JP2009213192A - Cylindrical linear motor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電磁力によって推力を発生する円筒型リニアモータに関する。 The present invention relates to a cylindrical linear motor that generates thrust by electromagnetic force.
従来の円筒型リニアモータの一例として、特許文献1に示される円筒型リニアモータがある。特許文献1に示される円筒型リニアモータは、直線状に相対移動可能に可動子、固定子を設け、可動子は、外周側に永久磁石が配置された筒状のセンターヨークを有し、固定子は、内周側にコイルが配置された筒状のアウターヨーク及び該アウターヨークと一体化されてその内側に配置された筒状ロッドを有し、アウターヨーク及び筒状ロッド間にセンターヨークが移動可能に挿入され、筒状ロッド及びセンターヨーク間に2つの軸受が介在され前記コイルに流れる電流を制御して、前記可動子、固定子の相対移動に対する推力を発生させるようにしている。
ところで、上記従来技術では、長期間使用することにより、軸受及びセンターヨーク内周側部分が磨耗する。そして、磨耗した部品を交換する必要がある。この際、軸受は容易に交換できる。しかし、センターヨーク内周側部分の磨耗に関しては、センターヨークの外周側に磁力の強力な永久磁石を装着していることから、内径削りやホーニング加工を施すことが困難であり、かつセンターヨークに多数の永久磁石を装着していることから、センターヨークのみを交換することも容易ではなかった。このため、センターヨーク内周側部分の磨耗に関しては、センターヨーク組付体(永久磁石が組付けられた状態のセンターヨーク)を交換する必要があり、高価な永久磁石までも交換することとなり効率が悪くかつコストアップを招くものであった。 By the way, in the said prior art, a bearing and a center yoke inner peripheral part wear out by using for a long period of time. And it is necessary to replace worn parts. At this time, the bearing can be easily replaced. However, with regard to the wear on the inner peripheral portion of the center yoke, it is difficult to perform inner diameter cutting or honing processing because a strong magnetic permanent magnet is mounted on the outer peripheral side of the center yoke. Since many permanent magnets are mounted, it is not easy to replace only the center yoke. For this reason, regarding the wear on the inner peripheral portion of the center yoke, it is necessary to replace the center yoke assembly (center yoke with the permanent magnet assembled), and even an expensive permanent magnet must be replaced. It was bad and caused cost increase.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、長期間使用に伴う部品交換時の着脱を効率よく行なうことができる円筒型リニアモータを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a cylindrical linear motor that can be efficiently attached and detached at the time of parts replacement accompanying long-term use.
本発明は、直線状に相対移動可能に第1、第2部材を設け、前記第1部材は、筒状の第1部材側ヨークを有し、前記第2部材は、筒状のアウターヨーク及び該アウターヨークと一体化されてその内側に配置された筒状又は軸状の案内部材を有し、該案内部材は、前記アウターヨークとの間に挿入される前記第1部材側ヨークを軸受を介して案内し、前記アウターヨーク及び前記第1部材側ヨークの夫々にコイル又は永久磁石が選択的に配置され、前記コイルに流れる電流を制御して、前記第1、第2部材の相対移動に対する推力を発生させる円筒型リニアモータにおいて、前記第1部材側ヨークの内側の所定領域を覆うように筒状体を着脱可能に嵌合したことを特徴とする。 The present invention provides first and second members which are linearly movable relative to each other, the first member has a cylindrical first member side yoke, and the second member includes a cylindrical outer yoke and A cylindrical or shaft-shaped guide member integrated with the outer yoke and disposed on the inner side of the outer yoke. The guide member serves as a bearing for the first member-side yoke inserted between the outer yoke and the outer yoke. And a coil or a permanent magnet is selectively disposed on each of the outer yoke and the first member side yoke, and controls the current flowing in the coil to prevent relative movement of the first and second members. In the cylindrical linear motor for generating a thrust, a cylindrical body is detachably fitted so as to cover a predetermined region inside the first member side yoke.
本発明によれば、長期間使用に伴う部品交換時の着脱を効率よく行なうことができる。 According to the present invention, it is possible to efficiently perform attachment / detachment at the time of component replacement accompanying long-term use.
