JP2009240536A - 清掃用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 清掃対象の清掃を行なうための清掃体を備える清掃用具において、清掃効果向上を図るのに有効な技術を提供する。
【解決手段】 本発明に係る清掃用具では、清掃体110は左右一対の長尺状の分割清掃部123,123に分割され、各分割清掃部123に清掃体ホルダの各保持体142が挿入される被挿入領域115が設けられるとともに、分割清掃部123,123間に清掃対象の挿入を許容する空間部124を備え、被挿入領域115への保持体142の挿入状態において、分割清掃部123,123同士の繊維集合体117が空間部124にて重なり合うように構成される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、清掃用具に係り、詳しくは清掃対象を清掃するための清掃体を備える清掃用具の構築技術に関するものである。
従来、清掃対象の清掃を行うシート状の清掃体を備える清掃用具が種々提案されている。例えば、下記特許文献1には、繊維層及び掻き出しシートからなる清掃体を備える構成の清掃用具が開示されているが、清掃体を備えるこの種の清掃用具の設計に際しては、清掃効果向上を図るべく更なる技術が要請される。
特開2007−29136号公報
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、清掃対象の清掃を行なうための清掃体を備える清掃用具において、清掃効果向上を図るのに有効な技術を提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。これら各請求項に記載の発明は、一戸建て、マンション、ビル、工場、車両等の室内、室外、屋外における被清掃領域(床面、壁面、窓、天井面、外壁面、柱、家具面、衣類、カーテン、ブラインド、寝具、照明、電気コード類、家電品等)や、人体の各構成部位における被清掃領域等を清掃するための清掃用具の構成に適用され得る。これら各種の被清掃領域は、平面として構成されてもよいし、或いは曲面、凹凸面、段差面として構成されてもよい。
本発明に係る清掃用具は、清掃対象の清掃に用いられるものであって、清掃体ホルダ及び清掃体を少なくとも備える。清掃体ホルダは、長尺状の部材として構成される。この清掃体ホルダは、使用者によって把持される把持部と、把持部から並行して長手状に延在する複数の保持体を有する構成とされる。ここでいう「並行」に関しては、複数の保持体が並置される形態であればよく、複数の保持体が平行に配設される形態や、隣接する2つの保持体の間隔が先端側に向かうにつれて縮小される形態などが包含される。一方、清掃体は、長尺状の清掃体ホルダに装着される部材として構成される。特にこの清掃体は、複数の長尺状の分割清掃部に分割され、各分割清掃部に各保持体が挿入される被挿入領域が設けられるとともに、複数の分割清掃部のうち互いに隣接する分割清掃部間に清掃対象の挿入を許容する空間部を備える構成とされる。この空間部に清掃対象が挿入されることによって、当該清掃対象が分割清掃部間に挟まれつつ清掃される。なお、ここでいう「分割」に関しては、所定の分割清掃部の全部または一部が空間を隔てて他の分割清掃部と離間する形態や、所定の分割清掃部が他の分割清掃部と一体状に連接する形態などが広く包含される。また、分割清掃部は、当該分割清掃部の長尺方向と交差する方向に延在する繊維を複数集合させた繊維集合体と、不織布からなる不織布シートとが互いに重ねられて接合された構成であり、被挿入領域への保持体の挿入状態において、複数の分割清掃部のうち互いに隣接する分割清掃部同士の繊維集合体が空間部にて当該分割清掃部の長尺方向と交差する方向に関し重なり合う構成とされる。なお、空間部において分割清掃部同士の繊維集合体が重なり合う形態は、被挿入領域への保持体の挿入状態において形成されればよく、被挿入領域への保持体の挿入前においては、分割清掃部同士の繊維集合体が重なり合う状態であってもよいし、或いは繊維集合体が重なり合うことなく離間した状態であってもよい。また、互いに重ねられて接合される繊維集合体及び不織布シートの数や組み合わせは、必要に応じて選択可能である。
本発明に係る清掃用具のこのような構成によれば、互いに隣接する分割清掃部同士の繊維集合体が重なり合うことによって形状保持性能が付与され、清掃体全体が垂れ下がったり、空間部に不要な隙間が形成されるのを防止することが可能となり、また清掃対象を分割清掃部間に包み込むようにして清掃対象と分割清掃部との間の接触面積が増やすことができ、以って空間部に挿入される清掃対象の清掃効果を高めることが可能となる。また、空間部に不要な隙間が形成されて見栄えが低下するのを防止することで、作業者に対し清掃効果の高い清掃体であることをアピールすることができ、以って作業者の清掃意欲を高めるのに効果的である。
