JP2009202017A - 超音波イメージング装置、画像処理装置およびプログラム - Google Patents

超音波イメージング装置、画像処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】投影画像を用いて撮像断面の部位ごとの画像を明瞭に把握する。
【解決手段】探触子部101を撮像断面と直交する厚み方向に手動でスイープし、この際生成されるCFM等の血流を示す複数部位の画像データを用いて、投影画像データ生成手段910において投影画像データを生成するとともに、部位変化過程画像データ生成手段920において被検体の撮像断面部位の変化に従って画素値が変化する過程を示す部位変化過程画像データを生成し、合成出力手段230において生成された両者の画像データを合成し、全撮像断面の投影画像を背景に部位の変化過程を明瞭に把握する。
【選択図】図9

Description

この発明は、時間的に変化する断層画像データ、特に被検体に注入された造影剤の断層画像データを生成する超音波イメージング装置、画像処理装置およびプログラムに関する。
近年、造影剤を被検体に注入し、この被検体を、超音波イメージング装置を用いて撮像することが行われる。ここで、造影剤は、微小バブル(bubble)を多数含む液体からなる。そして、被検体内に注入されたこの液体は、時間と共に体内を循環する。この際、超音波イメージング装置から発せられる超音波は、造影剤が循環した部分から、微小バブルによる非線形化を生じ、高調波(ハーモニック)成分を持つ超音波エコー(echo)として観測される。
ここで、造影剤を被検体に注入し、超音波イメージング装置を用いて画像データを生成する際に、表示される画像データの高調波成分を持つ部分は、造影剤が浸潤した領域を示している。そして、この領域の時間変化は、造影剤が被検体に浸潤し、循環していく様子を示すものであり、様々な疾患を特定する上で重要な情報となる。
また、造影剤を用いないCFM(Colour Flow Mapping)等の画像データでも、カラー表示された領域は、血流が時間的あるいは空間的に循環していく様子を示すものであり、様々な疾患を特定する上で重要な情報となる。
森安 史典、他2名、「超音波造影ガイドブック」、金原出版、2003年2月28日、p.54〜55
しかしながら、上記背景技術によれば、撮像時点で造影剤が存在する被検体の部位と、造影剤が浸潤するであろう他の部位との位置関係が明らかでない。すなわち、超音波イメージング装置の画像上には、撮像時点で造影剤が存在する領域のみが表示されており、その他の部位は、信号強度が低く目視することができない。
特に、造影剤が被検体に浸潤し、時間と共に画像上に描出され始めてから消え去る迄の全浸潤領域は、全体を同時に目視できないにもかかわらず、オペレータ(operator)が読影を行う際に、描出される造影剤の浸潤領域の特定およびこの領域の時間変化を認識する上で重要な画像データとなる。
また、CFM等を用いた血流の画像データでも、カラー表示された領域は、血流が時間的あるいは空間的に循環していく様子を部分的に示すものであり、これら血流が循環する時間的あるいは空間的な全領域を認識することは、オペレータにとって重要なことである。
これらのことから、造影剤が存在する被検体の撮像部位と同時に、造影剤が被検体内に浸潤する全浸潤領域を、オペレータに認識させる超音波イメージング装置、画像処理装置およびプログラムをいかに実現するかが重要となる。
この発明は、上述した背景技術による課題を解決するためになされたものであり、造影剤が存在する被検体の撮像部位と同時に、造影剤が被検体内に浸潤する全浸潤領域を、オペレータに認識させる超音波イメージング装置、画像処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、被検体を超音波スキャンして前記被検体からの超音波を受信し、スキャン時間において連続する被検体における複数フレームの画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データによる画像を表示する表示手段と、前記画像データを保存する記憶手段と、前記画像データから、前記スキャン時間において連続する複数フレームの画像データが加算された連続時間領域画像データを生成する連続時間領域画像データ生成手段と、前記画像データから、前記スキャン時間の経過に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの時間変化過程画像データを生成する時間変化過程画像データ生成手段と、前記連続時間領域画像データの画像に重ねて前記時間変化過程画像データの画像を合成し、前記スキャン時間の経過に従って前記時間変化過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段とを備える。
また、第2の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、被検体からの超音波を受信して、撮像部位が撮像断面の厚み方向に異なる連続した複数フレームの画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データによる画像を表示する表示手段と、前記画像データを保存する記憶手段と、前記画像データから、前記厚み方向に連続して存在する複数フレームの画像データを加算した投影画像データを生成する投影画像データ生成手段と、前記画像データから、前記厚み方向における撮像部位の変化に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの部位変化過程画像データを生成する部位変化過程画像データ生成手段と、前記投影画像データの画像に重ねて前記部位変化過程画像データの画像を合成し、前記撮像部位の変化に従って前記部位過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段とを備える。
また、第3の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、被検体に造影剤が注入された後に、同一撮像部位の時間変化を示す複数の画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データを表示する表示手段と、前記画像データを保存する記憶手段と、前記画像データから、前記造影剤が前記部位に浸潤する画像中の全領域を示す浸潤領域画像データを生成する浸潤領域画像データ生成手段と、前記画像データから、前記造影剤が前記部位に浸潤する過程を示す複数フレームの浸潤過程画像データを生成する浸潤過程画像データ生成手段と、前記浸潤領域画像データの画像に重ねて前記浸潤過程画像データの画像を合成し、前記過程に従って前記浸潤過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段とを備える。
また、第4の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3の観点の発明において、前記浸潤領域画像データ生成手段が、前記複数の画像データを加算する加算手段を備えることを特徴とする。
また、第5の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3または4の観点において、前記浸潤領域画像データ生成手段および前記浸潤過程画像データ生成手段が、前記造影剤の情報を含まない基準画像データを、前記画像データから減算する減算手段を備えることを特徴とする。
