JP2009216729A - 表示装置および表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 データ通信を行う通信手段を有する表示装置において、データ通信可能に接続される外部端末装置が保有する電子データを、表示装置側からの操作によって取得可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 許可端末認識部141は、通信許可端末テーブル200に予め記録される識別情報に基づいて、外部端末装置に対してデータ通信を許可するか否かを判断する。そして、ネットワークインターフェース制御部110は、許可端末認識部141がデータ通信を許可すると判断した外部端末装置とデータ通信可能に通信部112,111を制御する。このとき、許可端末認識部141は、ペン入力部131に入力される指示に基づいて、外部端末装置内の電子データを取得して、表示部121に電子データに基づいた画像を表示させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ通信を行う通信手段を有する表示装置およびそれを用いた表示システムに関する。
プレゼンテーションなどに用いる電子黒板装置と呼ばれる表示装置および該表示装置を備えた表示システムが、数多く提案されている。たとえば、表示装置とデジタル複合機などの画像形成装置とが、ネットワークを介してデータ通信可能に接続された表示システムが提案されている。この表示システムでは、表示装置の表示手段に表示される画像に基づいた電子データが画像形成装置に送信されたとき、画像形成装置は、受信した電子データに基づいて記録媒体に画像を形成することができ、受信した電子データを保存できるようになっている。
また、小型PC(Personal Computer)端末装置などの小型情報処理端末装置、携帯電話などの携帯端末装置においても、それぞれの端末装置の電子データを閲覧編集できるようになっており、プレゼンテーションを行うときに使用する電子データを、小型情報処理端末装置や携帯端末装置のメモリカードに記憶しておき、メモリカードに記憶される電子データを表示装置で読み出して、電子データに基づいた画像を表示手段に表示させる場合もある。
特許文献1には、複数の表示装置と複数の情報処理端末装置とが、ネットワークを介してデータ通信可能に接続された表示システムが開示されている。特許文献1に開示される表示システムにおいては、情報処理端末装置が保有する電子データに基づいた画像を所望の表示装置に表示させる場合、まず、情報処理端末装置を操作して、複数の表示装置の中から所望の表示装置を選択する。そして、情報処理端末装置を操作して、選択した所望の表示装置に、ネットワークを介して電子データを送信する。情報処理端末装置から送信された電子データを受信した表示装置は、電子データに基づいた画像を表示手段に表示する。
また、特許文献1に開示される表示システムでは、無線通信を用いた無線通信ネットワーク環境の場合、情報処理端末装置は、情報処理端末装置が無線通信ネットワークに接続されたときに、データ通信可能な表示装置を検出し、検出した複数の表示装置の中から所望の表示装置を選択可能に構成されている。
特開2004−62477号公報
特許文献1に開示される表示システムを利用してプレゼンテーションを行う場合、プレゼンテーションを行う発表者は、情報処理端末装置から送信された電子データに基づいた画像を表示装置に表示させて、その表示された画像を見ながらプレゼンテーションを進行することができる。
しかしながら、表示装置に表示されている画像以外の他の画像を参照したい場合、発表者は、情報処理端末装置を操作して、他の画像に対応する電子データを表示装置に送信する必要がある。そのため、プレゼンテーションを一時中断して発表者自らが情報処理端末装置を操作する、または、別のオペレータと連携して、そのオペレータに情報処理端末装置を操作してもらう必要があり、これら操作がプレゼンテーション進行の妨げになる。
したがって本発明の目的は、データ通信を行う通信手段を有する表示装置において、データ通信可能に接続される外部端末装置が保有する電子データを、表示装置側からの操作によって取得可能な表示装置を提供することである。また、このような表示装置を備えた表示システムを提供することである。
本発明は、識別情報を保有する外部端末装置とデータ通信を行う通信手段と、画像を表示する表示手段とを有する表示装置であって、
前記表示手段に表示する画像に関する指示を入力する入力手段と、
識別情報が予め記録される通信許可端末テーブルを記憶する記憶手段と、
前記通信手段を制御する通信制御部と、
前記通信許可端末テーブルに予め記録される識別情報に基づいて、外部端末装置に対してデータ通信を許可するか否かを判断する許可端末認識部とを有し、
前記通信制御部が、前記許可端末認識部がデータ通信を許可すると判断した外部端末装置とデータ通信可能に前記通信手段を制御しているときに、
前記許可端末認識部は、前記入力手段に入力される指示に基づいて、外部端末装置に記憶されている電子データを取得して、前記表示手段に電子データに基づいた画像を表示させることを特徴とする表示装置である。
また本発明は、前記許可端末認識部は、データ通信を許可すると判断した外部端末装置内のドライブの構成を前記表示手段に自動的に表示させるように構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記通信許可端末テーブルは、識別情報に対応する外部端末装置のドライブ内のフォルダに関する情報を予め記録するように構成され、
前記許可端末認識部は、前記フォルダに関する情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置のドライブ内のフォルダ構成を前記表示手段に自動的に表示させるように構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記通信許可端末テーブルは、識別情報に対応する外部端末装置のログイン情報を予め記録するように構成され、
前記許可端末認識部は、前記ログイン情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置に自動的にログインするように構成されることを特徴とする。
また本発明は、外部端末装置のログイン情報を入力するログイン情報入力手段を有し、
