JP2009199397A - 在庫管理装置、その在庫管理方法、そのためのコンピュータプログラム - Google Patents

在庫管理装置、その在庫管理方法、そのためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】効率よく商品を分配して、各店舗の品揃えを可能な限り豊富にしつつ、複数の店舗全体として、商品の売り上げ促進を図る。
【解決手段】在庫管理装置100は、上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付け、複数の店舗ごとの商品の予測入荷数を受け付け、複数の所定単位ごとの在庫数の合計である総在庫数に対して予測入荷数を除算して商品の入荷構成比を店舗ごとに算出し、総在庫数に対して在庫数を除算して商品の在庫構成比を算出し、入荷構成比と在庫構成比とを乗算することによって分配構成比を算出し、総在庫数と分配構成比とを乗算して店舗ごとに分配される所定単位ごとの商品の商品単位別分配数を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品流通システムにおける上流側の事業者によって下流側の複数の店舗にそれぞれ分配されるべき商品の所定単位の在庫を一括管理する在庫管理装置、その在庫管理方法、そのためのコンピュータプログラム、に関する。
店舗で商品を販売する際、商品の品揃えは店舗において最も重要な基本的要素である。商品の売り切れや欠品が生じていると、顧客は大きな失望感にかられ、店舗に対する不満を感じる。また、商品の売り切れや欠品により、商品の販売の機会を失うことは、店舗にとっても損失である。
一方、商品の欠品を防ぐあまり、商品が売れ残り、型遅れ・型落ちになることがある。また、長期間の在庫放置で商品に多少の難が出てしまうことがある。売り上げの向上のためには、このような商品のデッドストックの解消も店舗において重要な課題である。
現在、流通業において、商品の在庫を管理する種々の技術が提案されている(特許文献1乃至3参照)。
特開平06−12432号公報 特開平09−114898号公報 特開2001−350826号公報
しかしながら、上記文献記載の技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
特許文献1記載の技術によれば、商品の売れ行き状況や補充状況に応じた在庫の適正化を図ることができる。しかしながら、複数の店舗における商品を一元管理することはできない。
また、特許文献2および3記載の技術によれば、下流側の複数の店舗に商品を出荷させる上流側の事業者側のシステムにより、各店舗の商品の在庫を適正に管理することができる。しかしながら、複数の店舗全体の在庫を効率よく管理、販売することは実現されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上流側の事業者が管理する下流側の複数の店舗に効率よく商品を分配して、各店舗の品揃えを豊富にしつつ、複数の店舗全体として、商品の売り上げ促進を図ることを可能とする在庫管理装置、その在庫管理方法、そのためのコンピュータプログラム、を提供するものである。
本発明によれば、上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付ける在庫受付手段と、
複数の店舗ごとの前記商品の予測入荷数を受け付ける入荷受付手段と、
複数の前記所定単位ごとの前記在庫数の合計である総在庫数に対して前記予測入荷数を除算して前記商品の入荷構成比を前記店舗ごとに算出する入荷比算出手段と、
前記総在庫数に対して前記在庫数を除算して前記商品の在庫構成比を算出する在庫比算出手段と、
前記入荷構成比と前記在庫構成比とを乗算することによって分配構成比を算出する分配比演算手段と、
前記総在庫数と前記分配構成比とを乗算して前記店舗ごとに分配される前記所定単位ごとの前記商品の商品単位別分配数を決定する分配数決定手段と、
を備える在庫管理装置
が提供される。
また、本発明によれば、上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付けるステップと、
複数の店舗ごとの前記商品の予測入荷数を受け付けるステップと、
複数の前記所定単位ごとの前記在庫数の合計である総在庫数に対して前記予測入荷数を除算して前記商品の入荷構成比を前記店舗ごとに算出するステップと、
前記総在庫数に対して前記在庫数を除算して前記商品の在庫構成比を算出するステップと、
前記入荷構成比と前記在庫構成比とを乗算することによって分配構成比を算出するステップと、
前記総在庫数と前記分配構成比とを乗算して前記店舗ごとに分配される前記所定単位ごとの前記商品の商品単位別分配数を決定するステップと、
を含む在庫管理方法
が提供される。
さらに、本発明によれば、在庫管理装置のためのコンピュータプログラムであって、