この第5の観点の発明では、浸潤領域画像データ生成手段および浸潤過程画像データ生成手段は、減算手段により、造影剤の情報を含まない基準画像データを、画像データから減算し、背景画像データを除去する。
また、第6の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3ないし5のいずれか1つの観点において、前記浸潤過程画像データが、前記造影剤の量を反映する前記画像データの画素値を、画素情報として有することを特徴とする。
また、第7の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3ないし5のいずれか1つの観点において、前記浸潤過程画像データが、前記画像データの画素値が最大となる時間を、画素情報として有することを特徴とする。
また、第8の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3ないし5のいずれか1つの観点において、前記浸潤過程画像データが、前記画像データの画素値が上昇を開始する時間を、画素情報として有することを特徴とする。
また、第9の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3ないし8のいずれか1つの観点において、前記画像データが3次元画像データからなる際に、前記浸潤領域画像データ生成手段、前記浸潤過程画像データ生成手段および前記合成出力手段に、前記出力を行う断面の位置を入力する入力部を備えることを特徴とする。
この第9の観点の発明では、超音波イメージング装置は、入力部により、出力を行う断面の位置を入力し、任意の位置および方向に断面を設定する。
また、第10の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第9の観点において、前記合成出力手段が、前記出力を行う断面の位置を、前記過程に従って逐次変化させることを特徴とする。
この第10の観点の発明では、合成出力手段は、出力を行う断面の位置を、過程に従って逐次変化させ、時間と共に最適な位置の断面を出力する。
また、第11の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第10の観点において、前記逐次変化が、前記断面の回転であることを特徴とする。
また、第12の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第9ないし11のいずれか1つの観点において、前記合成出力手段が、前記断面の2次元画像データを、前記浸潤領域画像データおよび前記浸潤過程画像データの投影情報から作成する作成手段を備えることを特徴とする。
また、第13の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第12の観点において、前記投影情報が、前記断面に直交する方向からの前記浸潤領域画像データおよび前記浸潤過程画像データの投影値の総和であることを特徴とする。
この第13の観点の発明では、投影情報は、3次元画像データのプロジェクションデータを形成する。
また、第14の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第12の観点において、前記投影情報が、前記断面に直交する方向からの前記浸潤領域画像データおよび前記浸潤過程画像データの投影値の中で最大のものであることを特徴とする。
この第14の観点の発明では、投影情報は、3次元画像データのマキシマムインテンシティプロジェクションデータ(MIPData)を形成する。
また、第15の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3ないし14のいずれか1つの観点において、前記合成出力手段が、重ねて表示される前記浸潤領域画像データおよび前記浸潤過程画像データを異なる色で表示することを特徴とする。
また、第16の観点の発明にかかる超音波イメージング装置は、第3ないし15のいずれか1つの観点において、前記合成出力手段が、前記浸潤過程画像を、前記浸潤領域画像に重ねて表示するかどうかを選択する選択手段を備えることを特徴とする。
また、第17の観点の発明にかかる画像処理装置は、被検体をスキャンしたスキャン時間において連続する被検体における複数フレームの断層画像データを受信するインターフェースと、前記断層画像データによる画像を表示する表示手段と、前記断層画像データを保存する記憶手段と、前記断層画像データから、前記スキャン時間において連続する複数フレームの画像データが加算された連続時間領域画像データを生成する連続時間領域画像データ生成手段と、前記画像データから、前記スキャン時間の経過に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの時間変化過程画像データを生成する時間変化過程画像データ生成手段と、前記連続時間領域画像データの画像に重ねて前記時間変化過程画像データの画像を合成し、前記スキャン時間の経過に従って前記時間変化過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段とを備える。
また、第18の観点の発明にかかる画像処理装置は、撮像部位が撮像断面の厚み方向に異なる連続した複数フレームの断層画像データを受信するインターフェースと、前記断層画像データによる画像を表示する表示手段と、前記断層画像データを保存する記憶手段と、前記断層画像データから、前記厚み方向に連続して存在する複数フレームの断層画像データを加算した投影画像データを生成する投影画像データ生成手段と、前記断層画像データから、前記厚み方向における撮像部位の変化に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの部位変化過程画像データを生成する部位変化過程画像データ生成手段と、前記投影画像データの画像に重ねて前記部位変化過程画像データの画像を合成し、前記撮像部位の変化に従って前記部位過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段とを備える。
また、第19の観点の発明にかかる画像処理装置は、被検体に造影剤が注入された後に、同一撮像部位の時間変化を示す複数の断層画像データを受信するインターフェースと、前記断層画像データを表示する表示手段と、前記断層画像データを保存する記憶手段と、前記断層画像データから、前記造影剤が前記部位に浸潤する断層画像中の全領域を示す浸潤領域画像データを生成する浸潤領域画像データ生成手段と、前記断層画像データから、前記造影剤が前記部位に浸潤する過程を示す複数フレームの浸潤過程画像データを生成する浸潤過程画像データ生成手段と、前記浸潤領域画像データの画像に重ねて前記浸潤過程画像データの画像を合成し、前記過程に従って前記浸潤過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段とを備える。
また、第20の観点の発明にかかる画像処理装置は、第19の観点において、前記断層画像データが、超音波イメージング装置で生成される画像データとされることを特徴とする。
また、第21の観点の発明にかかる画像処理装置は、第19または20の観点において、前記浸潤領域画像データ生成手段が、前記複数の断層画像データを加算する加算手段を備えることを特徴とする。
