JP2009199339A - 情報公開装置、情報公開システムおよび管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】汎用的な機器を拡張させずに、その機器から他の機器の公開情報を取得するのは難しい。
【解決手段】ディレクトリ保持部12は、情報要求装置200からネットワーク300を介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持する。アクセス要求受信部24は、情報要求装置200からの、上記ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求として受信する。制御部30は、アクセス要求に対応する応答内容を特定する。コンテンツ送信部26は、制御部30により特定された応答内容を含む、上記公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツをネットワーク300を介して情報要求装置200に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】ディレクトリ保持部12は、情報要求装置200からネットワーク300を介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持する。アクセス要求受信部24は、情報要求装置200からの、上記ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求として受信する。制御部30は、アクセス要求に対応する応答内容を特定する。コンテンツ送信部26は、制御部30により特定された応答内容を含む、上記公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツをネットワーク300を介して情報要求装置200に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワークを介して公開事項の公開要求を受ける情報公開装置、情報公開システムおよび管理装置に関する。
近年、AV機器や家電機器などのネットワーク化が進んでいる。AV機器のネットワーク化の際に使用されるプロトコルの例として、DLNA(Digital Living Network Alliance)で用いられるUPnP(Universal Plug and Play)−AVがある。UPnP−AVは、AV機器をコントロールするためのコマンドなどを定義した規格であり、その中で定義されているサービスの一つにCDS(Content Directory Service)がある。
特許文献1は機器選択支援装置を開示する。この機器選択支援装置はCDSで独自のIDおよび独自のclassタグを用いて情報を表現する。特許文献1はCDSを用いる方法以外にDeviceDescriptionに独自タグを設ける方法や、独自定義コマンドを用いる方法も開示する。
特開2006−108946号公報
特許文献1に示すような従来の機器ネットワークでは、情報を公開する情報公開装置側だけではなく、情報を要求して取得する情報要求装置側も独自拡張部分を認識できるように修正する必要があり、汎用的な機器をそのまま情報要求装置として使用することができなかった。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、汎用的な機器を拡張せずに、その機器にネットワークを介して情報公開することができる情報公開装置、情報公開システムおよび管理装置を提供することにある。
本発明のある態様の情報公開装置は、情報要求装置からネットワークを介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持するディレクトリ保持部と、ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報をネットワークを介して情報要求装置に送信するディレクトリ送信部と、情報要求装置からの、ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求として受信するアクセス要求受信部と、アクセス要求受信部により受信されたアクセス要求に対応する応答内容を特定する制御部と、制御部により特定された応答内容を含む、公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツをネットワークを介して情報要求装置に送信するコンテンツ送信部と、を備える。
本発明の別の態様は、情報公開システムである。この情報公開システムは、情報要求装置と、その情報要求装置からネットワークを介して公開要求されるべき情報公開装置を備える情報公開システムであって、情報公開装置は、情報要求装置からネットワークを介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持する第1ディレクトリ保持部と、第1ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報をネットワークを介して情報要求装置に送信するディレクトリ送信部と、情報要求装置からの、ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求として受信するアクセス要求受信部と、アクセス要求受信部により受信されたアクセス要求に対応する応答内容を特定する第1制御部と、第1制御部により特定された応答内容を含む、公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツをネットワークを介して情報要求装置に送信するコンテンツ送信部と、を有する。情報要求装置は、第1ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報をネットワークを介して受信するディレクトリ受信部と、ディレクトリ受信部により受信されるディレクトリの情報を保持する第2ディレクトリ保持部と、第2ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報により管理される公開事項に対する公開要求を受け付ける受付部と、受付部により受け付けられた公開要求に基づいて、その対象とされる公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求を生成する第2制御部と、第2制御部により生成されたアクセス要求をネットワークを介して情報公開装置に送信するアクセス要求送信部と、情報公開装置からネットワークを介して送信されるコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、を有する。
