JP2009232759A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、コンバインに関するものである。 The present invention relates to a combine.
従来からコンバインの刈取搬送装置に装備されているナローガイドは、走行車体上の運転席から、作業姿勢と格納姿勢とに切換え操作ができる構成になっている。例えば、特許文献1には、その明細書と図面に、操作レバーとナローガイドとを、連係手段によって操作可能に連結した構成が開示されている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a narrow guide provided in a combine harvesting and conveying apparatus is configured to be able to be switched from a driver seat on a traveling vehicle body to a working posture and a retracted posture. For example, Patent Document 1 discloses a configuration in which an operation lever and a narrow guide are operably connected to each other in the specification and the drawings by linkage means.
そして、刈取搬送装置は、コンバインの走行車体に対して左右方向にスライドする構成も技術的に完成されており、既に公知になっている。例えば、特許文献2には、明細書の説明と共に、その構成が図面に示されている。
コンバインの刈取搬送装置は、その外側に設けたナローガイドを、運転席から作業姿勢と格納姿勢とに切換え操作ができる構成になっている。この場合、運転席の操作レバーとナローガイドのリンクとは、通常、操作ワイヤーを介して連結し、運転席からの操作力がワイヤーによって伝達できる構成にするが、刈取搬送装置を走行車体の前側で左右にスライドする構成のコンバインでは大きな問題がある。 The harvesting / conveying device of the combine is configured such that the narrow guide provided on the outside thereof can be switched from the driver's seat to the working posture and the retracted posture. In this case, the operation lever of the driver's seat and the link of the narrow guide are usually connected via an operation wire so that the operation force from the driver's seat can be transmitted by the wire. There is a big problem with a combine that slides left and right.
すなわち、上記の如く、刈取搬送装置を左右にスライドするコンバインの場合、操作レバーとナローガイドリンクとを連結する操作ワイヤーは、左右へのスライド距離を考慮し、移動距離に相当する長さの余裕を持たせて配設する必要があり、そのため、スライド部位によってワイヤーの緊張、弛緩が繰り返され、操作力の正確な伝達が不良になると共に、スライドに伴って伸びたり縮んだりを繰り返すから早期に疲労して耐久性にも課題があった。 That is, as described above, in the case of a combine that slides the cutting and conveying apparatus to the left and right, the operation wire that connects the operation lever and the narrow guide link takes into account the sliding distance to the left and right, and has a margin corresponding to the moving distance. As a result, the tension and relaxation of the wire is repeated depending on the slide part, and the accurate transmission of the operating force becomes poor, and the extension and contraction with the slide are repeated at an early stage. There was also a problem in durability due to fatigue.
この発明は、上記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じる。
即ち、請求項1に記載した発明は、運転席(1)を有する走行車体(2)の前部に、刈取搬送装置(3)を左右スライド可能に設け、該刈取搬送装置(3)を、その左右スライドに追従して左右に移動できる伝動装置(4)を介して前記走行車体(2)側に接続し、前記刈取搬送装置(3)の側部に設けたナローガイド(5)を前記運転席(1)から作業姿勢と格納姿勢とに切換え操作する操作ワイヤー(6)を、前記伝動装置(4)に沿わせて設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
In order to solve the above problems, the present invention takes the following technical means.
That is, in the invention described in claim 1, the cutting and conveying device (3) is slidably provided in the front portion of the traveling vehicle body (2) having the driver's seat (1), and the cutting and conveying device (3) is provided. A narrow guide (5) provided on the side of the cutting and conveying device (3) is connected to the traveling vehicle body (2) side through a transmission device (4) that can move to the left and right following the left and right slide. The operation wire (6) for switching the operation posture from the driver seat (1) to the working posture and the retracted posture is provided along the transmission device (4).
