JP2009251066A - 画像表示装置、画像輝度制御装置および画像輝度制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることを目的とする。
【解決手段】画像表示装置1は、表示パネル2にデジタル映像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置1であって、表示パネル2に表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出部9と、表示パネル2に表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出部10と、平均輝度検出部9で検出した平均輝度と部分高輝度検出部10で検出した部分高輝度の割合とに基づいて表示パネル2に表示する表示画像の明るさを制御する表示輝度制御部8とを備えている。
【選択図】図4
【解決手段】画像表示装置1は、表示パネル2にデジタル映像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置1であって、表示パネル2に表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出部9と、表示パネル2に表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出部10と、平均輝度検出部9で検出した平均輝度と部分高輝度検出部10で検出した部分高輝度の割合とに基づいて表示パネル2に表示する表示画像の明るさを制御する表示輝度制御部8とを備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像表示装置、画像輝度制御装置および画像輝度制御方法に関する。
近年、画像表示パネルにデジタル映像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置の薄型・大画面化が進行している。
画像表示装置は、デジタル映像信号の内容に応じて表示される画像輝度が適宜変化する。例えば、表示エリア全体の画像が明るい場合は画像輝度が高くなり、ユーザにとって眩しさを感じるようになる。そのため、従来の画像表示装置は、画像全体の輝度の平均値が高くなると画像輝度を下げ、ユーザに眩しさを感じさせないようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−241253号公報
このように従来の画像表示装置では、全体画像の輝度平均値を算出し、この輝度平均値が高くなったときに画像輝度を下げるようにしていた。そのため、表示パネル内の一部の表示エリアに輝度の高い画像領域が存在した場合であっても、輝度平均値が高くならない場合には画像輝度を抑えるようにはしていなかった。
しかしながら、表示パネルの大型化が進むにつれて新たな問題が発生してきている。すなわち、表示パネルの大きさが40型、50型のように大きいサイズになった場合には、たとえ画像の一部分といえどもパネルからあまり離れていない距離から見た場合には相当に大きい面積になり、部分的であっても輝度が高くなると眩しさを感じる場合があって、視認性が悪くなるという課題があった。
そこで本発明は、表示画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることが可能な画像表示装置、画像輝度制御装置および画像輝度制御方法を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、表示パネルにデジタル映像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置であって、表示パネルに表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出部と、表示パネルに表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出部と、平均輝度検出部で検出した平均輝度と部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合とに基づいて表示パネルに表示する表示画像の明るさを制御する表示輝度制御部とを備えたことを特徴とする。
このような構成により、平均輝度検出部で検出した平均輝度と部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合とに基づいて表示パネルに表示する表示画像の明るさを制御することができ、画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることができる。
次に本発明の画像輝度制御装置は、液晶表示パネルを背面から照明するバックライトの輝度制御によって液晶表示パネルでの表示画像の明るさを制御する画像輝度制御装置であって、液晶表示パネルに表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出部と、液晶表示パネルに表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出部と、平均輝度検出部で検出した平均輝度と部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合とに基づいてバックライトの輝度を制御する表示輝度制御部とを備えたことを特徴とする。