以下、本発明の第1実施形態に係る円筒型リニアモータを図1に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る円筒型リニアモータを示し、(A)はその円筒型リニアモータを模式的に示す断面図、(B)は、(A)のセンターヨーク及び筒状体を示す(A)のB矢視の正面図である。(C)は、第1実施形態の変形例を示す(A)のB矢視の正面図である。 Hereinafter, a cylindrical linear motor according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 1A and 1B show a cylindrical linear motor according to a first embodiment of the present invention, in which FIG. 1A is a sectional view schematically showing the cylindrical linear motor, and FIG. 1B is a center yoke and cylinder of FIG. It is a front view of the arrow B of (A) which shows a solid body. (C) is a front view of arrow B of (A) showing a modification of the first embodiment.
図1(A)、(B)および(C)において、円筒型リニアモータ1は、図1(A)左右方向に相対的に移動可能の可動子2(第1部材)及び固定子3(第2部材)を有し、後述するコイル4に流れる電流を制御して、可動子2及び固定子3の相対移動に対する推力を発生して可動子2及び又は固定子3を直線運動させる。
可動子2は、外周側に永久磁石5が配置された筒状のセンターヨーク6を有している。センターヨーク6は、車両のばね下の取付フランジ(以下、ばね下側取付フランジ7という。)に、その基端側部分(以下、センターヨーク基端側部分6aという。)が取り付けられている。
1A, 1B, and 1C, a cylindrical
The
固定子3は、内周部にコア9a及び前記コイル4が取付けられた有底筒状のアウターヨーク9及び該アウターヨーク9内に挿入される筒状案内部材10を一体的に保持して略2重筒状をなしている。
アウターヨーク9は、その底部11が車両の車体(ばね上)に取付フランジ(以下、車体側取付フランジ12という。)によって取付けられている。
筒状案内部材10内に挿入されるようにしてアウターヨーク9の底部11及びばね下側取付フランジ7間にストロークセンサ15が介在されている。
The
The
A
センターヨーク6の先端側部分6bの内側には、大径、小径とされた第1、第2環状凹部6m,6nが段差を持って形成されている。第1環状凹部6mには、ねじ部材(以下、センターヨーク先端側ねじ部材17という。)が螺合される雌ねじ(符号省略)が形成されている。また、第2環状凹部6nに納まるようにして、センターヨーク6の先端側部分6b及び筒状案内部材10間にすべり軸受からなる軸受(以下、第1軸受16という。)(請求項7の一方の軸受に相当する。)が介在されている。
第1軸受16は、センターヨーク6の先端側部分6bに形成された第1環状凹部6mに螺合されるセンターヨーク先端側ねじ部材17により図1(A)左方向の変位が規制されている。なお、センターヨーク先端側ねじ部材17は、第一軸受16の軸方向変位を規制できるものであればねじ部材に限定するものではなく、センターヨーク6に別に設けた他手段(たとえばボルト止め)によって固定される固定部材などを用いてもよい。
図中、18は、第2環状凹部6nに納まるようにして、第1軸受16及び後述する筒状体20間に介在されるプレートを示す。なお、プレート18は軸受16を保護する目的で介在されているのであって、発生推力が小さいリニアモータの場合など必ず構成する必要はない。
センターヨーク基端側部分6aには、内方に突出して筒状体20の一端部〔図1(A)右側部分〕を支持可能の環状部(以下、センターヨーク側環状部6cという。)が備えられている。
Inside the
The displacement of the first bearing 16 in the left direction in FIG. 1A is regulated by a center yoke tip
In the figure,
The center yoke
センターヨーク6の内側における第1、第2環状凹部6m,6n(第1軸受16、センターヨーク先端側ねじ部材17及びプレート18の各配置部分)並びにセンターヨーク側環状部6cを除く部分(以下、センターヨーク内側所定領域22という。請求項1の「第1部材側ヨークの内側の所定領域」に相当する。)を覆うように筒状体20が着脱可能に嵌合されている。
The first and second
前記筒状体20は、センターヨーク6に対する一方向(図1(A)右方向)への押圧によりセンターヨーク6に圧入される。筒状体20は、前記押圧によりセンターヨーク6内に挿入され、図1(A)右側の端部(以下、筒状体右側端部20aという。特許請求の範囲の「筒状体の一方向側端部」に相当する。)がセンターヨーク側環状部6cに当接し、この状態で筒状体右側端部20aがセンターヨーク側環状部6cに支持されてセンターヨーク6に圧入された状態となっている。
