JP2009225299A - 信号処理装置、画像表示装置、再生装置および受信装置 - Google Patents

信号処理装置、画像表示装置、再生装置および受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モスキートノイズの低減処理を従来よりも高速化させることが可能な信号処理装置を提供する。
【解決手段】モスキートノイズ低減部14において、エッジ検出部141によるエッジ検出処理、分散値算出部142による分散値算出処理、および差分値算出部143による差分値算出処理の3つの処理を並列して行う。また、これらの検出結果および算出結果を基に、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145において、画像データDinにおけるモスキートノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う。これにより、従来のように、エッジ検出処理を含む複数の処理を逐次的に行うことによってモスキートノイズが含まれる画素領域を判定する場合と比べ、ノイズ低減処理全体としての遅延段数が減少し、低遅延でのノイズ低減処理が実現される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像信号に含まれるモスキートノイズを低減する信号処理装置、ならびにそのような信号処理装置を備えた画像表示装置、再生装置および受信装置に関する。
画像データを圧縮するMPEG(Moving Picture Experts Group)などの圧縮方式では、画像データを圧縮するエンコーダは、画像データをブロック化すると共に、各ブロックに対し、DCT(Discrete Cosine Transform)処理を行い、高周波成分の係数を0に置き換えることによって圧縮を行う。そのため、デコーダによって、MPEG方式でエンコードされた画像データのデコードを行うと、失われた高周波成分の係数に起因し、さらに、DCT係数の量子化誤差に起因して、画像の高周波成分が失われるため、デコードされた画像データでは、原理的に、画像のエッジの周辺部分にモスキートノイズが発生する。このようにモスキートノイズは、デジタル画像圧縮においてエッジや色変化の激しい部分で発生するノイズである。
例えば、図20に示した画像では、右側の図20(B)(左側の図20(A)中の符号P101部分の拡大図)におけるエッジ近傍に、モスキートノイズが発生してしまっている。この図から分かるように、モスキートノイズは、背景が平坦(特徴があまり無い)であるエッジ近傍において、微小にばらついているノイズであると言える。
ここで、そのようなモスキートノイズを除去するには、画像からエッジ部を検出する必要がある。そこで従来より、画像からエッジ部を検出することにより、モスキートノイズを低減するようにしたものがいくつか提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−336651号公報
ここで、上記特許文献1等の従来手法では、画像信号に含まれるモスキートノイズを検出する際に、画像信号からエッジを検出し、その検出結果を表すエッジ検出信号を出力するエッジ検出手段と、エッジ検出信号を平滑化する平滑化手段と、平滑化手段において平滑化されたエッジ検出信号の変化量を求め、その変化量を、画像信号におけるエッジの程度を表すエッジ信号として出力する、といったように、逐次的に処理がなされている。このため、ノイズ除去処理を行うブロックまで、入力された画像信号を保持する必要があった。したがって、ノイズ低減処理全体としての遅延段数が増加してしまうという問題点があり、改善の余地があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、モスキートノイズの低減処理を従来よりも高速化させることが可能な信号処理装置、ならびにそのような信号処理装置を備えた画像表示装置、再生装置および受信装置を提供することにある。
本発明の信号処理装置は、画像信号からエッジを検出するエッジ検出処理と、上記画像信号を構成する画素ごとに、注目画素およびその周辺画素からなる画素領域における画素値の散らばりの度合いを表す分散値を算出する分散値算出処理と、上記画素ごとに、上記画素領域における最大画素値と最小画素値との差分値を算出する差分値算出処理と、のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、上記画像信号においてノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う判定手段と、この判定手段による判定結果に基づいて、上記画像信号に含まれるノイズを低減させるノイズ低減手段とを備えたものである。
本発明の画像表示装置は、上記判定手段と、上記ノイズ低減手段と、このノイズ低減手段によるノイズ低減後の画像信号に基づいて画像表示を行う表示手段とを備えたものである。
本発明の再生装置は、所定の記録媒体に記録された画像信号の再生を行う再生手段と、この再生手段により再生された画像信号において、ノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う判定手段と、この判定手段による判定結果に基づいて、上記画像信号に含まれるノイズを低減させるノイズ低減手段とを備えたものである。
