JP2009216275A - ヒートポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】CO削減の点からヒートポンプ給湯器が普及しつつあるが、貯湯タンクが大型であるために、集合住宅への普及が進んでいない。また、製造コストに占める割合が大きいタンクの小型化のために、使用時の給湯温度よりも高温で貯湯するために、ヒートポンプの成績係数が小さい(大きな外部仕事を要する)という課題があった。
【解決手段】T−S線図上で逆カルノーサイクルに近接するように圧力・温度を最適化し、同時に膨脹タービンを導入して動力を回収するサイクルを導入する。また、このサイクル実現に必須の高性能マイクロチャンネル放熱器のコンパクト流路構造を提供した。このような特徴を有する瞬間給湯器を提供して集合住宅を含めたヒートポンプ温水器の普及を促進する。

【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクルまたはヒートポンプに関り、特に二酸化炭素を冷媒とするヒートポンプを採用した瞬間給湯器に関わるものである。
高効率の圧縮機の開発など要素技術の高性能化により、高い成績係数のヒートポンプが登場した。これを核に、わが国は世界に誇る省エネ技術の高度化と普及促進を図ることにより、環境大国をめざす戦略を立てている。
主力製品として例えば、二酸化炭素(CO)を冷媒としたヒートポンプによる給湯器(エコキュート)がある。これはガス焚きの給湯器に較べて省エネ効果と CO削減効果が大きいので、日本政府は2010年までに520万台のエコキュートの導入目標を立てている。
これまでは、電力単価が安い夜間電力を使う貯湯式の給湯器が主力であったが貯湯タンクが場所ふさぎなのでその普及が戸建住宅の範囲に留まっていた。しかし、瞬間給湯が可能になれば、貯湯タンクが不要になるので、アパート、マンションの居住者を中心に給湯器の普及は一気に進みCO削減に大きく寄与すると考えられる。
しかし、わが国における昼間の電力単価は、深夜料金の3倍であるので、ヒートポンプ瞬間給湯器は主として昼間に稼動するので、その成績係数が貯湯式と同程度では電気代が高くつき、これが瞬間給湯器普及の足枷になっている。本発明に最も近い動力回収型の冷凍装置として
が知られているが、いずれも圧縮機とタービンが同軸上で直結した型であり、動力の回収が十分でない。また、冷媒の動作圧力、温度の最適選定に対する認識がない。 特開2008−2743号公報 特開2007−30565号公報
この課題を解決するには、高い成績係数を有する冷凍サイクルを低コストで実現する革新的な瞬間給湯器の開発が不可欠である。
そこで、ヒートポンプサイクルを再考する。ヒートポンプは、以下の熱力学過程から成りたっている。媒体の圧縮過程、放熱過程、膨脹過程、受熱過程である。COを熱媒とする現状の給湯器の主要な要素機器は、圧縮過程は圧縮機、放熱過程と受熱過程は熱交換器、膨脹過程は膨脹弁である。エコキュートの場合、放熱過程で貯湯(90℃)され、受熱過程では媒体が空気から熱を受け取る。このようなサイクルでの成績係数(=放熱量/電気による仕事、COP)の理論値(最大値)は、媒体が理想気体の場合、温水の絶対温度(TH)と外気温度(TL)だけから決まり、逆カルノーサイクルから計算できる。すなわち、理論成績係数COPC=TH/(TH-TL)。現製品の貯湯式は高温(90℃)で貯湯し、使用時には給水と混合し薄めて45℃程度で使う。この方式では、冬期の代表的気温を7℃(280.15K)とするとCOPC=4.38である。これに対し、瞬間給湯のCOPCは、所要の水温を45℃(318.15K)と8.37となり、貯湯式よりも格段に向上する。解決すべき工学的な課題は、実際のサイクルをCOPCに近づける手段を見出すことにある。この手段には、ソフト(運転条件)とハード(機器)の二面がある。
1)前者はT-S線図上で逆カルノーサイクルに類似したサイクルを構成する。そのため、適切な媒体を選択し、適正な温度、圧力で運転する必要がある。