上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付ける在庫受付処理と、
複数の店舗ごとの前記商品の予測入荷数を受け付ける入荷受付処理と、
複数の前記所定単位ごとの前記在庫数の合計である総在庫数に対して前記予測入荷数を除算して前記商品の入荷構成比を前記店舗ごとに算出する入荷比算出処理と、
前記総在庫数に対して前記在庫数を除算して前記商品の在庫構成比を算出する在庫比算出処理と、
前記入荷構成比と前記在庫構成比とを乗算することによって分配構成比を算出する分配比演算処理と、
前記総在庫数と前記分配構成比とを乗算して前記店舗ごとに分配される前記所定単位ごとの前記商品の商品単位別分配数を決定する分配数決定処理と、
を前記在庫管理装置に実行させるコンピュータプログラム
が提供される。
なお、本発明の各種の構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよく、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与された在庫管理装置、コンピュータプログラムにより在庫管理装置に実現された所定の機能、これらの任意の組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でよい。
また、本発明の在庫管理方法には複数の工程を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の工程を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の在庫管理方法を実施するときには、その複数の工程の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の在庫管理方法の複数の工程は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある工程の実行中に他の工程が発生すること、ある工程の実行タイミングと他の工程の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
また、本発明で云う在庫管理装置は、コンピュータプログラムを読み取って対応するデータ処理を実行できるように、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、I/F(Interface)ユニット、等の汎用デバイスで構築されたハードウェア、所定のデータ処理を実行するように構築された専用の論理回路、これらの組み合わせ、等として実施することができる。
なお、本発明でコンピュータプログラムに対応した各種動作を在庫管理装置に実行させることは、各種デバイスを在庫管理装置に動作制御させることなども意味している。
例えば、在庫管理装置に各種データを記憶させることは、在庫管理装置に固定されているHDD(Hard Disc Drive)等の情報記憶媒体にCPUが各種データを格納すること、在庫管理装置に交換自在に装填されているCD−R(Compact Disc−Recordable)等の情報記憶媒体にCPUがCDドライブで各種データを格納すること、等でよい。
本発明によれば、上流側の事業者が管理する下流側の複数の店舗に効率よく商品を分配して、各店舗の品揃えを豊富にしつつ、複数の店舗全体として、商品の売り上げ促進を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態は、複数の店舗20で販売する商品の在庫を一括管理し、商品の需要予測をする在庫管理装置100である。
図1は、本実施形態の在庫管理装置100の論理構造を示す模式的なブロック図である。在庫管理装置100は、上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付ける在庫受付部107と、複数の店舗ごとの商品の入荷数の予測値である予測入荷数を受け付ける入荷予測受付部111と、複数の所定単位ごとの在庫数の合計である総在庫数に対して予測入荷数を除算して商品の入荷構成比を店舗ごとに算出する入荷比算出部105と、総在庫数に対して在庫数を除算して商品の在庫構成比を算出する在庫比算出部115と、入荷構成比と在庫構成比とを乗算することによって各店舗における所定単位ごとの分配構成比を算出する分配比演算部113と、総在庫数と算出された分配構成比とを乗算して店舗ごとに分配される所定単位ごとの分配数である商品単位別分配数を決定する分配数決定部103と、を備える。
具体的には、在庫管理装置100は、在庫データベース101と、分配数決定部103と、入荷比算出部105と、在庫受付部107と、入荷予測データベース109と、入荷予測受付部111と、分配比演算部113と、在庫比算出部115と、出力部117と、補正演算部119と、を備える。