なお、本発明に係る清掃用具において、清掃体は、一回使用を目安とした使い捨てタイプのものや、清掃対象から除去したゴミ、塵、埃などを保持しつつ複数回の使用を目安として交換を行う使い捨てタイプのものであってもよいし、或いは洗濯などを行ったうえで繰り返し使用することが可能なタイプのものであってもよい。
本発明に係る更なる形態の清掃用具では、前記の清掃体は、清掃体ホルダに対し未装着の状態において、互いに隣接する被挿入領域の間隔が、清掃体ホルダにおいて互いに隣接する前記保持体の間隔よりも広く設定されており、保持体が被挿入領域に挿入される挿入動作に伴って、互いに隣接する分割清掃部同士の繊維集合体が近接方向に移動することで空間部にて長尺方向と交差する方向に関し重なり合うのが好ましい。このような構成によれば、保持体が被挿入領域に挿入される挿入動作に伴って、分割清掃部同士の繊維集合体が分割清掃部の長尺方向と交差する方向に関し重なり合いつつ清掃対象の挿入を許容する空間部を形成させることが可能となる。
本発明に係る更なる形態の清掃用具では、前記の不織布シートは、分割清掃部の長尺方向と交差する方向に延在する複数の分割片に分割された構成であるのが好ましい。この分割片は、典型的には不織布シートを短冊状に分割することによって形成される。このような構成によれば、空間部において同方向に延在する繊維集合体及び分割片からなる分割清掃部同士が重なり合う清掃体によって、繊維集合体による払拭機能と分割片による掻き出し機能を付与することが可能となる。
本発明に係る更なる形態の清掃用具では、前記の複数の保持体は、隣接する保持体同士の離間方向に弾性変形可能な弾性材によって構成されるのが好ましい。典型的には、この弾性材として弾性を有するプラスチック材料を用いることが可能である。このような構成によれば、空間部に挿入された清掃対象に対し両側から保持体の弾性付勢力を付与することで、分割清掃部の繊維集合体を清掃対象に押し付けることができ、更なる清掃効果向上を図ることが可能となる。一方で、空間部への清掃対象の挿入を解除すると、保持体は弾性付勢力にしたがって元の状態に復帰することとなり清掃体の保形性が確保される。
以上のように、本発明によれば、清掃対象を清掃するための清掃体を備える清掃用具において、清掃体による清掃効果を高めることが可能となった。
以下、本発明における「清掃用具」の一実施の形態である清掃用具100の構成を、図面を参照しつつ詳細に説明する。この清掃用具100は、清掃対象を清掃するのに用いられる清掃用具として構成され、典型的な清掃対象としては、一戸建て、マンション、ビル、工場、車両等の室内、室外、屋外における被清掃領域(床面、壁面、窓、天井面、外壁面、柱、家具面、衣類、カーテン、ブラインド、寝具、照明、電気コード類、家電品等)や、人体の各構成部位における被清掃領域等が挙げられる。これら各種の清掃対象として、平面構造或いは立体構造のものが挙げられる。この場合、清掃対象における被清掃領域は、平面、曲面、凹凸面、段差面などとされる。
本実施の形態の清掃用具100を構成する清掃体110及び清掃体ホルダ130を互いに組み付ける前の状態の斜視図が図1に示される。図1に示すように、この清掃用具100は、清掃体110と清掃体ホルダ130に大別される。
清掃体110は、清掃対象である被清掃領域の汚れを拭き取る拭き取り機能、掃き取る掃き取り機構、或いは掻き取る汚れ掻き取り機能を有する清掃体とされる。この清掃体110は、販売時或いは未使用時にはシート状ないし平板状とされる一方、使用時には解されて嵩高な状態とされる。詳細については後述するが、この清掃体110は、図1に示すように平面視が長方形とされたシート体であって、所定の長手方向(長辺の延在方向)に長尺状に延在する構成とされ、同様の平面形状を有する複数のシート(後述する清掃体シート部116及び保持シート部112)が互いに重ねられた積層構造を有する。ここでいう清掃体110が、本発明における「清掃体」に相当する。なお、必要に応じては、この清掃体110を、平面視が正方形等の他の形状の清掃体として構成することもできる。この清掃体110は、一回使用を目安とした使い捨てタイプのものや、清掃対象の被清掃領域から除去したごみや埃を刷毛部において保持しつつ複数回の使用を目安として交換を行う使い捨てタイプのものであってもよいし、或いは洗濯などを行ったうえで繰り返し使用することが可能なタイプのものであってもよい。
清掃体ホルダ130は、上記構成の清掃体110に対し着脱自在とされており、互いに連接するホルダ本体140及びハンドル部150からなる長尺状の部材として構成される。この清掃体ホルダ130が、本発明における「清掃体ホルダ」に相当する。ハンドル部150は、長尺状に延在するハンドル本体151と、このハンドル本体151とホルダ本体140との間に介在する連結部151aを備える。ハンドル本体151は、使用者によって把持される部位とされる。連結部151aは、ハンドル本体151とホルダ本体140を固定状に連結する部位を構成している。この清掃体ホルダ130の構造に関しては、ホルダ本体140及びハンドル部150(ハンドル本体151及び連結部151a)の各々を別体構造として組み付け自在とする構成や、ホルダ本体140及びハンドル部150を一体成型とする構成、またホルダ本体140、ハンドル本体151及び連結部151aのいずれか二つを一体成型とする構成などを適宜採用することができる。ここでいうハンドル部150ないしハンドル本体151が、本発明における「把持部」を構成する。
