JP2009246898A - 携帯端末装置およびデータバックアップシステム - Google Patents

携帯端末装置およびデータバックアップシステム Download PDF

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Abstract

【課題】より確実かつ効率的にデータをバックアップすることができる携帯電話端末のデータバックアップシステムおよびデータバックアップ方法を提供する。
【解決手段】一覧作成部4は、検出部2による携帯端末装置1の動作状態の検出結果に基づいて一覧表を作成して、記憶装置7に送信する。抽出部5は、その一覧表に含まれるデータのうち記憶装置7が記憶していないデータを記憶装置7に送信する。これにより、データを送信している途中で、電池がなくなったり、電界強度が低くなったりすることにより、データの送信がとぎれるのを防ぐことができるので、より確実にデータをバックアップすることができる。また、記憶装置7に記憶されていないデータのみが記憶装置7に送信されるので、余分なデータを送信しなくて良く、送信に要する時間および費用を削減するでき、効率がよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末装置に記憶されたデータを記憶装置にバックアップする携帯端末装置およびデータバックアップシステムに関するものである。
近年、携帯電話端末の高機能化や記憶容量の増大に伴って、携帯電話端末に保存できるデータの種類や容量が飛躍的に増大している。そこで、ユーザによっては、重要なデータを携帯電話端末に保存させることが行われている。このため、携帯電話端末の紛失したり、破損したりすると、その重要なデータも消失してしまうので、その携帯電話端末に保存したデータをサーバや他の記録媒体にバックアップすることが注目されており、様々な提案がなされている(例えば、特許文献1〜5参照。)。
特開2002−132717号公報 特開2003−319460号公報 特開2005−202918号公報 特開2006−191215号公報 特開2007−258895号公報
しかしながら、何れの場合においても、バックアップする際の携帯電話端末の状態やバックアップするデータの内容について何ら考慮していなかったので、より確実かつ効率的にデータをバックアップすることが困難であった。
そこで、本発明は、より確実かつ効率的にデータをバックアップすることができる携帯電話端末のデータバックアップシステムおよび携帯電話端末のデータバックアップ方法を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係る携帯端末装置は、データを記憶する内部記憶手段を備えた携帯端末装置において、外部と無線による通信を行う無線手段と、自装置の動作状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて、内部記憶手段に記憶したデータの一覧を作成し、外部の記憶装置に宛てて無線手段に送信させる一覧作成手段と、外部の記憶装置から一覧に含まれていない内部記憶手段に記憶されたデータの送信を要求されると、この要求に対応するデータを内部記憶手段から抽出して記憶装置に宛てて無線手段に送信させる抽出手段とを備えたことを特徴とする。
上記携帯端末装置において、検出手段は、動作状態として、当該携帯端末装置が有する電池の残量、無線手段の無線の電界レベルおよび当該携帯端末装置に適用される料金サービスのうち少なくとも1つを検出するようにしてもよい。
上記携帯端末装置において、無線手段により内部記憶手段に記憶されたデータを外部の記憶装置に対して送信させる際の条件を設定する設定手段をさらに備えるようにしてもよい。
また、本発明に係るデータバックアップシステムは、携帯端末装置と、この携帯端末装置から無線を介して受信した情報を記憶する記憶装置とを少なくとも備えたデータバックアップシステムであって、携帯端末装置は、データを記憶する第1の記憶手段と、記憶装置と無線による通信を行う無線手段と、自装置の動作状態を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて、第1の記憶手段に記憶したデータの一覧を作成し、記憶装置に宛てて無線手段に送信させる一覧作成手段と、記憶装置からの要求に対応するデータを第1の記憶手段から抽出して、記憶装置に宛てて無線手段に送信させる抽出手段とを備え、記憶装置は、第1の記憶手段から一覧に含まれていないデータを検索し、このデータの送信を携帯端末装置に要求する要求手段と、携帯端末装置から受信したデータを記憶する第2の記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、自装置の動作状態を検出し、この検出結果に基づいて一覧を作成して記憶装置に送信し、記憶装置からその一覧に含まれていない記憶手段に記憶されたデータの送信を要求されると、この要求に対応するデータを記憶手段から抽出して記憶装置に送信されるので、より確実かつ効率的にデータをバックアップすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
<データバックアップシステムの構成>