図2は、在庫管理装置100が接続しているネットワークシステムの構成を示す図である。在庫管理装置100は、センター10に備えられ、ネットワーク1を介して店舗20の店舗端末200(図2では、「端末」と図示)と接続されている。在庫管理装置100および店舗端末200は、一般的なパーソナルコンピュータを用いることができる。店員は店舗端末200を操作し、商品の在庫を管理する。店舗端末200は、ネットワーク1を介して、在庫管理装置100に在庫数を通知する。また、店舗端末200は、在庫管理装置100から決定された商品単位別分配数を受け付けてもよい。ネットワーク1は、在庫管理装置100と店舗端末200とのデータ通信を仲介できるものであればよく、有線、無線、これらの組み合わせ、でよい。
店舗20は、商品を顧客に販売するもの、または、サービスを顧客に提供するものであればどのようなものであってもよい。店舗20は、在庫管理装置100を備えるセンター10で一括管理されている。本実施形態においては、店舗20として、服飾店を例に挙げ、センター10を店舗20に服飾品を提供する問屋として、以下、具体的に説明する。
店舗20において販売される商品として、シャツ、スカート、パンツ、ジャケット、トレーナー等の衣服、靴、マフラー、帽子、指輪、ネックレス、等の装飾品を例示することができる。本実施形態において、「所定単位」は、SKU(Stock Keeping Unit)をいう。SKUとは、在庫管理する商品単位である。これを「単品」と呼ぶこともある。また、SKUコード、単品コードと呼ぶこともある。例えば、サイズがS、M、L、XLと、ある商品「Tシャツ」の在庫管理をするとき、サイズごとに在庫や販売数が管理されることとなる。
在庫受付部107は、センター10が入荷する複数のSKUごとの商品の在庫数を受け付ける。在庫受付部107は、受け付けたSKUごとの在庫数を在庫データベース101に記憶する。この在庫数は、センター10が店舗20に販売させるため、入荷した商品のSKUごとの在庫数をいう。また、在庫数は、センター10の入荷した数と、現在店舗20で管理されている商品の在庫数とを合算したものでもよい。
図5は、在庫データベース101で記憶されるデータ構造の一例を示す図である。図5では、品番が翼TシャツのSKUごとの在庫数が示されている。ここでは、たとえば、赤色Sサイズが1SKUとなる。
入荷予測受付部111は、複数の店舗ごとの商品の入荷数の予測値である予測入荷数を店舗ごとに受け付ける。予測入荷数は、任意の期間、店舗20で販売するため用意しておくべき商品の数を予測したものである。予測入荷数は、任意の方法で取得することができる。予測入荷数は、任意の予測手段を用いて、店舗ごとに割り振られる。入荷予測受付部111は、受け付けた予測入荷数を入荷予測データベース109に記憶する。なお、店舗ごとの予測入荷数の合計は、総在庫数より少数に設定されている。
図6は、入荷予測データベース109で記憶されるデータ構造の一例を示す図である。図6では、センター10が在庫管理する店舗20(1〜8号店)に入荷する品番:翼Tシャツの予測入荷数が示されている。予測入荷数は、任意の手法により予測した結果得られたものである。
入荷比算出部105は、複数のSKUごとの在庫数の合計である総在庫数に対して予測入荷数を店舗ごとに除算して商品の入荷構成比を店舗ごとに算出する。入荷構成比は、式1に基づいて算出される。算出された入荷構成比は、入荷予測データベース109に記憶される。図6で示す予測入荷数から式1に基づいて算出した翼Tシャツの入荷構成比の結果を図7に示す。図7では、小数点第2位を切り上げた数値を示しているが、実際の処理では、式1で得られた結果をそのまま用いる。
Figure 2009199397
在庫比算出部115は、総在庫数に対して在庫数をSKUごとに除算して商品の在庫構成比をSKUごとに算出する。在庫構成比は、式2に基づいて算出される。算出された在庫構成比は、在庫データベース101に記憶される。図5で示すSKUごとの在庫数から式2に基づいて算出した翼Tシャツの在庫構成比の結果を図8に示す。図8では、小数点第2位を切り上げた数値を示しているが、実際の処理では、式2で得られた結果をそのまま用いる。
Figure 2009199397
分配比演算部113は、入荷構成比と、在庫構成比とを乗算することによって、各店舗におけるSKUごとの分配構成比を算出する。具体的には、分配比演算部113は、在庫データベース101と、入荷予測データベース109とを参照し、商品の品番に基づいて共通する入荷構成比と、在庫構成比とを抽出し、それぞれ乗算処理する。こうすることより、各店舗におけるSKUごとの分配構成比を算出する。たとえば、分配比演算部113は、在庫データベース101から図8で示す翼Tシャツの在庫構成比を抽出する。また、分配比演算部113は、入荷予測データベース109から、図7で示す翼Tシャツの入荷構成比を抽出する。抽出されたSKUごとの在庫構成比と、各店舗の入荷構成比とを乗算する。具体的には、翼Tシャツの赤色Sサイズの在庫構成比(49.3%)と、1号店の入荷構成比(50.0%)とを乗算処理する。乗算処理の結果得られた分配構成比は、分配数決定部103に送出される。
