JP2009242076A - Opening-closing type operation panel of elevator - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、例えばエレベータのかご室内に設けられ、行先階ボタンやドア開閉ボタンなどの操作ボタン類やかご位置表示灯などの各種の用品が配設されたエレベータの開閉式操作盤に関する。 The present invention relates to an elevator opening / closing operation panel that is provided in, for example, an elevator cab and is provided with various items such as operation buttons such as a destination floor button and a door opening / closing button and a car position indicator.
エレベータのかご室内には操作盤が設けられ、この操作盤に行先階ボタンやドア開閉ボタンなどの操作ボタン類やかご位置表示灯などの各種の用品が配設されている。 An operation panel is provided in the elevator car room, and various items such as operation buttons such as a destination floor button and a door opening / closing button and a car position indicator are disposed on the operation panel.
この種の操作盤は、かご室の前面側の壁面と対向するリターンパネルを備え、このリターンパネルに各種の用品が配設されている。リターンパネルは開き戸構造の開閉式に構成され、このリターンパネルの裏面側に回路基板などの電気部品が配設されている。 This type of operation panel includes a return panel that faces the wall surface on the front side of the cab, and various supplies are disposed on the return panel. The return panel is configured as a hinged door structure, and an electrical component such as a circuit board is disposed on the back side of the return panel.
通常時には、リターンパネルは閉じられ、ロック機構によりロックされている。そして操作盤の各用品に対する保守点検時には、ロック機構を外し、リターンパネルを開いてその作業を行なう。 Normally, the return panel is closed and locked by a lock mechanism. Then, when performing maintenance and inspection on each operation panel, the lock mechanism is removed and the return panel is opened to perform the work.
リターンパネルの表面はかご室内に面しており、したがってこの表面にロック機構の鍵穴などが露出していると、外観上の見栄えが悪く、意匠性が低下してしまう。そこで、特公平7−47450号公報に見られるように、リターンパネルのロック機構をリターンパネルの背面側から操作することができるようにしてリターンパネルの表面をすっきりとした外観に保ち、意匠性を高めるようにしている。
ところで、保守点検時にロック機構を外し、リターンパネルを開く際には、そのリターンパネルを手前側に引き寄せて回動させなければならない。この際、リターンパネルの表面に取っ手や摘みなどが設けられていれば、その取っ手や摘みを掴んで容易にリターンパネルを開くことができる。 By the way, when removing the lock mechanism during maintenance inspection and opening the return panel, the return panel must be pulled toward the near side and rotated. At this time, if a handle or knob is provided on the surface of the return panel, the return panel can be easily opened by grasping the handle or knob.
しかし、リターンパネルの表面に取っ手や摘みなどを設けると、その表面の外観上の見栄えが悪くなり、意匠性が低下してしまう。そこで、吸盤を用意し、保守点検時にその吸盤をリターンパネルの表面に吸着させ、その吸盤に手を掛けてリターンパネルを開く手段が採用されることがある。 However, when a handle, a knob, or the like is provided on the surface of the return panel, the appearance of the surface is deteriorated and the design property is deteriorated. Therefore, there is a case in which a suction cup is prepared, the suction cup is adsorbed on the surface of the return panel during maintenance inspection, and the return panel is opened by placing a hand on the suction cup.
ところが、吸盤を用いる手段では、保守点検時にいちいち吸盤を用意しなければならないから手間がかかり、また吸盤を吸着させるとリターンパネルの表面にその跡が残り、意匠性を低下させてしまう懸念がある。さらに、リターンパネルの表面が粗面の意匠仕様となっているような場合には吸盤を吸着させることが困難となる。 However, the means using a suction cup is troublesome because it is necessary to prepare a suction cup every time during maintenance and inspection, and if the suction cup is adsorbed, the trace remains on the surface of the return panel, which may deteriorate the design. . Furthermore, when the surface of the return panel has a rough design, it is difficult to suck the suction cup.
