JP2009231063A - 光源装置 - Google Patents

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堅一 大庭
Tomonori Kuroiwa
朋典 黒岩
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Abstract

【課題】 所望の照明領域を高光量の光で照明可能な照明装置を提供する。
【解決手段】 光源ボックスに、発光ダイオードとクラッドロッドとを配置し、その際、該クラッドロッドを、該ダイオードの光照射方向に延在させ且つ該クラッドロッドの中心軸を該発光ダイオードの照射光の光軸に一致させてなる光源装置に、該クラッドロッドからの出射光を受光する、光ファイバ素線束からなるライトガイドを接続する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光源装置に関し、更に詳しくは、本発明は、画像処理検査装置や光学顕微鏡等の光学機器の照明用光源として有用な光源装置に関する。
発光ダイオード(以下、“LED”)は、ランプ光源に比べて小形であることから、設置スペースに制約のある照明装置等の光源として注目を浴びている。他方、LEDからの照射光は拡散角度が大きく、意図しない領域まで照明してしまう。この不利益を克服するために、LEDと光ファイバ素線束からなるライトガイド(以下、“LG”)との間に光平行化レンズと集光レンズとを配置して、所望の照射領域をより高光量の下に照射する照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−077463号公報
しかし、上記の提案では、照射領域の中央部に光量ピークが不可避的に発生し、周辺部にかけて光量低下(光量ムラ)が生じる。この照度ムラは、例えば、LEDの近傍にリフレクタを配し、光拡散を促進することによって、ある程度は軽減される。ただ、この場合、光源装置内部が複雑になるばかりか、光源装置自体の小型化の要請にも逆行する。
したがって、本発明の課題は、簡易な構成で、上述の光量ムラが可及的に軽減された照明光を得ることのできるLED光源装置を提供することにある。
本発明者は、上記提案におけるレンズ群に代えて、実質的に光の全反射機能を有するクラッドロッドを導光部材として採用することにより、上記の課題を一挙に解決するに至った。
本発明において、以下のような顕著な効果が奏される。
(請求項1に記載の発明)
クラッドロッドのコアに入射した光は、該ロッド形状の如何に拘わらず、クラッド界面で全反射し、出射端から放射される。この過程で光の密度が均一化されるので、光量ムラが軽減される。しかも、クラッドロッドの構成は簡易であり、従来のような、レンズ群の微妙な調整機構やリフレクタを必要としないので、光源装置自体を簡略化しながら該装置の小型化を実現できる。
(請求項2に記載の発明)
上記のクラッドロッド形状が少なくとも入射端側が逆テーパ形状であるとき、そのコアに入射した光は、コア−クラッド境面で全反射しながら、より小さい角度に変換されるので、ロッド出射端面からの出射光の角度が狭くなる。
(請求項3に記載の発明)
上記逆テーパロッドのクラッドの外周表面から仮に漏光が生じても、この濡光は金属反射層により再反射されるので、光量損失(伝送損失)が低減される。
(請求項4に記載の発明)
LGが接続されてなる照明装置にあっては、光量ムラが軽減され且つ高照度の照明光が得られる。
(請求項5に記載の発明)
ここで特定された“傾斜”により、LEDに起因する光量ムラが更に軽減されので、照明領域全体に亘って光量ムラがより軽減される。
本発明について、添付図面を参照しながら述べる。
図1は、光源ボックス内でのLEDとクラッドロッドとの配置例を示す側面図である。
図2は、クラッドロッドの好ましい形状を示す側面図である。
図3は、図2のクラッドロッドの外側面に金属反射層を設けた、更に好ましい例を示す側面図である。
図4は、照明装置の一例を示す斜視図である。
図5は、LEDとクラッドロッドとの好ましい配置例を示す側面図である。
図1において、(1)は光源ボックス、(2)はLED(ここでは、素子として例示)、(3)はLEDの実装基板、そして、(4)はストレート形状(円筒、円柱形状)のクラッドロッドである。ここで、クラッドロッド(4)はLED(2)の照射方向に沿って延在し且つクラッドロッド(4)の中心軸が該発光ダイオードの照射光の光軸に一致するように配置されている。
