第2記憶情報と比較して、第2暗証番号及びルータ14の識別番号が一致すると、駆動回路16fを制御してスイッチ16cを所定時間だけ開いてルータ14の電源を切った後に、スイッチ16cを再び閉じてルータ14の電源を再投入する。この結果、構外のサポートセンタの管理者が上記構内に赴くことなく、ルータ14が再起動されるので、ルータ14の異常を解消できる。
一方、ルータ14の設置場所を同一構内で変更した場合、構外のサポートセンタの管理者がルータ14が異常である旨の連絡を受けると、サポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信して、制御機12が電力断続手段16及び端末機情報送受手段17を介して異常なルータ14を捜し出すことができるので、構外のサポートセンタの管理者が上記構内に赴くことなく、上記ルータ14の異常を解消できる。この結果、ルータ14の設置場所を同一構内で変更しても、構内にローカルエリアネットワークを新たに構築することなく、構外からルータ14への電力の供給を断続制御することができる。
図2は本発明の第2の実施の形態を示す。図2において図1と同一符号は同一部品を示す。この実施の形態では、単一の電力断続手段16に2本の第1及び第2引込電力線51,52を介して2台の端末機14,54が接続され、上記第1及び第2引込電力線51,52に第1及び第2端末機情報送受手段61,62がそれぞれ設けられ、これらの第1及び第2端末機情報送受手段61,62には第1及び第2引込電力線51,52を断続するスイッチ61b,62bがそれぞれ設けられる。上記2台の端末機はルータ14とサーバ54である。電力断続手段16の引込電力線13の先端部にはコンセント53が設けられ、このコンセント53には単一のプラグ56aと2連コンセント56bとを有する延長コード56が接続される。2連コンセント56bには2つのプラグ差込み口(図示せず)が設けられる。一方のプラグ差込み口には第1引込電力線51のプラグ51aが接続され、他方のプラグ差込み口には第2引込電力線52のプラグ52aが接続される。第1引込電力線51の先端部にはルータ14が接続されるとともに、第1引込電力線51の途中にはルータ14用の第1端末機情報送受手段61が設けられる。また第2引込電力線52の先端部にはサーバ54が接続されるとともに、第2引込電力線52の途中にはサーバ54用の第2端末機情報送受手段62が設けられる。更に電力断続手段16の低周波送受信装置16bは、第1及び第2端末機情報送受手段61,62の低周波送受信装置61a,62aで低周波信号に変調された後に第1及び第2引込電力線51,52に重畳させて送信された端末機情報を受信して復調する機能と、第2コントローラ16dからのスイッチ61b,62bの開閉に関する指令情報を低周波信号に変調した後に第1及び第2引込電力線51,52に重畳させて第1及び第2端末機情報送受手段61,62に送信する機能とを有する。
ルータ14用の第1端末機情報送受手段61は、ルータ14からの端末機情報を送受信する低周波送受信装置61aと、第1引込電力線51を断続する上記スイッチ61bと、低周波送受信装置61aを制御する第3コントローラ61cとを有する。低周波送受信装置61aはルータ14からの端末機情報を第1引込電力線51を介して受信する機能と、この端末機情報を10kHz〜2000kHz、好ましくは10kHz〜450kHzの低周波信号に変調した後に第1引込電力線51及び延長コード56に重畳させて電力断続手段16に送信する機能とを有する。また第3コントローラ61cには第3メモリ61dが接続される。この第3メモリ61dには、ルータ14の固有情報(例えば、ルータの識別番号)が記憶される。なお、図2中の符号61eはスイッチ61bを開閉する駆動回路である。
サーバ54用の第2端末機情報送受手段62は、サーバ54からの端末機情報を送受信する低周波送受信装置62aと、第2引込電力線52を断続するスイッチ62bと、低周波送受信装置62aを制御する第3コントローラ62cとを有する。低周波送受信装置62aはサーバ54からの端末機情報を第2引込電力線52を介して受信する機能と、この端末機情報を10kHz〜2000kHz、好ましくは10kHz〜450kHzの低周波信号に変調した後に第2引込電力線52及び延長コード56に重畳させて電力断続手段16に送信する機能とを有する。また第3コントローラ62cには第3メモリ62dが接続される。この第3メモリ62dには、サーバ54の固有情報(例えば、サーバ54の識別番号)が記憶される。なお、図2中の符号62eはスイッチ62bを開閉する駆動回路であり、符号57は、主電力線11、引込電力線13、延長コード56及び第2引込電力線52を介して供給される商用電力をサーバ54に適した電力に変換するサーバ電源である。上記以外は第1の実施の形態と同一に構成される。
このように構成された電源制御システムの動作を説明する。
<ルータ14のみに異常が発生した場合>
構外のサポートセンタの管理者が構内の管理者からルータ14が異常であるという連絡を、電話、携帯電話、ファクシミリ等にて受けると、構外のサポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。ここで、指令情報には、異常のルータ14の識別番号と第1暗証番号と第2暗証番号とが含まれる。制御機12の第1コントローラ12cは上記指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較して第1暗証番号が一致すると、高周波送信装置12bから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。このとき制御機12と電力断続手段16が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号を用いて指令情報を送受信しているため、確実に通信することができる。
