JP2009239783A - 動画再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯端末装置における動画プレイヤの動作環境に制限が設けられている場合でも、動画プレイヤの動画再生機能には影響を与えることなく、制限を解除可能な再生手段を備えた動画再生システムを提供する。
【解決手段】携帯端末装置4へ通信網Nを介して動画ファイルを配信するサーバ2と、配信される動画ファイルが格納される記憶装置6と、動画ファイルの配信を要求すべくサーバと通信する通信手段(ブラウザ部)、配信された動画ファイルを再生する再生手段、及び再生された動画ファイルを視聴する視聴手段(ディスプレイ部及スピーカ部)を有する携帯端末装置を備え、再生手段として、動画ファイルを再生する際の動作環境に制限が設けられた動画プレイヤと、当該動作環境の制限を解除可能な形式となるように、動画ファイルの形式を変換するファイルコンバータと、形式変換された動画ファイルを動画プレイヤで再生させるための制御機構を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが携帯所持する再生手段を備えた携帯端末装置(例えば、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System、PDA(Personal Digital Assistants)、あるいはノートパソコンなど)でコンテンツサーバから配信された動画ファイルを再生させる動画再生システムに関する。
近時、通信網(通信ネットワーク)の高速化、並びに視聴手段(例えば、ディスプレイ及びスピーカなど)を備えた双方向通信が可能な携帯端末装置(例えば、携帯電話、PHS、PDA、あるいはノートパソコンなど)の爆発的な普及により、当該携帯端末装置を利用した各種の情報コンテンツ配信サービスが提供されている。
例えば、特許文献1には、将棋や囲碁、あるいはカードゲームなどに関する遊技情報を、通信ネットワークを介して携帯端末装置(一例として、携帯電話)に対して配信する遊技情報配信技術(遊技情報配信装置、及び遊技情報配信プログラム)についての開示がなされている。
さらに、最近では携帯端末装置で動画プレイヤ(動画再生用アプリケーションプログラム)を起動して動画ファイル(動画コンテンツ)を再生させ、これを当該携帯端末装置でユーザに視聴させる動画配信サービスも提供されている。例えば、登録ユーザに対し、動画プレイヤをダウンロードなどにより無料で配布し、当該登録ユーザの要求した動画ファイルを通信ネットワークを介して視聴させる有料サービスや、かかる登録ユーザに対し、宣伝用のダイジェスト版の動画ファイルなどを添付したメールを無料で配信するサービスなどが広く提供されている。
特開2005−304737号公報
しかしながら、このようなサービス形態においては、動画ファイルを再生させる動画プレイヤの動作環境に一定の制限が設けられている場合がある。例えば、再生可能な動画ファイルの容量が制限される場合(一例として、上限容量設定)、当該動画ファイルの携帯端末装置のハードディスクなどへの保存が制限される場合(一例として、保存不可)、あるいはサーバへの通信が制限される場合(一例として、特定コンテンツサーバ以外へのアクセス不可)などがある。
このような制限は、例えば、セキュリティを確保する上で止むを得ない場合などもあるが、かかる動画プレイヤを利用した動画再生システムの開発においては開発上の制約事項となり、自由な開発を阻害する要因ともなっている。このため、提供可能なサービスも限定され、ともすればユーザにとって魅力あるサービスを提供することができなくなってしまう場合もある。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的は、携帯端末装置における動画プレイヤの動作環境に一定の制限が設けられている場合であっても、当該動画プレイヤの動画再生機能には影響を与えることなく、前記制限を解除することが可能な再生手段を備えた動画再生システムを提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明に係る動画再生システムは、携帯端末装置へ通信網を介して動画ファイルを配信するサーバと、前記サーバから前記携帯端末装置へ配信される前記動画ファイルが格納される記憶装置と、前記動画ファイルの配信を要求すべく前記通信網を介して前記サーバと通信するための通信手段、配信された動画ファイルを再生するための再生手段、及び再生された動画ファイルを視聴するための視聴手段を有する携帯端末装置を備えており、前記携帯端末装置は、前記再生手段として、前記動画ファイルを再生する際の動作環境に制限が設けられた動画プレイヤと、前記動画プレイヤの動作環境の制限を解除することが可能な形式となるように、前記動画ファイルの形式を変換するファイルコンバータと、前記ファイルコンバータによって形式変換された動画ファイルを前記動画プレイヤで再生させるための制御機構を備えている。
