JP2009202607A - Measuring apparatus for selecting bicycle frame size - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、使用者の体に合わせた自転車フレームのサイズを決定する際に用いられる選定用測定装置に関するものである。 The present invention relates to a measuring apparatus for selection that is used when determining the size of a bicycle frame adapted to a user's body.
自転車においては、フレームの形状や寸法も含めて、注文者の要望に応じた、いわゆるオーダーメイドで製造されるものがある。
この種の自転車としては、使用者の体型に合わせてフレームの形状や寸法を決定することが望ましい。しかしながら、ここで問題となるのは、個々の使用者に最適化されたフレームサイズをいかにして決定するかという点である。方法の一つとしては、使用者の体格、すなわち身長や脚、腕の長さ等を身体測定により測定し、それらに適合するサイズを決定するということも考えられるが、この方法では身体測定に手間がかかり、またその測定によって得られた条件に最も適合するフレームとはどの程度のサイズであるのかの決定も容易ではなく、結果としてフレームの生産過程・生産管理が複雑となってコストが高くついてしまう。
Some bicycles are manufactured in a so-called made-to-order manner according to the demands of the orderer, including the shape and dimensions of the frame.
For this type of bicycle, it is desirable to determine the shape and dimensions of the frame according to the body shape of the user. However, what matters here is how to determine a frame size optimized for each individual user. One of the methods is to measure the user's physique, that is, the height, leg, arm length, etc. by physical measurement and determine the size that fits them. It is time consuming, and it is not easy to determine the size of the frame that best fits the conditions obtained by the measurement. As a result, the frame production process and production management are complicated and expensive. I'll follow you.
この問題に対処する方法の一つとして、特許文献1には、自転車フレームに類似させたフレームサイズ選定用測定装置を用いることにより、フレームの生産管理を複雑化させずに、使用者に適合するフレームサイズを容易に決定できる方法が開示されている。
As one method for dealing with this problem,
特許文献1に記載の発明では、自転車フレームに類似させたフレームサイズ選定用測定装置として、図10に示すフレームサイズ選定用測定装置が用いられている。
この図において、101は床面などの水平な平坦面に載置される基台であり、略中央には支柱102を立設し、その上端にハンガー部103を設けている。ハンガー部103の上方には、上部後方へ傾斜して立パイプ104を設けている。
In the invention described in
In this figure,
105は基台101の前部に前部上方へ傾斜させて設けた前パイプ、106,107は立パイプ104と前パイプ105を補強するパイプ、108はハンガー部103に軸支したクランク、109はペダルである。110は下部を立パイプ104に嵌合したシートポストであり、立パイプ104に設けた締付具の操作によりシートポスト110の上下位置を調整できる。
105 is a front pipe provided at the front of the
シートポスト110の下部にはシートサイズを表す目盛110aが付されており、パイプ104から露出する最下端の目盛が最適のシートサイズを表すことになる。シートポスト110の上部には、シート111を有するサドルポスト112が、シートポスト110の締付具により上下位置調整自在に嵌合している。
A
以上において、シートポスト110、サドルポスト112をもって後ポスト部とする。
113は前パイプ105に嵌合したヘッドパイプポストで、前パイプ105に設けた締付具の操作によりヘッドパイプポスト113の上下位置を調整できる。
In the above, the
ヘッドパイプポスト113の下部には適合サイズを表す目盛113aが付してあり、前パイプ105から露出する最下端の目盛が適合サイズを表す。ヘッドパイプポスト113の上端にはヘッドパイプ114が前下がりに傾斜して固着されており、ヘッドパイプ114の上部には、立ハンドルポスト115がヘッドパイプ114に設けた締付具により上下位置調整自在に嵌合している。
A
以上において、ヘッドパイプポスト113、ヘッドパイプ114、立ハンドルポスト115をもって前ポスト部とする。
さらに、立ハンドルポスト115の上部には、ハンドル121を固着した横ハンドルポスト116がポスト115に設けた締付具により前後位置調整自在に嵌合している。また、117は自転車前輪のハブに相当する位置に指標118をもち、ヘッドパイプ114の延長線上に沿ってヘッドパイプ114に固着されたバーである。
In the above, the head pipe post 113, the
Further, a
このフレームサイズ選定用測定装置を用いてフレームサイズを決定するには、使用者がフレームサイズ選定用測定装置にまたがり、ペダル109に足をかけ、実際にペダリングをして、無理なく走行が行えるかをチェックすることにより、後ポスト部及び前ポスト部の位置を決定できて、使用者に好適なフレームサイズを決定することができるようになっている。
In order to determine the frame size using this frame size selection measuring device, the user can straddle the frame size selection measuring device, step on the
また、上述の測定装置により、ある程度規格化された状態でフレームサイズを決めるので、測定の各現場で共通の(規格化された)測定装置を用いるようにすれば、測定の結果により選ばれたサイズのフレームを生産する際にも、例えばフレーム構成パイプの選定については、測定装置の目盛に合うフレーム構成パイプを用意しておけばよい、といったように、生産管理が容易となる。 In addition, since the frame size is determined in a state that is standardized to some extent by the above-described measuring device, if a common (standardized) measuring device is used at each measurement site, it is selected according to the measurement result. When producing a frame of a size, for example, regarding the selection of the frame configuration pipe, production management is facilitated, such as preparing a frame configuration pipe that matches the scale of the measuring device.
だが、このような従来の自転車フレームサイズ選定用測定装置では、各フレーム構成パイプの好適な長さを決定することはできるものの、各フレーム構成パイプ同士の角度が固定であるために、使用者がサドルに乗る位置と、ペダルをこぐ(ペダリングする)位置と、ハンドルを持つ位置と、の3点の相対的位置関係の調整に伴う、各フレーム構成パイプ同士をどの程度の角度をもたせて接続するか、の調整について、適切な角度を決定することができないという問題点がある。 However, in such a conventional bicycle frame size selection measuring device, although it is possible to determine a suitable length of each frame constituting pipe, the angle between each frame constituting pipe is fixed, so that the user can Connect the frame constituent pipes at an angle by adjusting the relative positional relationship between the saddle position, pedaling position, and handle position. However, there is a problem that an appropriate angle cannot be determined for the adjustment.
各フレーム構成パイプ同士がなす角度が変更されると、基台(もしくは地面や床面)とサドルを支える部材(シートポスト)との間の角度(シートアングル)が変更されることになる。 When the angle formed by the frame constituting pipes is changed, the angle (seat angle) between the base (or the ground or floor) and the member (seat post) supporting the saddle is changed.
シートアングルの大小は、自転車の使用者がサドルにまたがってペダリングを行うときの姿勢に影響を及ぼす。すなわち、シートアングルが大きければ、腰を突き出す姿勢となり、シートアングルが小さければ、腰を引いた姿勢となる。 The size of the seat angle affects the posture of the bicycle user when pedaling across the saddle. That is, if the seat angle is large, the posture is to stick out the waist, and if the seat angle is small, the posture is to pull the waist.
快適に自転車で走行するためには、ペダリング時の姿勢も重要な要素となるため、自分にとって好適に調整された自転車を求める使用者からは、より快適な姿勢でのペダリングが行えるフレームを求める需要があった。 In order to ride comfortably on a bicycle, the posture during pedaling is also an important factor, so the demand for a bicycle that is well-adjusted for yourself demands a frame that can be pedaled in a more comfortable posture was there.
この需要には、サドルの前後位置を変更することである程度応えることができるが、需要を十分に満たすには、適切なシートアングルの測定を行うことのできる自転車フレームサイズ選定用測定装置が必要であった。 This demand can be met to some extent by changing the front and rear position of the saddle, but in order to fully meet the demand, a measuring device for bicycle frame size selection that can measure the appropriate seat angle is necessary. there were.
そこで、本発明者らは、シートアングルの調整が可能な自転車フレームサイズ選定用測定装置を考え出し、測定の現場ではこのシートアングルの調整が可能な自転車フレームサイズ選定用測定装置が使用されるようになってきている。 Therefore, the present inventors have come up with a measuring device for bicycle frame size selection capable of adjusting the seat angle, so that the measuring device for bicycle frame size selection capable of adjusting the seat angle is used at the measurement site. It has become to.
[従来の自転車フレームサイズ選定用測定装置の構成]
図11にシートアングルの測定が可能な自転車フレームサイズ選定用測定装置の概略を示す。
[Configuration of conventional measuring device for bicycle frame size selection]
FIG. 11 shows an outline of a measuring apparatus for selecting a bicycle frame size capable of measuring a seat angle.
