JP2009206881A - ネットワークシステム、端末装置、中継装置、帯域制御方法、及び中継装置の帯域制御方法 - Google Patents

ネットワークシステム、端末装置、中継装置、帯域制御方法、及び中継装置の帯域制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】中継ノードでの帯域制御に関する機能を簡素化し、ネットワークシステムのコストを削減する。
【解決手段】本発明によるネットワークシステムは、入力されるデータのトラフィック量に基づいたマーキング情報を、データのVLANタグに挿入する端末装置と、VLANタグに挿入されたマーキング情報に基づいた優先順位に従って入力されたデータを他の装置に転送する中継装置とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、中継装置を介して複数の端末装置間で通信が行われるネットワークシステム、及び帯域制御方法に関する。
近年、ネットワークの利用の拡大に伴い、ネットワークの帯域不足が問題となっている。特に、利用者が急増しているVoIPによる音声通話や、映像コンテンツのストリーミング配信等のサービスは、通信遅延やデータロスによる影響を受けやすく、サービスの品質低下の原因となっている。又、ネットワーク利用者や、ノード間で通信されるデータ量が増大しているため、中継ノードにおいて輻輳する頻度が増加している。
このため、ネットワーク上のデータの流れを制御することで帯域をコントロールする、所謂、帯域制御が行われている。帯域制御は、主にクラシファイ(classifier)、アドミッション制御(admission control) 、シェーピング(shaping) 、キューイング(queuing)、スケジューリング(scheduling)の機能によって実現される。
クラシファイでは、データのIPアドレスやポート番号によってデータの分類が行われる。データ(パケット)は、クラシファイで分類されたグループ毎に処理される。アドミッション制御によって、送信元におけるパケット送出が制御され、受信データ量が調節される。シェーピング機能では、データの転送速度が制御される。この際、超過パケットはキューに保持され、一定の時間間隔をおいて伝送されるようにスケジューリングされる。
キューイングによって保持されたデータは、その優先度に応じて転送順が決められる(優先制御)。優先制御によって、優先度の高いデータは優先的に転送され、優先度の低いデータは、輻輳時において破棄の対象となる。優先制御に関する技術が、例えば、特開2007−274467(特許文献1)、WO2004/040854(特許文献2)、特開2005−229285(特許文献3)に記載されている。
特許文献1には、受信フレームのVLAN(Virtual Local Area Network)タグ内の情報に基づいて優先されるべき呼の識別を行い、優先されるべき呼に対して優先的に帯域を確保して呼接続を行うネットワーク中継装置が記載されている。特許文献2には、優先順位を決めるタグやフレームの破棄の可否を決めるタグをフレームに付与するレイヤ2スイッチが記載されている。特許文献3には、VLANタグの優先度フィールドに設定された優先度に応じて優先制御を行うネットワーク装置が記載されている。
このように、特許文献に記載の技術では、VLANタグに挿入した優先度に応じた優先制御によって、トラフィックのCIR(Committed Information Rate)を保証することができる。
一方、イーサネット(登録商標)において、トラフィックのCIRを保証するためには、データが転送される全てのノードにおいてCIRを保証する機能が必要である。CIRを保証する機能を持つノードは、CIRを保証する機能を持たないノードに比べ高機能であり、ノードの単価及びネットワーク構築に関わる費用が高価になる。例えばCIRを保証する機能を有する中継ノードは、VLANタグを利用したトラフィックの識別機能や、CIR/PIR制御部による出力トラフィックの最低帯域保証及び帯域制限機能を持つ。CIR/PIR制御部は、トラフィックシェーピングを行うPIR制御部にCIR保証機能が付加された構成である。
特開2007−274467 WO2004/040854 特開2005−229285
上述したCIRを保証する機能を有する中継ノードは、PIR制御部のみを有する中継ノード、すなわちCIRを保証する機能を持たない中継ノードに比べて高機能である分、機器単価も高くなってしまう。
従って、本発明の目的は、中継ノードでの帯域制御に関する機能を簡素化することでコストを削減できるネットワークシステム、及び帯域制御方法を提供することにある。
本発明によるネットワークシステムは、入力されるデータのトラフィック量に基づいたマーキング情報を、データのVLANタグに挿入する端末装置と、VLANタグに挿入されたマーキング情報に基づいた優先順位に従って入力されたデータを他の装置に転送する中継装置とを具備する。
