JP2009237711A - タッチパネル付き表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】信頼性の高いタッチパネル搭載表示装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る表示装置は、ユーザが触れた位置の検出に光センサを使用する光センサ方式のタッチパネルを搭載しており、表示装置を使用する地域の商用電源周波数を取得して、取得した商用電源周波数に応じて、検出における光センサのフレーム周波数を設定するものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る表示装置は、ユーザが触れた位置の検出に光センサを使用する光センサ方式のタッチパネルを搭載しており、表示装置を使用する地域の商用電源周波数を取得して、取得した商用電源周波数に応じて、検出における光センサのフレーム周波数を設定するものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、タッチパネルを搭載した表示装置に関するものであり、より具体的には、光センサ方式のタッチパネルを搭載した表示装置に関する。
一般に、携帯電話機および携帯パーソナルコンピュータなどの電子機器では、表示手段として薄型で消費電力の小さい液晶パネルを用いた表示装置が使用されている。表示装置として液晶パネルを使用する場合には、表示にちらつきが発生することが従来知られており、表示のちらつきを抑える技術が開発されている。例えば特許文献1および特許文献2には、地域の商用電源周波数と液晶パネルの表示周波数を同一にすることにより、液晶パネルにおける表示のちらつきを防止している表示装置が開示されている。
特開2002−202772号公報(平成14年7月19日公開)
特開2002−14661号公報(平成14年1月18日公開)
近年、携帯情報端末機器および携帯パーソナルコンピュータなどの表示装置を備えている機器に搭載されたタッチパネルが広く知られている。タッチパネルは、例えばユーザの指先やペン先などの対象物が接触した接触位置を検出するようになっている。対象物によって遮られる外光の変化、または表示装置のバックライト光において対象物によって反射される反射光を光センサが感知することによって機能する光センサ方式のタッチパネルにおいては、以下のような問題がある。蛍光灯などの商用電源を用いた外光の周波数は、商用電源周波数に応じた点滅を繰り返しており、外光の点滅振動数と、タッチパネルの光センサにおけるセンシングフレーム周波数とが同調していない場合には、商用電源周波数に応じた外光の点滅を光センサが感知してしまい、センシングにちらつき(フリッカ)が生じてしまう。センシングにちらつきが生じると、対象物がタッチパネルに触れた位置の誤認識を引き起こし、それによりタッチパネルを搭載した機器の誤作動を引き起こす虞がある。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネルの信頼性が高い表示装置を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、上述した問題を解決するために、対象物が触れた位置の検出に光センサを使用する光センサ方式のタッチパネル、を有する表示装置において、自装置を使用する地域の商用電源周波数を取得する周波数取得手段と、上記周波数取得手段により取得した商用電源周波数に応じて、上記検出における上記光センサのフレーム周波数を設定する周波数設定手段とを備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、対象物が触れた位置の検出に光センサを使用する光センサ方式のタッチパネルを搭載した表示装置は、表示装置(自装置)が使用される地域の商用電源周波数を、周波数取得手段により取得する。また、周波数設定手段により、対象物の接触位置の検出における光センサのフレーム周波数を、取得した商用電源周波数に応じて設定することができる。したがって、対象物の検出における光センサのフレーム周波数と、地域の商用電源周波数に応じて変化する外光(蛍光灯など)の周波数とが異なる場合に生じ得る相互干渉の発生を抑えることができる。これにより、検出(センシング)にちらつきが生じることを防ぎ、タッチパネルの位置検出における誤認識およびそれに伴う表示装置の誤作動を防止することができる。
なお、本明細書において検出における光センサのフレーム周波数とは、位置の検出に用いられるタッチパネルの各光センサが1秒間に検出をおこなう回数が意図される。
また、光センサ方式のタッチパネルは、対象物によって遮られる外光の変化、または対象物によって反射される光の変化を、光センサを利用して検出することによってタッチパネルとして機能するものである。
さらに本発明に係る表示装置においては、上記構成に加えて、上記周波数取得手段は、外光を受光する受光手段と、該受光手段により受光した外光の周波数を取得する外光周波数取得手段とを有しており、上記周波数設定手段は、上記外光周波数取得手段により取得した外光の周波数に合致するように上記フレーム周波数を制御する第1周波数制御手段を有することが好ましい。