図11において、符号1で示される部材は床面などの水平な平坦面に載置される基台であり、この基台1は、後方支持部材である立パイプ2の下端部2D及び前方支持部材である前パイプ4の下端部4Dをそれぞれ支持する姿勢で連結している。
In FIG. 11, a member denoted by
立パイプ2の上部には後方ポストとしてのシートポスト10の下部が嵌合しており、立パイプ2の上端部に設けた操作部であるシートポストカムレバー10bの操作により、シートポスト10の立パイプ2に対する上下位置を調整できる。
The lower portion of the
また、シートポスト10の上部には、乗車座となるサドルシート14と、サドルシート14を支持するサドルフレーム12と、を有するサドル11が取り付けられており、図示しないサドル姿勢調整手段を操作することにより、サドル11とシートポスト10とがなす角度(姿勢)を調整することができる。
A
シートポスト10の側面にはシートポスト10の適合サイズを表すシートポスト高さ目盛10aが付してあり、立パイプ2から露出する操作部最近接の目盛が好適なシートポスト10のサイズ(サドルの高さ)を表すことになる。
A seat
前パイプ4の上部には前方ポストとしての立ハンドルポスト13の下部が嵌合しており、前パイプ4の上端部に設けた操作部である立ハンドルポストカムレバー13bの操作により、前パイプ4に対する立ハンドルポスト13の上下位置を調整できる。
A lower portion of a
立ハンドルポスト13の側面にはハンドルステムの高さを表すハンドルステム高さ目盛13aが付してあり、前パイプ4から露出する操作部最近接の目盛が最適のハンドルステム高さを表すことになる。また、この立ハンドルポスト13の上部にはハンドル16が取り付けられる。
A handle
また、前パイプ4の下端部4D及び立パイプ2の下端部2Dは基台1に対して連結ピンPa,Pbを介して回動可能に支持されており、立パイプ2にはハンガー部3が設けられている(なお、その他の回動可能な箇所にもピン等の手段が介されている)。ハンガー部3には左右のクランクアーム7L,7Rが取り付けられたクランク軸9が回転自在に軸支され、クランクアーム7L,7Rの端部にはそれぞれペダル8L,8Rが回転自在に軸支されている。
Further, the
立パイプ2の上部2Uと前パイプ4の上部4Uとは上部連結部材であるトップパイプ6によって連結ピンを介して回動可能に連結されており、図12に示すように、この立パイプ2の上部2Uから前パイプ4の上部4Uまでの距離LUは、基台1上における各パイプの支持部間の距離、すなわち立パイプ2の下端部2Dから前パイプ4の下端部4Dまでの距離LDと等しくなっている(LU=LD)。
The
また、立パイプ2の下端部2Dから立パイプ2の上部2Uまでの距離L2と、前パイプ4の下端部4Dから前パイプ4の上部4Uまでの距離L4とは等しくなっている(L2=L4)。
Further, a distance L 2 from the
上記4連結部、すなわち立パイプ2の下端部2D,立パイプ2の上部2U,前パイプ4の下端部4D,前パイプ4の上部4Uの、各位置関係(LU=LD,L2=L4)により、基台1,立パイプ2,前パイプ4,トップパイプ6の4部材によって囲まれる四角形は平行四辺形となり、連結ピンを介して回動可能となっている4連結部はこの平行四辺形の頂点となっている。すなわち、基台1,立パイプ2,前パイプ4,トップパイプ6の4部材は平行リンク機構を構成するので、各連結部を中心として各部材を互いに回動させても、各部材が伸び縮みしない限りLU=LD,L2=L4の関係は変化せず、各部材によって囲まれる四角形が平行四辺形であることは変わらず、従ってトップパイプ6は基台1に対して平行に支持された姿勢を保ち続ける。
Each positional relationship (L U = L D , L 2 = the
[フレームサイズ測定方法]
この自転車フレームサイズ選定用測定装置を用いて使用者にとって最適なフレームサイズを決定するには、まず、使用者がこの測定装置のサドル11に跨り、腰が水平になる姿勢をとってペダル8L,8Rに足をかけ、クランクアーム7L,7Rのいずれかを立パイプ2の延長線上に合わせた姿勢をとる。このとき、使用者は走行時に使用する靴を履き、靴底が水平か少し後ろ下がりになるようにし、足の母指球をペダル8L,8Rの中心に合わせる。こうして、膝が伸びきってしまう場合やペダル8L,8Rを逆回転させて腰が揺れる場合はサドル11が高すぎるのでシートポスト10を下げ、膝が曲がりすぎてしまう場合はサドル11が低すぎるのでシートポスト10を上げる。このようにして好適なシートポスト10の位置を決める。このときの目盛10aの最下端の値がシートポスト10の適合サイズとなる。
[Frame size measurement method]
In order to determine the optimum frame size for the user using this bicycle frame size selection measuring device, first, the user straddles the
このシートポスト10の適合サイズに合わせてハンドルステムの高さを調整する。すなわち、前記のシートポスト高さ調整目盛10aの値とハンドルステム高さ調整目盛13aとの値が等しくなるようにすれば、立ハンドルポスト13がシートポスト10の位置にふさわしい位置となるように設定されている。
The height of the handle stem is adjusted according to the fit size of the
[シートアングルアジャスターの構成]
そして、図11に示す自転車フレームサイズ選定用測定装置には、シートアングルの測定が可能となるように、角度調整手段としてのシートアングルアジャスター20が設けられている。
[Configuration of the seat angle adjuster]
The bicycle frame size selection measuring device shown in FIG. 11 is provided with a
このシートアングルアジャスター20は、立パイプ2と前パイプ4とを連結する形で配されている。シートアングルアジャスター20は第1,第2のアングル調整用部材である第1,第2のアングル調整用パイプ20i,20jを備えており、これら第1,第2のアングル調整用パイプ20i,20jそれぞれの一端は、アングル操作部であるロングナット20bで連結されており、第1のアングル調整用パイプ20iの他端は前パイプ4に連結ピンを介して回動可能に連結され、第2のアングル調整用パイプ20jの他端は立パイプ2に連結ピンを介して回動可能に連結されている。第1,第2のアングル調整用パイプ20i,20jの側面にはシートアングルθを表す角度表示目盛20aが付してあり、ロングナット20bから露出する、ロングナット20bに最も近い目盛が最適のシートアングルθを表すことになる。
The
シートアングルアジャスター20は、アングル操作部であるロングナット20bを操作することで、立パイプ2と前パイプ4との間の寸法LAが変化するように構成されている。
すなわち、ロングナット20bの両端部内面に形成される雌ねじ状部分の方向(ねじのつる巻き方向)を両端で互いに逆方向としておき(一方を左ねじ状、もう一方を右ねじ状としておく)、第1,第2のアングル調整用パイプ20i,20jの一端をロングナット20bの雌ねじ状部分と螺合可能な雄ねじ状に加工しておく(一方を左ねじ状、もう一方を右ねじ状としておく)ことで、ロングナット20bを長さ方向と垂直な面内において回転させると、その回転方向に応じて、第1,第2のアングル調整用パイプ20i,20jのロングナット20bからの露出部分は他端側に伸長、もしくは一端側に縮短する。
That is, the direction of the female thread-like portion formed on the inner surface of both ends of the
ロングナット20bを操作してシートアングルアジャスター20の長さLAを変化させると、これに伴いシートアングルθが変化する。
その様子を、図12を用いて説明する。図11,12において、2Mは立パイプ2と第2のアングル調整用パイプ20jとの連結部であり、4Mは前パイプ4と第1のアングル調整用パイプ20iとの連結部である。そして、連結部2Mから立パイプ2の下端部2Dまでの距離をLM2、連結部4Mから前パイプ4の下端部4Dまでの距離をLM4とする。
Varying the length L A of the
This will be described with reference to FIG. 11 and 12, 2M is a connecting portion between the standing
なお、シートアングルθは、図11,12において基台1と立パイプ2の成す角であり、基台1の延長線を基準線として図中時計回りの方向を正方向とする。
図12において破線で示される、基台1及びトップパイプ6と平行な仮想線を考えると、余弦定理により次式(1)が成り立つ。
(1) LA 2=LD 2+(LM4−LM2)2−2LD(LM4−LM2)cosθ
これをθについて解くと、次式(2)が得られる。
(2) θ=ArcCos[{LD 2+(LM4−LM2)2−LA 2}/2LD(LM4−LM2)]
θの範囲を0≦θ<πに制限すれば、上式(2)により、特定のLA(>0)に対してθが一義的に決まる。
11 and 12, the seat angle θ is an angle formed by the
Considering an imaginary line parallel to the
(1) L A 2 = L D 2 + (L M4 −L M2 ) 2 −2L D (L M4 −L M2 ) cos θ
Solving this for θ gives the following equation (2).
(2) θ = ArcCos [{
If the range of θ is limited to 0 ≦ θ <π, θ is uniquely determined for a specific L A (> 0) by the above equation (2).
従って、ロングナット20bを操作してLAを伸縮させることにより、シートアングルθを調整できることになる。
[シートアングル測定方法]
使用者にとって好適なシートアングルθを決定するには、まず先述のフレームサイズ測定によって決定されたフレームサイズに応じて大まかにシートアングルθを調整した後、使用者は再び測定装置に跨り、快適な姿勢でペダリングを行えるかどうかを確認し、ロングナット20bを操作することでシートアングルθを微調整して、より快適な姿勢でペダリングが行えるシートアングルθを決定する。
Thus, by expanding and contracting the L A by operating a
[Sheet angle measurement method]
In order to determine a seat angle θ suitable for the user, first, the seat angle θ is roughly adjusted according to the frame size determined by the above-described frame size measurement. Whether or not pedaling can be performed in a posture is confirmed, and the seat angle θ is finely adjusted by operating the
以上の測定に基づき、使用者にとって好適な自転車フレームのサイズを決定することができる。また、この測定装置を用いることによりフレームサイズを規格化できるので、測定装置の目盛に合うフレーム構成パイプを用意しておけば、生産管理も容易になる。
しかしながら、このシートアングルθの測定が可能な自転車フレームサイズ選定用測定装置では、シートアングルθを変更したとき、サドル11を支えているシートポスト10(及びこれを支持する立パイプ2)と基台1とがなす角度が変更され、サドル11の上面が水平から傾いてしまう。従って、シートアングルθの変更の度にサドル角度調整手段を操作し、水準器を用いるなどしてサドル11の傾きを修正しなければならないという問題点がある。
However, in the bicycle frame size selection measuring apparatus capable of measuring the seat angle θ, when the seat angle θ is changed, the seat post 10 (and the
また、前述の通り、シートアングルθが変更されると、使用者はペダリング時の姿勢を変えることになる。このとき、姿勢が変わることに伴い、快適にペダリングを行うためにはクランク長を変えなければならないことがある。また、スポーツ用自転車では身体形態(脚長)、用途(競技であれば種目)、走路状態(登坂、荒路)などによりクランク長を変更する場合が多い。ハンガー部3に軸支されたクランク軸9からクランクアーム7L,7Rを取り外し、取り外したクランクアーム7L,7Rと異なる長さのクランクアームを新たにハンガー部3に取り付けることでクランク長の変更を行うことができるが、ペダリングの際にハンガー部3から脱落することを防ぐために、クランクアーム7L,7Rは容易には外れ難いようにクランク軸9に取り付けられているのが通常であり、クランク長を変更するためのクランクアーム7L,7Rの取り外し、再取り付けを行うには大変な手間と労力がかかってしまうという問題点や、多種多様な使用者の需要に応えるために、それぞれ長さの異なる数多くのクランクアームを用意しなければならないという問題点もあった。
As described above, when the seat angle θ is changed, the user changes the posture during pedaling. At this time, as the posture changes, the crank length may have to be changed in order to perform pedaling comfortably. In addition, in the case of sports bicycles, the crank length is often changed depending on the body form (leg length), the application (in the event of competition), the track condition (uphill, rough road), and the like. The crank length is changed by removing the
本発明は、上記のような問題点を解消し、シートアングル調整時にサドルが傾かず、またクランク長の調整も容易な自転車フレームサイズ選定用測定装置を提供するものである。 The present invention provides a bicycle frame size selection measuring device that solves the above-described problems, does not tilt the saddle when adjusting the seat angle, and can easily adjust the crank length.
