JP2009249742A - 自己点滴用肌着 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、肌着に抗ガン剤などの点滴用薬液ボトルを保持させるため、点滴用薬液ボトルの重さから肌着が垂れたり伸びたりしないようにした自己点滴用肌着を提供する。
【解決手段】本発明の自己点滴用肌着は、前身衣1の肩部稜線2から胸下部に至る2本並列のバイアステープ3,4を縫着し、該バイアステープ3,4の最下部同士をバイアステープ5で連結縫着する。そして、前記バイアステープ3,4の胸下部付近にメッシュ加工した点滴用薬液ボトルポケット6を縫着し、該点滴用薬液ボトルポケット6の上部開口部にはゴム紐等の柔軟性紐7を取り付けて点滴用薬液ボトル15が抜け落ちないようにする。また、襟口から袖口へ肩部稜線に沿って開くことができるように分離部分8が形成されており、該分離部分8には○印で示す円形の面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材9が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、肌着に抗ガン剤などの点滴用薬液ボトルを保持させるための自己点滴用肌着に関する。
近年著しい医学の発展により、抗ガン剤などの点滴は、右側首の付け根にある静動脈に自己によって注射針を入れて薬液を注入できるため、病院に入院しなくとも良くなってきている。
そのため、病院からの支給品としては、首から下げる袋状の物があるが、首が疲れる、ボトルが左右に動いて困るなどの課題があった。
従来、ベッドから離れるときに、点滴容器をハンガーに吊り下げた状態で移動する必要がなくなるポータブル点滴装置及びそれを保持するためのジャケットが知られている(特許文献1を参照)。
この公知技術は、点滴容器と、該点滴容器の内部に連通する輸液管と、該輸液管の先端に設けられた注射針と、前記点滴容器に実質的に一定の圧力を付与する装置を具備し、ハンガーに吊り下げて重力により点滴液を滴下させる代わりに、前記点滴容器に一定の圧力を付加することにより点滴液を一定の流量で押し出しているため、ジャケットのポケット等に入れて移動することができるものである。
また、多量の輸液を着装でき、しかも患者に重量感を与えず、外から見ても不自然な感じのしない点滴用上着衣が知られている(特許文献2を参照)。
この公知技術は、点滴用ジャケットの背部内側に医療用液体バックを収容する袋状部と、腕を通すための肩部から両脇付近にかけて内肩紐を設けているため、前記袋状部に医療用液体バックを収容し、前記内肩紐をかけて点滴用ジャケットを着ると、前記内肩紐によって点滴用液体バックを背負う形になるので、医療用液体バックの重みで背中が引っ張られる感じはなく、医療用液体バックの重みを感じないで自然に活動できるものである。
特開平11−123241号公報 特開平9−24086号公報
本発明は、肌着に抗ガン剤などの点滴用薬液ボトルを保持させるため、点滴用薬液ボトルの重さから肌着が垂れたり伸びたりしないようにした自己点滴用肌着を提供することを目的とする。
本発明は、肌着の前身衣と後身衣に肩部稜線から裾回りへバイアステープを縦方向に縫いつけ、このバイアステープに前身衣の適度な位置に抗ガン剤などの点滴用薬液ボトルポケットを形成して、前身衣と後身衣のバイアステープにより重さを分散して点滴用薬液ボトルを保持するものである。
前記肌着は襟口から袖口へ肩部稜線に沿って開くことができるように分離部分が形成されており、該分離部分には面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材が設けられている。
前記前身衣は襟口から裾部へ胸中心部を開くことができるように分離部分が形成されており、該分離部分には面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材が設けられている。
本発明の自己点滴用肌着では、長い人で数年間点滴を打ち続ける場合もあり、仕事をしつつ必要に応じて点滴を打つことが必要であり、点滴用薬液ボトルの取付位置は右脇下が位置的にはよく、また薬液用チューブが肩から通せることで便利になった。
本発明の自己点滴用肌着では、作業着の上から点滴用薬液ボトルが見えず、作業着の上からでは注射針も見えない為、仕事で営業や作業に携わることに抵抗がなくなった。
本発明の自己点滴用肌着では、肌着に点滴用薬液ボトルを保持しているので、マラソンやスキーなどを癌患者であっても楽しむことができる。
本発明によって肌着に新たな役割が生じ、今まで肌着は汗や体温を保持程度と考えられていたが、点滴用薬液や栄養剤などを体内に自己において注入することが安易となった。
本発明の自己点滴用肌着では、病院内は冷暖房が効いており、薄着であることからポケットが少なく、肌着にポケットを付けると、忘れてはならない物、貴重品などを入れておけるので移動に便利である。