前記許可端末認識部は、前記ログイン情報入力手段によって入力されるログイン情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置に自動的にログインするように構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記ログイン情報入力手段は、入力されたログイン情報を前記通信許可端末テーブルに記録することを特徴とする。
また本発明は、前記通信許可端末テーブルの記録情報は、ポインティングデバイスによって入力可能となるように構成されることを特徴とする。
また本発明は、前記表示装置と外部端末装置とが、データ通信可能となるように接続されることを特徴とする表示システムである。
本発明によれば、許可端末認識部は、通信許可端末テーブルに予め記録される識別情報に基づいて、外部端末装置に対してデータ通信を許可するか否かを判断する。そして、通信制御部は、許可端末認識部がデータ通信を許可すると判断した外部端末装置とデータ通信可能に通信手段を制御する。このとき、許可端末認識部は、入力手段に入力される指示に基づいて、外部端末装置内の電子データを取得して、表示手段に電子データに基づいた画像を表示させる。そのため、データ通信可能に接続される外部端末装置が保有する電子データを、表示装置側からの指示に基づいて取得して表示することができる。
また本発明によれば、許可端末認識部は、データ通信を許可すると判断した外部端末装置内のドライブの構成を、表示手段に自動的に表示させるように構成される。そのため、データ通信を許可された外部端末装置において予めルール付けされたドライブの構成を、表示手段に自動的に表示することができる。ここで、ドライブ構成とは、ドライブ情報と、フォルダ情報と、電子データを示すファイル情報とから構成されるものである。許可端末認識部がドライブ構成を自動的に表示させるので、表示手段に表示させる対象となる外部端末装置に記憶されている電子データを検索する手間を省くことが可能となる。
また本発明によれば、通信許可端末テーブルは、識別情報に対応する外部端末装置のドライブ内のフォルダに関する情報を予め記録するように構成されている。そして、許可端末認識部は、通信許可端末テーブルに記録されるフォルダに関する情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置のドライブ内のフォルダ構成を、表示手段に自動的に表示させるように構成される。ここで、フォルダ構成とは、フォルダ情報と、電子データを示すファイル情報とから構成されるものである。そのため、データ通信を許可された外部端末装置において予めルール付けされたフォルダ構成を、表示手段に自動的に表示することができるので、表示手段に表示させる対象となる外部端末装置に記憶されている電子データを検索する手間を省くことが可能となる。
また本発明によれば、通信許可端末テーブルは、識別情報に対応する外部端末装置のログイン情報を予め記録するように構成されている。そして、許可端末認識部は、ログイン情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置に自動的にログインするように構成される。そのため、情報漏洩防止などのためにログイン規制を設けた外部端末装置であっても、ログインすることができる。
また本発明によれば、許可端末認識部は、ログイン情報入力手段によって入力されるログイン情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置に自動的にログインするように構成される。そのため、ログイン情報入力手段によってログイン情報を入力することで、ログイン規制を設けた外部端末装置にログインすることができる。
また本発明によれば、ログイン情報入力手段は、入力されたログイン情報を、通信許可端末テーブルに記録するように構成される。そのため、次回、同一の外部端末装置にログインするときに、通信許可端末テーブルに記録されるログイン情報に基づいてログインすることができる。したがって、ログイン情報入力手段によって、新たにログイン情報を入力する手間を省くことができる。
また本発明によれば、通信許可端末テーブルの記録情報は、ポインティングデバイスによって入力可能となるように構成される。これによって、ポインティングデバイスを使用して、通信許可端末テーブルの記録情報を作成することができる。
また本発明によれば、表示システムは、前記表示装置と外部端末装置とがデータ通信可能となるように接続されている。そのため、データ通信可能に接続される外部端末装置が保有する電子データを、表示装置側からの指示に基づいて取得して表示可能な表示システムとすることができる。
図1は、本発明の実施の一形態である表示システム10の構成を示す図である。また、図2は、本発明の実施の一形態である表示装置20の外観を概略的に示す図である。表示システム10は、プレゼンテーションを行うときなどに利用するシステムである。表示システム10は、表示装置20と、外部端末装置である複数のPC(Personal Computer)
端末装置31,32とがネットワーク30を介して双方向データ通信可能に接続されている。また、表示システム10においては、無線通信を用いた無線通信ネットワーク環境として、表示装置20と外部端末装置である小型PC端末装置51とが、微弱電波を使用して双方向データ通信可能となっている。なお、表示装置20と微弱電波を使用して双方向データ通信する場合の外部端末装置としては、携帯電話などの携帯端末装置であってもよい。
表示装置20は、様々なネットワークインフラに接続可能なように構成されている。表示装置20は、ネットワークインターフェース制御部110、有線ネットワーク通信部111、Bluetooth(登録商標)などの微弱電波通信部112を備え、さらに、表示部121およびその制御を行う表示制御部120、ペン入力部131およびその制御を行う入力制御部130、許可端末認識部141およびその制御を行う許可端末認識制御部140、ハードディスク装置のような不揮発性の記憶手段である記憶媒体104、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)102、およびCPU(Central Processing Unit)101を備える。
有線ネットワーク通信部111は、有線での双方向データ通信を行う通信手段である。有線ネットワーク通信部111は、表示装置20を物理的にネットワーク30に接続し、そのネットワーク30に接続されたPC端末装置31,32と双方向データ通信するためのハードウェアおよびドライバソフトウェアからなっている。微弱電波通信部112は、無線での双方向データ通信を行う通信手段である。微弱電波通信部112は、微弱電波を使い、たとえば小型PC端末装置51と双方向データ通信するためのハードウェアおよびドライバソフトウェアからなっている。ここで、ドライバソフトウェアとは、それぞれの通信規格に則った信号を生成することのみの、物理層ドライバと呼ばれるソフトウェアである。