本発明のさらに別の態様は、管理装置である。この装置は、公開事項について公開要求されるべき情報公開装置の公開事項を管理する管理装置であって、情報要求装置からネットワークを介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持するディレクトリ保持部と、ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報をネットワークを介して情報要求装置に送信するディレクトリ送信部と、情報要求装置からの、ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に対応するコンテンツへのアクセス要求として受信するアクセス要求受信部と、アクセス要求受信部により受信されたアクセス要求に対応する応答内容を特定する制御部と、制御部により特定された応答内容を含む、公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツをネットワークを介して情報要求装置に送信するコンテンツ送信部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、汎用的な機器を拡張せずに、その機器にネットワークを介して情報公開することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報公開システム500の構成を示すブロック図である。情報公開システム500は、同一のネットワーク300に接続された、情報公開装置100および情報要求装置200を備える。情報要求装置200は、ネットワーク300を介して情報公開装置100に所定の公開事項に対する公開要求をし、情報公開装置100からその公開事項の内容を取得する。情報公開装置100は、情報要求装置200からネットワーク300を介して公開要求され、情報要求装置200に公開事項の内容を供与する。ネットワーク300は有線または無線LANなどで構築することができる。
図1では説明の簡略上、同一のネットワーク300に接続された、情報公開装置100および情報要求装置200をそれぞれ一つ描いているが、いずれか一方または両方が、複数接続されてもよい。むしろ、情報公開装置100については複数接続されることが多い。また、情報公開装置100および情報要求装置200という名称はその機能に注目したものであり、特定の機器が一方では情報公開装置100として機能し、他方では情報要求装置200として機能することも可能である。
情報公開装置100は、ディレクトリ保持部12、コンテンツ保持部14、履歴保持部16、通信部20および制御部30を備える。通信部20は、ディレクトリ送信部22、アクセス要求受信部24およびコンテンツ送信部26を含む。
情報要求装置200は、ディレクトリ保持部60、通信部70、受付部80および制御部90を備える。通信部70は、ディレクトリ受信部72、アクセス要求送信部74およびコンテンツ受信部76を含む。
情報要求装置200は、ディレクトリ保持部60、通信部70、受付部80および制御部90を備える。通信部70は、ディレクトリ受信部72、アクセス要求送信部74およびコンテンツ受信部76を含む。
情報公開装置100および情報要求装置200の、それぞれの構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
ディレクトリ保持部12は、情報要求装置200からネットワーク300を介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持する。当該公開事項の内容は、情報公開装置100の状態または環境により変化する動的なものであってもよいし、静的なものであってもよい。当該コンテンツは、静止画、動画および音声のいずれであってもよい。また、それらの任意の組合せでもよい。
ディレクトリ保持部12は、当該情報公開装置100の複数の公開事項をその意味づけに応じて階層的に表現し、公開要求されるべき具体的公開事項に、対応するコンテンツが関連づけられたディレクトリを保持する。当該ディレクトリは、CDSに準拠して形成されることができる。
ディレクトリ保持部12は、一つの公開事項に、表現媒体が異なる複数のコンテンツが関連づけられたディレクトリを保持してもよい。たとえば、一つの公開事項に同じ意味のメッセージを表現する、静止画コンテンツおよび音声コンテンツが関連づけられてもよい。また、一つの公開事項に、表現媒体が同じで、異なるスペックの複数のコンテンツが関連づけられてもよい。たとえば、同じ内容の、解像度または符号化方式の異なる複数の静止画像が関連づけられてもよい。
ディレクトリがCDSに準拠して形成される場合、ディレクトリ保持部12は、一つの公開事項に関連づけられた複数のコンテンツを、それぞれ別のアイテムとして表現されたディレクトリを保持することができる。また、一つの公開事項に関連づけられた複数のコンテンツを、それぞれ別のリソースとして表現されたディレクトリを保持することができる。