第1の発明によれば、ファイルコンバータにより動画ファイルの形式を変換させた後、これを動画プレイヤで再生させることで、当該動画プレイヤの構成を変更することなく、かかる動画プレイヤに設定された動作環境の制限を解除させることができる。
この結果、携帯端末装置における動画プレイヤの動作環境の制限を受けることなく、動画再生システムを構築することができる。
第2の発明において、前記制御機構は、前記ファイルコンバータを起動し、起動したファイルコンバータに前記動画ファイルの形式を変換させるファイルコンバータ制御部と、前記動画プレイヤを起動し、起動した動画プレイヤに前記ファイルコンバータ制御部によってファイルの形式が変換された動画ファイルを再生させる動画プレイヤ制御部を備えている。
第2の発明よれば、制御機構によってファイルコンバータの制御と動画プレイヤの制御を一元的に行うことができ、当該制御機構を動画プレイヤのエミュレータとして機能させることができる。これにより、例えば、実行させる処理の中にファイルコンバージョン処理や動画プレイヤ起動処理などを組み込んだ制御プログラム(ファイルコンバータ及び動画プレイヤの一元制御プログラム)を作成することができ、動画再生システムの開発作業の簡素化を図ることが可能となるとともに、動画再生システムに汎用性を持たせることも可能となる。
本発明によれば、携帯端末装置における動画プレイヤの動作環境に一定の制限が設けられている場合であっても、当該動画プレイヤの動画再生機能には影響を与えることなく、前記制限を解除して動画ファイルを再生可能な再生手段を備えた動画再生システムを構築することができる。これにより、ユーザにとって非常に魅力ある動画ファイル(動画コンテンツ)の配信サービスを提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態に係る動画再生システムについて、添付図面を参照して説明する。
なお、本発明に係る動画再生システムによって提供される情報の内容、具体的には再生させる動画の種類は、当該システムの運用目的に応じて任意に設定すればよいため、特に限定されない。例えば、映像、ゲーム、あるいは電子書籍などを想定することができる。また、ここでの動画は、映像(画像)及び音声、あるいは映像(画像)のみが略間断(タイムラグ)なく連続して再生されるもの、並びにこれらがある程度のタイムラグを持って再生されるものをいずれも含めた情報コンテンツを想定している。
図1には、本実施形態に係る動画再生システムの構成例が示されており、当該動画再生システムには、携帯端末装置4と、当該携帯端末装置4へ通信網Nを介して動画ファイルを配信するサーバ(以下、コンテンツサーバという)2と、コンテンツサーバ2から携帯端末装置4へ配信される前記動画ファイルが格納される記憶装置6が備えられている。
なお、動画ファイルは、後述する携帯端末装置4の再生手段(動画プレイヤ44)で所定の動画を再生させるために、当該動画ごとに生成されたオブジェクトコードである。
コンテンツサーバ2は、図2に示すように、演算処理装置(CPU(Central Processing Unit))21、メモリ装置(RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory))22、入出力装置(I/O(Input/Output))23、通信制御装置24がそれぞれ搭載されて構成されている。
コンテンツサーバ2が通信網N(図1)を介して携帯端末装置4(同図)に対して動画ファイルを配信する際には、まず通信制御装置24が携帯端末装置4からの動画ファイル配信要求を通信網Nを介して受信し、当該動画ファイルの出力を入出力装置23に対して要求する。次いで、かかる要求を受けた入出力装置23は、記憶装置6へアクセスし、前記動画ファイルをメモリ装置22に読み出すともに、通信制御装置24に対して当該動画ファイルの読み出しが完了したことを通知する。そして、かかる通知を受けた通信制御装置24が、メモリ装置22に読み出された動画ファイルを前記携帯端末装置4に対して配信する。
