JP2009230404A - データベースシステム及びデータベースシステムにおけるレプリカデータの更新方法 - Google Patents

データベースシステム及びデータベースシステムにおけるレプリカデータの更新方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マスタサイトのマスタデータを、スレーブサイトのレプリカデータとしてコピーするリフレッシュ処理の負荷分散をする。
【解決手段】複数のマスタノード11と、複数のレプリカノード31と、負荷分散装置50とを備える。負荷分散装置50は、複数のレプリカノード31の中から、レプリカデータ351のリフレッシュ要求を発行させる一のレプリカノードを選択するレプリカ選択部52と、レプリカ選択部52よって選択されたレプリカノードが発行したリフレッシュ要求を受け付けると、そのリフレッシュ要求に応答する一のマスタノード11を選択するマスタ選択部54とを備える。レプリカ選択部52によって選択されたレプリカノードがリフレッシュ要求を発行し、マスタ選択部54によって選択されたマスタノードからマスターデータを取得してレプリカデータを更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マスタサイトのある時点におけるマスタデータを、スレーブサイトにコピーしてレプリカデータとして保存する技術に関し、特にマスタサイト及びスレーブサイトに配置した複数のノードにおいて、レプリカデータをコピーする処理の負荷分散をする技術に関する。
従来、マスタサイトにマスタデータを保存し、スレーブサイトにある時点のマスタデータをレプリカデータとして保存するデータベースシステムがある。これをORACLE(登録商標)データベースにおいて実現する場合、マテリアライズド・ビュー(Materialized View:以下、M−Viewと称する)を用いることができる。
このM−Viewでは、図6に示すような手順でレプリカデータの更新(リフレッシュ)が行われる。すなわち、レプリカノード600がマスタノード500へA表のレプリカデータ(レプリカA)のリフレッシュ要求を発行する(S510)と、マスタノード500がA表のマスタデータ(マスタA)の更新履歴を示すログAを参照する(S520)。そして、マスタノード500がログAに基づいて、前回のリフレッシュ後に更新されたデータを特定し、前回のリフレッシュ後に更新されたデータをマスタAから取得する(S530)。マスタノード500は、マスタAから取得したデータをレプリカノード600へ通知し(S540)、レプリカノード600がレプリカAを更新する(S550)。
ここで、システムの規模が大きくなると、リフレッシュ処理の負荷も大きくなる。そこで、リフレッシュ処理を複数のノードで負荷分散して実現したい。
しかしながら、特にM−Viewにおいては、ORACLE(登録商標)の仕様により、ノードが固定されてしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、マスタサイトのマスタデータを、スレーブサイトのレプリカデータとしてコピーするリフレッシュ処理の負荷分散をすることである。
本発明の一つの実施態様に従うデータベースシステムは、マスタデータを管理する複数のマスタノードと、前記マスタデータをコピーしたレプリカデータを管理する複数のレプリカノードと、負荷分散装置と、を備える。前記負荷分散装置は、前記複数のレプリカノードの中から、前記レプリカデータのリフレッシュ要求を発行させる一のレプリカノードを選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段によって選択されたレプリカノードが発行したリフレッシュ要求を受け付けると、前記受け付けたリフレッシュ要求に応答する一のマスタノードを、前記複数のマスタノードの中から選択する第2の選択手段と、を備え、前記第1の選択手段によって選択されたレプリカノードがリフレッシュ要求を発行することによって、前記第2の選択手段によって選択されたマスタノードから前記マスターデータを取得し、取得した前記マスターデータに基づいて、前記レプリカデータを更新する。
好適な実施形態では、前記負荷分散装置が、前記複数のレプリカノードのうちのいずれかからレプリカノード選択要求を受け付けると、前記第1の選択手段が、前記複数のレプリカノードの中から、前記リフレッシュ要求を発行させる一のレプリカノードを選択するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記複数のレプリカノードのそれぞれは、他のレプリカノードを監視する監視手段を備え、第1のレプリカノードの監視手段が、前記レプリカノード選択要求を発行すべき第2のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行できないことを検知すると、前記第1のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行するようにしてもよい。
