JP2009199324A - データ同期システム及びデータ同期方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クライアント内にサーバ内のデータの全部又は一部を記憶するシステムで、クライアント2とサーバ1で記憶された両方のデータの重要度を反映し、使用される可能性の高いデータをクライアント2に記憶することを目的としたものである。
【解決手段】 サーバがクライアントに記憶されたクライアントデータ重要度とサーバに記憶したサーバデータ重要度とを基にクライアントに記憶されたクライアントデータを更新する更新情報を生成し、クライアントがサーバにより生成された更新情報をクライアントデータに反映する。
【選択図】 図1
【解決手段】 サーバがクライアントに記憶されたクライアントデータ重要度とサーバに記憶したサーバデータ重要度とを基にクライアントに記憶されたクライアントデータを更新する更新情報を生成し、クライアントがサーバにより生成された更新情報をクライアントデータに反映する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、サーバ内に格納されたデータの一部又は全部をクライアントのデータと同期化するデータ同期システム及びデータ同期方法に関するものである。
携帯電話等のクライアント端末のメモリ容量には限りがあるため、サーバ内に格納されたデータの全てをクライアントへ格納できない場合がある。そのため、サーバ内のデータのうち一部を選択してクライアントに格納する方法が考えられている。
特許文献1には、クライアント上でユーザがデータを参照した履歴をサーバへ送信し、サーバはこの参照履歴に応じてクライアントへ転送するデータを選択する方法が開示されている。
特許文献2には、転送対象となるデータ毎に重要度を付与しておき、サーバはデータに付与された重要度に応じてクライアントへ転送するか否かを判断する方法が開示されている。
特開2000−22839号公報
特開2004−54833号公報
特許文献1には、クライアント上でユーザがデータを参照した履歴をサーバへ送信し、サーバはこの参照履歴に応じてクライアントへ転送するデータを選択する方法が開示されている。
特許文献2には、転送対象となるデータ毎に重要度を付与しておき、サーバはデータに付与された重要度に応じてクライアントへ転送するか否かを判断する方法が開示されている。
特許文献1に記載の方法では、サーバはクライアント上でのデータの参照回数に応じてクライアントへ転送するデータを選択するため、サーバ上で新たに追加され、クライアントで参照されていないデータは転送されないという問題があった。
また、特許文献2に記載の方法では、サーバはデータ作成時にユーザが指定した重要度に応じてクライアントへの配布有無を選択するため、クライアントにデータが転送された後、クライアント上の利用頻度等に応じて自動的にクライアントに残すデータを選択できないという問題があった。
また、従来の方法では、データそれぞれに付与された重要度にのみ応じて、クライアントで保持するデータを決めるため、そのデータが属するグループの重要度が高くてもクライアントへデータが転送されないという問題があった。例えば、あるカテゴリの写真を好むユーザは、ここの写真の重要度が低くとも、そのカテゴリの写真は閲覧したいという要求がある。
また、特許文献2に記載の方法では、サーバはデータ作成時にユーザが指定した重要度に応じてクライアントへの配布有無を選択するため、クライアントにデータが転送された後、クライアント上の利用頻度等に応じて自動的にクライアントに残すデータを選択できないという問題があった。
また、従来の方法では、データそれぞれに付与された重要度にのみ応じて、クライアントで保持するデータを決めるため、そのデータが属するグループの重要度が高くてもクライアントへデータが転送されないという問題があった。例えば、あるカテゴリの写真を好むユーザは、ここの写真の重要度が低くとも、そのカテゴリの写真は閲覧したいという要求がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、クライアント内にサーバ内のデータの全部又は一部を記憶するシステムにおいて、クライアント2とサーバ1で記憶された両方のデータの重要度を反映し、使用される可能性の高いデータをクライアント2に記憶することを目的としたものである。
また、クライアントが記憶するデータを、個々のデータに付与された重要度のみならず、そのデータが属するグループにも応じて、選択できるようにすることを目的としたものである。
さらに、クライアントへのデータ転送が途中で途切れたとしても、データのタイトルなど記憶容量の小さい基本的な項目を優先してクライアントに記憶されるようにし、次回通信時に当該データが転送されるよう、ユーザがクライアント上でデータの重要度を変更できるようにすることを目的としたものである。
また、クライアントが記憶するデータを、個々のデータに付与された重要度のみならず、そのデータが属するグループにも応じて、選択できるようにすることを目的としたものである。
さらに、クライアントへのデータ転送が途中で途切れたとしても、データのタイトルなど記憶容量の小さい基本的な項目を優先してクライアントに記憶されるようにし、次回通信時に当該データが転送されるよう、ユーザがクライアント上でデータの重要度を変更できるようにすることを目的としたものである。
この発明に係るデータ同期システムは、データとこのデータのサーバにおけるサーバデータ重要度とを記憶したサーバと、前記サーバに記載された前記データの一部データとこの一部データのクライアントにおけるクライアントデータ重要度とを記憶したクライアントと、を備えたデータ同期システムであって、
前記サーバは、前記クライアントに記憶された前記クライアントデータ重要度と前記サーバデータ重要度とを基に前記クライアントに記憶された前記クライアントデータを更新する更新情報を生成し、
前記クライアントは、前記サーバにより生成された前記更新情報を前記クライアントデータに反映するものである。
