JP2009225158A - 移動体通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】経路最適化のためのトラフィックの削減を図ることができる移動体通信システムを得る。
【解決手段】ホームアドレスHoA1を有し、サブネットワークMNP1を収容しているモバイルルータMR1と、MR1を管理するホームエージェントHA1と、HoA2を有し、MNP2を収容しているMR2と、MR2を管理するHA2とを備え、MR2に接続した通信端末MNNが通信相手CNと通信を行う場合、MR1が、配下のネットワークにインターネットに直接接続可能なことを広告し、MR1に接続したMR2が、前記広告により、MR1の配下に接続したことを認識し、MR2が、MR1に対して位置登録に必要な情報を通知し、MR1は、MR2のHoA2、HA2、及びMNP2の対応を学習し、MR1が、HoA1をHA2に知られることなく、HA2に対してMR2の代理で位置登録を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、異なるホームエージェント(Home Agent)で管理されるモバイルルータ(Mobile Router)又は移動IP端末(Mobile Node)が階層的に接続された状況において、最上位のモバイルルータが代理で位置登録を行うことにより、冗長経路の軽減、経路最適化のためのトラフィック、ホームエージェントの負荷軽減を実現する移動体通信システムに関するものである。
インターネット(Internet)などIP(Internet Protocol)アドレスで通信を行う場合、IPアドレスはネットワークトポロジに従って割当てられているため、IP端末はネットワークへの接続ポイントに応じてトポロジ上正しいIPアドレスに変更しなくては通信することができない。そこで、IPレイヤでの移動管理を行い、移動IP端末が接続ポイントを移動して接続するサブネットワークプレフィクスが変更した場合でも、移動IP端末に割当てられたIPアドレス(ホームアドレスHoA(Home Address))を変更することなく通信を継続するための方法としてモバイルIP(Mobile IP)があり、IETFにおいて、モバイルIPv4(Mobile IPv4)はRFC3344、モバイルIPv6(Mobile IPv6)はRFC3775で標準化されている(IETF: Internet Engineering Task Force: http://www.ietf.org/)。
モバイルIPでは、移動IP端末MN(Mobile Node)がホームリンク(Home Link)以外の外部ネットワーク(Foreign Network)に移動した状態において、外部ネットワークのサブネットワークプレフィクスをネットワーク識別子とする気付アドレスCoA(Care-of Address)をホームエージェントHA(Home Agent)に登録することにより、移動IP端末MNは割当てられたホームアドレスHoAを変更することなく、通信相手CN(Correspond Node)との通信を継続することが可能である。この気付アドレスCoAは、移動IP端末MNが接続した外部ネットワークで使用する一時的なIPアドレスである。
NEMOベーシックサポートプロトコル(Network Mobility(NEMO) Basic Support Protocol)(RFC3963)では、配下に複数のサブネットを収容するモバイルルータMR(Mobile Router)がモバイルIPの移動IP端末機能をもつことにより、ネットワークモビリティを実現する。NEMOベーシックサポートプロトコルでは、モバイルIPの位置登録メッセージであるビンディングアップデートBU(Binding Update)に対して、モバイルルータMRが収容するサブネットワークMNP(Mobile Network Prefix)を追加する拡張を行う。これにより、サブネットワークMNPに属する端末MNN(Mobile Network Node)は、モバイルルータMRが移動しても、端末MNN自身が位置登録などのシグナリングを実施することなく通信を継続することが可能である。端末MNNは、IPアドレスのネットワーク識別子(ネットワークプレフィクス)部分がサブネットワークMNPと一致するIPアドレスを持つ端末である。
NEMOベーシックサポートプロトコルのメリットとしては、列車のように複数の移動体端末が同時に移動する場合、モバイルIPでは個々の移動体端末がいっせいに位置登録を行うことになるが、NEMOベーシックサポートプロトコルを用いることにより、列車にモバイルルータMRを搭載し個々の移動体端末を端末MNNとすることで、モバイルルータMRが移動してもモバイルルータMRが位置登録を行うことにより、各端末MNNは通信を継続することが可能であることがあげられる。
NEMOベーシックサポートプロトコルのデメリットとして、モバイルIPでは移動IP端末MN−通信相手CN間の経路最適化が規定されているのに対して、NEMOベーシックサポートプロトコルでは、各端末MNN−通信相手CN間の経路最適化は規定されておらず、モバイルルータMRとそれを管理するホームエージェントHAとの間でカプセル化トンネルを形成し、端末MNNと、各端末MNNの通信相手とのパケットは必ずこのモバイルルータMR−ホームエージェントHA間のトンネルを経由して送受信が行われることがあげられる。しかし、NEMOベーシックサポートプロトコルで端末MNN−通信相手CN間の経路最適化を行う場合には、モバイルルータMRが移動するたびに各端末MNNとそれぞれの通信相手CN間で経路最適化の手順を実施することになるため、NEMOベーシックサポートプロトコルのメリットが失われる。