コンテンツ保持部14は、ディレクトリ保持部12に保持されるディレクトリにより管理されるコンテンツをファイルとして保持する。
ディレクトリ送信部22は、ディレクトリ保持部12に保持されるディレクトリの情報をネットワーク300を介して情報要求装置200に送信する。送信されるディレクトリの情報は、ディレクトリ保持部12に保持されるすべての情報であってもよいし、一部の情報であってもよい。また、このディレクトリの情報を送信するタイミングは、ネットワーク300に情報公開装置100または情報要求装置200が初めて接続されたときであってもよいし、それ以外のときで情報要求装置200から要求を受けたときであってもよい。
ディレクトリ送信部22は、ディレクトリ保持部12に保持されるディレクトリの情報をネットワーク300を介して情報要求装置200に送信する。送信されるディレクトリの情報は、ディレクトリ保持部12に保持されるすべての情報であってもよいし、一部の情報であってもよい。また、このディレクトリの情報を送信するタイミングは、ネットワーク300に情報公開装置100または情報要求装置200が初めて接続されたときであってもよいし、それ以外のときで情報要求装置200から要求を受けたときであってもよい。
アクセス要求受信部24は、情報要求装置200からの、上記ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求として受信する。より具体的には、当該コンテンツを一意に特定する識別子によるアクセス要求を受信する。この識別子にはURI(Uniform Resource Identifier)を採用することができる。
制御部30は、アクセス要求受信部24により受信されたアクセス要求に対応する応答内容を特定する。その後、制御部30は、その応答内容を当該コンテンツに埋め込む。または、当該コンテンツを含む、グループ化された複数のコンテンツのなかから、当該応答内容に合致した内容を表現するコンテンツを選択する。制御部30は、公開要求を受けた公開事項の内容が動的に変化するものである場合、アクセス要求を受けたときの、当該公開事項の内容を応答内容として特定する。
コンテンツ送信部26は、制御部30により特定された応答内容を含む、公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツをネットワーク300を介して情報要求装置200に送信する。
履歴保持部16は、複数時点における、公開事項の内容を履歴として保持する。制御部30は、公開事項の内容を定期的に取得して履歴保持部16に格納してもよいし、情報要求装置200から指示されたタイミングで公開事項の内容を取得して格納してもよい。また、公開事項の内容に変化が生じたタイミングで取得して格納してもよい。
制御部30は、履歴保持部16に保持される履歴に基づいて、上記応答内容を生成する。たとえば、それらの履歴をグラフ化したものを当該応答内容とすることもできる。
制御部30は、履歴保持部16に保持される履歴に基づいて、上記応答内容を生成する。たとえば、それらの履歴をグラフ化したものを当該応答内容とすることもできる。
ディレクトリ受信部72は、ディレクトリ保持部12に保持されるディレクトリの情報をネットワーク300を介して受信する。ディレクトリ保持部60は、ディレクトリ受信部72により受信されるディレクトリの情報を保持する。
受付部80は、ディレクトリ保持部60に保持されるディレクトリの情報により管理される公開事項に対する公開要求を受け付ける。受付部80は、図示しない表示部および操作部を含むユーザインタフェースである。当該表示部に、ディレクトリ保持部60に保持されるディレクトリを表示し、当該操作部からユーザ操作に起因する、当該ディレクトリ内のいずれかの公開事項に対する公開要求を受け付ける。
制御部90は、受付部80により受け付けられた公開要求に基づいて、その対象とされる公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求を生成する。アクセス要求送信部74は、制御部90により生成されたアクセス要求をネットワーク300を介して情報公開装置100に送信する。コンテンツ受信部76は、情報公開装置100からネットワーク300を介して送信されるコンテンツを受信する。
以下、DLNAで用いられるUPnP−AVのCDSを用いて、上記公開事項を表現する例を説明する。
情報公開装置100は、DLNAのDMS(Digital Media Server)またはUPnP−AVのメディアサーバとして動作し、CDSを利用して自身の公開事項をコンテンツを送信することにより公開する。情報要求装置200は、汎用的なDLNAのDMP(Digital Media Player)として動作し、情報公開装置100の公開事項をコンテンツを受信することにより、閲覧または取得する。
情報公開装置100は、DLNAのDMS(Digital Media Server)またはUPnP−AVのメディアサーバとして動作し、CDSを利用して自身の公開事項をコンテンツを送信することにより公開する。情報要求装置200は、汎用的なDLNAのDMP(Digital Media Player)として動作し、情報公開装置100の公開事項をコンテンツを受信することにより、閲覧または取得する。
ここでのコンテンツとして、静止画であればJPEG、動画であればMPEG2−PS、音楽であればLPCM、などDLNAで規定された必須のメディアフォーマットを採用することができる。
