JP2009237684A - 携帯情報端末における文字変換システム - Google Patents
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Abstract
【課題】文章作成時に対象とする読み手を意識した最適な変換候補を表示することができる、携帯情報端末における文字変換システムを提供する。
【解決手段】文字入力装置101より文字列が入力されると、予測変換方式に基づき、単語辞書部103より変換候補を生成する文字予測変換処理部102と、電子メール作成時に入力されたメールアドレスより、文字入力者と送信者との関係性を取得する関係性取得処理部105と、取得した送信者との関係性を考慮して、予測変換候補の表示順を決定し、変換候補リストを作成する関係性考慮表示順決定処理部104と、変換候補リストを表示装置108に出力する文字列出力処理部107と、変換文字が選択された場合には、選択された変換文字の関係性を更新した後に、使用頻度等を考慮した予測変換方式での学習を行う関係性情報更新処理部110等を備えた携帯情報端末における文字変換システムを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】文字入力装置101より文字列が入力されると、予測変換方式に基づき、単語辞書部103より変換候補を生成する文字予測変換処理部102と、電子メール作成時に入力されたメールアドレスより、文字入力者と送信者との関係性を取得する関係性取得処理部105と、取得した送信者との関係性を考慮して、予測変換候補の表示順を決定し、変換候補リストを作成する関係性考慮表示順決定処理部104と、変換候補リストを表示装置108に出力する文字列出力処理部107と、変換文字が選択された場合には、選択された変換文字の関係性を更新した後に、使用頻度等を考慮した予測変換方式での学習を行う関係性情報更新処理部110等を備えた携帯情報端末における文字変換システムを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯電話、情報携帯端末(PDA:Personal Data Assistance)等に使用して好適な文字変換システムに関し、特に、文字変換候補の表示優先順位の決定機能を向上させた携帯情報端末における文字変換システムに関するものである。
携帯電話、情報携帯端末等の携帯端末機器は、端末本体のサイズにより配置されているキーの数・サイズが限られている。そのために、メール等の文章作成時における文字入力スピードは、一般のキーボードによる入力に比べて非常に遅くなる傾向があった。この問題を解決するものとして、文字入力補助機能として予測変換機能が多くの情報携帯端末に搭載されている。
此の種、従来技術の先行文献として、例えば、下記特許文献1に記載のものは、予測変換機能における、文字入力時の日時状況や気象状況、場所状況を判断して変換候補を表示するものである。
特開2006−4016号公報
しかしながら、前述した特許文献1に記載のものや従来の予測変換機能は、利用者の使用頻度の高いものや、文字入力時の状況を判断して変換候補の表示順を決定しており、作成する文章を読む相手を想定していないため、文章作成時において不適当な候補が優先的に表示されるという問題が発生する場合がある。
例えば、電子メールの作成において、送信相手が友人である場合と取引先である場合では、使用する単語は異なってくる場合が多い。単語の使用頻度のみで変換候補の順位を決定している予測変換機能であると、普段から友人宛に電子メールを送る頻度が高い文字入力者が取引先宛にメールを作成する場合、取引先宛のメールに使用するには不適当な表現の変換候補が優先して表示される可能性が高い。このような状況では、文字入力の優先順位の低い変換候補を指定するために、結果的に文字入力者の操作回数が増加し、文字入力操作の効率が悪くなってしまう。また、操作回数の増加は、変換候補の選択ミス等の誤入力を誘発する可能性がある。
以上の現状に鑑み、本発明は、文章作成時に対象とする読み手を意識した最適な変換候補を表示することができる、携帯情報端末における文字変換システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、文字入力装置より変換対象の文字列が入力されると、予測変換方式に基づき利用頻度等を考慮して、単語辞書部より変換候補を生成する文字予測変換処理部と、
電子メール作成時に入力されたメールアドレスより、文字入力者と送信者との関係性を取得する関係性取得処理部と、
取得した送信者との関係性を考慮して、予測変換候補の表示順を決定し、関係性考慮予測変換候補リストを作成する関係性考慮表示順決定処理部と、
関係性考慮予測変換候補リストを表示部に出力する文字列出力処理部と、
表示した関係性考慮予測変換候補リストから変換文字が選択されたか判断を行う変換文字確定処理部と、
変換文字が選択された場合には、選択された変換文字の関係性を更新した後に、使用頻度等を考慮した予測変換方式での学習を行う関係性情報更新処理部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末における文字変換システムを提供するものである。
請求項1に係る発明は、文字入力装置より変換対象の文字列が入力されると、予測変換方式に基づき利用頻度等を考慮して、単語辞書部より変換候補を生成する文字予測変換処理部と、