本発明の受信装置は、外部から送信された画像信号を受信する受信手段と、この受信手段により受信された画像信号において、ノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う判定手段と、この判定手段による判定結果に基づいて、上記画像信号に含まれるノイズを低減させるノイズ低減手段とを備えたものである。
本発明の信号処理装置、画像表示装置、再生装置および受信装置では、上記エッジ検出処理、上記分散値算出処理および上記差分値算出処理のうちの少なくとも2つの処理が並列してなされることにより、画像信号においてノイズが含まれる画素領域の判定処理が行われる。そしてその判定結果に基づいて、画像信号に含まれるノイズが低減される。したがって、従来のように、エッジ検出処理を含む複数の処理を逐次的に行うことによってノイズが含まれる画素領域を判定する場合と比べ、ノイズ低減処理全体としての遅延段数が減少し、低遅延でのノイズ低減処理が実現される。
本発明の信号処理装置、画像表示装置、再生装置または受信装置によれば、上記エッジ検出処理、上記分散値算出処理および上記差分値算出処理のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことによって、画像信号においてノイズが含まれる画素領域の判定処理を行うようにしたので、従来と比べ、低遅延でのノイズ除去処理を実現することができる。よって、モスキートノイズの低減処理を、従来よりも高速化させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像表示装置(TV(TeleVision)装置1)の全体構成を表すものである。このTV装置1は、アンテナ11と、チューナ12と、デコーダ13と、本発明の一実施の形態に係る信号処理装置(モスキートノイズ低減部14)と、画像処理部15と、表示部16とを備えている。
アンテナ11は、テレビ信号を受信するものである。また、チューナ12は、受信されたテレビ信号を復調し、エンコードされたデジタル映像信号として出力するものである。
デコーダ13は、入力した上記デジタル映像信号に対して所定のデコード処理(例えば、MPEGデコード処理などのデコード処理)を行うことにより、画像信号Din(輝度信号)を生成し、出力するものである。
モスキートノイズ低減部14は、デコーダ13から入力される画像信号Dinに含まれるモスキートノイズの低減処理を行うことにより、そのモスキートノイズ低減後の画像信号Dout(輝度信号)を生成し、画像処理部15へと出力するものである。なお、このモスキートノイズ低減部14の詳細構成については、後述する。
画像処理部15は、モスキートノイズ低減部14から出力される画像データDoutに対して所定の画像処理(例えば、デイインタレース処理、解像度変換処理、オーバードライブ処理など)を施すものである。
表示部16は、画像処理部15から出力される画像データに基づいて画像表示を行うものである。この表示部16は、例えば、OLED(Organic Light-emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等により構成される。
次に、図1に加え、図2〜図7を参照して、モスキートノイズ低減部14の構成について、詳細に説明する。
モスキートノイズ低減部14は、図1に示したように、エッジ検出部141と、分散値算出部142と、差分値算出部143と、水平方向モスキートノイズ検出部144と、垂直方向モスキートノイズ検出部145と、モスキートノイズ低減フィルタ部146とを有している。そして以下説明するように、エッジ検出部141によるエッジ検出処理、分散値算出部142による分散値算出処理、および差分値算出部143による差分値算出処理の3つの処理を並列して行うことにより、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145において、画像データDinに基づく画像における水平方向および垂直方向のそれぞれに沿って、モスキートノイズが含まれる画素領域の判定処理を互いに独立して行うようになっている。
エッジ検出部141は、例えば図2中の符号P1で示したように、画像の水平方向に沿って、入力された画像データDinにおけるエッジを検出し、その検出結果を、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145へそれぞれ出力するものである。すなわち、背景が平坦(特徴があまり無い)かつエッジ近傍で微小にばらついているノイズのうち、エッジについて検出するものである。これは、モスキートノイズの特徴として、エッジ近傍で周辺がフラットな部分に出現することから、エッジの情報が必要となるためである。このようなエッジ検出部141としては、例えば、一次微分や二次微分などのエッジ検出装置を利用することができる。なお、本実施の形態では、例えば図2中の符号P2で示したような垂直方向に沿ったエッジ検出はなされないようになっており、これによりラインメモリが不要となっている。