2)後者は従来使用されてきた膨脹弁をタービンで置き換え、媒体の膨脹仕事を回収する。COを媒体にする場合、1)の要件を満たすタービンの膨脹仕事は入り口でガス、出口で気液二相流の場合に最大になる。
上記の工夫でヒートポンプの正味の動力を低減できCOPは向上する。図2は上記1)、2)の改善を加えた例を示す。従来例(現行製品)では、COP=3.49であるが、運転圧力を下げた本発明では、COP=9.4であり、圧縮機の正味動力が大幅に低減する。これは、COの臨界点(7.38MPa,
304K)近傍では実ガス効果により圧縮動力が小さいことに起因している。
放熱器における媒体の温度とTHとの差は小さいほどCOPが向上するので、高COPの実現には高性能かつコンパクトな熱交換器が必要である。この候補に,薄板に流路をエッチングで成型加工するPCHE(Printed Circuit Heat Exchanger)があるが、この場合にも高い温度効率を実現しようとすると熱交換器が長くなりコストがかさむ。コスト低減のためには流路をプレス加工乃至はプラスチック成型することが望ましい。プレス加工を可能にするには、円形乃至は縦横比が1に近い小面積に流路を形成する必要があり、新たな流路構成方法が必須になる。他方、2)の実現には、圧縮機と一体型のタービンと分離型のタービンの二種が考えられるが、高圧のCOを熱媒とする給湯器では、分離型のほうが製作性、運転性の点で優れている。適切な翼車径と回転数の選択が重要である。
COを媒体とする本発明のヒートポンプでは、熱サイクルに膨張タービンを設置して動力を回収し、サイクル動作温度圧力を臨界点近傍に設定することで、COPを大幅に向上し、省エネルギーに寄与することができる。また、このサイクルを実現するうえで欠かせないコンパクトな流路を形成することにより、放熱器とヒートポンプの製造コストを大幅に低減できるという効果がある。
省スペース、省エネルギー型のヒートポンプ給湯器を開発することを目的に、貯湯タンクを排除し、動力を回収する膨脹タービンとコンパクト高性能放熱器を備えた瞬間給湯器を実現した。
第1の実施例を図1に示す。本発明になるヒートポンプ瞬間給湯器は、冷媒であるCO を圧縮する圧縮機1、それを駆動するモーター11、昇温された超臨界COの熱を給水に伝達する放熱器2、膨脹タービンと回収された動力を電気に変換する発電機9、仕切り弁10、減圧され減温した冷媒を外気で加熱する蒸発器4から構成される。タービンと並列に減圧弁3が設置されている。
瞬間給湯器の動作を冬場の運転を事例にして説明する。外気温度は7℃、給水温度と給湯温度はそれぞれ9℃、45℃、給湯量は100kg/hrと仮定する。このときの放熱器の熱出力は4.5kWである。圧力3.8MPa、温度3.3℃の亜臨界COの乾き飽和蒸気が圧縮機1に流入し、これを、給湯温度よりも高く臨界圧力に近い超臨界COに加圧・昇温する。この事例では7.5MPa、53.8℃になり、放熱器6に導かれる。ちなみに、COの臨界圧力と臨界温度は7.38MPa、31℃である。放熱器6に流入した超臨界COは9℃の給水を45℃まで加熱し自身は31.5℃まで冷却され、ガスの状態でタービン8に流入し膨脹する。膨脹過程で動力が電気出力として回収される。発電された電力は圧縮機1のモーター11の動力の一部として消費される。膨脹後のCOは、飽和温度が外気温度(9℃)よりも低くなる圧力まで膨脹するようタービン8の回転数が制御される。本事例では膨脹後の圧力、温度はそれぞれ3.8MPa