なお、記憶装置6は、例えば、コンテンツサーバ2に内蔵されたハードディスク装置などとして構成してもよいし、コンテンツサーバ2と接続され、自由にアクセス可能な別途の記憶サーバなどとして構成してもよい。
いずれの場合も、記憶装置6には携帯端末装置4への配信用の動画ファイルが格納されるが、その際、当該動画ファイルを格納するためのデータベースを構築して格納してもよいし、このようなデータベースを構築せず、動画ファイルを個別に格納してもよい。
また、図1に示すシステム構成においては、一例として、コンテンツサーバ2と携帯端末装置4(すなわち、これを携帯所持するユーザ)が遠隔配置されている場合を想定しており、これらを相互に接続するための通信網Nとしては、例えばインターネット、あるいは公衆回線網や専用線などを想定することができる。この場合、通信網Nは有線であるか、無線であるかは限定されず、これらが混在して相互に接続された通信網であってもよい。
携帯端末装置4は、前記動画ファイルの配信を要求するために通信網Nを介してコンテンツサーバ2と通信するための通信手段、配信された動画ファイルを再生するための再生手段、及び再生された動画ファイルを視聴するための視聴手段を有しており、動画再生システムを利用するユーザに携帯所持されている。この場合、携帯端末装置4は、前記通信手段、再生手段及び視聴手段をそれぞれ備え、ユーザによって携帯所持することが可能な装置であれば、その種類は特に限定されない。例えば、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、あるいはノートパソコンなど各種の装置を適用することができるが、本実施形態においては、図1に示すように携帯端末装置4が携帯電話である場合を一例として想定し、以下、当該携帯電話の構成について説明する。なお、図1には一例として2台の携帯端末装置(携帯電話)4が示されているが、本実施形態に係る動画再生システムは、不特定多数の携帯端末装置(携帯電話、PHS、PDA及びノートパソコンなど)で構成することが可能である。
携帯端末装置(携帯電話)4には、図3に示すように通信手段としてブラウザ部41、視聴手段としてディスプレイ部42とスピーカ部43がそれぞれ備えられている。
かかる携帯端末装置(携帯電話)4が通信網Nを介してコンテンツサーバ2と通信する際には、例えば、ブラウザ部41に対してコンテンツサーバ2のアドレス(具体的には、当該コンテンツサーバ2に開設されているWebページのアドレス(URL)など)を与え、当該アドレスに基づいて当該ブラウザ部41が通信網Nを介してコンテンツサーバ2にアクセスすることで、当該コンテンツサーバ2と携帯端末装置(携帯電話)4との間で通信が行われる。なお、ブラウザ部41に対する前記アドレスの付与は、携帯端末装置(携帯電話)4に入力手段(例えば、ダイヤルボタンなど)を設け、当該入力手段を操作して所定のアドレスを入力することにより行ってもよいし、後述する携帯端末装置(携帯電話)4の記憶手段(記憶部47)に予め記憶させたアドレスをブラウザ部41に対して与える(読み込む)ことで行ってもよい。
また、携帯端末装置(携帯電話)4には、再生手段として、前記動画ファイルを再生する際の動作環境に制限が設けられた動画プレイヤ44と、当該動画プレイヤ44の動作環境の制限を解除することが可能な形式となるように、前記動画ファイルの形式を変換するファイルコンバータ45と、当該ファイルコンバータ45によって形式変換された動画ファイルを動画プレイヤ44で再生させるための制御機構46が備えられている。
この場合、動画プレイヤ44は、動画ファイル再生用のアプリケーションプログラムとして構成されており、ファイルコンバータ45は、動画ファイルの形式変換用のアプリケーションプログラムとして構成されている。また、制御機構46は、図3,4に示すように、演算処理部(CPU)461、メモリ部(RAMやROM)462、入出力部(I/O)463、動画プレイヤ制御部464及びファイルコンバータ制御部465を有しており、動画プレイヤ44及びファイルコンバータ45の起動や終了などの動作制御を行うとともに、ブラウザ部41、ディスプレイ部42及びスピーカ部43の動作制御も併せて行っている。
