JP2009233799A - 切削インサート及び切削工具、並びに切削方法 - Google Patents

切削インサート及び切削工具、並びに切削方法 Download PDF

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Abstract

【課題】広範囲の切り込み量、及び広範囲の切削速度において良好な切削性能を保つことのできる切削インサートを提供する。
【解決手段】上面、下面および側面を有するとともに、上面視において少なくとも1つのコーナを有するインサート本体と、前記コーナの両側に位置する2つの辺の一方に沿って前記上面と前記側面との間に設けられる主切刃を有する切刃部と、を備えており、前記上面に、前記コーナに対して離間して配置された隆起部と、前記隆起部と前記コーナとの間の領域に配置された第1ブレーカ突起及び前記主切刃に対し前記第1ブレーカ突起の背後に配置された第2ブレーカ突起と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属部材等の旋削加工に用いられる切削インサート及び切削工具、並びに切削方法に関する。
従来から、金属部品等の切削工具に用いられる切削インサートとして、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
この切削インサートは、上面が略平行四辺形である板状のインサート本体を備えている。インサート本体は、上面にすくい面を、側面に逃げ面を、下面にホルダに取り付けられる着座面をそれぞれ有している。また、インサート本体は、上面の各コーナに沿ってそれぞれ形成されたコーナ切刃と、各コーナを挟む辺に沿ってそれぞれ形成された主切刃を有している。
上面において切刃より内側には、各コーナの二等分線上に、突起が設けられている。この突起よりも上面中央側には、各コーナに向かって突出する部分を備える隆起部が形成されている。
上記特許文献1によれば、切り込み量が少なく切削速度の遅い切削条件下において、突起が切り屑ブレーカとして作用する。また、切り込み量が多く切削速度の速い切削条件下においては、隆起部のコーナに向かって突出する部分が切り屑ブレーカとして作用する。
特開平10−118810号公報
上述した切削インサートに備えられた突起では、切削速度の速い切削条件と、切削速度の遅い切削条件のうち、いずれか一方の切削条件にしか対応することができない。
本発明は、従来のインサートが良好に機能していた切り込み量が多く切削速度の速い切削条件下において切削性能を維持するとともに、切り込み量の少ない切削条件において、広範な切削速度に対応することのできる切削インサートを提供することを目的とする。
本発明に係る切削インサートは、上面、下面および側面を有するとともに、上面視において少なくとも1つのコーナを有するインサート本体と、前記コーナの両側に位置する2つの辺の一方に沿って前記上面と前記側面との間に設けられる主切刃を有する切刃部と、を備えており、前記上面に、前記コーナに対して離間して配置された隆起部と、前記隆起部と前記コーナとの間の領域に配置された第1ブレーカ突起及び前記主切刃に対し前記第1ブレーカ突起の背後に配置された第2ブレーカ突起と、を有することを特徴とする。
また、上記発明において、前記第2ブレーカ突起は、前記下面からの高さが前記第1ブレーカ突起の最高点よりも高い部分を有することを特徴とする。
また、上記発明において、前記第2ブレーカ突起は、前記主切刃に直交する平面のうち前記第1ブレーカ突起の一端と他端にそれぞれ交わる2つの平面と交差する部分を有し、 前記凹面は、前記2つの平面に挟まれた領域に形成されていることが好ましい。
また、上記発明において、前記第2ブレーカ突起は、前記主切刃に向かう傾斜面を有し、該傾斜面は、前記主切刃と略平行であることが好ましい。
また、上記発明において、前記傾斜面は、前記下面からの高さが前記第1ブレーカ突起の最高点よりも高い部分を有することが好ましい。
また、上記発明において、前記第2ブレーカ突起は、上面視において、前記主切刃の延びる方向の幅が、前記主切刃と直交する方向の幅よりも広いことが好ましい。
本発明に係る切削工具は、上記本発明に係る切削インサートを、工具ホルダに取り付けたことを特徴とする。
本発明に係る切削方法は、上記本発明に係る切削工具を用いて被削材を切削する切削方法であって、前記被削材に前記切削工具を相対的に近づける工程と、前記被削材を回転させ、前記コーナ切刃及び前記主切刃を前記被削材の表面に接触させて、前記被削材の表面を切削する工程と、前記被削材と前記切削工具とを相対的に遠ざける工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、切削速度の遅い切削条件においては、第1ブレーカ突起によって切屑を適切に処理することができ、切削速度の速い切削条件においては、第1ブレーカ突起を乗り越えた切屑を、第1ブレーカ突起の背後に位置する第2ブレーカ突起により適切に処理することができる。そのため、広範囲の切り込み量、及び広範囲の切削速度において良好な切削性能を保つことのできる切削インサートを提供することができる。
