JP2009232147A - 無線伝送システム、装置及び方法 - Google Patents

無線伝送システム、装置及び方法

Info

Publication number
JP2009232147A
JP2009232147A JP2008075049A JP2008075049A JP2009232147A JP 2009232147 A JP2009232147 A JP 2009232147A JP 2008075049 A JP2008075049 A JP 2008075049A JP 2008075049 A JP2008075049 A JP 2008075049A JP 2009232147 A JP2009232147 A JP 2009232147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
signal
data amount
lan
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008075049A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiro Kimura
基浩 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008075049A priority Critical patent/JP2009232147A/ja
Publication of JP2009232147A publication Critical patent/JP2009232147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】無線劣化時に各ポート間の実効スループットを一定とし回路規模を抑制する。
【解決手段】2つのポートLAN信号を無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送システムに、対向局の無線伝送装置から自局の無線伝送装置に2つのポートLAN送信信号を交互に受信し受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成し受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離する無線受信側回路32と、自局の無線伝送装置から対向局の無線伝送装置に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行い無線伝送を行う際に無線受信側回路で分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え無線伝送を行うべきLAN受信信号に無線受信側回路で形成された自局のデータ量比較信号を多重する無線送信側回路31とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は2ポートのLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)信号を伝送する無線伝送システムに関する。特に、本発明は、無線回線劣化時に伝送するフレーム長が変化しても、各ポート間の実効スループットの比率が一定になるようする無線伝送システム、装置及び方法に関する。
図7は本発明の背景となる無線伝送システムの概略構成例を示すブロック図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の符号、記号を付する。
本図に示すように、無線伝送システムは、無線伝送装置11、アンテナ12、アンテナ13、無線伝送装置14で構成される。
無線伝送装置11は、LANポート111、LANポート112、無線送受信回路113、変復調回路114で構成される。
また、無線伝送装置14は、LANポート141、LANポート142、無線送受信回路143、変復調回路144で構成される。
無線伝送装置11は、ポート1LAN信号11a、ポート2LAN信号11bを送受信し、アナログ信号11cをアンテナ12へ送受信する。
ここで、ポート1LAN信号11aはポート1で受信するLAN信号、ポート2LAN信号11bはポート2で受信するLAN信号である。
無線伝送装置11において、LANポート111は、ポート1LAN信号11aを送受信し、LANポート111から無線送受信回路113へ送信するポート1LAN受信信号111aと、無線送受信回路113からLANポート111へ送信するポート1LAN送信信号113aとに分離、結合する。
同様に、LANポート112は、ポート2LAN信号11bを入出力し、LANポート112から無線送受信回路113へ送信するポート2LAN受信信号112aと、無線送受信回路113からLANポート112へ送信するポート2LAN送信信号113bとに分離、結合する。
無線送受信回路113は、LANポート111からポート1LAN受信信号111a、LANポート112からポート2LAN受信信号112a、変復調回路114からデジタル送信信号114aを受信し、LANポート111へポート1LAN送信信号113a、LANポート112へポート2LAN送信信号113b、変復調回路114へデジタル受信信号113cを送信する。
変復調回路114は、アナログ信号11cを送信/受信し、変調/復調して、無線送受信回路113から変復調回路114へ送信するデジタル受信信号113cと、変復調回路114から無線送受信回路113へ送信するデジタル送信信号114aの分離、結合を行う。
アンテナ12は、変復調回路114からアナログ信号11cを送受信して、アンテナ13へ無線信号12aを送受信する。
アンテナ13は、アンテナ12から無線信号12aを送受信して、無線伝送装置14へアナログ信号14cを送受信する。
無線伝送装置14は、アナログ信号14cを送受信し、ポート1LAN信号14a、ポート2LAN信号14bを送受信する。
無線伝送装置14の構成は、無線伝送装置11と同様である。
図8は図7における無線送受信回路の概略構成例を示すブロック図である。本図に示すように、無線送受信回路113は無線送信側回路31及び無線受信側回路32で構成される。
無線送信側側回路31における受信フレームバッファ311は、ポート1LAN受信信号111aをフレーム単位で受信し、受信した順序を保って一時的に格納する。
また、受信フレームバッファ311は、後述する読み出し制御信号319aにイネーブル信号を検出すると、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位で後述するオーバーカウンタ312、ポート情報付加回路315、積算カウンタ316へポート1フレーム受信信号311aとして送信する。
ポート情報付加回路315は、ポート1フレーム受信信号311aに受信ポートを識別するためのポート情報と無線区間での信号誤りを検出する為の誤り検出情報とを付加し、フレーム単位で、ポート判定回路319へ、ポート1カプセル信号315aとして送信する。
積算カウンタ316は、ポート1フレーム受信信号311aと後述するオーバーカウンタ値312a(データ量Cをオーバーしたデータ量ΔC)を受信し、ポート1フレーム受信信号311aのデータ量をカウントし、カウント値があらかじめ決められたある一定値(各ポートで1ラウンドで伝送するデータ量C)に達すると、オーバーカウンタ312へ積算カウンタセット信号316aとしてパルスを送出し、カウント中のフレームの終わりがくると同時にポート判定回路319へ積算カウンタリセット信号316bとしてパルスを送出し、カウンタ値をオーバーカウンタ値312aの値(ΔC)へセットする。
オーバーカウンタ312は、ポート1フレーム受信信号311aと積算カウンタセット信号316aを受信し、積算カウンタセット信号316aにパルスを検出するとポート1フレーム受信信号311aのデータ量のカウントを始め、そのフレームの終わりがくると同時に積算カウンタ316へカウンタ値をオーバーカウンタ値312a(ΔC)として送信して、オーバーカウンタを0へリセットする。
上記までが、ポート1のポート1LAN信号11aの受信から、ポート判定回路319へのポート1カプセル化信号315aと積算カウンタリセット信号316bの送信までのデータの流れだが、ポート2のポート2LAN信号11bの送信から、ポート判定回路319へのポート2カプセル化信号317aと積算カウンタリセット信号318bの送信までのデータの流れも同等であるものとする。