ホルダ本体140は、清掃体110を着脱自在に保持する機能を有する部位である。このホルダ本体140には、ハンドル部150側の基部141に左右一対の保持板142,142、及び押え板143が設けられている。左右一対の保持板142,142は、基部141から前方に向けて所定の間隔を空けて同一平面上にて平行に(並行して)延在する長手状の板状部材として構成される。すなわち、ホルダ本体140は、その先端側が二股状に分かれたフォーク形状となっている。各保持板142の横幅は、典型的には長手方向に関し一定或いは先端に向けて狭幅状に設定される。ここでいう保持板142,142が、本発明における「保持体」を構成する。二本の保持板142,142の断面形状に関しては、断面が長方形、正方形、円形、多角形のものを適宜採用することが可能である。押え板143は、左右一対の保持板142,142に間において前方へと延在するとともに、下側に向けて凸形状となるように湾曲して形成される板状部材として構成され、更にその下面に係止突部(図示省略)を備える。なお、本明細書中において、二本の保持板142の延在方向を清掃用具100及び清掃体110の前後方向として規定し、また二本の保持板142,142の並置方向を清掃用具100及び清掃体110の左右方向として規定する。
各保持板142は、清掃体110に形成された対応する被挿入領域(後述する被挿入領域115)への挿入が可能とされており、この挿入状態において清掃体110を保持する機能を有する。この挿入状態においては、各保持板142が清掃体110側の被挿入領域に密着状に摺接して嵌まり込み、清掃体110に対し止着作用を付与する。更に、この挿入状態においては、押え板143が清掃体110を上方から押えつけるとともに、その下面に設けられた係止突部(図示省略)が清掃体110の抜け止めとして作用する。これにより、各保持板142を清掃体110側の被挿入領域に挿入した挿入状態では、清掃体110がホルダ本体140によって確実に保持されることとなる。
上記清掃体110の具体的な構成に関しては図2〜図5が参照される。図2には、図1中の清掃体110のA−A線に関する断面構造が示され、図3には、図1中の清掃体110のB−B線に関する断面構造が示される。また、図4には、図1中の清掃体110を各積層要素に分解した状態の斜視図が示され、図5には、図2中の清掃体110の保持シート部112の斜視図が示される。
図2〜図5に示すように、本実施の形態の清掃体110は、保持シート部112の両面に清掃体シート部116,116が積層状に重ねられた構成とされる。
保持シート部112は、特に図5に示すように、2片の保持シート114,114の間に基材シート113を介在させ、またこの基材シート113が各保持板142の挿入側において保持シート114よりも突出するように設定された状態で、融着線120,121おいて互いに融着接合されるように構成されている。これにより、2片の保持シート114,114の間に各保持板142の挿入を許容する被挿入領域115が形成されるとともに、基材シート113は、被挿入領域115の開口部115aへの各保持板142の円滑な誘導を可能とする。ここでいう被挿入領域115が、本発明における「被挿入領域」に相当する。
本実施の形態では、清掃体ホルダ装着前において、清掃体110の左右の被挿入領域115,115の間隔(図2中の間隔L1)は、二本の保持板142,142の間隔を上回るように設定されている。また、この清掃体110は、前後方向に延在するスリット状の空間部124を備えており、この空間部124を挟んで左右一対の長尺状の分割清掃部123に分割される。詳細については後述するが、この空間部124は、清掃対象の挿入を許容する空間部としての機能を有する。ここでいう空間部124が、本発明における「空間部」に相当する。一方、各清掃体シート部116は、3つの繊維集合体117及び表面シート118を積層状に重ねられた状態で、表面シート118が清掃体110の上面及び下面に配設されるように構成されている。
上記の保持シート114及び表面シート118は、いずれもその左右方向の両端側にジクザグ状にカットされた短冊片(短冊部分)114a及び118aを複数備える構成であるのが好ましい。この場合、保持シート114及び表面シート118は、短冊シートとも称呼される。ここでいう短冊片114a及び118aが、本発明における「分割片」に相当する。このような構成の短冊片114a,118aは、ごみを引っ掛けて捕捉し易く、また凹部に入り込んだごみを描き出し易い、清掃機能の高い構造として特に効果的である。なお、短冊片114a,118aの形状に関しては、ジクザグ状、直線状、曲線状などのうちの単一種類或いは複数種類の形状を適宜用いることができる。本実施の形態では、これら短冊片114a及び118aは、いずれも分割清掃部123の長尺方向(保持板142の延在方向と交差する方向)に延在する構成とされる。