図1に示すように、本実施の形態に係るデータバックアップシステムは、携帯端末装置1と、記憶装置7とを少なくとも備えている。これらは、無線通信により各種データの送受信が可能な状態とされている。
≪携帯端末装置の構成≫
携帯端末装置1は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)やノート型PCなど無線通信が可能な装置からなり、検出部2、記憶部3、一覧作成部4、抽出部5および無線部6を備えている。
検出部2は、携帯電話端末1の動作状態を検出する。
記憶部3は、携帯端末装置1の各構成要素の処理に必要な動作プログラム、電話帳、メールアドレス、電子メール、画像データ、音声データ、動画データなどの各種データを記憶する。
一覧作成部4は、記憶部3に記憶されているデータの一覧表を作成する。
抽出部5は、記憶装置7から要求されたデータを記憶部3から抽出し、これを無線部6により記憶装置7に送信する。
無線部6は、無線を介して記憶装置7と各種データの送受信を行う。
このような携帯端末装置1は、CPU等の演算装置と、メモリ、HDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置と、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、ボタン、タッチパネル等の外部から情報の入力を検出する入力装置と、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信回線を介して各種情報の送受信を行うI/F装置と、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)またはFED(Field Emission Display)等の表示装置を備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムとから構成される。すなわちハードウェア装置とソフトウェアとが協働することによって、上記のハードウェア資源がプログラムによって制御され、上述した検出部2、記憶部3、一覧作成部4、抽出部5、無線部6およびバックアップ部4が実現される。なお、上記プログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供されるようにしてもよい。
≪記憶装置の構成≫
記憶装置7は、サーバ等の公知の記憶装置から構成される。
<データバックアップシステムの動作>
次に、本実施の形態に係るデータバックアップシステムの動作について説明する。
まず携帯端末装置1は、検出部2により携帯端末装置1の動作状態を検出し、この検出結果に基づいて一覧作成部4に一覧表を作成させ、この一覧表を記憶装置7に送信する。
動作状態としては、携帯端末装置1の電池レベル、電界レベル、料金サービス等を確認する。
電池レベルの場合、例えば、電池レベルが5段階中の3以上である、充電器が接続されている場合、検出部2は、記憶部3に記憶されたデータを記憶装置7に送信させるために一覧作成部4に一覧表を作成させる。
また、電界レベルの場合、例えば、アンテナレベルが3〜2を70%以上キープしている場合、検出部2は、記憶部3に記憶されたデータを記憶装置7に送信させるために一覧作成部4に一覧表を作成させる
また、料金サービスの場合、例えば、現時点までのパケット代が所定の金額以下で、かつ、ファイル数やファイルサイズなどから換算したバックアップにかかる大よその通信代金が所定の金額以下である場合、検出部2は、記憶部3に記憶されたデータを記憶装置7に送信させるために一覧作成部4に一覧表を作成させる
一覧作成部4により作成される一覧表は、例えば、記憶部3に記憶されたデータのファイル名、サイズ、データの種類、作成日時、保存日時等に関する情報をデータ毎に羅列したものから構成される。
一覧表を受信すると、記憶装置7は、その一覧表に含まれるデータのうち未だ記憶していないデータの送信を、携帯電話端末1に対して要求する。
上記要求を受信すると、抽出部5は、記憶部3からその要求に対応するデータを抽出し、これを無線部6により記憶装置7に送信する。これにより、記憶装置7には、一覧表に含まれていない未だ記憶していないデータが記憶されることとなる。
このように、本実施の形態によれば、携帯端末装置1の動作状態を検出し、この検出結果に基づいて一覧表を作成してこれを記憶装置7に送信し、その一覧表に含まれるデータのうち記憶装置7に記憶していないデータが記憶装置7に送信されるので、例えば、データを送信している途中で、電池がなくなったり、電界強度が低くなったりすることにより、データの送信がとぎれるのを防ぐことができるので、より確実にデータをバックアップすることができる。また、バックアップに要するコストも所定の金額に抑えることもできる。さらに、記憶装置7に記憶されていないデータのみが記憶装置7に送信されるので、余分なデータを送信しなくて良いので、送信に要する時間および費用を削減することができるため効率がよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
<データバックアップシステムの構成>