図6は、従来の移動体通信システムの構成を示す図である。この図6は、個人の所有する端末で構築した移動ネットワークが、列車に乗る場合など、モバイルルータMR配下にモバイルルータMRが接続した場合を示している。
図6において、列車などに装備されるモバイルルータMR1は、ホームエージェントHA1によって管理されており、個人所有のモバイルルータMR2は、ホームエージェントHA2によって管理される。
モバイルルータMR1は、サブネットワークMNP1を収容し、モバイルルータMR2は、サブネットワークMNP2を収容している。IPアドレスHoA1(ホームアドレス)を持つモバイルルータMR1は、気付アドレスCoA1を取得して、インターネット(Internet)に接続し、ホームエージェントHA1−モバイルルータMR1間でカプセル化トンネルを形成しているとする。なお、図中、モバイルルータMR1にとってインターネットへの接続ポイントであるアクセスルータAR(Access Router)は省略している。
モバイルルータMR2がモバイルルータMR1に接続して通信を行うために、モバイルルータMR2は、その接続ポイントにおけるトポロジ上正しいアドレスとして、ネットワークプレフィクスがMNP1である気付アドレスCoA_mnp1を取得し、ホームエージェントHA2に位置登録を行う。このとき形成されるホームエージェントHA2−モバイルルータMR2間のカプセル化トンネルは、ホームエージェントHA1−モバイルルータMR1間のカプセル化トンネルを経由して形成される。従って、サブネットワークMNP2に属する端末MNNが通信相手CNと通信を行う場合のパケットは、モバイルルータMR2−モバイルルータMR1−ホームエージェントHA1−ホームエージェントHA2を経由して伝送される。特に、モバイルルータMR1−ホームエージェントHA1間では、2重にカプセル化されたパケットとして伝送される。
列車に移動IP端末MNが接続する場合、すなわちモバイルルータMR2が移動IP端末MNである場合においても、同様のカプセル化トンネルが形成される。また、移動IP端末MN−通信相手CN間でモバイルIPv6の経路最適化を実施した場合においても、ホームエージェントHA1−モバイルルータMR1間のカプセル化トンネルを経由することになる。
上述のように、モバイルルータMRに移動IP端末MNや他のモバイルルータMRが接続する場合の冗長な経路を削減する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特許文献1の提案は、モバイルルータMR配下に移動IP端末MNが接続した場合において、移動IP端末MNがホームエージェントHA_移動IP端末MNに対して位置登録するのに加え、モバイルルータMRもホームエージェントHA_移動IP端末MNに位置登録を行うことにより、ホームエージェントHA_移動IP端末MN−モバイルルータMR間の経路最適化を行うものである。
特許文献2の提案は、階層的にモバイルルータMRが接続された場合において、カプセル化されたパケットを解除する際、外部パケットと内部パケットの送信元アドレスが異なる場合には、内部パケットの送信元アドレスに対して位置登録を行うことにより、モバイルルータMR−通信相手CN間の経路最適化を行うものである。
特許文献3の提案は、階層的にモバイルルータMRが接続された場合において、最上位のモバイルルータMRが下位のモバイルルータMRに対してホームアドレスHoAを広告し、下位のモバイルルータMRが広告されたホームアドレスHoAを気付アドレスCoAとして使用し、また通信相手CNに対して位置登録を行うことにより、通信相手CN−移動IP端末MN間の経路最適化を行うものである。
また、特許文献4では、モバイルIPv6で規定されているリターンルータビリティRR(Return Routability)手順をNEMOベーシックサポートプロトコルに応用し、端末MNN−通信相手CN間で認証済みの経路を設定することが記載されている。さらに、特許文献5では、階層的にモバイルルータMRが接続された場合において、最上位のモバイルルータMRが下位のモバイルルータMRの代理で、最上位のモバイルルータMRのホームアドレスを含めた位置登録を行うことで、最上位MR−下位MRのホームエージェントHA間の経路最適化を行うものである。
特開2003−60683号公報 特開2005−33469号公報 特開2005−33470号公報 特表2007−501554号公報 特開2006−5607号公報 RFC3344 "IP Mobility Support for IPv4", URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc3344.txt RFC3775 "Mobility Support in IPv6",URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc3775.txt RFC3963 "Network Mobility (NEMO) Basic Support Protocol",URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc3963.txt