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、保守点検時に、吸盤のような開放用の別個の用具を何ら要することなく、ロック手段を外す動作だけで自動的にリターンパネルを開放させることができるエレベータの開閉式操作盤を提供することにある。 The present invention has been made paying attention to such points, and the object of the present invention is to remove the locking means without requiring a separate opening tool such as a suction cup at the time of maintenance and inspection. It is an object of the present invention to provide an elevator operation panel that can automatically open a return panel.
請求項1の発明は、ヒンジを介して回動自在に支持され、前記ヒンジを中心に回動することで開閉動作するリターンパネルと、前記リターンパネルを係脱可能にロックして閉じ状態に保持するロック手段と、前記閉じ状態のリターンパネルを開き方向に付勢する開放手段とを具備することを特徴としている。 According to the first aspect of the present invention, a return panel that is supported rotatably through a hinge and that opens and closes by rotating about the hinge, and the return panel is detachably locked and held in a closed state. And a release means for urging the closed return panel in the opening direction.
請求項2の発明は、前記ロック手段が、キーの操作で回転する回転体、およびこの回転体と一体的に回転して前記リターンパネルと係脱するロック片を備えるとともに、さらに前記リターンパネルを吸着して閉じ状態に保持する電磁石を備えることを特徴としている。 According to a second aspect of the present invention, the lock means includes a rotating body that rotates by an operation of a key, and a lock piece that rotates integrally with the rotating body and engages and disengages with the return panel. An electromagnet that is attracted and held in a closed state is provided.
請求項3の発明は、前記ロック手段が、キーの操作で回転する回転体、およびこの回転体と一体的に回転して前記リターンパネルと係脱するロック片を備え、前記回転体には開放手段として前記ロック片と一体的に回転する押し部材が設けられ、前記ロック片が一方向に回転して前記リターンパネルから離脱するときに前記押し部材がその回転の動作で前記リターンパネルを開き方向に付勢することを特徴としている。 According to a third aspect of the present invention, the locking means includes a rotating body that rotates by the operation of a key, and a lock piece that rotates integrally with the rotating body and engages and disengages with the return panel. As a means, a push member that rotates integrally with the lock piece is provided, and when the lock piece is rotated in one direction and is detached from the return panel, the push member opens the return panel by the rotation of the push piece. It is characterized by energizing.
請求項4の発明は、前記開放手段としてマグネットキャッチが用いられ、このマグネットキャッチは突没動作が可能な可動体を有し、前記リターンパネルが前記可動体に接触することで閉じ状態を保持し、この状態から前記リターンパネルを閉じ方向に押し込む動作で前記可動体が突出して前記リターンパネルが開く機能を有し、前記ロック手段として、キーの操作で回転する受け部材を備え、この受け部材が閉じ状態の前記リターンパネルに接触してその押し込みの動作を規制することを特徴としている。 According to a fourth aspect of the present invention, a magnet catch is used as the opening means, the magnet catch has a movable body capable of projecting and retracting, and the closed state is maintained when the return panel contacts the movable body. In this state, when the return panel is pushed in the closing direction, the movable body protrudes to open the return panel, and the lock means includes a receiving member that rotates by operating a key. It is characterized in that the pushing operation is restricted by contacting the return panel in the closed state.
請求項5の発明は、前記ロック手段がエレベータのかご室における出入口柱の内側に設けられ、前記出入口柱の側面に前記ロック手段のキー差込み用の鍵穴に対向して開口が形成され、この開口がカバー部材で開閉可能となっていることを特徴としている。 According to a fifth aspect of the present invention, the locking means is provided inside an entrance / exit column in an elevator cab, and an opening is formed on a side surface of the entrance / exit column so as to face a key hole for key insertion of the locking means. Can be opened and closed by a cover member.
この発明によれば、保守点検時に、吸盤のような開放用の別個の用具を何ら要することなく、ロック手段を外す動作だけで自動的にリターンパネルを開放させることができる。 According to the present invention, the return panel can be automatically opened only by the operation of removing the lock means without requiring a separate opening tool such as a suction cup during maintenance and inspection.