情報公開装置100は、CDSの階層構造を利用して情報要求装置200を操作するユーザが分かりやすいように取得可能な公開事項を表現する。情報公開装置100は、コンテンツのURIと自身の公開事項との関連づけを記憶しており、情報要求装置200から特定のURIにアクセスされたとき、対象となる公開事項の現在の内容を含むコンテンツを情報要求装置200に送信する。これにより、情報要求装置200から情報公開装置100の公開事項を取得または閲覧することができる。情報公開装置100が公開する公開事項の内容には、現在の温度など機器の状態に応じて変化するものも含まれる。コンテンツはあらかじめ静的に作成されるものでも、そのときの状態に応じて動的に作成されるものであってもよい。前者の場合、状態に応じて変化する内容をその変化の種類分すべて用意しておく。
図2は、実施の形態1に係る情報公開システム500の全体動作の一例を示す図である。DMS100aがネットワーク300に加わったとき、DMS100aはSSDP(Simple Service Discovery Protocol)のNOTIFYメソッドを用いて、ssdp:aliveメッセージをDMP200aに送信する(S1)。
DMS100aが保持するコンテンツに関する情報を取得するために、DMP200aを操作しているユーザの指示により、DMP200aはCDSのBrowseアクションをインボークする(S2)。DMS100aはBrowseに対するレスポンスによりコンテンツのCDSで管理される情報を返信する(S3)。CDSの階層構造に応じて、Browseは複数回繰り返される。ここまでは、通常のDMPおよびDMSの動作と同様である。
つぎに、DMP200aを操作するユーザの指示により、DMP200aはDMS100aにコンテンツ取得要求を送信する(S4)。DMS100aはコンテンツ取得要求に含まれるURIから公開要求されている公開事項を特定し、その公開事項の内容を取得するための処理を内部で実行する。その後、その時点の内容に応じたコンテンツが静的に作成されている場合はコンテンツの選択、その時点の内容に応じてコンテンツを動的に作成する場合はコンテンツを作成する(S5)。その後、選択または作成したコンテンツをDMP200aに送信する(S6)。DMP200aはそのコンテンツを再生することにより、ユーザはDMS100aの公開事項の内容を知ることができる。
図3は、一般的なCDSの一例を示す。
図中、コンテナは長方形のブロックで、アイテムは平行四辺形のブロックで記述している。各コンテナおよび各アイテム上の文字は、CDSのオブジェクトプロパティのtitleで表されるオブジェクトの名前を示したものである。アイテムは複数のリソースを持つことができ、リソースはprotocolInfoでMIME−typeなどを示し、uriを記述する。なお、CDSの詳細については「UPnP ContentDirectory:1, ContentDirectory:1 Service Template Version 1.01, UPnP Forum, June 25, 2002.」を参照。
図中、コンテナは長方形のブロックで、アイテムは平行四辺形のブロックで記述している。各コンテナおよび各アイテム上の文字は、CDSのオブジェクトプロパティのtitleで表されるオブジェクトの名前を示したものである。アイテムは複数のリソースを持つことができ、リソースはprotocolInfoでMIME−typeなどを示し、uriを記述する。なお、CDSの詳細については「UPnP ContentDirectory:1, ContentDirectory:1 Service Template Version 1.01, UPnP Forum, June 25, 2002.」を参照。
図3にて、ルートはコンテナである「ビデオ」、「写真」・・・を有する。コンテナである「ビデオ」は、コンテナである「全て」、「ジャンル」、「チャンネル別」を有する。コンテナである「全て」は、アイテムである「世界野球日本対アメリカ」、「水曜邦画劇場」、「世界サッカー日本対ブラジル」・・・を有する。コンテナである「ジャンル」は、コンテナである「映画」、「スポーツ」、「ドラマ」・・・を有する。コンテナである「映画」は、アイテムである「水曜邦画劇場」・・・を有する。コンテナである「スポーツ」は、アイテムである「世界野球日本対アメリカ」、「世界サッカー日本対ブラジル」・・・を有する。
以下、情報公開装置100の具体例を説明する。具体例1は、情報公開装置100がエアコンの例である。
図4は、具体例1に係るエアコンのCDSの一例を示す。エアコンの公開事項がCDSとして表現される。この例では、公開事項がアイテムとして管理され、ルートはアイテムである「運転モード」、「設定温度」、「室温」、「タイマー」、「消費電力」・・・を有する。このようにエアコン自身が得ることのできる公開事項であれば、どのような公開事項でもCDSで表現することができる。
図4は、具体例1に係るエアコンのCDSの一例を示す。エアコンの公開事項がCDSとして表現される。この例では、公開事項がアイテムとして管理され、ルートはアイテムである「運転モード」、「設定温度」、「室温」、「タイマー」、「消費電力」・・・を有する。このようにエアコン自身が得ることのできる公開事項であれば、どのような公開事項でもCDSで表現することができる。
以下、具体例1に係るエアコンのCDSの、アイテムとリソースとの関係例を複数挙げる。
図5は、一つのアイテムが一つのリソースを持つ例を示す。この例では、情報要求装置200として静止画を再生できるものを対象としているが、音楽を再生できるものであれば音楽リソース、動画を再生できるものであれば動画リソースを用意することもできる。
図5は、一つのアイテムが一つのリソースを持つ例を示す。この例では、情報要求装置200として静止画を再生できるものを対象としているが、音楽を再生できるものであれば音楽リソース、動画を再生できるものであれば動画リソースを用意することもできる。
図6は、図5のCDSのリソースとURIとの関係を規定するテーブルを示す。このテーブルは、エアコン内のディレクトリ保持部12に保持される。各リソースごとに一意の識別子としてURIが割り当てられる。アイテムとリソースとが一対一で対応するため、公開事項の種類が決まるとURIが一意に決まる関係にあり、URIが決まると公開事項の種類が一意に決まる関係にある。