本発明による端末装置は、入力されるデータのトラフィック量に基づいたマーキング情報をデータのVLANタグに挿入する。この際、本発明による端末装置からデータを受け取った中継装置は、マーキング情報に基づいた優先順位に従ってデータを他の装置に転送する。
本発明による中継装置は、データのVLANタグに挿入されたマーキング情報に基づいた優先順位に従って、端末装置からのデータを他の装置に転送する。ここで、マーキング情報は、端末装置に入力されるデータのトラフィック量に基づいた情報である。
又、本発明による帯域制御方法は、端末装置が、入力されるデータのトラフィック量に基づいたマーキング情報をデータのVLANタグに挿入するステップと、中継装置が、VLANタグに挿入されたマーキング情報に基づいた優先順位に従ってデータを他の装置に転送するステップとを具備する。
本発明によれば、中継ノードでの帯域制御に関する機能を簡素化し、ネットワークシステムのコストを削減することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明によるネットワークシステム、及び帯域制御方法の実施の形態を説明する。図面において同一、又は類似の参照符号は、同一、類似、又は等価な構成要素を示している。
(構成)
図1は、本発明によるネットワークシステムの構成を示す図である。図1を参照して、ネットワークシステムは、複数の入力端ノード11〜1n、中継ノード21、22、複数の出力端ノード31〜3nを具備する。複数の入力端ノード11〜1n、中継ノード21、22、複数の出力端ノード31〜3nは、イーサネット(登録商標)に例示されるネットワークを介して相互に接続される。複数の入力端ノード11〜1n、中継ノード21、22、複数の出力端ノード31〜3nのそれぞれは、ネットワークを介して相互にフレームデータを送受信することが可能な通信装置やコンピュータ装置として例示される。
入力端ノード11〜1nは、VLANタグへのマーキング情報の付加によって、入力トラフィックTA1〜TAnをCIR(Committed Information Rate)トラフィックTBc1〜TBcnと、EIR(Excess Information Rate)トラフィックTBe1〜TBenとに分離して出力する。入力端ノード11は、CIRトラフィックTBc1及びEIRトラフィックTBe1をトラフィックTB1として中継ノード21に出力する。同様に、入力端ノード1nは、CIRトラフィックTBcn及びEIRトラフィックTBenをトラフィックTBnとして中継ノード21に出力する。
中継ノード21は、複数の入力端ノード11〜1nと他の中継ノード22との間の通信を中継するノードである。中継ノード21は、VLANタグに付加されたマーキング情報に基づいて、複数の入力トラフィックTB1〜TBnのうちCIRトラフィックTBc1〜TBcnを透過的に中継ノード22に出力する。又、中継ノード21は、VLANタグに付加されたマーキング情報に基づいて、EIRトラフィックTBe1〜TBenに対し廃棄処理を行った後、EIRトラフィックTCe1〜TCenとして中継ノード22に出力する。CIRトラフィックTBc1〜TBcn及びEIRトラフィックTCe1〜TCenは、トラフィックTCとして中継ノード21に出力される。
中継ノード22は、他の中継ノード21と複数の出力端ノード31〜3nとの間の通信を中継するノードである。中継ノード22は、VLANタグに付加されたマーキング情報に基づいて、CIRトラフィックTBc1〜TBcnに対し透過的に中継処理を行いCIRトラフィックTDc1〜TDcnとして複数の出力端ノード31〜3nのそれぞれに出力する。又、中継ノード22は、VLANタグに付加されたマーキング情報に基づいて、EIRトラフィックTBe1〜TBenに対して出力先毎に廃棄処理を行った後、EIRトラフィックTCe1〜TCenとして複数の出力端ノード31〜3nのそれぞれに出力する。CIRトラフィックTDc1及びEIRトラフィックTDe1は、トラフィックTD1として出力端ノード31に出力される。同様に、CIRトラフィックTDcn及びEIRトラフィックTDenは、トラフィックTDnとして出力端ノード3nに出力される。
複数の出力端ノード31〜3nのそれぞれは、VLANタグに付加されたマーキング情報に基づいて、入力トラフィックTD1〜TDnのそれぞれのうちCIRトラフィックTDc1〜TDcnを透過的に出力する。又、複数の出力端ノード31〜3nのそれぞれは、VLANタグに付加されたマーキング情報に基づいて、EIRトラフィックTDe1〜TDenのそれぞれに対し廃棄処理を行った後に出力する。出力端ノード31は、CIRトラフィックTDc1と廃棄処理されたEIRトラフィックTDe1をトラフィックTE1として出力する。同様に、出力端ノード3nは、CIRトラフィックTDcn及び廃棄処理されたEIRトラフィックTDenをトラフィックTEnとして出力する。
図2を参照して、入力端ノード11の構成の詳細を説明する。尚、入力端ノード12〜1nの構成は、入力端ノード11と同様であるので説明を省略する。