図3は、エッジ検出部141によるエッジ検出動作について表したものであり、(A)は水平方向に沿った画像信号Din(画素値)を、(B)はエッジ検出信号(ON/OFFを表す信号)を、(C)はエッジマスク信号(ON/OFFを表す信号)を、(D)はエッジおよびエッジ近傍以外の画素領域を示す信号(ON/OFFを表す信号)を、それぞれ表している。なお、図3中の横軸は、水平方向の画素位置を表している。
このエッジ検出部141では、例えば図3(A)に示した画像信号Dinが入力されると、図3(B)に示したように、そのエッジ部分(図中の画素位置P32〜P33,P34〜P35の部分)によってエッジ検出信号が生成され、それに基づき、図3(C)に示したように、エッジを含まない画素領域がエッジマスク信号として生成されると共に、図3(D)に示したようなエッジおよびエッジ近傍以外の画素領域を示す信号が生成される。そして、エッジマスク信号が水平方向モスキートノイズ検出部144へ出力されると共に、エッジおよびエッジ近傍以外の画素領域を示す信号が垂直方向モスキートノイズ検出部145へ出力される。
分散値算出部142は、入力された画像データDinを構成する画素ごとに、注目画素およびその周辺画素からなる画素領域における画素値の散らばりの度合いを表す分散値を算出し、その算出結果を、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145へそれぞれ出力するものである。すなわち、背景が平坦(特徴があまり無い)かつエッジ近傍で微小にばらついているノイズのうち、ばらつきを検出するものであり、画像データがばらついている部分を検出することによって、モスキートノイズが視覚的に目立つ場所(例えば、図4中の符号P4で示したように、空のような特徴の無い部分に現れるモスキートノイズ)の特定を行うようになっている。
具体的には、分散値算出部142は、例えば以下の(1)式および(2)式で示したようにして、注目画素およびその周辺の複数画素からなる画素領域における画素値の分散値Yを算出している。なお、これらの式中において、Yは注目画素における分散値を、NはYを求める際に使用する画素数を、xiはi番目の画素の画素値を、x−はN個の画素の画素値の平均を、それぞれ表している。このようにして算出された分散値Yは、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145へそれぞれ出力される。
Figure 2009225299
差分値算出部143は、例えば図5に示したように、画素ごとに、注目画素およびその周辺の複数画素からなる画素領域における最大画素値(例えば、画素値Xn+3)と最小画素値(例えば、画素値Xn-2)との差分値(例えば、差分値Diff=Xn+3−Xn-2)を算出し、その算出結果(差分値)を、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145へそれぞれ出力するものである。すなわち、背景が平坦(特徴があまり無い)かつエッジ近傍で微小にばらついているノイズのうち、微小振幅を検出するものである。これは、微小振幅(モスキートノイズ)以外のデータのある部分(テクスチャー)などとの切り分けを行うためである。なお、図5中の横軸は水平方向の画素位置を、縦軸は画素値を、それぞれ表している。
水平方向モスキートノイズ検出部144は、互いに並列して出力される、エッジ検出部141でのエッジ検出処理の検出結果、分散値算出部142での分散値算出処理の算出結果、および差分値算出部143での差分値算出処理の算出結果に基づいて、画像データDinに基づく画像における水平方向に沿って、モスキートノイズが含まれる画素領域の判定処理を行うものである。
図6は、水平方向モスキートノイズ検出部144によるモスキートノイズ検出動作について表したものであり、(A)は水平方向に沿った画像信号Din(画素値)を、(B)はエッジマスク信号(ON/OFFを表す信号)を、(C)は差分値信号に対して閾値処理を行った信号(ON/OFFを表す信号)を、(D)は分散値信号に対して閾値処理を行った信号(ON/OFFを表す信号)を、(E)は水平方向モスキートノイズ検出信号(ON/OFFを表す信号)を、それぞれ表している。なお、図6中の横軸は、水平方向の画素位置を表している。
この水平方向モスキートノイズ検出部144では、例えば図6(A)に示したような画像信号Dinの場合において、図6(B)に示したようなエッジマスク信号がエッジ検出部141から入力され、図6(C)に示したような差分値信号が差分値算出部143から入力され、図6(D)に示したような分散値信号が入力されると、これら3つの信号を組み合わせる(例えば、論理積を取る)ことにより、例えば図6(E)に示したような、水平方向モスキートノイズ検出信号(図中の画素位置P52〜P53の部分)が生成され、モスキートノイズ低減フィルタ部146へ出力される。これにより、エッジ近傍で振動しており微小振幅という特徴を有するモスキートノイズの検出が可能となり、水平方向に現れるモスキートノイズの検出結果が、モスキートノイズ除去フィルタ部146へ出力されることになる。
垂直方向モスキートノイズ検出部145も同様に、互いに並列して出力される、エッジ検出部141でのエッジ検出処理の検出結果、分散値算出部142での分散値算出処理の算出結果、および差分値算出部143での差分値算出処理の算出結果に基づいて、画像データDinに基づく画像における水平方向に沿って、モスキートノイズが含まれる画素領域の判定処理を行うものである。