電子メール作成時に入力されたメールアドレスより、文字入力者と送信者との関係性を取得する関係性取得処理部と、
取得した送信者との関係性を考慮して、予測変換候補の表示順を決定し、関係性考慮予測変換候補リストを作成する関係性考慮表示順決定処理部と、
関係性考慮予測変換候補リストを表示部に出力する文字列出力処理部と、
表示した関係性考慮予測変換候補リストから変換文字が選択されたか判断を行う変換文字確定処理部と、
変換文字が選択された場合には、選択された変換文字の関係性を更新した後に、使用頻度等を考慮した予測変換方式での学習を行う関係性情報更新処理部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末における文字変換システムを提供するものである。
請求項2に係る発明は、前記関係性取得処理部は、電子メール作成時に指定されている宛先メールアドレスを取得する手段と、
取得した宛先メールアドレスを識別情報として、関係性情報格納部より送信相手先との関係性情報を取得する手段と、
取得した関係性情報に関係性履歴が設定されている場合、関係性履歴より関係性計算を行い、関係性グループ優先順位リストを作成する手段と、
取得した関係性情報に関係性履歴が設定されていない場合、関係性情報に設定されているアドレス帳グループを識別情報として、アドレス帳グループ格納部に格納されているアドレス帳グループ情報を検索し、初期関係性グループを取得する手段と、
取得した初期関係性グループを優先順位一位の関係性グループとして、関係性グループ優先順位リストを作成する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末における文字変換システムを提供するものである。
取得した宛先メールアドレスを識別情報として、関係性情報格納部より送信相手先との関係性情報を取得する手段と、
取得した関係性情報に関係性履歴が設定されている場合、関係性履歴より関係性計算を行い、関係性グループ優先順位リストを作成する手段と、
取得した関係性情報に関係性履歴が設定されていない場合、関係性情報に設定されているアドレス帳グループを識別情報として、アドレス帳グループ格納部に格納されているアドレス帳グループ情報を検索し、初期関係性グループを取得する手段と、
取得した初期関係性グループを優先順位一位の関係性グループとして、関係性グループ優先順位リストを作成する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末における文字変換システムを提供するものである。
請求項3に係る発明は、前記関係性考慮表示順決定処理部は、前記関係性取得処理部で作成した関係性グループ優先順位リストを読み込む手段と、
前記文字予測変換処理部で作成した変換候補リストを読み込む手段と、
前記変換候補リストに読み込むデータが存在する場合、前記変換候補リストの変換候補順位と前記関係性グループ優先順位リストの関係性グループ順位とを乗算したものを、関係性考慮予測変換候補リストの表示順位として、関係性考慮予測変換候補リストを作成する手段と、
同じ表示順位の変換候補が存在する場合は、関係性グループの優先順位が高いほうの変換候補を優先とする手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯情報端末における文字変換システムを提供するものである。
前記文字予測変換処理部で作成した変換候補リストを読み込む手段と、
前記変換候補リストに読み込むデータが存在する場合、前記変換候補リストの変換候補順位と前記関係性グループ優先順位リストの関係性グループ順位とを乗算したものを、関係性考慮予測変換候補リストの表示順位として、関係性考慮予測変換候補リストを作成する手段と、
同じ表示順位の変換候補が存在する場合は、関係性グループの優先順位が高いほうの変換候補を優先とする手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯情報端末における文字変換システムを提供するものである。
本発明によれば、電子メール作成時に予測変換機能を使用した場合、送信相手に応じた最適な変換候補が優先的に予測変換候補表示部に表示されるという効果がある。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の携帯情報端末における文字変換システムを実施するためのブロック図である。
図1に示す通り、変換される文字を入力する文字入力装置101と、従来の文字予測変換処理部102と、予測変換処理部102で使用する単語や漢字が格納されている単語辞書部103と、従来の予測変換処理部102の結果を、取得した関係性に基づいて優先順位を決定する関係性考慮表示順決定処理部104と、送信相手との関係性を取得する関係性取得処理部105と、送信相手先との関係性を格納している関係性情報格納部106と、アドレス帳のグループ情報を格納しているアドレス帳グループ格納部111と、決定した変換候補を表示部に出力する文字列出力処理部107と、変換候補を表示する表示装置108と、選択された変換候補を処理する変換文字確定処理部109と、変換候補確定後に関係性を更新する関係性情報更新処理部110で構成されている。
図1は、本発明の携帯情報端末における文字変換システムを実施するためのブロック図である。