次に、上記基材シート113、保持シート114及び表面シート118を形成する不織布の構成、及び繊維集合体117を形成する繊維集合体の構成につき詳細に説明する。
(不織布の構成)
基材シート113、保持シート114及び表面シート118に関しては、いずれも典型的には熱溶融性繊維(熱可塑性繊維)からなるシート状の不織布を使用することができる。従って、これら基材シート113及び保持シート114は、「不織布シート」とも称呼される。ここでいう基材シート113、保持シート114及び表面シート118が、本発明における「不織布シート」を構成している。この不織布は、機械的、化学的、熱的などの処理によって繊維を固着したり絡み合わせたりして作られるシート状の構成物であって、熱可塑性繊維を一部に含み融着(溶着)が可能な不織布とされ、複数の短冊片を有する形状の不織布として構成される。熱可塑性繊維(熱溶融繊維)としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等を使用することができる。また、この不織布は、実用的な強度を備える10〜100g/mの熱可塑性繊維によって構成されるのが好ましい。この不織布としては、エアースルー法、スパンボンド法、サーマルボンド法、スパンレース法、ポイントボンド法、メルトブロー法、ステッチボンド法、ケミカルボンド法、ニードルパンチ法等により製造されたものを適宜使用することができる。この不織布が、本発明における「不織布」に相当する。なお、清掃時の掃き出し機能を向上させるためには、剛性の高い不織布を用いるのが好ましい。また、不織布に代えて或いは加えて、ウレタン、スポンジ、織布、ネット、ワリフなどの素材を短冊状に加工したものを用いることもできる。
(繊維集合体の構成)
一方、繊維集合体117は、繊維による単一の繊維構造体や、繊維が長さ方向および/または径方向にそろった繊維構造体(撚糸、紡績糸、複数の長繊維が部分的に接続された糸材など)、ないし当該繊維構造体の集合体とされ、熱可塑性繊維を一部に含み融着(「溶着」ともいう)が可能な繊維集合体として構成される。この繊維集合体117を形成する繊維とは、糸、織物などの構成単位であり、太さに比して十分な長さを持つ、細くてたわみやすい形態のものとして規定され、典型的には長い連続状の繊維が長繊維(フィラメント)とされ、短い繊維が短繊維(ステープル)とされる。この繊維集合体117の繊維は、保持シート114及び表面シート118の短冊片114a及び118aと同様に、保持板142の延在方向と交差する方向に長尺状に延在する構成とされる。この繊維集合体117は、複数の繊維が束状に形成された「繊維束」とも称呼される。ここでいう繊維集合体117が、本発明における「繊維集合体」に相当する。
なお、図2〜4に示す例では、三つの繊維集合体117が積層状に重ねられる場合について記載しているが、この繊維層の数は必要に応じて1または複数とすることができる。この繊維集合体117は、所定の平面や曲面による面構造を有するとともに、ある程度の厚みを有する立体形状として、或いは薄肉シート形状として構成されるのが好ましい。ここでいう「繊維集合体」は、典型的にはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、レーヨンなどを材質とし、実用上はトウを開繊することによって得られる長繊維(フィラメント)の集合体がこの繊維集合体として多用される。特には、芯部分がポリプロピレン(PP)或いはポリエチレンテレフタレート(PET)であり、この芯部分の外面を覆う鞘部分がポリエチレン(PE)の複合繊維を用いて繊維集合体が構成されるのが好ましい。この繊維集合体を形成する長繊維は、その繊度が0.5〜66dtexとされるのが好ましい。また、各繊維集合体は概ね同様の繊度の繊維から構成されてもよいし、或いは各繊維集合体が異なる繊度の繊維を含む構成であってもよい。また、熱可塑性樹脂を含む繊維を用いる場合、少なくとも2種類以上の異なった融点の樹脂(例えば融点差が20℃以上の樹脂)を使用するのが好ましい。
また、清掃時の掃き出し機能を向上させるためには、剛性の高い繊維、すなわち繊度が高い繊維を含む繊維集合体を用いるのが好ましい。また、繊維集合体は、捲縮繊維を有する構成されるのが好ましい。この場合、1インチあたりのクリンプ数が5〜30の倦縮繊維を用いるのが好ましい。ここでいう捲縮繊維は、所定の巻き縮み処理が付与された繊維として構成され、繊維同士が絡み易い構造とされる。このような捲縮繊維を用いると、繊維集合体が清掃体ホルダ装着前の状態よりも嵩高となり、更に捲縮部分にごみを取り込み易い構造とされる。本構造は、特にトウ繊維から形成された捲縮繊維を用いることによって実現され得る。また、ゴミ、塵、埃などを確実に吸着するべく、着塵油剤を含有する繊維を用いるのが好ましい。