図7は、垂直方向モスキートノイズ検出部145によるモスキートノイズ検出動作について表したものであり、(A)は水平方向に沿った画像信号Din(画素値)を、(B)はエッジおよびエッジ近傍以外の画素領域を示す信号(ON/OFFを表す信号)を、(C)は差分値信号に対して閾値処理を行った信号(ON/OFFを表す信号)を、(D)は分散値信号に対して閾値処理を行った信号(ON/OFFを表す信号)を、(E)は垂直方向モスキートノイズ検出信号(ON/OFFを表す信号)を、それぞれ表している。なお、図7中の横軸は、水平方向の画素位置を表している。
この垂直方向モスキートノイズ検出部145では、例えば図7(A)に示したような画像信号Dinの場合において、図7(B)に示したようなエッジおよびエッジ近傍以外の画素領域を示す信号がエッジ検出部141から入力され、図7(C)に示したような差分値信号が差分値算出部143から入力され、図7(D)に示したような分散値信号が入力されると、これら3つの信号を組み合わせる(例えば、論理積を取る)ことにより、例えば図7(E)に示したような、垂直方向モスキートノイズ検出信号(図中の画素位置P62〜P63の部分)が生成され、モスキートノイズ低減フィルタ部146へ出力される。これにより、振動しており微小振幅という特徴を有するモスキートノイズの検出が可能となり、ラインメモリを使用することなく垂直方向に現れるモスキートノイズが検出され、モスキートノイズ除去フィルタ部146へ出力されることになる。
モスキートノイズ低減フィルタ部146は、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145によるモスキートノイズの検出結果(モスキートノイズが含まれる画素領域の判定結果)に基づいて、画像データDinに含まれるノイズを低減させるフィルタ部である。具体的には、水平方向モスキートノイズ検出部144から出力される水平方向モスキートノイズの検出信号と、垂直方向モスキートノイズ検出部145から出力される垂直方向モスキートノイズ検出信号との論理和に基づいて、フィルタ処理を行う。この際、これらの検出信号がOFFのとき(「L(ロー)」のとき)は、画像データDinの原信号を用いると共に、これらの検出信号がONのとき(「H(ハイ)」のとき)は、フィルタ処理を施したものを用いることにより、信号の切り替え処理を行っている。これにより、エッジ部分が画像データDinの原信号に残ることで影響を受けず、エッジの形状を保持したフィルタリング結果が得られ、エッジの近傍に発生するモスキートノイズのみが低減(または除去)されることとなる。
ここで、エッジ検出部141、分散値算出部142、差分値算出部143、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145が、本発明における「判定手段」の一具体例に対応する。また、モスキートノイズ低減フィルタ部146が、本発明における「ノイズ低減手段」の一具体例に対応する。
次に、本実施の形態のTV装置1の動作について詳細に説明する。
このTV装置1では、アンテナ11において外部から送信されたテレビ信号が受信され、チューナ12においてそのテレビ信号が復調されてエンコードされたデジタル映像信号が生成され、そのデジタル映像信号がデコーダ13においてデコード処理されることにより、画像データDinが生成される。次に、この画像データDinがモスキートノイズ低減部14へ入力され、画像信号Dinに含まれるモスキートノイズの低減処理がなされることにより、モスキートノイズ低減後の画像信号Doutが生成され、画像処理部15へ出力される。そして、この画像処理部15において、画像データDoutに対する所定の画像処理が施され、表示部16において、そのような画像処理後の画像データに基づく画像表示が行われる。
その際、本実施の形態のモスキートノイズ低減部14では、エッジ検出部141によるエッジ検出処理、分散値算出部142による分散値算出処理、および差分値算出部143による差分値算出処理の3つの処理が並列してなされると共に、これらの検出結果および算出結果を基に、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145において、画像データDinにおけるモスキートノイズが含まれる画素領域の判定処理がなされる。したがって、従来のように、エッジ検出処理を含む複数の処理を逐次的に行うことによってモスキートノイズが含まれる画素領域を判定する場合と比べ、ノイズ低減処理全体としての遅延段数が減少し、低遅延でのノイズ低減処理が実現される。
ここで、図8〜図12は、本実施の形態のモスキートノイズ低減部14によるモスキートノイズ低減処理の効果の例をいくつか示したものであり、各図において、(A)はモスキートノイズ低減処理の実行前の画像を、(B)はモスキートノイズ低減処理の実行後の画像を、それぞれ表している。これら図8〜図12により、本実施の形態のモスキートノイズ低減部14によるモスキートノイズ低減処理によって、実際にモスキートノイズが低減または除去されていることが分かる。