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1ないし図4には第1の実施形態を示してある。図1は、エレベータのかご室1内の後部からその前方側を見た外観斜視図であり、かご室1の前面部には出入口2が設けられ、この出入口2の両側に出入口柱3a,3bが設けられている。出入口2にはドア装置4が設けられ、このドア装置4のドアパネル4a,4bが左右に移動することで出入口2が開閉される。
1 to 4 show a first embodiment. FIG. 1 is an external perspective view of the
一方の出入口柱3aとかご室1の一方の側板1aとの間には操作盤7が設けられている。この操作盤7はリターンパネル8を有し、このリターンパネル8に行先階ボタン9、ドア開閉ボタン10、かご位置表示灯11などが配設されている。
An
図2は図1中のA−A線に沿う断面図であり、リターンパネル8はその一側縁がヒンジ15を介して垂直軸回り方向に回動自在に枢着され、通常時にはかご室1の前面側の側板1bと対向するように閉じられている。ヒンジ15は側板1bに固定されたブラケット16に取り付けられている。そしてこのリターンパネル8の裏面側に回路基板などの電気部品(図示せず)などが配設されている。
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1, and one end of the
出入口柱3aの内側には、図2および図3に示すようにロック機構18が設けられている。図3は図2中のB−B線に沿う断面図である。ロック機構18は、本体19と、この本体19に設けられ、キーの差込みが可能な鍵穴を有するキーシリンダ20と、前記本体19に設けられ、前記キーシリンダ20に差し込んだキーを回すことにより回転する回転体21と、この回転体21に取り付けられ、回転体21と同軸的に回転するロック片22とを備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
ロック機構18の本体19は、図3に示すブラケット23を介して出入口柱3aの内側面に取り付けられている。キーシリンダ20の先端側端面は出入口柱3aの外側面と面一となるように露出し、出入口柱3aの外部側からそのキーシリンダ20の鍵穴にキーを差込むことができるようになっている。
The
リターンパネル8の内面には、ロック機構18のロック片22と係合する係合片24がブラケット25を介して取り付けられている。ロック片22は平面視の形状がL形で、係合片24は側面視の形状がL形となっており、ロック片22が係合片24の内側に介入することでロック片22と係合片24とが係合し、リターンパネル8が閉じ状態にロックされ、ロック片22が図3における時計方向に回動することによりロック片22が係合片24の内側から離脱して係合が外れ、リターンパネル8のロックが解除されるようになっている。
An
リターンパネル8の裏面側には、図4に示すように開放機構28が設けられている。図4は図1中のC−C線に沿う断面図で、開放機構28はロック機構18と上下に位置をずらして設けられている。
As shown in FIG. 4, an
開放機構28は、かご室1における前面側の側板1bの内面に取り付けられた弾性体としてのスプリング29と、リターンパネル8の内面にスプリング29と対向して取り付けられた受板30とを備え、リターンパネル8が閉じ状態にロックされているときには受板30がスプリング29の端部に当接してスプリング29を圧縮し、その圧縮でリターンパネル8が開き方向に弾性的に付勢された状態にある。
The
次に、作用について説明する。 Next, the operation will be described.