前記サーバは、前記クライアントに記憶された前記クライアントデータ重要度と前記サーバデータ重要度とを基に前記クライアントに記憶された前記クライアントデータを更新する更新情報を生成し、
前記クライアントは、前記サーバにより生成された前記更新情報を前記クライアントデータに反映するものである。
この発明は、サーバがクライアントに記憶されたクライアントデータ重要度とサーバに記憶したサーバデータ重要度とを基にクライアントに記憶されたクライアントデータを更新する更新情報を生成し、クライアントがサーバにより生成された更新情報をクライアントデータに反映することにより、クライアントとサーバで記憶された両方のデータの重要度を反映し、使用される可能性の高いデータをクライアント2に記憶することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1のデータ同期システムの構成図である。
図1において、サーバ1と複数のクライアント2がネットワーク(図示せず)を介して接続されている。
サーバ1は、データを記憶するデータ記憶部11、サーバ1における各データの重要度を記憶する重要度記憶部12、クライアント2とのデータ転送を制御する転送制御部13、クライアント2に保存されたデータの重要度とサーバ1に保存されたデータの重要度との両方の値を用いて統合重要度を算出する統合重要度計算部14、クライアント2への更新指示である更新情報を生成する更新情報生成部15により構成されている。
また、クライアント2は、データを記憶するデータ記憶部21、クライアント2における各データの重要度を記憶する重要度記憶部22、サーバ1とのデータ転送を制御する転送制御部23により構成されている。
図1は、実施の形態1のデータ同期システムの構成図である。
図1において、サーバ1と複数のクライアント2がネットワーク(図示せず)を介して接続されている。
サーバ1は、データを記憶するデータ記憶部11、サーバ1における各データの重要度を記憶する重要度記憶部12、クライアント2とのデータ転送を制御する転送制御部13、クライアント2に保存されたデータの重要度とサーバ1に保存されたデータの重要度との両方の値を用いて統合重要度を算出する統合重要度計算部14、クライアント2への更新指示である更新情報を生成する更新情報生成部15により構成されている。
また、クライアント2は、データを記憶するデータ記憶部21、クライアント2における各データの重要度を記憶する重要度記憶部22、サーバ1とのデータ転送を制御する転送制御部23により構成されている。
図2は、クライアント2とサーバ1でそれぞれ記憶するデータと重要度の説明図である。
ここで、データはサーバ1のデータ記憶部11とクライアント2のデータ記憶部21にそれぞれ記憶され、また、重要度はサーバ1の重要度記憶部12とクライアント2の重要度記憶部22にそれぞれ記憶されている。この例では、画像データを記憶しており、画像データ毎に、一意に識別するためのID、タイトル、撮影日時、グループの情報、画像(本体)が記憶されている。
クライアント2のデータ記憶部21の容量は小さいため、クライアント2のデータ記憶部21に格納されたデータは、サーバ1のデータ記憶部11に格納されたデータのサブセットになっている。
以下では、クライアント2のデータ記憶部21に格納できる件数は3件であるとして説明する。また、重要度は、例えば、データの参照回数、ユーザによる入力などによって、クライアント2とサーバ1がそれぞれ記憶している。
ここで、データはサーバ1のデータ記憶部11とクライアント2のデータ記憶部21にそれぞれ記憶され、また、重要度はサーバ1の重要度記憶部12とクライアント2の重要度記憶部22にそれぞれ記憶されている。この例では、画像データを記憶しており、画像データ毎に、一意に識別するためのID、タイトル、撮影日時、グループの情報、画像(本体)が記憶されている。
クライアント2のデータ記憶部21の容量は小さいため、クライアント2のデータ記憶部21に格納されたデータは、サーバ1のデータ記憶部11に格納されたデータのサブセットになっている。
以下では、クライアント2のデータ記憶部21に格納できる件数は3件であるとして説明する。また、重要度は、例えば、データの参照回数、ユーザによる入力などによって、クライアント2とサーバ1がそれぞれ記憶している。
図3は、図2で示したサーバ1側のデータにID=006とID=007のデータが追加された時の、クライアント2とサーバ1でそれぞれ記憶するデータと重要度の説明図である。
図4は、サーバ1側にID=006とID=007のデータが追加された後の、クライアント2とサーバ1間のデータ同期処理の動作手順を示すフローチャートである。
図3および図4を参照してクライアント2とサーバ1間のデータ同期処理について説明する。
図4は、サーバ1側にID=006とID=007のデータが追加された後の、クライアント2とサーバ1間のデータ同期処理の動作手順を示すフローチャートである。
図3および図4を参照してクライアント2とサーバ1間のデータ同期処理について説明する。
まず、クライアント2は、サーバ1にクライアント情報を送信する。即ち、クライアント2の転送制御部23は、データ記憶部21に記憶されているデータのデータIDリスト(記憶IDリスト)と、重要度記憶部22に記憶されている重要度リストとをサーバ1へ送信する(ステップS1)。
続いて、サーバ1の転送制御部13が、クライアント2の転送制御部23から送信されたデータのIDのリストとクライアント2の重要度リストとを受信すると(ステップS2)、統合重要度計算部14がクライアント2の重要度リストとサーバ1の重要度リストから各データの統合重要度を計算し、この統合重要度から各データの統合重要度が含まれた統合重要度リストを生成する(ステップS3)。
続いて、サーバ1の転送制御部13が、クライアント2の転送制御部23から送信されたデータのIDのリストとクライアント2の重要度リストとを受信すると(ステップS2)、統合重要度計算部14がクライアント2の重要度リストとサーバ1の重要度リストから各データの統合重要度を計算し、この統合重要度から各データの統合重要度が含まれた統合重要度リストを生成する(ステップS3)。