請求項1記載の発明は、使用者に合わせて自転車のフレームサイズを決定する自転車フレームサイズ選定用測定装置であって、基台と、前記基台の前部に下端が回動可能に連結された前方支持部材と、前記基台の後部に下端が回動可能に連結され、ペダルのクランクを軸支するハンガー部を備えた後方支持部材と、前記前方支持部材の上部と前記後方支持部材の上部とを回動可能に連結する上部連結部材と、下部が前記前方支持部材に対して上下位置調整可能に嵌合され、上部にハンドルが取り付けられる前方ポストと、下部が前記後方支持部材に対して上下位置調整可能に嵌合された後方ポストと、を備え、前記基台と、前記前方支持部材と、前記後方支持部材と、前記上部連結部材とにより前記基台に対して前記上部連結部材を平行に支持する平行リンク機構が構成されており、前記平行リンク機構を構成する部材のうち2部材間を連結して、連結された2部材間の寸法を調整可能に構成され、連結された2部材間の寸法を調整することで前記基台と前記後方支持部材とがなす角度を調整する角度調整手段が設けられ、前記後方ポストに対して乗車座を有するサドルを支持し、前記後方ポストに対して回動可能なサドル支持手段が設けられ、前記上部連結部材と前記サドルとの間に、前記上部連結部材と前記サドルの上面とが平行となるように前記サドルを支持するサドル姿勢保持機構が介装されていることを特徴とするものである。
The invention according to
上部連結部材とサドルの上面とが平行となるようにサドルを支持することにより、サドルの上面と基台とが平行な姿勢が保たれることとなり、シートアングルの調整時にサドルが傾かなくなる。 By supporting the saddle so that the upper connecting member and the upper surface of the saddle are parallel to each other, the parallel posture of the upper surface of the saddle and the base is maintained, and the saddle does not tilt when adjusting the seat angle.
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、サドル姿勢保持機構が、上部連結部材に対して平行に動作する中間リンク部材を備えた第1の平行リンク機構と、サドルに固定されたサドル受け部材が前記中間リンク部材に対して平行に動作する第2の平行リンク機構と、を備えたことを特徴とするものである。 According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the invention, the saddle posture holding mechanism is fixed to the saddle and the first parallel link mechanism including an intermediate link member that operates in parallel with the upper connecting member. The saddle receiving member includes a second parallel link mechanism that operates parallel to the intermediate link member.
この構成により、平行リンク機構を組み合わせただけの比較的簡単な構造で、サドル姿勢保持機構を構成することができる。 With this configuration, the saddle posture holding mechanism can be configured with a relatively simple structure in which the parallel link mechanisms are combined.
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、互いに交差し、交点で互いに回動可能に連結した2つのリンク部材を一つのリンク組とし、サドル姿勢保持機構が、一つ以上の前記リンク組で構成された連結構造体を備え、この連結構造体が、その上部連結部材側の端部,サドルに固定されたサドル受け部材側の端部,及び各リンク組同士の連結部分が各リンク組の交差角度を変更可能に連結されてなる連結構造体であることを特徴とするものである。 According to a third aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the two link members that intersect with each other and are connected to each other so as to be pivotable at the intersection are used as one link set, and the saddle posture holding mechanism includes at least one saddle posture holding mechanism. The link structure includes a link structure, and the link structure includes an end portion on the upper connection member side, an end portion on the saddle receiving member fixed to the saddle, and a link portion between each link set. It is a connection structure which is connected so that the crossing angle of each link set can be changed.
この構成によっても、マジックハンド状の比較的簡単な構造で、サドル姿勢保持機構を構成することができ、平行リンク機構を組み合わせた場合に比べて、サドル高さを下げた際にサドル姿勢保持機構が前方へ突出する幅を小さくできる。 Even with this configuration, the saddle posture holding mechanism can be configured with a relatively simple structure like a magic hand, and the saddle posture holding mechanism when the saddle height is lowered as compared with the combination of the parallel link mechanisms. Can be reduced in the forward protruding width.
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明において、サドル支持手段が、後方ポスト上部に取り付けられる後方ポスト側取付体と、サドルに取り付けられるサドル側取付体と、横方向に沿う横軸心を中心としてサドルを側面視して傾倒可能に連結するサドル連結体と、前記後方ポスト側取付体に対する前記サドル側取付体の姿勢を固定する姿勢固定体と、を備えていることを特徴とするものである。 According to a fourth aspect of the present invention, in the invention according to any one of the first to third aspects, the saddle support means includes a rear post side attachment body attached to the upper portion of the rear post, and a saddle side attached to the saddle. A mounting body, a saddle coupling body that connects the saddle in a side view with a horizontal axis centering along the lateral direction as a center, and a posture fixing body that fixes the posture of the saddle side mounting body with respect to the rear post side mounting body It is characterized by having these.
この構成により、シートアングル調整時にサドルの姿勢が水平に保たれる効果を発揮しつつ、さらに工具を使用せずともサドルフレームに対するサドル支持手段の締め付け力を調整できるようになる。 With this configuration, it is possible to adjust the tightening force of the saddle support means with respect to the saddle frame without using a tool while exhibiting the effect that the posture of the saddle is kept horizontal when adjusting the seat angle.
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の発明において、サドルが、乗車座となるサドルシートと、サドル支持手段によって後方ポストに支持され且つ前記サドルシートを支持するサドルフレームと、を備え、サドル支持手段が、上面が湾曲形状に形成され、連通孔を有し、後方ポスト上部に固定される後方ポスト上部体と、前記後方ポスト上部体の上方に配置され、下面に前記後方ポスト上部体の湾曲形状に摺接する湾曲形状部を有し、前後方向に長い長孔が形成された下フレーム受け部材と、前記下フレーム受け部材の上方に配置され、上面に湾曲形状部を有し、前後方向に長い長孔が形成された上フレーム受け部材と、前記上フレーム受け部材の上方に配置され、下面が前記上フレーム受け部材の上面の湾曲形状部に摺接する形状である角度決め部材と、前記後方ポスト上部体の連通孔と前記下フレーム受け部材の長孔と前記上フレーム受け部材の長孔とに連通し、前記角度決め部材に結合される連結材と、を備え、前記下フレーム受け部材と上フレーム受け部材によって前記サドルフレームを挟持し、前記連結材を操作することで下フレーム受け部材と前記上フレーム受け部材によるサドルフレームに対する挟持の締め付け力を調整可能としたことを特徴とするものである。
The invention according to claim 5 is the invention according to any one of
この構成により、シートアングル調整時にサドルの姿勢が水平に保たれる効果を発揮しつつ、さらに工具を使用せずともサドルフレームに対するサドル支持手段の締め付け力を調整できるようになる。 With this configuration, it is possible to adjust the tightening force of the saddle support means with respect to the saddle frame without using a tool while exhibiting the effect that the posture of the saddle is kept horizontal when adjusting the seat angle.
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の発明において、ハンガー部に軸支されるクランクのクランクアームが、ペダル側クランクアームとハンガー側クランクアームに分割されており、前記ペダル側クランクアームとハンガー側クランクアームとが互いにスライド可能なようにスライド機構が構成されており、前記スライド機構の長さを調整可能とする調整手段と前記調整手段の操作部が設けられていることを特徴とするものである。
The invention according to
この構成により、フレームサイズ測定時にクランク長を容易に変更することができるようになる。 With this configuration, the crank length can be easily changed when measuring the frame size.
上部連結部材とサドルの上面とが平行となるようにサドルを支持することにより、シートアングル調整可能な自転車フレームサイズ選定用測定装置によるフレームサイズ測定を行う際に、サドルの上面と基台とが平行な姿勢が保たれることとなって、シートアングルを調整してもサドルが傾かず、サドルの姿勢が水平に保たれるようになり、シートアングルの調整の度にサドルの姿勢を調整する必要がなくなるので、従来の自転車フレームサイズ選定用測定装置の操作性を損なうことなく、且つ従来よりも速やかなフレームサイズ測定を実現することができる。 By supporting the saddle so that the upper connecting member and the upper surface of the saddle are parallel to each other, when the frame size is measured by the bicycle frame size selecting measuring device that can adjust the seat angle, the upper surface of the saddle and the base are Since the parallel posture is maintained, even if the seat angle is adjusted, the saddle does not tilt, the saddle posture is kept horizontal, and the saddle posture is adjusted each time the seat angle is adjusted. Since it becomes unnecessary, frame size measurement can be realized without impairing the operability of the conventional bicycle frame size selection measuring device and faster than the conventional one.
また、工具を使用せずともサドルフレームに対するサドル支持手段の締め付け力を調整できるようになるので、従来工具を用いて行わなければならなかったサドルの前後位置調整を容易に行うことができ、速やかなフレームサイズ測定を実現することができる。 In addition, since the tightening force of the saddle support means against the saddle frame can be adjusted without using a tool, it is possible to easily adjust the front and rear position of the saddle, which had to be done using a conventional tool. Frame size measurement can be realized.
また、フレームサイズ測定時にクランク長を容易に変更することができるようになるので、クランク長の調整の度にクランクアームを取り外し、異なる長さのクランクアームを取り付けるという煩雑な作業をする必要がなくなり、速やかなフレームサイズ測定を実現することができる。 In addition, since the crank length can be easily changed when measuring the frame size, it is not necessary to remove the crank arm each time the crank length is adjusted and to install a crank arm of a different length. Rapid frame size measurement can be realized.
[第1の実施の形態]
図1に本発明の第1の実施の形態としての自転車フレームサイズ選定用測定装置を示す。
[First Embodiment]
FIG. 1 shows a bicycle frame size selection measuring apparatus as a first embodiment of the present invention.
なお、図11に示す自転車フレームサイズ選定用測定装置と同様の構成箇所には図11と同符号を付し、説明を省略する。 Note that the same components as those in the bicycle frame size selection measuring apparatus shown in FIG. 11 are denoted by the same reference numerals as those in FIG.