ポート判定回路319は、ポート1カプセル化信号315a、積算カウンタリセット信号316b、ポート2カプセル化信号317a、積算カウンタリセット信号318bを受信し、積算カウンタリセット信号316bにパルスを検出すると、受信フレームバッファ311へディスエーブル信号を読み出し制御信号319aとして送信し、受信フレームバッファ313へイネーブル信号を読み出し制御信号319bとして送信して、受信するポート2カプセル化信号317aをデジタル受信信号113cとして変復調回路114へ出力し、積算カウンタリセット信号318bにパルスを検出すると、受信フレームバッファ311へイネーブル信号を読み出し制御信号319aとして送信し、受信フレームバッファ313へディスエーブル信号を読み出し制御信号319bとして送信して、受信するポート1カプセル化信号315a信号をデジタル受信信号113cとして変復調回路114へ送信する。
ここで、読み出し制御信号319aをイネーブル状態としても、ポート1カプセル化信号315aにデータの出力が無い場合には、読み出し制御信号319aをディスエーブル状態とし、読み出し制御信号319bをイネーブル状態とする。
同様に、読み出し制御信号319bをイネーブル状態としても、ポート2カプセル化信号317aにデータの出力が無い場合には、読み出し制御信号319bをディスエーブル状態とし、読み出し制御信号319aをイネーブル状態とする。
変復調回路114は、デジタル受信信号113cを受信して変調し、アナログ信号11cとしてアンテナ12へ出力する。
アンテナ12は、受信したアナログ信号11cを無線信号12aとしてアンテナ13へ出力する。
アンテナ13は、受信した無線信号12aをアナログ信号14cとして無線伝送装置14へ出力する。
ここで、本無線伝送システムは、自局と対向局で対称なシステムとなっており、無線伝送装置14は、無線伝送装置11と同様の動作をする。
無線伝送装置11は、無線伝送装置14と同様にアナログ信号11cを受信する。
変復調回路114は、アナログ信号11cを受信し、復調して、無線送受信回路113へデジタル送信信号114aを送信する。
無線受信側回路32の分離回路323は、デジタル送信信号114aを受信し、誤り検出情報を確認し、データ信号列に誤りがない場合に、ポート情報を検出するとともに、ポート情報および誤り検出情報を削除し、抽出したポート情報に従って送出するポートを決定し、フレーム単位でポート1(LANポート111)向け信号は送信フレームバッファ321へポート1フレーム送信信号323aとして分離し、ポート2(LANポート112)向け信号は送信フレームバッファ322へポート2フレーム送信信号323bとして分離し送信する。
送信フレームバッファ321は、分離されたポート1フレーム送信信号323aをフレーム単位で受信し、受信した順序を保って一時的に格納する。
また、送信フレームバッファ321は、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位でLANポート111へポート1LAN送信信号113aとして送信する。
同様に、送信フレームバッファ322は、分離されたポート2フレーム送信信号323bをフレーム単位で受信し、受信した順序を保って一時的に格納する。
また、送信フレームバッファ322は、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位でLANポート112へポート1LAN送信信号113bとして送信する。
換言すれば、上記の無線伝送システムでは、各ポートで1ラウンドで伝送するデータ量Cをあらかじめ決めておき、フレームサイズの関係で1ラウンドで送信するデータ量がC以上となった場合に、データ量Cをオーバーしたデータ量ΔCをカウントしておき、次のそのポートのラウンドのデータ送出量を(C−ΔC)とし、ラウンドを各ポートで交互に繰り返すという方法である。
しかしながら、上記の無線伝送システムにおいては、無線伝送のフレーム長の違い等の要因により、無線送信側回路で送出する各ポートのスループットの比率が一定でも、無線劣化時には受信側のスループット(実効スループット)の比率が一定ではなくなることがある。
このため、上記の無線伝送システムにおいては、次のような課題がある。
第1の課題は、各ポート間のスループットの調整を無線送信側回路のみで行っているため、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生するとスループットを一定にできないということである。
第2の課題は、積算カウンタ、オーバーカウンタの構造が複雑になり、回路規模が大きくなるということである。
このように、LAN信号を伝送する無線伝送システムの従来技術として、以下の特許文献に記載のものがある。
長時間パケットを受信しているポートに一旦アクセスを中止させ、代りに他のポートに優先してパケットを受信させ、ネットワーク全体のスループットを向上可能にするため、支線LANを束ねる基幹LANに導入したスイッチングハブの複数のポートに対し、該ポートに入って溜ってくるパケット量が設定値を超えるとコリジョン信号を出力して、支線LANに対応のクライアントに対するパケットの送信を停止させる制御回路を接続するものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1では、ネットワーク全体のスループットを向上するものであるが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
また、基地局装置相互間を移動する端末装置の移動情報から統計的に得られた情報を用いて自律的に、新たな基地局装置に効率的に接続を切替えるため、複数の無線基地局と、特定の周波数帯域を使用して通信を行う1つまたは複数の無線移動端末装置と、前記複数の無線基地局間を接続する有線LANとで構成される無線LANを用いた通信システムにおいて、無線基地局においては、他の無線基地局の通話ゾーンに移動する移動端末装置各々に関する接続情報の統計情報を集計する統計集計手段と、前記統計手段によって集計
された接続情報から、当該端末装置が最も移動する確率の高い順に優先度づけを行った基地局切替情報を各移動端末に通知する手段を有し、前記無線移動端末装置においては、前記基地局から移動前にあらかじめ通知された切替情報から、切替え優先度の高い基地局情報順に、移動先の基地局との通話周波数の選択する周波数選択手段を有するものもある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2では、切替え優先度の高い基地局情報順に、移動先の基地局との通話周波数の選択する無線LANを用いた通信システムであるが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
また、トラフィック量の大きな加入者に物理リンクが占有されることのないように、各加入者に対して帯域割り当ての公平性を確保するため、論理的に多重化されたVLANの数に従って各VLANにそれぞれ対応するキューを作成し、受信したパケットのVLAN
IDおよび宛先IPアドレスに基づき、この受信パケットが所属するVLANのキューにこのパケットのデータを振り分け、次に複数のキューにそれぞれ振り分けられたパケットのデータを各キューから所定の順序で送出するものもある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3では、VLANのキューにパケットのデータを振り分けるが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
また、ユーザ毎の帯域の割り当てを任意に設定することを可能とすることで設定通りの安定な通信状態を確保することができるとともに、その割り当て作業を容易に行うことを可能とすることで高い保守性を確保することができる回線接続装置及び帯域制限方法を提供するため、帯域制限部は、ポート毎に通過するデータの帯域を制限し、VLANタグ挿入部は、ネットワークに接続されたコンピュータの識別情報(例えば、MACアドレス)と帯域制限部の通過させるポートとを示す情報であるVLANタグとを記憶し、ネットワークから送信されてきたデータに含まれる送信元アドレスに対応付けられているVLANタグをデータに挿入し、スイッチ部はデータに含まれるVLANタグに応じて出力するデータを振り分けるものもある(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4では、データに含まれるVLANタグに応じて出力するデータを振り分けるが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
また、VPNにより相互接続された個々のLANのセキュリティレベルの変動に対処するため、インターネットに、VPN用の接続手段を介して、LANとLANを接続し、両者間での暗号通信により、VPN通信路を形成する。評価部により、LANのセキュリティレベルを示す評価値を作成させ、評価部により、LANのセキュリティレベルを示す評価値を作成させ、作成した評価値は、送信部により相手方へと送信し、接続制御部は、それぞれ自己側の評価値と相手側の評価値とを比較し、両者の差が所定の許容範囲を越えていた場合には、接続手段による通信機能を停止させ、その結果、両LANのセキュリティレベルが大きく異なる事態が生じると、両者間のVPN通信は自動的に遮断されるものもある(例えば、特許文献5参照)。