ネットワークインターフェース制御部110は、有線および無線でのネットワークインフラに接続するための、有線ネットワーク通信部111および微弱電波通信部112を統括的に制御する通信制御部であり、ネットワーク30を介してPC端末装置31,32との双方向データ通信、微弱電波を使用して小型PC端末装置51との双方向データ通信を司る機能を有する。
さらに、ネットワークインターフェース制御部110は、微弱電波通信部112および有線ネットワーク通信部111の通信種別を判別する機能を有し、有線ネットワーク通信部111による双方向データ通信以外の場合、微弱電波通信部112による双方向データ通信に切り替えるような通信種別を判断する機能も有する。
表示部121は、表示装置20で動作するソフトウェアのユーザーインターフェース等の画面を表示する表示手段であり、表示する内容については表示制御部120によって制御するように構成される。また、表示部121には、後述する許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したときに、通信許可端末装置内のドライブの構成が表示される領域であるドライブ構成表示領域301が形成されている。表示部121内におけるドライブ構成表示領域301の位置は固定ではなく、移動できるように構成されている。このとき、ドライブ構成表示領域301Oを表示部121内で移動させたとき、移動後の位置情報を表示装置に記憶しておき、次回表示時には記憶した位置情報をもとに、ドライブ構成表示領域301が形成されるようにしてもよい。
ペン入力部131は、表示画面のマウスポインタなどの位置を入力する入力手段であり、ペン状のポインティングデバイス302と、その位置情報検出装置とによって構成されており、ポインティングデバイス302でポイントした位置情報を出力するように構成される。本実施の形態では、ポインティングデバイス302によるポイント入力およびポイント入力された軌跡の描画については、一般的な手法を用いている。また、ペン入力部131は、ネットワークインターフェース制御部110が有線ネットワーク通信部111および微弱電波通信部112を制御して、PC端末装置31,32および小型PC端末装置51と双方向データ通信可能に接続されているときに、PC端末装置31,32および小型PC端末装置51内の電子データを取得する指示を入力することができるように構成されている。このペン入力部131は、一般的にマウスと呼ばれるような入力装置でもかまわない。ペン入力制御部130は、ペン入力部131の制御および、検出した位置情報をもとに、縦方向、横方向の移動量を計測する機能を有している。
ROM103は、CPU101の動作に必要な複数のプログラムを格納する。RAM102は、表示装置20を制御するためのデータを一時的に保持する揮発性のメモリである。記録媒体104は、後述する通信許可端末テーブル200を予め記録するように構成された、ハードディスクまたはフラッシュメモリなどのような、装置の電源をオフにしても内容が保持される不揮発性メモリである。CPU101は、表示装置20の各部の動作を統括的に制御するように構成されている。
許可端末認識部141は、記録媒体104に予め記録される後述の通信許可端末テーブル200に記録されている情報と、PC端末装置32,33および小型PC端末装置51がそれぞれ個別に保有する端末識別情報とを比較して、各外部端末装置に対して双方向データ通信を許可するか否かを判断する。ここで、端末識別情報とは、MACアドレスまたは、デバイスアドレスと呼ばれる数字とアルファベットによって構成された文字列であり、PCなどの端末装置に備えられる通信装置毎に物理的に一意で設定されている情報である。
表示装置20では、許可端末認識部141が通信を許可すると判断した外部端末装置である通信許可端末装置と双方向データ通信が可能となる。ここでは、PC端末装置32,33および小型PC端末装置51は、通信許可端末装置であるとする。
そして、表示装置20では、ペン入力部131に入力される指示に基づいて、ネットワークインターフェース制御部110が有線ネットワーク通信部111および微弱電波通信部112を制御して、PC端末装置32,33および小型PC端末装置51と双方向データ通信を行い、許可端末認識部141がPC端末装置32,33および小型PC端末装置51が保有する電子データを取得して、表示部121が取得した電子データに基づいた画像を表示することができる。
また、許可端末認識部141は、双方向データ通信を許可すると判断した通信許可端末装置内のドライブの構成を、後述の通信許可端末テーブル200に記録されている情報に基づいて、表示部121に自動的に表示させるように構成されているのが好ましい。これによって、表示装置20を操作する利用者が、通信許可端末装置内の所望の電子データを検索する手間を省くことができる。許可端末認識制御部140は、許可端末認識部141の制御を行う機能を有する。
図3は、通信許可端末テーブル200の一例を示す図である。通信許可端末テーブル200は、記録媒体104に予め記録されており、その構成は、図3(a)に示すように、双方向データ通信を許可する外部端末装置として予め登録して記録する外部端末装置の数を記録するエリアである許可端末数記録エリア201と、通信許可登録した端末装置である通信許可登録端末装置の情報を記録するエリアである端末情報記録エリア202,203とを有する。たとえば、許可端末数記録エリア201に「5」が記録されている場合、端末情報記録エリア202,203には、5台の通信許可登録端末装置の情報がそれぞれ個別に記録されている。
端末情報記録エリア202,203は、通信許可登録端末装置の情報を記録する複数のエリアにわかれている。たとえば、端末情報記録エリア202,203は、通信許可登録端末装置の前述した端末識別情報を、予め記録する端末識別情報記録エリア211を有する。そして、端末情報記録エリア202,203は、通信許可登録端末装置の固有の名称を、予め記録する登録名記録エリア210を有する。この登録名記録エリア210は、任意の登録名を記録することができるが、登録名としては、登録内容が識別しやすいような名前をつけておけばよい。これによって、許可端末認識部141が端末識別情報記録エリア211に予め記録される端末識別情報に基づいて通信許可端末装置を検出したとき、後述するフォルダ情報記録エリア220などに、登録名記録エリア210に予め記録されている登録名を表示することで、操作者にわかりやすい操作環境を提供することができる。