<サドル姿勢保持リンク機構の構成>
図1に示す自転車フレームサイズ選定用測定装置には、図10に示す自転車フレームサイズ選定用測定装置の構成に加え、サドル11の水平姿勢を保持するためのサドル姿勢保持機構として、図2に拡大して示すサドル姿勢保持リンク機構60が設けられている。
<Configuration of saddle posture holding link mechanism>
The bicycle frame size selection measuring device shown in FIG. 1 is expanded to FIG. 2 as a saddle posture holding mechanism for holding the horizontal posture of the
この実施の形態では、サドル姿勢保持リンク機構60は、二つの平行リンク機構を組み合わせたものをトップパイプ6とサドル11との間に介装した構成となっている。
具体的に説明すると、図2に示すように、トップパイプ6上の二点6F,6Bにそれぞれ同じ長さの第1,第2のリンク部材61,62がその下端部61D,62Dでトップパイプ6に対して連結ピンを介して回動可能に支持されており、また、第1,第2のリンク部材61,62の上端部61U,62Uは中間リンク部材である第3のリンク部材63の前端部63F1と後端部63B1とにそれぞれ連結ピンを介して回動可能に連結されている。
In this embodiment, the saddle posture maintaining
More specifically, as shown in FIG. 2, first and
ここで、第1のリンク部材61の下端部61Dから第2のリンク部材62の下端部62Dまでの距離と、第1のリンク部材61の上端部61Uから第2のリンク部材62の上端部62Uまでの距離とが等しくなる位置で連結されているとともに、第1のリンク部材61の下端部61Dから第1のリンク部材61の上端部61Uまでの距離と、第2のリンク部材62の下端部62Dから第2のリンク部材62の上端部62Uまでの距離とが等しくなる位置で連結されている。
Here, the distance from the
従って第1,第2,第3のリンク部材61,62,63及びトップパイプ6は第1の平行リンク機構を構成し、これらに囲まれた四角形は平行四辺形となり、第3のリンク部材63がトップパイプ6に対して平行に動作する。
Accordingly, the first, second, and
そして、それぞれ同じ長さの第4,第5のリンク部材64,65が、その下端部64D,65Dで第3のリンク部材63の前端部63F2と後端部63B2とにそれぞれ連結ピンを介して回動可能に支持されており、また、第4,第5のリンク部材64,65の上端部64U,65Uはサドル受け部材68の前端部68Fと後端部68Bとにそれぞれ連結ピンを介して回動可能に連結されている。
Then, each of the first 4 of the same length, the
ここで、第4のリンク部材64の下端部64Dから第5のリンク部材65の下端部65Dまでの距離と第4のリンク部材64の上端部64Uから第5のリンク部材65の上端部65Uまでの距離とが等しくなっているとともに、第4のリンク部材の下端部64Dから第4のリンク部材の上端部64Uまでの距離と第5のリンク部材の下端部65Dから第5のリンク部材の上端部65Uまでの距離とが等しくなる位置で連結されている。
Here, the distance from the
従って第3,第4,第5のリンク部材63,64,65及びサドル受け部材68は第2の平行リンク機構を構成し、これらに囲まれた四角形は平行四辺形となり、サドル受け部材68が第3のリンク部材63に対して平行に動作する。
Therefore, the third, fourth, and
サドル受け部材68は、図3(a)に示すように、平面視(上方からの視点による観察)して前後方向へU字状に伸びるサドルフレーム12を上下から挟持することでサドル11に固定されている。
As shown in FIG. 3 (a), the
また、サドルフレーム12をシートポスト10に支持させるサドル支持手段30は、サドルフレーム12をシートポスト10に対して回動可能な姿勢で支持している。
なお、第1,第2のリンク部材61,62をトップパイプ6に取り付ける方法の一例としては、図3(a)に示すように、第1,第2のリンク部材の下端部61D,62Dを連結する連結ピンの挿通孔が形成された連結部材6c1をトップパイプ6へ直に固着するとよい。
Further, the saddle support means 30 for supporting the
As an example of a method for attaching the first and
また、他の方法としては、図3(b)に示すように、トップパイプ6に嵌着する取付部材6c2を用意し、この取付部材6c2に第1,第2のリンク部材の一端61D,62Dを連結する連結ピンの挿通孔が形成された連結プレート6c3を挟み込み、図3(c)に示すようにビス6c4によって連結プレート6c3を取付部材6c2に固定することで、連結プレート6c3をトップパイプ6に沿わせて、取付部材6c2に対して回動しない状態でトップパイプ6に対して固定してもよく、この場合には、トップパイプ6に対して連結部材6c1を固着する加工を施さなくて済み、また取り付け位置が柔軟に変更可能であるという利点がある。
As another method, as shown in FIG. 3B, an attachment member 6c 2 to be fitted to the
<サドル受け部材とサドルフレームの構成>
サドル受け部材68とサドルフレーム12の具体的な構成の一例を以下に述べる。
図3(a)に示すように、サドルフレーム12は、棒状体を平面視して略U字形状となるように屈曲した形状とされ、サドル支持手段30付近の中間部12cは直線状になっており、サドル支持手段30から少し前方に離れた箇所から前方のU字湾曲部に近づくにつれて上方に向けて傾斜しており(この傾斜している部分を以下傾斜部12bという)、U字湾曲部付近の前方部12aでは再び前方に向けて直線状になる。また、サドルフレーム12は、中間部12cから後方の開放部12dに近づくにつれて上方に傾斜している。
<Configuration of saddle receiving member and saddle frame>
An example of a specific configuration of the
As shown in FIG. 3A, the
サドルフレーム12は、第2の平行リンク機構の上辺を成すサドル受け部材68により、前方部12aと中間部12cの前方寄り部分とが上下からを挟持された姿勢で組み付けられている。
The
図3(a)に示すように、サドル受け部材68は、第2の平行リンク機構の上辺を成し且つ側面視略L字形状であるサドル受け部材本体68cと、サドル受け部材本体68cの前方上面部に上方から取り付けられる前方上部体68aと,サドル受け部材本体68cの後方上面部に上方から取り付けられる後方上部体68bと,の3部材で構成されている。
As shown in FIG. 3A, the
ここで、サドル受け部材本体68cは、サドルフレーム12の前方部12aと中間部12cとの高さの差に合わせて、前方上面部が後方上面部よりも高くなっており、これらの間に高さの差(段差)がある階段状の形状を成していて、この段差があるために、サドル受け部材本体68cはサドルフレーム12の傾斜部12bに干渉しないようになっている。
Here, in the saddle receiving member
そして、サドル受け部材本体68cの前方上面部はサドルフレーム12の前方部12aを下方から受けた状態で、前方上部体68aが被せられてねじ止めされることで、サドルフレーム12の前方部12aを挟持している。
The front upper surface portion of the saddle receiving member
また、上述したサドルフレーム12の前方部12aの場合と同様に、サドルフレーム12の中間部12cにおいては、サドル受け部材本体68cの後方上面部は後方上部体68bとともにサドルフレーム12の中間部12cの前方寄り部分を挟持する。
Similarly to the case of the
これにより、図3(a)に示すように、サドル受け部材68によって、サドルフレーム12は、サドルシート14の上面がサドル受け部材68の前端部68Fと後端部68Bとを結ぶ線分に対して平行となる姿勢で第2の平行リンク機構に支持されている。
Accordingly, as shown in FIG. 3A, the
なお、サドル受け部材本体68cの前方上面部と前方上部体68a,及びサドル受け部材本体68cの後方上面部と後方上部体68b,によりサドルフレーム12は計4点でサドル受け部材68に対して固定されており、これによりサドルフレーム12はサドル受け部材68の動きに追随して動作するようになっている。
The
<リンク機構の動作など>
このサドル姿勢保持リンク機構60により、サドル11の姿勢(サドルフレーム12の上方に配されるサドルシート14の上面の姿勢)が水平に保たれる。以下、この作用について説明する。
<Operation of link mechanism>
By the saddle posture holding
まず、先述の通り、シートアングルアジャスター20を備えた自転車フレームサイズ選定用測定装置において、基台1,立パイプ2,前パイプ4,トップパイプ6は平行リンク機構を構成するため、シートアングルθの調整の際、トップパイプ6は基台1と平行に移動する。
First, as described above, in the bicycle frame size selection measuring device including the
次に、第1,第2,第3のリンク部材61,62,63及びトップパイプ6も同じく第1の平行リンク機構を構成するため、シートアングルθの調整の際、第3のリンク部材63はトップパイプ6と平行に移動する。
Next, since the first, second, and
そして、第3,第4,第5のリンク部材63,64,65及びサドル受け部材68も同じく第2の平行リンク機構を構成するため、シートアングルθの調整の際、サドル受け部材68は第3のリンク部材63と平行に移動する。
Since the third, fourth,
以上の結果、サドル受け部材68はシートアングルθの調整の際、基台1と平行に移動することになる。さらに、サドル受け部材68がサドルフレーム12を挟持することでサドル11を固定しているため、サドルフレーム12はサドル受け部材68の動きに追随して動作し、サドルフレーム12及びその上方に配されるサドルシート14もまた、基台1と平行に(水平に)移動することになる。
As a result, the
ここで、サドル支持手段30はシートポスト10に対して回動可能となっているため、シートアングルθの調整(図2中矢印Angel方向へのサドル姿勢の傾倒)の際、トップパイプ6,第3のリンク部材63,サドル受け部材68の平行移動及びシートポスト10の回動に伴い、サドル11(サドルフレーム12及びサドルシート14)はシートポスト10の回動によるサドル11自身の傾きを打ち消すように回動し、基台1と平行に移動するので、サドル11の姿勢が水平に保たれる。
Here, since the saddle support means 30 is rotatable with respect to the
また、サドル受け部材68上の点とトップパイプ6上の点との相対的な位置関係、例えば68Fと6Fの2点間の相対的な位置関係について考えると、サドル姿勢保持リンク機構60が平行リンク機構を二つ組み合わせた形になっているため、これら2点間の高さ方向への相対的位置関係は、水平方向への相対的位置関係とは独立に変更することができる。従って、トップパイプ6の位置を固定したままサドル受け部材68の高さを変えることができるので、シートポストカムレバー10bの操作によるシートポスト10の上下位置調整(図2中矢印Height方向へのサドル11の移動)の際には、シートアングルθを保ったまま(当然サドル11の姿勢も水平に保ったまま)シートポスト10の上下位置を調整することができる。
Considering the relative positional relationship between the point on the