このような構成により、平均輝度検出部で検出した平均輝度と部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合とに基づいてバックライトの輝度を制御することができ、画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることができる。
次に本発明の画像輝度制御方法は、液晶表示パネルを背面から照明するバックライトの輝度制御によって液晶表示パネルでの表示画像の明るさを制御する画像輝度制御方法であって、液晶表示パネルに表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出ステップと、液晶表示パネルに表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出ステップと、平均輝度と部分高輝度の割合とに基づいてバックライトの輝度を制御する輝度制御ステップとを備えていることを特徴とする。
このような方法によれば、平均輝度検出部で検出した平均輝度と部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合とに基づいてバックライトの輝度を制御することができ、画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることができる。
本発明によれば、表示画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることが可能な画像表示装置、画像輝度制御装置および画像輝度制御方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態)
最初に、図1から図3を参照しながら、本発明の実施の形態における画像表示装置1の視認環境について説明する。
最初に、図1から図3を参照しながら、本発明の実施の形態における画像表示装置1の視認環境について説明する。
図1は本発明の実施の形態における画像表示装置1の外観図、図2は同画像表示装置1の画面サイズによる視覚効果を説明する要部拡大図、図3は同画像表示装置1における眩しさを説明する特性図である。
図1に示すように、画像表示装置1の表示パネル2に表示された画像をユーザ3が見ているときに、例えば雪山の風景を表示している画像シーンでは画面輝度はやや高くなる。その中でも、特に雪のある領域20の白色の画像輝度は高い。
このような画像シーンを、図2に示すように、大画面の表示パネル2(表示面積がSa)に表示した場合は、雪のある領域20の部分の輝度が高い(部分高輝度)ためユーザ3にとって眩しく感じられる。一方、比較的小さな表示パネル2a(表示面積がSbで、Sb<Saであるパネル)で同様に雪山の風景を表示した場合は、画面全体に占める高輝度な領域20aの割合が領域20と同じ割合であったとしても、領域20aの面積Sbは領域20の面積Saと比較して小さいため、同じ距離で画面を見ているユーザ3にはあまり眩しく感じられない。
ユーザ3が同じ距離から表示パネル2の画像を見ている場合、図3に示すように、一般的にユーザ3の目の位置における円形刺激の直径が大きいほど眩しさを感じはじめる輝度が低くなる。一方、ユーザ3にとって円形刺激の直径が小さいほど眩しさを感じはじめる輝度が高くなることが知られている。例えば、図3の曲線Aはユーザ3の順応輝度が80cd/m2のときの特性であり、曲線Bは順応輝度が5cd/m2のときの特性である。このように、ユーザ3が眩しさを感じはじめる輝度は同じ距離で画面を見たときに、画面が大きいほど眩しさを感じはじめる輝度は低くなり、画面が小さいほど眩しさを感じはじめる輝度は高くなる。さらに、画面の周囲が明るいと眩しさを感じはじめる輝度は高くなり、周囲が暗くなると眩しさを感じはじめる輝度は低くなる。
そこで、本実施の形態における画像表示装置1は、このような部分高輝度の領域があっても眩しさを抑えるために、表示輝度制御部8(図4)を備えている。この表示輝度制御部8の詳細については後述する。
次に、図4から図5を用いて、画像表示装置1の構成および動作について説明する。図4は本発明の実施の形態における画像表示装置1の回路ブロック図、図5は同画像表示装置1の表示パネル2の回路ブロック図、図6は同画像表示装置1における動作の流れを示すフローチャートである。
画像表示装置1は、図4に示すように、電波を受信するアンテナ4と、アンテナ4を介して選局した番組のデジタル映像信号を出力するチューナ部5と、チューナ部5から出力されたデジタル映像信号を復調、輝度信号処理、色信号処理、同期処理などの公知の映像信号処理を行う映像信号処理部6と、映像信号を所定の駆動用信号21に変換するパネル駆動部7と、パネル駆動部7で駆動した画面に画像を表示する表示パネル2と、画像の平均輝度を検出する平均輝度検出部9と、表示パネル2に表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出部10と、表示輝度制御部8と、制御部13とを備えている。
表示輝度制御部8は、平均輝度検出部9で検出した平均輝度と部分高輝度検出部10で検出した部分高輝度の割合とに基づいてあらかじめ作成された設定値テーブル12に応じた設定出力22を表示パネル2に出力する表示輝度設定部11とを備えている。制御部13はマイクロコンピュータを備え、これらの各部の動作を制御する。