図1に示す通り、変換される文字を入力する文字入力装置101と、従来の文字予測変換処理部102と、予測変換処理部102で使用する単語や漢字が格納されている単語辞書部103と、従来の予測変換処理部102の結果を、取得した関係性に基づいて優先順位を決定する関係性考慮表示順決定処理部104と、送信相手との関係性を取得する関係性取得処理部105と、送信相手先との関係性を格納している関係性情報格納部106と、アドレス帳のグループ情報を格納しているアドレス帳グループ格納部111と、決定した変換候補を表示部に出力する文字列出力処理部107と、変換候補を表示する表示装置108と、選択された変換候補を処理する変換文字確定処理部109と、変換候補確定後に関係性を更新する関係性情報更新処理部110で構成されている。
図2は、図1における関係性考慮文字予測変換処理の概要を示すフローチャートである。
以下、各ステップに従って順に説明する。
まず最初にステップ201に示すように、文字入力装置101より変換対象の文字列が予測変換処理部102に入力される。ステップ202に示すように、文字予測変換処理部102は、従来の予測変換方式に基づき利用頻度等を考慮して、単語辞書部103より変換候補を生成し、変換候補リストを作成する。ここでの従来の予測変換方式は、例えば「か」と入力した場合には、変換候補として「完成」、「紙」、「カ」等が利用頻度等から学習され決定された優先度に基づいた表示順位で出力される方式である。
以下、各ステップに従って順に説明する。
まず最初にステップ201に示すように、文字入力装置101より変換対象の文字列が予測変換処理部102に入力される。ステップ202に示すように、文字予測変換処理部102は、従来の予測変換方式に基づき利用頻度等を考慮して、単語辞書部103より変換候補を生成し、変換候補リストを作成する。ここでの従来の予測変換方式は、例えば「か」と入力した場合には、変換候補として「完成」、「紙」、「カ」等が利用頻度等から学習され決定された優先度に基づいた表示順位で出力される方式である。
一方、ステップ203に示すように、関係性取得処理部105は電子メール作成時に入力されたメールアドレスより、文字入力者と送信者との関係性を取得する。ステップ204に示すように、関係性考慮表示順決定処理部104はステップ203で取得した送信者との関係性を考慮して、ステップ202で生成した予測変換候補の表示順を決定し、関係性考慮予測変換候補リストを作成する。
ステップ205に示すように、文字列出力処理部107はステップ204で作成した関係性考慮予測変換候補リストを表示部108に出力する。ステップ206に示す判定において、変換文字確定処理部109は表示した関係性考慮予測変換候補リストから変換文字が選択されたか判断を行う。変換文字が選択された場合には、ステップ207に示すように関係更新処理部110にて選択された変換文字の関係性を更新した後に、ステップ208に示すように、使用頻度等を考慮した従来の予測変換方式での学習を行う。ステップ206において変換文字が選択されない場合には、ステップ201に戻る。
次に、関係性取得処理部105の動作を詳細に説明する。図3に関係性取得処理部105の概要をあらわすフローチャートを示す。
以下、各ステップに従い順に説明する。
まず最初に、電子メール作成時に指定されている宛先メールアドレスを取得する(ステップ301)。取得した宛先メールアドレスを識別情報として、関係性情報格納部106より送信相手先との関係性情報を取得する(ステップ302)。図4に関係性情報格納部106に格納されている関係性情報の一例を示す。
図4に示すように、関係性情報は、氏名401、メールアドレス402、アドレス帳グループ403、関係性履歴404で構成されている。関係性履歴404には、過去10回の文字変換で選択した単語の関係性グループが格納されている。関係性履歴404−01には、前回選択した単語が属している関係性グループが格納されており、関係性履歴404−10には、10回前の文字変換処理で選択された単語が属している関係性グループが格納されている。
以下、各ステップに従い順に説明する。
まず最初に、電子メール作成時に指定されている宛先メールアドレスを取得する(ステップ301)。取得した宛先メールアドレスを識別情報として、関係性情報格納部106より送信相手先との関係性情報を取得する(ステップ302)。図4に関係性情報格納部106に格納されている関係性情報の一例を示す。
図4に示すように、関係性情報は、氏名401、メールアドレス402、アドレス帳グループ403、関係性履歴404で構成されている。関係性履歴404には、過去10回の文字変換で選択した単語の関係性グループが格納されている。関係性履歴404−01には、前回選択した単語が属している関係性グループが格納されており、関係性履歴404−10には、10回前の文字変換処理で選択された単語が属している関係性グループが格納されている。
取得した関係性情報に関係性履歴404が設定されている場合(ステップ303)、関係性履歴より関係性計算を行い、関係性グループ優先順位リストを作成する(ステップ305)。
関係性計算は、次に示す方針により決定する。まず、関係性履歴404−01の重みを10、次に関係性履歴404−02の重みを9とする。そこから重みを1ずつ減算していき、最古の関係性履歴404−10の重みを1とする。関係性履歴404に設定されている各関係性グループ毎の重みの合計値を計算する。重みの合計値を降順にソートしたものを関係性グループの優先順位リストとする。合計値が同じグループが複数ある場合は、平均値が大きいグループを優先順位が高い関係性グループとして関係性グループ優先順位リストを作成する。図5に関係性グループ優先順位リストの一例を示す。図5に示すように、関係性グループ優先順位リストは、メールアドレス501、関係性グループ順位502から構成されている。関係性グループ順位502は、設定されている関係性グループの数により増減する。