、3.3℃であり、乾き度0.35の飽和蒸気となって加熱器4に流入し、気温9℃の空気7から受熱して蒸発し、セパレータ12で湿分を分離された後、乾き飽和蒸気となって圧縮機1に流入してヒートポンプサイクルを一巡する。本発明では膨脹過程にタービン8を設置して動力を回収する。本サイクルで圧縮、膨脹が可逆断熱過程の場合、圧縮動力は0.71kW、放熱後の膨脹仕事は0.23kWであり、このヒートポンプサイクルの正味の動力は0.48kW(=0.71-0.23)となる。この場合のヒートポンプの成績係数(COP)は9.4である。動力回収が無い場合のCOPは6.3である。これに対し、従来品(図2で90℃貯湯型(4.6kW機))のCOPは3.49であり、本発明は大幅なCOP向上を達成している。これまでの説明では冬場の運転を示したが、わが国における中間期と夏場の運転における圧力、温度条件では図3のようになる。本発明でこのような大きな省エネ効果が生じるための温度・圧力の設定方法について説明する。図4は本サイクルのT−S線図40を示す。COPを向上するために、圧縮過程、膨脹過程の比エントロピーを逆カルノーサイクルの四角形41に近接するように温度と圧力を選択する。すなわち、圧縮機入り口A36では圧縮過程での比エントロピーはガス状態を維持しつつ可能な限り小さく設定する。この結果、乾き飽和蒸気を与える比エントロピーが選択される。圧縮機出口B37の熱力学的状態は、等圧放熱過程の状態の軌跡が、逆カルノーサイクルの四角形41の上辺に近接するように、わずかに臨界圧力と給湯温度を超える圧力、温度を選択する。さらに、この圧力条件のもとで大きな膨脹仕事を獲得するために、タービン入り口温度C38は、膨張前後の温度差が逆カルノーサイクルの四角形の左辺の長さに近づく位置に選択される。前記した圧力の下限値は放熱器2の性能に強く依存している。すなわち、熱交換器の性能が向上するほど、逆カルノーサイクルの形状に近接できCOPを向上することが出来る。これに対し、従来の貯湯型では、設備費に占める割合が大きいタンクの容量を抑制するために、エネルギー密度を上げて貯湯し、使用時には水で薄めている。このため貯湯温度を使用温度より高く設定する。このため圧縮機で高圧まで圧縮する必要があり大きい動力を必要とする。
年経費の視点から本発明の効果を示す。図5は、年間のランニングコスト、図6は年間経費を従来品と比較したものである。単価が昼間の1/3の深夜電力を使う従来機に較べ、本発明はCOPを約3倍向上することにより、年間を通じて電気代をほぼ等価にできている。瞬間給湯器では、設備費の50%を占めるタンクが不要になり、追設する小型タービン発電機のコストをタンクの1/3とした場合の年間経費は従来比で3/4である。
図7は本発明の第2の実施例を示す。タービン8と圧縮機1は回転軸を共有して等しい回転数で回転する同軸型43と回転機構が互いに独立の他軸型44を選択できる。前者はタービン8の軸動力を直接圧縮機1の動力に伝達できるメリットがある反面、タービン8と圧縮機1のマッチングが要請されるために効率の高い運転範囲が狭いというデメリットもある。一方、後者は、タービン8と圧縮機1が別軸で互いに異なる回転数で回っている場合や、レシプロ機、スクロール機など動作原理が異なる場合でも使える。後者は、圧縮方式に無関係にタービン8を追設でき、さらに高圧のシール構造が前者に比べて楽であるというメリットがある反面、新たに発電機9とインバータを必要とする。第8図は、本発明のヒートポンプサイクルを実現する手段として半径流タービンを取り上げ、業務用冷凍サイクル(冷媒流量0.1kg/s)特性の回転数依存性を示したものである。分離型44のCOP42と遠心圧縮機を用いた同軸型43のCOP45とを比較している。分離型44では圧縮機1にレシプロ機を想定し、その断熱効率をタービンの回転数とは無関係に0.8と仮定した。これより、分離型のCOP42は広範囲の回転数で高い値を有し、制御の容易な低速域(5万から12万回転)で高COPの運転が可能である。また、これに対応する翼車直径dは20mm>d>10mmであり製作可能である。これに対し、一体型のCOP45は、20万回転を超える超高回転数域に最大値があり、低速域では急速に低下する。このため、製作可能範囲でCOPの向上を図るのが困難である。これより、性能面、動作特性のロバスト性、圧縮機の機種対応性の点で一体型に較べて分離型が優れていることがわかる。