図6に示したように、階層的にモバイルルータMRまたは移動IP端末MNが接続される場合、最上位のモバイルルータMR1とホームエージェントHA1間では多重カプセル化されたパケットで伝送され、それぞれのモバイルルータMRとホームエージェントHAを経由した冗長経路となる。このことは、ネットワークリソースの浪費につながり、またモバイルルータMR1がインターネットへ接続している回線の回線容量を圧迫する。さらに、最上位のモバイルルータMR1配下に接続するすべてのモバイルルータMR、移動IP端末MN、端末MNNのシグナリングトラフィックおよびユーザトラフィックがホームエージェントHA1を経由するため、ホームエージェントHA1の処理負荷は接続する端末数に比例して増大するという問題点があった。
また、任意の階層に接続された端末MNNまたは移動IP端末MNが、それぞれの通信相手CNとの間で経路最適化を実施した場合、最上位のモバイルルータMR1が移動するたびに、各端末MNNまたは移動IP端末MNが経路最適化手順を実施しなくてはならず、これもモバイルルータMR1がインターネットへ接続している回線の回線容量を圧迫するという問題点があった。
特許文献2及び特許文献3では、通信相手CNとの間で経路最適化を行うため、移動のたびに経路最適化手順を実施しなくてはならない。また、特許文献2においては、モバイルルータMR1−ホームエージェントHA1間で多重カプセル化されたパケットで伝送を行う必要がある。特許文献1では、ホームエージェントHA_移動IP端末MN−移動IP端末MN間で経路最適化を行うために2回の位置登録が必要である。このことは、移動してから位置登録が完了し通信が再開できるまでの時間(通信断となる時間)を増大させる。
さらに、モバイルルータMRを列車や航空機などの公共性の高い移動体に装備する場合、そのホームアドレスHoAや収容するサブネットワークMNPの構成が第三者に容易に露呈することはセキュリティ上好ましくない。特に、ホームアドレスHoAが第三者に知られた場合は、DoS攻撃の対象となることも想定される。さらに、特許文献5では、最上位のモバイルルータMRのホームアドレスHoAが、第三者に露呈することになり、セキュリティ上好ましくない。また、位置登録メッセージに拡張が必要である。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、階層的にモバイルルータ又は移動IP端末が接続された状況で、経路制御において、冗長経路の軽減を図ることができ、経路最適化のためのトラフィックの削減を図ることができ、最上位モバイルルータを管理するホームエージェントに対する負荷軽減を図ることができ、かつ最上位モバイルルータのアドレス構成を第三者に露呈しないようにすることができる移動体通信システムを得るものである。
この発明に係る移動体通信システムは、モバイルルータ又は移動IP端末が階層的に接続された移動体通信システムであって、第1のホームアドレスを有し、第1のサブネットワークを収容している最上位のモバイルルータと、前記最上位のモバイルルータを管理する第1のホームエージェントと、第2のホームアドレスを有し、第2のサブネットワークを収容している下位のモバイルルータ又は移動IP端末と、前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末を管理する第2のホームエージェントとを備え、前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末に接続し、ネットワークプレフィクスが前記第2のサブネットワークと等しいIPアドレスをもった通信端末が、インターネットに接続した通信相手と通信を行う場合、インターネットに直接接続可能な前記最上位のモバイルルータが、配下のネットワークにインターネットに直接接続可能なことを広告し、前記最上位のモバイルルータに接続した前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末が、前記広告により、前記最上位のモバイルルータの配下に接続したことを認識し、前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末が、前記最上位のモバイルルータに対して位置登録に必要な情報を通知し、前記最上位のモバイルルータは、前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末の前記第2のホームアドレス、前記第2のホームエージェント、及び前記第2のサブネットワークの対応を学習し、前記最上位のモバイルルータが、前記第1のホームアドレスを前記第2のホームエージェントに知られることなく、前記第2のホームエージェントに対して前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末の代理で位置登録を行うものである。
