JP2009232958A - ゲーム盤のポケット用駒取り出し具及び駒収納具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ゲーム盤のポケット内部に溜まった的駒その他の駒類を高齢者等でも容易に取り出すことができる駒取り出し具を提供する。
【解決手段】 ゲーム盤C1の各ポケット5内部に予め装入し、弾かれて該ポケット5に入った的駒及び中心駒を受容するためのポケット用駒取り出し具D1であり、ポケット5の開口部と実質的に相似な外形断面を有すると共に該ポケット5に対してその開口部との摺動間隙を介して出し入れ自在であり、ポケット5内部への装入状態において盤面より下位に没入されるようにした筒状の容器11と、前記容器11の側壁にその内部から手指又は操作部材と係合可能に設けられた指掛け孔12とから構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】 ゲーム盤C1の各ポケット5内部に予め装入し、弾かれて該ポケット5に入った的駒及び中心駒を受容するためのポケット用駒取り出し具D1であり、ポケット5の開口部と実質的に相似な外形断面を有すると共に該ポケット5に対してその開口部との摺動間隙を介して出し入れ自在であり、ポケット5内部への装入状態において盤面より下位に没入されるようにした筒状の容器11と、前記容器11の側壁にその内部から手指又は操作部材と係合可能に設けられた指掛け孔12とから構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、盤上ゲームの一種として知られるカロム、キャロム又はそれらに類似したゲームを実施するためのゲーム盤における四隅のポケットに使用する駒取り出し具及びそれを用いた駒収納具に関する。
ビリヤードとおはじき遊びを合体させたような盤上ゲームは、カロム、キャロムその他の名称で世界的にも広く知られ、それらを実施するためのゲーム盤や基本ルールは概して類似するものの国や地域によって相違点も多く、また同様のゲーム盤を使用しても異なったルール、独自のルールが採用される場合もある。
例えば、特に滋賀県の湖東、湖北地方で最も広く遊び継がれているカロムに使用されるゲーム盤は、四角形枠で囲まれた盤面の四隅に、直角の中心角を有する扇形や直角三角形の開口部を有するポケットが穿設され、さらに盤面の中心に、中心駒を競技開始時に配置する位置を指示する中心スポットが表示され、盤面の中心スポット周囲に、それと同心に、各競技者の識別表示が施された的駒を競技開始時に交互に円形状に配置する位置を指示するセンターサークルが表示され、盤面のセンターサークル外側に、盤面の各側辺に沿って、各競技者の弾き駒を発射する位置を指示するエリアラインが表示され、且つ盤面のエリアライン外側に、盤面の各側辺に対応して、各競技者の弾き駒を最初に発射する位置を指示するティースポットが表示されて構成される。
前記ゲーム盤を使用した一つの競技方法は、2名又は2名ずつペアを組んだ2組の各競技者が初回は各自の側のティースポット上に、次回以降は各自の側のエリアライン上に配置した自らの弾き駒を弾いて盤面上にある自他の的駒及び中心駒に当て、何れかのポケットに自らの的駒を順次入れると共に中心駒を最後に入れることを争うものである(非特許文献1)。
他方、国際キャロム連盟の傘下にある日本キャロム連盟で採用されている盤上ゲームは、前記盤上ゲームのカロムに対してキャロムと称され、これに使用されるキャロムゲーム盤では、競技開始時に、盤面の中心スポット周囲にそれと同心に、各競技者の識別表示が施された計18個の的駒の内の6個が内側に、12個がその外側に、何れも交互に六角形状に互いに略最密状態で配置される。前記キャロム用のゲーム盤では、盤面の四隅に円形の開口部を有するポケットが穿設されている。
杉原正樹編著「カロムロード」2002年2月15日サンライズ出版発行
杉原正樹編著「カロムロード」2002年2月15日サンライズ出版発行
前記ゲーム盤では、競技終了後に、各ポケット内部に溜まった的駒及び/又は中心駒が外部に取り出され、そのように取り出された駒は収納容器に収納され或いは次の競技のために盤面の所定位置に再配置される。