情報要求装置200からuri1にアクセスされたとき、エアコンは対象となる公開事項が運転モードであると判断し、現在の運転モードを内部から取得する。ここでは、現在の運転モードが「冷房」とする。また、情報要求装置200が静止画リソースにアクセスするということは、静止画の送信を要求してきていることを意味する。エアコンは、内部で取得した現在の運転モードが情報要求装置200を操作しているユーザに伝わるような静止画を情報要求装置200に送信する。たとえば、「現在の運転モードは 冷房 です。」といったメッセージが描かれた静止画を送信する。
情報要求装置200からuri2にアクセスされたとき、エアコンは対象となる公開事項が設定温度であると判断し、現在の設定温度を内部で取得する。ここでは28℃とする。エアコンは、たとえば、「現在の運転モードは 冷房 です。」といったメッセージが描かれた静止画を情報要求装置200に送信する。
静止画リソースではなく音楽リソースの場合、「冷房です」や「28℃です」という音声を含むコンテンツを情報要求装置200に送信することができる。動画リソースの場合も同様に、公開事項の現在の状態をユーザに伝えるための動画を送信する。コンテンツ保持部14は公開事項の種類分だけ、コンテンツを保持していてもよく、この場合、制御部30は現在の状態に応じて動的にそのコンテンツから最終的なコンテンツを作成するようにしてもよい。動的に作成する場合、要求された公開事項以外に現在の時刻や室温などを付加することができ、あらかじめ用意しておく場合よりも多くのパターンで情報を伝えることができる。
図7は、一つのアイテムが同じメディアクラスに属する複数のリソースを持つ例を示す。たとえば、一つのアイテムに対する複数のリソースがすべて静止画のリソースという場合が該当する。ここでの複数のリソースは、それぞれのサイズが異なるもの、それぞれの符号化形式が異なるもの、などが該当する。一つのアイテムに対し同じメディアクラスに属する複数のリソースを用意することにより、情報要求装置200が扱いやすいフォーマットのリソースが選択できるようになる。
図8は、図7のCDSのリソースとURIとの関係を規定するテーブルを示す。このテーブルは、エアコン内のディレクトリ保持部12に保持される。各リソースごとに一意の識別子としてURIが割り当てられる。一つのアイテムに複数のURIが関連づけられているため、公開事項の種類が決まってもURIが一意に決まる関係にないが、逆にURIが決まると公開事項の種類が一意に決まる関係にある。たとえば、情報要求装置200からuri1〜uri3のうちのいずれのURIにアクセスされても、エアコンは現在の運転モードを示すコンテンツを情報要求装置200に送信する。情報要求装置200に送信されるコンテンツは、各リソースで表されるコンテンツのフォーマットに応じて異なるものとなる。
図9は、一つのアイテムが異なるメディアクラスに属する複数のリソースを持つ例を示す。この例では、一つのアイテムに対する複数のリソースは静止画リソース、音楽リソース、動画リソースというように、異なるメディアクラスに属するものである。通常、アイテムはクラスプロパティでメディアクラスの情報を示すため、あるアイテムの中に異なるメディアクラスのリソースが存在する構成は、汎用性が低くなる可能性がある。
図10は、図9のCDSのリソースとURIとの関係を規定するテーブルを示す。異なるメディアクラスのリソースが複数存在することを除いて図8の例と同様である。
図11は、メディアクラスを指定するためのコンテナを持つ例を示す。ルートはコンテナである「静止画で情報取得」、「音楽で情報取得」、「動画で情報取得」を有する。それぞれのコンテナに同様のアイテムが関連づけられる。図11の例は、図9の例より汎用性を高めた構成である。どのメディアクラスをサポートする情報要求装置200からも公開事項の内容を取得することが可能としたものである。情報要求装置200は、はじめにどのメディアクラスで公開事項の内容を取得するかをユーザに選択させ、その後に所望の公開事項を選択させる。また、メディアクラスをユーザに選択させるのではなく、情報要求装置200がメディアクラスを自動的に選択してもよい。たとえば、情報要求装置200が動画表示をできない場合、静止画を選択するといった処理を自動的に行う。
図12は、一つのコンテナが同じ内容の、メディアクラスの異なる複数のアイテムを持つ例を示す。図12の例は、図11の例のようにはじめにどのメディアクラスで公開事項の内容を取得するかをユーザに選択させるのではない。情報要求装置200は、はじめにコンテナで公開事項を選択させた後、そのコンテナに含まれる複数のアイテムからどのメディアクラスで公開事項の内容を取得するかを選択させる。
つぎに具体例2について説明する。具体例2は、情報公開装置100が太陽光発電システムの例である。
図13は、具体例2に係る太陽光発電システムのCDSの一例を示す。太陽光発電システムの公開事項がCDSとして表現される。この例では、ルートは、コンテナである「発電量」、「消費量」、「売電量」、「買電量」、「自給率」、「電気代」・・・を有する。コンテナである「発電量」は、コンテナである「グラフ」、「履歴」と、アイテムである「現在の発電量」を有する。コンテナである「グラフ」は、アイテムである「1週間の発電量」、「1ヶ月の発電量」、「1年の発電量」を有する。コンテナである「履歴」は、コンテナである「1日」、「一週間」・・・を有する。コンテナである「1日」は、アイテムである「1日前」、「2日前」、・・・、「一括表示」を有する。