操作ワイヤー6を、刈取搬送装置3の左右スライドに追従する伝動装置4に沿わせて配設するから、スライド時に緊張や弛緩の作用が働かず、常時、同様の張設状態が保持できるから、操作力を正確に伝達することができると共に、耐久性にも優れた構成となっている。
Since the
つぎに、請求項2に記載した発明は、前記操作ワイヤー(6)を、刈取搬送装置(3)の左右スライドに追従できる伝動装置(4)である自在継手式伝動装置(4a)に沿わせて穀稈引起し装置(8)の近傍に延設し、該穀稈引起し装置(8)の伝動軸である縦軸(9)に沿わせて下方に伸ばして配設し、下部の伝動ケース(10)とスライドシリンダ(11)に沿わせて延設して前記ナローガイド(5)に接続したことを特徴とする請求項1記載のコンバインとしたものである。
Next, in the invention described in
操作ワイヤー6を、自在継手式伝動装置4aや、縦軸9、下部の伝動ケース10やスライドシリンダ11に沿わせて配設するにあたり、搬送穀稈の通過する側を避けて設けることができるから、穀稈や藁屑が絡んだりすることがほとんどなく、常に、操作力を正確に伝達できるものとなっている。
In arranging the
請求項1記載の発明によると、操作ワイヤー6を、刈取搬送装置3の左右スライドに追従する伝動装置4に沿わせて配設するから、スライド時に操作ワイヤー6に対して緊張や弛緩の作用が働かず、常時、同様の張設状態が保持できるから、運転席1からナローガイド5に作業姿勢と格納姿勢とに切換える操作力を正確に伝達することができ、操作性を向上させることができる。そして、刈取搬送装置3の左・右スライド時に操作ワイヤー6に対して緊張や弛緩の作用が働かないから、ワイヤー6が伸びたり緩んだりを繰り返すことがほとんどなく、疲労も起こらず、耐久性を向上させることができる。
According to the first aspect of the present invention, since the
請求項2記載の発明によると、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を奏するものでありながら、操作ワイヤー6を、自在継手式伝動装置4aや、縦軸9、下部の伝動ケース10やスライドシリンダ11に沿わせて配設するにあたり、搬送穀稈の通過する側を避けて裏側に配設できるから、穀稈や藁屑が絡んだりすることがほとんどなく、常に、操作力を正確に伝達でき、耐久性を向上させることができる。
According to the invention described in
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、コンバイン15は、図2、乃至図4に示すように、稲、麦等を主として収穫するコンバインであって、クローラ16,16を装備した走行車体2上の前部において、前進方向に向かって右側に運転席1を、左側に刈取搬送装置3を配置して構成している。そして、コンバイン15は、前記刈取搬送装置3の後方に脱穀装置17が搭載され、該脱穀装置17の右側(前記運転席1の後側)にグレンタンク18を搭載して構成している。19は穀粒排出オーガーを示している。
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
First, the
そして、刈取搬送装置3は、図面に示すように、前部低位置に3つの分草杆20を設け、その背後に斜め後方に傾斜させて左右一対の穀稈引起し装置8,8を設け、その下側低位置に2条の穀稈の刈幅にした刈取装置21を配置し、その上方から後方へ前記脱穀装置17に向けて株元側と穂先側との穀稈搬送装置22,23を設け、これら各装置を一体に枠組みして構成している。
Then, as shown in the drawing, the cutting and conveying
そして、上記刈取搬送装置3は、走行車体2の前部にある刈取懸架台から前方下方に向けて斜めに延長した刈取支持フレーム24の先端部に設けている横向きのスライドシリンダー11に、左右方向へスライド自由に支持した構成としている。この場合、刈取搬送装置3は、図1(A)「中央位置」、(B)「左側にスライドした位置」、(C)「右側にスライドした位置」に示すように、前記スライドシリンダー11に摺動自在に挿通して支持させた伝動ケース10の両端部に左右の分草支持杆25,25が設けられ、これに前記した分草杆20、穀稈引起し装置8,8、刈取装置21、株元側と穂先側との穀稈搬送装置22,23を一体に枠組みして左右にスライド調節可能に構成している。
Then, the cutting and conveying
そして、ナローガイド5は、図面に示すように、刈取搬送装置3の左側において、前端部を前記分草支持杆25の前部に回動自由に枢着し、中間部分にナローガイドリンク26を介して刈取搬送装置の外側に支持し、後方に延長して構成している。
As shown in the drawing, the