以下に本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
(切削インサート)
図1は、本発明の一実施例に係る切削インサートの斜視図である。図2は、図1に示す切削インサートの上面図である。図3は、図1のX方向から視た切削インサートの先端部拡大側面図である。図4は、図1に示す切削インサートのC部拡大図である。
図1に示すように、切削インサート1は、上面、下面および下面を有しており、上面視において、少なくとも1つのコーナを有するインサート本体2を備えている。当該インサート本体は、具体的には、鋭角をなす2つのコーナを有する略菱形の上面を有する板状を有している。このインサート本体2は、インサート本体2の上面中央から下面7に向かって貫通する取り付け孔8と、上面と側面との間に形成された切刃部3とを備えている。切刃部3は、上面の鋭角をなすコーナ(以下、鋭角コーナと略す。)を構成する2つの辺の一方に沿って上面と側面との間に設けられた主切刃3bを備えている。
上面には、主切刃3b側からインサート本体2の内側に延びるすくい面4と、このすくい面4よりもインサート本体2の内側に位置する隆起部5とが形成されている。この隆起部5は、上面の中央部に形成されたボス面5cと、このボス面5cの周縁とすくい面4とを繋ぐ接続面5bを備えている。この隆起部5により、切り込み量の多い切削条件下において生じる切り屑を処理することができる。なお、すくい面4は、主切刃3bから離間するにつれインサート本体2の下面側に傾斜するように形成されている。
また、隆起部5は、鋭角コーナに向かって突き出た先端部5aを備えている。この先端部5aよりも鋭角コーナ側に近い位置に、切り込み量の少ない切削条件下において生じる切り屑を処理するブレーカ部6がすくい面4の一部として設けられている。
図2乃至図4に示すように、ブレーカ部6は、鋭角コーナの二等分線Lを挟んで形成された第1ブレーカ突起60および第2ブレーカ突起61の2つの突起を備えている。そして、これらの2つの突起は、ともに主切刃3bによって切削された切屑処理用として用いられる。
この2つの突起のうち、第1ブレーカ突起60は主切刃3b側に、当該主切刃3bに沿って形成されている。この第1ブレーカ突起60が、切り込み量が少なく切削速度の遅い切削加工時において生じる切り屑をカールさせることができる。
第2ブレーカ突起61は、第1ブレーカ突起60を基準に主切刃3bと反対側、即ち、主切刃3bに対して第1ブレーカ突起60の背後に形成されている。この第2ブレーカ突起61は、主切刃3bに直交する平面のうち、第1ブレーカ突起60の一端と他端にそれぞれ交わる平面A及び平面Bと交差する位置に形成されており、主切刃3bの延びる方向の幅が、第1ブレーカ突起よりも広くなっている。これにより、第2ブレーカ突起61は、第1ブレーカ突起60を乗り越えた切り屑の流れる方向が主切刃3bと略垂直な方向からずれた場合であっても、この切り屑をカールさせることができる。
第1ブレーカ突起60と第2ブレーカ突起61との間には、平面A及びBに挟まれた領域において、インサート本体2の下面7側に窪んだ凹面62が形成されている。この凹面62は、第1ブレーカ突起60と繋がる下がり面62cと、第2ブレーカ突起61と繋がる立ち上がり面62bと、これら立ち上がり面62b及び下がり面62cとを繋ぐ底面62aとから形成されている。この凹面62をブレーカ部6が備えるため、第1ブレーカ突起60と第2ブレーカ突起61とが連なる構成を備えるブレーカ部に比べ、本実施例のブレーカ部6は、第1ブレーカ突起を乗り越えた切り屑を滑らせる距離を長くすることができる。その結果、立ち上がり面62bと、これに繋がる第2ブレーカ突起61による切り屑処理性が向上する。
また、第1ブレーカ突起60を乗り越えた切り屑は、第2ブレーカ突起61よりもインサート本体2の下面7側に位置する凹面62上に着地する。このため、第1ブレーカ突起60と第2ブレーカ突起62を平坦な面で繋いだブレーカ部に比べ、第1ブレーカ突起60を乗り越えた切り屑の着地点から第2ブレーカ突起61の最高点までの高さが大きくなっている。これにより、より速い速度で滑る切り屑にも、適切に対応することができる。
上記構成をブレーカ部6が備えることにより、本実施例の切削インサート1は、切り込み量の多い切削条件下だけでなく切り込み量の少ない切削条件下においても良好な切削性能を発揮することができる。
なお、図3に示すように、隆起部5の先端部5aは、平面Bと交差しないことが好ましい。これにより、切り屑は、隆起部5の先端部5aに阻まれることなく凹面62上を滑ることができため、切り屑処理性を良好に保つことができる。