しかしながら、前記ゲーム盤の各ポケットの開口部は、比較的狭い三角形、扇形又は円形等を呈し、また的駒等が扁平な円柱形状を呈することから、該ポケット内部に溜まった駒を手で把持して取り出し難く、この取出し作業が特に高齢者等にとって容易でないという問題があった。また、前記ゲーム盤の各ポケットでは、通常、盤面に穿設された開口部の下方に該開口部よりも広い空洞が形成され、開口部内周面とその下方の空洞内側面との間に段差が生じているので、該段差がポケット内部の駒を取り出す場合に障害となり、該駒を円滑に出し難い状況にもあった。
本発明の解決すべき課題は、前記問題点に鑑み、ゲーム盤のポケット内部に溜まった的駒その他の駒類を高齢者等でも容易に取り出すことができる駒取り出し具を提供することにある。
請求項1に記載の発明に係るゲーム盤のポケット用駒取り出し具は、競技開始時に、盤面の中心に表示された中心スポット上に中心駒を配置すると共に、盤面の中心スポット周囲に各競技者の識別表示が施された複数の的駒を所定の配列で配置し、盤面の所定エリアから各競技者の弾き駒を弾いて前記的駒及び中心駒に当てると共にそれらを盤面の四隅に穿設されたポケットに入れることを争うゲームに使用されるゲーム盤において、各ポケット内部に予め装入し、弾かれて該ポケットに入った的駒及び中心駒を受容するためのポケット用駒取り出し具であり、
前記ポケットの開口部と実質的に相似な外形断面を有すると共に該ポケットに対してその開口部との摺動間隙を介して出し入れ自在であり、ポケット内部への装入状態において盤面より下位に没入されるようにした筒状の容器と、前記容器の側壁にその内部から手指又は操作部材と係合可能に設けられた把持部とからなるものである。
前記ポケットの開口部と実質的に相似な外形断面を有すると共に該ポケットに対してその開口部との摺動間隙を介して出し入れ自在であり、ポケット内部への装入状態において盤面より下位に没入されるようにした筒状の容器と、前記容器の側壁にその内部から手指又は操作部材と係合可能に設けられた把持部とからなるものである。
前記構成において、ゲーム盤の各ポケット内部には、競技前にポケット用駒取り出し具が予め装入され、その容器内部には、競技中に弾かれてポケットに入った的駒その他の駒類が溜まることになる。その場合、前記容器は、ポケット内部への装入状態において盤面より下位に没入されているので、競技中に弾かれてポケットへと進行する的駒その他の駒類は、前記容器の外壁等に当たって開口部内への進入を妨げられることはない。
競技終了後は、各ポケット内部に装入されている容器の把持部に該容器内部から手指等を係合させつつ引き上げることにより、的駒その他の駒類が溜まった容器をポケットから容易に取り出すことができる。前記のように取り出された容器は、これを例えば盤面上等で上下反転させることにより、内部にある的駒その他の駒類を排出させることができる。なお、ポケット内部からの容器に引き上げに際して、前記手指の代わりに、前記把持部と脱着可能な操作部材を使用してもよい。
前記構成において、請求項2に記載のように、前記ポケットの開口部が直角の中心角を有する扇形であるゲーム盤の場合には、前記扇形の開口部に対応して、直角の中心角を有する扇形筒状の容器が使用される。なお、前記直角の中心角を有する扇形の開口部の代わりに、その簡易型として直角三角形の開口部が採用される場合は、前記直角三角形の開口部に対応して、直角三角形を有する三角筒状の容器が使用される。また、請求項3に記載のように、前記ポケットの開口部が円形であるゲーム盤の場合には、前記円形の開口部に対応して、円筒状の容器が使用されることになる。
前記把持部としては、例えば、請求項4に記載のように、前記容器の側壁に穿設された指掛け孔が好適に使用される。前記構成では、各ポケット内部からの容器の引き上げに際して、前記容器の指掛け孔の縁部に内部から手指が掛けられる。前記指掛け孔の形状に特別の限定はなく、例えば円形、楕円形、三角形その他の多角形であってもよい。なお、前記指掛け孔以外の把持部としては、前記容器内部から手指又は操作部材を係合させることが可能な他の手段、例えば突起、フック、ループ等を、該容器内部への的駒その他の駒類の進入や該容器からの的駒その他の駒類の排出等が妨げられないように前記容器の側壁に設けてもよく、また操作部材としては、前記指掛け孔や突起、フック、ループ等の把持部と係合可能な形状、構造を有するもの、例えばフック等が使用される。