このような構成により、平均輝度検出部9で検出した平均輝度と部分高輝度検出部10で検出した部分高輝度の割合とに基づいて表示パネル2の表示画像の明るさを制御することができ、画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることができる。
本実施の形態では表示パネル2を液晶表示パネルとして、以後説明する。
表示パネル2は、液晶表示パネル2bと、液晶表示パネル2bを背面から照明するバックライト2cと、表示輝度設定部11から出力した設定出力22に応じてバックライト2cの輝度を制御するバックライト制御部2dとを備えている。バックライト制御部2dは、例えばバックライト2cの点灯と非点灯との比率を制御して輝度を制御する。
次に、図6を用いて、画像表示装置1の動作について説明する。図6に示すように、画像表示装置1は、映像信号処理部6から供給された表示画像のデジタル映像信号を読み込み(ステップS1)、平均輝度検出部9でデジタル映像信号画像の平均輝度を検出する(ステップS2)とともに、部分高輝度検出部10で、画像の内、所定の閾値の輝度を超える高輝度画素の面積が画面全体に対して占める割合を検出する(ステップS3)。ここで設定する所定の閾値とは、ユーザが画面上のその部分を見たときに眩しいと感じるレベル、例えば白を100としたときに70以上のレベルに設定する。
そして、表示輝度制御部8に備えた表示輝度設定部11で、これらの平均輝度と部分高輝度の割合との両者の出力に基づいて、眩しさを抑えるように液晶表示パネル2bに表示する画像の明るさ(輝度)をあらかじめ設定値テーブル12として作成しておき、この設定値テーブル12から得られる値に応じて設定する(ステップS4)。その設定出力22に基づき、バックライト制御部2dでバックライト2cを制御し、液晶表示パネル2bに表示する画像の輝度を制御する(ステップS5)。
次に、図7および図8を参照しながら、バックライト2cの輝度制御について説明する。図7は本発明の実施の形態における画像表示装置1のバックライト輝度の制御特性を示す特性図、図8は同画像表示装置1のバックライト輝度の制御特性を示す特性図である。
まず、図7を用いて、平均輝度に基づくバックライト2cの輝度制御について説明する。図7に示すように、バックライト制御部2dの設定に用いる設定値テーブル12(図4)には、例えば平均輝度が40%以上で直線30となり、バックライト2cの輝度を100%に維持する設定出力22となるテーブルを記憶している。これにより、画像の平均輝度が高くなるとユーザ3が画像を見たときに眩しいと感じるようになるが、平均輝度が高くても画像全体が灰色に近い画像シーンであって部分高輝度の割合が小さい場合にはあまり眩しく感じられない。このような画像シーンに対しては、バックライト2cの輝度を高めに維持(100%)して画像の明るさを維持する。このため、従来のバックライト制御のように、表示画像が灰色の場合でも破線31のようにバックライト2cの輝度を下げることがなく、明るさを維持することができる。
一方、設定値テーブル12は平均輝度が40%未満で直線32に従った値を出力し、平均輝度が下がるにつれてバックライト2cの輝度を下げるような値を出力する。
一般的に、画像の平均輝度が低くなって画像全体が暗いシーンになってもバックライト2cの輝度を高い状態に保ったままにするとバックライト2cの光が液晶表示パネル2bから漏れて通過してしまう。このために、黒く表示されるべき部分が灰色となり黒浮きと呼ばれる現象が発生する。よって、平均輝度が下がるのに伴ってバックライト2cの輝度も下げる。これにより、暗部の多い画像シーンでの黒浮きを抑え、本来の低輝度で画像を表示することができ、黒を沈め締まった自然な画像を表示することができる。さらに、バックライト2cの輝度を下げることにより、消費電力を低減することもできる。
次に、図8を用いて、部分高輝度の割合に基づくバックライト2cの輝度制御について説明する。図8に示すように、バックライト制御部2dで用いる設定値テーブル12は、例えば部分高輝度の割合が20%未満はバックライト2cの輝度を100%に維持し、20%以上から80%未満は部分高輝度の割合が高くなるのに応じて徐々に80%まで輝度を下げ、80%以上では80%に輝度を維持するようにする。このことを図8では曲線33で示している。
これにより、表示画像中に眩しく感じられる部分が大きい場合にバックライト2cの輝度を下げることができる。特に、平均輝度が低い画像の場合であっても、部分高輝度の割合が大きい場合はバックライト2cの輝度を下げることができる。よって、ユーザ3があまり眩しさを感じない画像シーン、例えば画面全体が灰色の画像シーンの場合には平均輝度は高くなるが、図7の破線31のようにバックライト2cの輝度を平均輝度レベルが高くなるに従って下げないように、画像輝度の明るさを維持することができる。
設定値テーブル12の出力結果は、例えば画像の平均輝度をUとし、部分高輝度の割合をVとして、バックライト2cの輝度の設定値Yとすると、Y=F1(U)*F2(V)で算出することができる。なお、Y=F1(U)+F2(V)あるいはY=F(U,V)のように、平均輝度Uと部分高輝度の割合Vの2つをパラメータとして設定するように表示輝度設定部11をプログラミングしてもよい。演算結果により、出力Yは出力段階で100%に正規化される。
上記したようにバックライト制御部2dが設定出力22に応じてバックライト2cを制御することにより、図9に示すように、バックライト2cの輝度制御を行うことができる。