また、第22の観点の発明にかかる画像処理装置は、第19ないし21のいずれか1つの観点において、前記浸潤過程画像データが、前記造影剤の量を反映する前記画像データの画素値を、画素情報として有することを特徴とする。
また、第23の観点の発明にかかる画像処理装置は、第19ないし22のいずれか1つの観点において、前記合成出力手段が、重ねて表示される前記浸潤領域画像データおよび前記浸潤過程画像データを異なる色で表示することを特徴とする。
また、第24の観点の発明にかかるプログラムは、画像処理装置のコンピュータを、被検体をスキャンしたスキャン時間において連続する被検体における複数フレームの断層画像データを受信するインターフェース、前記断層画像データによる画像を表示する表示手段、前記断層画像データを保存する記憶手段、前記断層画像データから、前記スキャン時間において連続する複数フレームの画像データが加算された連続時間領域画像データを生成する連続時間領域画像データ生成手段、前記画像データから、前記スキャン時間の経過に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの時間変化過程画像データを生成する時間変化過程画像データ生成手段、前記連続時間領域画像データの画像に重ねて前記時間変化過程画像データの画像を合成し、前記スキャン時間の経過に従って前記時間変化過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段、として機能させる。
また、第25の観点の発明にかかるプログラムは、画像処理装置のコンピュータを、撮像部位が撮像断面の厚み方向に異なる連続した複数フレームの断層画像データを受信するインターフェース、前記断層画像データによる画像を表示する表示手段、前記断層画像データを保存する記憶手段、前記断層画像データから、前記厚み方向に連続して存在する複数フレームの断層画像データを加算した投影画像データを生成する投影画像データ生成手段、前記断層画像データから、前記厚み方向における撮像部位の変化に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの部位変化過程画像データを生成する部位変化過程画像データ生成手段、前記投影画像データの画像に重ねて前記部位変化過程画像データの画像を合成し、前記撮像部位の変化に従って前記部位過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段、として機能させる。
また、第26の観点の発明にかかるプログラムは、画像処理装置のコンピュータを、被検体に造影剤が注入された後に、同一撮像部位の時間変化を示す複数の断層画像データを受信するインターフェース、前記断層画像データを表示する表示手段と、前記断層画像データを保存する記憶手段、前記断層画像データから、前記造影剤が前記部位に浸潤する断層画像中の全領域を示す浸潤領域画像データを生成する浸潤領域画像データ生成手段、前記断層画像データから、前記造影剤が前記部位に浸潤する過程を示す複数フレームの浸潤過程画像データを生成する浸潤過程画像データ生成手段、前記浸潤領域画像データの画像に重ねて前記浸潤過程画像データの画像を合成し、前記過程に従って前記浸潤過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段、として機能させる。
以上説明したように、本発明では、画像データ生成手段により、被検体に造影剤が注入された後に、同一撮像部位の時間変化を示す複数の画像データを生成し、表示手段により、画像データを表示し、記憶手段により、画像データを保存し、この画像データから、浸潤領域画像データ生成手段により、造影剤が部位に浸潤する画像上の全領域を示す浸潤領域画像データを生成し、この画像データから、浸潤過程画像データ生成手段により、造影剤が部位に浸潤する過程を示す複数の浸潤過程画像データを生成し、合成出力手段により、浸潤領域画像データの画像に重ねて浸潤過程画像データの画像を表示し、浸潤する過程に従って浸潤過程画像データを逐次変化させることとしているので、造影剤が撮像部位に浸潤する過程を、浸潤領域全体との比較で認識することができ、特に浸潤領域が時間と共に拡大する時間変化の様子を、浸潤領域全体との比較により、具体的な感覚を持って認識することができる。
図1は、超音波イメージング装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1の制御部の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 図3は、実施の形態1の超音波イメージング装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態1の浸潤過程画像表示処理の動作を示すフローチャートである。 図5は、実施の形態1の画像の一例を示す説明図である。 図6は、実施の形態1の浸潤領域画像の一例を示す説明図である。 図7は、実施の形態1の浸潤領域画像が重ねられた浸潤過程画像の一例を示す説明図である。 図8は、超音波イメージング装置のキャプチャー画像の一例を示す説明図である。 図9は、実施の形態2の制御部の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 図10は、実施の形態2の超音波イメージング装置の動作を示すフローチャートである。 図11は、実施の形態2の部位変化過程画像表示処理の動作を示すフローチャートである。 図12は、実施の形態2の探触子部のスイープ動作を示す説明図である。 図13は、実施の形態2の画像の一例を示す説明図である。 図14は、実施の形態2の投影画像の生成を示す説明図である。 図15は、実施の形態2の投影画像の一例を示す説明図である。 図16は、実施の形態2の投影画像が重ねられた部位変化過程画像の一例を示す説明図である。 図17は、実施の形態3の制御部の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる超音波イメージング装置を実施するための最良の形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
<実施の形態1>
図1に、本実施の形態1にかかる超音波イメージング装置の全体構成を表すブロック(block)図を示す。この超音波イメージング装置は、探触子部101、送受信部102、画像処理部103、シネメモリ(cine memory)部104、画像表示制御部105、表示部106、入力部107および制御部108を有する。なお、探触子部101、送受信部102、画像処理部103および制御部108は後述する画像データの画像データ生成手段を構成し、画像表示制御部105および表示部106は表示手段109を構成する。また、各構成要素を接続する結線では、太線はアナログ(analog)あるいはデジタル(digital)の画像データが伝わる伝送線を現し、細線は制御情報が伝わる伝送線を現す。
探触子部101は、超音波を送受信するための部分、つまり生体の撮像断面の特定方向に超音波を繰り返し照射し、生体内から繰り返し反射される超音波信号を時系列的な音線として受信する一方、超音波の照射方向を順次切り替えながら電子走査を行う。なお、図には明示していないがこの探触子部101には、圧電素子がアレイ(array)状に配置されている。
送受信部102は、探触子部101と同軸ケーブル(cable)によって接続され、探触子部101の圧電素子を駆動するための電気信号を発生する。また、送受信部102は、受信した超音波信号の初段増幅を行う。