なお、繊維集合体として、フィルムをテープ状にスリットし、縦方向へ延伸させたフラットヤーンや、スプリットヤーンと称呼される熱可塑性フィルム樹脂を樹脂の配向方向と直交する方向にかきわけて、繊維状となったフィルムが網目状に接合されているものを使用してもよい。或いは、繊維集合体として、エアースルー不織布などの嵩高で繊維密度の低い不織布を使用してもよい。
また、清掃体110の構成要素の種類や数等に関しては、上記の例に限定されるものではなく、必要に応じて種々選択が可能である。
上記構成の清掃用具100の作用に関しては、図6が参照される。図6には、本実施の形態の清掃体110の断面図であって、清掃体ホルダ装着前及び清掃体ホルダ装着後の様子が示される。この図6に示すように、清掃体ホルダ装着前においては、前述のように清掃体110の左右の被挿入領域115,115の間隔L1が、二本の保持板142,142の間隔L2を上回るように設定されている。一方、二本の保持板142,142が左右の被挿入領域115,115に挿入されると、左右一対の分割清掃部123は、二本の保持板142,142の間隔L2にしたがって互いに近接する方向に変形する。その結果、清掃体ホルダ装着後においては、左右一対の分割清掃部123の互いの対向部分には、保持シート114、繊維集合体117及び表面シート118が面接触し或いは重なり合い絡み合った重なり領域119が形成される。この重なり領域119は、空間部124に清掃対象を挿入して清掃作業を行なう場合、清掃効果向上を図るためには、図6中の左右方向に関する重なり長さ(重なりしろ)が1mm以上であるのが好ましく、更には当該重なりしろが二本の保持板142,142の間隔L2と同程度であるのが好ましい。
このような構成によれば、互いに隣接する分割清掃部123,123同士の繊維集合体117が少なくとも重なり合うことによって形状保持性能が付与され、清掃体110全体が垂れ下がったり、空間部124に不要な隙間が形成されるのを防止することが可能となり、また清掃対象を分割清掃部123,123間に包み込むようにして清掃対象と分割清掃部123との間の接触面積が増やすことができ、以って空間部124に挿入される清掃対象の清掃効果を高めることが可能となる。また、空間部124に不要な隙間が形成されて見栄えが低下するのを防止することで、作業者に対し清掃効果の高い清掃体110であることをアピールすることができ、以って作業者の清掃意欲を高めるのに効果的である。
なお、清掃体110の分割清掃部123,123は、購入時ないし使用前においては断面が長方形状とされており、実際の清掃作業に際し各分割清掃部123は作業者の解し操作によって解されて或いは毛羽立たせることによって、ボリューム感が高められた嵩高な状態とされるのが好ましい。この解し操作は、清掃体ホルダ装着前に行なう第1の手順において遂行されてもよいし、或いは清掃体ホルダ装着後に行なう第2の手順において遂行されてもよい。ここで、図7には、本実施の形態の分割清掃部123,123の断面構造であって、清掃体ホルダ装着操作に関する第1の手順が示され、図8には、本実施の形態の分割清掃部123,123の断面構造であって、清掃体ホルダ装着操作に関する第2の手順が示される。
図7に示す第1の手順では、まずstepA1において分割清掃部123,123が作業者によって解し操作される。このとき、本実施の形態では、各分割清掃部123における保持シート114、繊維集合体117及び表面シート118は、いずれも融着線120を中心として分割清掃部123の長尺方向と交差する方向(保持板142の延在方向と交差する方向)に関し同様の長さを有している。従って、stepA1において解し操作がなされると、各分割清掃部123は、保持板142の延在方向と交差する方向に関する断面が略円形ないし略楕円形とされた嵩高状態を形成する。この嵩高状態では、保持シート114及び表面シート118の短冊片114a及び118aや、繊維集合体117の繊維は、分割清掃部123の長尺方向と交差する方向(保持板142の延在方向と交差する方向)の断面に関し、融着線120を中心として放射方向に延在する。引き続きstepA2においては、二本の保持板142,142が左右の被挿入領域115,115に挿入される。これにより、左右一対の分割清掃部123は、二本の保持板142,142の間隔にしたがって互いに近接する方向に変形し、保持シート114、繊維集合体117及び表面シート118が面接触し或いは重なり合い絡み合った重なり領域119を形成することとなる。