以上のように本実施の形態では、モスキートノイズ低減部14において、エッジ検出部141によるエッジ検出処理、分散値算出部142による分散値算出処理、および差分値算出部143による差分値算出処理の3つの処理を並列して行うと共に、これらの検出結果および算出結果を基に、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145において、画像データDinにおけるモスキートノイズが含まれる画素領域の判定処理を行うようにしたので、従来と比べ、低遅延でのノイズ除去処理を実現することができる。よって、モスキートノイズの低減処理を、従来よりも高速化させることが可能となる。
また、エッジ検出部141、分散値算出部142および差分値算出部143の構成を、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145において共通化するようにしたので、水平方向および垂直方向のそれぞれに沿って、モスキートノイズが含まれる画素領域の判定処理を互いに独立して行いつつ、回路規模を縮小化することが可能となる。
また、垂直方向のモスキートノイズの検出において、従来の手法では、垂直方向にも同様なエッジ検出を行っていたため、ブロック単位またはライン単位で大量な画素値をメモリに記憶させる必要が生じ、回路規模の増大の原因となっていた。これに対し、本実施の形態のモスキートノイズ低減部14では、垂直方向のモスキートノイズを平坦かつ微小に振動している信号として検出するようにしたので、メモリなどの記憶素子が不要となり、簡易的な回路での実現が可能となると共に、回路規模の縮小化も可能となる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、エッジ検出部141によるエッジ検出処理、分散値算出部142による分散値算出処理、および差分値算出部143による差分値算出処理の3つの処理を並列して行うことにより、水平方向および垂直方向に沿った判定処理を行う場合について説明したが、例えば図13に示したモスキートノイズ低減部14A(変形例1)のように、上記エッジ検出処理および上記差分値算出処理の2つの処理を並列して行うことにより、水平方向モスキートノイズ検出部144Aにおいて、水平方向に沿った判定処理を行うようにしてもよい。このように構成した場合、エッジ近傍の微小振幅な信号のみを検出すると共にこれら2つの信号の組み合わせ(例えば、論理積を取る)により、エッジ検出によるエッジ近傍のマスク領域から、微小振幅な信号のみを検出し、領域を絞り込むこととなる。また、例えば図14に示したモスキートノイズ低減部14B(変形例2)のように、上記エッジ検出処理および上記分散値算出処理の2つの処理を並列して行うことにより、水平方向モスキートノイズ検出部144Bにおいて、水平方向に沿った判定処理を行うようにしてもよい。このように構成した場合、エッジ近傍のばらついている信号のみを検出すると共にこれら2つの信号の組み合わせ(例えば、論理積を取る)により、エッジ検出によるエッジ近傍のマスク領域から、ばらついている信号のみを検出し、領域を絞り込むこととなる。さらに、より一般的には、上記エッジ検出処理、上記分散値算出処理および上記分散値算出処理のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、水平方向に沿った判定処理を行うようにしてもよい。ただし、上記実施の形態では、エッジ近傍かつデータとしてばらつきがありかつ微小振幅な信号部分を検出すると共に、エッジ検出によるエッジ近傍のマスク領域から、微小振幅かつばらついている信号を取り出すようになっているため、上記のように2つの処理を並列して行うことによって水平方向に沿った判定処理を行う場合と比べ、平坦部分との検出の切り分けができるようになるため、検出の精度が向上することになる。
また、上記実施の形態では、例えば図15に示したモスキートノイズ低減部14C(変形例3)のように、上記分散値算出処理および上記差分値算出処理の2つの処理を並列して行うことにより、垂直方向に沿った判定処理を行うようにしてもよい。このように構成した場合、エッジ情報を用いずに、モスキートノイズの特徴である、平坦であるがばらついていて微小振幅な信号を抽出することとなるため、垂直方向のエッジの検出を行うことなく、上記の特徴のみを捉え検出することが可能となる。また、より一般的には、上記エッジ検出処理、上記分散値算出処理および上記分散値算出処理のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、垂直方向に沿った判定処理を行うようにしてもよい。ただし、上記実施の形態では、水平検出で用いたエッジ検出領域以外の領域を用いて判定処理を行うため、上記のように2つの処理を並列して行うことによって垂直方向に沿った判定処理を行う場合と比べ、水平検出と垂直検出との切り分けを行うことで、水平検出への悪影響をなくすことが可能となる。