好適な実施形態では、前記複数のレプリカノードには、予め、前記レプリカノード選択要求発行の優先順位が割り当てられていて、前記第1のレプリカノードに割り当てられている優先順位が、前記第2のレプリカノードに割り当てられている優先順位の次に高い順位であるときに、第1のレプリカノードの監視手段が、前記レプリカノード選択要求を発行すべき第2のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行できないことを検知すると、前記第1のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行してもよい。
好適な実施形態では、第1のレプリカノードは、前記レプリカノード選択要求を、第1の周期で発行する第1のプロセスと、前記レプリカデータがリフレッシュされてから、前記第1の周期よりも長い第2の時間が経過したときに、前記負荷分散装置へレプリカノード選択要求を行う第2のプロセスと、を有していてもよい。
好適な実施形態では、前記第1のプロセスは、各レプリカノードのOS(Operating System)上のプロセスであり、前記第2のプロセスは、前記レプリカデータを管理するデータベース管理システム上のプロセスであってもよい。
以下、本発明の一実施形態に係るデータベースシステムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るデータベースシステムの構成図である。本システムは、マスタサイト10と、スレーブサイト30と、負荷分散装置50とを備える。
各マスタノード11及び各レプリカノード31は、いずれも例えば汎用的なコンピュータシステムにより構成され、以下に説明する各ノード11,31内の個々の構成要素または機能は、例えば、コンピュータプログラムを実行することにより実現される。さらに、マスタデータベース15及びレプリカデータベース35は、何れもコンピュータシステムの記憶装置上に実現される。特に本実施形態では、ORACLE(登録商標)データベースなどのようなデータベースシステムにより実現されたデータであってもよい。
マスタサイト10は、複数台のマスタノード11と、マスタデータ151を記憶したマスタデータベース15とを備える。本実施形態では、マスタノード11は4台構成(11a〜11d)とするが、マスタノード11の台数は任意に定めることができる。各マスタノード11は同一の構成を有する。マスタデータベース15には、複数のデータ表に別れているマスタデータ151及び各データ表の更新履歴を示すログデータ153が記憶されている。図1の例では、マスタデータベース15に、A表、B表及びC表のマスタデータ151であるマスタA,B,C及びマスタA,B,Cのログデータ153であるログA,B,Cが格納されている。
マスタデータベース15に記憶されているマスタA,B,Cは、図示しない所定のアプリケーションプログラムが参照及び更新をする。マスタA,B,Cが更新されたときには、対応するログA,B,Cに、それぞれ更新内容が追加される。後述するリフレッシュ要求に応じてスレーブサイト30へ送ったマスタデータに対応するログは、ログA,B,Cから消去される。
スレーブサイト30は、複数台のレプリカノード31と、マスタデータのある時点におけるコピーであるレプリカデータ351を記憶したレプリカデータベース35とを備える。本実施形態では、レプリカノード31も4台構成(31a〜31d)とするが、レプリカノード31の台数は任意に定めることができる。各レプリカノード31は同一の構成を有する。レプリカデータベース35には、レプリカデータ351と、リフレッシュ時刻37と、管理テーブル39とが記憶されている。
レプリカデータ351には、マスタA,B,CのそれぞれのレプリカデータであるレプリカA,B,Cが記憶されている。本実施形態では、レプリカデータ351は、ORACLE(登録商標)データベースのM−Viewを用いて生成する。
リフレッシュ時刻37は、レプリカデータ351を更新した時刻を示す。リフレッシュ時刻37は、レプリカデータ351の各データ表別の更新時刻を含む。