一方、図8に示す第2の手順では、まずstepB1において、二本の保持板142,142が左右の被挿入領域115,115に挿入される。これにより、左右一対の分割清掃部123は、二本の保持板142,142の間隔にしたがって互いに近接する方向に変形し、保持シート114、繊維集合体117及び表面シート118が面接触し或いは重なり合い絡み合った重なり領域119を形成することとなる。引き続きstepB2においては、各分割清掃部123の解し操作によって、図7中のstepA2と同様に当該分割清掃部123は断面形状が略円形とされた嵩高状態を形成する。
上記第1或いは第2手順の経て得られた清掃用具100を用いた清掃作業に関しては、図9〜図17が参照される。図9〜図12には、本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の間で清掃対象Wを払拭する場合の様子が示され、図13〜図17には、本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の外面において清掃対象Wを払拭する場合の様子が示される。
図9に示すように、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の間で、例えば立体形状の清掃対象Wを清掃する場合を想定する。この場合、図10に示すように、一対の分割清掃部123,123の重なり領域119が清掃対象に合致するように清掃体110を押し付ける。一方で、二本の保持板142,142は、離間方向に弾性変形可能な弾性材、典型的には弾性を有するプラスチック材料によって構成されるのが好ましい。これにより、清掃対象Wは二本の保持板142,142の弾性付勢力に抗して重なり領域119を押し広げつつ空間部124に押し込まれ、まずは空間部124の入り口部分で、清掃対象Wに付着していたゴミ、塵、埃など(以下、「ゴミ等D」ともいう)が特に繊維集合体117に吸着される。このとき、空間部124の入り口部分が清掃対象Wに対する接触面積が大きいため清掃対象の良好な払拭が可能となる。特には、清掃体110の重なり領域119の保持シート114、繊維集合体117及び表面シート118が清掃対象の立体表面のゴミ等Dに対し効果的に絡み合って当該ゴミ等D確実に捕捉することが可能となる。清掃対象が更に空間部124に押し込まれると、図11に示すように、空間部124の入り口部分で繊維集合体117に吸着しきれなかったゴミ等Dは、保持シート114の短冊片114aによって掻き取られ、掻き取られた当該ゴミ等Dは速やかに繊維集合体117に吸着される。また、本実施の形態では、各分割清掃部123の断面径が極力大きくなるように、保持シート114、繊維集合体117及び表面シート118の長さを設定するのが好ましい。このような構成によれば、一対の分割清掃部123,123の間を通過する清掃対象Wに対する接触距離及び接触時間を増やすことができ、仮に保持シート114の短冊片114aが無い場合であっても、ゴミ等Dを払拭する効果を高めることが可能となる。更に、図12に示すように、保持シート114の短冊片114aによって掻き取られたにもかかわらず繊維集合体117に吸着しきれず落下したゴミ等Dは、図12中の矢印で示すように繊維集合体117の後端側(空間部124の入り口部分)にて確実に捕捉される。なお、このような清掃は、清掃対象W側の隙間に少なくとも1つの分割清掃部123を挿入して払拭する場合においても同様に有効とされる。
これに対し図13に示すように、清掃体110の一対の分割清掃部123,123によって、凹凸のある清掃対象Wを平面的に清掃する場合を想定する。この場合、本実施の形態では、清掃体110は、2つの分割清掃部123,123を介して平面に接触するため、作業者は必要以上に手首を固定することなく、払拭時の払拭角度の安定性を確保することが可能となる。また、2つの分割清掃部123,123が清掃対象Wに触れることとなるため、1回の払拭操作で一度に2回分の払拭効果を得ることが可能となる。特には、一対の分割清掃部123,123の繊維集合体117は、清掃対象Wに対し4つの吸着領域123a,123b,124b,124dが形成されることとなる。これら各吸着領域123a,123b,124b,124dは、いずれも扇形状であることから、ゴミ等Dを吸着可能な所望の吸着領域を確保するのに有効とされる。また、これら各吸着領域123a,123b,124b,124dは、いずれも円弧状の接触面を有するとともに、第1の吸着領域123aと第2の吸着領域123bとの間の突部分と、第3の吸着領域123cと第4の吸着領域123dとの間の突部分の2箇所を主体として接触するため、清掃対象Wの表面形状にしたがって移動する際に円滑に変形することとなり、清掃対象Wとの間の摩擦を抑えた円滑な清掃作業、すなわち使用感の「軽い」清掃作業が可能となる。