画像処理部103は、送受信部102で増幅された超音波信号から画像データをリアルタイム(real time)で生成するための画像処理を行う。具体的な処理内容は、例えば受信した超音波信号の遅延加算処理、A/D(analog/digital)変換処理、変換した後のデジタル(digital)情報を画像データとして後述のシネメモリ部104に書き込む処理等である。なお、ここで生成される画像データには、造影剤を描出するため、高調波ハーモニック(harmonic)画像、ドップラ(doppler)画像等が用いられる。
このドップラ画像は、画像処理部103のドップラ処理により形成される。ドップラ処理は、送受信部102で増幅された超音波信号から位相変化情報を抽出し、リアルタイムで、速度、パワー値、分散といった撮像断面の各点に付随する流れの情報を算出する。
また、画像処理部103は、CFM処理によりCFM画像も形成する。CFM処理は、超音波信号に含まれる血流情報を、探触子部101に近づく流れを赤色に、探触子部101から遠ざかる流れを青色に着色する画像データを生成する。
シネメモリ部104は、画像処理で生成された画像データを蓄積、保存するための記憶部である。特に、時間的に変化する画像データを、時系列的な指標を持って保存し、後に画像データの時間変化を解析する際の基礎データとする。
画像表示制御部105は、画像処理部103で生成された画像データの表示フレームレート(frame rate)変換、並びに、画像データ等の表示画像の形状や位置制御を行う。
表示部106は、CRT(cathode ray tube)あるいはLCD(liquid crystal display)等を用いて、画像表示制御部105によって表示フレームレート変換および画像表示の形状や位置制御された情報を、オペレータに対して可視表示する。
入力部107は、キーボード(keyboard)およびポインティングデバイス(pointing device)等からなり、オペレータによる、超音波イメージング装置の動作設定、表示画像データの選択等が行われる。また、後述する浸潤領域画像データと浸潤過程画像データの重ね合わせを行うかどうかを選択するための選択手段もなしている。
制御部108は、入力部107から与えられた設定および選択情報および予め記憶したプログラム(program)やデータ(data)等に基づいて、上述した超音波イメージング装置各部の動作を制御し、表示部106に画像データを表示する。
図2は、本発明にかかる制御部108の機能的な構成部分を示す機能ブロック図である。制御部108は、画像データ200、浸潤領域画像データ生成手段210、浸潤過程画像データ生成手段220、合成出力手段230を含む。画像データ200は、シネメモリ部104から入力される、被検体の同一撮像部位で時系列を持って生成される複数の画像からなる。なお、画像データ200は、造影剤が被検体に注入された時点から、造影剤が被検体内に浸潤し終わる迄の時系列をなす画像データである。
浸潤領域画像データ生成手段210は、複数の画像データの同一位置に当たる画素値を加算して一枚の画像データを生成する加算手段211を有する。そして、浸潤領域画像データ生成手段210は、加算手段211により、画像データ200から一枚の浸潤領域画像データ212を生成する。
浸潤過程画像データ生成手段220は、時相画像生成手段221、最大画素値時間画像生成手段222および画素値上昇開始時間画像生成手段223等を有する。浸潤過程画像データ生成手段220は、これら画像生成手段を用いて、画像データ200から、被検体内に造影剤が浸潤して行く過程を示す浸潤過程画像データ224を生成する。なお、時相画像生成手段221、最大画素値時間画像生成手段222および画素値上昇開始時間画像生成手段223は、適宜入力部107から、オペレータの望む画像生成手段が選択され、この画像生成手段を用いた画像が生成される。
時相画像生成手段221は、各時相における撮像部位の造影剤の量を反映する時相画像を生成する。なお、画像データ200のデータは、各時相における造影剤の量に比例するものなので、画像データ200の時系列に並ぶ画像を、そのまま時相画像とし、この時相画像データを浸潤過程画像データ224とする。
最大画素値時間画像生成手段222は、画像データ200の時系列に並ぶ複数の画像から、同一撮像部位を示す画素ごとに、画素値が最大となる測定開始からの時間を求める。そして、この時間に対応する画像データの画素に色付けを行った浸潤過程画像データ224を生成する。この最大画素値時間画像データは、最大量の造影剤が存在する画像領域の時間変化を示す。
画素値上昇開始時間画像生成手段223は、画像データ200の時系列に並ぶ複数の画像から、同一撮像部位を示す画素ごとに、画素値が上昇を開始する測定開始からの時間を求める。そして、この時間に対応する画像データの画素に色付けを行った浸潤過程画像データ224を生成する。この画素値上昇開始時間画像データは、造影剤が浸潤を開始した画像領域の時間変化を示す。
合成出力手段230は、浸潤領域画像データ212を背景画像として浸潤過程画像データ224に重ね合わせ、この重ね合わされた画像を、浸潤過程画像データ224で指標とされる時間軸に沿って、表示部106に逐次表示する。この際、重ね合わされる浸潤領域画像データ212および浸潤過程画像データ224は、視覚的に区別される色に色分けされる。例えば、浸潤領域画像データ212は、白黒画像で表示され、浸潤過程画像データ224は、赤あるいは青等のカラー画像で表示される。
ここで、この重ね合わせを式で表すと以下の様になる。
Figure 2009202017
ここで、iは、浸潤過程画像データ224で指標となる時間軸上に配列される1つの画像データを示すフレーム(frame)の番号であり、Dispは重ね合わせの結果として表示される画像の画素値であり、Fは浸潤過程画像データ224の画像の画素値である。従って、ΣFiは、背景画像を形成する浸潤領域画像データ212を示している。また、aおよびbは、重ね合わせを行う際の重み付け係数であり、同時に表示形態、例えば色等を表す指標でもある。
なお、この重ね合わせは、画像表示制御部105を用いて、表示部106の表示位置が同一のものとすることもできるし、あるいは、重ね合わされた画像データを別途生成し、この画像データを表示部106に表示することとすることもできる。
つづいて、本実施の形態1にかかる超音波イメージング装置の動作を図3を用いて説明する。図3は、超音波イメージング装置の動作を示すフローチャートである。まず、オペレータは、被検体に造影剤を注入する(ステップS301)。そして、オペレータは、被検体の目的とする部位に探触子部101を接触させ、造影剤が被検体内に浸潤する様子を、画像データ200として生成する(ステップS302)。図5は、ここで生成される画像データ200の一例を示す図である。画像データ200は、時系列をなす複数の画像からなり、各画像には、造影剤が浸潤した被検体の部位が画像表示される。なお、各画像は、造影剤が浸潤した部位のみを断片的に画像表示したものとなるので、造影剤が浸潤した部位を他の部位と比較して正確に把握することには困難が伴う。
その後、超音波イメージング装置は、浸潤過程画像表示処理を行い(ステップS303)、造影剤が浸潤する過程を示す浸潤過程画像を表示する。そして、オペレータは、この浸潤過程画像から、造影剤の浸潤の過程を把握し(ステップS304)、本処理を終了する。