また、上記実施の形態では、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145において判定処理を行う場合について説明したが、例えば、図16(A)に示したモスキートノイズ低減部14D(変形例4)や、図16(B)に示したモスキートノイズ低減部14E(変形例5)のように、水平方向モスキートノイズ検出部144および垂直方向モスキートノイズ検出部145のうちの一方のみを設けると共に、この一方による判定処理の結果に基づいて、モスキートノイズ低減フィルタ部146D,146Eにおいてノイズ低減処理を行うようにしてもよい。また、これら変形例4,5の場合においても、上記変形例1〜3のように、上記エッジ検出処理、上記分散値算出処理および上記差分値算出処理のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、水平方向または垂直方向に沿った判定処理を行うようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、本発明の信号処理装置の適用例として、画像処理装置としてのTV装置1を挙げて説明したが、本発明の信号処理装置は、例えば図17〜図19に示したような他の装置にも適用することが可能である。具体的には、図17は、本発明の一実施の形態に係る再生装置(データ記録再生装置2)の全体ブロック構成を表したものである。このデータ記録再生装置2は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)等の記録再生媒体に対する画像データの記録および再生を行う記録再生装置であり、アンテナ11と、チューナ12と、DVD等の記録媒体に記録された画像データの再生を行うデータ記録再生部20(本発明における「再生手段」の一具体例に対応)と、MPEGデコーダ13Aと、上記実施の形態で説明したモスキートノイズ低減部14と、画像処理部15と、ビデオ出力信号Voutを出力する映像信号出力部17とを備えている。また、図18は、本発明の他の実施の形態に係る再生装置(データ再生装置3)の全体ブロック構成を表したものである。このデータ再生装置3は、例えばDVD等の記録媒体から画像データの再生を行う再生装置であり、DVD等の記録媒体に記録された画像データの再生を行うデータ再生部30(本発明における「再生手段」の一具体例に対応)と、MPEGデコーダ13Aと、モスキートノイズ低減部14と、画像処理部15と、映像信号出力部17とを備えている。また、図19は、本発明の一実施の形態に係る受信装置(セットトップボックス装置4)の全体ブロック構成を表したものである。このセットトップボックス装置4は、外部から送信された画像データを受信するアンテナ11およびチューナ12(本発明における「受信手段」の一具体例に対応)と、MPEGデコーダ13Aと、モスキートノイズ低減部14と、映像信号出力部17とを備えている。なお、図17〜図19に示したデータ記録再生装置2、データ再生装置3およびセットトップボックス装置4において、上記実施の形態で説明したモスキートノイズ低減部14の代わりに、上記変形例1〜5に係るモスキートノイズ低減部14A〜14Eを用いるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る画像表示装置の全体構成を表すブロック図である。 図1に示したエッジ検出部の動作を説明するための写真図である。 図1に示したエッジ検出部の動作を説明するための波形図である。 図1に示した分散値算出部の動作を説明するための写真図である。 図1に示した差分値算出部の動作を説明するための模式図である。 図1に示した水平方向モスキートノイズ検出部の動作を説明するための波形図である。 図1に示した垂直方向モスキートノイズ検出部の動作を説明するための波形図である。 図1に示したモスキートノイズ低減部による効果の一例を示す写真図である。 図1に示したモスキートノイズ低減部による効果の他の例を示す写真図である。 図1に示したモスキートノイズ低減部による効果の他の例を示す写真図である。 図1に示したモスキートノイズ低減部による効果の他の例を示す写真図である。 図1に示したモスキートノイズ低減部による効果の他の例を示す写真図である。 本発明の変形例1に係るモスキートノイズ低減部の構成を表すブロック図である。 本発明の変形例2に係るモスキートノイズ低減部の構成を表すブロック図である。 本発明の変形例3に係るモスキートノイズ低減部の構成を表すブロック図である。 本発明の変形例4,5に係るモスキートノイズ低減部の構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る再生装置の全体構成を表すブロック図である。 本発明の他の実施の形態に係る再生装置の全体構成を表すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る受信装置の全体構成を表すブロック図である。 モスキートノイズの一例を示す写真図である。
符号の説明
1…TV装置、11…アンテナ、12…チューナ、13…デコーダ、13A…MPEGデコーダ、14,14A〜14E…モスキートノイズ低減部、141…エッジ検出部、142…分散値算出部、143…差分値算出部、144,144A,144B…水平方向モスキートノイズ検出部、145,145C…垂直方向モスキートノイズ検出部、146,146D,146E…モスキートノイズ低減フィルタ部、15…画像処理部、16…表示部、17…映像信号出力部、2…データ記録再生装置、20…データ記録再生部、3…データ再生装置、30…データ再生部、4…セットトップボックス装置、Din,Dout…画像データ(輝度信号)、Vout…ビデオ信号、P31〜P35,P51〜P54,P61〜P63…画素位置、X…画素値、Diff…差分値。

Claims (11)