具体的には、まず図14に示すように、清掃対象Wの表面にならって清掃体110を移動させることによって、第1の吸着領域123aの繊維集合体117にゴミ等Dが吸着される。更に清掃体110を移動させることによって、図15に示すように凸部に隠れたゴミ等Dは、第1の吸着領域123aと第2の吸着領域123bとの間の保持シート114の短冊片114aによって掻き出されて、第2の吸着領域123bの繊維集合体117に吸着される。更に清掃体110を移動させることによって、図16に示すように凹部に入り込んだゴミ等Dは、第1の吸着領域123aの繊維集合体117に吸着される。このゴミ等Dは、第1の吸着領域123aの繊維集合体117に吸着されない場合でも、第1の吸着領域123aと第2の吸着領域123bとの間の保持シート114の短冊片114aによって掻き出されて、或いは完全に掻き出されない場合でも凹部の内部を後方へと移動し、第2の吸着領域123bの繊維集合体117に吸着される。更に、第2の吸着領域123bの繊維集合体117に吸着されなかったゴミ等Dは、第3の吸着領域123cの繊維集合体117に吸着される。また、第3の吸着領域123cの繊維集合体117に吸着されなかったゴミ等Dは、再度第3の吸着領域123cと第4の吸着領域123dとの間の保持シート114の短冊片114aによって掻き出されて、或いは完全に掻き出されない場合でも凹部の内部を後方へと移動し、最終的には第4の吸着領域123dの繊維集合体117に吸着されることとなる。
なお、清掃対象Wの広い平面部分を払拭する際、作業者の手首が安定しない場合や清掃対象Wが高所にある場合には、清掃体110が清掃対象Wの表面に対し傾斜して作用することが想定される。そこで本実施の形態では、図17に示すように、清掃対象Wに対し4つの吸着領域123a,123b,124b,124dが形成されるため、例えば第1の吸着領域123aや第2の吸着領域123bに吸着されなかったゴミ等Dを、第3の吸着領域123cや第4の吸着領域123dに吸着させること可能である。
(他の実施の形態)
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記実施の形態では、左右一対の分割清掃部123を有する清掃体110について記載したが、本発明では、分割清掃部123に相当する部位の数は、2以上の範囲で適宜設定可能である。別実施の形態に関しては、図18及び図19が参照される。図18に示す別実施の形態の清掃用具200は、3つの分割清掃部123を組み合わせた構成の清掃体210に対し、長尺状の3つの保持部242を有する清掃体ホルダ230が組み付けられるように構成されている。具体的には、ホルダ装着状態においては、各保持部242が各分割清掃部123に設けられた被挿入領域115に挿入されるようになっている。この場合、3つの分割清掃部123は、その断面中心が所定の三角形の各頂点に位置するように並置される。また、図19に示す別実施の形態の清掃用具300は、4つの分割清掃部123を組み合わせた構成の清掃体310に対し、長尺状の4つの保持部342を有する清掃体ホルダ330が組み付けられるように構成されている。具体的には、ホルダ装着状態においては、各保持部342が各分割清掃部123に設けられた被挿入領域115に挿入されるようになっている。この場合、4つの分割清掃部123は、その断面中心が所定の四角形の各頂点に位置するように並置される。図18に示す清掃用具200や、図19に示す清掃用具300によっても、前述の清掃用具100と同様の作用効果を得ることが可能となる。なお、これらの清掃用具200,300において、3つ或いは4つの分割清掃部123所定の直線上に並置されるように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、清掃体110は、各分割清掃部123の断面が略円形ないし略楕円形とされる場合について記載したが、本発明では、当該断面が略円形ないし略楕円形の全部または一部を構成する形態であればよく、例えば分割清掃部の断面が、円形の一部を構成する1または複数の扇形状とされてもよい。本構成に関しては、図20に示す別実施の形態の清掃体410が参照される。図20に示す清掃体410では、各分割清掃部423の外側領域及び内側領域における断面は、互いに異なる径の円形を構成する扇形状とされる。本構成は、例えば融着線120,121の位置や、保持シート114、繊維集合体117及び表面シート118の長さを場所ごとに変更することによって実現される。このような構成によれば、分割清掃部423の外側領域と内側領域のそれぞれに異なる清掃能力を付与する場合に有効とされる。
また、上記実施の形態では、清掃体110をシート状の不織布と繊維集合体を用いて構成する場合について記載したが、本発明では、シート状の不織布と繊維集合体のいずれか一方によって清掃体が構成されてもよい。