ここで、サーバ1の統合重要度計算部14がステップS3で各データの統合重要度を計算し、この統合重要度から統合重要度リストを生成する処理動作について説明する。
図5は、統合重要度計算部14が各データの統合重要度を計算し、この統合重要度から統合重要度リストを生成する動作手順を示すフローチャートである。
まず、統合重要度の計算処理をする処理対象データに対応するクライアント2の重要度を、クライアント2から受信したクライアント重要度リストから取得する(ステップS11)。
次に、処理中のIDに対応するサーバ重要度を、サーバ1の重要度記憶部12に記憶されたサーバ重要度リストから取得する(ステップS12)。そして、ステップS11で取得したクライアント重要度と、ステップS12で取得したサーバ重要度とを用い、統合重要度算出ルールに基づき統合重要度を算出する(ステップS13)。
図5は、統合重要度計算部14が各データの統合重要度を計算し、この統合重要度から統合重要度リストを生成する動作手順を示すフローチャートである。
まず、統合重要度の計算処理をする処理対象データに対応するクライアント2の重要度を、クライアント2から受信したクライアント重要度リストから取得する(ステップS11)。
次に、処理中のIDに対応するサーバ重要度を、サーバ1の重要度記憶部12に記憶されたサーバ重要度リストから取得する(ステップS12)。そして、ステップS11で取得したクライアント重要度と、ステップS12で取得したサーバ重要度とを用い、統合重要度算出ルールに基づき統合重要度を算出する(ステップS13)。
統合重要度算出ルールは、統合重要度を算出する式などであり、例えば、クライアント2の重要度とサーバ1の重要度を2対1の比率で加算するといったルールである。この場合、統合重要度は、次の式(1)で計算できる。
[統合重要度]=[クライアントの重要度]×2+[サーバの重要度]×1 (1)
[統合重要度]=[クライアントの重要度]×2+[サーバの重要度]×1 (1)
そして、計算された統合重要度を統合重要度リストに記憶する(ステップS14)。
このように、サーバ1のデータ記憶部11が管理するデータのID毎に、ステップS11〜ステップS14の処理を繰り返すことで(ステップS15)、統合重要度リストを生成することができる。
図6は、統合重要度計算部14が図5のフローチャートに従って算出した統合重要度を基に生成した統合重要度リストの説明図である。ここで、クライアント2に格納可能な件数は3件であるため、統合重要度上位3位までのID=006、ID=003、ID=007のデータがクライアント2に記憶されるよう選択されたことになる。
このように、サーバ1のデータ記憶部11が管理するデータのID毎に、ステップS11〜ステップS14の処理を繰り返すことで(ステップS15)、統合重要度リストを生成することができる。
図6は、統合重要度計算部14が図5のフローチャートに従って算出した統合重要度を基に生成した統合重要度リストの説明図である。ここで、クライアント2に格納可能な件数は3件であるため、統合重要度上位3位までのID=006、ID=003、ID=007のデータがクライアント2に記憶されるよう選択されたことになる。
図4のフローチャートに戻り、サーバ1の更新情報生成部15が、統合重要度を基にクライアント2上のデータ記憶部21に記憶されたデータを更新するための情報である更新情報を生成する(ステップS4)。
ここで、更新情報生成部15がステップS4で更新情報を生成する時の処理動作について詳細に説明する。
図7は、更新情報生成部15が更新情報を生成する動作手順を示すフローチャートである。
まず、クライアント2への格納件数を示す「記憶件数」変数を0に初期化し、生成対象である更新情報を初期化する(ステップS21)。
次に、統合重要度リストの各データの統合重要度を重要度の高い順にソートし、重要度の高いデータを抽出する(ステップS22)。
続いて、抽出したデータ毎に、次の処理を繰り返す(ステップS23)。まず、最初に処理するデータに対して、「記憶件数」変数を1加算する(ステップS24)。そして、この「記憶件数」がクライアント2に格納可能な「上限件数」(3件)より大きいか否かをチェックする(ステップS25)。
図7は、更新情報生成部15が更新情報を生成する動作手順を示すフローチャートである。
まず、クライアント2への格納件数を示す「記憶件数」変数を0に初期化し、生成対象である更新情報を初期化する(ステップS21)。
次に、統合重要度リストの各データの統合重要度を重要度の高い順にソートし、重要度の高いデータを抽出する(ステップS22)。
続いて、抽出したデータ毎に、次の処理を繰り返す(ステップS23)。まず、最初に処理するデータに対して、「記憶件数」変数を1加算する(ステップS24)。そして、この「記憶件数」がクライアント2に格納可能な「上限件数」(3件)より大きいか否かをチェックする(ステップS25)。
「記憶件数」が「上限件数」以下の場合、処理中データをクライアント2に記憶するよう更新情報を生成する。この場合には、まず、処理中データがクライアント2に記憶済みか否かをチェックする(ステップS26)。このチェックは、クライアント2から受信した記憶IDリストに処理中のデータのデータIDが含まれているか否かによって判断できる。そして、クライアント2に記憶済みでない場合には、処理中データをクライアント2へ送信する必要があるため更新データとして更新情報へ追加する(ステップS27)。
「記憶件数」が「上限件数」より大きい場合、処理中データがクライアント2に記憶済みか否かをチェックする(ステップS28)。そして、クライアント2に記憶済みの場合は、処理中データをクライアント2に記載されたデータの中から削除する必要があるため処理中データのIDを削除対象として更新情報へ追加する(ステップS29)。
この後、統合重要度リストの各データについてステップS23〜ステップS29の処理を繰り返す(ステップS30)。