つぎに、ステップS303の浸潤過程画像表示処理を、図4を用いて説明する。図4は、浸潤過程画像表示処理の動作を示すフローチャートである。まず、制御部108は、浸潤領域画像データ生成手段210により、ステップS302で生成した画像データ200から浸潤領域画像データ212を生成する(ステップS401)。図6は、図5に示す画像データ200から生成された浸潤領域画像データ212の例である。図5の各画像に断片的に示される、造影剤が存在する時間ごとの画像領域が、一枚の画像データに合成される。この浸潤領域画像データ212には、造影剤が被検体に注入された時点から造影剤が被検体内に浸潤し終わる迄に、造影剤が存在した全画像領域が表示されている。
その後、制御部108は、浸潤過程画像データ生成手段220により、浸潤過程画像データ224を生成する(ステップS402)。ここで、制御部108は、入力部107からの指示入力情報に基づいて、時相画像生成手段221、最大画素値時間画像生成手段222および画素値上昇開始時間画像生成手段223のいずれかの手段を用いて、浸潤過程画像データ224を生成する。なお、時相画像生成手段221が選択された場合には、図5の画像データ200は、造影剤の量が時間変化する時相画像であるので、画像データ200がそのまま浸潤過程画像データ224とされる。
その後、制御部108は、入力部107からの指示入力情報に基づいて、浸潤領域画像データ212を背景画像とする浸潤過程画像データ224の重ね合わせ表示を行うかどうかを判定し(ステップS403)、重ね合わせ表示を行わない場合には(ステップS403否定)、合成出力手段230により、浸潤過程画像データ224のみを、逐次、表示部106に表示する(ステップS404)。
また、制御部108は、重ね合わせ表示を行う場合には(ステップS403肯定)、合成出力手段230により、浸潤領域画像データ212を背景とする浸潤過程画像データ224を、時系列的に表示部106に表示する(ステップS405)。図7は、表示部106に表示される、浸潤領域画像データ212を背景画像とする浸潤過程画像データ224の時間変化を、時間軸をなす横軸に沿って示した図である。なお、浸潤過程画像データ224は、図5に示す様な時相画像生成手段221を用いて生成された場合を例示している。
図7では、図6に示す浸潤領域画像データ212が、背景画像としてすべての時相画像に含まれる。そして、この背景画像に重ねて、図5に示す、各時相の浸潤過程画像データ224が、斜線で示す画像領域として表示されている。なお、図7では、斜線で浸潤過程画像データ224を示したが、表示部106では異なる色、例えば赤色等で浸潤過程画像データ224を示すこともできる。
上述してきたように、本実施の形態1では、被検体内で造影剤が浸潤する時間的に変化する過程を示す画像データ200から、浸潤領域画像データ生成手段210により、浸潤する全画像領域を示す浸潤領域画像データ212を生成し、浸潤過程画像データ生成手段220により、浸潤して行く過程を時系列的に示す浸潤過程画像データ224を生成し、合成出力手段230は、これら2つの画像データを重ね合わせて表示手段109に逐次出力することとしているので、造影剤が撮像部位に浸潤する過程を、浸潤領域全体との比較で認識することができ、特に浸潤領域が時間と共に拡大する時間変化の様子を、浸潤領域全体との比較により、具体的な感覚を持って認識することができる。
また、本実施の形態1では、超音波イメージング装置の制御部108で、浸潤領域画像データ生成手段210、浸潤過程画像データ生成手段220、合成出力手段230を用いた浸潤過程画像表示処理を行ったが、インターフェース(interface)を介して超音波イメージング装置に別途接続される画像処理装置で、全く同様の処理を行うこともできる。この場合には、超音波イメージング装置本体のハードウェア(hardware)およびソフトウェア(software)上の負担が軽減される。なお、画像処理装置を用いて浸潤過程画像表示処理を行う場合には、用いられる画像データは、画像データに限定されず、X線CT装置あるいは磁気共鳴撮像装置を用いて生成される断層画像データを用いることもできる。
また、本実施の形態1では、浸潤領域画像データ生成手段210に含まれる加算手段211で浸潤領域画像データ212を生成することとしたが、加算手段である、いわゆるキャプチャー(capture)手段を用いて浸潤領域画像データ212を生成することもできる。キャプチャー手段は、断層画像データの画像が時間変化する部分を順次加算し、変化の過程も含む一枚の画像として表示するものである。このキャプチャーがすべて終了した画像データは、浸潤領域画像データ212と同一のものとなる。なお、図8に、このキャプチャー手段を用いて、図5に示す画像データ200をキャプチャーしたキャプチャー画像の例を示す。図8では、図7と異なり、時間の経過と共に徐々に浸潤領域画像データ212が生成される。なお、キャプチャー手段を用いた場合には、キャプチャー開始当初に、浸潤領域の全体像を把握することは困難である。
また、本実施の形態1では、画像データ200は、造影剤が存在する部位の画像データのみを含むとしたが、画像データ200に、造影剤が存在しない背景画像データも含む様にすることもできる。この場合には、浸潤領域画像データ生成手段210および浸潤過程画像データ生成手段220に、図示しない減算手段を設け、画像データ200から、背景画像データをなす造影剤が存在しない場合の基準画像を減算し、背景画像データを含まないものとすることができる。
また、本実施の形態1では、画像データ200は、平面状の2次元断層画像データを有する画像であるとしたが、立体状の3次元断層画像データを有する画像とすることもできる。また、画像データ200から生成される浸潤領域画像データ212および浸潤過程画像データ224も、同様に3次元画像データとすることができる。この場合、これら画像データを合成出力手段230を用いて出力する際には、3次元画像データから2次元画像データを作成する断面が、入力部107により任意の位置および方向に設定される。そして、この断面情報に基づいて、合成出力手段230の図示しない作成手段により、。
また、作成手段は、この断面の投影された3次元画像データから2次元画像データを生成する。この際、投影される3次元画像データの総和を、新たな画像の画素値とするプロジェクションデータ(projection data)あるいは投影される3次元画像データの最大値を、新たな画像の画素値とするMIP(Maximum Intensity Projection)等を用いることができる。
また、合成出力手段230は、3次元画像データから生成された2次元画像データを逐次出力する際に、2次元画像データを形成する断面の位置を、回転等により変更することもできる。これにより、造影剤の時間変化を、最適な断面位置で追従することができる。
<実施の形態2>
ところで、上記実施の形態1では、被検体に注入された造影剤が、時間の経過に伴って被検体内の同一撮像部位に浸潤する過程を、全浸潤領域を示す浸潤領域画像を背景に明瞭に把握することとしたが、探触子部101を撮像断面と直交する厚み方向に手動でスイープ(sweep)し、この際生成されるCFM等の血流を示す複数部位の画像データを用いて、被検体の撮像断面の部位ごとに、全撮像断面の投影画像を背景に明瞭に把握することもできる。そこで、本実施の形態2では、投影画像を用いて撮像断面の部位ごとの画像を明瞭に把握する場合を示すことにする。
なお、本実施の形態2にかかる発明は、制御部108を省いて、図1と全く同様のハードウェア構成を有するので、制御部108以外の部分の詳細な説明を省略する。図9は、本実施の形態2にかかる制御部908の機能的な構成部分を示す機能ブロック図である。ここで、制御部908は、図1の制御部108に対応するものである。