<ルータ14のみに異常が発生した場合>
構外のサポートセンタの管理者が構内の管理者からルータ14が異常であるという連絡を、電話、携帯電話、ファクシミリ等にて受けると、構外のサポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。ここで、指令情報には、異常のルータ14の識別番号と第1暗証番号と第2暗証番号とが含まれる。制御機12の第1コントローラ12cは上記指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較して第1暗証番号が一致すると、高周波送信装置12bから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。このとき制御機12と電力断続手段16が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号を用いて指令情報を送受信しているため、確実に通信することができる。
一方、第1端末機情報送受手段61の低周波送受信装置61aはルータ14の端末機情報を低周波信号として第1引込電力線51に重畳させて受信し、第1端末機情報送受手段61の第3コントローラ61cは上記端末機情報を第3メモリ61dに記憶された第3記憶情報と比較して、ルータ14の識別番号が一致すると、低周波送受信装置61aから上記端末機情報を低周波信号として第1電力引込線51、延長コード56及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この端末機情報は電力断続手段16の低周波送受信装置16bにより受信される。第1端末機情報送受手段61と電力断続手段16は同一構内で比較的近接して設置されているため、ノイズの侵入し易い低周波信号を用いて端末機情報を送受信しても、確実に通信することができるとともに、安価な低周波送受信装置16b,61aを用いることにより電源制御システムの構築コストを低減することができる。電力断続手段16の第2コントローラ16dは上記指令情報及び端末機情報を第2メモリ16eに記憶された第2記憶情報と比較して、第2暗証番号及びルータ14の識別番号が一致すると、第1端末機情報送受手段61のスイッチ61bの断続指令を引込電力線13、延長コード56及び第1引込電力線51に重畳させて第1端末機情報送受手段61に送る。これにより第1端末機情報送受手段61の第3コントローラ61cはスイッチ61bを所定時間だけ開いてルータ14の電源を切った後に、スイッチ61bを再び閉じてルータ14の電源を再投入する。この結果、構外のサポートセンタの管理者が上記構内に赴くことなく、ルータ14を再起動することができるので、ルータ14の異常を解消できる。
<サーバ54のみに異常が発生した場合>
構外のサポートセンタの管理者が構内の管理者からサーバ54が異常であるという連絡を、電話、携帯電話、ファクシミリ等にて受けると、構外のサポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。ここで、指令情報には、異常のサーバ54の識別番号と第1暗証番号と第2暗証番号とが含まれる。制御機12の第1コントローラ12cは上記指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較して第1暗証番号が一致すると、高周波送信装置12bから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。このとき制御機12と電力断続手段16が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号を用いて指令情報を送受信しているため、確実に通信することができる。
構外のサポートセンタの管理者が構内の管理者からサーバ54が異常であるという連絡を、電話、携帯電話、ファクシミリ等にて受けると、構外のサポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。ここで、指令情報には、異常のサーバ54の識別番号と第1暗証番号と第2暗証番号とが含まれる。制御機12の第1コントローラ12cは上記指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較して第1暗証番号が一致すると、高周波送信装置12bから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。このとき制御機12と電力断続手段16が同一構内で互いに離れた位置に設置されていても、ノイズの侵入し難い高周波信号を用いて指令情報を送受信しているため、確実に通信することができる。
一方、第2端末機情報送受手段62の低周波送受信装置62aはサーバ54の端末機情報を低周波信号として第2引込電力線52に重畳させて受信し、第2端末機情報送受手段62の第3コントローラ62cは上記端末機情報を第3メモリ62dに記憶された第3記憶情報と比較して、サーバ54の識別番号が一致すると、低周波送受信装置62aから上記端末機情報を低周波信号として第2電力引込線52、延長コード56及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この端末機情報は電力断続手段16の低周波送受信装置16bにより受信される。第2端末機情報送受手段62と電力断続手段16は同一構内で比較的近接して設置されているため、ノイズの侵入し易い低周波信号を用いて端末機情報を送受信しても、確実に通信することができるとともに、安価な低周波送受信装置16b,62aを用いることにより電源制御システムの構築コストを低減することができる。電力断続手段16の第2コントローラ16dは上記指令情報及び端末機情報を第2メモリ62eに記憶された第2記憶情報と比較して、第2暗証番号及びサーバ54の識別番号が一致すると、第2端末機情報送受手段62のスイッチ62bの断続指令を引込電力線13、延長コード56及び第2引込電力線52に重畳させて第2端末機情報送受手段62に送る。これにより第2端末機情報送受手段62の第3コントローラ62cはスイッチ62bを所定時間だけ開いてサーバ54の電源を切った後に、スイッチ62bを再び閉じてサーバ54の電源を再投入する。この結果、構外のサポートセンタの管理者が上記構内に赴くことなく、サーバ54を再起動させるとができるので、サーバ54の異常を解消できる。