図2に示すように、本実施の形態に係るデータバックアップシステムは、データサーバ11と、このデータサーバ11にデータをバックアップする携帯電話端末12とを少なくとも備えており、電話回線や無線通信回線などの公知の通信回線からなる通信回線13を介して接続されている。
≪データサーバの構成≫
データサーバ11は、送受信部111と、記憶部112と、制御部113とを少なくとも備える。
送受信部111は、通信回路からなり、通信回線13を介して携帯電話端末12と音声信号やデータ信号などの各種情報を送受信を行う。
記憶部112は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、制御部113での処理に必要な動作プログラムや携帯電話端末12から受信したデータなど各種情報を記憶する。
制御部113は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、制御メモリに記憶された動作プログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアと動作プログラムを協働させ、格納部113aおよびデータ要求部113bの動作を実現させる。
格納部113aは、携帯電話端末12から受信したデータを記憶部112に記憶させる機能部である。
データ要求部113bは、携帯電話端末12に対して記憶部112に格納されていないデータのアップロードを要求する機能部である。
≪携帯電話端末の構成≫
携帯電話端末12は、無線部121と、電源部122と、操作部123と、表示部124と、記憶部125と、制御部126とを少なくとも備えている。
無線部121は、通信回路からなり、通信回線13を介して携帯電話端末、電話端末、公知のPC(Personal Computer)およびデータサーバ11と音声信号やデータ信号などの各種情報を送受信を行う。
電源部122は、電源回路からなり、無線電話端末12に供給する電力を蓄積する。
操作部123は、ユーザによる操作入力を検出するボタン、テンキー、カーソルキーなどの操作入力装置からなり、ユーザの操作を検出して制御部126に出力する。
表示部124は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)FED(Field Emission Display)などの公知の表示装置からなり、各種情報を表示する。
記憶部125は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、制御部126での処理に必要な動作プログラムや例えば電話帳、メールアドレス、電子メール、画像データ、音声データ、動画データなど各種情報を記憶する。このような記憶部125は、携帯電話端末12の初期動作に必要な各種データに関する初期データ125a、自動バックアップを行う日時やバックアップするデータの各種設定に関する設定データ125b、自動バックアップを実施する際の各種条件に関する条件データ125c、および、電話帳、メールアドレス、電子メール、画像データ、音声データ、動画データなどバックアップするデータを含む各種データを格納するデータ格納部125dを少なくとも備えている。
制御部126は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、制御メモリに記憶された動作プログラムを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアと動作プログラムを協働させ、動作制御部126a、設定部126b、バックアップ部126cおよび一覧作成部126dの動作を実現する。
動作制御部126aは、通話機能、メーラー機能、ブラウザ機能、動画再生機能、音声再生機能など携帯電話端末12の各種機能を実現するための各種動作を制御する機能部である。
設定部126bは、バックアップ動作の内容を設定する機能部である。
バックアップ部126cは、記憶部125に格納されたデータをデータサーバ11に保存するバックアップ動作を行う機能部である。
一覧作成部126dは、データサーバ11にバックアップするデータの一覧を作成する機能部である。
<データバックアップシステムの動作>
次に、本実施の形態に係るデータバックアップシステムの動作について説明する。
≪携帯電話端末の設定動作≫
まず、図3を参照して、携帯電話端末12による設定動作について説明する。この設定動作とは、携帯電話端末12に記憶されたデータのバックアップを自動的に行うか否かを設定するものである。
携帯電話端末12の設定部126bは、電源の投入時、操作部123により検出された自動バックアップ設定を所望するユーザからの操作入力、または、データサーバ11からの要求などに基づいて、表示部124に自動バックアップを設定する際のユーザに対する注意事項を表示させる(ステップS1)。この注意事項としては、自動バックアップを行う際に消費する消費電力や通信代金などが挙げられる。この注意事項は、記憶部125の初期データ125aに予め記憶されており、設定部126bは、初期データ125aからその注意事項を抽出し、表示部位124に表示させる。