しかしながら、上記特許文献5では、相互接続された個々のLANのセキュリティレベルの変動に対処するが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
また、無線伝送路上に予めLAN回線毎に固定帯域を割り当てることなく、互いに信号が混ざり合うことのない複数の独立したLAN回線を一つの無線伝送路に収容することが可能な無線伝送システムを提供するため、ポート情報付加回路は送信順序決定回路から読出しを行うポートを示すポート選択信号を取得し、そのポート選択信号にしたがって受信フレームバッファのいずれか一方に対してフレーム単位でLAN信号を読出すための読出し制御信号を送出し、ポート情報付加回路は読出しLAN信号に受信ポートを識別するためのポート情報と、無線区間での信号誤りを検出するための誤り検出情報とを付加し、フレーム単位で送信カプセル化LAN信号を生成し、無線送受信回路及び無線伝送路を介して無線伝送装置へ出力するものもある(例えば、特許文献6参照)。
しかしながら、上記特許文献6では、無線区間での信号誤りを検出するための誤り検出情報とを付加し、フレーム単位で送信カプセル化LAN信号を生成し、無線送受信回路及び無線伝送路を介して無線伝送装置へ出力するが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
また、エンドユーザに対する帯域割当てを行うLANシステム及び帯域自動割当方法に関し、帯域の有効利用を図るため、上位回線に接続した上位装置1に複数のエンドユーザである端末を下位回線により接続し、上位装置は、端末との間の最大回線速度を決定する回線速度決定部と、上位回線の伝送帯域に対応して予め端末対応の帯域保証値又は帯域制限値を設定した帯域保証/制限部と、回線速度決定部により決定した端末対応の最大回線速度と帯域保証/制限部に設定した帯域保証値又は帯域制限値と比較する速度比較部と、この速度比較部による比較結果、最大回線速度より帯域保証値又は帯域制限値が大きい場合に、帯域保証/制限部の帯域保証値又は帯域制限値を、最大回線速度に更新制御する速度制御部とを含み、端末に対する帯域割当てを行うものもある(例えば、特許文献7参照)。
しかしながら、上記特許文献7では、上記特許文献1では、エンドユーザに対する帯域割当てを行うLANシステムの帯域の有効利用を図るが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
また、早い位相同期引き込みと大きなジッタ抑圧量の両者を実現し得るディジタル位相同期回路を提供するため、受信信号からタイミング情報を抽出するディジタル移動同期回路において、受信信号の変化点を示すパルスを発生する変化点検出手段と、この変化点検出手段の出力パルスの位相と受信信号の信号速度に等しいクロックの位相とを比較し、位相が異なるときには一方の出力にパルスを発生し、位相が同一のときには一方および他方の出力にパルスを発生する位相比較手段と、この位相比較手段の一方の出力に接続されパルスをカウントするアップカウンタと、前記位相比較手段の他方の出力に接続されパルスをカウントするダウンカウンタと、これらのカウンタのオーバーフロー情報を入力とするR−Sフリップフロップと、このR−Sフリップフロップの出力がクロックとして与えられ、前記アップカウンタ及びダウンカウンタの積分段数を定めるカウンタ回路と、前記R−Sフリップフロップの出力が定常状態のときに前記カウンタ回路をリセットする手段と、前記積分段数が十分にジッタを抑制する積分段数であるときに、前記R−Sフリップフロップのクロックの前記カウンタ回路への入力を停止させる手段とを備えるものもある(例えば、特許文献8参照)。
しかしながら、上記特許文献8では、早い位相同期引き込みと大きなジッタ抑圧量の両者を実現するが、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合各ポート間のスループットを一定にするというものではない。
特開2000−004250号公報 特開2001−103531号公報 特開2003−204343号公報 特開2003−258830号公報 特開2005−322964号公報 特開2006−115034号公報 特開2007−228312号公報 特開昭61−248635号公報
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、無線劣化時においても、各ポート間の実効スループットが一定となる無線伝送システムを、回路規模を大きくすることなく、提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、2つのポートLAN信号を無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送システムにおいて、対向局の無線伝送装置から自局の無線伝送装置に2つのポートLAN送信信号を交互に受信し、受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成し、さらに、受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離する無線受信側回路と、自局の無線伝送装置から対向局の無線伝送装置に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行い、無線伝送を行う際に前記無線受信側回路で分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え、さらに、無線伝送を行うべきLAN受信信号に前記無線受信側回路で形成された自局のデータ量比較信号を多重する無線送信側回路とを備えることを特徴とする無線伝送システムを提供する。
さらに、本発明は、2つのポートLAN信号を無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送システムにおいて、2つのポートLAN受信信号の各々をフレーム単位で受信し、受信した順序で格納し、受信した読出し制御信号により受信した2つのポートLAN受信信号の各々を交互に切り替えて、受信した順序に従ってフレーム単位でポートフレーム受信信号として送信する2つの受信フレームバッファと、前記受信フレームバッファの各々からのポートフレーム受信信号にポート情報、誤り検出情報とを付加したポートカプセル信号をそれぞれ送信する2つのポート情報付加回路と、読み出し制御信号を2つの前記受信フレームバッファに送信し前記ポート情報付加回路の各々からポートカプセル化信号を受信しカプセル化信号として送信し、受信した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべきポートカプセル化信号の送信データ量の割合を変えるポート判定回路と、前記ポート判定回路からのカプセル信号のデータ量をカウントし、あらかじめ決められた一定の値を超えた後にカウント中のフレームのタイミングの終わりのタイミングでカウンタリセット信号を読み出し制御信号として前記ポート判定回路に送信する積算カウンタと、前記ポート判定回路からのカプセル化信号と受信した自局のデータ量比較信号を多重してデジタル受信信号として対向局に送信する多重回路と、対向局からデジタル送信信号を受信し誤り検出情報を確認し、ポート情報を検出し、フレーム単位で2つのポートフレーム送信信号を分離し、さらに、対向局のデータ量比較信号を分離し、分離した対向局のデータ量比較信号を前記ポート判定回路に送信する分離回路と、前記分離回路で分離された2つのポートフレーム送信信号の受信データ量を比較し、比較した結果として自局のデータ量比較信号を前記多重回路に送信するデータ量比較回路と、前記分離回路から分離された2つのポートフレーム送信信号を受信し、受信した順序を保って一時的に格納し、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位で、ポートフレーム送信信号として送信する2つの送信フレームバッファとを備えることを特徴とする無線伝送システムを提供する。
さらに、2つのポートLAN信号を自局と対向局の無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送システムにおいて、自局と対向局の無線伝送装置間で無線伝送を行うアンテナと、前記アンテナへ送受信するアナログ信号の送信/受信、変調/復調を行い、前記多重回路からのデジタル信号と前記分離回路へのデジタル送信信号の分離、結合を行う変調回路と、2つのポートLAN信号を送受信し、送受信した2つのポートLAN信号に対して、前記2つの受信フレームバッファへ送信するポートLAN受信信号と前記2つの送信フレームバッファから受信するポートLAN送信信号の間で分離し、結合を行う2つのLANポートとを備える。