図8は、更新情報生成部15が図7のフローチャートに従って算出した更新情報の説明図である。
図8には、図6に示した統合重要度リストの上位3件のうち、クライアント2に記憶されていないID=006とID=007のデータが更新データとして含まれている。また、クライアント2に記憶されているデータのうち、統合重要度が低い2つであるID=001とID=005が削除対象として含まれている。
この後、統合重要度リストの各データについてステップS23〜ステップS29の処理を繰り返す(ステップS30)。
図8は、更新情報生成部15が図7のフローチャートに従って算出した更新情報の説明図である。
図8には、図6に示した統合重要度リストの上位3件のうち、クライアント2に記憶されていないID=006とID=007のデータが更新データとして含まれている。また、クライアント2に記憶されているデータのうち、統合重要度が低い2つであるID=001とID=005が削除対象として含まれている。
図4のフローチャートに戻り、サーバ1の転送制御部13は、生成された更新情報をクライアント2へ送信する(ステップS5)。そして、これを受信した(ステップS6)クライアント2の転送制御部23は、更新情報の内容をデータ記憶部21へ反映し更新する(ステップS7)。
図9は、クライアント2とサーバ1間のデータ同期処理により更新されたクライアント2とサーバ1に記憶されるデータと重要度の説明図である。
図9は、図3のデータと重要度に対し、クライアント2上の重要度は低い(値が0)が、サーバ1上の重要度が高いため、クライアント2にID=006とID=007のデータが追加されている。また、サーバ1上の重要度は高い(値が7)がクライアント2の重要度の低いID=001とID=005のデータが削除されている。また、サーバ1上の重要度は低い(値が5)がクライアント2の重要度の高いID=003のデータは削除されていない。
図9は、図3のデータと重要度に対し、クライアント2上の重要度は低い(値が0)が、サーバ1上の重要度が高いため、クライアント2にID=006とID=007のデータが追加されている。また、サーバ1上の重要度は高い(値が7)がクライアント2の重要度の低いID=001とID=005のデータが削除されている。また、サーバ1上の重要度は低い(値が5)がクライアント2の重要度の高いID=003のデータは削除されていない。
上記の説明においては、統合重要度算出ルールはあらかじめ決められたものとしたが、ユーザが変更できるようにしてもよい。
図10は、統合重要度算出ルールの設定画面の説明図である。
図10の例では、クライアント2の重要度とサーバ1の重要度を3対2の比率で加算するというルールを示している。このように、ユーザが統合重要度算出ルールを変更できるようにすることで、例えば、ユーザの意思を反映した形で統合重要度を算出することができるため、クライアント2がユーザに適したユーザ向けのデータを記憶することができる。
また、この統合重要度算出ルールは、ユーザがサーバ1上で直接設定するだけでなく、クライアント2に記憶しておき、データ同期処理前にサーバ1へ送付するようにしてもよい。
図10は、統合重要度算出ルールの設定画面の説明図である。
図10の例では、クライアント2の重要度とサーバ1の重要度を3対2の比率で加算するというルールを示している。このように、ユーザが統合重要度算出ルールを変更できるようにすることで、例えば、ユーザの意思を反映した形で統合重要度を算出することができるため、クライアント2がユーザに適したユーザ向けのデータを記憶することができる。
また、この統合重要度算出ルールは、ユーザがサーバ1上で直接設定するだけでなく、クライアント2に記憶しておき、データ同期処理前にサーバ1へ送付するようにしてもよい。
図4のステップS4の処理で求められたクライアント2へ送信する更新情報(図8参照)は、クライアント2に送信する更新情報としてID=006とID=007のデータを追加するとともに、ID=001とID=005のデータを削除することを示している。ここで、図4のステップS3の処理で求められた統合重要度リスト(図6参照)によれば、削除対象であるID=005と追加対象であるID=007の統合重要度の差はわずか1であり、ユーザが利用する可能性もほとんどかわらない。そこで、追加対象データと削除対象データの統合重要度の差がわずかである場合には、追加対象データをサーバ1からクライアント2へ転送しないようにすれば、通信量を削減することができる。
この通信量を削減することを目的として、統合重要度を算出する際に、クライアント1に追加対象データが存在するか否か(クライアント2に追加対象データが記憶済みか否か)、すなわち、クライアント1へ追加データを転送する必要があるか否か(転送要否)も加味するようにしてもよい。
この通信量を削減することを目的として、統合重要度を算出する際に、クライアント1に追加対象データが存在するか否か(クライアント2に追加対象データが記憶済みか否か)、すなわち、クライアント1へ追加データを転送する必要があるか否か(転送要否)も加味するようにしてもよい。
図11は、統合重要度計算部14がクライアント2への転送要否を加味して統合重要度を計算し、この統合重要度から統合重要度リストを生成する動作手順を示すフローチャートである。
図11は、図5に対し、処理中データがクライアント2内に記憶済みか否かをチェックする処理(ステップS31)が追加されている。このチェックは、クライアント2から受信した記憶IDリストに処理中のデータのデータIDが含まれているか否かによって判断できる。また、この場合、クライアント2内に記憶済みか否かの情報も含んだ統合重要度算出ルールを用いて統合重要度を算出する(ステップS13)。この場合、統合重要度は、次の式(2)で計算できる。
[統合重要度]=[クライアントの重要度]×2+[サーバの重要度]×1
+[クライアントに記憶済み]×5 (2)