<ルータ14及びサーバ54の双方に異常が発生した場合>
構外のサポートセンタの管理者が構内の管理者からルータ14及びサーバ54が異常であるという連絡を、電話、携帯電話、ファクシミリ等にて受けると、構外のサポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。ここで、指令情報には、異常のルータ14の識別番号とサーバ54の識別番号と第1暗証番号と第2暗証番号とが含まれる。制御機12の第1コントローラ12cは上記指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較して第1暗証番号が一致すると、高周波送信装置12aから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。
構外のサポートセンタの管理者が構内の管理者からルータ14及びサーバ54が異常であるという連絡を、電話、携帯電話、ファクシミリ等にて受けると、構外のサポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信する。ここで、指令情報には、異常のルータ14の識別番号とサーバ54の識別番号と第1暗証番号と第2暗証番号とが含まれる。制御機12の第1コントローラ12cは上記指令情報を第1メモリ12dに記憶された第1記憶情報と比較して第1暗証番号が一致すると、高周波送信装置12aから上記指令情報を高周波信号として主電力線11及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この指令情報は電力断続手段16の高周波受信装置16aにより受信される。
一方、第1端末機情報送受手段61の低周波送受信装置61aはルータ14の端末機情報を低周波信号として第1引込電力線51に重畳させて受信し、第1端末機情報送受手段62の第3コントローラ62cは上記端末機情報を第3メモリ62dに記憶された第3記憶情報と比較して、ルータ14の識別番号が一致すると、低周波送受信装置62aから上記端末機情報を低周波信号として第1電力引込線51、延長コード56及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この端末機情報は電力断続手段16の低周波送受信装置16bにより受信される。また第2端末機情報送受手段62の低周波送受信装置62aはサーバ54の端末機情報を低周波信号として第2引込電力線52に重畳させて受信し、第2端末機情報送受手段62の第3コントローラ62cは上記端末機情報を第3メモリ62dに記憶された第3記憶情報と比較して、サーバ54の識別番号が一致すると、低周波送受信装置62aから上記端末機情報を低周波信号として第2電力引込線52、延長コード56及び引込電力線13に重畳させて電力断続手段16に送信する。この端末機情報は電力断続手段16の低周波送受信装置16bにより受信される。電力断続手段16の第2コントローラ16dは上記指令情報及び端末機情報を第2メモリ16eに記憶された第2記憶情報と比較して、第2暗証番号とルータ14の識別番号とサーバ54の識別番号が一致すると、電力断続手段16のスイッチ16cを所定時間だけ開いてルータ14及びサーバ54の電源を切った後に、スイッチ16cを再び閉じてルータ14及びサーバ54の電源を再投入する。この結果、構外のサポートセンタの管理者が上記構内に赴くことなく、ルータ14及びサーバ54を再起動させることができるので、ルータ14及びサーバ54の異常を解消できる。
なお、ルータ14又はサーバ54の設置場所を同一構内で変更した場合、構外のサポートセンタの管理者がルータ14又はサーバ54が異常である旨の連絡を受けると、サポートセンタのコンピュータ18からWAN19を介して制御機12のモデム12aに指令情報を送信して、制御機12が電力断続手段16及び端末機情報送受手段61,62を介して異常なルータ14又はサーバ54を捜し出すことができるので、構外のサポートセンタの管理者が上記構内に赴くことなく、上記ルータ14又はサーバ54の異常を解消できる。この結果、ルータ14又はサーバ54の設置場所を同一構内で変更しても、構内にローカルエリアネットワークを新たに構築することなく、構外からルータ14又はサーバ54への電力の供給を断続制御することができる。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、指令部として構外のサポートセンタの管理者が操作するコンピュータを挙げたが、構外のシステム管理会社の管理者が操作するコンピュータであってもよい。またに、上記第1の実施の形態では、電力断続手段に単一の端末機情報送受手段を介して単一のルータを接続し、上記第2の実施の形態では、電力断続手段に2台の端末機情報送受手段を接続し、一方の端末機情報送受手段にルータを接続し、他方の端末機情報送受手段にサーバを接続したが、電力断続手段に3台又は4台以上の端末機情報送受手段を接続し、それぞれの端末機情報送受手段に複数のルータやサーバを接続してもよい。また、第1及び第2の実施の形態では、制御機に高周波送信装置を設け、電力断続手段に高周波受信装置を設けたが、装置の共通化を図るために制御機及び電力断続手段に高周波送受信装置をそれぞれ設けてもよい。また、第1の実施の形態では、電力断続装置に低周波送受信装置を設けたが、低周波受信装置を設けてもよい。また、第1の実施の形態では、電力断続手段及び端末機情報送受手段を別々の装置で構成したが、電力断続手段及び端末機情報送受手段を単一の装置で構成してもよい。更に、第1の実施の形態では、端末機としてルータを挙げ、商用電力をルータに適した電力に変換するルータ用電源を挙げたが、端末機はサーバであってもよく、商用電力をサーバに適した電力に変換するサーバ用電源であってもよい。