この発明に係る移動体通信システムは、階層的にモバイルルータ又は移動IP端末が接続された状況で、経路制御において、冗長経路の軽減を図ることができ、経路最適化のためのトラフィックの削減を図ることができ、最上位モバイルルータを管理するホームエージェントに対する負荷軽減を図ることができ、かつ最上位モバイルルータのアドレス構成を第三者に露呈しないようにすることができるという効果を奏する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る移動体通信システムについて図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る移動体通信システムの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図1において、図6と同様に、列車などに装備されるモバイルルータMR1のホームエージェントはHA1であり、例えば個人所有のモバイルルータMR2のホームエージェントはHA2である。
モバイルルータMR1のホームアドレスはHoA1であり、モバイルルータMR2のホームアドレスはHoA2である。モバイルルータMR1は、サブネットワークMNP1を収容し、モバイルルータMR2は、サブネットワークMNP2を収容している。また、モバイルルータMR2には、端末MNNが接続しており、この端末MNNは、ネットワークプレフィクスがMNP2と等しいIPアドレスをもった通信端末であり、通信相手CNと通信を行う。
つぎに、この実施の形態1に係る移動体通信システムの動作について図面を参照しながら説明する。図2は、この発明の実施の形態1に係る移動体通信システムのシーケンスを示す図である。
図2において、左から順に、端末MNN、モバイルルータMR2、モバイルルータMR1、アクセスルータAR、ホームエージェントHA1、ホームエージェントHA2、及び通信相手CNが並べられている。
モバイルルータMR1は、図2に示すように、NEMOベーシックサポートプロトコルの動作に従い、移動先での気付アドレスとしてCoA1を取得し、ホームエージェントHA1へビンディングアップデートBU(Binding Update)を送信して位置登録を行う。このホームエージェントHA1は、位置登録処理を行い、モバイルルータMR1へビンディングアクノレッジBA(Binding Acknowledge)を送信して応答する。この位置登録により、モバイルルータMR1−ホームエージェントHA1間でカプセル化トンネルが形成される。
すなわち、ホームエージェントHA1は、あて先HoA1、及びあて先MNP1のパケットを、気付アドレスCoA1宛にカプセル化して転送する。また、モバイルルータMR1は、モバイルルータMR1自身の送信パケット、及び配下のサブネットワークMNP1からのパケットを、ホームエージェントHA1宛にカプセル化して転送する。
この実施の形態1では、モバイルルータMR1は、図2に示すように、収容しているネットワークプレフィクスがMNP1であるサブネットワークに対して、インターネットに接続していることを広告するためのIGW(Internet Gateway)広告を定期的に送信する。このIGW広告は、サブネットワークMNP1を広告するために通常モバイルルータMR1が送信しているルータ広告(Router Advertisement)(RFC1256、RFC4861)に拡張を行ってもよいし、独自メッセージであってもかまわない。
モバイルルータMR2が移動してモバイルルータMR1に接続した場合、モバイルルータMR2は、図2に示すように、上記のIGW広告を受信して、他モバイルルータMR(この場合はモバイルルータMR1)配下に接続したことを認識する。
モバイルルータMR2は、他モバイルルータMR配下に接続したことを認識し、かつホームエージェントHA2との間で経路最適化を実施することを要望する場合には、通常のNEMOベーシックサポートプロトコルの動作を行わずに、図2に示すように、モバイルルータMR1に対して、代理で位置登録を要求するための代理要求を送信する。
この代理要求には、モバイルルータMR1がモバイルルータMR2の代理で位置登録を行うための情報が含まれる。すなわち、位置登録を行うホームエージェントHA2のアドレス、モバイルルータMR2のホームアドレスであるHoA2、モバイルルータMR2が収容するサブネットワークMNP2が含まれる。さらに、ホームエージェントHA2との間で認証や暗号化を行う場合には、その鍵など必要な情報も同時に通知する。
モバイルルータMR1は、上記代理要求を受信すると、ホームアドレスHoA2とホームエージェントHA2とサブネットワークMNP2の対応付けを学習し、図2に示すように、モバイルルータMR1−ホームエージェントHA2間のカプセル化トンネルを形成するための気付アドレスCoA_forMR2を新たに取得する。この気付アドレスCoA_forMR2は、気付アドレスCoA1と同じであってもかまわない。