操作盤7に対する保守点検時には、まずキーシリンダ20の鍵穴に所定のキーを差込み、このキーを所定の方向に回す。この操作によりロック機構18のロック片22が回転体21と一体的に図3に鎖線で示すように時計方向に回動して係合片24との係合が外れ、リターンパネル8のロックが解除される。このロックの解除に応じて、リターンパネル8が開放機構28のスプリング29の付勢力で自動的に手前側に押し出されて開く。つまり、リターンパネル8がヒンジ15を中心に図2における反時計方向に回動して開く。これにより、リターンパネル8の裏面側の回路基板などの電気部品が露出し、その保守点検が可能になる。
When performing maintenance and inspection on the
このように、ロック機構18を解除する操作だけで、吸盤のような開放用の用具を何ら用いることなく、自動的にリターンパネル8が開き、したがって保守点検の作業を容易に能率よく行なうことができる。
As described above, the
保守点検作業が終了した後には、リターンパネル8を手動で閉じ方向に回動し、受板30をスプリング29に当接させて圧縮し、この状態で前記キーを逆方向に回してロック片22を係合片24に係合させる。これによりリターンパネル8が閉じ状態にロックされ、その開放が防止される。
After the maintenance / inspection work is completed, the
図5には第2の実施形態を示してある。この実施形態においては、前記第1の実施形態の構成に加え、出入口柱3aの内側に電磁石33が取り付けられているとともに、この電磁石33の電源回路を開閉する切替えスイッチ34がロック機構18の本体19に取り付けられている。
FIG. 5 shows a second embodiment. In this embodiment, in addition to the configuration of the first embodiment, an
電磁石33はブラケット32を介して出入口柱3aの内側面に取り付けられている。リターンパネル8の内面には電磁石33に対向する磁性材料からなる吸着板35が取り付けられ、リターンパネル8が閉じ状態にあるときにはこの吸着板35が電磁石33に接触している。
The
切替えスイッチ34は、ロック機構18のロック片22の動作に連動し、ロック片22が係合片24に係合する状態にあるときには電磁石33の電源回路を閉じ、ロック片22が係合片24から離脱するときに電磁石33の電源回路を開くように動作する。
The
この実施形態では、リターンパネル8が閉じ、ロック機構18によりロックされている通常時には、電磁石33が励磁され、リターンパネル8が吸着板35を介して電磁石33に吸着されている。
In this embodiment, when the
そして、保守点検時に、ロック機構18をキーで操作してロック片22と係合片24との係合を外し、リターンパネル8のロックを解除すると、ロック片22に連動して切替えスイッチ34が動作し、電磁石33が消磁され、これに応じてリターンパネル8が開放機構28のスプリング29の付勢力で自動的に手前側に押し出されて開く。
During maintenance inspection, the
保守点検の作業終了後に、リターンパネル8を手動で閉じ、キーの操作でロック機構18のロック片22を回動して係合片24に係合させると、そのロック片22の動作で切替えスイッチ34の接点が切替り、電磁石33が励磁され、リターンパネル8が吸着板35を介して電磁石33に吸着される。すなわち、リターンパネル8がロック機構18によりロックされるとともに、さらに電磁石33により吸着される。
When the maintenance panel is finished, the
このため、リターンパネル8の閉じ状態がより安定し、ロック機構18のロック片22と係合片24との係合部分に遊びがあるような場合であっても、電磁石33による吸着力でリターンパネル8を吸着保持して振動などの発生を防止することができる。
For this reason, even when the closed state of the
図6には第3の実施形態を示してある。この実施形態においては、前記第2の実施形態の場合と同様に、出入口柱3aの内側に電磁石33が取り付けられているとともに、この電磁石33の電源回路を開閉する切替えスイッチ34がロック機構18の本体19に取り付けられ、切替えスイッチ34の接点がロック片22に連動して切替るようになっている。
FIG. 6 shows a third embodiment. In this embodiment, as in the case of the second embodiment, an
通常時には、ロック機構18のロック片22が係合片24に係合し、リターンパネル8がロックされているとともに、電磁石33の励磁でリターンパネル8が吸着板35を介して電磁石33に吸着されている。
At normal times, the
そして、この実施形態では、リターンパネル8を開き方向に付勢する開放機構が設けられておらず、その開放機構に代る開放手段としてロック機構18の回転体21に押し部材37が取り付けられている。この押し部材37はロック片22と一体的に回転するように回転体21に取り付けられ、ロック片22が係合片24に係合する通常時には回転体21の下方に延びている。