上記構成によれば、外光を受光する受光手段により、表示装置を使用する場所の外光を受光する。外光周波数取得手段により、受光した外光の周波数を取得する。第1周波数制御手段は、取得した外光の周波数と、光センサの検出のフレーム周波数とが合致するようにフレーム周波数を制御する。したがって、外光の周波数とフレーム周波数とを同一にすることができるので、外光とセンシングとの間の干渉の発生を抑えることができる。また、表示装置が外光を受光して、受光した外光に基づきフレーム周波数が制御されるので、ユーザが地域の商用電源周波数が変化したことを認識していなくても、表示装置を使用する際に自動でフレーム周波数が制御されることになる。このため、タッチパネルの信頼性が常に高い表示装置を提供できる。
なお、蛍光灯などの商用電源を使用した外光においては、当該外光の周波数と商用電源周波数には相関関係がある。そのため、外光の周波数を取得することにより、ユーザが表示装置を使用している地域の商用電源周波数を取得することが可能となる。
さらに本発明に係る表示装置においては、上記構成に加えて、上記周波数設定手段は、現在設定されている上記フレーム周波数と新たに受光した外光の周波数との周波数差を算出する周波数差算出手段を有しており、上記周波数差算出手段により算出した上記周波数差に基づいて新たな上記フレーム周波数を設定することが好ましい。
上記構成によれば、受光した外光からその周波数を取得し、外光周波数を取得した時点において設定されているフレーム周波数と、取得した外光周波数との周波数差を算出し、得られた周波数差に基づき新たなフレーム周波数を設定できる。例えば、周波数差が認められない場合には、フレーム周波数を変化させず、周波数差が認められた場合には、その差が小さくなるようにフレーム周波数を新たに設定することができる。これにより、外光の周波数とフレーム周波数とを合致させることができ、外光とセンシングとの間の干渉の発生を抑えることができる。
さらに本発明に係る表示装置においては、上記構成に加えて、上記周波数取得手段は、外光を受光する受光手段と、該受光手段により受光した外光の周波数を取得する外光周波数取得手段とを有しており、上記周波数設定手段は、上記外光周波数取得手段により取得した外光の周波数に基づいて地域の商用電源周波数を取得する商用周波数取得手段と、上記商用周波数取得手段により取得した地域の商用電源周波数に基づいて上記フレーム周波数を制御する第2周波数制御手段とを、有することが好ましい。
上記構成によれば、外光を受光する受光手段により、表示装置を使用する場所の外光を受光する。外光周波数取得手段により、受光した外光の周波数を取得する。商用周波数取得手段は、地域の商用電源周波数により異なる外光の周波数から、ユーザが表示装置を使用している地域の商用電源周波数を取得する。第2周波数制御手段は、取得した商用電源周波数に基づいてフレーム周波数を制御する。したがって、地域の商用電源周波数に応じて、タッチパネルに使用している光センサの検出のフレーム周波数を制御することができる。例えば、地域の商用電源周波数とフレーム周波数とを合致させることができる。それにより、商用電源周波数に依存する外光とタッチパネルの光センサとの相互干渉を抑えることができ、タッチパネルの誤認識および誤作動を防止することができる。また、周波数差算出手段、および専用の自動設定回路が不要となり、部品削減およびコスト削減となる。
さらに本発明に係る表示装置においては、上記構成に加えて、上記周波数取得手段は、ユーザによる地域の商用電源周波数の入力を可能とする入力手段を有しており、上記周波数設定手段は、入力された地域の商用電源周波数に基づいて上記フレーム周波数を制御する第3周波数制御手段を有することが好ましい。
上記構成によれば、入力手段を用いて、ユーザが地域の商用電源周波数を入力する。そして、その入力された周波数に基づいて、第3周波数制御手段は、フレーム周波数を制御する。したがって、ユーザが所望のフレーム周波数を設定することが可能となる。
以上のように、本発明に係る表示装置は、ユーザが触れた位置の検出に光センサを利用する光センサ方式のタッチパネルを搭載しており、表示装置を使用する地域の商用電源周波数に応じて、上記光センサによるタッチパネルにおける検出のフレーム周波数を設定する周波数設定手段を備えているものである。したがって、本発明によれば、地域の商用電源周波数に応じてフレーム周波数を設定できるので、商用電源周波数に依存した外光と光センサとの干渉を抑え、タッチパネルの誤作動および誤認識を防止できる。
〔実施の形態1〕
本発明に係る表示装置の一実施形態について、図1および図6に基づいて説明すれば以下の通りである。
本発明に係る表示装置の一実施形態について、図1および図6に基づいて説明すれば以下の通りである。
図1は、本発明の一実施形態における表示装置のハード構成を示すシステムブロック図である。図1に示すように、表示装置1Aは、発振子2、発振部(OSC)3、外光周波数検出手段21A(受光手段、外光周波数取得手段、周波数取得手段)、センシングフレーム周波数設定手段22A(周波数設定手段)、およびタッチパネル51を有する表示部5を備えている。