また、サドル11やシートポスト10の自重が原因でサドル11を上方に移動させる方向へのシートアングルθの調整やシートポスト10の上下位置調整が行い難い場合には、図4(a),(b)に示すように、トップパイプ6もしくは第3のリンク部材63の連結部(第1のリンク部材61の下端部61Dや第5のリンク部材65の下端部65D)周辺に付勢部材としてスプリング60Sを組みつけてもよい。この組みつけには例えばボルト60S1、ワッシャ60S2,もう一つのワッシャ60S3,ナット60S4などを使用する。
If it is difficult to adjust the seat angle θ in the direction in which the
このスプリング60Sは、サドル11が上方に移動する方向(図4(a),(b)における矢印方向、すなわち各部材に囲まれた平行四辺形の面積が大きくなる方向)にサドル姿勢保持リンク機構60の各部材を付勢する。このようにスプリング60Sを組み付けることで、サドル11を上方に移動させる方向へのシートアングルθの調整やシートポスト10の上下位置調整は、スプリング60Sの付勢力に補助されるので行い易くなる。なお、サドル11を下方に移動させる方向へのシートアングルθの調整やシートポスト位置調整はスプリング60Sの付勢力に逆らう形となるが、上方から下方へ押すという動作は使用者にとって行いやすい操作であり、また、サドル11やシートポスト10の自重があることから、スプリング60Sの付勢力が操作の妨げになることはない。
The
なお、本実施の形態においては、サドル受け部材68が第3のリンク部材63と平行に移動する、とは、サドル受け部材68の前端部68Fと後端部68Bとを結ぶ線分(言い換えると、第4のリンク部材64との連結部と、第5のリンク部材65との連結部と、を結ぶ線分)が第3のリンク部材63と平行に移動することを意味するが、サドル受け部材68の具体的な構成は上記の図3(a)に示すものに限られず、第3,第4,第5のリンク部材63,64,65及びサドル受け部材68が平行リンク機構を構成していればよい。
In the present embodiment, the
また、図2においては第1のリンク部材61の上端部61Uから第2のリンク部材62の上端部62Uまでの距離と、第4のリンク部材64の下端部64Dから第5のリンク部材65の下端部65Dまでの距離と、が等しくなっていて、第3のリンク部材63の前端部63F1,63F2は第3のリンク部材63を側面視したときに同じ位置にある(後端部63B1,63B2も同様)が、これらは必ずしも同じ位置にある必要はなく、第3のリンク部材63がトップパイプ6に対して平行に動作し、サドル受け部材68が第3のリンク部材63に対して平行に動作するようになっていればよい。
In FIG. 2, the distance from the
<サドル支持手段の構成>
サドル支持手段30をシートポスト10に対して回動可能に構成する方法として、例えば以下の方法がある。
<Configuration of saddle support means>
As a method of configuring the saddle support means 30 to be rotatable with respect to the
図5(a),(b)に示すように、シートポスト10の上部31の上面31Gを湾曲した形状(図5(a),(b)では下に凹の形状としているが、上に凸の形状としてもよい)としてこのシートポスト上部31を後方ポスト上部体とし、シートポスト上部31には略鉛直方向に貫通する連通孔31Hを形成しておく。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
そして、このシートポスト上部31のさらに上方に、長孔32Hを有する後方ポスト側取付体としての下フレーム受け32,長孔34Hを有するサドル側取付体としての上フレーム受け34,ボルト孔36Hを有するサドル連結体としての角度決め部材36を、この順に重ね取り付ける。このとき、下フレーム受け32と上フレーム受け34との間にサドルフレーム12が挟持されるようにする。
Further, a
この挟持の締め付け力の強さは、姿勢固定体としての連結材38(クイックレリーズ38A、またはカムレバー38B、またはL形ボルト38Cなど)を、シートポスト上部31の連通孔31H,下フレーム受けの長孔32H,上フレーム受けの長孔34H,及び角度決め部材36に設けられた連結部であるボルト孔36Hに連通して取り付けたとき、シートポスト上部の連通孔31Hから角度決め部材36のボルト孔36Hまでの距離を調整することで変更できる(なお、図面の簡略化のため、図5(b)には連結材38の例としてL形ボルト38Cのみを示す)。
The clamping force is such that the connecting member 38 (the
例えば連結材38がL形ボルト38Cの場合、角度決め部材36のボルト孔36HにこのL形ボルト38Cの先端が螺合するようにして、このL形ボルト38Cと角度決め部材36のボルト孔36Hとの螺合の程度を調整することでシートポスト上部31の連通孔31Hから角度決め部材36のボルト孔36Hまでの距離を調整可能とし、これによって下フレーム受け32と上フレーム受け34によるサドルフレーム12に対する挟持の締め付け力の強さを変更することができるようにする。
For example, when the connecting
連結材38がクイックレリーズ38Aやカムレバー38Bである場合にも、同様にしてシートポスト上部31の連通孔31Hから角度決め部材36のボルト孔36Hまでの距離を調整可能としておけばよい。
Similarly, when the connecting
下フレーム受け32の下面には、シートポスト上部31の湾曲形状部(上面31G)に摺接する湾曲形状部が形成されており、従って下フレーム受け32と上フレーム受け34との間に挟持されたサドルフレーム12はシートポスト上部31の湾曲形状部31Gに沿って回動できるようになっている。
On the lower surface of the
また、上フレーム受け34の上面も湾曲形状部(図5(a),(b)では下に凹の形状としているが、上に凸の形状としてもよい)を有し、角度決めナット36の下面は上フレーム受け34の湾曲形状部に摺接する湾曲形状となっている。そして、下フレーム受け32,上フレーム受け34にそれぞれ形成されている長孔32H,34Hはサドルの幅方向と平行な方向の寸法がシートポスト上部のボルト孔31Hの直径程度で、サドルの前後方向と平行な方向の寸法がシートポスト上部のボルト孔31Hの直径よりも長くなっている。
Further, the upper surface of the
なお、シートポスト上部31,下フレーム受け32,上フレーム受け34,角度決め部材36の湾曲形状部は、図5(b)に示すように、サドル11の横方向に沿う横軸心を中心としてサドルを側面視して傾倒可能(図5(b)中矢印方向への回動が可能)となる形状に形成されている。
The curved shape portions of the seat post
また、図5(a),(b)においてはシートポスト10の上部31そのものを湾曲させて、シートポスト10の上部に固定される後方ポスト上部体とシートポスト10とを言わば一体化しているが、シートポスト10の上部に固定される後方ポスト上部体をシートポスト10から分離可能としてもよい。
5 (a) and 5 (b), the
<サドル支持手段の動作など>
この構成において、サドル姿勢保持リンク機構60を付加していない状態で、サドル11へシートポスト10に対して回動させる方向の力を加えると、その力は(サドル11を構成する)サドルフレーム12を挟持している下フレーム受け32及び上フレーム受け34に伝わり、下フレーム受け32及び上フレーム受け34はサドルフレーム12とともにシートポスト10に対して自身の湾曲形状に沿って回動する。
<Operation of saddle support means>
In this configuration, when a force in a direction to rotate the
このとき、連結材38は下フレーム受け32及び上フレーム受け34に形成された前後に長い長孔32H,34H内に連通しているので、下フレーム受け32及び上フレーム受け34は連結材38に対して相対的に回動可能となっており、連結材38は下フレーム受け32及び上フレーム受け34の回動に追随せずに、連結材38はその仰角(基台1に対する角度)を下フレーム受け32及び上フレーム受け34の回動前後で変更せずに保つことができる(回動の際、下フレーム受け32及び上フレーム受け34から見て、連結材38は長孔32H,34H内で前後方向へ相対的に移動する)。
At this time, since the connecting
すなわち、シートポスト上部の連通孔31H,下フレーム受けの長孔32H,上フレーム受けの長孔34H,及び角度決め部材36のボルト孔36Hに連通して連結材38を取り付けるとともに、サドル姿勢保持リンク機構60を組み付けると、連結材38の取付状態、及び下フレーム受け32,上フレーム受け34によるサドルフレーム12の挟持状態を保ちつつ、サドル11の上面が基台1に対して平行な姿勢を保ったままサドル11をシートポスト10に対して(側面視して)傾倒させることができる。
That is, the connecting
また、サドル支持手段30は、サドル11が連結材38を軸として左右に回動しないように作用する回動止め機能も有している。
まず、下フレーム受け32の下面がシートポスト上部31の湾曲形状部(上面31G)と摺接しているのでサドル11は連結材38を軸として左右に回動し難くなっており、さらに、上フレーム受け34の上面に、角度決め部材36の少なくとも一部が埋設する程度の深さであり、且つ内面が角度決め部材36の側面形状と同形となる角形窪み部35を設け、この角形窪み部35の下面を先述の通り湾曲形状とすることで、サドル11の姿勢が傾倒可能であることを許容しつつ、角形窪みの内面によって角度決め部材36の側面を規制して、サドル11が連結材38を軸として左右に回動することを防いでいる。
The saddle support means 30 also has a rotation stopping function that acts so that the
First, since the lower surface of the
なお、図5(a),(b)において、サドル支持手段30は、サドルフレーム12を下フレーム受け32,上フレーム受け34によって上下から締め付ける(挟持する)ことでシートポスト10に対する支持を行っており、通常はサドルフレーム12をシートポスト10に対して前後移動しないように強く締め付けているが、使用者の好みに合わせてサドル11の前後位置を調整する場合には、この締め付け力を緩めることで、サドルフレーム12をシートポスト10に対して一時的に前後移動可能とすることができる。このとき、前述の通りサドル受け部材68上の点とトップパイプ6上の点との間の高さ方向への相対的位置関係は、水平方向への相対的位置関係とは独立に変更することができるので、トップパイプ6やシートポスト10を固定したまま、すなわちサドル11の高さやシートアングルθを変更することなくサドル11(サドル受け部材68が取り付けられたサドルフレーム12)を水平方向へ移動させることができる。
5A and 5B, the saddle support means 30 supports the
また、クイックレリーズ38A、カムレバー38B、L形ボルト38Cなどの連結材38の操作(例えば、連結材38がL型ボルト38Cの場合、角度決め部材36のボルト孔36Hと連結材38の螺合の程度を調整する操作)だけで締め付け力を変更することができるので、工具を使用しないでサドル11の前後位置の調整が容易に可能となる。
Further, the operation of the connecting
以上のように、サドル支持手段30を用いることで、サドル11を水平な姿勢に良好に保ちながらシートアングルθの調整、サドル11の前後位置調整を短時間で済ませることができる。
As described above, by using the saddle support means 30, the adjustment of the seat angle θ and the front-rear position adjustment of the
[第2の実施の形態]
図6に本発明の第2の実施の形態としての自転車フレームサイズ選定用測定装置に用いられるサドル姿勢保持機構を示す。
[Second Embodiment]
FIG. 6 shows a saddle posture holding mechanism used in a bicycle frame size selection measuring apparatus according to a second embodiment of the present invention.