さらに、前記データ量比較回路では、2つのポートフレーム送信信号の一方の受信データ量と他方の受信データ量とを比較し一方が他方よりもあらかじめ決められた一定の値よりも多くなった場合にはその旨を示す自局のデータ量比較信号を出力し、前記ポート判定回路では、受信した対向局のデータ量比較信号が2つのポートフレーム送信信号の一方の受信データ量が他方の受信データ量よりもあらかじめ決められた一定の値より多くなった旨を示す場合には、送信すべき一方のポートカプセル化信号と他方のポートカプセル化信号の送信データ量を割合が1対2になるように変え、一方のポートカプセル化信号から他方のポートカプセル化信号への切り替えは前記積算カウンタリセットを1回検出する毎に行い、他方のポートカプセル化信号から一方のポートカプセル化信号への切り替えは積算カウンタリセット信号を2回検出する毎に行う。
さらに、前記データ量比較回路は、アップダウンカウンタであり、分離された2つのポートフレーム送信信号の一方のデータ入力に対してカウントアップし、他方のデータ入力に対してカウントダウンし、分離された2つのポートフレーム送信信号の受信データ量の差を求める。
さらに、本発明は、2つのポートLAN信号を無線伝送する無線伝送装置において、対向局から自局に2つのポートLAN送信信号を交互に受信し、受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成し、さらに、受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離する無線受信側回路と、自局から対向局に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行い、無線伝送を行う際に前記無線受信側回路で分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え、さらに、無線伝送を行うべきLAN受信信号に前記無線受信側回路で形成された自局のデータ量比較信号を多重する無線送信側回路とを備えることを特徴とする無線伝送装置を提供する。
さらに、本発明は、2つのポートLAN信号を無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送方法において、対向局の無線伝送装置から自局の無線伝送装置に2つのポートLAN送信信号を交互に受信する工程と、受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成する工程と、受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離する工程と、分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え、自局の無線伝送装置から対向局の無線伝送装置に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行う工程と、無線伝送を行うべきLAN受信信号に自局のデータ量比較信号を多重する工程とを備えることを特徴とする無線伝送方法を提供する。
以上説明したように、本発明によれば、対向局の無線伝送装置から自局の無線伝送装置に2つのポートLAN送信信号を交互に受信し、受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成し、受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離し、分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え、自局の無線伝送装置から対向局の無線伝送装置に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行い、無線伝送を行うべきLAN受信信号に自局のデータ量比較信号を多重するようにしたので、 第1の効果はデータの伝送量を無線受信側回路で測定しているので、無線劣化等により、無線伝送区間でフレームロスが発生しても、各ポート間の実効スループットの比率を一定にできることである。
第2の効果はポート1とポート2のデータの伝送量を、別々に測定しているのではなく、データ量比較回路により比較しているので、回路規模を小さくできることである。
第3の効果はデータ量比較回路のデータ量比較条件を変更することにより、ポート1とポート2の実効スループットの比率を変更したり、ポート1、ポート2のスループットが変動する場合に、任意の時間におけるスループットの比率を一定に保つことができることである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る無線伝送システムを構成する無線伝送装置における無線送受信回路の概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、図8と比較して、無線伝送システムを構成する無線伝送装置111における無線送受信回路113の無線送信側回路31は、1対の受信フレームバッファ311及び受信フレームバッファ313、1対のポート情報付加回路315及びポート情報付加回路317、ポート判定回路319、積算カウンタ316、多重回路217で構成され、無線受信側回路32は、1対の送信フレームバッファ321及び送信フレームバッファ322、データ量比較回路223、分離回路323で構成される。
無線送信側回路31において、受信フレームバッファ311は、ポート1LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)受信信号111aと、後述する読み出し制御信号215aを受信し、ポート情報付加回路315へ、ポート1フレーム受信信号211aを送信する。
ポート情報付加回路315は、ポート1フレーム受信信号211aを受信し、ポート情報、誤り情報を付加してポート判定回路319へポート1カプセル化信号213aを送信する。
ポート2においても同様に、受信フレームバッファ313は、ポート2LAN受信信号112aと、後述する読み出し制御信号215bを受信し、ポート情報付加回路317へ、ポート2フレーム受信信号212aを送信する。
ポート情報付加回路317は、ポート2フレーム受信信号212aを受信し、ポート情報、誤り情報を付加してポート判定回路319へポート2カプセル化信号214aを送信する。
ポート判定回路319は、ポート1カプセル化信号213a、ポート2カプセル化信号214a、後述する積算カウンタリセット信号216a、後述する対向局データ量比較信号224cを受信し、受信フレームバッファ311へ読み出し制御信号215aを、受信フレームバッファ313へ読み出し制御信号215bを、多重回路217、積算カウンタ316へカプセル化信号215cを送信する。
積算カウンタ316は、カプセル化信号215cを受信し、ポート判定回路319へ積算カウンタリセット信号216aを送信する。
多重回路217は、カプセル化信号215cと後述する自局データ量比較信号223aを受信して多重し、変復調回路114へデジタル受信信号113cを送信する。
無線受信側回路32において、分離回路323はデジタル送信信号114aを受信し、送信フレームバッファ321とデータ量比較回路223へポート1フレーム送信信号224aを送信し、送信フレームバッファ322とデータ量比較回路223へポート2フレーム送信信号224bを送信し、ポート判定回路319へ対向局のデータ量比較信号224cを送信する。
データ量比較回路223は、ポート1フレーム送信信号224a、ポート2フレーム送信信号224bを受信し、多重回路217へ自局のデータ量比較信号223aを送信する。
送信フレームバッファ321は、ポート1フレーム送信信号224aを受信しLANポート111へポート1LAN送信信号113aを送信する。
送信フレームバッファ322は、ポート2フレーム送信信号224bを受信しLANポート112へポート2LAN送信信号113bを送信する。
以下に、図1、図7を参照して本発明の一実施例による無線伝送システムの動作について説明する。
図7において、LANポート111は、ポート1LAN信号11aを送受信し、LANポート111から無線送受信回路113へ送信するポート1LAN受信信号111aと、無線送受信回路113からLANポート111へ送信するポート1LAN送信信号113aとに分離する。
同様に、LANポート112は、ポート2LAN信号11bを入出力し、LANポート112から無線送受信回路113へ送信するポート2LAN受信信号112aと、無線送受信回路113からLANポート112へ受信するポート2LAN送信信号113bとに分離する。
図1の説明に戻り、受信フレームバッファ311は、ポート1LAN受信信号111aをフレーム単位で受信し、受信した順序を保って一時的に格納する。