分配数決定部103は、総在庫数と、算出された分配構成比とを乗算して、店舗ごとに分配されるSKUごとの分配数であるSKU別分配数を決定する。分配数決定部103は、分配構成比を受け付けると、在庫データベース101から、対応するSKUの在庫数を抽出し、受け付けた分配構成比に乗算する。SKU別分配数は、式3にしたがって、在庫受付部107が受け付けたSKUごとの在庫数と、入荷予測受付部111が受け付けた店舗ごとの入荷数とから、算出されてもよい。たとえば、図5および図6の例から式3に基づいて1号店における赤色Sサイズの分配数を求めると、(100/203)×(100/200)×203=50と算出することができる。
Figure 2009199397
分配比演算部113は、総在庫数と算出された分配構成比とを乗算して、得られた結果を、小数点以下の数値を切り上げて整数化する。そうすると、たとえば、図5で示すSKUごとの在庫数と、図6で示す予測入荷数との例において、1号店における赤色Sサイズの分配数は50と算出されることとなる。
出力部117は、SKUごとの在庫数と、店舗ごとの予測入荷数とのマトリックス図を用いて表されたSKU別分配数を、出力する。マトリックス図とは,問題としている事象の中から対になる要素を見つけて,行と列に配置し,その交点に各要素の関係の有無,関連度合いを表示するものである。たとえば、図9は、図5で示すSKUごとの在庫数と、図6で示す店舗ごとの予測入荷数とのマトリックス図であり、分配数決定部103により、式3を用いて算出されたすべての店舗のSKU別分配数が示されている。出力部117は、マトリックス図を在庫管理装置100が備えるディスプレイ(図示せず)に表示させてもよい。
補正演算部119は、SKU別分配数の合計が、総在庫数と合致するように補正演算をする。
補正された分配数の結果もまた、出力部117から出力することができる。出力部117は、SKU別分配数の結果を、ネットワーク1を介して店舗端末200に送信してもよい。
補正演算部119によって行われる補正演算は、たとえば、以下のようなものがある。
補正演算部119は、在庫数が多い順にSKUに優先順位を付与する。予測入荷数がSKUの数に満たない店舗があるとき、SKU別分配数の合計が、総在庫数の合計と合致するように補正演算をすることができる。入荷予測受付部111が受け付けた店舗ごとの予測入荷数のうち、SKUの数に満たない店舗20を抽出する。抽出された店舗20については、あらかじめ、優先順位の高いSKUから順に分配数がインクリメントされる。
また、補正演算部119は、予測入荷数が多い順に店舗に優先順位を付与する。在庫受付部107が受け付けたSKUごとの在庫数のうち、店舗20の数に満たないSKUを抽出する。抽出されたSKUについては、あらかじめ、優先順位の高い店舗20から順に分配数がインクリメントされる。
また、補正演算部119は、店舗20ごとにSKU別分配数を合計した結果、得られた店舗別総分配数が店舗別予測入荷数に満たない店舗20があるとき、対応する店舗20のSKU別分配数を、優先順位の高いSKUから順にインクリメントすることができる。
また、補正演算部119は、店舗ごとにSKU別分配数を合計した結果、得られた店舗別総分配数が店舗別予測入荷数を超える店舗があるとき、対応する店舗20のSKU別分配数を、優先順位の高いSKUから順にデクリメントすることができる。
さらに、補正演算部119は、店舗別予測入荷数が多い順に店舗20に優先順位を付与し、SKUごとにSKU別分配数を合計した結果、得られたSKU別総分配数が在庫数を超えるSKUがある一方、得られたSKU別総分配数が在庫数に満たないSKUがあるとき、優先順位の高い店舗20から順に、過剰のSKUの分配数をデクリメントし、不足のSKUのSKU別分配数をインクリメントする。
上述のような在庫管理装置100の各部は、必要により各種のハードウェアを利用して実現される。しかし、在庫管理装置100が実装されているコンピュータプログラムに対応して機能することにより実現されている。
このようなコンピュータプログラムは、例えば、上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付ける在庫受付処理と、複数の店舗ごとの商品の入荷数の予測値である予測入荷数を店舗ごとに受け付ける入荷受付処理と、複数の所定単位ごとの在庫数の合計である総在庫数に対して予測入荷数を店舗ごとに除算して商品の入荷構成比を店舗ごとに算出する入荷比算出処理と、総在庫数に対して在庫数を所定単位ごとに除算して商品の在庫構成比を所定単位ごとに算出する在庫比算出処理と、入荷構成比と、在庫構成比とを乗算することによって、各店舗における所定単位ごとの分配構成比を算出する分配比演算処理と、総在庫数と、算出された分配構成比とを乗算して、店舗ごとに分配される所定単位ごとの分配数である商品単位別分配数を決定する分配数決定処理、等の処理動作をCPU等に実行させるためのソフトウェアとしてRAM等の情報記憶媒体に格納されている。