モバイルルータMR1は、代理のビンディングアップデートBU(Binding Update)を生成し、図2に示すように、ホームエージェントHA2に対して代理ビンディングアップデートBU(Binding Update)を送信して位置登録を行う。このモバイルルータMR1は、この代理ビンディングアップデートBU(Binding Update)のホームアドレスディスティネーションオプション(Home Address Destination Option)にホームアドレスHoA1ではなくホームアドレスHoA2を設定する。これは、ホームエージェントHA2において、モバイルルータMR1のホームアドレスHoA1は管理対象ではないアドレスであるため、位置登録が拒否される可能性があるためである。
ホームエージェントHA2では、通常の位置登録処理を行い、図2に示すように、モバイルルータMR1へビンディングアクノレッジBA(Binding Acknowledge)を送信して応答する。この位置登録により、MR1−HA2間でカプセル化トンネルが形成される。
すなわち、ホームエージェントHA2は、あて先HoA2、及びあて先MNP2のパケットを、気付アドレスCoA_forMR2宛にカプセル化して転送する。また、モバイルルータMR1は、モバイルルータMR2自身の送信パケット、及び配下のサブネットワークMNP2からのパケットを、ホームエージェントHA2宛にカプセル化して転送する。
モバイルルータMR1は、上記位置登録が完了すると、図2に示すように、モバイルルータMR2からの代理要求に対する応答である、代理応答をモバイルルータMR2へ送信する。この代理応答では、ホームエージェントHA2への代理位置登録が成功したか否かの結果が通知される。
上記のモバイルルータMR1による代理位置登録が完了した場合、端末MNNから通信相手CN宛のパケット[送信元MNN あて先CN]は、モバイルルータMR2から同一リンク上のモバイルルータMR1に転送される。このモバイルルータMR1では、送信元MNNのアドレスはMNP2であるので、ホームエージェントHA2宛にカプセル化して転送する。
すなわち、モバイルルータMR1は、図2に示すように、端末MNNから通信相手CN宛のパケット[送信元MNN あて先CN]に対して、送信元CoA_forMR2、あて先HA2のIPヘッダを付与して転送する。
ホームエージェントHA2では、デカプセル化を行い、元のパケット[送信元MNN あて先CN]を取り出して通信相手CNに転送する。
通信相手CNから端末MNN宛のパケット[送信元CN あて先MNN]は、ホームエージェントHA2からあて先がMNP2であるので、気付アドレスCoA_forMR2宛にカプセル化して転送する。
すなわち、通信相手CNから端末MNN宛のパケット[送信元CN あて先MNN]に対して、送信元HA2、あて先CoA_forMR2のIPヘッダを付与して転送する。
モバイルルータMR1では、デカプセル化を行い、元のパケット[送信元CN あて先MNN]を取り出して、あて先MNNがサブネットワークMNP2であるので、学習した対応付けを参照してモバイルルータMR2宛に転送する。
この実施の形態1によれば、モバイルルータMR1−ホームエージェントHA1間の多重カプセル化が削減され、また、端末MNN−通信相手CN間のトラフィックはホームエージェントHA1を経由しないために冗長経路が軽減され、ホームエージェントHA1の負荷も軽減される。また、端末MNNが複数存在しそれぞれの通信相手CNと通信している場合でも、モバイルルータMR1の移動に伴う経路最適化のためのトラフィックは、ホームエージェントHA2に対する位置登録(更新)のみでよいため、通信相手CN毎に経路最適化を行う必要がない。(ただし、端末MNN−通信相手CN間で経路最適化を実施した場合と比較して、ホームエージェントHA2を経由する分だけ冗長経路となる。)
さらに、ホームアドレスHoA1およびモバイルルータMR1がサブネットワークMNP1を収容していることは、ホームエージェントHA1以外の第三者には露呈しておらず、セキュリティ上の問題も軽減される。
この実施の形態1では、モバイルルータMR1配下に他モバイルルータMRとしてモバイルルータMR2が接続した例を説明したが、モバイルルータMR1配下に移動IP端末MNが接続した場合においても、上記と同様の処理を実施することが可能である。ただし、その場合は、移動IP端末MNと通信相手CNが通信を行う。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る移動体通信システムについて図3及び図4を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施の形態2に係る移動体通信システムの構成を示す図である。
図3において、図1と同様に、列車などに装備されるモバイルルータMR1のホームエージェントはHA1であり、例えば個人所有のモバイルルータMR2のホームエージェントはHA2である。
モバイルルータMR1のホームアドレスはHoA1であり、モバイルルータMR2のホームアドレスはHoA2である。モバイルルータMR1は、サブネットワークMNP1を収容し、モバイルルータMR2は、サブネットワークMNP2を収容している。また、モバイルルータMR2には、端末MNNが接続しており、この端末MNNは、ネットワークプレフィクスがMNP2と等しいIPアドレスをもった通信端末であり、通信相手CNと通信を行う。
つぎに、この実施の形態2に係る移動体通信システムの動作について図面を参照しながら説明する。図4、この発明の実施の形態2に係る移動体通信システムのシーケンスを示す図である。