11 主電力線
12 制御機
12a モデム
12b 高周波送信装置
12c 第1コントローラ
12d 第1メモリ
13,51,52 引込電力線
14 ルータ(端末機)
16 電力断続手段
16a 高周波受信装置
16b,61a,62a 低周波送受信装置
16c,61b,62b スイッチ
16d 第2コントローラ
16e 第2メモリ
17,61,62 端末機情報送受手段
17b,61c,62c 第3コントローラ
17c,61d,62d 第3メモリ
18 サポートセンタのコンピュータ(指令部)
19 WAN
54 サーバ(端末機)
12 制御機
12a モデム
12b 高周波送信装置
12c 第1コントローラ
12d 第1メモリ
13,51,52 引込電力線
14 ルータ(端末機)
16 電力断続手段
16a 高周波受信装置
16b,61a,62a 低周波送受信装置
16c,61b,62b スイッチ
16d 第2コントローラ
16e 第2メモリ
17,61,62 端末機情報送受手段
17b,61c,62c 第3コントローラ
17c,61d,62d 第3メモリ
18 サポートセンタのコンピュータ(指令部)
19 WAN
54 サーバ(端末機)
Claims (4)
- 指令部にワイドエリアネットワークを介して接続されるとともに主電力線に接続された制御機と、
前記制御機と同一の構内に設けられ前記制御機に前記主電力線及び引込電力線を介して接続された端末機と、
前記引込電力線に設けられ前記主電力線から前記端末機への電力の供給を断続する電力断続手段と、
前記電力断続手段と前記端末機との間の前記引込電力線に設けられ前記端末機に関する端末機情報を送受信する端末機情報送受手段と
を備えた電源制御システムであって、
前記制御機が前記ワイドエリアネットワークを介して受信した前記指令部からの前記指令情報を前記主電力線及び前記引込電力線に重畳して前記電力断続手段に送信し、前記端末機情報送受手段が前記引込電力線に重畳して受信した前記端末機情報を前記引込電力線に重畳して前記電力断続手段に送信し、前記電力断続手段が前記指令情報及び前記端末機情報に基づいて前記主電力線から前記端末機への電力の供給を断続制御するように構成されたことを特徴とする電源制御システム。 - 制御機が、指令部からの指令情報をワイドエリアネットワークを介して受信するモデムと、前記指令情報を前記主電力線に重畳して電力断続手段に送信する高周波送信装置と、前記モデムの受信した指令情報を第1メモリに記憶された第1記憶情報と比較するとともに前記高周波送信装置を制御する第1コントローラとを有し、
前記電力断続手段が、前記高周波送信装置からの指令情報を受信する高周波受信装置と、端末機情報送受手段からの端末機情報を受信する低周波送受信装置と、前記引込電力線を断続するスイッチと、前記指令情報及び前記端末機情報を第2メモリに記憶された第2記憶情報とを比較するとともに前記スイッチを制御する第2コントローラとを有し、
前記端末機情報送受手段が、端末機からの端末機情報を送受信する低周波送受信装置と、前記端末機情報を第3メモリに記憶された第3記憶情報と比較するとともに前記低周波送受信装置を制御する第3コントローラとを有する請求項1記載の電源制御システム。 - 指令部が構外のサポートセンタ又はシステム管理会社の管理者が操作するコンピュータであり、端末機がルータ又はサーバのいずれか一方又は双方である請求項1記載の電源制御システム。
- 単一の電力断続手段に複数の引込電力線を介して複数の端末機が接続され、前記複数の引込電力線に端末機情報送受手段がそれぞれ設けられ、前記複数の端末機情報送受手段に各引込電力線を断続するスイッチがそれぞれ設けられた請求項2記載の電源制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008095184A JP2009253364A (ja) | 2008-04-01 | 2008-04-01 | 電源制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008095184A JP2009253364A (ja) | 2008-04-01 | 2008-04-01 | 電源制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009253364A true JP2009253364A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41313672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008095184A Withdrawn JP2009253364A (ja) | 2008-04-01 | 2008-04-01 | 電源制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009253364A (ja) |
-
2008
- 2008-04-01 JP JP2008095184A patent/JP2009253364A/ja not_active Withdrawn
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