外光周波数検出手段21Aは、外光検出用光センサとしてのフォトダイオード12、アンプ13、フィルタ回路14、および波形整形回路15により構成されている。外光周波数検出手段21は、地域の商用電源周波数によって周波数が変化する蛍光灯などの外光をフォトダイオード12により検出(受光)し、検出した外光の周波数を取得するものである。
センシングフレーム周波数設定手段22Aは、センサ駆動回路6、周波数差検出回路16(第1周波数制御手段、周波数差算出手段)、自動設定回路17(第1周波数制御手段)、PLL4(第1周波数制御手段)および分周器18により構成されており、検出した外光周波数に合致するようなセンシングフレーム信号を生成するためのものである。
OSC3は、発振子2による基本となる所定周波数の発振信号を出力するものである。
PLL部4および分周器18により、OSC3からの発振信号を所望のセンシングフレーム周波数とするためのセンサクロック信号を生成し、センサ駆動回路6に入力する。
センサ駆動回路6は、分周器18からのセンサクロック信号を基に、センシングフレーム信号やその他センサ用制御信号を生成する回路である。分周器18からのセンサクロック信号を基に、検出した外光と同じ周波数となるようなセンシングフレーム信号および、その他センサ用制御信号を生成する。生成されたセンシングフレーム信号は、表示部5に搭載されているタッチパネル51に出力される。タッチパネル51は、このセンシングフレーム信号によって設定されているセンシングフレーム周波数にて、対象物の接触位置を検出する。
フォトダイオード12は、外光を電気信号に変換するものである。フォトダイオード12は、表示部5の表示エリア以外の場所に設けられている。外光を検出できる場所であれば制限はないが、表示エリアの近傍に設けられていることが好ましい。
アンプ13は、フォトダイオード12で受けた外光の周波数信号を増幅するものである。
フィルタ回路14は、アンプ13の出力信号から、高周波ノイズを除去するものである。
波形整形回路15は、フィルタ回路14からの出力信号を、外光周波数の波形に整形出力するものである。この波形整形出力が外光周波数出力となる。
周波数差検出回路16は、センサ駆動回路6によって生成されたセンシングフレーム信号と外光周波数出力とを入力して、それらの周波数差を出力として得るものである。この差分周波数出力は、後述するように、例えば値を+100〜−100まで変化させ、外光周波数出力とセンシングフレーム信号とに差がなければ「0」とし、外光周波数出力の方がセンシングフレーム信号よりも大きければ、その差に応じて、+1〜+100の値をとり、外光周波数出力の方がセンシングフレーム信号よりも小さければ、−1〜−100の値をとるものである。
図6は、周波数差検出回路16の構成を示すブロック図である。図6に示すように、周波数差検出回路16は、F−Vコンバータ161、162、A−Dコンバータ163、164、および減算回路165を備えている。
自動設定回路17は、周波数差検出回路16からの差分周波数出力に応じてPLL部4および分周器18の設定値を自動的に変えてセンサクロック信号を変化させるものである。
以下、上記構成を有する表示装置1Aの動作を説明する。
まず、フォトダイオード12で外光を光電変換し、それをアンプ13にて増幅した後に、フィルタ回路14でノイズ成分を除去する。フィルタ回路14からの出力信号を波形整形回路15で波形整形して外光周波数出力を得る。この外光周波数出力と、センサ駆動回路6により生成される制御前のセンシングフレーム信号とを周波数差検出回路16に入力する。周波数差検出回路16は、外光周波数出力とセンシングフレーム信号との差信号である差分周波数出力を生成し、自動設定回路17に出力する。
周波数差検出回路16からの差分周波数出力が「0」であれば、すなわち外光周波数出力とセンシングフレーム信号とに差がなければ、自動設定回路17は、PLL部4および分周器18の設定値を変化させずに保持する。それにより、PLL部4および分周器18は、その時点でのセンシングフレーム周波数が維持されるようなセンサクロック信号を生成する。このセンサクロック信号に基づきセンサ駆動回路6において生成されたセンシングフレーム信号は、再び周波数差検出回路16にフィードバックされ、外光周波数出力との比較がなされる。
また、差分周波数出力が「+」であれば、すなわち外光周波数出力の方がセンシングフレーム信号の周波数よりも大きければ、PLL部4および分周器18の設定値を大きくしてセンシングフレーム信号の周波数を上げるようなセンサクロック信号を生成する。このセンサクロック信号に基づきセンサ駆動回路6において生成されたセンシングフレーム信号は、再び周波数差検出回路16にフィードバックされ、外光周波数出力との比較がなされる。