関係性計算は、次に示す方針により決定する。まず、関係性履歴404−01の重みを10、次に関係性履歴404−02の重みを9とする。そこから重みを1ずつ減算していき、最古の関係性履歴404−10の重みを1とする。関係性履歴404に設定されている各関係性グループ毎の重みの合計値を計算する。重みの合計値を降順にソートしたものを関係性グループの優先順位リストとする。合計値が同じグループが複数ある場合は、平均値が大きいグループを優先順位が高い関係性グループとして関係性グループ優先順位リストを作成する。図5に関係性グループ優先順位リストの一例を示す。図5に示すように、関係性グループ優先順位リストは、メールアドレス501、関係性グループ順位502から構成されている。関係性グループ順位502は、設定されている関係性グループの数により増減する。
図4の名前401が「人名(イ)」の場合を例として、関係性計算(ステップ304)の具体例を示す。まず、関係性グループAは、関係性履歴404−02、03、06、09にて選択されている。したがって、関係性グループAの合計値は、9+8+5+2=24となる。次に、関係性グループBは、関係性履歴404−01、08、10で選択されている。したがって、関係性グループBの合計値は、10+3+1=14となる。最後に、関係性グループCは、関係性履歴404−04、05、07で選択されている。したがって、関係性グループCの合計値は、7+6+4=17となる。これにより、「人物(イ)」の関係性グループ優先順位リストは、一位が関係性グループA、二位が関係性グループC、三位が関係性グループBとなる。
取得した関係性情報に関係性履歴404が設定されていない場合(ステップ303)、関係性情報に設定されているアドレス帳グループを識別情報として、アドレス帳グループ格納部111に格納されているアドレス帳グループ情報を検索し、初期関係性グループを取得する(ステップ304)。取得した初期関係性グループを優先順位一位の関係性グループとして、関係性グループ優先順位リストを作成する(ステップ305)。図6にアドレス帳グループ格納部111に格納されているアドレス帳グループ情報の一例を示す。図6に示すように、アドレス帳グループ情報は、グループID601、アドレス帳グループ602、初期関係性グループ603で構成されている。
次に、関係性考慮表示順決定処理部104の動作を詳細に説明する。図7に関係性考慮表示順決定処理部104の概要をあらわすフローチャートを示す。
以下、各ステップに従い順に説明する。
まず最初に、関係性取得処理部105で取得した関係性グループ優先順位リストを読み込む(ステップ701)。次に、文字予測変換処理部102で作成した変換候補リストを読み込む(ステップ702)。図8に変換候補リストの一例を示す。図8に示すように、変換候補リストは、読み801、変換候補順802、変換候補803、関係性グループ804で構成されている。
以下、各ステップに従い順に説明する。
まず最初に、関係性取得処理部105で取得した関係性グループ優先順位リストを読み込む(ステップ701)。次に、文字予測変換処理部102で作成した変換候補リストを読み込む(ステップ702)。図8に変換候補リストの一例を示す。図8に示すように、変換候補リストは、読み801、変換候補順802、変換候補803、関係性グループ804で構成されている。
変換候補リストに読み込むデータが存在する場合(ステップ703)、関係性考慮予測変換候補リスト(図9参照)作成を行う(ステップ704)。関係性グループ優先順位リストの関係性グループ順位502と、変換候補リストの変換候補順位802を乗算したものを、関係性考慮予測変換候補リストの表示順位とする。同じ表示順位の変換候補が存在する場合は、関係性グループの優先順位が高いほうの変換候補を優先とする。図9に関係性考慮予測変換候補リストの一例を示す。図9に示すように、関係性考慮予測変換候補リストは、読み901、変換候補順902、変換候補903で構成されている。
ステップ703において、変換候補リストに読み込むデータが存在しない場合、関係性考慮表示順決定処理部104の処理を終了する。
ステップ703において、変換候補リストに読み込むデータが存在しない場合、関係性考慮表示順決定処理部104の処理を終了する。
次に、関係性情報更新処理部110の動作を詳細に説明する。図10に関係性情報更新処理部110の概要をあらわすフローチャートを示す。
以下、各ステップに従い順に説明する。
まず最初に、変換文字確定処理部109より文字変換確定情報を受信する(ステップ1001)。図11に文字変換確定情報の一例を示す。図11に示すように、文字変換確定情報は、読み1101、確定変換文字列1102、関係性グループ1103で構成される。
次に、文字変換確定情報受信1001で受信した文字変換確定情報より関係性グループ1103を取得し、関係性情報の関係性履歴404−01に格納する。尚、関係性履歴404−01に新しい履歴が格納されると、それに合わせてそれより前の履歴も更新される。
以下、各ステップに従い順に説明する。