注意事項を表示させると、設定部126bは、自動バックアップの内容に関する設定を行うか否かを確認する(ステップS2)。この確認は、ユーザの操作部123により検出されたユーザからの操作入力等に基づいて行うことができる。例えば、自動バックアップの設定を行う旨の操作入力を検出すると、設定部126bは、自動バックアップの内容の設定を行う。一方、例えば、自動バックアップの設定を行わない旨の操作入力を検出したり、所定時間内にユーザからの操作入力を検出しなかったりすると、設定部126bは、自動バックアップの内容の設定を行わない。
自動バックアップの内容を設定する場合(ステップS2:YES)、設定部126bは、携帯電話端末12に記憶されたデータの自動保存を実施する際の各種設定に関する実施設定情報を、ユーザに設定させる(ステップS3)。この実施設定情報としては、自動保存する日時や時間帯などが挙げられる。ここで、自動保存する日時とは、例えば、月初め、月締め、週初め、週締め、隔週、隔月、個別日時指定など自動バックアップを行う日時関する情報である。また、自動保存する時間帯とは、例えば、通信開始時刻から通信終了時刻の指定、終了時刻が来たら残りは翌日に行うなどについて、自動バックアップを行う時間帯に関する情報である。これらの実施設定情報は、日時や時間帯に関する各項目を表示部124に表示させ、これらの中からユーザに所望する条件を選択させることにより、行わせるようにしてもよい。設定された実施設定情報は、記憶部125の設定データ125bに記憶される。
自動設定情報を設定すると、設定部126bは、データサーバ11に保存するデータの種類や条件に関するバックアップデータ設定情報を、ユーザに設定させる(ステップS4)。このバックアップデータ設定情報としては、データサーバ11にバックアップするデータのファイル名、種類やサイズなどが挙げられる。ここで、ファイルの種類とは、音声データ、動画データ、画像データ、電話帳、メールアドレス、電子メールなどが挙げられる。また、サイズとしては、例えば、音声データは3MB(以上または以下)のものを(保存または保存対象外)とするなどというように設定する。これらの設定は、ファイルの種類やサイズに関する各項目を表示部124に表示させ、これらの中からユーザに所望する条件を選択させることにより、行わせるようにしてもよい。設定されたバックアップデータ設定情報は、記憶部125の設定データ125bに記憶される。
バックアップデータ設定情報が設定された(ステップS4)、または、自動バックアップの内容の設定を行わない場合(ステップS2:NO)、設定部126bは、設定データ125bを確認し、自動バックアップを行う条件を満たしているか否か確認する(ステップS5)。なお、ユーザの操作入力により、自動バックアップを行うか否かを決定するようにしてもよい。
条件を満たしていない場合(ステップS5:NO)、設定部126bは、自動バックアップの設定動作を終了する。
一方、条件を満たしている場合(ステップS5:YES)、設定部126bは、バックアップ部126cにより自動バックアップ動作を行わせる(ステップS6)。この自動バックアップ動作の詳細については、後述する。
このように、本実施の形態によれば、自動バックアップを行う際の日時、時間帯、データの種類、データのサイズ等が適宜自由に設定されるので、ユーザの所望するデータをデータサーバ11に保存することができる。
≪自動バックアップ動作≫
次に、本実施の形態のデータバックアップシステムにおける自動バックアップ動作について、図4,図5を参照して説明する。
まず、図4を参照して、自動バックアップ動作における携帯電話端末12の動作について説明する。
例えば、上述した図3の設定動作によりステップS6が実行されたり、設定データ125bにより自動バックアップを行うよう設定された日時になったりすると、処理携帯電話端末12の制御部126は、バックアップ部126cにより、自動バックアップを行うための条件を満たしているか否かを確認する(ステップS11)。この確認は、記憶部125に記憶された条件データ125cを確認することにより行われる。この条件データ125cには、例えば電池電圧レベルなどの携帯電話端末12の動作状態に関する条件や例えばパケット通信料一定額サービス加入などの携帯電話端末12のキャリアに関する条件などが含まれる。本実施の形態において、バックアップ部126cは、以下の条件を満たしているか否かを確認する。
まず、例えば、電池レベルが5段階中の3以上である、充電器が接続されているなどの電池レベルに関する条件を満たしているか否かを確認する。この確認は、電源部122の状態を確認することにより行われる。
また、例えば、バックアップの通信中にアンテナレベルが3〜2を70%以上キープするなどの電界レベルに関する条件を満たしているか否かを確認する。この確認は、無線部121の状態を確認することにより行われる。
また、例えば、パケット定額サービスやパケット代軽減サービスなどの加入している、
または、現時点までのパケット代が1000円以下で、かつ、ファイル数やファイルサイズなどから換算したバックアップにかかる大よその通信代金が2000円以下であるなど、サーバまたはサーバとのデータ通信に関する条件を満たしているか否かを確認する。この確認は、無線部121を介してデータサーバ11に確認したり、記憶部125の設定データ125bから金額を算出したりすることにより行われる。