管理テーブル39は、例えば図2に示すような構成を有する。すなわち、同図に示すように、管理テーブル39は、ノードID391と、タイムスタンプ393と、優先順位395とをデータ項目として有する。タイムスタンプ393は、各レプリカノード31が正常に動作していることを確認するために、各レプリカノード31によって定期的書き込まれるタイムスタンプである。優先順位395は、いずれか一つのレプリカノード31が行う処理について、各レプリカノード31に割り当てられた優先順位である。ここでは、レプリカノード選択処理の優先順位3951が登録されている。
図3は、スレーブサイト30の詳細な構成図である。
レプリカノード31(31a〜31d)は、何れも共通の構成を有するので、まずは、その共通の構成について説明する。すなわち、レプリカノード31は、レプリカデータベース35を管理するデータベースデータベース管理システム(DBMS)32(32a〜32d)と、レプリカノード選択要求プロセス33(33a〜33d)と、他のレプリカノード31を監視する監視プロセス34(34a〜d)とを有する。ここで、レプリカノード選択要求プロセス33及び監視プロセス34は、OS(Operating System)上で動作するプロセスである。
データベース管理システム32上では、コピー処理部321(321a〜321d)と、データベース処理部323(323a〜323d)と、自動ジョブ実行部325(325a〜325d)とが動作している。
コピー処理部321は、リフレッシュ要求を発行する。リフレッシュ要求とは、レプリカデータ351を最新のマスタデータ151と同期させるための更新要求である。リフレッシュ要求には、リフレッシュ対象となるデータ表を示す情報が含まれる。本実施形態では、リフレッシュ要求は負荷分散装置50に対して発行される。リフレッシュ要求に対する応答として、コピー処理部321は、リフレッシュ要求で指定したデータ表のマスタデータをマスタノード11から取得する。コピー処理部321が取得するマスタデータは、レプリカデータの前回のリフレッシュからの差分データである。
コピー処理部321は、負荷分散装置50からリフレッシュ要求発行指示を受けたときに、リフレッシュ要求を発行する。つまり、どのレプリカノード31がリフレッシュ要求を発行するかは、負荷分散装置50が決定する。これにより、レプリカノード11a〜11dの負荷分散が実現される。コピー処理部321は、リフレッシュ要求発行指示に含まれるリフレッシュ対象のデータ表を示す情報を、リフレッシュ要求に含める。
データベース処理部323は、コピー処理部321が取得したマスタデータの差分データを、レプリカデータベース35に格納して、レプリカデータ351を更新(リフレッシュ)する。データベース処理部323は、レプリカデータ351を更新したときは、その更新したデータ表のリフレッシュ時刻37もあわせて更新する。
自動ジョブ実行部325は、予め定められた周期で予め登録されているジョブを実行する。例えば、本実施形態では、自動ジョブ実行部325は、レプリカデータ351がリフレッシュされた時刻を監視し、最後のリフレッシュ時刻から、予め定められた時間(自動ジョブ実行時間)が経過すると、負荷分散装置50に対してレプリカノード選択要求を発行する。自動ジョブ実行部325が発行するレプリカノード選択要求では、レプリカデータ351の全データ表を対象として指定してもよい。ここで、本実施形態では、後述するように、自動ジョブ実行部325によるレプリカノード選択要求の発行は、次に説明するレプリカノード選択要求プロセス33が行う処理のバックアップの位置づけである。
なお、自動ジョブ実行部325は、何れのレプリカノード11a〜11dでも実行可能であるが、データベース管理システム32a〜32d間で調整を行って、いずれか一つのレプリカノード11で動作するようにしてもよい。
レプリカノード選択要求プロセス33は、予め定められた周期で負荷分散装置50に対してレプリカノード選択要求を発行する。例えば、本実施形態では、レプリカノード選択要求プロセス33は、前回のレプリカノード選択要求発行時刻を保持していて、その時刻から予め定められた時間(リフレッシュ時間)が経過すると、レプリカノード選択要求を発行する。レプリカノード選択要求には、同一のリフレッシュグループに属する一以上のデータ表を示す情報が含まれる。リフレッシュグループとは、同じ周期でリフレッシュを行うデータ表のグループである。本実施形態では、リフレッシュ時間が異なる複数のリフレッシュグループを登録することができ、レプリカノード選択要求プロセス33は、リフレッシュグループごとに、それぞれの周期に従いレプリカノード選択要求を発行する。
ここで、どのリフレッシュグループのリフレッシュ時間も、自動ジョブ実行部325の自動ジョブ実行時間よりも短い。つまり、レプリカノード選択要求プロセス33が正常に動作している限り、自動ジョブ実行部325からレプリカノード選択要求が発行されることはない。何らかの事情でレプリカノード選択要求プロセス33からレプリカノード選択要求が発行されず、レプリカデータ351のリフレッシュが行われなかったときに、自動ジョブ実行部325がレプリカノード選択要求を発行し、レプリカデータ351がリフレッシュされる。