入力端ノード11は、CIR制御部101、マーキング処理部102、PIR制御部103を具備する。入力端ノード11に入力されるトラフィックTA1は最低限の帯域(CIR:Committed Information Rate)が保証されたトラフィックを含む。CIR制御部101は、トラフィックTA1のトラフィック量に基づいて、トラフィックTA1を、CIRが保証されたCIRトラフィックTAc1と、CIRを超過した帯域(EIR:Excess Information Rate)のEIRトラフィックTAe1とに分離する。詳細には、CIR制御部101は、トラフィックTA1から入力端ノード11に設定されたCIR(CIR設定値)と同等のトラフィック量であるCIRトラフィックTAc1を分離し、マーキング処理部102に出力する。又、CIR制御部101は、トラフィックTA1から分離したCIRトラフィックTAc1を差し引いたトラフィックを、EIRトラフィックTAe1としてマーキング処理部102に出力する。
マーキング処理部102は、CIR制御部101から入力されるトラフィックに含まれる全てのフレームのVLANタグにマーキング情報を付加する。この際、マーキング処理部102は、CIRトラフィックTAc1内の全てのフレームのVLANタグに、当該トラフィックがCIRとして取り扱われるためのマーキング情報を付加し、トラフィックTBc1として出力する。又、マーキング処理部102は、EIRトラフィックTAe1内の全てのフレームのVLANタグに、当該トラフィックがEIRとして取り扱われるためのマーキング情報を付加し、トラフィック TBe1’として出力する。
図6を参照して、マーキング処理部102の構成の一例を説明する。マーキング処理部102は、VLANタグのプライオリティ値を変更するマークアップ処理部120を備える。ここで、CIRトラフィックTAc1内のフレームをフレームFAc、EIRトラフィックTAe1内のフレームをフレームFAeとする。マークアップ処理部120は、入力されるトラフィックがCIRトラフィックTAc1である場合、フレームFAcにおけるVLANタグのプライオリティ値として、優先度の高いプライオリティ値に設定する。又、マークアップ処理部120は、入力されるトラフィックがEIRトラフィックTAe1である場合、フレームFAeにおけるVLANタグのプライオリティ値として、優先度の低いプライオリティ値に設定する。例えば、フレームFAc及びフレームFAeのプライオリティ値が両者とも4である場合、マークアップ処理部120は、フレームFAcのプライオリティ値をより優先度の高い値6に変更し、フレームFAcのプライオリティ値をより優先度の低い値0に変更する。マークアップ処理部120は、プライオリティ値を変更したフレームFAc、FAeをそれぞれCIRトラフィックTBc1、EIRトラフィックTBe1’として出力する。
マーキング処理部102から出力されたCIRトラフィックTBc1は、そのまま中継ノード21に出力される。一方、マーキング処理部102から出力されたEIRトラフィックTBe1’は、PIR制御部103に入力される。PIR制御部103は、出力するトラフィック量が、入力端ノード11における出力側の最大帯域(PIR:Peak Information Rate)とCIRトラフィックTBc1のトラフィック量との差分となるように、EIRトラフィックTBe1’に対して廃棄処理を行う。EIRトラフィックTBe1’は、PIR制御部103において廃棄処理された後、EIRトラフィックTBe1として他のノード(ここでは中継ノード21)に出力される。これにより、入力端ノード11では、トラフィックTA1からTBc1を除いたトラフィックより、入力端ノードNA1と中継ノード21との間の伝送容量からCIR設定値を差し引いた値を超えない範囲のトラフィック量が、TBe1として分離される。
以上のように、入力端ノード11では、入力されたトラフィックTA1が、そのトラフィック量に応じて、CIRが保証されたCIRトラフィックと、その他のEIRトラフィックとに分離される。又、分離されたトラフィックの各々には、CIRトラフィック又はEIRトラフィックのどちらか一方であることが識別可能なマーキング情報が付与されて入力端ノード11から出力される。このように、本発明による入力端ノード11は、CIRトラフィックとEIRトラフィックとに分離し、EIRトラフィックのみに廃棄処理を行うことで、入力トラフィックTA1中のCIRトラフィックTBc1を保証しつつトラフィックTB1の転送処理を行う。
尚、CIR制御部101、マーキング処理部102、PIR制御部103の機能は、プログラムをCPUによって実行することで実現できる。又、CIR制御部101、マーキング処理部102、PIR制御部103は、ハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェア及びハードウェアの組み合せによって実現されても良い。
図3を参照して、中継ノード21の構成の詳細を説明する。