In this embodiment, an opening mechanism for urging the
そして、この実施形態においては、保守点検時にロック機構18のキーシリンダ20にキーを差込み、このキーの操作で回転体21を回転させると、まずロック片22が係合片24から離脱してリターンパネル8のロックが解除され、またロック片22に連動して切替えスイッチ34の接点が切替って電磁石33が消磁される。そして、キーを介して回転体21をさらに回転させると、押し部材37がリターンパネル8の内面に当接し、この押し部材37でリターンパネル8が手前側に押し出されて自動的に開く。
In this embodiment, when a key is inserted into the
保守点検の作業が終了し、リターンパネル8を閉じるときには、キーを用いてロック機構18の回転体21を僅かに逆方向に回転させ、この状態でリターンパネル8を閉じ、さらに回転体21を逆方向に回転させてロック片22を係合片24に係合させ、リターンパネル8をロックする。
When the maintenance work is finished and the
この際、ロック片22の動作で切替えスイッチ34の接点が切替り、電磁石33が励磁され、リターンパネル8が吸着板35を介して電磁石33に吸着される。すなわち、リターンパネル8はロック機構18によりロックされるとともに、さらに電磁石33により吸着される。
At this time, the contact of the
このため、リターンパネル8の閉じ状態が安定し、ロック機構18のロック片22と係合片24との係合部分に遊びがあるような場合であっても、電磁石33による吸着力でリターンパネル8を吸着保持して振動などの発生を防止することができる。
For this reason, even when the closed state of the
図7および図8には第4の実施形態を示してある。この実施形態においては、リターンパネル8の開放機構として、かご室1の側板1bに周知のプッシュ式マグネットキャッチ40が取り付けられている。このマグネットキャッチ40は、本体41と、この本体41内に進退移動が可能な可動体42とを備え、可動体42の先端部が本体41から突出するとともにその先端面に永久磁石からなるマグネット43が取り付けられている。
7 and 8 show a fourth embodiment. In this embodiment, a known push-
リターンパネル8の内面には、マグネットキャッチ40に対向して磁性材料からなる吸着板44が取り付けられ、リターンパネル8を開き状態から閉じると、吸着板44が可動体42のマグネット43に接触して吸着されるとともに、可動体42が本体41内に押し込まれ、可動体42およびリターンパネル8がその押し込み位置、つまりリターンパネル8の閉じ位置に保持される。そしてこの状態から、手動でリターンパネル8と共に可動体42を再度押し込み方向に押し込むと、可動体42がスプリング(図示せず)の弾性力で押し込みの反対方向に一定距離だけ突出し、その突出の勢いでリターンパネル8がマグネット43から離脱して自動的に開くようになっている。
A
リターンパネル8の内側のロック機構18における回転体21には、ロック片に代えて受け部材45が取り付けられている。また、この受け部材45の上方部に補助受け部材46が設けられている。この補助受け部材46は、出入口柱3aの内面に取り付けられたブラケット47に支軸48を介して回動自在に取り付けられている。そして受け部材45と補助受け部材46との間にリンクレバー50が取り付けられている。このリンクレバー50は受け部材45と補助受け部材46とにそれぞれ支軸51,52を介して回動自在に連結され、受け部材45と補助受け部材46とがリンクレバー50を介して互いに連動して回動するようになっている。
A receiving
通常時には、受け部材45および補助受け部材46がそれぞれほぼ水平に配置され、これら受け部材45および補助受け部材46の先端部にリターンパネル8の内面が当接し、この当接でリターンパネル8の閉じ方向への押し込みが規制されている。すなわち、マグネットキャッチ40のマグネット43に吸着されているリターンパネル8の押し込みが受け部材46と補助受け部材46により阻止されている。
In a normal state, the receiving
保守点検時には、キーを用いてロック機構18の回転体21を操作して回転体21と一体に受け部材45を図8における時計方向に回動させる。受け部材45が回動したときにはその動作がリンクレバー50を介して補助受け部材46に伝わり、補助受け部材46も受け部材45と一体的に時計方向に回動する。
At the time of maintenance and inspection, the
受け部材45および補助受け部材46が時計方向に回動することで、これら受け部材45および補助受け部材6がリターンパネル8から離脱し、リターンパネル8の押し込みが可能となるから、この状態でリターンパネル8を閉じ方向に僅かに押し込む。
Since the receiving
この押し込みにより、マグネットキャッチ40の可動体42が一旦本体41内に押し込まれるとともに、その押し込みの反対方向にスプリングの付勢力で弾性的に突出し、その突出の勢いでリターンパネル8が可動体42のマグネット43から離脱して自動的に開く。