前記ポケット用駒取り出し具は、ゲーム盤による競技に際しては前記のように使用されるが、競技休止時には的駒その他の駒類の収納具としても使用可能である。その場合、例えば、請求項5に記載のように、前記ポケット用駒取り出し具4個と、前記駒取り出し具4個を最密又は略最密状態に集合させて得られる集合柱状体の底部にそれを下方で受けるように着脱可能に嵌合される受器と、前記集合柱状体の頂部にそれを上方から覆うように着脱可能に嵌合される蓋体とを組み合わせ、それによってゲーム盤の駒収納具を構成することができる。
前記構成では、内部が四つに分割された一つの蓋付き駒収納具が形成されるが、それと同時に、ポケット用駒取り出し具4個がまとめて保管されることにもなる。前記の各容器には、的駒、中心駒、弾き駒等が必要に応じて適宜分配状態で収納されるが、さらに前記駒類以外にも例えば菓子その他の小物類等が収納されてもよい。
各ポケット用駒取り出し具の容器が直角の中心角を有する扇形筒状である場合、それらの容器4個を最密又は略最密状態に集合させると、全体として略円形状の外形断面を有する集合柱状体が得られる。また、各ポケット用駒取り出し具の容器が直角三角形を有する三角筒状である場合、それらの容器4個を最密又は略最密状態に集合させると、全体として略四角形状の外形断面を有する集合柱状体が得られる。さらに、各ポケット用駒取り出し具の容器が円筒状である場合、それらの容器4個を最密又は略最密状態に集合させると、全体として略四角形状又は花弁形状の外形断面を有する集合柱状体が得られる。前記集合柱状体のための受器及び蓋体は、該集合柱状体を分離させずに安定に保形させるために、該集合柱状体の外形断面と実質的に相似な内形断面を有する状態で該集合柱状体に嵌合、特に摺動間隙を介して嵌合させることが好ましいが、必ずしもこれらの条件に限定されるものではない。
請求項1に係る発明によれば、ポケット用駒取り出し具における筒状の容器をゲーム盤の各ポケット内部に予め装入して、競技中に弾かれてポケットに入った的駒その他の駒類を容器内部に受容し、競技終了後やその他の必要時に、各容器をその把持部に手指等を係合させつつ前記ポケットから脱着して内部に溜まった的駒その他の駒類を排出させることにより、ゲーム盤のポケット内部に溜まった的駒その他の駒類を高齢者等でも容易に取り出すことができる。
請求項2に係る発明によれば、盤面の四隅に、直角の中心角を有する扇形の開口部を有するポケットが穿設されたカロムゲーム用のゲーム盤について、前記のように、ゲーム盤のポケット内部に溜まった的駒その他の駒類を高齢者等でも容易に取り出すことができる。また、請求項3に係る発明によれば、盤面の四隅に円形の開口部を有するポケットが穿設されたキャロムゲーム用のゲーム盤について、前記のように、ゲーム盤のポケット内部に溜まった的駒その他の駒類を高齢者等でも容易に取り出すことができる。
請求項4に係る発明によれば、ポケット内部の容器を、その指掛け孔の縁部に内部から手指やフック等の操作部材を掛けてポケット内部から容易に引き上げることができる。また、把持部としての指掛け孔は、容器の側壁から内面に突出する部分がないので、容器内部への的駒その他の駒類の進入や該容器からの的駒その他の駒類の排出等が妨げられることがない。
また、請求項5に係る発明によれば、ゲーム盤の各ポケットに使用される前記駒取り出し具の容器を有効に利用して、的駒、中心駒、弾き駒等の駒類やそれら以外の小物類を収納するための収納具を形成することができ、また前記駒取り出し具を4個まとめて保管することができる。
以下に、本発明を実施例に基いて具体的に説明する。
図1(A)は、本発明の実施例1に係るカロム用ゲーム盤のポケット用駒取り出し具のポケット装入直前における斜視図、図1(B)は、同図(A)に示すポケット用駒取り出し具のポケット装入後における、ゲーム盤の対角方向の切断断面図である。図2は、図1に示すカロム用ゲーム盤のポケット用駒取り出し具を用いたゲーム盤の駒収納具の組み立て斜視図である。
図1(A)は、本発明の実施例1に係るカロム用ゲーム盤のポケット用駒取り出し具のポケット装入直前における斜視図、図1(B)は、同図(A)に示すポケット用駒取り出し具のポケット装入後における、ゲーム盤の対角方向の切断断面図である。図2は、図1に示すカロム用ゲーム盤のポケット用駒取り出し具を用いたゲーム盤の駒収納具の組み立て斜視図である。