つぎに刈取搬送装置3への伝動機構と、併せて、ナローガイド5を、作業姿勢と格納姿勢とに切換え操作する操作機構について、主として説明用に線図で記載した図1(A)(B)(C)に基づいて説明する。
Next, an operation mechanism for switching the
まず、エンジン28は、前記運転席1の下側に形成したエンジンルーム(図4参照)に搭載し、回転各部に分配して伝動する構成としている。そして、刈取入力プーリー29は、図1(A)、及び図4の点線位置に示すように、刈取伝動軸30の外側に設けられ、伝動経路は省略したが、走行ミッション装置を経由して走行速度にシンクロさせた回転動力が入力する構成としている。
First, the
そして、自在継手を備えた自在継手式伝動装置4aから構成した伝動装置4は、基部を前記刈取伝動軸30(具体的な構成の図示を省略したが、一対のベベルギヤにより直角方向に前方へ動力を取り出す機構。)に接続して刈取搬送装置3側に延長して右穀稈引起し装置8と、下方の伝動ケース10内の伝動軸31に伝動する縦軸32とに分配伝動する構成としている。
And the
そして、伝動ケース10は、上記伝動軸31に伝動された回転動力を刈取装置21、左穀稈引起し装置8、株元穀稈搬送装置22,及び穂先穀稈搬送装置23とに分配して伝動する構成としている。そして、前記伝動装置4は、既に説明した刈取搬送装置3の左右方向へのスライド調節に追従して自在継手を備えた伝動装置4aが働いて左右に移動しても対応して伝動できる構成となっている。
The
そして、ナローガイド5を、作業姿勢と格納姿勢とに切換える操作機構は、前記運転席1の操作パネル上に設けた操作レバー7と前記ナローガイドリンク26との間に、操作ワイヤー6を配設して操作可能に構成している。
In the operation mechanism for switching the
具体的には、操作ワイヤー6は、図1(A)(B)(C)に線図で示すように、前記伝動装置4から縦軸32を経由して伝動軸31を内装した伝動ケース10の外側に沿わせて配索し、操作レバー7からナローガイドリンク26まで配置して連結した構成としている。
Specifically, the
このように、操作ワイヤー6は、左右にスライドする刈取搬送装置3に追従して左右移動ができる伝動装置4から縦軸32を経て、更に、伝動ケース10に至る一連の伝動経路9に沿わせて配設した構成となっている。
In this way, the
以上のように実施例は、刈取搬送装置3の左右スライドに追従する伝動装置4に沿わせて配設することによって、スライド時に操作ワイヤー6に対して緊張や弛緩の作用が働かず、常時、張設状態に変化がなく、緩みや伸びがないから、運転席1の操作レバー7からナローガイドリンク26を介してナローガイド5に作業姿勢と格納姿勢とに切換える操作力を正確に伝達することができるものとなった。
As described above, the embodiment is arranged along the
そして、実施例は、既に説明したように、刈取搬送装置3の左・右スライド時に操作ワイヤー6に対して緊張や弛緩の作用が働かないから、ワイヤー6が伸びたり縮んだりを繰り返すことがほとんどなく、疲労も起こらず、耐久性にも優れたものとなっている。
In the embodiment, as already described, since the action of tension and relaxation does not act on the
そして、実施例は、自在継手式伝動装置4a、縦軸32、伝動ケース10やスライドシリンダ11等に沿わせて配設するにあたり、搬送穀稈の通過する側を避けて裏側に配設することができるから、搬送穀稈が接触する等の障害がなく、穀稈や藁屑が絡んだりすることもほとんどなく、操作力を、常に正確に伝達でき、耐久性に富むものとなった。
In the embodiment, in arranging along the universal joint
以下、他の実施例について説明する。
従来、ナローガイドは、例えば、特開2006−42650号公開特許公報に示されているように、縦方向の枢着軸を支点にして折り曲がるナローガイドリンクに支持されて作業姿勢と格納姿勢とに切り換え操作される構成が一般的で、リンクの作動範囲を前後に広く要するのが普通であった。
Other embodiments will be described below.
Conventionally, a narrow guide is supported by a narrow guide link that is bent with a vertical pivot shaft as a fulcrum, as shown in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2006-42650. In general, it is necessary to widen the operating range of the link forward and backward.