また、差分周波数出力が「−」であれば、すなわち外光周波数出力がセンシングフレーム信号の周波数よりも小さければ、PLL部4および分周器18の設定値を小さくしてセンシングフレーム周波数を下げるようなセンサクロック信号を生成する。このセンサクロック信号に基づきセンサ駆動回路6において生成されたセンシングフレーム信号は、再び周波数差検出回路16にフィードバックされ、外光周波数出力との比較がなされる。
差分周波数出力の生成に関して、例えば、商用電源周波数が50Hzである地域から60Hzである地域に移動した場合について図6に基づいて説明すれば以下の通りである。
移動前にいた地域の商用電源周波数は50Hzのため、現在のセンシングフレーム信号の周波数F2は、F2=50Hzとなる。60Hz地域に移動すると、60Hzの外光を検出するため、外光周波数出力F1は、F1=60Hzとなる。F−Vコンバータ161は、波形整形回路15により出力された外光周波数F1をF−V変換し、F1に応じた出力電圧V60Hzを出力する。F−Vコンバータ162は、現在のセンシングフレーム信号F2をF−V変換し、F2に応じた出力電圧V50Hzを出力する。V60HzをA−Dコンバータ163に入力し、A−Dコンバータ163は、V60Hzに応じたデジタル出力D60Hzを出力する。同様にV50HzをA−Dコンバータ164に入力し、A−Dコンバータ164は、V50Hzに応じたデジタル出力D50Hzを出力する。D60HzおよびD50Hzを減算回路165に入力し、例えばD60Hz−D50Hzを行い、減算結果(差分周波数出力)S50Hz→60Hzを出力する。外光周波数出力の方がセンシングフレーム信号よりも大きければ、D60Hz>D50Hzであり、S50Hz→60Hz>0となる。差分周波数出力S50Hz→60Hzは、例えば−100〜100までの200段階(出力値は2進数)のうち、S50Hz→60Hz=10(実際の出力値は10に相当する2進数)として出力し、自動設定回路17に差分周波数出力を入力する。逆に、60Hz地域から50Hz地域に移動した場合には、S60Hz→50Hz=−10(実際は−10に相当する2進数を出力)として出力し、自動設定回路17に差分周波数出力を入力する。周波数が変化しない地域間での移動の場合には、S50Hz→50HzまたはS60Hz→60Hzは、S50Hz→50Hz=0またはS60Hz→60Hz=0となり、自動設定回路17は、PLL4および分周器18の設定変更は行わない。
PLL部4および分周器18の設定値の変化量は、差分周波数出力の値が大きければ大きく変化させ、小さければ小さく変化させることにより、その追随性を良くすることができる。以上のようにして、差分周波数出力の生成とセンシングフレーム信号の制御とを繰り返すことにより、センシングフレーム周波数と検出した外光の周波数とが一致するようにセンシングフレーム信号を制御することができる。したがって、商用電源周波数が異なる地域にユーザが移動しても、表示装置が外光を検出することにより、センシングフレーム周波数と外光の周波数とを自動的に一致させることができる。これにより、常にタッチパネルのセンシングのちらつきが抑えられ、タッチパネルの誤認識および誤作動を防止できる。
商用電源周波数としては50Hzおよび60Hzが一般的である。そのため、「0」以外の差分周波数出力としては、50Hzの地域から60Hzの地域に移動したときに得られる差分周波数出力、および60Hzの地域から50Hzの地域に移動したときに得られる差分周波数出力が想定される。したがって、自動設定回路17は、これらの差分周波数出力が入力された場合には、センシングフレーム周波数が50Hzまたは60Hzとなるようなセンサクロック信号を生成するようにPLL部4の設定値を変更するものであってもよい。
商用電源周波数としては50Hzおよび60Hzが一般的であるが、本実施形態によれば、商用電源周波数が他の値であったとしても、その商用電源周波数によって生成される外光の周波数と、センシングフレーム周波数とを一致させることができる。したがって、地域の商用電源周波数が50Hzおよび60Hz以外であったとしても、常にタッチパネルのセンシングのちらつきを防止できる。
なお、上記実施形態においては、PLL部4および分周器18の設定値を変更することによりセンシングフレーム周波数を変更する場合について説明したが、センシングフレーム周波数の変更は、PLL部4のみ、または分周器18の分周比のみの変更によっても可能である。
〔実施の形態2〕
本発明に係る表示装置の他の実施形態について、図2、図3および図7に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前述の実施の形態で用いたものと同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
本発明に係る表示装置の他の実施形態について、図2、図3および図7に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前述の実施の形態で用いたものと同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