上述のような構成において、本実施の形態の在庫管理装置100による在庫管理方法を、図1および3を用いつつ、以下に具体的に説明する。
図3は、実施の形態に係る在庫管理方法を示すフローチャートである。在庫受付部107は、店舗別予測入荷数を受け付け(S101)、在庫データベース101に記憶する。補正演算部119は、予測入荷数が多い順に店舗に優先順位を付与する(S103)。同着の場合は、予測入荷数を受け付けた時間の早い店舗を優先させる。また、入荷予測受付部111は、SKUごとに在庫数を受け付け(S105)、入荷予測データベース109に記憶する。補正演算部119は、店舗別予測入荷数が多い順に店舗に優先順位を付与する(S107)。同着の場合は、予測入荷数を受け付けた時間の早い店舗を優先させる。補正演算部119は、受け付けた店舗ごとの予測入荷数の合計と、SKUごとの在庫数の合計(総在庫数)とを比較し、総在庫数が予測入荷数の合計に満たないとき、出力部117からエラー情報を出力し、処理を中断する。総在庫数が予測入荷数の合計に満たすとき、以下の処理を続行する。
図10は、分配数決定部103および補正演算部119で行われる演算処理を説明する図である。図10では、翼Tシャツの店舗ごとの予測入荷数と、SKUごとの在庫数とがマトリックス状に構成される。空欄となっているセルに分配数が示される。
翼Tシャツの在庫数は、赤色S、M、Lサイズ、青色S、M、Lサイズ、白色S、Mサイズの順で多くなっている。図10中「SKUランク」で示すように、SKUに優先順位を付与されている。一方、店舗別予測入荷数は、1号店〜8号店の順で多くなっている。図10中「店舗ランク」で示すように、店舗に優先順位を付与されている。
図3にもどり、補正演算部119は、受け付けた店舗別予測入荷数がSKUの数を満たすか否かを判断する(S109)。満たさないと判断された場合(S109N)、対応する店舗の分配数を優先順位の高いSKUから順にインクリメントする(S111)。一方、満たすと判断された場合(S109Y)、S113に進む。補正演算部119は各SKUの在庫数が店舗20の数を満たすか否かを判断する(S113)。満たさないと判断された場合(S113N)、対応するSKUの分配数を優先順位の高い店舗20から順にインクリメントする(S115)。一方、満たすと判断された場合(S113Y)は図4で示す処理につづく。
たとえば、図10の例では、まず、SKUの数に予測入荷数が満たない店舗を検索する。ここでは、8SKU存在するが、5〜8号店の予測入荷数は、8に満たない。そこで、検索の結果、5〜8号店がヒットし、以下の処理が行われる。たとえば、5号店に着目すると、優先順位の高い赤色Sサイズから順に分配数が1ずつ設定される。かかる処理は、5号店の総分配数が5号店の予測入荷数7と合致するまで行われる。合致したとき、残った白色Mサイズの分配数は0に設定される。7,8号店についても同様な処理が行われる。
また、店舗の数に在庫数が満たないSKUを検索する。ここでは、8店舗存在するが、青色M、Lサイズ、白色S、Mサイズの在庫数は、8に満たない。そこで、検索の結果、青色M、Lサイズ、白色S、Mサイズがヒットし、以下の処理が行われる。青色Mサイズに着目すると、優先順位の高い1号店から順に分配数が1ずつ設定される。かかる処理は、青色Mサイズの総分配数が在庫数7と合致するまで行われる。合致したとき、残った8号店の分配数は0に設定される。
なお、分配数の合計が在庫数と、予測入荷数との両方を合致することができないときは、在庫数と合致するように調整される。たとえば、6号店の青色Lサイズは6号店の入荷予測数と合致させるためには、1と設定されるが、そうすると、青色Lサイズの在庫数を超えてしまう。したがって、青色Lサイズの在庫数と合致するように0と設定される。図11は、翼Tシャツについて、図3に示す処理を実行した結果を示す図である。
図3の動作が終了した後、図4で示す動作が行われる。入荷比算出部105は、店舗別予測入荷数から入荷構成比を算出し(S201)、算出した結果を在庫データベース101に記憶する。また在庫比算出部115は、在庫数から在庫構成比を算出し(S203)、算出した結果を入荷予測データベース109に記憶する。分配比演算部113は、在庫データベース101と、分配比演算部113とを参照し、入荷構成比と、在庫構成比とを乗算処理することによって、各店舗におけるSKU別分配構成比を算出する(S205)。算出された結果は、小数点以下を切り上げて整数化する(S207)。
具体的には、図3の処理であらかじめ設定されなかったSKU別分配数が分配比演算部113によって求められる。たとえば、図11の例では、空欄になっているセルについて、分配比演算部113により分配数が算出される。算出された分配数は、店舗ごとに合計され店舗別総分配数が得られる。また、分配数は、SKUごとに合計される。得られた結果を図12に示す。