図13は、具体例2に係る太陽光発電システムのCDSの一例を示す。太陽光発電システムの公開事項がCDSとして表現される。この例では、ルートは、コンテナである「発電量」、「消費量」、「売電量」、「買電量」、「自給率」、「電気代」・・・を有する。コンテナである「発電量」は、コンテナである「グラフ」、「履歴」と、アイテムである「現在の発電量」を有する。コンテナである「グラフ」は、アイテムである「1週間の発電量」、「1ヶ月の発電量」、「1年の発電量」を有する。コンテナである「履歴」は、コンテナである「1日」、「一週間」・・・を有する。コンテナである「1日」は、アイテムである「1日前」、「2日前」、・・・、「一括表示」を有する。
コンテナである「グラフ」が管理するアイテムは、太陽光発電システム内の制御部30が過去に取得し、履歴保持部16に蓄積した情報をグラフ化したものである。同様に、コンテナである「履歴」が、直接またはコンテナを介して管理するアイテムも、太陽光発電システム内の制御部30が過去に取得し、履歴保持部16に蓄積した値である。
図13に示すように太陽光発電システムが公開可能な公開事項であれば、どんな公開事項でもCDSで表現することができる。アイテムとリソースとURIとの関係はエアコンの場合と同様の考え方があてはまるため割愛する。
情報要求装置200から「現在の発電量」の公開要求がなされたとき、太陽光発電システムは、たとえば、「現在の発電量は 2.8kW です。」といったメッセージが描かれた静止画を情報要求装置200に送信する。
図14は、「1週間の発電量」の公開要求がなされたとき、送信するコンテンツの一例を示す。情報要求装置200から「1週間の発電量」の公開要求がなされたとき、太陽光発電システムは、たとえば図14に示すような静止画を情報要求装置200に送信する。
情報要求装置200から「履歴」および「1日」を介して「発電量」に関連づけられた「1日前」の公開要求がなされたとき、太陽光発電システムは、たとえば、「1日前の発電量は 24kWh でした。」といったメッセージが描かれた静止画を情報要求装置200に送信する。
つぎに具体例3について説明する。具体例3は、情報公開装置100がレコーダの例である。
図15は、具体例3に係るレコーダのCDSの一例を示す。レコーダの公開事項がCDSとして表現される。この例では、ルートは、コンテナである「予約確認」、「番組表」、「番組内容」・・・を有する。コンテナである「予約確認」は、アイテムである「一覧表示」、「1件目」、「2件目」・・・を有する。コンテナである「番組表」は、コンテナである「地上デジタル」、「地上アナログ」・・・を有する。コンテナである「地上デジタル」は、コンテナである「時間帯別」、「チャンネル別」・・・を有する。コンテナである「時間帯別」は、アイテムである「10時から」、「11時から」、「12時から」・・・と、コンテナである「11月7日(水)」・・・を有する。コンテナである「チャンネル別」は、コンテナである「AAAテレビ」、「BBB放送」・・・を有する。コンテナである「AAAテレビ」は、アイテムである「1ページ目」、「2ページ目」・・・を有する。
図15は、具体例3に係るレコーダのCDSの一例を示す。レコーダの公開事項がCDSとして表現される。この例では、ルートは、コンテナである「予約確認」、「番組表」、「番組内容」・・・を有する。コンテナである「予約確認」は、アイテムである「一覧表示」、「1件目」、「2件目」・・・を有する。コンテナである「番組表」は、コンテナである「地上デジタル」、「地上アナログ」・・・を有する。コンテナである「地上デジタル」は、コンテナである「時間帯別」、「チャンネル別」・・・を有する。コンテナである「時間帯別」は、アイテムである「10時から」、「11時から」、「12時から」・・・と、コンテナである「11月7日(水)」・・・を有する。コンテナである「チャンネル別」は、コンテナである「AAAテレビ」、「BBB放送」・・・を有する。コンテナである「AAAテレビ」は、アイテムである「1ページ目」、「2ページ目」・・・を有する。
このようにレコーダが公開可能な公開事項であれば、どんな公開事項でもCDSで表現することができる。アイテムとリソースとURIとの関係、および情報要求装置200に送信すべきコンテンツは、エアコンや太陽光発電システムの場合と同様の考え方があてはまるため割愛する。
以上説明しように実施の形態1によれば、DMS100a側の対応をするだけで、汎用的なDMP200aは、DMS100aが公開する公開事項の内容をネットワーク経由で取得することができる。DMP200aは通常の、URIを用いたコンテンツ取得要求をDMS100aに送信するだけでよいためである。また、DMS100aが公開できる事項であれば、そのすべてをCDSで表現することができる。DMP200aは必要最低限の動作をするものであればよいため、旧世代のものを用いることもできる。また、DMS100aとDMP200aとの間でメーカが違っていても制約となららない。さらに、DMS100aの制御部30が、状態や環境に応じて変化する情報を取得することができ、かつ過去の当該情報を履歴保持部16に記憶している場合、グラフ表示や履歴表示のコンテンツをDMP200aに送信することもできる。
図16は、本発明の実施の形態2に係る情報公開システム500の構成を示すブロック図である。情報公開システム500は、同一のネットワーク300に接続された、管理装置600、情報要求装置200および情報公開装置101、102、・・・を備える。なお、情報公開装置101、102、・・・はそのネットワーク300と異なる通信方法、たとえば赤外線通信で管理装置600と通信してもよい。
管理装置600は、公開事項について公開要求されるべき情報公開装置101、102、・・・の公開事項を管理する。管理装置600はPCや携帯電話機などの機器であってもよいし、リモコン機器であってもよい。情報公開装置101、102、・・・のディレクトリおよびコンテンツを、情報公開装置101、102、・・・以外の装置、たとえば、それらのメーカのサーバから取得できる場合、管理装置600は情報公開装置101、102、・・・と通信できない機器であってもよい。もちろん、情報公開装置101、102、・・・と通信できる場合、管理装置600は情報公開装置101、102、・・・からそのディレクトリおよびコンテンツを直接取得してもよい。その他、管理装置600の構成および動作は、実施の形態1に係る情報公開装置100の構成および動作と同様である。
