JP2009238714A - 和紙製連結式照明器具 - Google Patents

Abstract

【課題】 従来、照明器具は光源の出す熱に配慮するため、金属やガラス、プラスチックスを素材として多く使用した。そのために重量も重く、取付方法も専門家に依頼して工事をするのが一般的であった。又、既存の光源では消費電力が多くなるため、連結をする場合に数が限られた。本考案は和紙を素材とするため軽量で、消費電力の小さな発光ダイオードを光源とする器具のため、従来の金属の構造体が不要になり接続器具で希望の大きさまで連結が可能となり、取付の条件もずっと容易になる。建築内に梁や柱が無くても簡単に取り付けたり又独立して立てることも可能な連結自由な照明器具を提供する。
【解決手段】 和紙を材料とする略台形状カバー体の中に光源である発光ダイオードを組み込み、１個から複数個 まで自由に、連結する事の出来る接続器具を設けた、和紙製連結式照明器具。
【選択図】図９

Description

本発明は、建築空間の中で、使う人が任意に形や大きさを決めて、単体を連結することを可能にするために連結機能を設けた、和紙製連結式照明器具に関するものである。

従来、照明器具は光源の出す熱に配慮するため、金属やガラス、プラスチックスを素材として多く使用した。そのために重量は重く、取付も専門家に依頼して工事をするのが一般的であった。又、既存の光源では消費電力が多くなるため、連結をする場合に数が限られた。

従来より、次のような問題点があった。
（イ）金属、ガラス、プラスチックスを素材とするので、重たかった。
（ロ）金属、ガラス、プラスチックスを素材とするので、型加工が必要であり、そのために型製作費が必要となり値段も高価であった。
（ハ）照明器具が重くて高価な為に、既製品の中から選ぶという選択肢が殆どであった。
（二）照明器具が重い為に、取付位置が限定されることもあった。
（ホ）既存の光源では消費電力が多くなるため、少数しか連結が出来なかった。
本発明は以上の問題を解決しようとするものである。

和紙で作ったカバー体の中に光源である発光ダイオードを組み込んで、１個から複数個まで自由に連結する事の出来る接続器具を設けた和紙製連結式照明器具である。

本発明は、和紙で作ったカバー体の中に光源である発光ダイオードを組み込んであるため、非常に軽量である。従来の金属、ガラス、プラスチックスを素材としているものに比べて、殆どの部分が和紙で作られているため安価である。軽量であることから、照明器具が複数でも、建築内に梁や柱が無くても壁や天井に簡単に取り付けたり、又独立して立てたり、吊り下げることも可能となり住環境や商環境を個性豊かに快適にしようとするものである。又消費電力の小さな器具のため接続器具で、ある程度の大きさまで連結が可能となる。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）下面を開口部（１２）とする略台形状の和紙からなるカバー体（１）の天板（２）の中央に、光源穴（５）を設ける。
（ロ）カバー体の内側に扁平の方形状で和紙からなる遮光板（４）の角部をカバー体の四側面の中央部位に設けられた差し込み穴（１３）に差し込み固定する。
（ハ）十字状からなる基板（７）の下面中央にＬＥＤからなる光源（６）を設ける。
（二）基板側面の対向する位置にコネクタ雄線（９）を有する導線を連結し、交差する基板側面にコネクタ雌線（１０）を有する導線を連結する。
（ホ）光源（６）がカバー体の光源穴（５）に合わさるように、カバー体の天板（２）の上に基板（７）を裁置する。
本発明は以上の構成からなり、本発明を連設して複数使用するときは隣り合うカバー体の雄線と雌線を連結して一体とし、使用する器具である。

本発明の斜視図 本発明の分離斜視図 本発明のカバー体の斜視図 本発明の基板の斜視図 本発明の断面図 本発明の縦方向の使用状態をカバー体の開口部側から見た内部透視図 本発明の縦横方向の使用状態をカバー体の開口部側から見た内部透視図 本発明の使用状態を示す斜視図 本発明の使用状態を示す斜視図 本発明の実施例で壁につけた斜視図 本発明の実施例で空間の間仕切りとした斜視図

符号の説明

１ カバー体
２ 天板
３ 側板
４ 遮光板
５ 光源穴
６ 光源
７ 基板
８ 導線
９ コネクター雌線
１０ コネクター雄線
１１ 接合面
１２ 開口部
１３ 差し込み穴

Claims (1)

1. 和紙を材料とする略台形状カバー体の中に光源である発光ダイオードを組み込み、１個から複数個まで自由に、連結する事の出来る接続器具を設けた、和紙製連結式照明器具。

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