まず最初に、変換文字確定処理部109より文字変換確定情報を受信する(ステップ1001)。図11に文字変換確定情報の一例を示す。図11に示すように、文字変換確定情報は、読み1101、確定変換文字列1102、関係性グループ1103で構成される。
次に、文字変換確定情報受信1001で受信した文字変換確定情報より関係性グループ1103を取得し、関係性情報の関係性履歴404−01に格納する。尚、関係性履歴404−01に新しい履歴が格納されると、それに合わせてそれより前の履歴も更新される。
101 文字入力装置
102 文字予測変換処理部
103 単語辞書部
104 関係性考慮表示順決定処理部
105 関係性取得処理部
106 関係性情報格納部
107 文字列出力処理部
109 変換文字確定処理部
110 関係性情報更新処理部
111 アドレス帳グループ格納部
102 文字予測変換処理部
103 単語辞書部
104 関係性考慮表示順決定処理部
105 関係性取得処理部
106 関係性情報格納部
107 文字列出力処理部
109 変換文字確定処理部
110 関係性情報更新処理部
111 アドレス帳グループ格納部
Claims (3)
- 文字入力装置より変換対象の文字列が入力されると、予測変換方式に基づき利用頻度等を考慮して、単語辞書部より変換候補を生成する文字予測変換処理部と、
電子メール作成時に入力されたメールアドレスより、文字入力者と送信者との関係性を取得する関係性取得処理部と、
取得した送信者との関係性を考慮して、予測変換候補の表示順を決定し、関係性考慮予測変換候補リストを作成する関係性考慮表示順決定処理部と、
関係性考慮予測変換候補リストを表示部に出力する文字列出力処理部と、
表示した関係性考慮予測変換候補リストから変換文字が選択されたか判断を行う変換文字確定処理部と、
変換文字が選択された場合には、選択された変換文字の関係性を更新した後に、使用頻度等を考慮した予測変換方式での学習を行う関係性情報更新処理部とを備えたことを特徴とする携帯情報端末における文字変換システム。 - 前記関係性取得処理部は、電子メール作成時に指定されている宛先メールアドレスを取得する手段と、
取得した宛先メールアドレスを識別情報として、関係性情報格納部より送信相手先との関係性情報を取得する手段と、
取得した関係性情報に関係性履歴が設定されている場合、関係性履歴より関係性計算を行い、関係性グループ優先順位リストを作成する手段と、
取得した関係性情報に関係性履歴が設定されていない場合、関係性情報に設定されているアドレス帳グループを識別情報として、アドレス帳グループ格納部に格納されているアドレス帳グループ情報を検索し、初期関係性グループを取得する手段と、
取得した初期関係性グループを優先順位一位の関係性グループとして、関係性グループ優先順位リストを作成する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末における文字変換システム。 - 前記関係性考慮表示順決定処理部は、前記関係性取得処理部で作成した関係性グループ優先順位リストを読み込む手段と、
前記文字予測変換処理部で作成した変換候補リストを読み込む手段と、
前記変換候補リストに読み込むデータが存在する場合、前記変換候補リストの変換候補順位と前記関係性グループ優先順位リストの関係性グループ順位とを乗算したものを、関係性考慮予測変換候補リストの表示順位として、関係性考慮予測変換候補リストを作成する手段と、
同じ表示順位の変換候補が存在する場合は、関係性グループの優先順位が高いほうの変換候補を優先とする手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯情報端末における文字変換システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008080107A JP2009237684A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 携帯情報端末における文字変換システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP (1) | JP2009237684A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011045927A1 (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-21 | パナソニック株式会社 | 符号化装置、復号装置およびこれらの方法 |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008080107A patent/JP2009237684A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011045927A1 (ja) | 2009-10-14 | 2011-04-21 | パナソニック株式会社 | 符号化装置、復号装置およびこれらの方法 |
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Legal Events
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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