また、端末情報記録エリア202,203は、図3(b)に示すように、許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したときに、通信許可端末装置の特定のフォルダを記録するためのフォルダ情報記録エリア220を有する。
また、端末情報記録エリア202,203は、図3(c)に示すように、許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したとき、通信許可端末装置のドライブ表示もしくは、特定のフォルダを表示するために通信許可端末装置にログインしなくてはならないような環境の場合、このログインするための情報を記録する端末ログイン情報記録エリア230を有する。
また、端末情報記録エリア202,203は、図3(d)に示すように、許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したとき、通信許可端末装置の特定のフォルダを表示する場合、前回の最終アクセスフォルダを記録する前回アクセスフォルダ情報記録エリア240を有する。
図4は、通信許可端末テーブル200に記録されている情報を入力するときに表示されるテーブル入力用ユーザーインターフェース700の一例を示す図である。表示装置20において通信許可端末テーブル200を入力あるいは修正したい場合、まず、ペン入力部131に配置されるテーブル入力設定ボタン(不図示)を押圧して、テーブル入力用ユーザーインターフェース700を表示部121に表示させる。
テーブル入力用ユーザーインターフェース700は、通信許可端末テーブル200に登録されている通信許可登録端末数を表示するエリアである登録端末数表示エリア701と、情報を入力したい通信許可登録端末装置を特定するため番号を表示するエリアである入力特定番号表示エリア702と、入力特定番号表示エリア702に表示される番号を任意に変更するためのボタンである番号変更ボタン703と、通信許可登録端末装置の登録名称を入力するエリアである登録名入力エリア704と、通信許可登録端末装置のフォルダ情報を入力するエリアであるフォルダ情報入力エリア705と、通信許可登録端末装置のユーザー名を入力するエリアであるユーザー名入力エリア706と、通信許可登録端末装置のパスワードを入力するエリアであるパスワード入力エリア707とを有する。
たとえば、通信許可端末テーブル200内の端末情報記録エリア203に記録されている通信許可登録端末1の情報を修正する場合を、以下に説明する。この場合、まず、番号変更ボタン703を押圧操作して、入力特定番号表示エリア702に表示される数値を「1」にする。このようにして、情報を修正したい通信許可登録端末装置を特定すると、通信許可端末テーブル200に登録されている情報に基づいた表示がされる。具体的には、登録名記録エリア210に記録されている情報が登録名入力エリア704に表示され、フォルダ情報記録エリア220に記録されている情報がフォルダ情報入力エリア705に表示され、端末ログイン情報記録エリア230に記録されている情報がユーザー名入力エリア706およびパスワード入力エリア707に表示される。
そして、表示された内容を修正した後、OKボタン710が押圧されると、テーブル入力用ユーザーインターフェース700に表示されている内容を、通信許可端末テーブル200に上書き保存してユーザーインターフェースを終了する。また、キャンセルボタン720が押圧されると、テーブル入力用ユーザーインターフェース700に表示されている内容を廃棄してユーザーインターフェースを終了する。
図5は、表示装置20が通信許可端末装置を検出する手順を示すフローチャートである。また、図6は、検出端末記録テーブル470の一例を示す図である。通信許可端末装置を検出する処理は、タイマー割り込みなどによって一定時間間隔で実行されるプログラムによって実現できる。このプログラムは、CPU101が許可端末認識部141に実行させる。また、CPU101は、許可端末認識部141を制御して、通信許可端末テーブル200に基づいて通信許可端末装置を検出させ、検出した通信許可端末装置の情報を検出端末記録テーブル470に記録する。ここで、検出端末記録テーブル470は、通信許可端末テーブル200と同様に構成されるテーブルであり、説明は省略する。
まず、ステップs1では、CPU101は、通信許可端末装置を検索して検出する処理を行うプログラムが呼び出されると、検出端末記録テーブル470の初期化を行う。このとき、CPU101は、通信許可端末テーブル200に基づいて、通信許可端末装置の検索を繰り返すためのカウンタである第1ループカウンタを、さらにこの検索の結果に基づき検出端末記録テーブル470に記録するためのカウンタである第2ループカウンタを、それぞれ初期化して「0」にする。さらに、CPU101は、通信許可端末装置の検索を行う処理の中で使用するその他のフラグも併せて初期化する。
次にステップs2では、CPU101は、通信許可端末テーブル200の許可端末数記録エリア201に記録されている通信許可登録端末数が、ゼロか否かを判断する。通信許可登録端末数がゼロである場合、CPU101は、通信許可端末装置を検索する処理を終了する。通信許可登録端末数がゼロでない場合、即ち1つ以上の通信許可登録端末装置が通信許可端末テーブル200の許可端末数記録エリア201に記録されている場合、ステップs3に進む。
ステップs3では、CPU101は、許可端末数記録エリア201に記録されている通信許可登録端末数と第1ループカウンタの数値が同じか否かを判断する。通信許可登録端末数と第1ループカウンタの数値が同じであった場合は、通信許可登録端末装置の検索が完了したことになるため、CPU101は、通信許可端末装置を検索する処理を終了する。通信許可登録端末数と第1ループカウンタの数値が異なった場合、検索すべき端末装置が残存しているということになり、ステップs4に進む。ステップs4では、CPU101は、第1ループカウンタに「1」を加算する。
ステップs5では、CPU101は、第1ループカウンタが指し示す、端末識別情報記録エリア211に記録される端末識別情報を有する通信許可端末装置を検索する。より具体的に言えば、たとえば、第1ループカウンタの数値が「1」の場合、端末情報記録エリア202内の端末識別情報記録エリア211に記録される端末識別情報を有する通信許可端末装置を検索し、検出したか否かを判断する。通信許可端末装置を検出できなかった場合、次の通信許可端末装置を検索するために、ステップs3に戻る。また、通信許可端末装置を検出した場合、ステップs6に進む。ステップs6では、CPU101は、第2ループカウンタに「1」を加算して、ステップs7に進む。