図11は、図5に対し、処理中データがクライアント2内に記憶済みか否かをチェックする処理(ステップS31)が追加されている。このチェックは、クライアント2から受信した記憶IDリストに処理中のデータのデータIDが含まれているか否かによって判断できる。また、この場合、クライアント2内に記憶済みか否かの情報も含んだ統合重要度算出ルールを用いて統合重要度を算出する(ステップS13)。この場合、統合重要度は、次の式(2)で計算できる。
[統合重要度]=[クライアントの重要度]×2+[サーバの重要度]×1
+[クライアントに記憶済み]×5 (2)
ここで、[クライアント2に記憶済み]変数は、処理中データがクライアント2に記憶済みの場合「1」、記憶済みでない場合「0」となる。そのため、統合重要度は、処理中データがクライアント2に記憶済みの場合にのみ「5」が加算される。
図12は、統合重要度計算部14が、クライアント2への転送要否を加味して算出した統合重要度を基に生成した統合重要度リストの説明図である。図12は、転送要否を加味しない場合の図6に対し、クライアント2に記憶済みのデータ(ID=001、003、005)について、統合重要度が「5」加算されている。
図12は、統合重要度計算部14が、クライアント2への転送要否を加味して算出した統合重要度を基に生成した統合重要度リストの説明図である。図12は、転送要否を加味しない場合の図6に対し、クライアント2に記憶済みのデータ(ID=001、003、005)について、統合重要度が「5」加算されている。
図13は、更新情報生成部15が図12の統合重要度リストを基に生成した更新情報の説明図である。
図13は、転送要否を加味しない場合の図8の更新情報に対し、追加対象としてのID=007の更新データが含まれておらず、削除対象としてID=005のデータも含まれておらず、更新情報のサイズは小さい。
このように、統合重要度の算出にクライアント2への転送要否(クライアントに記憶済みか否か)を加味することにより、サーバ1からクライアント2への転送量が削減されるという利点がある。この際、クライアント2へ追加しなかったデータと、クライアント2から削除しなかったデータの統合重要度の差は小さいため、ユーザがデータを利用しようとした際にクライアント2に存在しない確率はほとんど変わらない。
図13は、転送要否を加味しない場合の図8の更新情報に対し、追加対象としてのID=007の更新データが含まれておらず、削除対象としてID=005のデータも含まれておらず、更新情報のサイズは小さい。
このように、統合重要度の算出にクライアント2への転送要否(クライアントに記憶済みか否か)を加味することにより、サーバ1からクライアント2への転送量が削減されるという利点がある。この際、クライアント2へ追加しなかったデータと、クライアント2から削除しなかったデータの統合重要度の差は小さいため、ユーザがデータを利用しようとした際にクライアント2に存在しない確率はほとんど変わらない。
また、上記では、クライアント2から記憶IDリストと重要度リストをサーバ1へ転送しサーバ1上でクライアント2が記憶すべきデータを選択する場合について説明したが、サーバ1から記憶IDリストと重要度リストをクライアント2へ送信し、クライアント2側でクライアント2が記憶すべきデータを選択するようにしてもよい。
さらに、上記では、記憶IDリストとしてクライアント2が記憶する全てのIDと、重要度リストとしてクライアント2が記憶する全ての重要度とをクライアント2からサーバ1へ転送するとして説明したが、前回データ同期実行時の記憶IDリストと重要度リストをサーバ1が記憶しておき、前回データ同期実行時から変更された内容のみを転送するようにしてもよい。
以上のように本実施の形態によれば、クライアント2上に記憶されたデータの重要度、及び、サーバ1上に記憶されたデータの重要度から、統合重要度算出ルールに従って統合重要度を算出し、この統合重要度に応じてクライアント2に記憶するデータを選択するため、クライアント2とサーバ1で記憶された両方のデータの重要度を反映し、使用される可能性の高いデータをクライアント2に記憶することができるという利点がある。例えば、サーバ1上にのみ存在しクライアント2には記憶されていないデータであっても、サーバ1上での重要度が高ければ、クライアント2へ転送される。
また、サーバ1上の重要度が低くても、クライアント2での利用頻度が高いなどクライアント2上の重要度が高ければ、クライアント2から削除されない。これにより、例えば、クライアント2上でユーザ個人の好みに依存する重要度を記憶し、サーバ1上では他のユーザを含めた人気に依存する重要度を記憶する場合、クライアント2のユーザ個人と、他のユーザの人気の両方を加味し、使用頻度の高いデータをクライアント2に記憶することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、クライアント2とサーバ1で記憶したデータ毎の重要度を元に統合重要度の算出度を算出する場合について説明したが、本実施の形態では、さらにデータの属するグループの重要度も加味する場合について説明する。
実施の形態1では、クライアント2とサーバ1で記憶したデータ毎の重要度を元に統合重要度の算出度を算出する場合について説明したが、本実施の形態では、さらにデータの属するグループの重要度も加味する場合について説明する。
図14は、実施の形態2のデータ同期システムの構成図であり、図1と同一符号は同一または相当部分を示し説明を省略する。図14において、グループ重要度記憶部16がサーバ1に、グループ重要度記憶部26がクライアント2に追加されている。
図15は、クライアント2とサーバ1で記憶するグループ重要度の説明図である。それぞれ、データの属するグループ毎に重要度が記憶されている。
図15は、クライアント2とサーバ1で記憶するグループ重要度の説明図である。それぞれ、データの属するグループ毎に重要度が記憶されている。
次に、実施の形態1の図3と同様に、サーバ1側にID006とID007のデータが追加された後の、クライアント2とサーバ1間のデータ同期処理について説明する。基本的な処理動作は、実施の形態1の図4のフローチャートと同様であるが、一部異なる点について以下に説明する。