情報要求装置200はネットワーク300を介して管理装置600に、情報公開装置101、102、・・・の公開事項に対する公開要求をし、管理装置600からその公開事項の内容を取得する。情報公開装置101、102、・・・は、実施の形態1に係る情報公開装置100と異なり、情報要求装置200にディレクトリおよびコンテンツを送信するための要素を持つ必要はない。
管理装置600にあらかじめ情報公開装置101、102、・・・のディレクトリおよびコンテンツが登録される場合、情報公開装置101、102、・・・は、管理装置600にディレクトリおよびコンテンツを送信するための要素を持つ必要もない。ただし、公開要求されている公開事項が状態または環境により変化するものであり、管理装置600からその内容の取得要求があった場合、情報公開装置101、102、・・・は、その内容を内部から取得して、管理装置600に返信する。
図17は、実施の形態2に係る管理装置600のCDSの一例を示す。
ここでは、管理装置600が情報公開可能な各機器をコンテナとして表現し、機器ごとのコンテナ内にCDSの階層構造を利用して公開事項を表現している。具体的には、ルートは、コンテナである「エアコン」、「太陽光発電システム」、「照明」、「冷蔵庫」、「レコーダ」、「テレビ」・・・を有する。コンテナである「エアコン」は、アイテムである「運転モード」、「設定温度」、「室温」、「タイマー」、「消費電力」・・・を有する。アイテムとリソースとURIとの関係、および情報要求装置200に送信すべきコンテンツは、実施の形態1の場合と同様の考え方があてはまるため割愛する。
ここでは、管理装置600が情報公開可能な各機器をコンテナとして表現し、機器ごとのコンテナ内にCDSの階層構造を利用して公開事項を表現している。具体的には、ルートは、コンテナである「エアコン」、「太陽光発電システム」、「照明」、「冷蔵庫」、「レコーダ」、「テレビ」・・・を有する。コンテナである「エアコン」は、アイテムである「運転モード」、「設定温度」、「室温」、「タイマー」、「消費電力」・・・を有する。アイテムとリソースとURIとの関係、および情報要求装置200に送信すべきコンテンツは、実施の形態1の場合と同様の考え方があてはまるため割愛する。
以上説明しように実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を奏する。また、情報公開装置101、102、・・・のディレクトリおよびコンテンツをあらかじめ管理装置600に登録することにより、情報要求装置200は通信機能を持たない機器の公開事項も取得することができる。
以上、本発明をいくつかの実施形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述したCDS内に、複数の公開事項の内容をまとめて取得するためのアイテムを設けてもよい。また、一つのCDSで公開要求されるべき公開事項と、遠隔制御されるべき処理を示す処理項目をまとめて管理してもよい。
12 ディレクトリ保持部、 14 コンテンツ保持部、 16 履歴保持部、 20 通信部、 22 ディレクトリ送信部、 24 アクセス要求受信部、 26 コンテンツ送信部、 30 制御部、 60 ディレクトリ保持部、 70 通信部、 72 ディレクトリ受信部、 74 アクセス要求送信部、 76 コンテンツ受信部、 80 受付部、 90 制御部、 100 情報公開装置、 100a DMS、 200 情報要求装置、 200a DMP、 300 ネットワーク、 500 情報公開システム、 600 管理装置。
Claims (9)
- 情報要求装置からネットワークを介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持するディレクトリ保持部と、
前記ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報を前記ネットワークを介して前記情報要求装置に送信するディレクトリ送信部と、
前記情報要求装置からの、前記ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求として受信するアクセス要求受信部と、
前記アクセス要求受信部により受信されたアクセス要求に対応する応答内容を特定する制御部と、
前記制御部により特定された応答内容を含む、前記公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツを前記ネットワークを介して前記情報要求装置に送信するコンテンツ送信部と、
を備えることを特徴とする情報公開装置。 - 前記公開事項の内容は、当該情報公開装置の状態または環境により変化するものであり、
前記制御部は、前記アクセス要求を受けたときの、前記公開事項の内容を前記応答内容として特定することを特徴とする請求項1に記載の情報公開装置。 - 複数時点における、前記公開事項の内容を履歴として保持する履歴保持部をさらに備え、
前記制御部は、前記履歴保持部に保持される履歴に基づいて、前記応答内容を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報公開装置。 - 前記ディレクトリ保持部は、当該情報公開装置の複数の公開事項をその意味づけに応じて階層的に表現し、公開要求されるべき具体的公開事項に、対応するコンテンツが関連づけられたディレクトリを保持することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報公開装置。