監視プロセス34は、他のレプリカノード31を監視する。例えば、監視プロセス34は、管理テーブル39のタイムスタンプ393に定期的に現在時刻(タイムスタンプ393)を書き込む。このときに、他のレプリカノード31が書き込んだタイムスタンプ393を確認することによって、他のレプリカノード31が正常に動作しているか否かの確認を行う。つまり、タイムスタンプ393に記憶されている時刻から所定以上の時間が経過しているレプリカノード31があれば、そのレプリカノード31は何らかのトラブルが発生していると考えられる。監視プロセス34は、同じノードで特定のプロセス(例えば、レプリカノード選択要求プロセス33)が正常動作していることが確認されたときに、タイムスタンプ393を更新してもよい。これにより、その特定のプロセスだけがダウンしている場合であっても、他のレプリカノード31は、その特定のプロセスのダウンを検出できる。
上述したように、各レプリカノード31は共通の構成を有しているが、一部の設定の相違により、異なる動作をする場合がある。例えば、レプリカノード選択要求プロセス33は、いずれか一つのレプリカノード31だけで動作する。レプリカノード選択要求プロセス33が動作するレプリカノード31は、優先順位395によって定まる。つまり、稼働中のレプリカノード31の中で、優先順位395の「レプリカノード選択」における優先順位が最も上位の1台でレプリカノード選択要求プロセス33が動作する。各レプリカノード31の監視プロセス34が、管理テーブル39を参照して、自ノードの優先順位395を確認し、それよりも上位のノードが動作していないときは、自ノードのレプリカノード選択要求プロセス33を起動するようにしてもよい。
例えば、図3の例では、正常時には、レプリカノード31aのレプリカノード選択要求プロセス33aだけで動作している。そして、レプリカノード31bの監視プロセス34bが管理テーブル39を参照して、レプリカノード31aのタイムスタンプ393が更新されていないことを検知すると、レプリカノード選択要求プロセス33bを起動して、レプリカノード31bがレプリカノード選択要求を発行する。
次に、図1に戻ると、負荷分散装置50は、いずれかのレプリカノード31が発行するレプリカノード選択要求を受けると、レプリカノード31a〜dのいずれかを選択するレプリカ選択部52を有する。そして、レプリカ選択部52は、選択したレプリカノード31に対してリフレッシュ要求発行指示を行う。このリフレッシュ要求発行指示には、レプリカノード選択要求に含まれている表を指定する情報が含まれる。
また、負荷分散装置50は、選択されたレプリカノード31がリフレッシュ要求発行指示に応じて発行したリフレッシュ要求を受け付けると、マスタノード11a〜dのいずれかを選択するマスタ選択部54を有する。そして、マスタ選択部54は、選択したマスタノード11に対してリフレッシュ要求を送信する。このリフレッシュ要求には、リフレッシュ対象となる表を特定する情報が含まれる。
なお、レプリカ選択部52及びマスタ選択部54がレプリカノード31またはマスタノード11を選択する際のアルゴリズムには任意のものを用いることができ、例えば、ラウンドロビンあるいは疑似乱数による選択などでもよい。
負荷分散装置50は、いずれかのマスタノード11からリフレッシュ要求に係る差分データを取得すると、リフレッシュ要求発行元のレプリカノード11へ送信する。
マスタノード11(11a〜d)は、何れも共通の構成を有する。マスタサイト10では、負荷分散装置50によって選択されたいずれか一つのレプリカノード11が、リフレッシュ要求を受け付ける。選択されたマスタノード11は、リフレッシュ要求で指定されたデータ表のログデータ153を参照する。ここで、ログデータ153が存在する場合、前回のリフレッシュ以降、マスタデータ151が更新されたことを意味する。従って、リフレッシュ要求を受け付けたマスタノード11は、リフレッシュ要求において指定されたデータ表のログデータ153を参照し、更新履歴が含まれていれば、対応するマスタデータ151を取得する。そして、選択されたマスタノード11は、取得した差分のマスタデータを負荷分散装置50へ送信する。このとき、指定されたデータ表のログデータ153は削除される。
次に、図4に、A表(レプリカA)のリフレッシュを行う手順に係るフローチャートを示す。図1、図3及び図4を参照しながら、このリフレッシュ処理を説明する。