図2は、本発明の実施の形態2における表示装置のハード構成を示すシステムブロック図である。図2に示すように、表示装置1Bは、発振子2、OSC3、タッチパネル51を有する表示部5、センシングフレーム周波数設定手段22B、ROM8B、RAM10、および外光周波数検出手段21Bを備えている。
センシングフレーム周波数設定手段22Bは、PLL部4、分周器18、センサ駆動回路6およびCPU(中央演算処理装置)9Bにより構成されており、検出した電源周波数に基づいて、所望の周波数のセンシングフレーム信号をセンサ駆動回路より出力させるためのセンサクロック信号を生成するものである。
CPU9Bは、制御プログラムに基づいてPLL部4および分周器18を制御するものである。
ROM8は、外光周波数カウントプログラム、電源周波数判定プログラム、およびクロック周波数設定プログラムなどの各種データが格納するものである。外光周波数カウントプログラム、電源周波数判定プログラム、およびクロック周波数設定プログラムは、それぞれ、後述する外光周波数カウント部91、電源周波数判定部92、およびクロック周波数設定部93として、CPU9Bを機能させるためのプログラムである。
RAM10は、CPU9Bのワークメモリエリアである。
PLL部4は、基本周波数を有するOSC3からの発振信号を逓倍し、CPU用クロック信号としてCPU9Bに入力する。
図7は、CPU9Bの構成を示すブロック図である。図7に示すように、CPU9Bは、外光周波数検出手段21Bからの外光周波数出力を内部タイマを基準としてカウントする外光周波数カウント部91、カウント結果に基づいて地域の電源周波数が50Hzであるか60Hzであるかを判定する電源周波数判定部92、判定した電源周波数に基づいてPLL部4および分周器18の周波数設定を行うクロック周波数設定部93を含んで構成されている。
外光周波数カウント部91および電源周波数判定部92により商用周波数検出手段が構成されている。商用周波数検出手段は、外光周波数出力に基づいて地域の電源周波数を検出するものである。また、クロック周波数設定部93により、センサ駆動回路6の出力が所望のセンシングフレーム周波数となるよう、PLL部4および分周器18の設定を制御し、センサクロック信号を生成する。
以下、上記構成を有する表示装置1Bの動作を説明する。
図3は、CPU9Bがセンシングフレーム周波数を自動設定する場合の動作の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、ステップS11において、CPU9Bの外光周波数カウント部91は、内部タイマを基準時刻として、外光周波数出力の周波数をカウントする。
次に、ステップS12において、CPU9Bの電源周波数判定部92は、外光周波数出力のカウント結果により、地域の商用電源周波数が50Hzおよび60Hzのいずれであるかを判定し、周波数判定信号をクロック周波数設定部93に出力する。
地域の商用電源周波数が50Hzであると判定された場合には、ステップS13において、CPU9Bのクロック周波数設定部93は、カウントした値にn50(所定の定数)を加算した値によりPLL部4および分周器18を設定する。
一方、地域の商用電源周波数が60Hzであると判定された場合には、ステップS14において、CPU9Bのクロック周波数設定部93は、カウントした値にn60(所定の定数)を加算した値によりPLL部4および分周器18を設定する。PLL部4および分周器18は、クロック周波数設定部93からの出力に応じたセンサクロック信号を生成し、出力する。センサ駆動回路6は、センサクロック信号を基に、外光周波数に応じたセンシングフレーム信号を生成する。これによって、CPU9Bがプログラムに基づいて、外光周波数出力から地域の商用電源周波数を検出し、検出した地域の商用電源周波数に基づいて、センシングフレーム周波数を50Hzまたは60Hzに設定することができる。
このように、表示装置1Bにおいては、CPU9Bが、検出した外光周波数から商用電源周波数を判定し、判定結果に基づきセンシングフレーム周波数を変更する。そのため、実施形態1に示す表示装置1Aの周波数差検出回路16および自動設定回路17を不要とすることができる。したがって、表示装置1Bの製造コストを抑えることができる。また、センシングフレーム周波数制御は制御プログラムに基づいて行われているため、センシングフレーム周波数の設定値を変更する場合であっても、プログラムの一部変更で済むため、設定などの変更を容易に行うことができる。
〔実施の形態3〕
本発明に係る表示装置の他の実施形態について、図4および図5に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前述の実施の形態で用いたものと同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
本発明に係る表示装置の他の実施形態について、図4および図5に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前述の実施の形態で用いたものと同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