補正演算部119は、店舗別総分配数が店舗別予測入荷数と合致するか否かを判断する(S209)。合致すると判断された場合(S209Y)、処理を終了し、出力部117を介して結果を出力する。合致しないと判断された場合(S209N)は、店舗別総分配数が店舗別予測入荷数に満たないか否かを判断する(S211)。満たないと判断された場合(S211Y)は、優先順位の高いSKUから順にSKU別分配数をインクリメントする(S213)。一方、店舗別総分配数が店舗別予測入荷数を超えると判断された場合(S211N)は、優先順位の高い商品から順にSKU別分配数をデクリメントする(S215)。
S209〜S215の処理について、具体的に説明する。まず、予測入荷数を総分配数が下回る店舗を検索する。そうすると、1、5、6号店がヒットする。そこで、1、5、6号店について、優先順位の高いSKUから順に分配数をインクリメントする。かかる処理は、総分配数が予測入荷数と合致するまで行われる。1号店は、赤色S、M、Lサイズの分配数が1ずつ追加される。また、5号店および6号店は、赤色Sサイズの分配数が1ずつ追加される。得られた結果を図13に示す。
つづいて、予測入荷数を総分配数が上回る店舗を検索する。そうすると、2、3、4号店がヒットする。そこで、優先順位の高いSKUから順に分配数をデクリメントする。ただし、デクリメントした結果、0になる場合は処理をスキップする。かかる処理は、店舗別総分配数が店舗別予測入荷数と合致するまで行われる。2号店および3号店は、赤色S、Mサイズの分配数が1ずつ減少される。また、4号店は、赤S、M、Lサイズの分配数が1ずつ減少される。4号店の総分配数を予測入荷数と合致させるためには、青色Sサイズもデクリメントされるべきである。しかしながら、デクリメントされた結果、4号店の青色Sサイズは0になってしまう。したがって、4号店の青色Sサイズの分配数はデクリメントされない。そして、優先順位の高い赤色Sサイズに戻り、優先順位の高い赤色Sサイズがデクリメントされる。得られた結果を図14に示す。
最後に、SKU別総分配数が在庫数を超えるか否かをSKUごとに判断する(S217)。SKU別総分配数が在庫数を超えないと判断された場合(S217N)処理を終了する。一方、SKU別総分配数が在庫数と超えると判断された場合(S217Y)、スワップ処理を実行する(S219)。
スワップ処理は、SKU別総分配数が在庫数を上回るSKUについて、優先順位の高い店舗から順に不足しているSKUを1ずつスワップするというものである。
図14を用いてスワップ処理を具体的に説明する。まず、在庫数を上回る総分配数が算出されたSKUを検索する。すると、赤色Lサイズおよび青色Sサイズがヒットする。そこで、優先順位の高い赤色Lサイズについてスワップ処理を実行する。在庫数を下回る総分配数が算出されたSKUを検索すると、赤色SサイズおよびMサイズがヒットする。優先順位の高い店舗1号店に着目し、過剰の赤色Lサイズの分配数をデクリメントし、不足しているSKUのうち、優先順位の高い赤色Sサイズの分配数をインクリメントする。未だ、赤色Lサイズの総分配数は過剰であるので、次に優先順の高い店舗2号店に着目し、過剰の赤色Lサイズの分配数をデクリメントし、不足しているSKUのうち、優先順位の高い赤色Sサイズにインクリメントする。店舗3号店まで同様なスワップ処理すると、赤色Sサイズの総分配数と在庫数とが合致する。すると、青色Sサイズについても同様のスワップ処理が実行される。店舗1号店から順に、分配数をデクリメントする。しかし、デクリメントされた結果、0以下となる場合は、スキップされる。したがって、青色Sサイズの店舗3〜8についてはデクリメント処理が実行されない。そこで、再び、店舗1号店に戻り、スキップ処理がなされることとなる。したがって、店舗1号店の青色Sサイズの分配数は2減少されることとなる。得られた結果を図15に示す。
このように、出力部117は、算出された品番の在庫数に対する店舗ごとのSKU別分配数を出力する。出力部117は、たとえば、算出された品番毎の在庫数に対する店舗毎のSKU別分配数を、マトリクス状に画面表示させてもよい。たとえば、図15で示す構造をそのまま画面表示することができる。これにより、ユーザは、翼Tシャツをどのように各店舗に分配すればよいか把握することができ、在庫を適切に各店舗に分配することが可能となる。
つづいて、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態の在庫管理装置100によれば、SKUごとの在庫数と、店舗ごとの予測入荷数とを受け付け、入荷構成比と、在庫構成比とを乗算処理することによって、各店舗におけるSKUごとの分配構成比を算出し、各店舗に対する商品の分配数をSKUごとに決定することができる。これにより、センターは管理する複数の店舗に商品をSKUごとに効率的に分配することできる。したがって、各店舗の品揃えを豊富にしつつ、複数の店舗全体として、商品の売り上げ促進を図ることをできる。