自動バックアップを行う条件を満たしている場合(ステップS11:YES)、バックアップ部126cは、一覧作成部126dによりバックアップするデータの一覧を作成させ(ステップS12)、これを無線部121によりデータサーバ11に送信させる(ステップS13)。
ここで、一覧作成部126dは、記憶部125の設定データ125bを参照して記憶部125のデータ格納部125dに格納されたデータを確認し、バックアップするデータの一覧を作成する。この一覧には、バックアップするデータのファイル名、データ形式、データ量、作成日時、送信日時などが含まれる。
一覧を送信したのち、データサーバ11からデータのアップロードが要求されると(ステップS14:YES)、バックアップ部126cは、その要求されたデータを記憶部125のデータ格納部125dから抽出し、無線部121によりデータサーバ11に送信する(ステップS15)。後述するように、データサーバ11においては、携帯電話端末12から受信した一覧とに基づいて、未格納のデータを検索し、この未格納のデータのアップロードを携帯電話端末12に対して要求する。バックアップ部126cは、アップロードを行うとステップS14の処理に戻り、未格納のデータがなくなるまでステップS14とステップS15の処理を繰り返す。
データサーバ11からアップロード動作の終了を示す作業完了通知を受信する、すなわちデータのアップロードが要求されない場合(ステップS14:NO)、バックアップ部126cは、データのバックアップ動作を終了する。
このように、本実施の形態によれば、記憶部125に記憶された条件データ125cを確認して自動バックアップを行う条件を満たしているか否かを確認することにより、例えば、データを送信している途中で、電池がなくなったり、電界強度が低くなったりすることにより、データの送信がとぎれるのを防ぐことができるので、より確実にデータをバックアップすることができる。また、バックアップに要するコストも所定の金額に抑えることもできる。したがって、エンドユーザは自動的にかつ効率よくサーバへデータをバックアップすることができる。
次に、図5を参照して、自動バックアップ動作におけるデータサーバ11の動作について説明する。
まず、データサーバ11の制御部113は、送受信部111が携帯電話端末12から一覧を受信すると(ステップS21)、格納部113aによりその一覧に含まれるデータと既に記憶部112に格納した携帯電話端末12から受信したデータとを比較する(ステップS22)。
一覧に含まれるデータと同一のデータが記憶部112に存在しない場合(ステップS23:NO)、格納部113aは、データ要求部113aにより携帯電話端末12に対してそのデータのアップロードを要求する(ステップS24)。この要求は、同一のデータが記憶部112に存在しないデータのファイル名等を携帯電話端末12に対して送信することにより行われる。
送受信部111がアップロードの要求に対応するデータを携帯電話端末12から受信すると、格納部113aは、そのデータを記憶部112に格納する(ステップS25)。
アップロードされたデータの格納した後(ステップS25)、または、一覧に含まれるデータと同一のデータが記憶部112に存在する場合(ステップS23:YES)、格納部113aは、一覧に含まれた全てのデータについて同一のデータが記憶部112に存在するか否かを確認する(ステップS26)。
未確認のデータが存在する場合(ステップS26:NO)、格納部113aは、ステップS22の処理に戻る。
一方、未確認のデータが存在しない、すなわち一覧に含まれる全てのデータについて同一のデータが記憶部112に存在するか否かの確認が終了すると(ステップS26:YES)、格納部113aは、携帯電話端末に対してバックアップ動作の終了を示す作業完了通知を送信する(ステップS27)。
このように、携帯電話端末12から受信した一覧に含まれるデータと記憶部112に記憶されたデータを比較し、一覧に含まれるデータのうち記憶部112に存在しないデータのアップロードを要求することにより、同一のデータのアップロードを防ぐことができるので、通信時間や通信コストを削減することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、携帯電話端末12の動作状態を検出し、この検出結果に基づいて記憶部125のデータ格納部125dに記憶されたデータをデータサーバ11に送信することにより、より確実にデータをバックアップすることができる。
関連する技術では、保存できるデータの種類が限られており、バックアップもPCや外部媒体同様携帯端末の操作が必要であった。このため、データの保存を行う度にエンドユーザによる携帯端末の操作やファイルの選択が必要になったり、データの選択ミスにより、既に保存済みのファイルを再度保存してしまう可能性があった。
しかしながら、本実施の形態では、自動的にデータ保存を実行する時間帯や条件、保存するデータの種類や条件などを予め設定しておき、自動的にデータをデータサーバ11に送信される。これにより、ファイル毎にバックアップの要不要の指定が必要なくなる。また、データサーバ11では、一覧と記憶部112に記憶されたデータを比較し、記憶部112に記憶されていないデータのみの送信を要求し、既に記憶しているデータについては送信されないようにすることにより、二重保存や無駄なバックアップ動作を防ぐことができ、無駄な通信時間や通信費用を削減することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、データサーバ11と携帯電話端末12とにおいて同一のデータが含まれるか否かを携帯電話端末12で判断するものである。したがって、上述した第2の実施の形態と同等の構成に要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