まず、クライアント2からサーバ1へのクライアント情報送信処理においては、実施の形態1で述べたクライアント2の重要度リスト、及び、記憶IDリストに加え、グループ重要度記憶部26に記憶されているグループ重要度リストも送信する(ステップS1)。
まず、クライアント2からサーバ1へのクライアント情報送信処理においては、実施の形態1で述べたクライアント2の重要度リスト、及び、記憶IDリストに加え、グループ重要度記憶部26に記憶されているグループ重要度リストも送信する(ステップS1)。
次に、統合重要度計算部14による統合重要度の算出処理では、実施の形態1で用いたクライアント2の重要度リストとサーバ1の重要度リストに加え、ステップS2で受信したクライアント2のグループ重要度リスト、及び、サーバ1のグループ重要度記憶部26に記憶されたサーバ1の重要度リストから統合重要度を算出する(ステップS3)。
ここで、サーバ1の統合重要度計算部14がステップS3で統合重要度を計算し、この統合重要度から統合重要度リストを生成する処理動作について説明する。
図16は、統合重要度計算部14が統合重要度を計算し、この統合重要度から統合重要度リストを生成する動作手順を示すフローチャートであり、図5のフローチャートに対し、クライアント2のグループ重要度リストから処理中データのグループ重要度を取得する処理(ステップS41)と、サーバ1のグループ重要度リストから処理中データのグループ重要度を取得する処理(ステップS42)と、が追加されている。
これらの処理は、対象データのグループに一致する重要度を図15に示したグループ重要度のリストから検索することで行われる。
図16は、統合重要度計算部14が統合重要度を計算し、この統合重要度から統合重要度リストを生成する動作手順を示すフローチャートであり、図5のフローチャートに対し、クライアント2のグループ重要度リストから処理中データのグループ重要度を取得する処理(ステップS41)と、サーバ1のグループ重要度リストから処理中データのグループ重要度を取得する処理(ステップS42)と、が追加されている。
これらの処理は、対象データのグループに一致する重要度を図15に示したグループ重要度のリストから検索することで行われる。
また、統合重要度を算出する(ステップS13)ための統合重要度算出ルールには、クライアント2のグループ重要度、及び、サーバ1のグループ重要度も用いて算出するものが用いられる。この場合、統合重要度は、次の式(3)で計算できる。
[統合重要度]=[クライアントの重要度]×2+[サーバの重要度]×1
+[クライアントのグループ重要度]×3+[サーバのグループ重要度]×1 (3)
[統合重要度]=[クライアントの重要度]×2+[サーバの重要度]×1
+[クライアントのグループ重要度]×3+[サーバのグループ重要度]×1 (3)
図17は、統合重要度計算部14が図16のフローチャートに従って算出した統合重要度の説明図であり、図6の統合重要度リストの例に対し、各データの属するグループのグループ重要度に応じて値が加算されている。
以降のデータ同期処理は、実施の形態1と同様であるので説明を省略するが、統合重要度リストが異なるため、データ同期処理後にクライアント2に記憶されるデータは異なる。
本実施の形態におけるデータ同期処理後のデータと重要度を図18に示す。ここでは、グループ「花子」のグループ重要度が高いため、実施の形態1の図9のクライアント2側に記載されているID=007の代わりにID=001のデータがクライアント2側に記憶されている。
なお、本実施の形態のおける統合重要度は、クライアントのグループ重要度とサーバのグループ重要度とを基に求める場合について説明したが、クライアントのグループ重要度またはサーバのグループ重要度のいずれかを基に求めるようにしても同様の効果を得ることができる。
以降のデータ同期処理は、実施の形態1と同様であるので説明を省略するが、統合重要度リストが異なるため、データ同期処理後にクライアント2に記憶されるデータは異なる。
本実施の形態におけるデータ同期処理後のデータと重要度を図18に示す。ここでは、グループ「花子」のグループ重要度が高いため、実施の形態1の図9のクライアント2側に記載されているID=007の代わりにID=001のデータがクライアント2側に記憶されている。
なお、本実施の形態のおける統合重要度は、クライアントのグループ重要度とサーバのグループ重要度とを基に求める場合について説明したが、クライアントのグループ重要度またはサーバのグループ重要度のいずれかを基に求めるようにしても同様の効果を得ることができる。
以上のように本実施の形態によれば、クライアント2上に記憶されたデータの重要度とグループの重要度、及び、サーバ1上に記憶されたデータの重要度とサーバ1の重要度から、統合重要度算出ルールに従って統合重要度を算出し、この統合重要度に応じてクライアント2に記憶するデータを選択する。そのため、クライアント2とサーバ1で記憶された両方の重要度、及び、各データが属するグループの重要度をも反映するため、より使用される可能性の高いデータがクライアント2に記憶されるという利点がある。例えば、サーバ1に新しいデータが追加された場合、そのデータの属するグループの重要度を高くしておけば、クライアント2にとって未知のデータであっても、優先してクライアント2へ転送するようにすることができる。
なお、ここではデータの重要度リストと、グループの重要度リストの両方を、クライアント2からサーバ1へ転送すると述べたが、グループの重要度リストのみを転送するようにしてもよい。データの重要度リストの転送を省略することで通信量を削減できるという利点がある。
また、さらにクライアント2又はサーバ1で管理する重要度リストを、グループの重要度リストのみにしてもよい。データの重要度リストを記憶しないことで、記憶容量を削減できるという利点がある。
また、さらにクライアント2又はサーバ1で管理する重要度リストを、グループの重要度リストのみにしてもよい。データの重要度リストを記憶しないことで、記憶容量を削減できるという利点がある。
実施の形態3.