すなわち、画像全体の平均輝度が低い場合で、しかも眩しく感じられる部分高輝度の割合が少ない場合には、黒浮きを抑えるように直線32に従ってバックライト2cの輝度を下げるように設定する。このようにすることで、暗部の多い画像シーンにおいてバックライト2cによる黒浮きを抑え、本来の低輝度で画像を表示することができ、黒が沈んで、締まった自然な画像を表示する。また、消費電力も低減する。表示映像が暗いシーンの多い映画の場合に特に消費電力低減効果が大きい。
また、画像全体の平均輝度が低い場合で、眩しく感じられる部分高輝度の割合が多い場合には、ユーザ3は眩しく感じ、視認性が悪くなるため、曲線33(図8)に従って、眩しさを抑えるようにバックライト2cの輝度を下げる。
また、画像全体の平均輝度が高い場合で、眩しく感じられる部分高輝度の割合が少ない場合には、直線30(図7)に従って、バックライト2cの輝度を100%に維持する。これにより、表示画像の明るさを維持する。
また、画像全体の平均輝度が高い場合で、眩しく感じられる部分高輝度の割合が多い場合には、画像全体の平均輝度が高く、しかも画像中に眩しい部分高輝度の部分が一定面積以上あるのでユーザ3は非常に眩しく感じ、視認性が極めて悪くなる。従って、この場合にはバックライト2cの輝度を大きく下げるように設定する。例えば、曲線33(図8)に従って、バックライト2cの輝度を部分高輝度の割合に応じて100%から80%に制御する。このような画像の例としては、雪山の風景で大きな白く飽和してつぶれた領域20(図1)があるような場合があげられ、この白い部分が非常に眩しく感じられる。このような画像の場合には、バックライト2cの輝度を下げることにより眩しさを大幅に低減することができる。また、バックライト2cの輝度を相当下げても視覚上の明るさは十分に確保されるので画像の劣化はほとんどなく、かえって、白いピークの部分の明るさが適度に抑えられるので白つぶれが改善されて画質が向上する。
以上のように本実施の形態による画像表示装置1によれば、平均輝度検出部9で検出した平均輝度と部分高輝度検出部10で検出した部分高輝度の割合とに基づいて表示輝度制御部8が表示パネル2に表示する表示画像の明るさを制御することができ、画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることができる。表示パネル2が液晶表示パネル2bであれば、バックライト2cの輝度を制御することにより、画像の輝度を下げることなく維持しつつ、眩しさを抑えることができる。
その結果、どのような画像シーンでも、さらに表示パネル2のサイズが42型、50型のように大きく、しかもユーザ3が表示パネル2の画面からあまり離れていない距離から見ている場合であっても、ユーザ3に眩しさを感じさせないようにすることができる。
なお、この平均輝度と部分高輝度の割合の検出出力とバックライト2cの輝度制御の関係は、用いる画像表示素子、例えば液晶表示パネルの特性や、装置が使用される周囲の環境、表示される画像の種類(映画か、テレビ放送か、アニメーションか、等)、ユーザの好み等に応じて設定値テーブル12を更新するようにしてもよい。
例えば、航空機に搭載して用いられる画像表示装置1の場合、飛行中に室内の照明が暗く落とされる場合が多く、しかも、映画が表示されることが多い(映画の画面は一般的に比較的暗いシーンが多い)ので、バックライト2cの輝度を低くするように設定しておけばよい。
また、画像中の高輝度の部分を部分高輝度として検出する閾値Vthを、画像の平均輝度Uに応じて変えるようにすれば、よりキメの細かい検出、制御をすることができる。例えば、平均輝度の高い画像を見続けたユーザの視覚は、平均輝度Uに対して眩しさを感じる感覚が鈍感になることに鑑みれば図10(A)のようにVthを設定すればよく、平均輝度の低い画像(例えば映画)を見続けたユーザの視覚が平均輝度Uに対して眩しさを感じる感覚が鋭敏になることに鑑みれば図10(B)のようにVthを設定すればよい。このような検出、制御の設定を切り換えることができるように表示輝度設定部11を構成しておくことは有効である。
なお、本実施の形態においては液晶表示パネル2bを例として説明したがこれに限定されない。例えば、プラズマ表示パネルやEL表示パネルであっても、同様に表示画像の明るさを制御することができ、平均輝度が高くても部分高輝度の割合が小さい場合は明るさを維持し、平均輝度が低くても部分高輝度の割合が大きい場合は明るさを抑えることによって眩しさを抑えることができる。
本発明によれば、表示画像の一部分に高い輝度の部分がある場合にも眩しさを低減し、視認性をよくすることができるので、画像表示装置、画像輝度制御装置および画像輝度制御方法として有用である。
1 画像表示装置
2,2a 表示パネル
2b 液晶表示パネル
2c バックライト
2d バックライト制御部
3 ユーザ
4 アンテナ
5 チューナ部
6 映像信号処理部
7 パネル駆動部
8 表示輝度制御部
9 平均輝度検出部
10 部分高輝度検出部
11 表示輝度設定部
12 設定値テーブル
13 制御部
21 駆動用信号
22 設定出力
2,2a 表示パネル
2b 液晶表示パネル
2c バックライト
2d バックライト制御部
3 ユーザ
4 アンテナ
5 チューナ部
6 映像信号処理部
7 パネル駆動部
8 表示輝度制御部
9 平均輝度検出部
10 部分高輝度検出部
11 表示輝度設定部
12 設定値テーブル
13 制御部
21 駆動用信号
22 設定出力
Claims (13)
- 表示パネルにデジタル映像信号に基づいた画像を表示する画像表示装置であって、