ステップs7では、検出できた通信許可端末装置の情報を検出端末記録テーブル470に記録する。具体的には、CPU101は、第1ループカウンタが指し示す通信許可端末テーブル200のデータを、第2ループカウンタの指し示す検出端末記録テーブル470にコピーする。たとえば、第1ループカウンタの数値が「1」で、第2ループカウンタの数値が「1」である場合、端末情報記録エリア202に記録されている通信許可登録端末1の情報を、検出端末記録テーブル470において対応するエリアである検出端末情報記録エリア472にコピーする。ステップs8では、CPU101は、第2ループカウンタの数値を、検出端末記録テーブル470の検出端末数記録エリア471に書き込んで記録する。
このようにして、1つの通信許可端末装置の検出が完了すると、次の通信許可端末装置の検索をするために、ステップs3に戻り、通信許可端末テーブル200の許可端末数記録エリア201に記録されている数値と、第1ループカウンタの数値とが同じになるまでステップs3からステップs8を繰り返す。このようにして、予め通信許可端末テーブル200に記録されている通信許可登録端末装置の情報のうち、新たに検出した通信許可端末装置の情報のみを検出端末記録テーブル470に記録することができる。
図7は、許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したときに、通信許可端末装置内のドライブの構成をドライブ構成表示領域301に表示させたときの一例を示す図である。表示装置20においては、前述したように、許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したときに、通信許可端末装置内のドライブの構成を自動的にドライブ構成表示領域301に表示させるように構成するのが好ましい。ドライブ構成表示領域301には、たとえば、図7(a)に示すように、通信許可端末装置が有するドライブ構成が表示される。
図8は、表示装置20が検出した通信許可端末装置のドライブ構成を表示する手順を示すフローチャートである。また、図9は、検出端末記録テーブル470に基づいて、通信許可端末装置のドライブ情報を検出したときの表示例を示す図である。表示装置20のCPU101は、ペン入力部131からドライブ構成を表示する指示が入力されると、許可端末認識部141に以下のフローを実行させる。ここで、ドライブ構成とは、ドライブ情報と、フォルダ情報と、電子データを示すファイル情報とから構成されるものである。
まず、ステップa1では、CPU101は、通信許可端末装置のドライブ情報を表示する処理を行うプログラムが呼び出されると、ドライブ情報を検索する対象となる通信許可端末装置を選択するためのカウンタである第3ループカウンタを初期化して「0」にする。さらに、CPU101は、通信許可端末装置のドライブ情報を表示する処理の中で使用するその他のフラグも併せて初期化する。
次にステップa2では、CPU101は、検出端末記録テーブル470の検出端末数記録エリア471に記録されている検出されている通信許可端末数が、ゼロか否かを判断する。検出されている通信許可端末数がゼロである場合、CPU101は、通信許可端末装置のドライブ情報を表示する処理を終了する。検出されている通信許可端末数がゼロでない場合、即ち1つ以上の通信許可端末装置が検出端末記録テーブル470に記録されている場合、ステップa3に進む。ステップa3では、CPU101は、第3ループカウンタに「1」を加算する。
次にステップa4では、CPU101は、第3ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の端末識別情報記録エリア480に記録される端末識別情報を有する通信許可端末装置に対し、一般的に共有ドライブと呼ばれる、情報の受け渡しを許可しているドライブの情報がないか調査する。次にステップa5では、共有ドライブが検出された場合には、CPU101は、表示部121のドライブ構成表示領域301に、図9(a)に示すような共有ドライブ一覧を表示する。共有ドライブが検出されない場合には、ドライブ構成表示領域301になにも表示しなくてもよいし、図9(b)に示すようなエラーメッセージを表示してもよい。
次にステップa6では、CPU101は、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第3ループカウンタの数値とが同じか否かを判断し、同じであれば、通信許可端末装置のドライブ情報を表示する処理を終了する。検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第3ループカウンタの数値とが異なると判断した場合には、CPU101は、次のドライブ情報を検索するために、ステップa3に戻り、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第3ループカウンタの数値とが同じになるまで、ステップa3からステップa5を繰り返す。このとき、CPU101は、通信許可端末装置毎のドライブ情報を並べてドライブ構成表示領域301に表示する。このようにして、検出端末記録テーブル470に記録されている通信許可端末装置のドライブ情報をドライブ構成表示領域301に表示することができる。
また、通信許可端末装置のドライブ構成を表示する処理は、タイマー割り込みなどによって一定時間間隔で実行されるプログラムによって実現してもよい。
以上のようにしてドライブ構成表示領域301に表示されたドライブを、ポインティングデバイス302で選択し、たとえば、一般的な選択確定の指示方法であるダブルタッチすることで、ドライブの中に記録されているフォルダ一覧を表示することができる。図7(b)を用いて具体的に説明すると、通信許可端末装置内のドライブを示す「ドライブ1」をダブルタッチすると、「ドライブ1」内に記録されている「System」フォルダ、「User」フォルダ、「Temp」フォルダの情報が表示される。そして、「User」フォルダをダブルタッチすると、「Document 20071101」フォルダの情報が表示され、さらに「Document 20071101」フォルダをダブルタッチすると、「DocumentA」ファイル、「DocumentB」ファイル、「DocumentC」ファイルなどの電子データファイルが表示される。このようなフォルダ情報は、前述したフォルダ情報記録エリア220に記録される。そして、たとえば、「DocumentA」ファイルをダブルタッチすることで、対応する電子データを表示部121に表示することができる。