図4において、左から順に、端末MNN、モバイルルータMR2、モバイルルータMR1、アクセスルータAR、ホームエージェントHA1、ホームエージェントHA2、及び通信相手CNが並べられている。
モバイルルータMR1は、図4に示すように、NEMOベーシックサポートプロトコルの動作に従い、移動先での気付アドレスとしてCoA1を取得し、ホームエージェントHA1へビンディングアップデートBU(Binding Update)を送信して位置登録を行う。
ホームエージェントHA1は、位置登録処理を行い、図4に示すように、モバイルルータMR1へビンディングアクノレッジBA(Binding Acknowledge)を送信して応答する。この位置登録により、MR1−HA1間でカプセル化トンネルが形成される。
すなわち、ホームエージェントHA1は、あて先HoA1、及びあて先MNP1のパケットを、気付アドレスCoA1宛にカプセル化して転送する。また、モバイルルータMR1は、モバイルルータMR1自身の送信パケット、及び配下のサブネットワークMNP1からのパケットを、ホームエージェントHA1宛にカプセル化して転送する。
この実施の形態2では、モバイルルータMR1は、収容しているネットワークプレフィクスがMNP1であるサブネットワークに対して、図4に示すように、通常のルータ広告(Router Advertisement)(RFC1256、RFC4861)を送信する。
モバイルルータMR2が移動してモバイルルータMR1に接続した場合、モバイルルータMR2は、通常のNEMOベーシックサポートプロトコルの動作を行う。すなわち、モバイルルータMR2は、図4に示すように、ネットワークプレフィクスがMNP1であるような気付アドレスCoA2を取得し、ホームエージェントHA2へ位置登録を行うためのビンディングアップデートメッセージを作成して、送信する。
モバイルルータMR1は、モバイルルータMR2からのビンディングアップデートBU(Binding Update)を受信すると、配下に他モバイルルータMRが接続したことを認識し、ビンディングアップデートBU(Binding Update)から気付アドレスCoA2とホームアドレスHoA2とホームエージェントHA2とサブネットワークMNP2の対応付けを学習し、MR1−HA2間のカプセル化トンネルを形成するための気付アドレスCoA_forMR2を新たに取得する。この気付アドレスCoA_forMR2は、気付アドレスCoA1と同じであってもかまわない(図3、図4は気付アドレスCoA1を使用した場合を図示している)。
モバイルルータMR1は、代理のビンディングアップデートBU(Binding Update)を生成し、ホームエージェントHA2に対して代理ビンディングアップデートBU(Binding Update)を送信して位置登録を行う。
モバイルルータMR1は、この代理ビンディングアップデートBU(Binding Update)のホームアドレスディスティネーションオプション(Home Address Destination Option)にホームアドレスHoA1ではなくホームアドレスHoA2を設定する。これは、ホームエージェントHA2において、モバイルルータMR1のホームアドレスHoA1は管理対象ではないアドレスであるため、位置登録が拒否される可能性があるためである。
ホームエージェントHA2では、通常の位置登録処理を行い、図4に示すように、モバイルルータMR1へビンディングアクノレッジBA(Binding Acknowledge)を送信して応答する。この位置登録により、MR1−HA2間でカプセル化トンネルが形成される。
すなわち、ホームエージェントHA2は、あて先HoA2、及びあて先MNP2のパケットを、気付アドレスCoA_forMR2宛にカプセル化して転送する。また、モバイルルータMR1は、モバイルルータMR2自身の送信パケット、及び配下のサブネットワークMNP2からのパケットを、ホームエージェントHA2宛にカプセル化して転送する。
モバイルルータMR1は、上記位置登録が完了すると、モバイルルータMR2が送信したビンディングアップデートBU(Binding Update)に対する応答である、ビンディングアクノレッジBA(Binding Acknowledge)をモバイルルータMR2へ送信する。
上記のモバイルルータMR1による代理位置登録が完了した場合、端末MNNから通信相手CN宛のパケット[送信元MNN あて先CN]は、通常のカプセル化が行われてモバイルルータMR1に転送される。すなわち、端末MNNから通信相手CN宛のパケット[送信元MNN あて先CN]に対して、送信元CoA2、あて先トHA2のIPヘッダを付与して転送する。
モバイルルータMR1では、外部IPヘッダの送信元アドレスが学習していた気付アドレスCoA2であるので、デカプセル化を行い、元の端末MNNから通信相手CN宛のパケット[送信元MNN あて先CN]を取り出し、さらに、送信元MNNのアドレスはMNP2であるので、ホームエージェントHA2宛にカプセル化して転送する。すなわち、端末MNNから通信相手CN宛のパケット[送信元MNN あて先CN]に対して、送信元CoA1、あて先HA2のIPヘッダを付与して転送する。
ホームエージェントHA2では、デカプセル化を行い、図4に示すように、元のパケット[送信元MNN あて先CN]を取り出して通信相手CNに転送する。