前記表示パネルに表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出部と、
前記表示パネルに表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出部と、
前記平均輝度検出部で検出した平均輝度と前記部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合とに基づいて前記表示パネルに表示する表示画像の明るさを制御する表示輝度制御部と
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 前記表示パネルは液晶表示パネルであって、
前記表示輝度制御部は、前記液晶表示パネルを背面から照明するバックライトの輝度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合が所定の割合より大きいときに前記バックライトの輝度を下げることを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
- 前記平均輝度検出部で検出した平均輝度の値に応じて前記所定の閾値を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記平均輝度検出部で検出した平均輝度の値が所定の値より小さいときに前記バックライトの輝度を下げることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 液晶表示パネルを背面から照明するバックライトの輝度制御によって前記液晶表示パネルでの表示画像の明るさを制御する画像輝度制御装置であって、
前記液晶表示パネルに表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出部と、
前記液晶表示パネルに表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出部と、
前記平均輝度検出部で検出した平均輝度と前記部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合とに基づいて前記バックライトの輝度を制御する表示輝度制御部と
を備えたことを特徴とする画像輝度制御装置。 - 前記部分高輝度検出部で検出した部分高輝度の割合が所定の割合より大きいときに前記バックライトの輝度を下げることを特徴とする請求項6に記載の画像輝度制御装置。
- 前記平均輝度検出部で検出した平均輝度の値に応じて前記所定の閾値を変更することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像輝度制御装置。
- 前記平均輝度検出部で検出した平均輝度の値が所定の値より小さいときに前記バックライトの輝度を下げることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の画像輝度制御装置。
- 液晶表示パネルを背面から照明するバックライトの輝度制御によって前記液晶表示パネルでの表示画像の明るさを制御する画像輝度制御方法であって、
前記液晶表示パネルに表示する画像の平均輝度を検出する平均輝度検出ステップと、
前記液晶表示パネルに表示する画像の内、所定の閾値の輝度を超える部分高輝度の割合を検出する部分高輝度検出ステップと、
平均輝度と部分高輝度の割合とに基づいて前記バックライトの輝度を制御する輝度制御ステップとを備えていることを特徴とする画像輝度制御方法。 - 前記部分高輝度検出ステップで検出した部分高輝度の割合が所定の割合より大きいときに前記バックライトの輝度を下げることを特徴とする請求項10に記載の画像輝度制御方法。
- 前記平均輝度検出ステップで検出した平均輝度の値に応じて前記所定の閾値を変更することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の画像輝度制御方法。
- 前記平均輝度検出ステップで検出した前記平均輝度の値が所定の値より小さいときに前記バックライトの輝度を下げることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか1項に記載の画像輝度制御方法。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9697759B2 (en) | 2013-10-08 | 2017-07-04 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Drive device, non-transitory computer readable medium, process for display medium and display apparatus |
US10319341B2 (en) | 2015-11-17 | 2019-06-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device and method for displaying content thereof |
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2008
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