中継ノード21は、VLANタグ識別部201、PIR制御部202を具備する。中継ノード21に入力されるトラフィックTBには、入力端ノード11〜1nのそれぞれから出力されたトラフィックTB1〜TBnが含まれる。又、トラフィックTB1〜TBnのそれぞれには、CIRトラフィックTBc1及びEIRトラフィックTBe1〜CIRトラフィックTBcn及びEIRトラフィックTBenが含まれる。VLANタグ識別部201は、VLANタグに挿入されたマーキング情報に基づき、入力されるトラフィックTBをCIRトラフィックTBc1〜TBcnとEIRトラフィックTBe1〜TBenとに分離する。例えば、マーキング情報が上述の一例のように設定されている場合、VLANタグ識別部201は、プライオリティ6のトラフィックを透過的に中継ノード22に出力する。すなわち、VLANタグ識別部201は、入力されるCIRトラフィックTBc1〜TBcnをそのまま中継ノード22に転送する。一方、VLANタグ識別部201は、プライオリティ0のトラフィックをPIR制御部202に出力する。すなわち、VLANタグ識別部201は、入力されるEIRトラフィックTBe1〜TBenをPIR制御部202に出力する。
PIR制御部202は、出力するトラフィック量の総和が、中継ノード21における出力側の最大帯域(PIR)とCIRトラフィックTBc1〜TBcnのトラフィック量の総和との差分となるように、EIRトラフィックTBe1〜TBenに対して廃棄処理を行う。EIRトラフィックTBe1〜TBenは、PIR制御部103において廃棄処理された後、EIRトラフィックTCe1〜EIRトラフィックTCenとして他のノード(ここでは中継ノード22)に出力される。一方、CIRトラフィックTBc1〜TBcnは、そのまま他のノード(ここでは中継ノード22)に出力される。
以上のように、中継ノード21は、複数の入力端ノード11〜1nから入力されるトラフィックTB1〜TBnのうち、CIRが保証されたCIRトラフィックTBc1〜TBcnを透過的に中継ノード22に優先転送し、その他のEIRトラフィックTBe1〜TBenに対し廃棄処理を行いEIRトラフィックTCe1〜TCenとして中継ノード22に転送する。中継ノード21は、VLANタグに挿入されたマーキング情報を確認する処理のみで、CIRトラフィックとEIRトラフィックを分離し、必要に応じてEIRトラフィックに対し廃棄処理を行う。このため、CIRを保証するための特別な機能を中継装置21に設ける必要がなく、CIRを保証するためのコストを削減することができる。
尚、VLANタグ識別部201、PIR制御部202の機能は、プログラムをCPUによって実行することで実現できる。又、VLANタグ識別部201、PIR制御部202は、ハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェア及びハードウェアの組み合せによって実現されても良い。
図4を参照して、中継ノード22の構成の詳細を説明する。
中継ノード22は、VLANタグ識別部203、PIR制御部211〜21nを具備する。中継ノード22に入力されるトラフィックTCには、CIRトラフィックTBc1〜TBcn、及びEIRトラフィックTCe1〜TCenが含まれる。VLANタグ識別部203は、VLANタグに挿入されたマーキング情報に基づき、入力されるトラフィックTCをCIRトラフィックTDc1〜TDcnとEIRトラフィックTDe1’〜TBen’とに分離する。トラフィックの転送先(方路)はVLANタグに基づいて決定される。ここでは、CIRトラフィックTBc1〜TBcnは、宛先となる出力端ノード31〜3nのそれぞれに対応するCIRトラフィックTDc1〜TDcnに分離される。同様に、EIRトラフィックTCe1〜TCenは、宛先となる出力端ノード31〜3nのそれぞれに対応するEIRトラフィックTDe1’〜TBen’に分離される。
中継ノード22は、CIRトラフィックTDc1〜TDcnをそれぞれの宛先となる出力端ノード31〜3nのそれぞれに出力する。これにより、CIRトラフィックTDc1〜TDcnは、CIRが保証されたトラフィックとして出力端ノード31〜3nに転送される。一方、EIRトラフィックTDe1’〜TDen’は、出力端ノード31〜3nに対応するPIR制御部211〜21nに入力される。
PIR制御部211〜21nのそれぞれは、対応する出力端ノード31〜3nに出力するトラフィック量が、中継ノード22と出力端ノード31〜3nのそれぞれとの間における最大帯域(PIR)と、CIRトラフィックTDc1〜TDcnのそれぞれのトラフィック量との差分となるように、EIRトラフィックTDe1’〜TDen’に対し廃棄処理を行う。EIRトラフィックTDe1’〜TDen’は、PIR制御部211〜21nにおいて廃棄処理された後、EIRトラフィックTDe1〜TDenとして他のノード(ここでは対応する出力端ノード31〜3n)に出力される。CIRトラフィックTDc1及びEIRトラフィックTDe1は、トラフィックTD1として出力端ノード31に出力される。同様に、CIRトラフィックTDc2及びEIRトラフィックTDe2〜CIRトラフィックTDcn及びEIRトラフィックTDenは、それぞれトラフィックTD2〜TDnとして出力端ノード32〜3nに出力される。