図6に示されたサドル姿勢保持機構は、第1の実施例におけるサドル姿勢保持リンク機構60に代えて、互いに交差する複数のリンク部材を継いだ伸縮構造(いわゆるマジックハンド構造)の連結構造体90となっている。
The saddle posture holding mechanism shown in FIG. 6 is a connecting structure of an expansion / contraction structure (so-called magic hand structure) in which a plurality of link members intersecting each other are joined instead of the saddle posture holding
<連結構造体の構成>
この連結構造体90は、互いに交差し交点で互いに連結ピンを介して回動可能に連結した2つのリンク部材を一つのリンク組とし、複数のリンク組で構成されたものであり、連結構造体90のトップパイプ6側の端部,サドル受け部材68側の端部,及び各リンク組同士の連結部分が各リンク組の交差角度を変更可能に連結された構成となっている。
<Composition of connection structure>
The connecting
リンク組はいくつ連結してもよい(一組でもよい)が、一例として、図6に示すように3つのリンク組が高さ方向に連結されている場合を以下に述べる。
このとき、各リンク組の交点90X1,90X2,90X3が連結ピンを介して回動可能に連結されている。また、各リンク組の交差角度が変更可能となるよう、各リンク組同士の連結部分90C1,90C2,90C3,90C4も連結ピンを介して回動可能に連結されていて、トップパイプ6に連結ピンを介して回動自在に連結される連結構造体90の下端部91,92のどちらか一方、及びサドル受け部材68に連結ピンを介して回動自在に連結される連結構造体90の上端部94,95のどちらか一方の、計2箇所(図6においては下端部91と上端部94)がそれぞれトップパイプ6の長さ方向、サドル受け部材68の長さ方向にスライド自在となっている。図6においては、トップパイプ6に連結構造体90を支持する連結部材93、サドル受け部材68に連結構造体を支持する連結部材96のそれぞれに長孔93H,96Hを設け、この長孔93H,96Hの内面に沿って図6中矢印W方向に下端部91と上端部94がスライドできるようになっている。
Any number of link sets may be connected (or one set). As an example, a case where three link sets are connected in the height direction as shown in FIG. 6 will be described below.
At this time, the
また、サドル支持手段30は第1の実施の形態同様にシートポスト10に対して回動可能に配設されており、サドル受け部材68は第1の実施の形態同様にサドルフレーム12を挟持して支持している。
Further, the saddle support means 30 is disposed so as to be rotatable with respect to the
<連結構造体の動作など>
この連結構造体90により、サドル11の姿勢(サドルフレーム12の上方に配されるサドルシート14の上面の姿勢)が水平に保たれる。以下、この作用について説明する。
<Operation of linked structure>
By the connecting
図6に示す連結構造体90においては、各リンク部材に囲まれる四角形が平行四辺形であるとする。このとき、連結構造体90の端部91,92,94,95,の4箇所を結んで成る四角形も平行四辺形となるため、トップパイプ6とサドル受け部材68は常に平行となる。
In the
また、各リンク部材に囲まれる四角形は必ずしも平行四辺形でなくともよく、例えば図7に示すように、ある時点においてサドル11が水平な姿勢をとっていて、辺AB(連結構造体90の下端部91,92を結ぶ線分),DE(リンク組同士の連結部分を結ぶ線分),GH(連結構造体90の上端部94,95を結ぶ線分)に関してAB‖DE‖GH(3つの線分が互いに平行)が成立する形状の場合、この時点において、各辺に囲まれる三角形について△ABC∽△EDC,△DEF∽△HGFの相似関係が成立する。
The quadrangle surrounded by each link member does not necessarily have to be a parallelogram. For example, as shown in FIG. 7, the
図7に示す連結構造体90において、下端部A(91)と上端部G(94)がスライド可能となっている場合、辺AB,DE,GHの長さは可変であるが、辺AC,BC,CD,CE,DF,EF,FG,FHの長さはいずれも不変である。
In the
すると、2組の辺の比とそれに挟まれる角(対頂角)が常に等しいわけなので、辺AB,DE,GHの長さに関係なく、三角形についての相似関係△ABC∽△EDC,△DEF∽△HGFは常に成立する。 Then, since the ratio of the two sets of sides and the angle between them (vertical angle) are always equal, the similarity relationship for the triangles △ ABC∽ △ EDC, △ ∽DEF∽ △ regardless of the length of the sides AB, DE, GH HGF is always true.
従って、角度について∠ABC=∠EDC,∠DEF=∠HGFが常に成立する(錯角相等)こととなり、辺AB,DE,GHの長さに関係なく、辺AB,DE,GHに関してAB‖DE‖GHが常に成り立つ。よって、トップパイプ6とサドル受け部材68は常に平行となる。
Accordingly, ∠ABC = ∠EDC and ∠DEF = ∠HGF are always established for the angle (complex phase, etc.), and AB‖DE‖ with respect to the sides AB, DE, GH regardless of the lengths of the sides AB, DE, GH. GH always holds. Therefore, the
また、リンク組が2組よりも多数組み合わされた場合(図8(a)に示すように、リンク部材に囲まれる四角形が2つ以上存在する場合)、図8(b)に示すようにリンク組が1組だけの場合(2本のリンク部材がX字状に交差した形状の場合)でも同様にトップパイプ6とサドル受け部材68とが常に平行となる関係が成り立つ。
Further, when more than two sets of links are combined (when there are two or more quadrangles surrounded by link members as shown in FIG. 8A), the links are connected as shown in FIG. 8B. Similarly, even when there is only one set (when two link members intersect in an X shape), the relationship in which the
以上の結果、サドル受け部材68はシートアングルθの調整(図6中矢印Angel方向へのサドル姿勢の傾倒)の際、基台1と平行に移動することになる。さらに、サドル受け部材68がサドルフレーム12を挟持することでサドル11に固定されているため、サドルフレーム12(及びその上方に配されるサドルシート14)もまた、基台1と平行に移動することになる。
As a result, the
ここで、サドル支持手段30はシートポスト10に対して回動可能となっているため、シートアングルθの調整の際、トップパイプ6,サドル受け部材68の平行移動及びシートポスト6の回動に伴い、サドル11(サドルフレーム12及びサドルシート14)はシートポスト10の回動を打ち消すように回動し、結果、サドル11の姿勢が水平に保たれる。
Here, since the saddle support means 30 is rotatable with respect to the
また、この連結構造体90では、トップパイプ6の位置を固定したままサドル受け部材68の高さを変えることができる。すなわち、シートポストカムレバー10bの操作によるシートポスト10の上下位置調整(図6中矢印Height方向へのサドル11の移動)の際には、連結構造体90が伸縮するのみで、トップパイプ6の上下前後位置は変化しないので、シートアングルθを保ったまま(当然サドル11の姿勢も水平に保ったまま)シートポスト10の上下位置を調整することができる。
Further, in this
この連結構造体90が介装されていることにより、サドル11の水平な姿勢を保ちながらシートアングルθの調整を短時間で済ませることができる。また、シートポスト10の上下位置を下げた際、すなわちサドル高さを下げた際に、連結構造体90が高さ方向へ縮短する幅は、各リンク組の縮短量を合計したものになるが、連結構造体90が自転車フレームサイズ選定用測定装置の前方へと突出(構成次第では後方へと後退)する幅はリンク組一つ分の突出幅に留まるので、第1の実施の形態に比べ、サドル姿勢保持機構である連結構造体90の前方への突出幅(あるいは後方への後退幅)が小さくなる。
By interposing the
[第3の実施の形態]
図9に本発明の第3の実施の形態としての自転車フレームサイズ選定用測定装置のハンガー部に軸支されたクランク軸に連結されたクランクアームの様子を示す。
[Third Embodiment]
FIG. 9 shows a state of a crank arm connected to a crankshaft that is pivotally supported by a hanger part of a bicycle frame size selection measuring apparatus according to a third embodiment of the present invention.
図9に示された自転車フレームサイズ選定用測定装置のクランクアームは、クランク長の調整を容易とするための構成を備えている。なお、このクランク長の調整を容易とするための構成は、第1または第2の実施の形態の構成と組み合わせることも可能である。 The crank arm of the bicycle frame size selection measuring device shown in FIG. 9 has a configuration for facilitating adjustment of the crank length. Note that the configuration for facilitating the adjustment of the crank length can be combined with the configuration of the first or second embodiment.