本実施の形態の清掃用具100を構成する清掃体110及び清掃体ホルダ130を互いに組み付ける前の状態の斜視図である。 図1中の清掃体110のA−A線に関する断面構造を示す図である。 図1中の清掃体110のB−B線に関する断面構造を示す図である。 図1中の清掃体110を各積層要素に分解した状態の斜視図である。 図2中の清掃体110の保持シート部112の斜視図である。 本実施の形態の清掃体110の断面図であって、清掃体ホルダ装着前及び清掃体ホルダ装着後の様子を示すものである。 本実施の形態の分割清掃部123,123の断面構造であって、清掃体ホルダ装着操作に関する第1の手順を示すものである。 本実施の形態の分割清掃部123,123の断面構造であって、清掃体ホルダ装着操作に関する第2の手順を示すものである。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の間で清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の間で清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の間で清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の間で清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の外面において清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の外面において清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の外面において清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の外面において清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 本実施の形態の清掃用具100において、清掃体110の一対の分割清掃部123,123の外面において清掃対象Wを払拭する場合の様子を示す図である。 別実施の形態の清掃用具200を構成する清掃体210及び清掃体ホルダ230を互いに組み付ける前の状態を模式的に示す斜視図である。 別実施の形態の清掃用具300を構成する清掃体310及び清掃体ホルダ330を互いに組み付ける前の状態を模式的に示す斜視図である。 別実施の形態の清掃体410の断面を模式的に示す図である。
符号の説明
100…清掃用具
110…清掃体
112…保持シート部
113…基材シート
114…保持シート
114a…短冊片
115…被挿入領域
115a…開口部
116…清掃体シート部
117…繊維集合体
118…表面シート
118a…短冊片
119…重なり領域
120,121…融着線
123,423…分割清掃部
123a…第1の吸着領域
123b…第2の吸着領域
123c…第3の吸着領域
124d…第4の吸着領域
124…空間部
130…清掃体ホルダ
140…ホルダ本体
141…基部
142…保持板
143…押え板
150…ハンドル部
151…ハンドル本体
151a…連結部
200,300…清掃用具
210,310,410…清掃体
230,330…清掃体ホルダ
242,342…保持部

Claims (4)

  1. 清掃対象の清掃に用いられる清掃用具であって、
    長尺状の清掃体ホルダと、
    前記清掃体ホルダに装着される清掃体と、
    を備え、
    前記清掃体ホルダは、使用者によって把持される把持部と、前記把持部から並行して長手状に延在する複数の保持体を有する構成であり、
    前記清掃体は、複数の長尺状の分割清掃部に分割され、各分割清掃部に各保持体が挿入される被挿入領域が設けられるとともに、前記複数の分割清掃部のうち互いに隣接する分割清掃部間に前記清掃対象の挿入を許容する空間部を備え、
    前記分割清掃部は、当該分割清掃部の長尺方向と交差する方向に延在する繊維を複数集合させた繊維集合体と、不織布からなる不織布シートとが互いに重ねられて接合された構成であり、前記被挿入領域への前記保持体の挿入状態において、前記複数の分割清掃部のうち互いに隣接する分割清掃部同士の前記繊維集合体が前記空間部にて前記長尺方向と交差する方向に関し重なり合うことを特徴とする清掃用具。
  2. 請求項1に記載の清掃用具であって、
    前記清掃体は、前記清掃体ホルダに対し未装着の状態において、互いに隣接する前記被挿入領域の間隔が、前記清掃体ホルダにおいて互いに隣接する前記保持体の間隔よりも広く設定されており、前記保持体が前記被挿入領域に挿入される挿入動作に伴って、互いに隣接する分割清掃部同士の前記繊維集合体が近接方向に移動することで前記空間部にて前記長尺方向と交差する方向に関し重なり合うことを特徴とする清掃用具。
  3. 請求項1または2に記載の清掃用具であって、
    前記不織布シートは、前記分割清掃部の長尺方向と交差する方向に延在する複数の分割片に分割された構成であることを特徴とする清掃用具。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の清掃用具であって、
    前記複数の保持体は、隣接する保持体同士の離間方向に弾性変形可能な弾性材によって構成されていることを特徴とする清掃用具。
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