以上のように、中継ノード22は、CIRとしてマーキングされたCIRトラフィックTBc1〜TBcnを透過的にCIRトラフィックTDc1〜TDcnとして出力端ノード31〜3nに優先転送し、EIRとしてマーキングされたEIRトラフィックTCe1〜TCenに対して、出力側の許容帯域に応じた廃棄処理を行いEIRトラフィックTDe1〜TDenとして出力端ノード31〜3nに転送する。すなわち、中継ノード22は、出力先毎にEIRトラフィックのみに廃棄処理を行い、入力トラフィック中のCIRトラフィックを保証しつつトラフィックの転送処理を行うことができる。この際、中継ノード22は、VLANタグに挿入されたマーキング情報を確認する処理のみで、CIRトラフィックとEIRトラフィックを分離し、必要に応じてEIRトラフィックに対し廃棄処理を行う。このため、CIRを保証するための特別な機能を中継ノード22に設ける必要がなく、CIRを保証するためのコストを削減することができる。
尚、VLANタグ識別部203、PIR制御部211〜21nの機能は、プログラムをCPUによって実行することで実現できる。又、VLANタグ識別部203、PIR制御部211〜21nは、ハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェア及びハードウェアの組み合せによって実現されても良い。
図5を参照して、出力端ノード31の構成の詳細を説明する。尚、出力端ノード32〜3nの構成は、出力端ノード31と同様であるので説明を省略する。
出力端ノード31は、VLANタグ識別部301、PIR制御部302、マーキング処理部303を具備する。出力端ノード31に入力されるトラフィックTD1には、中継ノード22から出力されたCIRトラフィックTDc1及びEIRトラフィックTDe1が含まれる。VLANタグ識別部301は、VLANタグに挿入されたマーキング情報に基づき、入力されるトラフィックTD1をCIRトラフィックTDc1とEIRトラフィックTDe1とに分離する。例えば、マーキング情報が上述の一例(図6)のように設定されている場合、VLANタグ識別部301は、プライオリティ値6のトラフィックを透過的にマーキング処理部303に出力する。すなわち、VLANタグ識別部301は、入力されるCIRトラフィックTDc1をそのままマーキング処理部303に転送する。一方、VLANタグ識別部301は、プライオリティ値0のEIRトラフィックTDe1をPIR制御部302に出力する。
PIR制御部302は、出力するトラフィック量が、出力端ノード31における出力側の最大帯域(PIR)とCIRトラフィックTDc1のトラフィック量との差分となるように、EIRトラフィックTDe1に対して廃棄処理を行う。EIRトラフィックTDe1は、PIR制御部302において廃棄処理された後、EIRトラフィックTEe1としてマーキング処理部303に出力される。
マーキング処理部303は、VLANタグ識別部301及びPIR制御部302から入力されるトラフィックに含まれる全てのフレームのVLANタグに挿入されたトラフィックを識別するためのマーキング情報を、解除又は変更する。例えば、マーキング処理部303は、CIR又はEIRとして取り扱われるためのマーキング情報を任意の設定値に変更し、トラフィックの優先度を均一化する。これにより、CIRトラフィックとEIRトラフィックの区別がなくなる。
図7を参照して、マーキング処理部303の構成の一例を説明する。マーキング処理部303は、VLANタグのプライオリティ値を変更するマークダウン処理部330を備える。ここで、CIRトラフィックTDc1内のフレームをフレームFDc、廃棄処理後のEIRトラフィックTEe1内のフレームをフレームFEeとする。マークダウン処理部330は、フレームFDcにおけるVLANタグのプライオリティ値を、フレームFDcに対して予め決められたプライオリティ値に設定する。同様に、マークダウン処理部330は、フレームFEeにおけるVLANタグのプライオリティ値を、フレームFEeに対して予め決められたプライオリティ値に設定する。例えば、フレームFDcのプライオリティ値が6であり、フレームFEeのプライオリティ値が0である場合、マークダウン処理部330は、フレームFDcのプライオリティ値を6から4に変更し、フレームFEcのプライオリティ値を0から4に変更する。マークダウン処理部330は、プライオリティ値を変更したフレームFDc、FEeを含むトラフィックをトラフィックTE1として出力する。
以上のように、出力端ノード31は、中継ノード22から入力されたCIRトラフィックTDc1と、出力側の許容帯域に応じて廃棄処理されたEIRトラフィックTEe1とをトラフィックTE1として出力する。すなわち、出力端ノード31〜3nは、CIRとしてマーキングされたCIRトラフィックTDc1〜TDcnを透過的に優先転送し、他のトラフィックに対し廃棄処理を行い、全てのトラフィックのマーキング情報を解除したうえで、トラフィックTE1〜TEnとして出力する。