  1. 画像信号からエッジを検出するエッジ検出処理と、前記画像信号を構成する画素ごとに、注目画素およびその周辺画素からなる画素領域における画素値の散らばりの度合いを表す分散値を算出する分散値算出処理と、前記画素ごとに、前記画素領域における最大画素値と最小画素値との差分値を算出する差分値算出処理と、のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、前記画像信号においてノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記画像信号に含まれるノイズを低減させるノイズ低減手段と
    を備えたことを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記判定処理を、前記画像信号に基づく画像における水平方向および垂直方向のそれぞれに沿って、互いに独立して行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記エッジ検出処理および前記差分値算出処理の2つの処理を並列して行うことにより、前記水平方向に沿った判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  4. 前記判定手段は、前記エッジ検出処理および前記分散値算出処理の2つの処理を並列して行うことにより、前記水平方向に沿った判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  5. 前記判定手段は、前記エッジ検出処理、前記分散値算出処理および前記差分値算出処理の3つの処理を並列して行うことにより、前記水平方向に沿った判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  6. 前記判定手段は、前記分散値算出処理および前記差分値算出処理の2つの処理を並列して行うことにより、前記垂直方向に沿った判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  7. 前記判定手段は、前記エッジ検出処理、前記分散値算出処理および前記差分値算出処理の3つの処理を並列して行うことにより、前記垂直方向に沿った判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  8. 前記判定手段は、前記エッジ検出処理、前記分散値算出処理および前記差分値算出処理の3つの処理を並列して行うことにより、前記水平方向に沿った判定処理および前記垂直方向に沿った判定処理を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  9. 画像信号からエッジを検出するエッジ検出処理と、前記画像信号を構成する画素ごとに、注目画素およびその周辺画素からなる画素領域における画素値の散らばりの度合いを表す分散値を算出する分散値算出処理と、前記画素ごとに、前記画素領域における最大画素値と最小画素値との差分値を算出する差分値算出処理と、のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、前記画像信号においてノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記画像信号に含まれるノイズを低減させるノイズ低減手段と、
    前記ノイズ低減手段によるノイズ低減後の画像信号に基づいて画像表示を行う表示手段と
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  10. 所定の記録媒体に記録された画像信号の再生を行う再生手段と、
    前記再生手段により再生された画像信号からエッジを検出するエッジ検出処理と、前記画像信号を構成する画素ごとに、注目画素およびその周辺画素からなる画素領域における画素値の散らばりの度合いを表す分散値を算出する分散値算出処理と、前記画素ごとに、前記画素領域における最大画素値と最小画素値との差分値を算出する差分値算出処理と、のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、前記画像信号においてノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記画像信号に含まれるノイズを低減させるノイズ低減手段と
    を備えたことを特徴とする再生装置。
  11. 外部から送信された画像信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像信号からエッジを検出するエッジ検出処理と、前記画像信号を構成する画素ごとに、注目画素およびその周辺画素からなる画素領域における画素値の散らばりの度合いを表す分散値を算出する分散値算出処理と、前記画素ごとに、前記画素領域における最大画素値と最小画素値との差分値を算出する差分値算出処理と、のうちの少なくとも2つの処理を並列して行うことにより、前記画像信号においてノイズが含まれる画素領域の判定処理を行う判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記画像信号に含まれるノイズを低減させるノイズ低減手段と
    を備えたことを特徴とする受信装置。
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