制御部908は、画像データ900、投影画像データ生成手段910、部位変化過程画像データ生成手段920、合成出力手段230を含む。画像データ900は、シネメモリ部104から入力される、探触子部101を手動で撮像断面と直交する厚み方向にスイープした際に、このスイープに同期して生成される時系列をなす複数の画像データである。
投影画像データ生成手段910は、複数の画像データの同一画素位置に当たる画素値を加算して一枚の画像データを生成する加算手段911を有する。ここで、加算手段911により、厚み方向に画像が加算された投影画像が形成され、一枚の投影画像データ912とされる。
部位変化過程画像データ生成手段920は、時相画像生成手段921、最大画素値時間画像生成手段922および画素値上昇開始時間画像生成手段923等を有する。部位変化過程画像データ生成手段920は、これら画像生成手段を用いて、画像データ900から、スイープに同期して被検体内の撮像部位が変化して行く過程を示す部位変化過程画像データ924を生成する。なお、時相画像生成手段921、最大画素値時間画像生成手段922および画素値上昇開始時間画像生成手段923は、オペレータの望む画像生成手段が、適宜、入力部107から選択される。
時相画像生成手段921は、スイープに同期した各時相における撮像部位の画素値を反映する時相画像を生成する。なお、画像データ900のデータは、各時相における画素値を表すものなので、画像データ900の時系列に並ぶ画像をそのまま時相画像とし、この時相画像データを部位変化過程画像データ924とする。
最大画素値時間画像生成手段922は、画像データ900の時系列に並ぶ複数の画像から、同一画素位置を示す画素ごとに、画素値が最大となる測定開始からの時間を求める。そして、この時間に対応する画像データの画素に色付けを行った部位変化過程画像データ924を生成する。この最大画素値時間画像データは、最大の画素値が存在する画像領域の時間変化を示す。
画素値上昇開始時間画像生成手段923は、画像データ900の時系列に並ぶ複数の画像から、同一画素位置を示す画素ごとに、画素値が上昇を開始する測定開始からの時間を求める。そして、この時間に対応する画像データの画素に色付けを行った部位変化過程画像データ924を生成する。この画素値上昇開始時間画像データは、画素値が上昇を開始した画像領域の時間変化を示す。
合成出力手段230は、投影画像データ912を背景画像として部位変化過程画像データ924に重ね合わせ、この重ね合わされた画像を、部位変化過程画像データ924で指標とされる時間軸に沿って、表示部106に逐次表示する。この際、重ね合わされる投影画像データ912および部位変化過程画像データ924は、視覚的に区別される色に色分けされる。例えば、投影画像データ912は、白黒画像で表示され、部位変化過程画像データ924は、赤あるいは青等のカラー画像で表示される。なお、この重ね合わせは、画像表示制御部105を用いて、表示部106の表示位置が同一のものとすることもできるし、あるいは、重ね合わされた画像データを別途生成し、この画像データを表示部106に表示することとすることもできる。なお、なおこの重ね合わせを式で表したものは、(1)式と同様のものとなる。
つづいて、本実施の形態2にかかる超音波イメージング装置の動作を図10を用いて説明する。図10は、超音波イメージング装置の動作を示すフローチャートである。まず、オペレータは、手動で探触子部101をスイープさせ、このスイープに同期して複数の画像データを生成する(ステップS1001)。図12(A)は、セクター型の探触子部101を、撮像断面と概ね直交する厚み方向にスイープした例を示す図である。オペレータは、探触子部101を被検体上の目的とする部位に載置し、電子走査が行われる撮像断面と直交する厚み方向に、探触子部101を手動でスイープする。図12(A)に示した例では、探触子部101が載置される部位を概ね固定し、超音波が送受信される開口部の照射方向がスイープされている。なお、探触子部101の照射方向を固定とし、探触子部101が載置される部位を厚み方向にスイープすることもできる。図12(B)は、リニア型の探触子部を用いて、超音波の照射方向を固定とし、厚み方向にスイープした場合の例である。この例では、撮像断面に直交する厚み方向に連続して並ぶ複数枚の画像データが生成される。そして、オペレータは、被検体の目的とする部位の立体的な画像データを画像データ900として生成する。
図13は、ここで生成されるCFM処理あるいはドップラ処理を用いて形成された画像データ900の一例を示す図である。画像データ900は、スイープに同期した時系列をなす複数の画像データからなり、厚み方向に異なる撮像部位が画像が表示される。なお、各画像は、撮像を行う時点で血流等の流れのある部位のみを断片的に画像表示したものとなるので、流れのある全部位を正確に把握することには困難が伴う。
その後、超音波イメージング装置は、部位変化過程画像表示処理を行い(ステップS1002)、流れが生じている撮像部位が変化する過程を示す部位変化過程画像を表示する。そして、オペレータは、この部位変化過程画像から、撮像部位の変化の過程を把握し(ステップS1003)、本処理を終了する。
つぎに、ステップS1002の部位変化過程画像表示処理を、図11を用いて説明する。図11は、部位変化過程画像表示処理の動作を示すフローチャートである。まず、制御部908は、投影画像データ生成手段910により、ステップS1001で生成した画像データ900から投影画像データ912を生成する(ステップS1101)。図14は、投影画像データ912の生成の簡易な例を模式的に示す説明図である。ここで、画像データ912は、探触子部101の超音波の照射方向を固定とし、厚み方向にスイープした場合に生成される複数の画像データである。そして、各画像データの同じ画素位置の画素値は加算され、同じ画素位置の投影画像データの画素値とされる。
図15は、図13に示す画像データ900から生成された投影画像データ912の例である。図13の各画像に断片的に示される、流れが存在する画像領域が、一枚の画像データに合成される。この投影画像データ912には、血流等の流れが立体的な撮像部位に流入し、立体的な撮像部位から流出する迄に、流れが存在した全画像領域が表示されている。
その後、制御部908は、部位変化過程画像データ生成手段920により、部位変化過程画像データ924を生成する(ステップS1102)。ここで、制御部908は、入力部107からの指示入力情報に基づいて、時相画像生成手段921、最大画素値時間画像生成手段922および画素値上昇開始時間画像生成手段923のいずれかの手段を用いて、部位変化過程画像データ924を生成する。なお、時相画像生成手段921が選択された場合には、図13の画像データ900は、流れが時間変化する時相画像であるので、画像データ900がそのまま部位変化過程画像データ924とされる。
その後、制御部908は、入力部107からの指示入力情報に基づいて、投影画像データ912を背景画像とする部位変化過程画像データ924の重ね合わせ表示を行うかどうかを判定し(ステップS1103)、重ね合わせ表示を行わない場合には(ステップS1103否定)、合成出力手段230により、部位変化過程画像データ924のみを、逐次、表示部106に表示する(ステップS1104)。