図4は、本実施の形態における表示装置のハード構成を示すシステムブロック図である。図4に示すように、表示装置1Cは、発振子2、OSC3、センシングフレーム設定手段22C、タッチパネル51を有する表示部5、ユーザ入力用の入力手段7、ROM8C、およびRAM10を有している。
センシングフレーム周波数設定手段22Cは、PLL部4、分周器18、センサ駆動回路6およびCPU9Cにより構成されている。センシングフレーム周波数設定手段22Cは、入力手段7からのセンシングフレーム周波数設定指令に基づいてセンシングフレーム周波数を制御するものである。
ROM8Cには、センシングフレーム周波数選択画面データが格納されている。さらにROM8Cは、選択画面表示プログラム、入力周波数判定プログラム、および周波数設定プログラムなどの各種データを格納している。選択画面表示プログラム、入力周波数判定プログラム、および周波数設定プログラムは、それぞれ、後述する選択画面表示部、入力周波数判定部、および周波数設定部として、CPU9Cを機能させるためのプログラムである。
入力手段7は、ユーザが設定すべきセンシングフレーム周波数を入力できるように構成されている。入力手段7は、表示装置1Cを搭載した機器に設けられたマウスおよびキーボードなどの操作手段を用いることが可能である。また、タッチパネル51を用いることも可能である。表示部5に表示されたセンシングフレーム周波数選択画面上の所定エリアを、入力手段7によって選択できるようになっている。このセンシングフレーム周波数選択画面の一例としては、例えば、設定すべきセンシングフレーム周波数を示す「50Hz」および「60Hz」のボタンエリアが画面上に表示されているものである。ユーザが、地域の商用電源周波数に対応した「50Hz」または「60Hz」のボタンエリアを選択することにより、センシングフレーム周波数を二段階に切換えるように入力操作することができる。
CPU9Cは、センシングフレーム周波数選択画面データを抽出し、センシングフレーム周波数選択画面を表示部5の表示エリアに表示する選択画面表示部(図示せず)、センシングフレーム周波数選択画面上でユーザが例えば「50Hz」または「60Hz」の何れの周波数を入力選択操作したか判定する入力周波数判定部(図示せず)、判定した入力周波数に基づいてPLL部4および分周器18の周波数設定を行う周波数設定部(図示せず)を含んで構成されている。
以下、上記構成を有する表示装置1Cの動作を説明する。
図5は、入力手段7およびセンシングフレーム周波数設定手段22Cによりセンシングフレーム周波数を変更する場合の動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、ステップS21において、CPU9Cの選択画面表示部はROM8C内のセンシングフレーム周波数選択画面データを抽出し、センシングフレーム周波数選択画面を表示部5の表示エリアに表示する。
次に、ステップS22において、CPU9Cの入力周波数判定部は、センシングフレーム周波数選択画面上でユーザが表示周波数「50Hz」または「60Hz」の何れを入力選択操作したかどうかを判定する。
センシングフレーム周波数選択画面上で「50Hz」が選択されると、振動子2の周波数が同じであっても、入力手段7からのセンシングフレーム周波数設定指令に基づいて、CPU9Cの周波数設定部が、センシングフレーム周波数を「50Hz」にするように、PLL部4および分周器18の設定を変更する(ステップS23)。
また、センシングフレーム周波数選択画面上で「60Hz」が選択されると、入力手段7からのセンシングフレーム周波数設定指令に基づいて、CPU9Cの周波数設定部が、センシングフレーム周波数を「60Hz」にするように、PLL部4および分周器18の設定を変更する(ステップS24)。
これによって、タッチパネル光センサのセンシングフレーム周波数を、商用電源周波数が50Hzの地域では50Hzに、商用電源周波数が60Hzの地域では60Hzに変更できる。
以上により、本実施の形態によれば、タッチパネルを搭載した表示装置を備えた機器において、そのタッチパネルのセンシングの周波数がPLL部4などの任意周波数制御装置を用いて特定の値に設定できるように配慮され、ユーザが入力手段7を介して機器を使用する地域の電源周波数に対応させてセンシングフレーム周波数を2段階の「50Hz」または「60Hz」に切換えるため、蛍光灯などの外光との干渉によるセンシングのちらつき(フリッカ)を防止することができる。
〔実施の形態4〕
本発明に係る表示装置の他の実施形態について、図8に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前述の実施の形態で用いたものと同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