[クランクアーム周辺の構成]
この実施の形態におけるクランクアーム70Rは、図9(a),(b),(c)に示す通り、ペダル側クランクアーム74R,ハンガー側クランクアーム76Rに2分割されており、ペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rの一端は互いにスライド可能に連結されている。
[Configuration around the crank arm]
The
同様に、クランクアーム70Lも、ペダル側クランクアーム74L,ハンガー側クランクアーム76Lに2分割されており、ペダル側クランクアーム74L,ハンガー側クランクアーム76Lの一端は互いにスライド可能に連結されており、スライド機構を構成している(図1にもクランクアーム70R,70Lの概観を示している)。
Similarly, the
以下、クランクアーム70Rの構成について説明する。なお、クランクアーム70Lの構成についての説明は、以下において「R」を「L」に置き換えることで得られるので省略する。
Hereinafter, the configuration of the
ペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rとをスライド可能に連結してスライド機構を構成する方法としては、例えば、図9(a)に示すように、ペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76R自体を段違いに加工し、互いに摺接面74G,76Gを当てた状態でスライド可能に連結させる方法がある。
For example, as shown in FIG. 9 (a), the pedal-side crank
詳しく説明すると、図9(a)に示す形態においては、ハンガー側クランクアーム76Rはその一端側の厚みが他端側の厚みより薄くなっており、その薄くなった一端側の片面を摺接面76Gとし、摺接面76Gには浅い溝が形成されている。
More specifically, in the form shown in FIG. 9 (a), the hanger side crank
そして、ペダル側クランクアーム74Rも同様に、その一端側の厚みが他端側の厚みよりも薄くなっており、その薄くなった一端側の片面を摺接面74Gとし、摺接面74Gには、ハンガー側クランクアーム76Rの浅い溝の深さと同程度の高さ及び浅い溝の幅と同程度の幅を持つ突起部(図示せず)が形成されている。
Similarly, the pedal-side crank
このように構成することにより、ペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rとは、ハンガー側クランクアーム76Rの浅い溝にペダル側クランクアーム74Rの突起部が係合した状態で、互いに摺接面74G,76Gを当てた状態でスライド可能となる。
With this configuration, the pedal-side crank
スライド機構の構成の別形態として、図9(b)に示すように、ペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rを連結させるためのクランクアーム連結部材72Rを用意し、このクランクアーム連結部材72Rを断面コの字型あるいは断面ロの字型の部材とし、クランクアーム連結部材72Rにペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rを嵌合させてもよい。なお、図9(b)に示すクランクアーム連結部材72Rに設けられている側面の穴72Aは、クランクアーム連結部材72Rのたわみ等を吸収するためのものであるが、これは必ずしも必要ではない。
As another configuration of the slide mechanism, as shown in FIG. 9B, a crank
図9(a),(b)に示すペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rとがなすスライド機構において、クランクアームの長さを固定する(スライドを固定する)方法としては、クランクアーム連結部材72R,ペダル側クランクアーム74R,ハンガー側クランクアーム76R,及びクランクアーム連結部材72Rにそれぞれ連通孔74H,76H,72H1,72H2を設け、その連通孔74H,76H,72H1,72H2に調整手段の操作部としての連結材(クイックレリーズ、カムレバー、ボルトなど)70B(及びワッシャ70D)を連通させて固定する方法が考えられる。なお、クランクアーム連結部材72Rを使用する場合には、連結材はペダル側とハンガー側の両方に要するので70B1,70B2(及びワッシャ70D1,70D2)の2つ必要となる。
In the slide mechanism formed by the pedal-side crank
ここで、スライド機構の長さ(クランク長)を調整可能とする調整手段及び操作部の一例を示すと、ペダル側クランクアーム74Rの連通孔74H,ハンガー側クランクアーム76Rの連通孔76H,またはクランクアーム連結部材72Rの連通孔72Hのうち少なくとも一つ(図9(a)ではペダル側クランクアーム74Rの連通孔74H、図9(b)ではクランクアーム連結部材の連通孔72H1)を、調整手段としての長孔(設けられる部材の長さ方向に沿って伸びた形状の孔)とし、調整手段の操作部としての連結材(図9(a)ではボルト70B及びワッシャ70D、図9(b)ではボルト70B1及びワッシャ70D1)により長孔内の任意の位置でペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rとの位置関係を固定できるようにしておく。なお、調整手段として、長孔ではなく、ペダル側クランクアーム74R,ハンガー側クランクアーム76R,またはクランクアーム連結部材72Rの長さ方向に沿って並んだ複数の連通孔を用いてもよい。
Here, an example of the adjusting means and the operating portion that can adjust the length (crank length) of the slide mechanism is shown. The
また、図9(c)に示すように、ペダル側クランクアーム74Rとハンガー側クランクアーム76Rのどちらか(ここではハンガー側クランクアーム76R)の断面に互いに繋がっている二つの深穴70C1を設け、もう一方(ここではペダル側クランクアーム74R)にこの穴に嵌合する二本のバー70C2を設け、それをスライド機構とすることもできる。この場合、スライドを固定する方法としては、深穴70C1の設けられた側に横割70C3と連通孔70C4を設け、この連通孔70C4に連通する連結材70Bを操作して横割70C3を締め付けることで二本のバー70C2を固定する方法を用いてよい。
Further, as shown in FIG. 9 (c), two deep holes 70C 1 which are connected to each other in the cross section of the provided (hanger-side crank
なお、クランクは駆動力、体重を加えた踏力で大きな応力と繰り返し疲労に耐えるため、実際に乗車する自転車であればクランクアーム連結部材72Rや連結材70Bはクランクアームより強度の大きなものが本来必要となるが、本発明のような自転車フレーム測定装置の場合には単に測定用に跨るだけで、全力でペダリングすることはないので、過大なトルクは殆ど発生しない。よって、体重荷重のみ考慮すればよいので、図9(a),(b),(c)に示すようにクランクアーム連結部材72Rや連結材70Bを小型でシンプルとすることができ、また、固定用の連結材70Bがハンガー側、ペダル側にそれぞれ1〜2本であっても十分な強度が得られる。
In addition, since the crank can withstand large stress and repeated fatigue with the pedaling force including the driving force and weight, if it is a bicycle that actually rides, the crank
[クランク長の調整方法]
この自転車フレームサイズ選定用測定装置を用いてクランク長を決定するには、使用者が装置に跨り、すでに取り付けられているクランクアームが快適にペダリングを行える長さとなっているかを確認し、調整が必要であれば、操作部としての連結材70Bを操作してスライド機構の固定を一旦解除し、調整手段としての長孔を利用して(固定箇所を変更して)クランク長を調整し、再度スライド機構を固定する。このようにクランク長を微調整して、ペダル側クランクアーム74R,ハンガー側クランクアーム76Rなどに設けられた目盛70Rbを参考に最適なクランク長を決定する(70L側の調整も同様に行う)。
[Crank length adjustment method]
In order to determine the crank length using this bicycle frame size selection measuring device, the user can cross the device and check that the crank arm already installed is long enough for comfortable pedaling. If necessary, the connecting
このとき、連結材70Bを操作するだけでクランク長を調整できるので、工具などを用いずに速やかなクランク長の調整ができる。
At this time, since the crank length can be adjusted only by operating the connecting
〔ハンドルバー幅とハンドルステム突き出し寸法の測定に関して〕
ところで、図1に示す自転車フレームサイズ選定用測定装置は、シートアングルθの調整時にサドル11の水平状態を保つことができるほか、ハンドルバー幅やハンドルステム突き出し寸法も測定可能となっている。以下にそのための構成と測定方法を説明する。
(Measurement of handlebar width and handle stem protrusion dimensions)
Meanwhile, the bicycle frame size selection measuring device shown in FIG. 1 can maintain the horizontal state of the
<ハンドルバー幅とハンドルステム突き出し寸法の測定に関する構成>
図1における立ハンドルポスト13上部のハンドル16の構成を詳しく見ていくと、まず、ハンドルクランプ17が固着された横ポストである横ハンドルポスト15が、立ハンドルポスト13に設けた操作部である横ハンドルポストカムレバー15bにより前後位置調整自在に嵌合している。横ハンドルポスト15の側面にはハンドルステムの突き出し寸法を表すハンドルステム突き出し目盛15aが付してあり、横ハンドルポスト15から露出する操作部最近接の目盛が最適のハンドルステム突き出し寸法を表すことになる。
<Configuration for measurement of handlebar width and handle stem protrusion dimensions>
Looking at the configuration of the
また、ハンドルクランプ17には左ハンドルバー16L,右ハンドルバー16Rが取り付けられており、これら左右ハンドルバー16L,16Rはそれぞれ取っ手部16Lb,16Rbを有する。そして、左右ハンドルバー16L,16Rは中空のハンドルクランプ17に嵌合する形で取り付けられており、ハンドルクランプ17に対してスライドさせることで左右ハンドルバー16L,16Rのハンドルクランプからの距離を調整できるようになっていて、ハンドルクランプ17には左右ハンドルバー16L,16Rの位置を示す左ハンドル幅目盛16La及び右ハンドル幅目盛16Raが付してある。
A
<ハンドルバー幅測定方法>
ハンドルバーの幅を測定する際、使用者は自転車フレームサイズ選定用測定装置に跨り(なお、安全のため各部の寸法調整毎に測定装置から降りるのが望ましいが、転倒・落下の心配がない状況であれば跨ったままでもよい)、取っ手部16Lb,16Rbを握って、最適なハンドル幅(腕を伸ばしたとき両腕が前から見て平行になるくらい)となるように、左右ハンドル幅目盛16La,16Raを同じ数字に調整し、ハンドルバーの幅を決定する。
<Handle bar width measurement method>
When measuring the width of the handlebar, the user straddles the measuring device for bicycle frame size selection. (For safety, it is desirable to get off the measuring device for each dimension adjustment, but there is no risk of falling or falling. Left and right handle width scales so that the handle widths are optimal (holding both arms parallel when viewed from the front) by gripping the handle portions 16Lb and 16Rb. 16La and 16Ra are adjusted to the same number to determine the width of the handlebar.
なお、ハンドルバー幅の測定は、シートアングルθが決定した後にすることが望ましい。 The measurement of the handlebar width is preferably performed after the seat angle θ is determined.
<ハンドルステム突き出し寸法測定方法>
ハンドルバーの幅が決定したら、次にハンドルステムの突き出し寸法を測定する。
<Handle stem protrusion measurement method>
Once the handlebar width is determined, the handle stem protrusion dimension is then measured.
クランクアーム70L,70Rのどちらかを地面(または基台1)に対して45°の角度を成す程度の位置にし、使用者はサドル中央部に跨った状態で、ハンドルバーの取っ手部16Lb,16Rbを握って前腕部が地面と30°くらいの角度を成す状態に両腕を曲げた深い前傾姿勢をとり、上腕部が垂直か、やや上腕下部が前方(ハンドル側)に傾斜する程度に横ハンドルポスト15の位置を調整する。このとき、使用者の肘と膝はちょうど接触するか少し交差した状態となる(ただし、速く走ることを目的とする場合は、膝と肘の間隔を10mm程度とることもある)。
One of the
横ハンドルポスト15の位置が適切に調整できたら、ハンドルステム突き出し目盛15aの値を確認する。この値からトップパイプ6の寸法を差し引いた寸法が最適なハンドルステム突き出し寸法となる。
When the position of the
[第1〜第3の実施の形態に共通する事項]
以上のように、本発明の自転車フレームサイズ選定用測定装置を用いることにより、従来の自転車フレームサイズ選定用測定装置よりも短時間かつ簡易に自転車フレームサイズの選定を行うことができる。
[Matters common to the first to third embodiments]
As described above, by using the bicycle frame size selection measuring device of the present invention, the bicycle frame size can be selected in a shorter time and more easily than the conventional bicycle frame size selection measuring device.