また、前述の説明では、ポインティングデバイス302でダブルタッチすることでフォルダ一覧を表示する例を示したが、許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したときに、フォルダ情報記録エリア220に記録されるフォルダ情報に基づいて、通信許可端末装置内の各ドライブに記録されているフォルダ一覧を、自動的にドライブ構成表示領域301に表示させるようにしてもよい。
また、図7(c)に示すように、許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したときに、前述した前回アクセスフォルダ情報記録エリア240に記録されるフォルダ情報に基づいて、前回の最終アクセスフォルダを、自動的にドライブ構成表示領域301に表示させるようにしてもよい。図7(c)では、最終アクセスフォルダが、「Document 20071103」フォルダ内に記録される「DocumentD」ファイルであった状態である。
図10は、表示装置20が検出したドライブのフォルダ構成を表示する手順を示すフローチャートである。表示装置20のCPU101は、ペン入力部131からフォルダ構成を表示する指示が入力されると、許可端末認識部141に以下のフローを実行させる。ここで、フォルダ構成とは、フォルダ情報と、電子データを示すファイル情報とから構成されるものである。
まず、ステップb1では、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する処理を行うプログラムが呼び出されると、ドライブおよびフォルダを検索する対象となる通信許可端末装置を選択するためのカウンタである第4ループカウンタを初期化して「0」にする。さらに、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する処理の中で使用するその他のフラグも併せて初期化する。
次にステップb2では、CPU101は、検出端末記録テーブル470の検出端末数記録エリア471に記録されている検出されている通信許可端末数が、ゼロか否かを判断する。検出されている通信許可端末数がゼロである場合、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する処理を終了する。検出されている通信許可端末数がゼロでない場合、即ち1つ以上の通信許可端末装置が検出端末記録テーブル470に記録されている場合、ステップb3に進む。ステップb3では、CPU101は、第4ループカウンタに「1」を加算する。
次にステップb4では、CPU101は、第4ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の端末識別情報記録エリア480に記録される端末識別情報を有する通信許可端末装置に対し、一般的に共有ドライブと呼ばれる、情報の受け渡しを許可しているドライブの情報がないか調査する。
次にステップb5では、CPU101は、第4ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の中で指定されているフォルダ情報記録エリア481に記録されているフォルダ内容を開き、図5(b)に示すようなフォルダ情報をドライブ構成表示領域301に表示する。なお、共有ドライブおよび共有フォルダが検出されない場合には、ドライブ構成表示領域301になにも表示しなくてもよいし、図9(b)に示すようなエラーメッセージを表示してもよい。
次にステップb6では、CPU101は、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第4ループカウンタの数値とが同じか否かを判断し、同じであれば、通信許可端末装置のフォルダ内容を表示する処理を終了する。検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第4ループカウンタの数値とが異なると判断した場合には、CPU101は、次のフォルダ情報を検索するために、ステップb3に戻り、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第4ループカウンタの数値とが同じになるまで、ステップb3からステップb6を繰り返す。このとき、CPU101は、通信許可端末装置毎のフォルダ情報を並べてドライブ構成表示領域301に表示する。このようにして、検出端末記録テーブル470に記録されている通信許可端末装置のフォルダ情報をドライブ構成表示領域301に表示することができる。
また、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ構成を表示する処理は、タイマー割り込みなどによって一定時間間隔で実行されるプログラムによって実現してもよい。
図11は、表示装置20が検出したドライブのフォルダ構成を表示する場合にログインを求められるときの手順を示すフローチャートである。表示装置20のCPU101は、ペン入力部131からフォルダ構成を表示する指示が入力されると、許可端末認識部141に以下のフローを実行させる。
まず、ステップc1では、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する場合にログインを求められるときの処理を行うプログラムが呼び出されると、ドライブおよびフォルダを検索する対象となる通信許可端末装置を選択するためのカウンタである第5ループカウンタを初期化して「0」にする。さらに、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する処理の中で使用するその他のフラグも併せて初期化する。
次にステップc2では、CPU101は、検出端末記録テーブル470の検出端末数記録エリア471に記録されている検出されている通信許可端末数が、ゼロか否かを判断する。検出されている通信許可端末数がゼロである場合、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する処理を終了する。検出されている通信許可端末数がゼロでない場合、即ち1つ以上の通信許可端末装置が検出端末記録テーブル470に記録されている場合、ステップc3に進む。ステップc3では、CPU101は、第5ループカウンタに「1」を加算する。