また、受信フレームバッファ311は、後述する読み出し制御信号215aへイネーブル信号を検出すると、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位で後述するポート情報付加回路315へポート1フレーム受信信号211aとして送信する。
ポート情報付加回路315は、ポート1フレーム受信信号211aを受信し、受信ポートを識別するためのポート情報と、無線区間での信号誤りを検出するための誤り検出情報とを付加し、フレーム単位でポート1カプセル化信号213aを生成し、ポート判定回路319へ送信する。
同様に、受信フレームバッファ313は、ポート2LAN受信信号112aをフレーム単位で受信し、受信した順序を保って一時的に格納する。
また、受信フレームバッファ313は、後述する読み出し制御信号215bへイネーブル信号を検出すると、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位で後述するポート情報付加回路317へポート2フレーム受信信号212aとして出力する。
ポート情報付加回路317は、ポート2フレーム受信信号212aを受信し、受信ポートを識別するためのポート情報と、無線区間での信号誤りを検出するための誤り検出情報とを付加し、フレーム単位でポート2カプセル化信号214aを生成し、ポート判定回路319へ送信する。
積算カウンタ316は、カプセル化信号215cのデータ量をカウントし、カウント値があらかじめ決められた一定の値を超えた後に、カウント中のフレームの終わりのタイミングで、積算カウンタリセット信号216aへパルスを送信し、積算カウンタを0へリセットする。
ポート判定回路319は、ポート1カプセル化信号213a、ポート2カプセル化信号214a、対向局のデータ量比較信号224c、積算カウンタリセット信号216aを受信し、ポート1カプセル化信号213aもしくはポート2カプセル化信号214aを選択して、多重回路217へカプセル化信号215cとして送信する。
ここで、カプセル化信号215cとして送信する、ポート1カプセル化信号213aもしくはポート2カプセル化信号214aの切り替えは、積算カウンタリセット信号216aにパルスを検出するタイミングで実施するものとし、パルス検出時に切り替の条件であるポート1カプセル化信号213aの伝送量1とポート2カプセル化信号214aの伝送量2の割合は分離回路323からの対向局のデータ量比較信号224cの検出結果に基づく。
多重回路217は、カプセル化信号215cと後述する自局データ量比較信号223aを受信し、カプセル化信号215cへ自局データ量比較信号223aを多重して、変復調回路114へデジタル受信信号113cとして送信する。
変復調回路は114、デジタル受信信号113cを受信し、変調して、アンテナ12へアナログ信号11cとして送信する。
アンテナ12は、アナログ信号11cを受信し、アンテナ13へ無線信号12aとして送信する。
アンテナ13は、無線信号12aを受信し、無線伝送装置14へアナログ信号14aとして送信する。
無線伝送装置14は、アナログ信号14aを受信し、ポート1LAN信号とポート2LAN信号を分離し、ポート1LAN信号14a、ポート2LAN信号14bとして送信する。
ここで、本無線伝送システムは、自局と対向局で対称なシステムとなっており、無線伝送装置14は、無線伝送装置11と同様の動作をする。
図7において、無線伝送装置11は、無線伝送装置14と同様にアナログ信号11cを受信する。
変復調回路114は、アナログ信号11cを受信し、復調して、無線送受信回路113へデジタル送信信号114aを送信する。
図1の説明に戻り、分離回路323は、デジタル送信信号114aを受信し、対向局の多重回路217で多重したデータ量比較信号を分離し、ポート判定回路319へ、対向局データ量比較信号224cとして送信する。
また、分離回路323は、データ量比較信号を分離後の信号より、誤り検出情報を確認し、データ信号に誤りがない場合に、ポート情報を検出するとともに、ポート情報および誤り検出情報を削除し、抽出したポート情報に従って送信するポートを決定し、フレーム単位で、ポート1(LANポート111)向け信号は、送信フレームバッファ321とデータ量比較回路223へポート1フレーム送信信号224aとして送信し、ポート2(LANポート112)向け信号は、送信フレームバッファ322とデータ量比較回路223へポート2フレーム送信信号224bとして送信する。
送信フレームバッファ321は、ポート1フレーム送信信号224aを受信し、受信した順序を保って一時的に格納し、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位で、LANポート111へポート1フレーム送信信号113aとして送信する。
同様に、送信フレームバッファ322は、ポート2フレーム送信信号224bを受信し、受信した順序を保って一時的に格納し、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位で、LANポート112へポート2フレーム送信信号113bとして送信する。
図2は無線伝送装置11及び14の無線送受信回路113及び143のデータ量比較回路223によりポート1フレーム送信信号224aの受信データ量1、ポート2フレーム送信信号224bの受信データ量2との比較を説明する図である。本図に示すように、データ量比較回路223では、ポート1フレーム送信信号224aの受信データ量1とポート2フレーム送信信号224bの受信データ量2に対して、受信データ量1−受信データ量2>α(一定値)、受信データ量2−受信データ量1>α(一定値)、|受信データ量1−受信データ量2|≦αのいずれかの比較結果を求める。αは変更可能である。
すなわち、データ量比較回路274では、ポート1フレーム送信信号224aの受信データ量1、ポート2フレーム送信信号224bの受信データ量2を直接カウントするのではなく、ポート1フレーム送信信号224aの受信データ量1、ポート2フレーム送信信号224bの受信データ量2の差をカウントする。
図3は図2で説明したデータ量比較回路223の動作例を説明するフローチャートである。本図に示すように、ステップS401において、データ量比較回路223は、ポート1フレーム送信信号224aの受信データ量1とポート2フレーム送信信号224bの受信データ量2を比較する。
ステップS402において、データ量比較回路223では、受信データ量1−受信データ量2>α(一定量)の成立を判断する。上記式が不成立の場合にはステップS404に進む。
ステップS403において、上記式が成立する場合には状態1の情報を自局データ量比較信号として多重回路217に送信し、処理を終了する。
ステップS404において、データ量比較回路223では、受信データ量2−受信データ量1>α(一定量)の成立を判断する。上記式が不成立の場合にはステップS406に進む。
ステップS405において、上記式が成立する場合には状態2の情報を多重回路217に送信し、処理を終了する。
ステップS406において、データ量比較回路223では、|受信データ量2−受信データ量1|≦αの場合、状態0の情報を多重回路に送信し、処理を終了する。
図4は無線伝送装置11及び14の無線送受信回路113及び143のポート判定回路319の動作例を説明するフローチャートである。本図に示すように、ステップS411において、ポート判定回路319では、分離回路323の対向局データ量比較信号224cに状態1の情報を検出したかを確認する。確認できない場合にはステップS413に進む。
ステップS412において、ポート判定回路319では、状態1の情報の検出を確認した場合には、ポートカプセル化信号213aの送信データ量1とポートカプセル化信号214aの送信データ量2の割合を2:1にし、処理を終了する。
ステップS413において、ポート判定回路319では、分離回路323の対向局データ量比較信号224cに状態2の情報を検出したかを確認する。確認できない場合にはステップS415に進む。
ステップS414において、ポート判定回路319では、状態2の情報の検出を確認した場合には、ポートカプセル化信号213aの送信データ量1とポートカプセル化信号214aの送信データ量2の割合を1:2にし、処理を終了する。
ステップS415において、ポート判定回路319では、状態0の情報を検出する。
ステップS416において、ポート判定回路319では、状態0の情報の検出を確認した場合には、ポートカプセル化信号213aの送信データ量1とポートカプセル化信号214aの送信データ量2の割合を1:1にし、処理を終了する。上記の送信データ量の割合は一例であり、変更可能である。
図5は図4で説明したポート判定回路319による送信データ量の切り替の例を説明する図である。ここで、カプセル化信号215cとして送信する、ポート1カプセル化信号213aもしくはポート2カプセル化信号214aの切り替えは、積算カウンタリセット信号216aにパルスを検出するタイミングで実施するものとする。