また、制御部908は、重ね合わせ表示を行う場合には(ステップS1103肯定)、合成出力手段230により、投影画像データ912を背景とする部位変化過程画像データ924を、時系列的に表示部106に表示する(ステップS1105)。図16は、表示部106に表示される、投影画像データ912を背景画像とする部位変化過程画像データ924の時間変化、すなわち厚み方向の撮像部位の変化を、時間軸をなす横軸に沿って示した図である。なお、部位変化過程画像データ924は、図13に示す様な時相画像生成手段921を用いて生成された場合を例示している。
図16では、図15に示す投影画像データ912が、背景画像としてすべての時相画像に含まれる。そして、この背景画像に重ねて、図13に示す、各時相の部位変化過程画像データ924が、斜線で示す画像領域として表示されている。なお、図16では、斜線で部位変化過程画像データ924を示したが、表示部106では異なる色、例えば赤色等で部位変化過程画像データ924を示すこともできる。
上述してきたように、本実施の形態2では、被検体内で血流等の流れが生じる部位を示す画像データ900から、投影画像データ生成手段910により、流れが存在する全画像領域を投影した投影画像データ912を生成し、部位変化過程画像データ生成手段920により、撮像部位により流れが変化する過程を撮像部位に従って示す部位変化過程画像データ924を生成し、合成出力手段230は、これら2つの画像データを重ね合わせて表示手段109に逐次出力することとしているので、流れの生じる部位が変化する過程を、流れが存在する領域全体との比較で認識することができる。
また、本実施の形態2では、探触子部101は手動でスイープすることとしたが、機械を用いて自動でスイープすることもでき、さらに圧電素子が2次元アレイをなすマトリックス(matrix)状に配列された探触子部を用いて,電気的にスイープすることもできる。
また、本実施の形態2では、CFM画像を用いた例を示したが、ドップラ画像、Bモード画像、Bフロー画像等を用いることもできる。
<実施の形態3>
ところで、上記実施の形態1および2では、被検体に注入された造影剤が、時間の経過に伴って被検体内の同一撮像部位に浸潤する過程を示す画像データおよび探触子部101を撮像断面と概ね直交する厚み方向に手動でスイープし、このスイープで生成されるCFM等の連続する撮像部位の画像データを用いて、全画像データが加算された画像を背景に各画像データの画像を明瞭に把握することとしたが、これらを含む同様の機能として、時間的に連続して生成される複数の画像データに対して、これら画像データを加算した連続時間領域画像データを生成し、この連続時間領域画像を背景に個別の画像データを表示することもできる。そこで、本実施の形態3では、連続時間領域画像を背景にして個別の画像データを明瞭に把握する場合を示すことにする。
なお、本実施の形態3にかかる発明は、制御部108を省いて、図1と全く同様のハードウェア構成を有するので、制御部108以外の部分の詳細な説明を省略する。図17は、本実施の形態3にかかる制御部1608の機能的な構成部分を示す機能ブロック図である。ここで、制御部1608は、図1の制御部108に対応するものである。
制御部1608は、画像データ1600、連続時間領域画像データ生成手段1610、時間変化過程画像データ生成手段1620、合成出力手段230を含む。画像データ1600は、シネメモリ部104から入力される、探触子部101から生成される時系列をなす複数の画像データである。
連続時間領域画像データ生成手段1610は、複数の画像データの同一画素位置に当たる画素値を加算して一枚の画像データを生成する加算手段1611を有する。そして、連続時間領域画像データ生成手段1610は、加算手段1611を用いて、すべての画像データ1600が加算された一枚の連続時間領域画像データ1612を生成する。
時間変化過程画像データ生成手段1620は、時相画像生成手段1621、最大画素値時間画像生成手段1622および画素値上昇開始時間画像生成手段1623等を有する。時間変化過程画像データ生成手段1620は、これら画像生成手段を用いて、画像データ1600から、画像が時間変化して行く過程を示す時間変化過程画像データ1624を生成する。なお、時相画像生成手段1621、最大画素値時間画像生成手段1622および画素値上昇開始時間画像生成手段1623は、図2に示す時相画像生成手段221、最大画素値時間画像生成手段222および画素値上昇開始時間画像生成手段223と全く同様であるので詳しい説明を省略する。
合成出力手段230は、連続時間領域画像データ1612を背景画像として時間変化過程画像データ1624に重ね合わせ、この重ね合わされた画像を、時間変化過程画像データ1624で指標とされる時間軸に沿って、表示部106に逐次表示する。この際、重ね合わされる連続時間領域画像データ1612および時間変化過程画像データ1624は、視覚的に区別される色に色分けされる。例えば、連続時間領域画像データ1612は、白黒画像で表示され、時間変化過程画像データ1624は、赤あるいは青等のカラー画像で表示される。なお、この重ね合わせは、画像表示制御部105を用いて、表示部106の表示位置が同一のものとすることもできるし、あるいは、重ね合わされた画像データを別途生成し、この画像データを表示部106に表示することとすることもできる。なお、なおこの重ね合わせを式で表したものは、(1)式と同様のものとなる。
ここで、制御部1608の動作は、実施の形態1および2に示した制御部108および908と同様であるので、詳しい説明を省略する。
上述してきたように、本実施の形態3では、スキャン時間において連続する複数フレームの画像データを含む画像データ1600から、連続時間領域画像データ生成手段1610により、スキャン時間において連続する複数フレームの画像データを加算した連続時間領域画像データ1612を生成し、時間変化過程画像データ生成手段1620により、時間変化に従って複数フレームからなる時間変化過程画像データ1624を生成し、合成出力手段230は、これら2つの画像データを重ね合わせて表示手段109に逐次出力することとしているので、時間と共に画像データが変化する過程を、連続するスキャン時間全体の画像との比較で認識することができる。
101 探触子部
102 送受信部
103 画像処理部
104 シネメモリ部
105 画像表示制御部
106 表示部
107 入力部
108、908、1608 制御部
109 表示手段
200、900、1600 画像データ
210 浸潤領域画像データ生成手段
211、911、1611 加算手段
212 浸潤領域画像データ
220 浸潤過程画像データ生成手段
221、921、1621 時相画像生成手段
222、922、1622 最大画素値時間画像生成手段
223、923、1623 画素値上昇開始時間画像生成手段
224 浸潤過程画像データ
230 合成出力手段
910 投影画像データ生成手段
912 投影画像データ
920 部位変化過程画像データ生成手段
924 部位変化過程画像データ
1610 連続時間領域画像データ生成手段
1612 連続時間領域画像データ
1620 時間変化過程画像データ生成手段
1624 時間変化過程画像データ

Claims (9)

  1. 被検体からの超音波を受信して、撮像部位が撮像断面の厚み方向に異なる連続した複数フレームの画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データによる画像を表示する表示手段と、
    前記画像データを保存する記憶手段と、
    前記画像データから、前記厚み方向に連続して存在する複数フレームの血流を含む画像データを加算した投影画像データを生成する投影画像データ生成手段と、