また、第2ブレーカ突起61は、第1ブレーカ突起60の最高点よりも高い部分を有している。具体的には、図3及び図4に示す第2ブレーカ突起61の頂面61bが、鋭角コーナ側で、第1ブレーカ突起60の最高点よりも高くなるように形成されている。これにより、さらに速い速度で滑る切り屑にも、適切に対応することができる。なお、本明細書における「高さ」とは、インサート本体の下面を含む基準面からの高さをいう。
また、第2ブレーカ突起61は、主切刃3bに向かう傾斜面61aを有しており、この傾斜面61aは、主切刃3bと略平行である。これにより、傾斜面61aは、第1ブレーカ突起60を乗り越えた切り屑を、より効果的にカールさせることができる。主切刃3bにより切削された切り屑は、主切刃3bと略垂直な方向に流れていくためである。なお、本明細書において、「主切刃と略平行な傾斜面」とは、主切刃を通る平面で切った第2ブレーカ突起の断面において傾斜面を示す直線と、主切刃とのなす角度が、±3°の範囲内であるものをいう。
さらに、傾斜面61aは、インサート本体2の下面7からの高さが第1ブレーカ突起60の最高点よりも高い部分を有している。具体的には、この傾斜面61aは、上述した頂面61bの周縁と、立ち上がり面62aとを繋いでおり、頂面61bのうち、第1ブレーカ突起60の最高点よりも高い部分にも繋がっている。これにより、傾斜面61aは、第2ブレーカ突起61の頂面61b付近まで到達した切り屑をも、効果的にカールさせることができる。
また、第1ブレーカ突起60は、上面視において、主切刃3bの延びる方向の幅が、主切刃3bと直交する方向の幅よりも広くなっている。これにより、第1ブレーカ突起60は、広範な切り込み量に対応して、切り屑を処理することができる。
さらにまた、第2ブレーカ突起61は、上面視で主切刃3bの延びる方向の幅が、上面視で主切刃3bと直交する方向における幅よりも広く形成されている。このため、第2ブレーカ突起61に繋がる立ち上がり面62bは、第2ブレーカ突起61が上面視で円形等となっている場合と比べて、上述した主切刃3bと直交する方向の幅が広くなっている。これにより、立ち上がり面62aは、第1ブレーカ突起60を乗り越えた切り屑を、より効果的にカールさせることができる。
(切削工具)
次に、本発明に係る切削インサートの一実施例を工具ホルダに取り付けた切削工具について説明する。図5は、図1の切削インサートを取り付けた切削工具の上面図である。図6は、図5におけるD−D断面図であるとともに、(a)切り込み量が少なく切削速度の遅い場合の切り屑の処理状態、及び(b)切り込み量が少なく切削速度の遅い場合の切り屑の処理状態を示す概略模式図である。
切削工具10は、図5に示すように、工具ホルダ11に切削インサート1が取り付けられて構成されている。工具ホルダ11の先端部には、切削インサート1の下面を拘束する載置面と、切削インサート1の側面を拘束する拘束側面とを備えるインサートポケットが備えられている。このインサートポケットの載置面の中央には、ネジ孔が形成されている。切削インサート1は、下面がインサートポケットの載置面に配置されており、この状態で、切削インサート1の取り付け孔及びインサートポケットのネジ孔にネジ部材がねじ込まれ、工具ホルダ11に取り付けられている。
このような切削工具10を切り込み量の少ない切削条件下で切削加工に用いた際に形成される切り屑と切削インサート1との関係を図6に示す。
図6(a)に示すように、切り込み量が少なく切削速度の遅い場合に生じる切り屑12aは、すくい面4上を滑り第1ブレーカ突起60に向かって流れていく。そして、この切り屑12aは、すくい面4と、このすくい面4に続く第1ブレーカ突起60によりカールされる。
図6(b)に示すように、切り込み量が少なく切削速度の速い場合に生じる切り屑12aは、第1ブレーカ突起60を乗り越える。次に、この切り屑12aは、第2ブレーカ突起61手前の立ち上がり面62aに着地し、その後立ち上がり面62a上を滑って第2ブレーカ突起61に向かって流れていく。そして、この切り屑12aは、立ち上がり面62aと、これに続く第2ブレーカ突起61の傾斜面61aによりカールされる。
(切削方法)
次に、本発明に係る切削工具の一実施例を用いて被削材を切削する切削方法について図面を参照して説明する。
図7〜図9に、本発明に係る一実施例の切削工具10を用いて被削材12を切削する切削方法の工程図を示す。まず、工具ホルダ11に切削インサート1を取り付ける。そして、図7に示すように、被削材12を回転させるとともに、切削工具10を被削材12に近づける。なお、切削工具10と被削材12は、相対的に近づけば良く、例えば、被削材12を切削工具10に近づけても良い。
次いで、図8に示すように、切削インサート1の切刃を被削材12に接触させて被削材12を切削する。その後、図9に示すように被削材12から切削工具10を離間させる。なお、切削加工を継続する場合は、被削材10を回転させた状態を維持して、被削材12の異なる箇所に切削インサート1の切刃を接触させる工程を繰り返す。