- 前記ディレクトリ保持部は、一つの公開事項に、表現媒体が異なる複数のコンテンツが関連づけられたディレクトリを保持することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報公開装置。
- 前記ディレクトリは、CDS(Content Directory Service)に準拠して形成され、
前記ディレクトリ保持部は、一つの公開事項に関連づけられた複数のコンテンツを、それぞれ別のアイテムとして表現されたディレクトリを保持することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報公開装置。 - 前記ディレクトリは、CDSに準拠して形成され、
前記ディレクトリ保持部は、一つの公開事項に関連づけられた複数のコンテンツを、それぞれ別のリソースとして表現されたディレクトリを保持することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報公開装置。 - 情報要求装置と、その情報要求装置からネットワークを介して公開要求されるべき情報公開装置を備える情報公開システムであって、
前記情報公開装置は、
前記情報要求装置から前記ネットワークを介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持する第1ディレクトリ保持部と、
前記第1ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報を前記ネットワークを介して前記情報要求装置に送信するディレクトリ送信部と、
前記情報要求装置からの、前記ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求として受信するアクセス要求受信部と、
前記アクセス要求受信部により受信されたアクセス要求に対応する応答内容を特定する第1制御部と、
前記第1制御部により特定された応答内容を含む、前記公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツを前記ネットワークを介して前記情報要求装置に送信するコンテンツ送信部と、を有し、
前記情報要求装置は、
前記第1ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報を前記ネットワークを介して受信するディレクトリ受信部と、
前記ディレクトリ受信部により受信されるディレクトリの情報を保持する第2ディレクトリ保持部と、
前記第2ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報により管理される公開事項に対する公開要求を受け付ける受付部と、
前記受付部により受け付けられた公開要求に基づいて、その対象とされる公開事項に関連づけられたコンテンツへのアクセス要求を生成する第2制御部と、
前記第2制御部により生成されたアクセス要求を前記ネットワークを介して前記情報公開装置に送信するアクセス要求送信部と、
前記情報公開装置から前記ネットワークを介して送信されるコンテンツを受信するコンテンツ受信部と、
を有することを特徴とする情報公開システム。 - 公開事項について公開要求されるべき情報公開装置の公開事項を管理する管理装置であって、
情報要求装置からネットワークを介して公開要求されるべき公開事項と、その公開事項に関連づけられる、その公開事項への公開要求に対する応答メッセージを表現するコンテンツを管理するディレクトリを保持するディレクトリ保持部と、
前記ディレクトリ保持部に保持されるディレクトリの情報をネットワークを介して前記情報要求装置に送信するディレクトリ送信部と、
前記情報要求装置からの、前記ディレクトリに管理される特定の公開事項に対する公開要求を、当該公開事項に対応するコンテンツへのアクセス要求として受信するアクセス要求受信部と、
前記アクセス要求受信部により受信されたアクセス要求に対応する応答内容を特定する制御部と、
前記制御部により特定された応答内容を含む、前記公開要求された公開事項に関連づけられたコンテンツを前記ネットワークを介して前記情報要求装置に送信するコンテンツ送信部と、を備えることを特徴とする管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008040320A JP2009199339A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 情報公開装置、情報公開システムおよび管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008040320A JP2009199339A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 情報公開装置、情報公開システムおよび管理装置 |
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JP2009199339A true JP2009199339A (ja) | 2009-09-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008040320A Pending JP2009199339A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 情報公開装置、情報公開システムおよび管理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009199339A (ja) |
-
2008
- 2008-02-21 JP JP2008040320A patent/JP2009199339A/ja active Pending
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