実施の形態1では、クライアント2とサーバ1内に記憶した重要度に基づきクライアント2に記憶すべきデータを選択する方法について説明したが、本実施の形態では、各データの項目をレベル付けして管理し、メモリ容量を消費する画像(本体)のような項目は記憶できなくとも、メモリ容量をあまり消費しないタイトルやサムネイルなどの項目については記憶できるようにする場合について説明する。
実施の形態1では、クライアント2とサーバ1内に記憶した重要度に基づきクライアント2に記憶すべきデータを選択する方法について説明したが、本実施の形態では、各データの項目をレベル付けして管理し、メモリ容量を消費する画像(本体)のような項目は記憶できなくとも、メモリ容量をあまり消費しないタイトルやサムネイルなどの項目については記憶できるようにする場合について説明する。
本実施の形態におけるデータ同期システムの構成は、実施の形態1の図1と同様であるので説明は省略する。
図19は、クライアント2とサーバ1でそれぞれ記憶するデータと重要度の説明図であり、図3に示した重要度に対し、各データにはサムネイルの項目が追加されている。また、データの項目は、詳細レベルに分類されており、レベル1にはタイトル、撮影日時、グループ、サムネイルが属し、レベル2には画像(本体)が属する。
図19は、クライアント2とサーバ1でそれぞれ記憶するデータと重要度の説明図であり、図3に示した重要度に対し、各データにはサムネイルの項目が追加されている。また、データの項目は、詳細レベルに分類されており、レベル1にはタイトル、撮影日時、グループ、サムネイルが属し、レベル2には画像(本体)が属する。
ここで、レベル1に属する項目は、レベル2に属する画像に比べて小さなサイズのため、クライアント2のデータ記憶部の容量を圧迫しない。そのため、実施の形態1の図3ではクライアント2に記憶されていなかったID=002とID=004のデータについても、図19のようにレベル1のデータであるID=002とID=004のデータが記憶されている。
以下では、クライアント2のデータ記憶部21において、レベル1のデータを格納できる件数は制限なし、レベル2のデータを格納できる件数は3件であるとして説明する。
また、データの概要を把握できるタイトルやサムネイルなどの項目が記憶されているので、クライアント2上でデータを選択して重要度を変更することができる。ここでは、実施の形態1の図3に対してID=004のデータの重要度が10に変更されている。
以下では、クライアント2のデータ記憶部21において、レベル1のデータを格納できる件数は制限なし、レベル2のデータを格納できる件数は3件であるとして説明する。
また、データの概要を把握できるタイトルやサムネイルなどの項目が記憶されているので、クライアント2上でデータを選択して重要度を変更することができる。ここでは、実施の形態1の図3に対してID=004のデータの重要度が10に変更されている。
次に、クライアント2とサーバ1間のデータ同期処理について説明する。基本的な動作は、実施の形態1の図4と同様であるが、一部異なる点について図4を参照して説明する。
まず、クライアント2からサーバ1へのクライアント情報送信処理(ステップS1)では、実施の形態1と同様に、クライアント2の重要度リスト、及び、記憶IDリストを転送するが、記憶IDリストにはクライアント2に記憶されている詳細レベルも含まれる。
まず、クライアント2からサーバ1へのクライアント情報送信処理(ステップS1)では、実施の形態1と同様に、クライアント2の重要度リスト、及び、記憶IDリストを転送するが、記憶IDリストにはクライアント2に記憶されている詳細レベルも含まれる。
図20は、記憶IDリストの説明図である。記憶IDリストには、クライアント2のデータ記憶部21に格納されているデータのIDと、記憶されている詳細レベルが含まれる。例えば、ID=001のデータはレベル2に属する画像まで記憶されているので詳細レベル=2、ID=002のデータはレベル1に属する項目までしか記憶されていないので詳細レベル=1となっている。
続いて、図4のステップS3の統合重要度リスト算出処理は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。但し、本実施の形態で算出される統合重要度は、実施の形態1の図3の重要度と異なるため、算出される統合重要度は実施の形態1の図6の統合重要度リストとは異なり、図21に示すとおりである。
次に、図4のステップS4でクライアント更新情報生成処理が行われる。
図22は、本実施の形態において、更新情報生成部15が更新情報を生成する動作手順を示すフローチャートである。
ステップS21〜ステップS25の処理は、実施の形態1の図7と同様であるので、説明を省略する。
ステップS25で「記憶件数」が「上限件数」以下の場合、レベル2の詳細レベルまで処理中データをクライアント2に記憶するよう更新情報を生成するために、まず、処理中データのクライアント2での詳細レベルをチェックする(ステップS51)。これは、クライアント2から受信した記憶IDリストで判断できる。
図22は、本実施の形態において、更新情報生成部15が更新情報を生成する動作手順を示すフローチャートである。
ステップS21〜ステップS25の処理は、実施の形態1の図7と同様であるので、説明を省略する。
ステップS25で「記憶件数」が「上限件数」以下の場合、レベル2の詳細レベルまで処理中データをクライアント2に記憶するよう更新情報を生成するために、まず、処理中データのクライアント2での詳細レベルをチェックする(ステップS51)。これは、クライアント2から受信した記憶IDリストで判断できる。