    前記画像データから、前記投影画像データのもとになった前記連続して存在する複数フレームに含まれており、前記厚み方向における撮像部位の変化に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの血流を含む部位変化過程画像データを生成する部位変化過程画像データ生成手段と、
    前記投影画像データの画像に重ねて前記部位変化過程画像データの画像を合成し、前記撮像部位の変化に従って前記部位過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段と、
    を備える超音波イメージング装置。
  2. 被検体を超音波スキャンして前記被検体からの超音波を受信し、スキャン時間において連続する被検体における複数フレームの画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像データによる画像を表示する表示手段と、
    前記画像データを保存する記憶手段と、
    前記画像データから、前記スキャン時間において連続する複数フレームの血流を含む画像データが加算された連続時間領域画像データを生成する連続時間領域画像データ生成手段と、
    前記画像データから、前記連続時間領域画像データのもとになった前記連続する複数フレームに含まれており、前記スキャン時間の経過に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの血流を含む時間変化過程画像データを生成する時間変化過程画像データ生成手段と、
    前記連続時間領域画像データの画像に重ねて前記時間変化過程画像データの画像を合成し、前記スキャン時間の経過に従って前記時間変化過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段と、
    を備える超音波イメージング装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の超音波イメージング装置において、
    前記血流を含む画像データは、造影剤を用いた画像データ、CFM(Color Flow Mapping)を用いた画像データ又はBモードを用いた画像データであることを特徴とする超音波イメージング装置。
  4. 撮像部位が撮像断面の厚み方向に異なる連続した複数フレームの断層画像データを受信するインターフェースと、
    前記断層画像データによる画像を表示する表示手段と、
    前記断層画像データを保存する記憶手段と、
    前記断層画像データから、前記厚み方向に連続して存在する複数フレームの血流を含む断層画像データを加算した投影画像データを生成する投影画像データ生成手段と、
    前記断層画像データから、前記投影画像データのもとになった前記連続して存在する複数フレームに含まれており、前記厚み方向における撮像部位の変化に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの血流を含む部位変化過程画像データを生成する部位変化過程画像データ生成手段と、
    前記投影画像データの画像に重ねて前記部位変化過程画像データの画像を合成し、前記撮像部位の変化に従って前記部位過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段と、
    を備える画像処理装置。
  5. 被検体をスキャンしたスキャン時間において連続する被検体における複数フレームの断層画像データを受信するインターフェースと、
    前記断層画像データによる画像を表示する表示手段と、
    前記断層画像データを保存する記憶手段と、
    前記断層画像データから、前記スキャン時間において連続する複数フレームの血流を含む画像データが加算された連続時間領域画像データを生成する連続時間領域画像データ生成手段と、
    前記画像データから、前記連続時間領域画像データのもとになった前記連続する複数フレームに含まれており、前記スキャン時間の経過に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの血流を含む時間変化過程画像データを生成する時間変化過程画像データ生成手段と、
    前記連続時間領域画像データの画像に重ねて前記時間変化過程画像データの画像を合成し、前記スキャン時間の経過に従って前記時間変化過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段と、
    を備える画像処理装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の画像処理装置において、
    前記血流を含む画像データは、造影剤を用いた超音波画像データ、CFM(Color Flow Mapping)を用いた超音波画像データ又はBモードを用いた超音波画像データであることを特徴とする画像処理装置。
  7. 画像処理装置のコンピュータを、
    撮像部位が撮像断面の厚み方向に異なる連続した複数フレームの断層画像データを受信するインターフェース、
    前記断層画像データによる画像を表示する表示手段、
    前記断層画像データを保存する記憶手段、
    前記断層画像データから、前記厚み方向に連続して存在する複数フレームの血流を含む断層画像データを加算した投影画像データを生成する投影画像データ生成手段、
    前記断層画像データから、前記投影画像データのもとになった前記連続して存在する複数フレームに含まれており、前記厚み方向における撮像部位の変化に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの血流を含む部位変化過程画像データを生成する部位変化過程画像データ生成手段、
    前記投影画像データの画像に重ねて前記部位変化過程画像データの画像を合成し、前記撮像部位の変化に従って前記部位過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  8. 画像処理装置のコンピュータを、
    被検体をスキャンしたスキャン時間において連続する被検体における複数フレームの断層画像データを受信するインターフェース、
    前記断層画像データによる画像を表示する表示手段、
    前記断層画像データを保存する記憶手段、
    前記断層画像データから、前記スキャン時間において連続する複数フレームの血流を含む画像データが加算された連続時間領域画像データを生成する連続時間領域画像データ生成手段、
    前記画像データから、前記連続時間領域画像データのもとになった前記連続する複数フレームに含まれており、前記スキャン時間の経過に従って画素値が変化する過程を示す複数フレームの血流を含む時間変化過程画像データを生成する時間変化過程画像データ生成手段、
    前記連続時間領域画像データの画像に重ねて前記時間変化過程画像データの画像を合成し、前記スキャン時間の経過に従って前記時間変化過程画像データを逐次変化させて前記表示手段に出力する合成出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のプログラムにおいて、
    前記血流を含む画像データは、造影剤を用いた超音波画像データ、CFM(Color Flow Mapping)を用いた超音波画像データ又はBモードを用いた超音波画像データであることを特徴とするプログラム。
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