また、シートアングルアジャスター20は、上述の構成に限らず、アングル操作部を操作することで連結部2Mから連結部4Mまでの距離が変化するように構成されていればよく、例えばロングナット20bを使用せずに第1のアングル調整用パイプ20iと第2のアングル調整用パイプ20jとを互いに回動可能とした中折れ式にシートアングルアジャスター20を構成して中折れ部の折曲げ具合で連結部2Mから連結部4Mまでの距離を調整するようにしたりしてもよい。
Further, the
また、シートアングルアジャスター20は必ずしも立パイプ2と前パイプ4との間に配されていなくともよく、基台1,立パイプ2,前パイプ4,トップパイプ6の4部材のうち2部材間の寸法を調整可能に配されていればよい。
Further, the
また、坂道を上り下りする際などにはサドルを水平から少し傾けた姿勢をとらせることもあるので、そのような場合に対応できるように、サドル受け部材68とサドルシート14の上面との間の角度を調整可能とすることで、サドル11に水平以外の姿勢をとらせることもできる。
Further, since the saddle may be slightly tilted from the horizontal when going up and down the hill, the
また、ハンガー部3にペダル回転に対して抵抗を与えるバネなどを設けておけば、乗車時と同じ感覚でフレームサイズを決定できる。
Further, if the
本発明の自転車フレームサイズ選定用測定装置は、各種の自転車のフレームサイズを決定する場合に用いることができる。 The bicycle frame size selection measuring device of the present invention can be used when determining the frame sizes of various bicycles.
1 基台
2 立パイプ
3 ハンガー部
4 前パイプ
6 トップパイプ
10 シートポスト
11 サドル
13 立ハンドルポスト
20 シートアングルアジャスター
30 サドル支持手段
60 サドル姿勢保持リンク機構
70L クランクアーム
70R クランクアーム
90 連結構造体
DESCRIPTION OF
Claims (6)
基台と、
前記基台の前部に下端が回動可能に連結された前方支持部材と、
前記基台の後部に下端が回動可能に連結され、ペダルのクランクを軸支するハンガー部を備えた後方支持部材と、
前記前方支持部材の上部と前記後方支持部材の上部とを回動可能に連結する上部連結部材と、
下部が前記前方支持部材に対して上下位置調整可能に嵌合され、上部にハンドルが取り付けられる前方ポストと、
下部が前記後方支持部材に対して上下位置調整可能に嵌合された後方ポストと、
を備え、
前記基台と、前記前方支持部材と、前記後方支持部材と、前記上部連結部材とにより前記基台に対して前記上部連結部材を平行に支持する平行リンク機構が構成されており、
前記平行リンク機構を構成する部材のうち2部材間を連結して、連結された2部材間の寸法を調整可能に構成され、連結された2部材間の寸法を調整することで前記基台と前記後方支持部材とがなす角度を調整する角度調整手段が設けられ、
前記後方ポストに対して乗車座を有するサドルを支持し、前記後方ポストに対して回動可能なサドル支持手段が設けられ、
前記上部連結部材と前記サドルとの間に、前記上部連結部材と前記サドルの上面とが平行となるように前記サドルを支持するサドル姿勢保持機構が介装されていること
を特徴とする自転車フレームサイズ選定用測定装置。 A bicycle frame size selection measuring device that determines a bicycle frame size according to a user,
The base,
A front support member having a lower end rotatably connected to a front portion of the base;
A rear support member having a hanger part rotatably connected to the rear part of the base and pivotally supporting a pedal crank;
An upper connecting member that rotatably connects the upper part of the front support member and the upper part of the rear support member;
A front post in which a lower part is fitted to the front support member so that the vertical position can be adjusted, and a handle is attached to the upper part;
A rear post in which a lower part is fitted to the rear support member so that the vertical position can be adjusted;
With
The base, the front support member, the rear support member, and the upper connection member constitute a parallel link mechanism that supports the upper connection member in parallel to the base.
Two members among the members constituting the parallel link mechanism are connected to each other, and the dimensions between the two connected members can be adjusted, and the dimensions between the two connected members can be adjusted with the base. An angle adjusting means for adjusting an angle formed by the rear support member is provided;
A saddle support means that supports a saddle having a riding seat with respect to the rear post and is rotatable with respect to the rear post is provided,
A bicycle frame characterized in that a saddle posture holding mechanism for supporting the saddle is interposed between the upper connecting member and the saddle so that the upper connecting member and the upper surface of the saddle are parallel to each other. Measuring device for size selection.
上部連結部材に対して平行に動作する中間リンク部材を備えた第1の平行リンク機構と、
サドルに固定されたサドル受け部材が前記中間リンク部材に対して平行に動作する第2の平行リンク機構と、
を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の自転車フレームサイズ選定用測定装置。 Saddle posture holding mechanism
A first parallel link mechanism comprising an intermediate link member that operates parallel to the upper connecting member;
A second parallel link mechanism in which a saddle receiving member fixed to the saddle operates in parallel with the intermediate link member;
The bicycle frame size selection measuring device according to claim 1, further comprising:
サドル姿勢保持機構が、
一つ以上の前記リンク組で構成された連結構造体を備え、
この連結構造体が、その上部連結部材側の端部,サドルに固定されたサドル受け部材側の端部,及び各リンク組同士の連結部分が各リンク組の交差角度を変更可能に連結されてなる連結構造体
であること
を特徴とする請求項1記載の自転車フレームサイズ選定用測定装置。 Two link members that intersect each other and are pivotably connected to each other at the intersection are used as one link set.
Saddle posture holding mechanism
Comprising a connecting structure composed of one or more link sets;
In this connection structure, the end portion on the upper connection member side, the end portion on the saddle receiving member side fixed to the saddle, and the connection portion of each link set are connected so that the crossing angle of each link set can be changed. The bicycle frame size selection measuring device according to claim 1, wherein the measuring device is a connecting structure.
後方ポスト上部に取り付けられる後方ポスト側取付体と、
サドルに取り付けられるサドル側取付体と、
横方向に沿う横軸心を中心としてサドルを側面視して傾倒可能に連結するサドル連結体と、
前記後方ポスト側取付体に対する前記サドル側取付体の姿勢を固定する姿勢固定体と、を備えていること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車フレームサイズ選定用測定装置。 Saddle support means
A rear post side mounting body attached to the upper part of the rear post;
A saddle side mounting body attached to the saddle;
A saddle coupling body that can be tilted when viewed from the side, with the horizontal axis along the lateral direction as the center;
The bicycle frame size selection according to any one of claims 1 to 3, further comprising: a posture fixing body that fixes a posture of the saddle side mounting body with respect to the rear post side mounting body. Measuring device.
サドル支持手段が、
上面が湾曲形状に形成され、連通孔を有し、後方ポスト上部に固定される後方ポスト上部体と、
前記後方ポスト上部体の上方に配置され、下面に前記後方ポスト上部体の湾曲形状に摺接する湾曲形状部を有し、前後方向に長い長孔が形成された下フレーム受け部材と、
前記下フレーム受け部材の上方に配置され、上面に湾曲形状部を有し、前後方向に長い長孔が形成された上フレーム受け部材と、
前記上フレーム受け部材の上方に配置され、下面が前記上フレーム受け部材の上面の湾曲形状部に摺接する形状である角度決め部材と、
前記後方ポスト上部体の連通孔と前記下フレーム受け部材の長孔と前記上フレーム受け部材の長孔とに連通し、前記角度決め部材に結合される連結材と、
を備え、
前記下フレーム受け部材と上フレーム受け部材によって前記サドルフレームを挟持し、
前記連結材を操作することで下フレーム受け部材と前記上フレーム受け部材によるサドルフレームに対する挟持の締め付け力を調整可能としたこと
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車フレームサイズ選定用測定装置。 The saddle includes a saddle seat that serves as a passenger seat, and a saddle frame that is supported by the rear post by a saddle support means and supports the saddle seat,
Saddle support means
A rear post upper body whose upper surface is formed in a curved shape, has a communication hole, and is fixed to the upper portion of the rear post;
A lower frame receiving member that is disposed above the rear post upper body and has a curved shape portion that is in sliding contact with the curved shape of the rear post upper body on the lower surface;
An upper frame receiving member that is disposed above the lower frame receiving member, has a curved portion on the upper surface, and has a long hole formed in the front-rear direction;
An angle determining member that is disposed above the upper frame receiving member, and whose lower surface has a shape that is in sliding contact with the curved shape portion of the upper surface of the upper frame receiving member;
A connecting member that communicates with the communication hole of the rear post upper body, the elongated hole of the lower frame receiving member, and the elongated hole of the upper frame receiving member, and is coupled to the angle determining member;
With
The saddle frame is sandwiched between the lower frame receiving member and the upper frame receiving member,
4. The clamping force for clamping the saddle frame by the lower frame receiving member and the upper frame receiving member can be adjusted by operating the connecting member. 5. Measuring device for bicycle frame size selection.
ペダル側クランクアームとハンガー側クランクアームに分割されており、
前記ペダル側クランクアームとハンガー側クランクアームとが互いにスライド可能なようにスライド機構が構成されており、
前記スライド機構の長さを調整可能とする調整手段と前記調整手段の操作部が設けられていること
を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自転車フレームサイズ選定用測定装置。 The crank arm of the crank that is pivotally supported by the hanger part
It is divided into a pedal side crank arm and a hanger side crank arm.
The slide mechanism is configured so that the pedal side crank arm and the hanger side crank arm can slide with each other,
The bicycle frame size selecting device according to any one of claims 1 to 5, further comprising an adjusting means for adjusting a length of the slide mechanism and an operating portion of the adjusting means. measuring device.
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JP2013004096A (en) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Giant Manufacturing Co Ltd | Bicycle fitting method for producing bicycle, bicycle fitting system and computer program product |
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2008
- 2008-02-26 JP JP2008043678A patent/JP5069143B2/en active Active
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