なお、筒状体20における筒状体右側端部20aと反対側に相当する他方向側端部を、以下、筒状体左側端部20b(特許請求の範囲の「筒状体の他方向側端部」に相当する。)という。また、本実施形態では、センターヨーク6の先端側部分6bにおける筒状体左側端部20bより図1(A)左側部分が請求項7の「第1部材側ヨークにおける前記筒状体の他方向側端部より他方向側に位置する部分」に相当する。
The
In addition, the other direction side end corresponding to the opposite side of the cylindrical body
センターヨーク側環状部6cには、図1(A)、(B)に示すように筒状体20の筒状体右側端部20aに形成される筒状体端部表面20d(特許請求の範囲の「前記第一部材の側ヨークの他方向側から当接可能な当接部」)を露出する切欠23が3個、周方向に所定間隔を空けて形成されている。なお、切欠23は当接部を露出する目的で設けられ、設置数および位置を適時選択可能である。
筒状案内部材10の先端側部分(図1(A)左側部分)と筒状体20が嵌合されているセンターヨーク6との間には、すべり軸受からなる軸受(以下、第2軸受24という。)〔請求項7の「他方の軸受」に相当する。〕が介在されている。
なお、筒状体20は、磁性体、非磁性体のどちらで構成されてもよい。前記筒状体20が磁性体の場合は、永久磁石5とセンターヨーク6(磁性体)と筒状体20が磁気回路を構成するのでリニアモータの推力効率を向上させることができる。一方、筒状体20を非磁性体で構成した場合は、永久磁石5とセンターヨーク6からなる磁気回路に含まれないので、磁力が働かないので着脱作業が容易になる。
As shown in FIGS. 1A and 1B, the center yoke side
Between the front end side portion (left side portion of FIG. 1A) of the
The
上述したように構成された円筒型リニアモータ1では、センターヨーク6は、センターヨーク内側所定領域22が筒状体20に覆われ、センターヨーク6の先端側部分6b(第1、第2環状凹部6m,6n)がセンターヨーク先端側ねじ部材17、第1軸受16、及びプレート18に覆われていることから、該円筒型リニアモータ1を長期間、使用しても、センターヨーク6の磨耗は抑制される。このため、長期間使用の磨耗に伴う部品交換に際し、第1、第2軸受16,24及び筒状体20を新しい製品と交換して対処することができ、センターヨーク6を交換せずに済み、ひいては上述した従来技術で必要とされたセンターヨーク組付体(永久磁石を組付けたセンターヨーク)の交換が不要となる。
また、本第1実施形態によれば、筒状体20の着脱に際し、センターヨーク6に圧入されている筒状体20をセンターヨーク6から取り出す場合、図示しない着脱ジグなどを介して、筒状体20の筒状体右側端部20aに形成される筒状体端部表面20d(特許請求の範囲の「前記第一部材の側ヨークの他方向側から当接可能な当接部」)に図1(A)左方向(特許請求の範囲の「一方向とは反対の他方向側」)の力を加える。すると、筒状体20は、加えられた力により図1(A)左方向に容易に移動し、これにより筒状体20を容易に取り出すことができ、この分、着脱作業性を向上できる。
In the cylindrical
Further, according to the first embodiment, when the
上記第1実施形態では、筒状体端部表面20d(前記当接部)を露出する目的で切欠23を設けた場合を例にしたが、これに代えて、センターヨーク側環状部6cの内径寸法を、筒状体20の内径寸法より大きくかつ筒状体20の外径寸法より小さく設定し、これにより、筒状体端部表面20dが露出されるように構成(以下、第1実施形態の変形例という。)してもよい。
この第1実施形態の変形例によれば、筒状体20の着脱に際し、センターヨーク6に圧入されている筒状体20をセンターヨーク6から取り出す場合、図示しない着脱ジグなどを介して、筒状体20の筒状体右側端部20aに形成される筒状体端部表面20d(特許請求の範囲の「前記第一部材の側ヨークの他方向側から当接可能な当接部」)に図2(A)左方向(特許請求の範囲の「一方向とは反対の他方向側」)の力を加える。すると、第1実施形態と同様に、筒状体20は、加えられた力により図2(A)左方向に容易に移動し、これにより筒状体20を容易に取り出すことができ、この分、着脱作業性を向上できる。
この第1実施形態の変形例の構造について、第1実施形態に組み合わせるように構成してもよい。
In the first embodiment, the case where the
According to the modification of the first embodiment, when the
You may comprise so that the structure of the modification of this 1st Embodiment may be combined with 1st Embodiment.