通信相手CNから端末MNN宛のパケット[送信元CN あて先MNN]は、ホームエージェントHA2からあて先がMNP2であるので、気付アドレスCoA1宛にカプセル化して転送する。すなわち、通信相手CNから端末MNN宛のパケットに対して、送信元HA2、あて先CoA1のIPヘッダを付与して転送する。
モバイルルータMR1では、デカプセル化を行い、元のパケット[送信元CN あて先MNN]を取り出して、あて先MNNがMNP2であるので、学習した対応付けを参照して気付アドレスCoA2宛にカプセル化して転送する。すなわち、通信相手CNから端末MNN宛のパケット[送信元CN あて先MNN]に対して、送信元HA2、あて先CoA2のIPヘッダを付与して転送する。ここで、送信元をホームエージェントHA2に設定するのは、モバイルルータMR2に対してホームエージェントHA2からのカプセル化転送されたパケットであるように見せるためである。
モバイルルータMR2では、通常のNEMOベーシックサポートプロトコルの処理として、デカプセル化を行い、図4に示すように、元の通信相手CNから端末MNN宛のパケット[送信元CN あて先MNN]を取り出して、端末MNNに転送する。
この実施の形態2によれば、モバイルルータMR1−ホームエージェントHA1間の多重カプセル化が削減され、また、端末MNN−通信相手CN間のトラフィックはホームエージェントHA1を経由しないために冗長経路が軽減され、ホームエージェントHA1の負荷も軽減される。また、端末MNNが複数存在しそれぞれの通信相手CNと通信している場合でも、モバイルルータMR1の移動に伴う経路最適化のためのトラフィックは、ホームエージェントHA2に対する位置登録(更新)のみでよいため、通信相手CN毎に経路最適化を行う必要がない。(ただし、端末MNN−通信相手CN間で経路最適化を実施した場合と比較して、ホームエージェントHA2を経由する分だけ冗長経路となる。)
さらに、ホームアドレスHoA1およびモバイルルータMR1がサブネットワークMNP1を収容していることは、ホームエージェントHA1以外の第三者には露呈しておらず、セキュリティ上の問題も軽減される。
この実施の形態2では、モバイルルータMR1配下に他モバイルルータMRとしてモバイルルータMR2が接続した例を説明したが、モバイルルータMR1配下に移動IP端末MNが接続した場合においても、上記と同様の処理を実施することが可能である。ただし、その場合は、移動IP端末MNと通信相手CNが通信を行う。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る移動体通信システムについて図5を参照しながら説明する。図5(a)及び(b)は、この発明の実施の形態3に係る移動体通信システムでの拡張リターンルータビリティ手順と、モバイルIPv6で規定されているリターンルータビリティ手順を並べて示す図である。
モバイルIPv6のリターンルータビリティRR手順では、ホームエージェントHA経由でホームアドレスHoAの到達可能性と、ホームエージェントHAを経由しない直接経路により気付アドレスCoAの到達可能性を調査することにより、通信相手CNが移動IP端末MNを認証する。
また、リターンルータビリティRR手順中に鍵の生成を行い、リターンルータビリティRR手順後のビンディングアップデートBU(Binding Update)に鍵を含めることで、移動IP端末MNの正当性を検証する。
この実施の形態3では、ホームエージェントHA1経由でホームアドレスHoA1の到達可能性と、ホームエージェントHA1を経由しない直接経路で気付アドレスCoA1の到達可能性を調査し、ホームエージェントHA2がモバイルルータMR1を認証する。
さらに、特許文献4で記述されている端末MNNの到達可能性を、モバイルルータMR2に応用することも可能である。すなわち、特許文献4の端末MNNを本発明のモバイルルータMR2、特許文献4の通信相手CNを本発明のホームエージェントHA2と置き換えて実施することにより、ホームエージェントHA2は、ホームアドレスHoA1及び気付アドレスCoA1の正当性と、ホームアドレスHoA2への到達可能性を調査することが可能である。
この実施の形態3での拡張リターンルータビリティRR手順は、上記実施の形態1または上記実施の形態2に記載した手順と組み合わせて実施することにより、ホームエージェントHA2−モバイルルータMR1間で認証された経路を提供することを可能にする。
この発明の実施の形態1に係る移動体通信システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る移動体通信システムのシーケンスを示す図である。 この発明の実施の形態2に係る移動体通信システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る移動体通信システムのシーケンスを示す図である。 この発明の実施の形態3に係る移動体通信システムでの拡張リターンルータビリティ手順とモバイルIPv6で規定されているリターンルータビリティ手順を並べて示す図である。 従来の移動体通信システムの構成を示す図である。
符号の説明