本発明に係る表示装置の他の実施形態について、図8に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、前述の実施の形態で用いたものと同じ機能を有する構成要素には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。
本実施の形態における表示装置は、表示装置の使用が想定される複数の地域の各々に対応付けて商用電源周波数を記憶する手段と、表示装置が存在する地域を表す情報を取得する地域情報取得手段と、この地域情報取得手段により取得した地域を表す情報をもとに当該地域に対応する商用電源周波数を上記記憶手段から読み出す手段を備えるものである。
図8は、本実施の形態における表示装置のハード構成を示すシステムブロック図である。図8に示すように、表示装置1Dは、発振子2、OSC3、センシングフレーム設定手段22D、タッチパネル51を有する表示部5、位置検出手段21D、ROM8D、およびRAM10を有している。
センシングフレーム周波数設定手段22Dは、PLL部4、分周器18、センサ駆動回路6およびCPU9Dにより構成されている。センシングフレーム周波数設定手段22Dは、位置検出手段21Dからの情報に基づいてセンシングフレーム周波数を制御するものである。
ROM8Dには、地域情報テーブルが格納されている。地域情報テーブルは、地域情報と当該地域の商用電源周波数とが対応付けられているものである。さらにROM8Dは、周波数設定プログラムデータを格納している。周波数設定プログラムは、周波数設定部として、CPU9Dを機能させるためのプログラムである。
位置検出手段21Dは、位置情報検出手段211および周波数読出手段213を含んで構成されている。位置情報検出手段211は、例えば、GPSなどの地上での地理的な位置を検出する装置によって、現在ユーザがいる位置の情報を取得するものであることができる。周波数読出手段213は、ROM8Dから地域情報テーブルを読み出し、当該テーブルを参照することにより、位置情報検出手段211が取得した位置情報に基づいて、対応したセンシングフレーム周波数を決定し、CPU9Dに出力する。この決定に基づきセンシングフレーム周波数設定手段22Dは、センシングフレーム周波数を設定する。周波数読出手段には、CPUなどの装置を用いることができる。
以上により、本実施の形態によれば、GPSなどの、現在位置の検出機能を搭載した表示装置を備えた機器において、GPSなどの機能を利用してユーザが現在いる位置を検出し、その位置に対応したセンシングフレーム周波数を設定することができる。したがって、商用電源周波数の異なる地域にユーザが移動したとしても、蛍光灯などの外光との干渉によるセンシングのちらつき(フリッカ)を防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、本発明の表示装置は、本発明の表示装置を備えている機器の充電器を介して、地域の電源周波数を検出する構成を備えるものであってもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、光センサ方式のタッチパネルを搭載した機器に利用可能であり、特に、光センサ方式のタッチパネルを搭載した携帯電話、PDA、PMP、デジタルカメラおよびカーナビゲーションに有用である。
1A、1B、1C、1D 表示装置
2 発振子
3 発振部(OSC)
4 PLL部(第1周波数制御手段、第2周波数制御手段、第3周波数制御手段)
5 表示部
6 センサ駆動回路(周波数設定手段、第1周波数制御手段、第2周波数制御手段、第3周波数制御手段)
7 入力手段
8B、8C、8D ROM
9B、9C、9D CPU(商用周波数取得手段)
12 フォトダイオード
13 アンプ
14 フィルタ回路
15 波形整形回路
16 周波数差検出回路(周波数差算出手段、第1周波数制御手段)
17 自動設定回路(第1周波数制御手段)
18 分周器(周波数設定手段、第1周波数制御手段、第2周波数制御手段、第3周波数制御手段)
21A、21B、21D 外光周波数検出手段(受光手段、外光周波数取得手段、周波数差算出手段、周波数取得手段)
22A、22B、22C、22D センシングフレーム周波数設定手段(周波数設定手段)
51 タッチパネル
2 発振子
3 発振部(OSC)
4 PLL部(第1周波数制御手段、第2周波数制御手段、第3周波数制御手段)
5 表示部
6 センサ駆動回路(周波数設定手段、第1周波数制御手段、第2周波数制御手段、第3周波数制御手段)
7 入力手段
8B、8C、8D ROM
9B、9C、9D CPU(商用周波数取得手段)
12 フォトダイオード
13 アンプ
14 フィルタ回路
15 波形整形回路
16 周波数差検出回路(周波数差算出手段、第1周波数制御手段)
17 自動設定回路(第1周波数制御手段)
18 分周器(周波数設定手段、第1周波数制御手段、第2周波数制御手段、第3周波数制御手段)
21A、21B、21D 外光周波数検出手段(受光手段、外光周波数取得手段、周波数差算出手段、周波数取得手段)
22A、22B、22C、22D センシングフレーム周波数設定手段(周波数設定手段)
51 タッチパネル
Claims (5)