点滴用薬液ボトルの溶液は、体温と相当に離れていると、点滴用薬液ボトルのガス類の圧力低下に繋がり、規定の薬液が体内に入らないという危険があり、本発明の自己点滴用肌着では、肌着にポケットを付けることにより体温と同じにすることによりそれら課題は防げる。
本発明の自己点滴用肌着では、襟口から袖口まで両方全てが開く肌着であり、それに点滴用薬液ボトルポケットを取り付けることにより、自己点滴が安全かつ簡単に行うことができる。
本発明の自己点滴用肌着の一実施例を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図1は、本発明の自己点滴用肌着の正面図であり、前身衣1の肩部稜線2から右胸下部に至る2本並列のバイアステープ3,4を縫着し、該バイアステープ3,4の最下部同士をバイアステープ5で連結縫着する。
そして、同図2に示すように前記バイアステープ3,4の右胸下部付近にメッシュ加工した点滴用薬液ボトルポケット6を縫着し、該点滴用薬液ボトルポケット6の上部開口部にはゴム紐等の柔軟性紐7を取り付けて点滴用薬液ボトルが抜け落ちないようにする。
また、従来の肌着では肩から首にかけて両方が開く肌着がなかったが、本発明の自己点滴用肌着は襟口から袖口へ肩部稜線に沿って開くことができるように分離部分8が形成されており、該分離部分8には○印で示す面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材9が設けられている。
なお、前身衣1の肩部稜線2から右胸下部に至る2本並列のバイアステープ3,4を示したが前身衣1の肩部稜線2から左胸下部に至る2本並列のバイアステープ3,4でも同様であり、図8に示している。
また、肩から首にかけて両方が開く肌着は、図4に示している。
図3は、本発明の自己点滴用肌着の背面図であり、後身衣10の肩部稜線2から裾回り18に至るバイアステープ11を縦方向に縫着し、前身衣1が下がらないように後ろから引っ張るように形成する。
前記後身衣10に縫い付けるバイアステープ11は、前身衣1が異常に下がらないようにしたものであり、点滴用薬液ボトルの重さを測り、強度を検討して本数を増やすなどの設計変更をすることができる。
また、前記後身衣10の襟部12には、肌着の中心がわかるようにハートマーク13を付ける。
図4は、本発明の自己点滴用肌着の両肩部に分離部分を設けた正面図を示し、図1及び図2に示したように襟口から袖口へ肩部稜線2に沿って開くことができるように分離部分8が形成されており、該分離部分8には○印で示す面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材9が設けられている。
この自己点滴用肌着では、襟口から袖口まで両肩部全てが開く肌着であり、それに点滴用薬液ボトルポケット6を取り付けることにより、自己点滴が安全かつ簡単に行えることができる。
図5は、本発明の自己点滴用肌着の前あき部分を設けた正面図を示し、図4の両肩部に前記分離部分8を設けた自己点滴用肌着に、さらに前あき部分14を設けた自己点滴用肌着を示し、襟口から裾回り18へ胸中心部を開くことができるように分離部分8が形成されており、該分離部分8には○印で示す面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材9が設けられている。
そして、前記固着部材9は、裾回り18から襟口へ向かって徐々に面ファスナー、ホック、ボタン等の間隔を狭めて形成し、面ファスナーのみでは点滴用薬液ボトルの重さに堪えられない場合もあることから、ホックやボタンなどを複数個付けて補強する。
次に、本発明の自己点滴用肌着の操作動作を添付図面に基づいて、以下に説明する。
図6は、本発明の自己点滴用肌着の使用状態を示す正面図であり、メッシュ加工した点滴用薬液ボトルポケット6に点滴用薬液ボトル15を入れ、該点滴用薬液ボトル15から薬液用チューブ16を介して右肩部の静動脈点滴用器具17に接続される。
その際、自己点滴用肌着の右肩部の分離部分8の襟口を広げて、前記静動脈点滴用器具17及び薬液用チューブ16を楽に装着することができる。
装着し終わったら、○印で示す面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材9を閉じる。
図7の本発明の自己点滴用肌着の使用状態を示す右側面図に示すように、点滴用薬液ボトル15の重さを前身衣1のバイアステープ3,4で上方に持ち上げ、さらに後身衣10のバイアステープ11で後からも引くことにより、肩に掛かる負担と布地に掛かる力を分散することができる。
また、前身衣1のバイアステープ3,4とすることにより、肌着の縦地に対して柔らかく馴染ませることができるし、バイアステープ3,4を複数とすることにより、引く力を分散させることができる。