AR アクセスルータ、CN 通信相手、CoA1 気付アドレス、CoA2 気付アドレス、HA1 ホームエージェント、HA2 ホームエージェント、HoA1 ホームアドレス、HoA2 ホームアドレス、MN 移動IP端末、MNN 通信端末、MNP1 サブネットワーク、MNP2 サブネットワーク、MR1 モバイルルータ、MR2 モバイルルータ。

Claims (4)

  1. モバイルルータ又は移動IP端末が階層的に接続された移動体通信システムであって、
    第1のホームアドレスを有し、第1のサブネットワークを収容している最上位のモバイルルータと、
    前記最上位のモバイルルータを管理する第1のホームエージェントと、
    第2のホームアドレスを有し、第2のサブネットワークを収容している下位のモバイルルータ又は移動IP端末と、
    前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末を管理する第2のホームエージェントとを備え、
    前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末に接続し、ネットワークプレフィクスが前記第2のサブネットワークと等しいIPアドレスをもった通信端末が、インターネットに接続した通信相手と通信を行う場合、
    インターネットに直接接続可能な前記最上位のモバイルルータが、配下のネットワークにインターネットに直接接続可能なことを広告し、
    前記最上位のモバイルルータに接続した前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末が、前記広告により、前記最上位のモバイルルータの配下に接続したことを認識し、
    前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末が、前記最上位のモバイルルータに対して位置登録に必要な情報を通知し、
    前記最上位のモバイルルータは、前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末の前記第2のホームアドレス、前記第2のホームエージェント、及び前記第2のサブネットワークの対応を学習し、
    前記最上位のモバイルルータが、前記第1のホームアドレスを前記第2のホームエージェントに知られることなく、前記第2のホームエージェントに対して前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末の代理で位置登録を行う
    ことを特徴とする移動体通信システム。
  2. モバイルルータ又は移動IP端末が階層的に接続された移動体通信システムであって、
    第1のホームアドレスを有し、第1のサブネットワークを収容している最上位のモバイルルータと、
    前記最上位のモバイルルータを管理する第1のホームエージェントと、
    第2のホームアドレスを有し、第2のサブネットワークを収容している下位のモバイルルータ又は移動IP端末と、
    前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末を管理する第2のホームエージェントとを備え、
    前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末に接続し、ネットワークプレフィクスが前記第2のサブネットワークと等しいIPアドレスをもった通信端末が、インターネットに接続した通信相手と通信を行う場合、
    前記最上位のモバイルルータは、配下からの位置登録を受信して配下に前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末が接続していることを認識し、
    前記最上位のモバイルルータは、前記位置登録から前記第2のホームアドレス、前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末により取得された第2の気付アドレス、前記第2のホームエージェント、及び前記第2のサブネットワークの対応を学習し、
    前記最上位のモバイルルータは、前記第1のホームアドレスを前記第2のホームエージェントに知られることなく、前記第2の気付アドレスの代わりに、移動先で取得した第1の気付アドレスを使用して前記第2のホームエージェントに前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末の代理で位置登録を行い、
    前記最上位のモバイルルータは、前記第2のホームエージェントへの位置登録が完了すると、前記下位のモバイルルータ又は移動IP端末に対して位置登録応答を返信する
    ことを特徴とする移動体通信システム。
  3. 前記第2のホームエージェントは、代理位置登録の前に、リターンルータビリティ手順により前記最上位のモバイルルータの認証を行った後、代理位置登録を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の移動体通信システム。
  4. 請求項1又は請求項2記載の移動体通信システムを構築することができる
    ことを特徴とするモバイルルータ。
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