なお、ファイルコンバータ制御部465は、ファイルコンバータ45を起動し、起動したファイルコンバータ45に動画ファイルの形式を変換させており、動画プレイヤ制御部464は、動画プレイヤ44を起動し、起動した動画プレイヤ44にファイルコンバータ制御部465によってファイルの形式が変換された動画ファイルを再生させている。
本実施形態においては、上述したように動画ファイル再生用のアプリケーションプログラムとして動画プレイヤ44が構成されており、当該動画プレイヤ44には、動画ファイルを再生する際の動作環境に制限が設けられている。かかる制限としては、再生可能な動画ファイルの容量制限(一例として、上限容量設定)、当該動画ファイルの携帯端末装置4への保存制限(一例として、保存不可)、及びサーバへの通信制限(一例として、特定のコンテンツサーバ2以外へのアクセス不可)などを想定している。
また、上述したように動画ファイルは、動画プレイヤ44で所定の動画を再生させるために、当該動画ごとに生成されたオブジェクトコードであり、当該オブジェクトコードは、例えば動画ごとにソースコードを作成し、当該ソースコードをオブジェクト変換することによって生成することができる。その際、かかるオブジェクトコード(動画ファイル)には、所定のファイル拡張子(以下、制限拡張子という)が付与される。
本実施形態においては、コンテンツサーバ2から携帯端末装置(携帯電話)4に対しては、制限拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)が配信されており、当該制限拡張子が付与された動画ファイルを動画プレイヤ44で再生する際に、その動作環境が上述した各制限(容量制限、保存制限及び通信制限)を受けるようになっている。
これに対し、ファイルコンバータ45は、上述したように動画ファイルの形式変換用のアプリケーションプログラムとして構成されており、本実施形態においては、制限拡張子が付与された動画ファイルをそのオブジェクトコードを変更することなく、独自の拡張子(以下、独自拡張子という)が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)に変換する。ただし、動画プレイヤ44で再生させた際にその内容の同一性(動画の同一性)が保たれている限り、制限拡張子が付与された動画ファイルのオブジェクトコードを変更し、独自拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)に変換しても構わない。
かかる変換の際には、制限拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)を直接、独自拡張子が付与された動画ファイルに変換してもよいし、所定の中間ファイル(例えば、ソースコードなど)を生成した後、当該中間ファイルを独自拡張子が付与された動画ファイルに変換してもよい。
このように、動画ファイル(オブジェクトコード)の拡張子を制限拡張子から独自拡張子へ変換付与することで、かかる動画ファイルを動画プレイヤ44で再生させた際、その動作環境が上述した制限(容量制限、保存制限及び通信制限)を受けることがない。すなわち、かかる動作環境の制限を解除した状態で、動画ファイル(独自拡張子が付与された動画ファイル)を動画プレイヤ44によって再生させることが可能となる。
この結果、例えば、制限拡張子が付与され、上限容量を超えるファイル容量の動画ファイル(オブジェクトコード)であっても、これをファイルコンバータ45によって独自拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)に変換することで、動画プレイヤ44によって再生させることができる。
同様に、制限拡張子が付与され、保存制限が設定されている動画ファイル(オブジェクトコード)であっても、形式変換することで動画プレイヤ44によって再生させることができるとともに、変換後の動画ファイル(独自拡張子が付与された動画ファイル)を後述する携帯端末装置(携帯電話)4の記憶手段(記憶部47)に保存することができる。これにより、例えばコンテンツサーバ2との通信が不可能な状況下であっても、保存した動画ファイルを動画プレイヤ44によって繰り返し再生させることができる。
また、制限拡張子が付与され、通信制限が設定されている動画ファイル(オブジェクトコード)であっても、形式変換することで動画プレイヤ44によって再生させることができるとともに、例えば、その再生中に別のコンテンツサーバへアクセスして同時に複数の動画ファイルを再生させることなども可能となる。