また、本実施形態の在庫管理装置100によれば、SKU別分配数の合計が、SKUごとの在庫数の合計と合致するように補正演算をすることができる。したがって、可能な限り、たくさんのSKUを店舗に分配することができる。
また、本実施形態の在庫管理装置100によれば、店舗別予測入荷数がSKUの数に満たない店舗があるとき、対応する店舗のSKU別分配数を、優先順位の高いSKUから順にインクリメントする。また、在庫数が店舗の数に満たないSKUがあるとき、対応するSKUのSKU別分配数を、優先順位の高い店舗から順にインクリメントする。したがって、優先順位の低い店舗やSKUほど、分配数を0と設定することができる。
また、本実施形態の在庫管理装置100によれば、店舗別総分配数が店舗別予測入荷数に満たない店舗があるとき、対応する店舗のSKU別分配数を、優先順位の高いSKUから順にインクリメントする。また、店舗ごとにSKU別分配数を合計した結果、得られた店舗別総分配数が店舗別予測入荷数を超える店舗があるとき、対応する店舗のSKU別分配数を、優先順位の高いSKUから順にデクリメントする。したがって、SKUを1ずつ広く店舗に分配することができる。
また、本実施形態の在庫管理装置100は、SKUごとにSKU別分配数を合計した結果、得られたSKU別総分配数が在庫数を超えるSKUがある一方、得られたSKU別総分配数が在庫数に満たないSKUがあるとき、優先順位の高い店舗から順に、過剰のSKUのSKU別分配数をデクリメントし、不足のSKUのSKU別分配数をインクリメントする。したがって、在庫数以上の商品が分配されることを防止することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、本実施形態では、服飾を商品として取り扱う、服飾店を店舗の例として説明した。しかしながら、生鮮食品を取り扱うスーパーマーケットやコンビニエンスストアを店舗として本発明を適用することもできる。また、店舗は、服飾店のようなエンドユーザに商品を販売する小売業に限定されるものではなく、小売業に商品を出荷する問屋であってもよい。
また、本実施形態では、商品の所定単位として、SKUを例示した。しかしながら、商品の所定単位はこれに限定されるものではなく、たとえば、ダース、ロット等であってもよい。
本実施形態では在庫管理装置の各部がコンピュータプログラムにより各種機能として論理的に実現されることを例示した。しかし、このような各部の各々を固有のハードウェアとして形成することもでき、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせとして実現することもできる。
また、上記形態ではデータネットワークとして現状のインターネットが例示されるが、これが次世代のインターネットであるNGN(Next Generation Network)でもよい。
実施の形態に係る在庫管理装置の論理構造を示す模式的なブロック図である。 実施の形態に係る在庫管理装置が接続しているネットワークシステムの構成を示す図である。 実施の形態に係る在庫管理方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る在庫管理方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係る在庫データベースに記憶されるデータ構造の一例を示す図である。 実施の形態に係る入荷予測データベースに記憶されるデータ構造の一例を示す図である。 実施の形態に係る入荷構成比のデータの一例を示す図である。 実施の形態に係る在庫構成比のデータの一例を示す図である。 実施の形態に係る出力部が出力するデータの一例を示す図である。 実施の形態に係る分配数決定部および補正演算部で行われる演算処理を説明する図である。 実施の形態に係る分配数決定部および補正演算部で行われる演算処理を説明する図である。 実施の形態に係る分配数決定部および補正演算部で行われる演算処理を説明する図である。 実施の形態に係る分配数決定部および補正演算部で行われる演算処理を説明する図である。 実施の形態に係る分配数決定部および補正演算部で行われる演算処理を説明する図である。 実施の形態に係る分配数決定部および補正演算部で行われる演算処理を説明する図である。
符号の説明
1 ネットワーク
10 センター
20 店舗
100 在庫管理装置
101 在庫データベース
103 分配数決定部
105 入荷比算出部
107 在庫受付部
109 入荷予測データベース
111 入荷予測受付部
113 分配比演算部
115 在庫比算出部
117 出力部
119 補正演算部
200 店舗端末

Claims (12)

  1. 上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付ける在庫受付手段と、
    複数の店舗ごとの前記商品の予測入荷数を受け付ける入荷受付手段と、
    複数の前記所定単位ごとの前記在庫数の合計である総在庫数に対して前記予測入荷数を除算して前記商品の入荷構成比を前記店舗ごとに算出する入荷比算出手段と、