本図(a)に示すように、パルス検出時に切り替の条件は、対向局のデータ量比較信号224cに状態1の情報を検出した場合には、送信すべきポート1カプセル化信号213aとポート2カプセル化信号214aの送信データ量を割合が1対2になるように変え、ポート1カプセル化信号213aからポート2カプセル化信号214aへの切り替えは積算カウンタリセット信号216aにパルスを1回検出する毎に行い、ポート2カプセル化信号214aからポート1カプセル化信号213aへの切り替えは積算カウンタリセット信号216aにパルスを2回検出する毎に行うものとする。
本図(b)に示すように、対向局のデータ量比較信号224cに状態2の情報を検出した場合には、送信すべきポート1カプセル化信号213aとポート2カプセル化信号214aの送信データ量を割合が2対1になるように変え、ポート1カプセル化信号213aからポート2カプセル化信号214aへの切り替えは積算カウンタリセット信号216aにパルスを2回検出する毎に行い、ポート2カプセル化信号214aからポート1カプセル化信号213aへの切り替えは積算カウンタリセット信号216aにパルスを1回検出する毎に行うものとする。
なお、対向局のデータ量比較信号224cに状態0の情報を検出した場合には、送信すべきポート1カプセル化信号213aとポート2カプセル化信号214aの送信データ量が1対1になるようする。
図6は無線劣化状態における、従来と本発明の動作例の相違を説明する図である。図6(a)に示すように、通常状態では、図7、図8の本発明の前提となる無線伝送装置11、14と、図7、図1の本発明の無線伝送装置11、14では、ポート1とポート2のデータの伝送量は同一である。
図6(b)に示すように、無線劣化状態では、図7、図8の本発明の前提となる無線伝送装置11、14では、ポート1とポート2のデータの伝送量が相違し、ポート間の実効スループットを一定にできない。
図6(c)に示すように、無線劣化状態では、図7、図1の本発明の無線伝送装置11、14では、ポート1とポート2のデータの伝送量が同一にでき、ポート間の実効スループットを一定にできる。
以上要約すれば、対向局の無線伝送装置14のデータ量比較回路223において、ポート1フレーム送信信号224aとポート2フレーム送信信号224bのデータ量を比較し、あらかじめ決めておいた比率に比べてどちらのポートのデータ量が多いかを比較し、比較結果をデータ量比較信号として、無線回線を通じて対向局の無線伝送装置14のポート判定回路319へ送信する。
自局の無線伝送装置11において、積算カウンタ316は、カプセル化信号215cのデータ量をカウントし、カウント値があらかじめ決められた一定の値を超えた後に、カウント中のフレームの終わりのタイミングで、ポート判定回路319へ、パルス信号を積算カウンタリセット信号216aとして送信する。
ポート判定回路319は、ポート1カプセル化信号213a、ポート2カプセル化信号214a、積算カウンタリセット信号216a、対向局データ量比較信号224cを受信し、多重回路217へ、カプセル化信号215cとして、ポート1カプセル化信号213aもしくはポート2カプセル化信号214aを、積算カウンタリセット信号216aにパルスを検出するタイミングで切り替えながら、多重回路217を経て、変復調回路114へ、デジタル受信信号113cとして送信する。
このときの切り替えの割合(ポート1カプセル化信号213aとポート2カプセル化信号214aの選択の割合)は、対向局データ量比較信号224cの内容により変化する。
上述したように、本願発明では、無線受信側回路32のポート1フレーム送信信号224aとポート2フレーム送信信号224bのデータ量の比率が一定になるように、無線送信側回路31で送信するポート1カプセル化信号213aとポート2カプセル化信号214aの割合を調整しているので、ポート1LAN信号とポート2LAN信号の実効スループットの割合を一定にして各信号を伝送できる。
すなわち、本願発明では、対向局無線受信側回路で測定したポート1とポート2のデータ量の比較情報を、自局無線側回路にフィードバックすることにより、無線劣化により無線回線でフレームロスが発生した場合においても、ポート1とポート2間で実効スループットの割合が常に一定になるようにLAN信号を伝送できる。
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果はデータの伝送量を無線受信側回路で測定しているので、無線劣化等により、無線伝送区間でフレームロスが発生しても、各ポート間の実効スループットの比率を一定にできることである。
第2の効果はポート1とポート2のデータの伝送量を、別々に測定しているのではなく、データ量比較回路によりポート1とポート2のデータの伝送量の差を比較しているので、回路規模を小さくできることである。
第3の効果はデータ量比較回路のデータ量比較条件を変更することにより、ポート1とポート2の実効スループットの比率を変更したり、ポート1、ポート2のスループットが変動する場合に、任意の時間におけるスループットの比率を一定に保つことができることである。
本発明の他の実施例として、その基本的構成は上記の通りであるが、図1におけるデータ量比較回路223についてさらに工夫している。
本実施例では、データ量比較回路223に、カウントアップ、カウントダウンの条件を変えられるアップダウンカウンタを用いている。
例えば、ポート1フレーム送信信号224aのデータ入力に対してカウントアップし、ポート2フレーム送信信号224bのデータ入力に対してカウントダウンすることにより、ポート1フレーム送信信号224aの受信データ量1とポート2フレーム送信信号224bの受信データ量2との差をカウントし、カウント差の正負、カウント差と一定値αとの大小関係から、自局データ量比較信号を形成することが可能である。
このように、本実施例では、データ量比較回路223に構造が単純なアップダウンカウンタを用いているので、回路規模を大きくせずに、ポート1とポート2の実効スループットの比率を変えられるという効果が得られる。
前述したように、積算カウンタ316では、カプセル化信号215cのデータ量をカウントし、カウント値があらかじめ決められた一定の値を超えた後に、カウント中のフレームの終わりのタイミングで、積算カウンタリセット信号216aへパルスを送信し、積算カウンタを0へリセットするが、あらかじめ決められた一定の値を大きくし、データの比較結果を対向局へ伝送するデータ量比較信号223aのデータ量を増やし、データ比較結果をより詳細に対向局に伝え、対向局のポート判定回路319において選択するポート1カプセル化信号213a、ポート2カプセル化信号214aの比率をより細かく制御することにより、実効スループットの時間的な揺らぎを少なくすることができる。
以上、2つのポートについて説明したが3以上の複数のポートであっても本発明の実現は可能である。
以上、一般的な無線伝送システムとして説明したが、拠点間の無線送受信装置に本発明の利用が可能である。
本発明に係る無線伝送システムを構成する無線伝送装置における無線送受信回路の概略構成を示すブロック図である。 無線伝送装置11及び14の無線送受信回路113及び143のデータ量比較回路223によりポート1フレーム送信信号224aの受信データ量1、ポート2フレーム送信信号224bの受信データ量2との比較を説明する図である。 図2で説明したデータ量比較回路223の動作例を説明するフローチャートである。 無線伝送装置11及び14の無線送受信回路113及び143のポート判定回路319の動作例を説明するフローチャートである。 図4で説明したポート判定回路319による送信データ量の切り替の例を説明する図である。 無線劣化状態における、従来と本発明の動作例の相違を説明する図である。 本発明の背景となる無線伝送システムの概略構成例を示すブロック図である。 図7における無線送受信回路の概略構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11,14…無線伝送装置
12、13…アンテナ
31…無線送信側回路
32…無線受信側回路
111、112、141、142…LANポート
113、143…無線送受信回路
114、144…変復調回路
217…多重回路
223…データ量比較回路
311、313…受信フレームバッファ
312、314…オーバーカウンタ
315、317…ポート情報付加回路
316、318…積算カウンタ
319…ポート判定回路
321、322…送信フレームバッファ
323…分離回路

Claims (7)

  1. 2つのポートLAN信号を無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送システムにおいて、
