JP2009214864A - 図形表示による運転補助装置 - Google Patents

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Keikichi Watanabe
桂吉 渡邉
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Abstract

【課題】自動車の装備品、すなわちフロントガラス、サイドミラー、ルームミラーに共通の構造を設置し、運転者の目視作業を補助することにより、容易で安全な運転を可能にする方法を提供する。
【解決手段】パネルに設置されている電子発光素子または電子発色素子を発光または発色させることにより、図形等をパネル上に表示して運転時の重点、または特定目視領域等の範囲指示、特定等に役立てる。
【選択図】図4

Description

本発明は自動車、列車,船舶,航空機などの運転室のフロントガラスパネル,並びに自動車用サイドミラー、ルームミラー等の構造およびその製造方法に関する。
自動車の運転のための装備がIT技術を基に次々と開発され実施されており、その最たるものはルートを表示するカー・ナビ(略称)であり、また近い将来“ぶつからない車”の出現さえ予測されている。またカメラと電子機器を連動させ運転者の視野の死角である後方、側面などをモニター画面に映し出す装置(特開2007−112419)も開発されている。
発明が解決しようとする課題
確かに上述の装置類は車の運転のそれぞれの局面においての利便性は認められるが、車を走らせるという全般的な、いわば長丁場の作業の場面においてみれば部分的な貢献であることは否めない。あくまでも運転は運転者が目視に基ずいてアクセルとブレーキのペダルを踏み、なおかつハンドル操作を行わねばならないものであるから、その作業の原点、すなわち運転者が行なわなけれならない長時間にわたる神経を酷使する目視作業をいかに補助し支援するかの仕組みの開発が重要であると考える。
我われが運転時に視認に必要とするものは(1)フロントグラスを透視しての前方視野、次いで(2)サイドミラーによる左右側方と後方視野、次いで(3)ルームミラーによる後方背後の視野である。これら(1)(2)(3)は、いわば三位一体であり,そのいずれが欠如しても運転は安全に行なえない。このうち(2)については複合ミラーの採用
のみで(1)(3)について際立った開発は未だ行なわれていない。
課題を解決するための手段
よって本案は、これら(1)、(2)(3)の視野を供給する装備器材,すなわちフロントガラス、サイドミラー、ルームミラーに相似し共通する構造を設けてその視認作業を補助し援助するための新規な提案を行なうものである。
すなわちフロントガラスとミラー上に図形等を設け、または運転時に表出する方式を提案する。その目的は運転者が観察すべき対象車の動きや位置をより的確に確認し、同時に自車の動きや位置も確認、把握するためで、例えるならば広い空間での対象物体の動きを正確に把握するのは困難であるが仮に視界中に経緯線(桝目)を設けられるとすれば、その動きは把握するのにきわめて容易になる理屈である。経線をよぎる(横切る)とすれば左右いずれか、また緯線をよぎれば上下のいずれかに対象物体は移動しているのが確認し理解できる。よって図形はこの種の確認作業に重要な役割の持つ指標(目じるし)となる。
フロントガラス、または運転者の頭上空間に映像を映しだす試みは従来において、いくつかある。特許2693756、特表2004−536009、特開2003−335149などである。しかし実用化に至らないのが現状といえる。その理由として考えられるのは運転者の視野の混乱についての危惧であろう。フロントガラスの透視による視野は運転者にとって最重要なもので、この場面に他の視覚情報が侵入することは危険でさえある。
よって当案は視界の妨げにならずに、しかし運転者の視野の確保にむしろ役立つ方式を提案する。文字や映像は運転者を混乱させるが視野上の単純な図形は運転の妨げにならないし、視線を確定し安定させることでむしろ実利は大きい。
しかしながら、それらの図形等の構造は運転者の視野を妨げない範囲内においてなされ、その色彩も運転者の目を疲れさせない優しいものを採用することは当然のことである。当装備の一例として、後部パネル上のヒーター線は通常、殆んど我われの視界を妨げないので,これと似た配慮を設置に際して行うのはきわめて容易であろう。