尚、VLANタグ識別部301、PIR制御部302、マーキング処理部303の機能は、プログラムをCPUにVLANタグ識別部301、PIR制御部302、マーキング処理部303VLANタグ識別部201、PIR制御部202は、ハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェア及びハードウェアの組み合せによって実現されても良い。
以上、本発明によるネットワークシステムの実施の形態における構成を述べたが、イーサトラフィックの出力先決定方法、VLANタグ識別方法、VLANタグ構成、PIR制御に伴う廃棄処理方法については、従来技術と同様であるため、その詳細な構成は省略する。
尚、上記実施の形態では、マーキング情報としてVLANタグプライオリティ値を用いたが、VLAN IDを用いても良い。この場合、CIRトラフィックTBc1には、CIRとして取り扱われるトラフィックを識別するVLAN IDがVLANタグに挿入され、EIRトラフィックTEc1には、EIRとして取り扱われるトラフィックを識別するVLAN IDがVLANタグに挿入される。又、ネットワークシステムの構成、ネットワークシステムを構成する各ノードの数は上記の構成でなくとも良く、各トラフィックはマーキング情報によりCIR及びEIRが識別できる範囲で任意かつ複数のVLAN ID又はプライオリティ値のイーサフレームで構成されても良い。
(動作)
次に、図8から図10を参照して、本発明によるネットワークシステムにおけるデータ(トラフィック)の転送動作の詳細を説明する。
図8は、入力端ノード11〜1nにおけるトラフィックの転送処理動作を示すフロー図である。入力端ノード11は、受信したトラフィックTA1のトラフィック量と、入力端ノード11に設定されたCIR設定値とを比較する(ステップS11、S12)。この際、CIR設定値以内のトラフィックはCIRトラフィックTAc1として、又、CIR値を超えた分のトラフィックはEIRトラフィックTAe1として分離される。CIRトラフィックTAc1及びEIRトラフィックTAe1のそれぞれに個別のマーキング情報が付加される。詳細には、CIRトラフィックTAc1にはCIRとして取り扱われるためのCIRマーキングが付加され、CIRトラフィックTBc1として出力される(ステップS13)。一方、EIRトラフィックTAe1には、EIRとして取り扱われるためのEIRマーキングが付加される(ステップS14)。EIRマーキングが付加されたEIRトラフィックTBe1’は、PIR制御部103においてPIR値≧CIRトラフィック量+EIRトラフィック量となるよう廃棄処理が施され、EIRトラフィックTBe1として出力される(ステップS15)。ただし、PIR値は、入力端ノード11と中継ノード21との間に設定された最大許容帯域、CIRトラフィック量は、入力端ノード11に設定されたCIR設定値、EIRトラフィック量は、入力端ノード11から中継ノード21に出力されるEIRトラフィックTBe1のトラフィック量である。入力端ノード11は、CIRトラフィックTBc1とEIRトラフィックTBe1をトラフィックTB1として、中継ノード21に送信する。入力端ノード12〜1nも同様に、受信したトラフィックTA2〜TAnをトラフィックTB2〜TBnとして中継ノード21に送信する(ステップS16)。
図9は、中継ノード21、22におけるトラフィックの中継動作を示すフロー図である。中継ノード21は、受信したトラフィックTCのマーキング情報を確認する(ステップS21、S22)。この際、EIRマーキングが付加されているEIRトラフィックTBe1〜TBenは、PIR制御部202においてPIR値≧CIRトラフィック量+EIRトラフィック量となるよう廃棄処理が施され、EIRトラフィックTCe1〜TCenとして出力される(ステップS23)。ただし、PIR値は、中継ノード21と中継ノード22との間に設定された最大許容帯域、CIRトラフィック量は、入力端ノード11に設定されたCIR設定値、EIRトラフィック量は、中継ノード21から中継ノード22に出力されるEIRトラフィックTCe1〜TCenのトラフィック量である。一方、ステップS22において、CIRマーキングが付加されたCIRトラフィックTBc1〜TBcnは透過的に出力される。中継ノード21は、CIRトラフィックTBc1〜TBcnとEIRトラフィックTCe1〜TCenをトラフィックTCとして、中継ノード21に送信する(ステップS24)。
中継ノード22も同様に、受信したトラフィックTCをトラフィックTD1〜TDnとして、宛先となる出力端ノード31〜3nに送信する。ただし、中継ノード22は、入力トラフィックをCIRトラフィックとEIRトラフィックに分離後、宛先毎にルーティングした後、送信先の出力端ノード31〜3n毎にEIRトラフィックの廃棄処理を行う。