上記のLED(2)としては、高出力のパワー型LEDが好ましく用いられる。また、クラッドロッド(4)は、コアとその外周を包囲するクラッドからなる、ガラスロッドで、入射光を出射端まで全反射により伝達させるための導光部材である。従って、クラッドの屈折率はコアの屈折率より小さくし、同時に、ロッド長は、光が少なくとも一回反射する長さに調整される。
図2には、クラッドロッド(4)として、入射端面(5)の面積より出射端面(6)の面積の方が大きい、いわゆる逆テーパロッドが示されている。この逆テーパロッドには、前述のように、その出射端面で狭い角度の出射光を与える利点がある。
図3には、図2の逆テーパ形状のクラッドロッド(4)の外側面に、更に金属反射層を設けた例が示されている。この金属反射層は内面が鏡面加工されているので、クラッドロッドのクラッドから濡光が生じてもこれをクラッドロッド内部に向かって再反射させるので、光伝送損失を防止する利点がある。具体的な金属反射素材としては、金属の薄板ないしテープあるいは金属蒸着フィルム、メッキ層、金属蒸着層、更には金属パイプが挙げられる。
図4には、上述の光源装置にLG(8)を接続してなる照明装置が示されている。この場合、LG(8)のコネクタ(9)が光源ボックス(1)のコネクタ接続部(10)に嵌合され、光源ボックス(1)内で、クラッドロッドの出射端面とLG(8)の入射端面とを対峙させる。
図5には、照明装置の好ましい態様が示されている。この態様では、LED(2)と一体的関係にあるクラッドロッド(4)を、LG(8)の入射端面に対して、(θ)の傾斜角度で傾斜させるものである。これにより、照射領域の中央部に生じる光量ピークが低下する。その結果、前述のように、LEDに起因する照度ムラが更に軽減されので、照明領域全体に亘って光量がより均一化される。
この傾斜角度(θ)は、発光ダイオードの配光特性、クラッドロッド(4)の出射端面とLG(8)の受光(入射)端面との距離、照明領域の大きさ等を考慮して適宜定めればよい。一般には、1°〜25°、好ましくは1°〜15°の範囲から選定される。また、LED(2)と一体的関係にあるクラッドロッド(4)を傾斜させるには、両者を、一端(クラッドロッドの出射端側)を支点として回動可能の架台に設置しておけばよい。
また、図5では、クラッドロッド(4)として円柱状のものを例示したが、この形状を、図2および図3に示した逆テーパ形状に順次変更することにより、照度ムラの防止効果が更に助長されることは、効果の記載(「0007」)に照らして明らかになる。従って、図5の態様で、クラッドロッドとして図3の金属反射層付の逆テーパロッドを採用すると、最も好ましい態様が得られる。
本発明のLED光源装置は、これにLGを接続することにより、UV硬化接着剤用スポット光源用あるいは真空照射装置用等の工業用用途のみならず、歯科治療等の医療用あるいは美容用などにも転用できる。
光源ボックス内でのLEDとクラッドロッドとの配置例を示す側面図。 クラッドロッドの好ましい形状を示す側面図。 図2のクラッドロッドの外側面に金属反射層を設けた、更に好ましい例を示す側面図。 照明装置の一例を示す斜視図。 LEDとクラッドロッドとの好ましい配置例を示す側面図。
符号の説明
1 光源ボックス
2 LED
4 クラッドロッド
8 ライトガイド
θ ライトガイドの入射端面に対するクラッドロッドの傾斜角度

Claims (5)

  1. 光源ボックス内に発光ダイオードとクラッドロッドとが配置され、その際、該クラッドロッドは、該ダイオードの光照射方向に延在し且つその中心軸が照射光の光軸に一致していることを特徴とする光源装置。
  2. 該クラッドロッドが少なくとも入射端側が逆テーパ形状である請求項1に記載の光源装置。
  3. 該クラッドロッドの外側面が金属反射層で被覆されている請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置に、更にクラッドロッドからの出射光を受光する、光ファイバ素線束からなるライトガイドが接続されていることを特徴とする照明装置。
  5. 該クラッドロッドの中心軸が、該光ファイバ素線の光軸に対して傾斜している請求項4に記載の照明装置。




































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