次に、本発明の第2実施形態に係る円筒型リニアモータを図3に基づき、図1を参照して説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る円筒型リニアモータ1Aを模式的に示す断面図である。
第2実施形態に係る円筒型リニアモータ1Aは、第1実施形態に係る円筒型リニアモータ1(図1)に比して、(ア)センターヨーク6に備えたセンターヨーク側環状部6c(切欠23を含む)を廃止し、センターヨーク基端側部分6aには、筒状体20の筒状体右側端部20aを支持する外周部に雄ねじを形成した筒状のねじ部材(以下、便宜上、センターヨーク基端側ねじ部材27という。請求項5の筒状体支持部材に相当する。)を螺合して設けたこと、(イ)センターヨーク6の内側における第1、第2環状凹部6m,6n〔第1軸受16、センターヨーク先端側ねじ部材17及びプレート18の各配置部分〕並びにセンターヨーク基端側ねじ部材27の配置部分を除く部分(以下、センターヨーク内側所定領域22Aという。請求項1の「第1部材側ヨークの内側の所定領域」に相当する。)を覆うように前記筒状体20が着脱可能に嵌合されていること、が主に異なっている。他の部分は、第1実施形態に係る円筒型リニアモータ1と同等であり、その説明は、適宜、省略する。
なお、センターヨーク基端側ねじ部材27は、筒状体20の一端側を支持し、センターヨーク基端側部分6aから着脱可能とする構造であればねじ部材に限定するものではなく、センターヨーク6に別に設けた他手段(たとえばボルト止め)によって固定される固定部材を用いてもよく、また、ばね下側取付フランジ7のセンターヨーク6側に一体に設けてもよい。
Next, a cylindrical linear motor according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 1 based on FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view schematically showing a cylindrical
Compared with the cylindrical linear motor 1 (FIG. 1) according to the first embodiment, the cylindrical
The center yoke base end
本第2実施形態に係る円筒型リニアモータ1Aによれば、センターヨーク6は、センターヨーク内側所定領域22Aが筒状体20に覆われ、センターヨーク6の内周部のセンターヨーク内側所定領域22A以外の部分がセンターヨーク6の先端側部分6bがセンターヨーク先端側ねじ部材17、第1軸受16、プレート18、及びセンターヨーク基端側ねじ部材27に覆われていることから、該円筒型リニアモータ1Aを長期間、使用しても、センターヨーク6の磨耗は抑制される。このため、長期間使用の際に、第1、第2軸受16,24及び筒状体20を新しい製品と交換して対処することができ、センターヨーク6を交換せずに済み、ひいては上述した従来技術で必要とされたセンターヨーク組付体(永久磁石を組付けたセンターヨーク)の交換が不要となる。
According to the cylindrical
また、本第2実施形態によれば、筒状体20の着脱に際し、センターヨーク6に圧入されている筒状体20をセンターヨーク6から取り出す場合、センターヨーク基端側ねじ部材27を取り外し、筒状体20の筒状体右側端部20aに形成される筒状体端部表面20dに図3左方向の力を加える。すると、筒状体20は、加えられた力により左方向に容易に移動して取り出すことができ、この分、交換作業性を向上できる。
In addition, according to the second embodiment, when the
次に、本発明の第3実施形態に係る円筒型リニアモータを図4に基づき、図1を参照して説明する。図4は、本発明の第3実施形態に係る円筒型リニアモータ1Bを模式的に示す断面図である。
第3実施形態に係る円筒型リニアモータ1Bは、第1実施形態に係る円筒型リニアモータ1に比して、センターヨーク6に備えたセンターヨーク側環状部6cの切欠23を廃止し、筒状体20の筒状体右側端部20aには、内方に突出し、その内径寸法が前記センターヨーク側環状部6cの内径寸法より小さい環状部(以下、筒状体側環状部20tという。)を設けたことが主に異なっている。他の部分は、第1実施形態に係る円筒型リニアモータ1と同等であり、その説明は、適宜、省略する。
Next, a cylindrical linear motor according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. 1 based on FIG. FIG. 4 is a cross-sectional view schematically showing a cylindrical
Compared with the cylindrical
本第3実施形態に係る円筒型リニアモータ1Bよれば、センターヨーク6は、センターヨーク内側所定領域22が筒状体20に覆われ、センターヨーク6の先端側部分6bが第1軸受16、センターヨーク先端側ねじ部材17及びプレート18に覆われていることから、該円筒型リニアモータ1を長期間、使用しても、センターヨーク6の磨耗は抑制される。このため、長期間使用の際に、第1、第2軸受16,24及び筒状体20を新しい製品と交換して対処することができ、センターヨーク6を交換せずに済み、ひいては上述した従来技術で必要とされたセンターヨーク組付体(永久磁石を組付けたセンターヨーク)の交換が不要となる。
また、本第3実施形態によれば、筒状体20の着脱に際し、センターヨーク6に圧入されている筒状体20の筒状体側環状部20tに形成される筒状体端部表面20dに対して、図4左方向の力を、センターヨーク側環状部6c内を通して加える。すると、筒状体20は、加えられた力により左方向に容易に移動して取り出すことができ、この分、着脱作業性を向上できる。