まず、この例では、レプリカノード31aにおいてレプリカノード選択要求プロセス33aが動作している。そこで、レプリカノード選択要求プロセス33aが、前回のリフレッシュ時刻(前回のレプリカノード選択要求発行時刻)からリフレッシュ時間が経過したか否かを判定する(S10)。前回のリフレッシュ時刻からリフレッシュ時間が経過すると(S10:Yes)、レプリカノード選択要求プロセス33aが負荷分散装置50に対してレプリカノード選択要求を発行する(S11)。
負荷分散装置50では、レプリカ選択部52がこのレプリカノード選択要求を受け付けると、レプリカノード31a〜dからいずれか一つのレプリカノード31を選択して、選択したレプリカノード31へリフレッシュ要求発行指示を送る(S12)。この例では、レプリカノード31bが選択されたものとする。
負荷分散装置50からのリフレッシュ要求発行指示に従って、レプリカノード31bがリフレッシュ要求を負荷分散装置50に対して発行する(S13)。
負荷分散装置50では、マスタ選択部54がこのリフレッシュ要求を受け付けると、このリフレッシュ要求の送信先をマスタノード11a〜dの中から選択する(S14)。この例では、マスタノード11cが選択されたものとする。そして、負荷分散装置50は、選択したマスタノード11cに対して、リフレッシュ要求を送信する(S15)。
マスタノード11cは、リフレッシュ要求で指定されたデータ表(ここではB表)のログデータ153を参照して、差分データの有無を判定する。そして、差分データがあれば、マスタノード11cは、その差分のマスタデータ151を取得する(S16)。そして、マスタノード11cは、差分のマスタデータを負荷分散装置50へ送信する。さらに、負荷分散装置50は、マスタノード11cから送信された差分のマスタデータを、リフレッシュ要求の発行元であるレプリカノード31bへ送信する(S17)。
レプリカノード31bでは、データベース処理部323bがレプリカデータ351を更新する(S18)。なお、このときに、データベース処理部323bは、リフレッシュ時刻37もあわせて更新する。
これにより、M−Viewを用いてレプリカデータのリフレッシュ処理において、負荷分散をすることができる。
次に、図5は、各レプリカノード31の監視プロセス34によるレプリカデータ選択要求のバックアップ処理の手順を示すフローチャートである。同図の処理は、所定時間(監視時間)周期で起動される。
監視プロセス34が、管理テーブル39のタイムスタンプ393を、現在の時刻に更新する(S20)。さらに、監視プロセス34は、自ノードの「レプリカノード選択」の優先順位を確認する(S21)。
ここで、監視プロセス34は、レプリカノード選択要求プロセス33が自ノードで既に起動されているか否かを判定する(S22)。
そして、既にレプリカノード選択要求プロセス33が自ノードで起動されていれば(S22:Yes)、処理を終了する。
これに対して、レプリカノード選択要求プロセス33が自ノードで起動されていないときは(S22:No)、レプリカノード選択の優先順位3951に関して、自ノードよりも優先順位が上位のノードが正常に稼働しているか否かを判定する(S23)。この判定は、自ノードよりも優先順位の高いノードのタイムスタンプ393と現在時刻との差が一定時間(例えば、監視時間の2倍)内であるか否かで行う。
そして、自ノードよりも優先順位の高いレプリカノード31が正常に稼働しているときは(S23:Yes)、処理を終了する。
一方、自ノードよりも優先順位の高いノードが正常に稼働していないときは(S23:No)、監視プロセス34は、自ノードのレプリカノード選択要求プロセス33を起動する(S24)。
これにより、管理テーブル39に設定されている優先順位に従って、いずれかのレプリカノード31でレプリカノード選択要求プロセス33を動作させることができる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
例えば、本実施形態では、レプリカノード選択要求を何れかのレプリカノードが発行しているが、いずれかのマスタノードや他のシステムなど、レプリカノード以外がレプリカノード選択要求を発行してもよい。
本発明の一実施形態に係るデータベースシステムの構成図である。 管理テーブル39のデータ構成の一例である。 スレーブサイト30の詳細な構成図である。 レプリカAのリフレッシュを行う手順に係るフローチャートである。 各レプリカノード31の監視プロセス34によるレプリカデータ選択要求のバックアップ処理の手順を示すフローチャートである。 従来技術におけるレプリカデータのリフレッシュ処理を示す。
符号の説明
10 マスタサイト
11a-d マスタノード
15 マスタデータベース
30 スレーブサイト