    前記総在庫数に対して前記在庫数を除算して前記商品の在庫構成比を算出する在庫比算出手段と、
    前記入荷構成比と前記在庫構成比とを乗算することによって分配構成比を算出する分配比演算手段と、
    前記総在庫数と前記分配構成比とを乗算して前記店舗ごとに分配される前記所定単位ごとの前記商品の商品単位別分配数を決定する分配数決定手段と、
    を備える在庫管理装置。
  2. 前記予測入荷数の合計は、前記総在庫数より少数に設定されている請求項1に記載の在庫管理装置。
  3. 前記分配数決定手段は、前記総在庫数と算出された前記分配構成比とを乗算して、得られた結果を小数点以下の数値を切り上げて整数化する請求項1または2に記載の在庫管理装置。
  4. 前記商品単位別分配数の合計が、前記総在庫数の合計と合致するように補正演算をする補正演算手段をさらに備える請求項3に記載の在庫管理装置。
  5. 前記補正演算手段は、前記在庫数が多い順に前記所定単位に優先順位を付与し、前記予測入荷数が前記商品単位の数に満たない店舗があるとき、対応する前記店舗の前記商品単位別分配数を、優先順位の高い前記所定単位から順にインクリメントする請求項4に記載の在庫管理装置。
  6. 前記補正演算手段は、前記予測入荷数が多い順に前記店舗に優先順位を付与し、前記在庫数が前記店舗の数に満たない前記所定単位があるとき、対応する前記商品単位別分配数を、優先順位の高い前記店舗から順にインクリメントする請求項4または5に記載の在庫管理装置。
  7. 前記補正演算手段は、前記在庫数が多い順に前記商品単位に優先順位を付与し、前記店舗ごとに前記商品単位別分配数を合計した結果、得られた店舗別総分配数が前記予測入荷数に満たない店舗があるとき、対応する前記店舗の前記商品単位別分配数を、優先順位の高い前記所定単位から順にインクリメントする請求項4乃至6いずれかに記載の在庫管理装置。
  8. 前記補正演算手段は、前記在庫数が多い順に前記所定単位に優先順位を付与し、前記店舗ごとに前記商品単位別分配数を合計した結果、得られた店舗別総分配数が前記予測入荷数を超える店舗があるとき、対応する前記店舗の前記商品単位別分配数を、優先順位の高い前記所定単位から順にデクリメントする請求項4乃至7いずれかに記載の在庫管理装置。
  9. 前記補正演算手段は、前記予測入荷数が多い順に前記店舗に優先順位を付与し、前記所定単位ごとに前記商品単位別分配数を合計した結果、得られた前記商品単位別総分配数が前記在庫数を超える前記所定単位がある一方、得られた前記商品単位別総分配数が前記在庫数に満たない商品単位があるとき、優先順位の高い前記店舗から順に、過剰の前記商品単位別分配数をデクリメントし、不足の前記所定単位の前記商品単位別分配数をインクリメントする請求項4乃至8いずれかに記載の在庫管理装置。
  10. 前記在庫数と、前記予測入荷数とのマトリックス図を用いて表された前記商品単位別分配数を出力する出力手段をさらに備える請求項1乃至9いずれかに記載の在庫管理装置。
  11. 上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付けるステップと、
    複数の店舗ごとの前記商品の予測入荷数を受け付けるステップと、
    複数の前記所定単位ごとの前記在庫数の合計である総在庫数に対して前記予測入荷数を除算して前記商品の入荷構成比を前記店舗ごとに算出するステップと、
    前記総在庫数に対して前記在庫数を除算して前記商品の在庫構成比を算出するステップと、
    前記入荷構成比と前記在庫構成比とを乗算することによって分配構成比を算出するステップと、
    前記総在庫数と前記分配構成比とを乗算して前記店舗ごとに分配される前記所定単位ごとの前記商品の商品単位別分配数を決定するステップと、
    を含む在庫管理方法。
  12. 在庫管理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    上流側の事業者が入荷する複数の所定単位ごとの商品の在庫数を受け付ける在庫受付処理と、
    複数の店舗ごとの前記商品の予測入荷数を受け付ける入荷受付処理と、
    複数の前記所定単位ごとの前記在庫数の合計である総在庫数に対して前記予測入荷数を除算して前記商品の入荷構成比を前記店舗ごとに算出する入荷比算出処理と、
    前記総在庫数に対して前記在庫数を除算して前記商品の在庫構成比を算出する在庫比算出処理と、
    前記入荷構成比と前記在庫構成比とを乗算することによって分配構成比を算出する分配比演算処理と、
    前記総在庫数と前記分配構成比とを乗算して前記店舗ごとに分配される前記所定単位ごとの前記商品の商品単位別分配数を決定する分配数決定処理と、
    を前記在庫管理装置に実行させるコンピュータプログラム。
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