According to the cylindrical
Further, according to the third embodiment, when the
次に、本発明の第4実施形態に係る円筒型リニアモータを図5に基づき、図3を参照して説明する。図5は、本発明の第4実施形態に係る円筒型リニアモータ1Cを模式的に示す断面図である。
第4実施形態に係る円筒型リニアモータ1Cは、第2実施形態に係る円筒型リニアモータ1Aに比して、以下の(i)〜(viii)項の事項を備えたことが主に異なっている。他の部分は、第2実施形態に係る円筒型リニアモータ1Aと同等であり、その説明は、適宜、省略する。
Next, a cylindrical linear motor according to a fourth embodiment of the present invention will be described based on FIG. 5 and with reference to FIG. FIG. 5 is a sectional view schematically showing a cylindrical
The cylindrical
(i)センターヨーク6に嵌合される筒状体20に代えて、センターヨーク6の内径寸法より外径寸法が僅かに小さくてこれに挿入される筒状体20Cを設けたこと。
(ii)センターヨーク基端側ねじ部材27(請求項8の筒状体支持部に相当する。)に筒状体右側端部20aの挿入を受けてこれに当接する環状凹部31を形成したこと。
(iii)第1軸受16に代えて、該第1軸受16より形状の小さい軸受(以下、便宜上、小形第1軸受という。請求項7の一方の軸受に相当する)16Cを設け、小形第1軸受16Cを内周側に装着した筒状ガイド部材32が、第2環状凹部6nに納まるように配置されたこと。
(I) Instead of the
(Ii) An
(iii) Instead of the
(iv)筒状ガイド部材32は、外径寸法が第2環状凹部6nのない形寸法より僅かに小さい筒状のガイド部材本体部32aと、ガイド部材本体部32aの内周側に内方に突出する環状のガイド部材内方突出部32bとを有し、ガイド部材内方突出部32bの一面側(図5右側)は筒状体20Cの筒状体左側端部20bに当接可能で、他面側(図5左側)は小形第1軸受16Cに当接してこれを支持するようにしている。
なお、筒状ガイド部材32は、軸受16を保護及び筒状体20Cの端部を支持できればよく、形状に限定はなく、発生推力が小さいリニアモータの場合など必ず構成する必要はない。その場合、小形第1軸受16cに上記機能を持たせてもよい。
(v)筒状体20Cは、センターヨーク6にセンターヨーク基端側ねじ部材27及びセンターヨーク先端側ねじ部材17がねじ込まれることにより、筒状体右側端部20aがセンターヨーク基端側ねじ部材27により押圧され、筒状体左側端部20bが筒状ガイド部材32を介してセンターヨーク先端側ねじ部材17に押圧され、これにより、センターヨーク6に対して軸方向および径方向で固定されること。
(vi) センターヨーク6の内側における第1、第2環状凹部6m,6n〔センターヨーク先端側ねじ部材17及び筒状ガイド部材32(小形第1軸受16Cを含む。)の各配置部分〕並びにセンターヨーク基端側ねじ部材27の配置部分を除く部分(以下、センターヨーク内側所定領域22Cという。請求項1の「第1部材側ヨークの内側の所定領域」に相当する。)を覆うように前記筒状体20Cが交換可能に挿入されていること。
(Iv) The
The
(V) In the
(Vi) First and second
本第4実施形態に係る円筒型リニアモータ1Cによれば、センターヨーク6は、センターヨーク内側所定領域22Cが筒状体20Cに覆われ、センターヨーク6の先端側部分6bが小形第1軸受16C、センターヨーク先端側ねじ部材17、筒状ガイド部材に覆われていることから、該円筒型リニアモータ1Cを長期間、使用しても、センターヨーク6の磨耗は抑制される。このため、長期間使用の際に、小形第1軸受16C、第2軸受24及び筒状体20Cを新しい製品と交換して対処することができ、センターヨーク6を交換せずに済み、ひいては上述した従来技術で必要とされたセンターヨーク組付体(永久磁石を組付けたセンターヨーク)の交換が不要となる。
According to the cylindrical
また、本第4実施形態によれば、筒状体20Cはセンターヨーク6に圧入されず、単に挿入(特許請求の範囲の「遊嵌」)されていることから、筒状体20Cの交換に際し、センターヨーク基端側ねじ部材27を取り外すことにより、筒状体20Cをセンターヨーク6から容易に取り出すことができる。この分、交換作業性を向上できる。
また、本第4実施形態によれば、筒状体20Cはセンターヨーク6に嵌合されず、単に挿入され、センターヨーク先端側ねじ部材17及びセンターヨーク基端側ねじ部材27のセンターヨーク6へのねじ込みに伴う押圧により固定されているので、ねじ部材17,27のねじ込み量を調整することにより、筒状体20Cの軸方法の寸法誤差を許容でき、これに伴いセンターヨーク6への固定を確実に実施できる。
なお、センターヨーク先端側ねじ部材17及びセンターヨーク基端側ねじ部材27は、前述のようにねじ部材に限定するものではなく、その他方法により固定しても構わない。
なお、筒状体20Cの軸方法の寸法誤差を許容するためには、センターヨーク先端側ねじ部材17及びセンターヨーク基端側ねじ部材27のどちらか一方のみねじ構造であればよく、その場合適時固定方法を選択しても構わない。また、別の寸法誤差許容手段を設けた場合、両方をねじ構造以外の固定方法とすることが可能である。
In addition, according to the fourth embodiment, the
Further, according to the fourth embodiment, the
The center yoke front end
In order to allow a dimensional error in the axial method of the