31a-d レプリカノード
32 データベース管理システム
33 レプリカノード選択要求プロセス
34 監視プロセス
35 レプリカデータベース
37 リフレッシュ時刻
39 管理テーブル
50 負荷分散装置
52 レプリカ選択部
54 マスタ選択部

Claims (7)

  1. マスタデータを管理する複数のマスタノードと、
    前記マスタデータをコピーしたレプリカデータを管理する複数のレプリカノードと、
    負荷分散装置と、を備え、
    前記負荷分散装置は、
    前記複数のレプリカノードの中から、前記レプリカデータのリフレッシュ要求を発行させる一のレプリカノードを選択する第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段によって選択されたレプリカノードが発行したリフレッシュ要求を受け付けると、前記受け付けたリフレッシュ要求に応答する一のマスタノードを、前記複数のマスタノードの中から選択する第2の選択手段と、を備え、
    前記第1の選択手段によって選択されたレプリカノードがリフレッシュ要求を発行することによって、前記第2の選択手段によって選択されたマスタノードから前記マスターデータを取得し、取得した前記マスターデータに基づいて、前記レプリカデータを更新するデータベースシステム。
  2. 前記負荷分散装置が、前記複数のレプリカノードのうちのいずれかからレプリカノード選択要求を受け付けると、前記第1の選択手段が、前記複数のレプリカノードの中から、前記リフレッシュ要求を発行させる一のレプリカノードを選択することを特徴とする請求項1記載のデータベースシステム。
  3. 前記複数のレプリカノードのそれぞれは、他のレプリカノードを監視する監視手段を備え、
    第1のレプリカノードの監視手段が、前記レプリカノード選択要求を発行すべき第2のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行できないことを検知すると、前記第1のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行することを特徴とする請求項1または2に記載のデータベースシステム。
  4. 前記複数のレプリカノードには、予め、前記レプリカノード選択要求発行の優先順位が割り当てられていて、
    前記第1のレプリカノードに割り当てられている優先順位が、前記第2のレプリカノードに割り当てられている優先順位の次に高い順位であるときに、第1のレプリカノードの監視手段が、前記レプリカノード選択要求を発行すべき第2のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行できないことを検知すると、前記第1のレプリカノードが前記レプリカノード選択要求を発行する請求項3記載のデータベースシステム。
  5. 第1のレプリカノードは、
    前記レプリカノード選択要求を、第1の周期で発行する第1のプロセスと、
    前記レプリカデータがリフレッシュされてから、前記第1の周期よりも長い第2の時間が経過したときに、前記負荷分散装置へレプリカノード選択要求を行う第2のプロセスと、を有することを特徴とする請求項1または2に記載のデータベースシステム。
  6. 前記第1のプロセスは、各レプリカノードのOS(Operating System)上のプロセスであり、
    前記第2のプロセスは、前記レプリカデータを管理するデータベース管理システム上のプロセスであることを特徴とする請求項5記載のデータベースシステム。
  7. マスタデータを管理する複数のマスタノードと、前記マスタデータをコピーしたレプリカデータを管理する複数のレプリカノードと、負荷分散装置と、を備えたデータベースシステムにおいて、
    前記負荷分散装置が、前記複数のレプリカノードの中から、前記レプリカデータのリフレッシュ要求を発行させる一のレプリカノードを選択し、
    前記選択されたレプリカノードがリフレッシュ要求を発行し、
    前記負荷分散装置が、前記発行されたリフレッシュ要求を受け付けると、前記受け付けたリフレッシュ要求に応答する一のマスタノードを、前記複数のマスタノードの中から選択して、選択されたマスタノードへ前記リフレッシュ要求を送信し、
    前記選択されたレプリカノードが、前記負荷分散装置を介して前記選択されたマスタノードから前記マスターデータを取得し、取得した前記マスターデータに基づいて、前記レプリカデータを更新する、データベースシステムにおけるレプリカデータの更新方法。
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