≪データサーバの構成≫
図6に示すように、データサーバ11は、送受信部111と、記憶部112と、制御部113を備えている。
制御部113は、格納部113aと、データ要求部113bと、保存一覧作成部113cとを備えている。
ここで、保存一覧作成部113cは、携帯電話端末12からの要求に応じて、記憶部112に記憶した携帯電話端末12から受信したデータの一覧である保存一覧を作成し、これを送受信部111により携帯電話端末12に送信する機能部である。ここで、保存一覧には、例えば、データのファイル名、データの種類、データ容量、受信日時、作成日時などの情報が含まれている。
≪自動バックアップ動作≫
次に、本実施の形態のデータバックアップシステムにおける自動バックアップ動作について、図7を参照して説明する。
例えば、上述した図3の設定動作によりステップS6が実行されたり、設定データ125bにより自動バックアップを行うよう設定された日時になったりすると、処理携帯電話端末12の制御部126は、バックアップ部126cにより、データサーバ11に対して保存一覧の送信を要求し、これを受信する(ステップS31)。なお、本実施の形態においても、上述した図2のステップS11の処理、すなわち、自動バックアップを行うための条件を満たしているか否かを確認したのち、保存一覧の送信を要求するようにしてもよい。
保存一覧を受信すると、バックアップ部126cは、一覧作成部126dによりバックアップするデータの一覧を作成する(ステップS32)。
一覧を作成すると、バックアップ部126cは、保存一覧と一覧とを比較し、この一覧に含まれているデータが、保存一覧に含まれているか否か確認する(ステップS33)。
保存一覧に含まれている場合(ステップS33:YES)、バックアップ部126cは、一覧作成部126dに、保存一覧に含まれるデータを一覧から削除させる(ステップS34)。
保存一覧に含まれていない場合(ステップS33:NO)、または、一覧からデータを削除すると、バックアップ部126cは、一覧の全てのデータの確認が完了したか否かを確認する(ステップS35)。
確認が完了していない場合(ステップS35:NO)、バックアップ部126cは、ステップS33の処理に戻る。
一方、確認が完了した場合(ステップS35:YES)、バックアップ部126cは、一覧に含まれるデータを記憶部125のデータ格納部125dから抽出し、無線部121によりデータサーバ11に送信する(ステップS36)。
このように、本実施の形態によっても、上述した第1,第2の実施の形態と同等の作用効果を得ることができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、携帯電話端末12のデータ格納部125dに格納されたデータに変更があると、この変更の履歴を作成するものである。したがって、上述した第2,第3の実施の形態と同等の構成に要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
≪携帯電話端末の構成≫
図8に示すように、本実施の形態において、携帯電話端末12は、無線部121と、電源部122と、操作部123と、表示部124と、記憶部125と、制御部126とを少なくとも備えている。
記憶部125は、初期データ125a、設定データ125b、条件データ125c、データ格納部125dおよび変更履歴データ125eを少なくとも備えている。
変更履歴データ125eは、データ格納部125dに格納されたデータの変更の履歴を示す情報である。
制御部126は、動作制御部126a、設定部126b、バックアップ部126c、一覧作成部126dおよび変更履歴生成部126eを備えている。
変更履歴生成部126eは、データ格納部125dに格納されたデータに変更が生じると、変更履歴を生成する機能部である。この変更履歴は、記憶部125に格納される。
≪変更履歴生成動作≫
次に、図9を参照して、変更履歴生成動作について説明する。
無線部121を介して新たなデータを受信したり、操作部123を介して新たなデータが入力されたことが検出され、記憶部125のデータ格納部125dにデータの追加が発生したことが検出されると(ステップS41)、バックアップ部126cは、そのデータがバックアップの条件に適合するか否かを確認する(ステップS42)。この確認は、追加されたデータをバックアップデータ設定情報に照らし合わせ、このバックアップデータ設定情報に規定される条件に適合するか否かを確認することにより行われる。
追加されたデータがバックアップの条件に適合する場合(ステップS42:YES)、バックアップ部126cは、変更履歴生成部126eにより、その追加されたデータに関する変更履歴データを生成し、記憶部125に記憶させる。これにより、上述した第2,第3の実施の形態などで説明した自動バックアップ動作の際、バックアップ部126cは、変更履歴データ125eを参照し、この変更履歴データ125eにより特定されるデータをデータサーバ11に送信する。