    対向局の無線伝送装置から自局の無線伝送装置に2つのポートLAN送信信号を交互に受信し、受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成し、さらに、受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離する無線受信側回路と、
    自局の無線伝送装置から対向局の無線伝送装置に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行い、無線伝送を行う際に前記無線受信側回路で分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え、さらに、無線伝送を行うべきLAN受信信号に前記無線受信側回路で形成された自局のデータ量比較信号を多重する無線送信側回路とを備えることを特徴とする無線伝送システム。
  2. 2つのポートLAN信号を無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送システムにおいて、
    2つのポートLAN受信信号の各々をフレーム単位で受信し、受信した順序で格納し、受信した読出し制御信号により受信した2つのポートLAN受信信号の各々を交互に切り替えて、受信した順序に従ってフレーム単位でポートフレーム受信信号として送信する2つの受信フレームバッファと、
    前記受信フレームバッファの各々からのポートフレーム受信信号にポート情報、誤り検出情報とを付加したポートカプセル信号をそれぞれ送信する2つのポート情報付加回路と、
    読み出し制御信号を2つの前記受信フレームバッファに送信し前記ポート情報付加回路の各々からポートカプセル化信号を受信しカプセル化信号として送信し、受信した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべきポートカプセル化信号の送信データ量の割合を変えるポート判定回路と、
    前記ポート判定回路からのカプセル信号のデータ量をカウントし、あらかじめ決められた一定の値を超えた後にカウント中のフレームのタイミングの終わりのタイミングでカウンタリセット信号を読み出し制御信号として前記ポート判定回路に送信する積算カウンタと、
    前記ポート判定回路からのカプセル化信号と受信した自局のデータ量比較信号を多重してデジタル受信信号として対向局に送信する多重回路と、
    対向局からデジタル送信信号を受信し誤り検出情報を確認し、ポート情報を検出し、フレーム単位で2つのポートフレーム送信信号を分離し、さらに、対向局のデータ量比較信号を分離し、分離した対向局のデータ量比較信号を前記ポート判定回路に送信する分離回路と、
    前記分離回路で分離された2つのポートフレーム送信信号の受信データ量を比較し、比較した結果として自局のデータ量比較信号を前記多重回路に送信するデータ量比較回路と、
    前記分離回路から分離された2つのポートフレーム送信信号を受信し、受信した順序を保って一時的に格納し、格納したLAN信号を受信した順序に従ってフレーム単位で、ポートフレーム送信信号として送信する2つの送信フレームバッファとを備えることを特徴とする無線伝送システム。
  3. 2つのポートLAN信号を自局と対向局の無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送システムにおいて、
    自局と対向局の無線伝送装置間で無線伝送を行うアンテナと、
    前記アンテナへ送受信するアナログ信号の送信/受信、変調/復調を行い、前記多重回路からのデジタル信号と前記分離回路へのデジタル送信信号の分離、結合を行う変調回路と、
    2つのポートLAN信号を送受信し、送受信した2つのポートLAN信号に対して、前記2つの受信フレームバッファへ送信するポートLAN受信信号と前記2つの送信フレームバッファから受信するポートLAN送信信号の間で分離し、結合を行う2つのLANポートとを備えることを特徴とする、請求項2に記載の無線伝送システム。
  4. 前記データ量比較回路では、2つのポートフレーム送信信号の一方の受信データ量と他方の受信データ量とを比較し一方が他方よりもあらかじめ決められた一定の値よりも多くなった場合にはその旨を示す自局のデータ量比較信号を出力し、前記ポート判定回路では、受信した対向局のデータ量比較信号が2つのポートフレーム送信信号の一方の受信データ量が他方の受信データ量よりもあらかじめ決められた一定の値より多くなった旨を示す場合には、送信すべき一方のポートカプセル化信号と他方のポートカプセル化信号の送信データ量を割合が1対2になるように変え、一方のポートカプセル化信号から他方のポートカプセル化信号への切り替えは前記積算カウンタリセットを1回検出する毎に行い、他方のポートカプセル化信号から一方のポートカプセル化信号への切り替えは積算カウンタリセット信号を2回検出する毎に行うことを特徴とする、請求項2に記載の無線伝送システム。
  5. 前記データ量比較回路は、アップダウンカウンタであり、分離された2つのポートフレーム送信信号の一方のデータ入力に対してカウントアップし、他方のデータ入力に対してカウントダウンし、分離された2つのポートフレーム送信信号の受信データ量の差を求めることを特徴とする、請求項2に記載の無線伝送システム。
  6. 2つのポートLAN信号を無線伝送する無線伝送装置において、
    対向局から自局に2つのポートLAN送信信号を交互に受信し、受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成し、さらに、受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離する無線受信側回路と、
    自局から対向局に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行い、無線伝送を行う際に前記無線受信側回路で分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え、さらに、無線伝送を行うべきLAN受信信号に前記無線受信側回路で形成された自局のデータ量比較信号を多重する無線送信側回路とを備えることを特徴とする無線伝送装置。
  7. 2つのポートLAN信号を無線伝送装置間で無線伝送する無線伝送方法において、
    対向局の無線伝送装置から自局の無線伝送装置に2つのポートLAN送信信号を交互に受信する工程と、
    受信した2つのポートLAN送信信号の各々の受信データ量を比較した自局のデータ量比較信号を形成する工程と、
    受信した2つのポートLAN送信信号から対向局のデータ量比較信号を分離する工程と、
    分離した対向局のデータ量比較信号を基に送信すべき2つのポートLAN受信信号の送信データ量の割合を変え、自局の無線伝送装置から対向局の無線伝送装置に2つのポートLAN受信信号を交互に切り替えて無線伝送を行う工程と、
    無線伝送を行うべきLAN受信信号に自局のデータ量比較信号を多重する工程とを備えることを特徴とする無線伝送方法。
JP2008075049A 2008-03-24 2008-03-24 無線伝送システム、装置及び方法 Pending JP2009232147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008075049A JP2009232147A (ja) 2008-03-24 2008-03-24 無線伝送システム、装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008075049A JP2009232147A (ja) 2008-03-24 2008-03-24 無線伝送システム、装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009232147A true JP2009232147A (ja) 2009-10-08

Family

ID=41247051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008075049A Pending JP2009232147A (ja) 2008-03-24 2008-03-24 無線伝送システム、装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009232147A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103702363A (zh) * 2012-09-27 2014-04-02 上海贝尔股份有限公司 用于在频率上压缩信号的方法以及下行信号压缩处理系统