なお、上記各実施形態では、センターヨーク6に永久磁石5を配置し、アウターヨーク9にコイル4を配置した場合を例にしたが、これに代えて、センターヨーク6にコイル4を配置し、アウターヨーク9に永久磁石5を配置するように構成してもよい。
上記各実施形態では、案内部材として筒状案内部材10を用いた場合を例にしたが、本発明は、これに限らず、軸状の案内部材を用いてもよい。この場合には、ストロークセンサ15は別の部分に設けるようにする。
In each of the above embodiments, the case where the
In each of the above-described embodiments, the case where the
1,1A,1B,1C…円筒型リニアモータ、2…可動子(第1部材)、3…固定子(第2部材)、4…コイル、5…永久磁石、6…センターヨーク、6c…センターヨーク側環状部(環状部)、9…アウターヨーク、10…筒状案内部材(案内部材)、16…第1軸受(一方の軸受)、16C…小形第1軸受(一方の軸受)、17…センターヨーク先端側ねじ部材(筒状体支持部材)、20…筒状体、20a…筒状体右側端部(筒状体の一方向側端部)、20b…筒状体左側端部(筒状体の他方向側端部)、20d・・・筒状体端部表面(当接部)、22,22C…センターヨーク内側所定領域、23…切欠、24…第2軸受(他方の軸受)、27…センターヨーク基端側ねじ部材(筒状体支持部材、)、32…筒状ガイド部材。
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記第1部材側ヨークの内側の所定領域を覆うように筒状体を着脱可能に嵌合したことを特徴とする円筒型リニアモータ。 First and second members are provided so as to be relatively movable linearly, the first member has a cylindrical first member side yoke, and the second member includes a cylindrical outer yoke and the outer yoke. It has a cylindrical or shaft-shaped guide member that is integrated and disposed inside, and the guide member guides the first member-side yoke inserted between the outer yoke and a bearing through a bearing. A coil or a permanent magnet is selectively disposed on each of the outer yoke and the first member side yoke, and a current flowing through the coil is controlled to generate a thrust for relative movement of the first and second members. In cylindrical linear motor,
A cylindrical linear motor, wherein a cylindrical body is detachably fitted so as to cover a predetermined area inside the first member side yoke.
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008050618A Pending JP2009213192A (en) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | Cylindrical linear motor |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2009213192A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011087366A (en) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Toshiba Mach Co Ltd | Linear motor and manufacturing method of the same |
EP3214745A4 (en) * | 2014-10-29 | 2018-05-30 | KYB Corporation | Linear actuator |
-
2008
- 2008-02-29 JP JP2008050618A patent/JP2009213192A/en active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011087366A (en) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Toshiba Mach Co Ltd | Linear motor and manufacturing method of the same |
EP3214745A4 (en) * | 2014-10-29 | 2018-05-30 | KYB Corporation | Linear actuator |
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A711 | Notification of change in applicant |
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RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20090907 |