図10は、出力端ノード31〜3nにおけるトラフィックの転送処理動作を示すフロー図である。出力端ノード31は、マーキング情報を確認する(ステップS31、S32)。この際、CIRマーキングが付加されたCIRトラフィックTDc1はマーキング処理部303において、CIRマーキングが解除される(ステップS33)。一方、EIRマーキングが付加されているEIRトラフィックTDe1は、PIR制御部302においてPIR値≧CIRトラフィック量+EIRトラフィック量となるよう廃棄処理が施され、EIRトラフィックTEe1として出力される(ステップS34)。ただし、PIR値は、出力端ノード31の出力側に設定された最大許容帯域、CIRトラフィック量は、入力端ノード11に設定されたCIR設定値、EIRトラフィック量は、出力端ノード31から出力されるEIRトラフィックTEe1のトラフィック量である。廃棄処理されたEIRトラフィックTEe1のEIRマーキングは、マーキング処理部303において解除される(ステップS35)。出力端ノード31は、マーキング情報が解除されたCIRトラフィックTDc1とEIRトラフィックTEe1をトラフィックTE1として、図示しない外部装置に送信する。出力端ノード32〜3nも同様に、受信したトラフィックTD2〜TDnをトラフィックTE2〜TEnとして図示しない外部装置に送信する(ステップS36)。
以上のように、本発明によるネットワークシステムによれば、入力端ノード11〜1nにおいてCIRトラフィックとEIRトラフィックとをVLANタグへのマーキングにより明示的に分離することにより、後段の中継ノード21、22又は出力端ノード31〜3nでは、マーキング情報を元にCIRトラフィックを優先転送するだけでCIRを保証することが可能となる。
本発明では、トラフィックを識別するマーキング情報としてVLANタグ内のプライオリティ値又はVLAN IDを用いて付加している。このため、トラフィックを識別する特別な装置を必要とすることなくネットワークシステムを構成できる。例えば、MPLS(Multi−Protocol Label Switching)では、ネットワーク内の全てのノードに独自のラベルを付加する機能を設ける必要があるが、本発明によるネットワークシステムでは、その必要がない。図1に示したネットワークにおいては、トラフィックTAx(xは1〜n)は常にCIR値以上のトラフィック量を含むトラフィックTEx(xは1〜n)として転送することが可能となる。
通常、イーサネット(登録商標)において、トラフィックのCIRを保証するためには、データが転送される全てのノードにおいてCIRを保証する機能が必要である。このため、データの転送過程にCIRを保証する機能を持ち合わせていないノードが存在した場合、CIRとして保証された帯域以上にトラフィックが廃棄される可能性があり、ネットワーク全体としてCIRを保証することができない。一方、本発明によるネットワークシステムでは、VLANタグ内のマーキング情報のみに従った優先転送によりCIRを保証している。このため、中継ノードに、VLANタグ情報によるトラフィックの分離とVLANタグ情報に従った優先制御を有していれば、特別なQoS機能(例えば、フェアネス機能)を持たなくともCIRを保証できる。
又、本発明によれば、CIRを保証するのにVLANタグ内のマーキング情報に従った優先転送を行えば済むため、中継ノードの転送処理に関する負荷を軽減することができる。更に、本発明による中継ノード21、22は、従来のCIRを保証する機能を持つ中継ノードと比較して廉価なCPUを選択することができる。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。上述の実施の形態では、ネットワークシステム内のノードを入力端ノード11〜31、中継ノード21、22、出力端ノード31〜3nとして説明された。しかし、ネットワークシステム内のノードは、入力端ノード11の機能と出力端ノード31の機能を両方備えていても構わない。又、ネットワークシステム内の中継ノードは、中継ノード21、22の機能の両方を備えていても構わない。例えば、中継ノードが、複数のノードからのトラフィックを他の中継ノードに中継する場合、中継ノード21と同様に動作し、当該中継ノードが他の中継ノードからのトラフィックを複数のノードに中継する場合、中継ノード22と同様に動作する。
図1は、本発明によるネットワークシステムの実施の形態における構成を示す図である。 図2は、本発明による入力端ノードの実施の形態における構成を示す図である。 図3は、本発明による中継ノードの実施の形態における構成を示す図である。 図4は、本発明による中継ノードの実施の形態における構成を示す図である。 図5は、本発明による出力端ノードの実施の形態における構成を示す図である。 図6は、本発明による入力端ノード内に設けられたマーキング処理部の実施の形態における構成を示す図である。 図7は、本発明による出力端ノード内に設けられたマーキング処理部の実施の形態における構成を示す図である。 図8は、本発明による入力端ノードの実施の形態におけるトラフィック転送動作を示すフロー図である。 図9は、本発明による中継ノードの実施の形態におけるトラフィック中継動作を示すフロー図である。 図10は、本発明による出力端ノードの実施の形態におけるトラフィック転送動作を示すフロー図である。
符号の説明
11〜1n:入力端ノード
21、22:中継ノード
31〜3n:出力端ノード
101:CIR制御部
102、303:マーキング処理部