図1に第3の実施例を示す。貯湯と瞬間給湯の機能を併せ持つハイブリッド型であり、貯湯タンク47を備えた既存の設備への追加が可能である。夜間電力も使用するので、さらなる年間コストの削減が可能である。タンク内での放熱ロスを補償するため、出湯温度を50℃に設定する。簡単のため、夜間の蓄熱エネルギーを従来の50%とし瞬間湯沸しモードで残りの50%を分担すれば、COPの向上により、夜間の消費電力の従来比は0.5*3.1/7.5=0.2,昼間の消費電力の従来比は0.5である。第5図によれば、年間ランニングコストは、貯湯と瞬間給湯でほぼ同額なので、ハイブリッドのランニングコストは従来比70%である。
図9は本発明の第4の実施例である放熱器2を示す。高性能の放熱器2として、水力等価直径が小さいPCHEが有力な候補である。PCHEは、熱媒の流路が形成された金属プレート20と、水の流路が形成されたプレート21を交互に積層し拡散接合で一体化する。PCHEは母材強度がたもたれるので、耐圧性、耐熱性に優れている。プレート上の流路形成に、従来は、ケミカルエッチングを適用していたが、実用化には安価な製造が必須である。例えばプレス加工で流路を形成できればコストを飛躍的に低減できる。温度と圧力が低い場合は、金属プレートにかわり、安価なプラスチック成型により流路を構成することも出来る。一枚のプレート上の流路の構成は、熱媒のCOをプレートに供給する入り口プレナム13、熱媒を伝熱部に均等に分配するガイド溝16、直線伝熱部15、伝熱部の端にあるガイド溝16、相隣る伝熱流路間の熱伝導を阻害するために設けられたスリット17を単位として繰り返し形成された伝熱部と、熱交換を終えた熱媒を回収する出口プレナム18から構成される。一方、水のプレートでは入り口プレナム19と出口プレナム14の配置が熱媒のプレートと反対位置に設け流れ方向を対抗させるのが好ましい。熱交換器の温度効率を低下させないためには、熱交換器の総流路長さを確保しながら、伝熱部15の流路幅29を狭めて与えられた寸法L1(22)とL2(23)のなかに流路を形成する必要がある。図10はガイド溝16の形状をしめす。流体が、前記のように形成された伝熱部を偏り無く一様に流れるようにするのが熱交換効率上好ましい。
そのため、ガイド溝16では静圧が場所によらず一様であることが好ましい。このため、動圧の回復と摩擦損失が釣り合うように、プレナム位置から流れ方向にガイド溝の流路幅を変化させるのが望ましい。
図11はガイド溝16で生じる圧力損失を解消するアイデアで、一枚のプレート上に形成された螺旋流路30を示す。流路幅は流れに沿い一定である。中央に設置されたプレナム25から流出する熱媒は螺旋状に外向き28に流れ、終端に位置するプレナム26で回収される。一方、低温冷媒たとえば水は積層方向に隣接したプレート上を流れ、最外周に設置されたプレナム27から流入し熱媒と逆向きに流れて中央のプレナム24で回収される。壁面熱伝導を阻止すべく内外流路との間にはスリット31が設けられている。この場合も、与えられた面積内に流路長さを確保するのに流路幅を狭めることが可能である。図12には、幅は異なるが長さが同じ二つの流路を重ね書きした例を示す。流路A32の流路幅34は大きく、与えられた正方形49の中に全流路が納まらないが、流路B33では流路幅35が小さいので、全流路が与えられた正方形49の中に格納されている。流路幅35に半比例して積層板の数を増せば、必要な伝熱面積を確保できる。このような方法によれば、熱交換器の温度効率を維持しつつ、一枚あたりの流路をコンパクト空間に閉じ込めることができ、プレス加工など安価な方法で板上に流路26を形成できる。
本発明の瞬間湯沸器は従来の貯湯型給湯器に較べて設置スペースが飛躍的に狭小化できるので、ヒートポンプ給湯器の集合住宅への普及を飛躍的に促進でき、COの排出の削減に寄与できる。
本発明のヒートポンプの機器構成の説明図 T−S線図による本発明の原理の説明図 本発明の適用事例である瞬間給湯器の動作条件を説明する図 本発明のT−S線図上での動作を説明する図 本発明と現行品の年間ランニングコストの比較図 本発明と現行品の年間経費の比較図 タービンと圧縮機との組み合わせ方法を説明した図 成績係数(COP)の回転数依存性を説明する図 本発明になる放熱器の構造を説明した図 放熱器のガイド溝の形状を説明した図 螺旋流路を有する放熱器の一例を説明した図 与えられた面積内に一定の長さの螺旋流路を形成する方法を説明した図