次にステップc4では、CPU101は、第5ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の端末識別情報記録エリア480に記録される端末識別情報を有する通信許可端末装置に対し、一般的に共有ドライブと呼ばれる、情報の受け渡しを許可しているドライブの情報がないか調査する。
次にステップc5では、CPU101は、ログインを求められているか否かを判断する。ログインが求められている場合にはステップc6に進み、ログインが求められていない場合にはステップc7に進む。ステップc6では、CPU101は、第5ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の中で指定されている端末ログイン情報記録エリア482に記録されているログイン情報を使用して通信許可端末装置に自動的にログインする。ステップc7では、CPU101は、第5ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の中で指定されているフォルダ情報記録エリア481に記録されているフォルダ内容を開き、フォルダ情報をドライブ構成表示領域301に表示する。
次にステップc8では、CPU101は、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第5ループカウンタの数値とが同じか否かを判断し、同じであれば、通信許可端末装置のフォルダ内容を表示する処理を終了する。検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第5ループカウンタの数値とが異なると判断した場合には、CPU101は、次のフォルダ情報を検索するために、ステップc3に戻り、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第5ループカウンタの数値とが同じになるまで、ステップc3からステップc8を繰り返す。このとき、CPU101は、通信許可端末装置毎のフォルダ情報を並べてドライブ構成表示領域301に表示する。このようにして、パスワードなどでセキュリティロックされた通信許可端末装置についても、検出端末記録テーブル470に記録されている通信許可端末装置のフォルダ情報をドライブ構成表示領域301に表示することができる。
また、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ構成を表示場合にログインを求められるときの処理は、タイマー割り込みなどによって一定時間間隔で実行されるプログラムによって実現してもよい。
図12は、表示装置20が検出したドライブのフォルダ構成を表示する場合にログインを求められるときの他の手順を示すフローチャートである。また、図13は、ログイン情報を入力するユーザーインターフェース600の一例を示す図である。表示装置20のCPU101は、ペン入力部131からフォルダ構成を表示する指示が入力されると、許可端末認識部141に以下のフローを実行させる。
まず、ステップd1では、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する場合にログインを求められるときの処理を行うプログラムが呼び出されると、ドライブおよびフォルダを検索する対象となる通信許可端末装置を選択するためのカウンタである第6ループカウンタを初期化して「0」にする。さらに、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する処理の中で使用するその他のフラグも併せて初期化する。
次にステップd2では、CPU101は、検出端末記録テーブル470の検出端末数記録エリア471に記録されている検出されている通信許可端末数が、ゼロか否かを判断する。検出されている通信許可端末数がゼロである場合、CPU101は、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ内容を表示する処理を終了する。検出されている通信許可端末数がゼロでない場合、即ち1つ以上の通信許可端末装置が検出端末記録テーブル470に記録されている場合、ステップd3に進む。ステップd3では、CPU101は、第6ループカウンタに「1」を加算する。
次にステップd4では、CPU101は、第6ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の端末識別情報記録エリア480に記録される端末識別情報を有する通信許可端末装置に対し、一般的に共有ドライブと呼ばれる、情報の受け渡しを許可しているドライブの情報がないか調査する。次にステップd5では、CPU101は、ログインを求められているか否かを判断する。ログインが求められている場合にはステップd6に進み、ログインが求められていない場合にはステップd8に進む。
ステップd6では、CPU101は、ログイン情報を入力することが可能であり、ログイン情報入力手段となる、図13に示すような、ユーザーインターフェース600を表示し、入力されたユーザー名やパスワードなどのログイン情報をワークエリアに記憶する。ここで、ワークエリアとは、初期化処理で確保されるこの処理内で使用される各種値の一時退避メモリ領域のことである。
次にステップd7では、CPU101は、入力されたログイン情報を、第6ループカウンタが指し示す、通信許可端末テーブル200および検出端末記録テーブル470の中でそれぞれ指定されている端末ログイン情報記録エリア230,482に上書きして記録し、その後、第6ループカウンタが指し示す検出端末記録テーブル470の中で指定されている端末識別情報に基づいて、ログインした通信許可端末装置のドライブを調査し、ステップd8に進む。
ステップd8では、CPU101は、CPU101は、第6ループカウンタが指し示す、検出端末記録テーブル470の中で指定されているフォルダ情報記録エリア481に記録されているフォルダ内容を開き、フォルダ情報をドライブ構成表示領域301に表示する。
次にステップd9では、CPU101は、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第6ループカウンタの数値とが同じか否かを判断し、同じであれば、通信許可端末装置のフォルダ内容を表示する処理を終了する。検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第6ループカウンタの数値とが異なると判断した場合には、CPU101は、次のフォルダ情報を検索するために、ステップd3に戻り、検出端末数記録エリア471に記録されている数値と第6ループカウンタの数値とが同じになるまで、ステップd3からステップd9を繰り返す。このとき、CPU101は、通信許可端末装置毎のフォルダ情報を並べてドライブ構成表示領域301に表示する。