それに対して、実施例のナローガイド5は、後述のとおり、前後方向に設けた枢着軸を支点にして構成したリンクで上下に開閉作動して操作する構成にしたものであって、構成がコンパクトになると共に、限られた狭いスペースで充分に機能できるものとなっている。
On the other hand, the
まず、ナローガイド5は、図5、乃至図8に示すように、第一リンク35aと第二リンク35bとによって構成したナローガイドリンク35によって走行車体2側に折り畳み自在に支持して構成している。そして、実施例の場合、ナローガイド5は、第一リンク35aと第二リンク35bとを、進行方向に沿わせて前後方向に向けた3本の連結軸36,37,38によって走行車体2側の伝動ケース(ギヤケース)40の外側面に折り畳み自在に支持した構成としている。そして、ナローガイドリンク35は、走行車体2側の第一リンク35aに、運転席1の操作レバー7に一端を連結して延長した操作ワイヤー6の他端部を連結し、レバー操作によって、ナローガイド5を横外側に拡げた作業姿勢と、走行車体2側に収納した格納姿勢とに折り畳み自在に構成している。
First, as shown in FIGS. 5 to 8, the
更に、前記第一リンク35aと第二リンク35bとは、図6、及び図8(A)(B)に示すように、両リンク35a,35bとの枢着部で折り曲がり部の外側にロックプレート41を配置して第二リンク35bに設けた構成としている。そして、ロックプレート41は、図8(A)「ナローガイド5の格納位置」から(B)「ナローガイド5の作業位置」に示すように、ナローガイドリンク35を伸ばしてナローガイド5を作業位置に拡張したとき、折り曲がり部を外側から受けてそれ以上曲がらないようにロックする構成としている。
Further, as shown in FIGS. 6 and 8A and 8B, the
上述の通り、実施例のナローガイドリンク35は、ナローガイド5の格納位置では、第一リンク35aと第二リンク35bとが上下に折り畳まれて狭い作動範囲になると共に、狭い収納場所でも収納できる特徴がある。
As described above, the
そして、ナローガイドリンク35は、伝動ケース40に取付けて支持した構成であるから、支持専用の装置を設ける必要がなく構成が簡略化できると共に、車体フレームやクローラを接近した位置に設けることが可能となり、コンバインの小型化が図れる利点がある。
Since the
そして、ロックプレート41は、ナローガイド5を作業姿勢に拡張したとき、連結軸37を支点にして第一リンク35aと第二リンク35bとが回動して伸びて、逆側に、支点越えした位置でロックプレート41が確実に受け止め、その姿勢を保持できる特徴がある。
Then, when the
つぎに、ナローガイド5の別実施例を、図9、乃至図11に基づいて具体的に説明する。
まず、刈取伝動ケース45は、図面に示すように、刈取搬送装置3の機枠中に主要部として枠組みされ、穀稈引起し装置8や刈取装置21などの各装置(図2、及び図3参照)に回転動力を分配して伝動する横長の箱状に構成されている。そして、ナローガイドリンク26の支持装置46は、前記刈取伝動ケース45の左端部に連結した取付具47を介して支持され、刈取搬送装置3の左外側に配置した構成としている。そして、前記ナローガイドリンク26は、図面に示すように、基部側の第一リンク26aと先端側の第二リンク26bとを枢着して連結し、第一リンク26aを前記支持装置46に支持し、第二リンク26bをナローガイド5に連結して構成している。そして、前記ナローガイドリンク26は、第一リンク26aを支持装置46の中心部に縦方向に軸架した支持軸48に回転自由で、且つ上下摺動自由に遊嵌して軸装し、第二リンク26bをナローガイド5の中間部位に縦軸で回動自在に枢着した構成としている。
Next, another embodiment of the
First, the reaping
そして、支持装置46は、図面に示すように、前記支持軸48を中心として回転自由に設けた操作板49の外側に円弧形状の外周縁に沿わせて上向きの菊座50を配列して形成している。そして、操作板49は、運転席1の操作レバー7に連結した2本の操作ワイヤー6,6を前後2箇所の連結部51,51に連結しており、前記支持軸48に軸装している第一リンク26aを、菊座50上に載せた状態で係合する構成としている。
Then, as shown in the drawing, the
そして、押えスプリング52は、図10に示すように、前記支持軸48に上側から巻き付けて設け、第一リンク26aを上側から操作板51側に張圧して前記菊座50への係合保持ができる構成としている。
As shown in FIG. 10, the
以上のように構成した実施例のナローガイド5は、オペレータが運転席1の操作レバー7を作業姿勢位置に操作すると、操作ワイヤー6,6を介して連結部51,51から操作板49に伝達され、その操作板49が矢印の方向(図9参照)に回動する。すると、ナローガイドリンク26は、前記操作板49の外側に円弧形状の外周縁に沿わせて上向きの菊座50が第一リンク26aを係合したまま一体に回転し、外側の第二リンク26bが開き作動してナローガイド5を作業姿勢位置まで操作する。このとき、第一リンク26aは、基部において、上側の押えスプリング52の張圧力によって下側に押され、操作板46の菊座50に押し付けられて係合して一体の状態になり、菊座50に係合した状態で上記の通り、ナローガイド5を作業姿勢に拡張する。