符号の説明
1 圧縮機
2 放熱器
3 膨張弁
4 加熱器
5 給湯ライン
6 給水ライン
7 空気導入ライン
8 タービン
9 発電機
10仕切り弁
11モーター
12気液分離機
13COの入口プレナム
14水の出口プレナム
15伝熱部(流路形成部)
16ガイド溝
17スリット
18COの出口プレナム
19水の入口プレナム
20COの流れ方向
21水の流れ方向
22プレートの横長さ
23プレートの縦長さ
24水の出口プレナム
25COの入口プレナム
26CO出口プレナム
27水の入口プレナム
28流れ方向
29流路幅
30伝熱部(螺旋流路形成部)
31スリット
32流路A
33流路B
34流路Aの流路幅
35流路Bの流路幅
36圧縮機入口の状態A
37圧縮機出口の状態B
38タービン入口の状態C
39タービン出口の状態D
40断熱圧縮
41逆カルノーサイクル
42他軸型のCOP
43同軸型
44他軸型
45同軸型のCOP
46動力回収がない場合のCOP
47貯湯タンク
48三方弁
49正方形
50従来例

Claims (10)

  1. 二酸化炭素を冷媒とし圧縮過程、放熱過程、膨脹過程及び加熱過程を内包するヒートポンプまたは冷凍サイクルであって、前記膨脹過程に膨脹仕事を回収するタービンが設置されていることを特徴としたヒートポンプまたは冷凍サイクル。
  2. 前記タービンが発電し、その電力を前記圧縮過程に用いられる圧縮機またはポンプの動力として供給することを特徴とする[請求項1]に記載のヒートポンプまたは冷凍サイクル。
  3. 前記タービンの冷媒の状態が、入口でガス、出口で気液二相の飽和状態であることを特徴とする[請求項1]に記載のヒートポンプ。
  4. ヒートポンプサイクルにおける冷媒の最低圧力と最高圧力が、日本の気候で冬期から中間期にかけては、それぞれ3.8〜5MPa、7.5〜8.6MPaの範囲にあり、中間期から夏にかけては、それぞれが5〜6MPa、8.6〜9.5MPaの範囲に設定され、かつ放熱過程での被加熱媒体が水であることを特徴とする[請求項1]に記載のヒートポンプ。
  5. 前記圧縮過程の冷媒の状態が乾き飽和蒸気もしくはその近傍の過熱蒸気であることを特徴とする[請求項1]に記載の冷凍サイクル。
  6. 放熱過程を構成する放熱器がPCHEで構成され、流路が形成された複数のプレートを拡散接合してなる[請求項1]に記載のヒートポンプ。
  7. 前記プレートの材料が、冷媒側にあっては銅またはステンレスかつ水側にあっては、プラスチック材であることを特徴とする[請求項4]に記載のヒートポンプ。
  8. 前記プレートは、N個の合同な直線流路群が等間隔に配置され、プレートへの流体入り口部から数えてk+1番目の流路は、その流れの向きが、k番目(k=1,2,3・・・N−1)の流路の流れと対向するようにk番流路の下流側の端部でガイド溝を介してk番流路と接続され、かつ該端部の反対側に開口を有するスリットがk番流路とk+1番流路で挟まれる部分に流路に平行に設けられたことを特徴とする[請求項6]に記載の放熱器。
  9. 前記ガイド溝は、静圧分布の偏りが緩和するように、ガイド溝の幅が変化していることを特徴とする[請求項8]に記載の放熱器
  10. 前記プレートに形成される流路形状は、流路幅一定の伝熱部流路がプレートの中央部から渦巻き状に外側に向かって形成され、渦巻き流路の縁に沿ってスリットが設けられ、かつk周目の流路外縁とk+1周目の流路内縁が前記スリットを挟んで接するように形成され、流体の出入り口部が渦巻きの中央部と流路の端部に設けられたことを特徴とする[請求項6]に記載の放熱器。
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