発明の効果
発明の実施に際しての上述の図形等の有用性およびその効果について各機器ごとに下記に説明する。
(図1)はルームミラーとミラー上のの映像である。中心の円と中心線を後部座席背後の路面に合わせることで必要視野の確保のための操作は的確に素早く行なうことが可能である。
次いで(図2)はサイドミラーとミラー上の映像である。ミラーの中心円と縦線を車線上に合わせ、なおかつ横線を路面と平行にすることで運転者は自車線内の走行位置を観察し確認できるし、また走行時の車体の左右へのブレを減少させることが出来る。車の運転席は左または右のハンドル位置により異なるので、殆んどのドライバーは中心線の左または右側寄りを走行する癖がある。しかしこれらの図形を観察することで運転者は安全な車線中央部分を走行することが容易に出来るようになる。これにより運転者の平衡感覚の保持を補助する効果が顕著であるといえる。また、このミラー構造は[図3]後進の場合,そして車庫入れなどの際に障害物との距離も確認する作業にも役立つ。
次いで(図4)はこの図形等をフロントガラス上に設けた構造の一例である。運転者は前方の道路全般、および付近の他車輌にも注意しなければならないのは当然である。我われの視野は通常150−180度といわれているが、この広範囲な視野を運転中常時保持するのは不可能である。例えばある瞬間、前方の一点を凝視するとすれば、そのとき運転者の視野は5度以下にもなる。よって前記の図形を活用することにより前方視野の中で走行中において最も重要な視野部分を図形が終始、指示し確認させてくれるので運転者は不必要な視線の移動も行なうこともないし、また心理的にも安定する。このことは当然のことながら運転者の疲労を減少させるに効果がある、また中心の図形内また図形外に移動する対象車を観察することで対象車の動きと,なおかつ自車の動き対比についても確認はより容易になる。この効果は特に曲折路において顕著でありまた動体視力や深視力の衰えた年配者、また初心者の運転を補助し援助するのにも効果がある。強調できることは当方式の実像また写像はすべて運転者が自分の肉眼で直接確認できるので、映像機器を経由してのモニター画像と比べれば信頼度、安心度において大いに勝るのは当然である。
ミラーまたはフロントガラス上に上述の図面を設ける方法については様々な方法が考えられる。プリント方式はコストがかからず容易である。しかしながらフロントグラスに関しては運転者の身体差で生じる目線位置の変化で設置する図形の位置も変えなければならない。また昼間と夜間では図形の色彩も変える必要が生じるであろう。よって、これに対応する表出方法としてプラズマ、液晶、SED,有機ELなどの最新の電子パネル技術やホログラム技術などが応用できる。表出する図形はきわめて簡素、単純であるから、そのための構造コストは高くはない。
また比較的一定した軌道上を走行する列車用のフロントガラス用の図形、また、たえず前方水面が揺れや波高で変化する船舶用、また航空機用についてもそれぞれの分野の専門家の意見を参考にすればそれぞれの用途に適した実用効果のあるものを作ることが期待できる。
本発明の車輌用ルームミラーの映像の一例である。 本発明の車両用サイドミラーの映像の一例である。 本発明の車輌用サイドミラーの車庫入れの際の映像の一例である。 本発明のフロントガラスの実像の一例である。
符号の説明
図面に説明を付したので省略

Claims (4)

  1. パネルに設置されている電子発光素子または電子発色素子を発光または発色させることにより図形等をパネル上に表示して運転時の重点、または特定目視領域等の範囲指示、特定等に役立てる構造と機能を有する自動車用フロントガラスパネル
  2. 請求項1の構造と機能を持たせた、他の乗り物、すなわち、列車、船舶、航空機のフロントガラス。
  3. 請求項1の構造と機能を有する自動車用ミラー
  4. 電子発光または発色素子を有する構造は備えずとも、ミラー上にプリント等された図形等を保有し運転補助に役立てる自動車用ミラー
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JP2016147650A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 ミンホ ジョン 船舶の衝突予測器具

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