このようにして、パスワードなどでセキュリティロックされた端末装置であって、通信許可端末テーブル200の端末ログイン情報記録エリア230にログイン情報が記録されていない、もしくは間違った情報が記録されている場合、正しいログイン情報に書き換えることが可能となり、検出端末記録テーブル470に記録されている通信許可端末装置のフォルダ情報をドライブ構成表示領域301に表示することができる。
また、通信許可端末装置のドライブに対応したフォルダ構成を表示場合にログインを求められるときの処理は、タイマー割り込みなどによって一定時間間隔で実行されるプログラムによって実現してもよい。
本発明の実施の一形態である表示システム10の構成を示す図である。 本発明の実施の一形態である表示装置20の外観を概略的に示す図である。 通信許可端末テーブル200の一例を示す図である。 通信許可端末テーブル200に記録される情報を入力するときに表示されるテーブル入力用ユーザーインターフェース700の一例を示す図である。 表示装置20が通信許可端末装置を検出する手順を示すフローチャートである。 検出端末記録テーブル470の一例を示す図である。 許可端末認識部141が通信許可端末装置を検出したときに、通信許可端末装置内のドライブの構成をドライブ構成表示領域301に表示させたときの一例を示す図である。 表示装置20が検出した通信許可端末装置のドライブ構成を表示する手順を示すフローチャートである。 検出端末記録テーブル470に基づいて、通信許可端末装置のドライブ情報を検出したときの表示例を示す図である。 表示装置20が検出したドライブのフォルダ構成を表示する手順を示すフローチャートである。 表示装置20が検出したドライブのフォルダ構成を表示する場合にログインを求められるときの手順を示すフローチャートである。 表示装置20が検出したドライブのフォルダ構成を表示する場合にログインを求められるときの他の手順を示すフローチャートである。 ログイン情報を入力するユーザーインターフェース600の一例を示す図である。
符号の説明
10 表示システム
20 表示装置
30 ネットワーク
31,32 PC端末装置
51 小型PC端末装置
110 ネットワークインターフェース制御部
111 有線ネットワーク通信部
112 微弱電波通信部
121 表示部
131 ペン入力部
141 許可端末認識部

Claims (8)

  1. 識別情報を保有する外部端末装置とデータ通信を行う通信手段と、画像を表示する表示手段とを有する表示装置であって、
    前記表示手段に表示する画像に関する指示を入力する入力手段と、
    識別情報が予め記録される通信許可端末テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記通信手段を制御する通信制御部と、
    前記通信許可端末テーブルに予め記録される識別情報に基づいて、外部端末装置に対してデータ通信を許可するか否かを判断する許可端末認識部とを有し、
    前記通信制御部が、前記許可端末認識部がデータ通信を許可すると判断した外部端末装置とデータ通信可能に前記通信手段を制御しているときに、
    前記許可端末認識部は、前記入力手段に入力される指示に基づいて、外部端末装置に記憶されている電子データを取得して、前記表示手段に電子データに基づいた画像を表示させることを特徴とする表示装置。
  2. 前記許可端末認識部は、データ通信を許可すると判断した外部端末装置内のドライブの構成を前記表示手段に自動的に表示させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記通信許可端末テーブルは、識別情報に対応する外部端末装置のドライブ内のフォルダに関する情報を予め記録するように構成され、
    前記許可端末認識部は、前記フォルダに関する情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置のドライブ内のフォルダ構成を前記表示手段に自動的に表示させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記通信許可端末テーブルは、識別情報に対応する外部端末装置のログイン情報を予め記録するように構成され、
    前記許可端末認識部は、前記ログイン情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置に自動的にログインするように構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 外部端末装置のログイン情報を入力するログイン情報入力手段を有し、
    前記許可端末認識部は、前記ログイン情報入力手段によって入力されるログイン情報に基づいて、データ通信を許可すると判断した外部端末装置に自動的にログインするように構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記ログイン情報入力手段は、入力されたログイン情報を前記通信許可端末テーブルに記録することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記通信許可端末テーブルの記録情報は、ポインティングデバイスによって入力可能となるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の表示装置と外部端末装置とが、データ通信可能となるように接続されることを特徴とする表示システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011076535A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Toshiba Corp 情報処理装置およびキャプチャ画像の送信方法
US11325586B2 (en) * 2017-07-31 2022-05-10 Hitachi Astemo, Ltd. Autonomous driving control device, autonomous mobile vehicle, and autonomous mobile vehicle control system

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