The
実施例の場合、ナローガイド5は、上記の如く、運転席1から遠隔操作で作業姿勢と格納姿勢とに切換操作ができるのに加えて、オペレータがナローガイド5のすぐ近くから手操作で、作業姿勢と格納姿勢との開閉操作(図11参照)をすることもできる構成になっている。
In the case of the embodiment, the
すなわち、ナローガイド5は、第一リンク26aを、押えスプリング52に抗しながら上方に持ち上げて菊座50との係合を外し、上側で自由に移動操作することができる。
このように、実施例に係るナローガイド5は、コンバインから降りて刈取搬送装置3の左側に居て手操作で切換え調節ができるものでありながら、既に説明したように、運転席1からの操作が自由にできる特徴があり、支持装置46を上下に構成したから、穀稈屑等の引っ掛りも少なくなる利点もある。
In other words, the
As described above, the
つぎに、長短稈に対応じて引起しラグ55の倒伏位置を上下に切り替え調節できる穀稈引起し装置56について、実施例を、図12、乃至図14に基づいて説明する。
この種の穀稈引起し装置は、例えば、特開平10−14361号公開特許公報や特開2001−269044号公開特許公報等によって公開され、多くの公知例があるが、以下説明する実施例は、これら公知技術の課題を解消したものである。
Next, an embodiment will be described with reference to FIGS. 12 to 14 for the
This type of grain raising apparatus is disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-14361, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-269044, etc., and there are many known examples. The problem of these known techniques is solved.
まず、実施例に係る穀稈引起し装置56は、図面に示すように、引起しケース57の内部に、引起しラグ55の基部に形成した摺動部58を案内する案内レール59を移動通路に沿わせて配置して構成している。そして、案内レール59は、図面に示すように、下側の標準案内レール59aと、その上側に接続する長稈用案内レール59bとの2つを着脱自在に構成している。そして、長稈用案内レール59bは、図面に示すように、引起しケース57の上下に並べて左右方向の長孔60,60を形成して左右方向に移動してねじで固定ができる構成としている。そして、長稈用案内レール59bは、長稈の穀稈の刈取りをする場合には、図12に示すように、引起しラグ55の摺動部58を案内できる移動経路に沿わせて固定し、標準(短稈)丈の穀稈の刈取り作業にあたっては、図14に示すように、後退させた位置に付け替えて作業をするのである。
First, as shown in the drawing, the
実施例は、長稈用案内レール59bの付け替え操作を引起しケース57の裏側でねじ61の操作で簡単にできる点に特徴がある。
つぎに、注油ノズルの実施例を説明する。
The embodiment is characterized in that the replacement operation of the
Next, an embodiment of the oiling nozzle will be described.
実施例に係る注油ノズル65は、図15、及び図16に示すように、ノズル孔66を開口した前部65aと、ホース接続部67を備えた後部65bとを、それぞれ別体に製作して、ねじ込み嵌合によって、一体とする構成としている。そして、前部65aは、図面に示すように、ノズル孔66の裏側に掃除孔68を設けてねじ蓋69を着脱できる構成にしている。70は油路を示している。
As shown in FIGS. 15 and 16, the oiling
このように構成した注油ノズル65は、ノズル孔66を開口した前部65aと、ホース接続部67を有する後部65bとをねじ嵌合して一体に構成しているから、簡単に2つに分割することができる。したがって、実施例の注油ノズル65は、比較的簡単に泥や塵を取り除くことができる特徴がある。更に、ノズル孔66を設けた前部65aは、ノズル孔66のすぐ裏側に掃除孔68を設けており、ねじ蓋69を外せば、掃除孔68が開くから掃除が簡単にできる特徴がある。
The
このように構成した注油ノズル65は、コンバイン等の作動部位(例えば、刈取装置の摺動部)に、潤滑油を注油するときに使用する。
The oiling
1 運転席
2 走行車体
3 刈取搬送装置
4 伝動装置
4a 自在継ぎ手式伝動装置
5 ナローガイド
6 操作ワイヤー
7 操作レバー
8 穀稈引起し装置
9 縦軸
10 伝動ケース
11 スライドシリンダ
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