By this pushing, the
保守点検の作業終了後には、リターンパネル8を手動で閉じ方向に回動操作する。この操作で、突出状態にあるマグネットキャッチ40の可動体42にリターンパネル8が当接し、マグネット43を介して吸着されるとともに、可動体42が本体41内に押し込まれ、その押し込みの位置にロックされ、リターンパネル8の閉じ状態が保持される。
After completion of the maintenance inspection work, the
この後、キーを用いてロック機構18の回転体21を操作して受け部材45を反時計方向に回動させる。受け部材45が回動したときにはその動作がリンクレバー50を介して補助受け部材46に伝わり、補助受け部材46も受け部材45と一体的に反時計方向に回動する。
Thereafter, the receiving
受け部材45および補助受け部材46が反時計方向に回動することで、これら受け部材45および補助受け部材46がリターンパネル8の内面に接触し、リターンパネル8の押し込みが不能となる。すなわち、マグネットキャッチ40の可動体42を押し込んでリターンパネル8と可動体42とを離脱させる操作が不能となり、リターンパネル8を閉じ状態に安定してロックすることができる。
By rotating the receiving
前記各実施形態においては、ロック機構18におけるキーシリンダ20の端面の鍵穴が出入口柱3aの側面に露出する状態にあるが、図9に第5の実施形態として示すように、鍵穴が外部に露出しないように構成することも可能である。
In each of the embodiments, the keyhole on the end face of the
すなわち、この実施形態においては、キーシリンダ20の端面が出入口柱3aの内側に配置されているとともに、その端面に対向して出入口柱3aの側面に開口55が形成されている。そして、出入口柱3aの外面に開口55を覆うカバー部材としてミラー56が設けられている。このミラー56は、出入口柱3aの内側に取り付けられたヒンジ57を介して支持されている。ヒンジ57は、ヒンジピン58およびこのヒンジピン58を中心に回動するヒンジ片59を有し、ヒンジ片59が開口55を通してミラー56の裏面に接合されている。
That is, in this embodiment, the end surface of the
通常時には開口55がミラー56で閉じられ、このミラー56でキーシリンダ20の端面が覆い隠されている。保守点検時にロック機構18を操作するときには、ミラー56をヒンジピン58を中心に出入口柱3aの外方側に回動して開口55を開き、この開口55を通してキーシリンダ20の端面の鍵穴にキーを差込んでロック機構18を操作する。
Normally, the opening 55 is closed by a
保守点検の作業終了後には、ミラー56をヒンジピン58を中心に逆方向に回動して出入口柱3aの外面に閉じ合わせて開口55を覆う。これにより、キーシリンダ20の端面がミラー56で覆い隠されて外部に露出せず、したがって出入口柱3aの外面の意匠性を高めることができる。
After completion of the maintenance and inspection work, the
1…かご室
3a.3b…出入口柱
7…操作盤
8…リターンパネル
15…ヒンジ
18…ロック機構
20…キーシリンダ
21…回転体
22…ロック片
24…係合片
28…開放機構
29…スプリング
30…受板
33…電磁石
34…切替えスイッチ
35…吸着板
37…押し部材
40…マグネットキャッチ
42…可動体
43…マグネット
44…吸着板
45…受け部材
46…補助受け部材
55…開口
56…ミラー
57…ヒンジ
1 ...
Claims (5)
前記リターンパネルを係脱可能にロックして閉じ状態に保持するロック手段と、
前記閉じ状態のリターンパネルを開き方向に付勢する開放手段と、
を具備することを特徴とするエレベータの開閉式操作盤。 A return panel that is pivotally supported via a hinge and that opens and closes by pivoting about the hinge;
Lock means for releasably locking the return panel and holding it in a closed state;
Opening means for urging the return panel in the closed state in the opening direction;
An elevator opening / closing operation panel characterized by comprising:
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JP2008093755A JP2009242076A (en) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | Opening-closing type operation panel of elevator |
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