図3(A)は、本発明の実施例2に係るキャロム用ゲーム盤のポケット用駒取り出し具のポケット装入直前における斜視図、図3(B)は、同図(A)に示すポケット用駒取り出し具のポケット装入後における、ゲーム盤の対角方向の切断断面図である。図4は、図3に示すキャロム用ゲーム盤のポケット用駒取り出し具を用いたゲーム盤の駒収納具の組み立て斜視図である。
図5(A)は、通常のカロム用ゲーム盤の平面図、図5(B)は、通常のキャロム用ゲーム盤の平面図である。
カロム用ゲーム盤C1では、図5(A)に示すように、四角形枠1で囲まれた矩形盤板2の四隅にポケット5が穿設され、さらに盤板2表面に形成された盤面の中心に、通常、ジャックとも称される中心駒を競技開始時に配置する位置を指示する中心スポット6が表示され、盤面の中心スポット6周囲に、それと同心に、各競技者の赤色と緑色等の色分けによる識別表示が施された的駒を競技開始時に交互に円形状に配置する位置を指示するセンターサークル7が表示され、盤面のセンターサークル7外側に、盤面の各側辺に沿って、各競技者の弾き駒を発射する位置を指示するエリアライン8が表示され、且つ盤面のエリアライン8外側に、盤面の各側辺に対応して、各競技者の弾き駒を最初に発射する位置を指示するティースポット9が表示されている。
競技に際しては、前記中心駒が中心スポット6上に予め配置されると共に前記の各的駒がセンターサークル7上に予め交互に配置され、競技中に前記中心駒及び各的駒が各競技者の弾き駒の標的となって弾かれ、各ポケットに順次入れられることになる。
図1(A)及び(B)に示すように、前記の各ポケット5は、盤板2の四隅に直角の中心角を有する扇形に穿設された開口部と、四角形枠1、基板3、隔壁4及び盤板2で囲まれた空洞を有し、競技に際しては、前記ポケット5内部に、前記開口部と実質的に相似な扇形断面を有する筒状の容器11が、該ポケット5に対してその開口部との摺動間隙を介して出し入れ自在に装入され、該容器11は、ポケット5内部への装入状態において盤面より下位に没入されるように、好ましくは盤板2下面より下位には没入されないように設定されている。なお、前記ポケット5の開口部内周面とその下方の空洞内側面との間に段差がないようにすれば、容器11の出し入れは一層容易になり、その場合、容器11が盤板2下面より下位には没入されてもその出し入れに支障は生じない。
前記容器11における円弧状壁を挟んで直角を成す両側平坦壁には、把持部として三角形状の2個の指掛け孔12が該容器11の内部から手指等との係合可能に隣接して穿設され、前記容器11及び指掛け孔12は、本発明に係るポケット用駒取り出し具D1を形成している。
前記ポケット用駒取り出し具D1については、競技休止時に、図2に示すように、4個のポケット用駒取り出し具D1をそれらの各容器11の両側平坦壁外面が互いに接触するように一体に最密状態で集合させて円形断面の集合柱状体21を形成し、その底部に下方から円形断面の受器22を着脱可能に嵌合すると共にその頂部に上方から円形断面の蓋体23を着脱可能に嵌合することにより、ゲーム盤の駒収納具E1が形成されると共に4個のポケット用駒取り出し具D1がまとめて保管されることになる。
キャロム用ゲーム盤C2では、図5(B)に示すように、四角形枠101で囲まれた矩形盤板102の四隅にポケット105が穿設され、さらに盤板102表面に形成された盤面の中心に、通常、クイーンとも称される中心駒を競技開始時に配置する位置を指示する中心スポット106が表示され、盤面の中心スポット106周囲に、各競技者の白色と黒色等の色分けによる識別表示が施された的駒を競技開始時に所定の配列で配置する位置の外縁を指示するセンターサークル107が表示され、盤面のセンターサークル107外側に、盤面の各側辺に沿って、各競技者の弾き駒を発射する位置を指示するベースライン108が表示されている。
競技に際しては、前記中心駒が中心スポット106上に予め配置されると共に前記の各的駒がセンターサークル107内側に予め所定の配列で配置され、競技中に前記中心駒及び各的駒が各競技者の弾き駒の標的となって弾かれ、各ポケットに順次入れられることになる。