103、202、211〜21n、302:PIR制御部
120:マークアップ処理部
201、203、301:VLANタグ識別部
330:マークダウン処理部
TA1〜TAn、TB1〜TBn、TC、TD1〜TDn、TE1〜TEn:トラフィック
TBc1〜TBcn、TDc1〜TDcn:CIRトラフィック
TBe1〜TBen、TCe1〜TCen、TDe1〜TDen、TEe1〜TEen:EIRトラフィック
FAc、FAe、FDc、FEe:フレーム

Claims (13)

  1. 入力されるデータのトラフィック量に基づいたマーキング情報を前記データのVLAN(Virtual Local Area Network)タグに挿入する端末装置と、
    前記マーキング情報に基づいた優先順位に従って前記データを他の装置に転送する中継装置と、
    を具備するネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記端末装置は、予め設定されたCIR(Committed Information Rate)内のデータのVLANタグに第1マーキング情報を挿入し、
    前記中継装置は、前記第1マーキング情報が挿入されたデータを破棄せずに転送する
    ネットワークシステム。
  3. 請求項2に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記端末装置は、前記CIRを超えるデータのVLANタグに第2マーキング情報を挿入し、
    前記中継装置は、前記第2マーキング情報が挿入されたデータのうち、所定のトラフィックを超えるデータを破棄する
    ネットワークシステム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記中継装置は、前記データの転送先となる他の装置との間における伝送容量に応じて破棄するデータ量を決定する
    ネットワークシステム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワークシステムにおいて、
    前記中継装置から転送されたデータに挿入された前記マーキング情報を廃棄する他の端末装置を更に具備する
    ネットワークシステム。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の通信システムで利用される端末装置。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の通信システムで利用される中継装置。
  8. 端末装置が、入力されるデータのトラフィック量に基づいたマーキング情報を前記データのVLANタグに挿入するステップと、
    中継装置が、前記マーキング情報に基づいた優先順位に従って前記データを他の装置に転送するステップと、
    を具備する帯域制御方法。
  9. 請求項8に記載の帯域制御方法において、
    前記マーキング情報を挿入するステップは、前記端末装置が、予め設定されたCIR(Committed Information Rate)内のデータのVLAN(Virtual Local Area Network)タグに第1マーキング情報を挿入するステップを備え、
    前記データを転送するステップは、前記中継装置が、前記第1マーキング情報が挿入されたデータを破棄せずに転送するステップを備える
    帯域制御方法。
  10. 請求項9に記載の帯域制御方法において、
    前記マーキング情報を挿入するステップは、前記端末装置が、前記CIRを超えるデータのVLANタグに第2マーキング情報を挿入ステップを備え、
    前記データを転送するステップは、前記中継装置が、前記第2マーキング情報が挿入されたデータのうち、所定のトラフィックを超えるデータを破棄するステップを備える
    帯域制御方法。
  11. 請求項8から10のいずれか1項に記載の帯域制御方法において、
    前記マーキング情報を挿入するステップは、前記端末装置が、優先度を示す情報を前記マーキング情報としてデータのVLANタグに挿入するステップを備え、
    前記データを転送するステップは、前記中継装置が、前記データの転送先となる他の装置との間における伝送容量に応じて破棄するデータ量を決定するステップを備える
    帯域制御方法。
  12. 請求項8から11のいずれか1項に記載の帯域制御方法において、
    他の端末装置が、前記中継装置から転送されたデータに挿入された前記マーキング情報を廃棄するステップを更に具備する
    帯域制御方法。
  13. 端末装置からデータを入力するステップと、
    前記データのVLANタグに挿入されたマーキング情報に基づいた優先順位に従って、前記データを他の装置に転送するステップと、
    を具備し、
    前記マーキング情報は、前記端末装置に入力された前記データのトラフィック量に基づく情報である
    中継装置の帯域制御方法。
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