上記切削方法によれば、切り込み量の少ない切削条件下において、広範な切削速度で好適に切削加工を施すことができる。この理由は、上述したように、本発明に係る切削インサート1が、切削速度の遅い切り屑を処理する第1ブレーカ突起と、切削速度の速い切り屑を処理する凹面及び第2ブレーカ突起を備えるためである。
以上、本発明の実施例を例示したが、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができる。例えば、本発明に係る他の実施例に係る切削インサートとして、コーナ切刃を挟んで2つの主切刃を備えたものがある。上面には、2つの主切刃に対応する位置に、第1ブレーカ突起及び第2ブレーカ突起が一対ずつ備えられている。第一実施例に係る切削インサートには勝手が付いているのに対し、他の実施例に係る切削インサートは、両勝手として使用可能であるため、汎用性に優れている。
本発明の一実施例に係る切削インサートの斜視図である。 図1に示す切削インサートの上面図である。 図1のX方向から視た切削インサートの先端部拡大側面図である。 図1に示す切削インサートのC部拡大図である。 図1の切削インサートを取り付けた切削工具の上面図である。 図5におけるD−D断面図であるとともに、(a)切り込み量が少なく切削速度の遅い場合の切り屑の処理状態、及び(b)切り込み量が少なく切削速度の遅い場合の切り屑の処理状態を示す概略模式図である。 本発明に係る切削方法の工程図である。 本発明に係る切削方法の工程図である。 本発明に係る切削方法の工程図である。
符号の説明
1・・・切削インサート
2・・・インサート本体
3・・・切刃部
3a・・・コーナ切刃
3b・・・主切刃
4・・・すくい面
5・・・隆起部
5a・・・先端部
5b・・・接続面
5c・・・ボス面
6・・・ブレーカ部
60・・・第1ブレーカ突起
61・・・第2ブレーカ突起
61a・・・傾斜面
61b・・・頂面
62・・・凹面
62a・・・凹面の底
62b・・・立ち上がり面
62c・・・下がり面
7・・・下面
8・・・取り付け孔
10・・・切削工具
11・・・工具ホルダ
12・・・被削材
12a・・・切り屑

Claims (8)

  1. 上面、下面および側面を有するとともに、上面視において少なくとも1つのコーナを有するインサート本体と、
    前記コーナの両側に位置する2つの辺の一方に沿って前記上面と前記側面との間に設けられる主切刃を有する切刃部と、
    を備えており、
    前記上面に、
    前記コーナに対して離間して配置された隆起部と、
    前記隆起部と前記コーナとの間の領域に配置された第1ブレーカ突起及び前記主切刃に対し前記第1ブレーカ突起の背後に配置された第2ブレーカ突起と、
    を有する切削インサート。
  2. 前記第2ブレーカ突起は、前記下面からの高さが前記第1ブレーカ突起の最高点よりも高い部分を有することを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記第2ブレーカ突起は、前記主切刃に直交する平面のうち前記第1ブレーカ突起の一端と他端にそれぞれ交わる2つの平面と交差する部分を有し、
    前記凹面は、前記2つの平面に挟まれた領域に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の切削インサート。
  4. 前記第2ブレーカ突起は、前記主切刃に向かう傾斜面を有し、該傾斜面は、前記主切刃と略平行であることを特徴とする請求項3に記載の切削インサート。
  5. 前記傾斜面は、前記下面からの高さが前記第1ブレーカ突起の最高点よりも高い部分を有することを特徴とする請求項4に記載の切削インサート。
  6. 前記第2ブレーカ突起は、上面視において、前記主切刃の延びる方向の幅が、前記主切刃と直交する方向の幅よりも広いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の切削インサート。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の切削インサートを、工具ホルダに取り付けた切削工具。
  8. 請求項7に記載の切削工具を用いて被削材を切削する切削方法であって、
    前記被削材に前記切削工具を相対的に近づける工程と、
    前記被削材を回転させ、前記コーナ切刃及び前記主切刃を前記被削材の表面に接触させて、前記被削材の表面を切削する工程と、
    前記被削材と前記切削工具とを相対的に遠ざける工程と、
    を備えることを特徴とする切削方法。
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