JP2016500973A (ja) * 2012-10-22 2016-01-14 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 通信ネットワーク及び通信ネットワークの動作方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09271070A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル移動体通信装置
JP2000013434A (ja) * 1998-04-21 2000-01-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット多重装置および通信方法
JP2002247063A (ja) * 2001-02-22 2002-08-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット多重化方式
JP2005204316A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Samsung Electronics Co Ltd 放送/通信融合信号の送受信システム及び送受信方法
JP2005244328A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Nec Corp 無線伝送装置及び方法
JP2006115034A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Nec Corp 無線伝送システム、無線伝送装置及びそれに用いる無線伝送方法
JP2006519551A (ja) * 2003-02-28 2006-08-24 三菱電機株式会社 ワイヤレス通信ネットワークの資源を、ネットワークのチャネルを介してユーザ機器に送信すべきトラヒックに割り当てる方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09271070A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル移動体通信装置
JP2000013434A (ja) * 1998-04-21 2000-01-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット多重装置および通信方法
JP2002247063A (ja) * 2001-02-22 2002-08-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケット多重化方式
JP2006519551A (ja) * 2003-02-28 2006-08-24 三菱電機株式会社 ワイヤレス通信ネットワークの資源を、ネットワークのチャネルを介してユーザ機器に送信すべきトラヒックに割り当てる方法
JP2005204316A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Samsung Electronics Co Ltd 放送/通信融合信号の送受信システム及び送受信方法
JP2005244328A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Nec Corp 無線伝送装置及び方法
JP2006115034A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Nec Corp 無線伝送システム、無線伝送装置及びそれに用いる無線伝送方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103702363A (zh) * 2012-09-27 2014-04-02 上海贝尔股份有限公司 用于在频率上压缩信号的方法以及下行信号压缩处理系统
CN103702363B (zh) * 2012-09-27 2017-02-08 上海贝尔股份有限公司 用于在频率上压缩信号的方法以及下行信号压缩处理系统
JP2016500973A (ja) * 2012-10-22 2016-01-14 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft 通信ネットワーク及び通信ネットワークの動作方法
US9900179B2 (en) 2012-10-22 2018-02-20 Siemens Aktiengesellschaft Communication network and method for operating a communication network

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9391903B2 (en) Methods and apparatuses for distributed packet flow control
EP3447978B1 (en) Data transmission method and device
CN101578794B (zh) 数据通信装置及网络组件
KR101018204B1 (ko) 통신 네트워크 시스템에서의 사용을 위한 통신 단말 장치, 방법, 프로그램, 기록 매체, 및 집적 회로
US20030185249A1 (en) Flow control and quality of service provision for frame relay protocols
WO2019065617A1 (en) OPTIMIZING THE ALLOCATION OF RESOURCES BASED ON QUALITY EXPERIENCE INFORMATION RECEIVED
US20060092985A1 (en) Method of transmitting time-critical information in a synchronous ethernet system
US8873447B2 (en) Method for content synchronization when broadcasting data in a wireless network
JP2003298593A (ja) 無線lan基地局、無線端末およびプログラム
US11425051B2 (en) Flow control method and system, and device
US11026058B2 (en) Transmitter network provided with at least two transmitters, transmitter in the transmitter network and receiver in this transmitter network
KR101640017B1 (ko) 패킷 전송 장비 및 그것의 트래픽 관리 방법
EP4088434A1 (en) Tsc-5g qos mapping with consideration of assistance traffic information and pcc rules for tsc traffic mapping and 5g qos flows binding
JPS6342543A (ja) パケットフロー制御方法
US11785635B2 (en) Communication system enabled to minimize negative communication effects
JP2009232147A (ja) 無線伝送システム、装置及び方法
JPWO2011148748A1 (ja) 伝送装置、帯域制御方法及びコンピュータプログラム
CN101272335A (zh) 通信系统,节点设备和服务级别设定方法
US9602395B2 (en) Apparatus and method for switching communication channels having redundant configuration
JP2011061652A (ja) リング網における通信装置および通信制御方法
JP2011182209A (ja) フロー制御回路およびフロー制御方法
WO2023168573A1 (en) Wireless communication method and device for extended reality traffic
WO2024034983A1 (en) Prioritizing data packets in wireless communication network
US20240049043A1 (en) Prioritizing data packets in wireless communication network
JP3508697B2 (ja) パケット交換装置及びパケット交換方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130404