図3(A)及び(B)に示すように、前記の各ポケット105は、盤板102の四隅に円形に穿設された開口部と、四角形枠101、基板103、隔壁104及び盤板102で囲まれた空洞を有し、競技に際しては、前記ポケット105内部に、前記開口部と実質的に相似な円形断面を有する筒状の容器111が、該ポケット105に対してその開口部との摺動間隙を介して出し入れ自在に装入され、該容器111は、ポケット105内部への装入状態において盤面より下位に没入されるように、好ましくは盤板102下面より下位には没入されないように設定されている。なお、前記ポケット105の開口部内周面とその下方の空洞内側面との間に段差がないようにすれば、容器111の出し入れは一層容易になり、その場合、容器111が盤板102下面より下位には没入されてもその出し入れに支障は生じない。
前記容器111における側壁には、把持部として三角形状の2個の指掛け孔112が該容器111の内部から手指等との係合可能に隣接して穿設され、前記容器111及び指掛け孔112は、本発明に係るポケット用駒取り出し具D2を形成している。
前記ポケット用駒取り出し具D2については、競技休止時に、図4に示すように、4個のポケット用駒取り出し具D2をそれらの各容器111の側壁外面が互いに接触するように一体に最密状態で集合させて略花弁形断面の集合柱状体121を形成し、その底部に下方から略矩形断面の受器122を着脱可能に嵌合すると共にその頂部に上方から略矩形断面の蓋体123を着脱可能に嵌合することにより、ゲーム盤の駒収納具E2が形成されると共に4個のポケット用駒取り出し具D2がまとめて保管されることになる。
C1、C2 ゲーム盤
D1、D2 ポケット用駒取り出し具
E1、E2 駒収納具
1、101 四角形枠
2、102 盤板
3、103 基板
4、104 隔壁
5、105 ポケット
6、106 中心スポット
7、107 センターサークル
8 エリアライン
108 ベースライン
9 ティースポット
11、111 容器
12、112 指掛け孔(把持部)
21、121 集合柱状体
22、122 受器
23、123 蓋体
D1、D2 ポケット用駒取り出し具
E1、E2 駒収納具
1、101 四角形枠
2、102 盤板
3、103 基板
4、104 隔壁
5、105 ポケット
6、106 中心スポット
7、107 センターサークル
8 エリアライン
108 ベースライン
9 ティースポット
11、111 容器
12、112 指掛け孔(把持部)
21、121 集合柱状体
22、122 受器
23、123 蓋体
Claims (5)
- 競技開始時に、盤面の中心に表示された中心スポット上に中心駒を配置すると共に、盤面の中心スポット周囲に各競技者の識別表示が施された複数の的駒を所定の配列で配置し、盤面の所定エリアから各競技者の弾き駒を弾いて前記的駒及び中心駒に当てると共にそれらを盤面の四隅に穿設されたポケットに入れることを争うゲームに使用されるゲーム盤において、各ポケット内部に予め装入し、弾かれて該ポケットに入った的駒及び中心駒を受容するためのポケット用駒取り出し具であり、
前記ポケットの開口部と実質的に相似な外形断面を有すると共に該ポケットに対してその開口部との摺動間隙を介して出し入れ自在であり、ポケット内部への装入状態において盤面より下位に没入されるようにした筒状の容器と、前記容器の側壁にその内部から手指又は操作部材と係合可能に設けられた把持部とからなるゲーム盤のポケット用駒取り出し具。 - 前記ポケットの開口部が直角の中心角を有する扇形であるゲーム盤において、前記容器が直角の中心角を有する扇形筒状である請求項1に記載のゲーム盤のポケット用駒取り出し具。
- 前記ポケットの開口部が円形であるゲーム盤において、前記容器が円筒状である請求項1に記載のゲーム盤のポケット用駒取り出し具。
- 前記把持部が前記容器の側壁に穿設された指掛け孔である請求項1に記載のゲーム盤のポケット用駒取り出し具。
- 請求項1〜4の何れかに記載のポケット用駒取り出し具4個と、前記駒取り出し具4個を最密又は略最密状態に集合させて得られる集合柱状体の底部にそれを下方で受けるように着脱可能に嵌合される受器と、前記集合柱状体の頂部にそれを上方から覆うように着脱可能に嵌合される蓋体とからなるゲーム盤の駒収納具。
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