図8は、本発明の自己点滴用肌着の左腕点滴注射時の使用状態を示す正面図であり、メッシュ加工した点滴用薬液ボトルポケット6に点滴用薬液ボトル15を入れ、該点滴用薬液ボトル15から薬液用チューブ16を介して左腕の注射針31に接続される。
その際、自己点滴用肌着の左袖部の分離部分8を広げて、前記注射針31及び薬液用チューブ16を楽に装着することができる。
装着し終わったら、○印で示す面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材9を閉じる。
なお、31は点滴用の注射針である。
図9の本発明の自己点滴用肌着の袖部の開放状態を示す左側面図に示すように、図9の袖部の開放状態から図10の袖部の閉鎖状態へ移動させることにより、本発明の自己点滴用肌着の装着を簡単に行うことができる。
なお、19は袖中心線、20は左袖下前身衣、21は袖縫い代、22は首回り、23はネックポイント、24はショルダーポイント、25は突き合わせた状態、26は左袖開放時(上前身衣)、27は左袖、28は肩縫い代、29は閉じた処(着用時)、30は前部移動図である。
このように、本発明の自己点滴用肌着は、点滴用薬液ボトル15の重さから肌着が垂れたり伸びたりしないよう、前身衣1に複数本のバイアステープ3,4と後身衣に複数本のバイアステープ11を適度な長さにして縫い付けることで、点滴用薬液ボトル全体の重さが1カ所に集中しないよう工夫した。
前あき部分14では、芯を張るなどの丈夫にして、垂れることを防いでいる。
点滴用薬液ボトル15の重さを肩の部分で均等になるようにし、面ファスナーのみでは重さに堪えられない場合もあることから、ホックやボタンなどを複数個付けて補強する。
点滴用薬液ボトル15を入れるポケット6は、大きめのメッシュとし、全体の軽さを求めている。
点滴用薬液ボトルポケット6の口部分では、ゴム紐等の柔軟性紐7を取り付けるなどで点滴用薬液ボトル15が抜けて落ちることを防ぎ、中身の検証もできるようにした。
また、点滴用薬液ボトルポケット6に洗濯時にも塵が溜まらず良い。
本発明の自己点滴用肌着の正面図である。 本発明の自己点滴用肌着の点滴用薬液ボトルポケットを設けた正面図である。 本発明の自己点滴用肌着の背面図である。 本発明の自己点滴用肌着の両肩部に分離部分を設けた正面図である。 本発明の自己点滴用肌着の前あき部分を設けた正面図である。 本発明の自己点滴用肌着の使用状態を示す正面図である。 本発明の自己点滴用肌着の使用状態を示す右側面図である。 本発明の自己点滴用肌着の左腕点滴注射時の使用状態を示す右側面図である。 本発明の自己点滴用肌着の袖部の開放状態を示す左側面図である。 本発明の自己点滴用肌着の袖部の閉鎖状態を示す左側面図である。
符号の説明
1 前身衣
2 肩部稜線
3 バイアステープ
4 バイアステープ
5 バイアステープ
6 点滴用薬液ボトルポケット
7 柔軟性紐
8 分離部分
9 固着部材
10 後身衣
11 バイアステープ
12 襟口
13 ハートマーク
14 前あき部分
15 点滴用薬液ボトル
16 薬液用チューブ
17 静動脈点滴用器具
18 裾回り
19 袖中心線
20 左袖下前身衣
21 袖縫い代
22 首回り
23 ネックポイント
24 ショルダーポイント
25 突き合わせた状態
26 左袖開放時(上前身衣)
27 左袖
28 肩縫い代
29 閉じた処(着用時)
30 前部移動図
31 注射針

Claims (3)

  1. 肌着の前身衣と後身衣に肩部稜線から裾回りへバイアステープを縦方向に縫いつけ、このバイアステープに前身衣の適度な位置に点滴用薬液ボトルポケットを形成して、前身衣と後身衣のバイアステープにより重さを分散して点滴用薬液ボトルを保持することを特徴とする自己点滴用肌着。
  2. 前記肌着は襟口から袖口へ肩部稜線に沿って開くことができるように分離部分が形成されており、該分離部分には面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の自己点滴用肌着。
  3. 前記前身衣は襟口から裾回りへ胸中心部を開くことができるように分離部分が形成されており、該分離部分には面ファスナー、ホック、ボタン等の着脱自在の固着部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の自己点滴用肌着。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020048869A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 トッパン・フォームズ株式会社 保冷スーツ

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