なお、携帯端末装置(携帯電話)4には、図3に示すように記憶手段として記憶部(例えば、フラッシュメモリなど)47が備えられており、動画プレイヤ44及びファイルコンバータ45は当該記憶部47に格納(記憶)されている。
そして、携帯端末装置(携帯電話)4が動画ファイルの配信を要求するために通信網Nを介してコンテンツサーバ2と通信し、当該動画ファイルの配信が開始されると、制御機構46のファイルコンバータ制御部465によってファイルコンバータ45が起動される。
制御機構46のファイルコンバータ制御部465によってファイルコンバータ45が起動される際には、まずファイルコンバータ制御部465がファイルコンバータ45を記憶部47から読み出すための読出命令(ロード命令)を入出力部463に出し、当該読出命令を受けた入出力部463によってファイルコンバータ45が記憶部47から制御機構46のメモリ部462に読み出され、演算処理部461で実行される。
ファイルコンバータ45が実行されると、コンテンツサーバ2から配信された動画ファイル(制限拡張子が付与された動画ファイル)が入出力部463によってメモリ部462に読み出され、当該制限拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)の形式変換処理(ファイルコンバージョン処理)が開始される。かかる形式変換処理が終了すると、独自拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)が生成され、当該動画ファイルが入出力部463によってメモリ部462に読み出される。
そして、独自拡張子が付与された動画ファイルがメモリ部462に読み出されると、制御機構46の動画プレイヤ制御部464によって動画プレイヤ44が起動される。なお、この時点で動画プレイヤ44を起動することなく、動画プレイヤ44は、別途のタイミングで動画プレイヤ制御部464によって起動させてもよい。この場合には、上述したファイルコンバージョン処理によって生成した独自拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)は、記憶部47に格納(記憶)すればよい。
制御機構46の動画プレイヤ制御部464によって動画プレイヤ44が起動される際には、まず動画プレイヤ制御部464が動画プレイヤ44を記憶部47から読み出すための読出命令(ロード命令)を入出力部463に出し、当該読出命令を受けた入出力部463によって動画プレイヤ44が記憶部47からメモリ部462に読み出される。メモリ部462に読み出された動画プレイヤ44は、演算処理部461で実行され、上述したファイルコンバージョン処理の終了後にメモリ部462に読み出されている独自拡張子が付与された動画ファイル(オブジェクトコード)の再生を開始する。
かかる動画ファイルが再生されると、当該再生データ(例えば、映像データ及び音声データ)は入出力部463よってディスプレイ部42及びスピーカ部43に渡され、所定の映像がディスプレイ部(例えば、液晶ディスプレイ装置や有機ELディスプレイ装置など)42に表示されるとともに、所定の音声がスピーカ部(例えば、受話用スピーカなど)43から流される。
これにより、携帯端末装置(携帯電話)4を携帯所持しているユーザに対して動画ファイルの内容、すなわち再生された動画(映像及び音声)を視聴させることができる。
ここで、ファイルコンバータ制御部465と動画プレイヤ制御部464は、上述した制御を行うための回路が配線された基板(回路基板)としてもよいが、本実施形態においては、ファイルコンバータ制御部465及び動画プレイヤ制御部464がそれぞれ1つのモジュールとして所定のプログラムに組み込まれている場合を一例として想定する。
以下の説明においては、かかるプログラムを動画再生制御プログラムといい、当該動画再生制御プログラムに組み込まれたファイルコンバータ制御部465のモジュールをファイルコンバータ制御モジュールというとともに、動画プレイヤ制御部464のモジュールを動画プレイヤ制御モジュールという。なお、動画再生制御プログラムは、記憶部47に格納(記憶)させればよい。