追加されたデータがバックアップの条件に適合しない場合(ステップS42:NO)、バックアップ部126cは、変更履歴生成動作を終了する。
このように、本実施の形態によれば、データの追加が発生した際にこの追加に関する変更履歴データを生成することにより、追加したデータをより確実にバックアップすることができる。
なお、上述した第2〜第4の形態では、携帯電話端末のデータをバックアップする場合について説明したが、例えばPDA(Personal Digital Assistants)やノート型PCなど、データサーバにデータを送信できる機能を有する携帯端末装置であるならば、各種装置に適用することができる。
本発明は、記憶したデータの無線通信を介して他の装置に記憶させる各種装置に適用することができる
本発明の第1の実施の形態に係るデータバックアップシステムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデータバックアップシステムの構成を示す図である。 携帯電話端末による設定動作を示すフローチャートである。 携帯電話端末による自動データバックアップ動作を示すフローチャートである。 図2のデータサーバによる自動データバックアップ動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るデータバックアップシステムのデータサーバの構成を示す図である。 携帯電話端末による自動データバックアップ動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るデータバックアップシステムの携帯電話端末12の構成を示す図である。 変更履歴データの生成動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…携帯端末装置、2…検出部、3…記憶部、4…一覧作成部、5…抽出部部、6…無線部、7…記憶装置、11…データサーバ、12…携帯電話端末、13…通信回線、121…無線部、122…電源部、123…操作部、124…表示部、125…記憶部、125a…初期データ、125b…設定データ、125c…条件データ、125d…データ格納部、125e…変更履歴データ、126…制御部、126a…動作制御部、126b…設定部、126c…バックアップ部、126d…一覧作成部、126e…変更履歴生成部。

Claims (4)

  1. データを記憶する内部記憶手段を備えた携帯端末装置において、
    外部と無線による通信を行う無線手段と、
    自装置の動作状態を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出結果に基づいて、前記内部記憶手段に記憶したデータの一覧を作成し、前記外部の記憶装置に宛てて前記無線手段に送信させる一覧作成手段と、
    前記外部の記憶装置から前記一覧に含まれていない前記内部記憶手段に記憶されたデータの送信を要求されると、この要求に対応するデータを前記内部記憶手段から抽出して前記記憶装置に宛てて前記無線手段に送信させる抽出手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記検出手段は、前記動作状態として、当該携帯端末装置が有する電池の残量、前記無線手段の無線の電界レベルおよび当該携帯端末装置に適用される料金サービスのうち少なくとも1つを検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記無線手段により前記内部記憶手段に記憶された前記データを前記外部の記憶装置に対して送信させる際の条件を設定する設定手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末装置。
  4. 携帯端末装置と、この携帯端末装置から無線を介して受信した情報を記憶する記憶装置とを少なくとも備えたデータバックアップシステムであって、
    前記携帯端末装置は、
    データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記記憶装置と無線による通信を行う無線手段と、
    自装置の動作状態を検出する検出手段と、
    この検出手段の検出結果に基づいて、前記第1の記憶手段に記憶したデータの一覧を作成し、前記記憶装置に宛てて前記無線手段に送信させる一覧作成手段と、
    前記記憶装置からの要求に対応するデータを前記第1の記憶手段から抽出して、前記記憶装置に宛てて前記無線手段に送信させる抽出手段と
    を備え、
    前記記憶装置は、
    前記第1の記憶手段から前記一覧に含まれていないデータを検索し、このデータの送信を前記携帯端末装置に要求する要求手段と、
    前記携帯端末装置から受信した前記データを記憶する第2の記憶手段と
    を備えることを特徴とするデータバックアップシステム。
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