- 対象物が触れた位置の検出に光センサを使用する光センサ方式のタッチパネル、を有する表示装置において、
自装置を使用する地域の商用電源周波数を取得する周波数取得手段と、
上記周波数取得手段により取得した商用電源周波数に応じて、上記検出における上記光センサのフレーム周波数を設定する周波数設定手段とを備えていることを特徴とする表示装置。 - 上記周波数取得手段は、外光を受光する受光手段と、該受光手段により受光した外光の周波数を取得する外光周波数取得手段とを有しており、
上記周波数設定手段は、上記外光周波数取得手段により取得した外光の周波数に合致するように上記フレーム周波数を制御する第1周波数制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 上記周波数設定手段は、現在設定されている上記フレーム周波数と新たに受光した外光の周波数との周波数差を算出する周波数差算出手段を有しており、上記周波数差算出手段により算出した上記周波数差に基づいて新たな上記フレーム周波数を設定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
- 上記周波数取得手段は、外光を受光する受光手段と、該受光手段により受光した外光の周波数を取得する外光周波数取得手段とを有しており、
上記周波数設定手段は、上記外光周波数取得手段により取得した外光の周波数に基づいて地域の商用電源周波数を取得する商用周波数取得手段と、
上記商用周波数取得手段により取得した地域の商用電源周波数に基づいて上記フレーム周波数を制御する第2周波数制御手段とを、有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 上記周波数取得手段は、ユーザによる地域の商用電源周波数の入力を可能とする入力手段を有しており、
上記周波数設定手段は、入力された地域の商用電源周波数に基づいて上記フレーム周波数を制御する第3周波数制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008080569A JP2009237711A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | タッチパネル付き表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008080569A JP2009237711A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | タッチパネル付き表示装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009237711A true JP2009237711A (ja) | 2009-10-15 |
Family
ID=41251611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008080569A Pending JP2009237711A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | タッチパネル付き表示装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009237711A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014056115A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Casio Comput Co Ltd | 表示装置、投影装置、表示方法及びプログラム |
JP2017097363A (ja) * | 2016-12-22 | 2017-06-01 | カシオ計算機株式会社 | 表示装置、投影装置、表示方法及びプログラム |
US11776101B1 (en) | 2022-12-15 | 2023-10-03 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Optical sensor signal processing for visual artifact detection and display self-diagnostics |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008080569A patent/JP2009237711A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014056115A (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-27 | Casio Comput Co Ltd | 表示装置、投影装置、表示方法及びプログラム |
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