これにより、ファイルコンバータ制御部465及び動画プレイヤ制御部464を動画再生制御プログラムのモジュール(ファイルコンバータ制御モジュール及び動画プレイヤ制御モジュール)として一元管理することができ、動画再生制御プログラム内でファイルコンバータ制御モジュールを実行させることで、ファイルコンバータ45を制御すること(具体的には、ファイルコンバータ45を起動して動画ファイルの形式を変換させること)ができる。また、動画再生制御プログラム内で動画プレイヤ制御モジュールを実行させることで、動画プレイヤ44を制御すること(具体的には、動画プレイヤ44を起動して、ファイルコンバータ制御モジュールによって形式変換された動画ファイルを再生させること)ができる。
すなわち、動画再生制御プログラムによってファイルコンバータ45の制御と動画プレイヤ44の制御を一元的に行うことができ、当該動画再生制御プログラムを動画プレイヤ44のエミュレータとして機能させることができる。
換言すれば、ファイルコンバータ制御部465及び動画プレイヤ制御部464をモジュール化することで、実行させる処理の中にファイルコンバージョン処理(動画ファイルの形式変換処理)や動画プレイヤ44の起動処理を組み込んだ動画再生制御プログラム(ファイルコンバータ45及び動画プレイヤ44の一元制御プログラム)を作成することができる。この結果、動画再生システムの開発作業の簡素化を図ることが可能となるとともに、動画再生システムに汎用性を持たせることも可能となる。
このように、本実施形態によれば、携帯端末装置4における動画プレイヤ44の動作環境に一定の制限(制限拡張子が付与された動画ファイルの容量制限、保存制限及び通信制限など)が設けられている場合であっても、当該動画プレイヤ44の動画再生機能には影響を与えることなく、かかる制限を解除して動画ファイルを再生可能な再生手段(動画プレイヤ44、ファイルコンバータ45、並びに動画再生制御プログラム(ファイルコンバータ制御部465及び動画プレイヤ制御部464))を備えた動画再生システムを構築することができる。これにより、ユーザにとって非常に魅力ある動画ファイル(動画コンテンツ)の配信サービスを提供することが可能となる。
なお、上述した本実施形態においては、動画再生制御プログラムにファイルコンバータ制御モジュール及び動画プレイヤ制御モジュールを組み込むことで、ファイルコンバータ制御部465及び動画プレイヤ制御部464をモジュール化しているが、これに加えて、ファイルコンバータ45や動画プレイヤ44をモジュールとして動画再生制御プログラムに組み込んでもよい。これにより、ファイルコンバージョン処理や動画再生処理を動画再生制御プログラム内の一処理として実行することができ、これらを完全に一元管理することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る動画再生システムの構成を示す図。 サーバ(コンテンツサーバ)の内部構成を示すブロック図。 携帯端末装置(携帯電話)の内部構成を示すブロック図。 携帯端末装置(携帯電話)の制御機構の構成を説明するためのブロック図。
符号の説明
2 サーバ(コンテンツサーバ)
4 携帯端末装置(携帯電話)
6 記憶装置
N 通信網

Claims (2)

  1. 携帯端末装置へ通信網を介して動画ファイルを配信するサーバと、
    前記サーバから前記携帯端末装置へ配信される前記動画ファイルが格納される記憶装置と、
    前記動画ファイルの配信を要求すべく前記通信網を介して前記サーバと通信するための通信手段、配信された動画ファイルを再生するための再生手段、及び再生された動画ファイルを視聴するための視聴手段を有する携帯端末装置を備えた動画再生システムであって、
    前記携帯端末装置は、前記再生手段として、
    前記動画ファイルを再生する際の動作環境に制限が設けられた動画プレイヤと、
    前記動画プレイヤの動作環境の制限を解除することが可能な形式となるように、前記動画ファイルの形式を変換するファイルコンバータと、
    前記ファイルコンバータによって形式変換された動画ファイルを前記動画プレイヤで再生させるための制御機構を備えていることを特徴とする動画再生システム。
  2. 前記制御機構は、前記ファイルコンバータを起動し、起動したファイルコンバータに前記動画ファイルの形式を変換させるファイルコンバータ制御部と、
    前記動画プレイヤを起動し、起動した動画プレイヤに前記ファイルコンバータ制御部によってファイルの形式が変換された動画ファイルを再生させる動画プレイヤ制御部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の動画再生システム。
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