クライアント2に記憶済みでない場合には、処理中データのレベル1とレベル2の項目をクライアント2へ送信する必要があるため更新情報へ追加する(ステップS52)。
クライアント2にレベル1まで記憶済みの場合には、処理中データのレベル2の項目をクライアント2へ送信する必要があるため更新情報へ追加する(ステップS53)。
既に、クライアント2にレベル2まで記憶済みの場合には、変更する必要はないためなにもしない。
クライアント2にレベル1まで記憶済みの場合には、処理中データのレベル2の項目をクライアント2へ送信する必要があるため更新情報へ追加する(ステップS53)。
既に、クライアント2にレベル2まで記憶済みの場合には、変更する必要はないためなにもしない。
ステップS25で「記憶件数」が「上限件数」より大きい場合、レベル1の詳細レベルまで処理中データをクライアント2に記憶するよう更新情報を生成するために、まず、処理中データのクライアント2での詳細レベルをチェックする(ステップS54)。
クライアント2に記憶済みでない場合には、処理中データのレベル1の項目をクライアント2へ送信する必要があるため更新情報へ追加する(ステップS55)。
クライアント2にレベル1まで記憶済みの場合には、変更する必要はないためなにもしない。
クライアント2にレベル2まで記憶済みの場合には、レベル1に変更する必要があるため、削除対象としてIDと詳細レベル2を更新情報へ追加する(ステップS56)。
この後、統合重要度リストの各データについてステップS23〜ステップS56の処理を繰り返す(ステップS30)。
クライアント2に記憶済みでない場合には、処理中データのレベル1の項目をクライアント2へ送信する必要があるため更新情報へ追加する(ステップS55)。
クライアント2にレベル1まで記憶済みの場合には、変更する必要はないためなにもしない。
クライアント2にレベル2まで記憶済みの場合には、レベル1に変更する必要があるため、削除対象としてIDと詳細レベル2を更新情報へ追加する(ステップS56)。
この後、統合重要度リストの各データについてステップS23〜ステップS56の処理を繰り返す(ステップS30)。
図23は、更新情報生成部15により図21の更新情報生成処理で算出された更新情報の説明図である。
ID=001とID=005のデータについては、記憶する詳細レベルをレベル2からレベル1へ下げる必要があるため、削除対象として削除後の詳細レベルを1として含まれており、ID=004については、クライアント2でレベル2まで記憶するが、既にレベル1の項目はクライアント2に記憶済みであるため、レベル2の更新データのみが含まれている。
また、ID=006については、クライアント2でレベル2まで記憶するようにするが、現状クライアント2には記憶されていないため、レベル1とレベル2の更新データが含まれている。ID=007については、クライアント2でレベル1まで記憶するようにするが、クライアント2には記憶されていないため、レベル1の更新データが含まれている。
ID=001とID=005のデータについては、記憶する詳細レベルをレベル2からレベル1へ下げる必要があるため、削除対象として削除後の詳細レベルを1として含まれており、ID=004については、クライアント2でレベル2まで記憶するが、既にレベル1の項目はクライアント2に記憶済みであるため、レベル2の更新データのみが含まれている。
また、ID=006については、クライアント2でレベル2まで記憶するようにするが、現状クライアント2には記憶されていないため、レベル1とレベル2の更新データが含まれている。ID=007については、クライアント2でレベル1まで記憶するようにするが、クライアント2には記憶されていないため、レベル1の更新データが含まれている。
図4に戻り、サーバ1の転送制御部13は、生成された更新情報をクライアント2へ送信する(ステップS5)。これを受信した(ステップS6)クライアント2の転送制御部23は、更新情報に従ってデータ記憶部21を更新する。
図24は、上記の処理により更新されたクライアント2とサーバ1内に記憶されるデータと重要度の説明図である。サーバ1に記憶された全データのレベル1の項目は、クライアント2に記憶されている。また、サイズの大きいレベル2の項目は、統合重要度の高い3件が記憶されている。
図24は、上記の処理により更新されたクライアント2とサーバ1内に記憶されるデータと重要度の説明図である。サーバ1に記憶された全データのレベル1の項目は、クライアント2に記憶されている。また、サイズの大きいレベル2の項目は、統合重要度の高い3件が記憶されている。
以上のように本実施の形態においては、データの項目をレベル付けして管理することで、詳細レベル毎にクライアント2へ記憶するか否かをサーバ1は選択できる。そのため、詳細レベルの高いメモリ容量を消費する項目は記憶できなくとも、詳細レベルの低いメモリ容量をあまり消費しない項目については記憶できる。例えば、画像データの場合、詳細レベルの高い画像本体などはクライアント2に記憶されていなくとも、詳細レベルの低いタイトルやサムネイルなどの項目はクライアント2に記憶されるため、ユーザはそれを見て次回データ同期実行時にクライアント2へ転送されるよう重要度を変更することができる。
また、データを詳細レベル毎に転送することで、既にクライアント2に記憶済みの詳細レベルに属する項目を転送する必要がないため、転送サイズを削減することができる。例えば、図23において、ID=004のデータについては、レベル1更新データを転送しなくて済むため、その分転送サイズが削減されている。
さらに、詳細レベルの低い項目を先に転送することで、無線通信などで通信が途中で切れてしまった場合であっても、詳細レベルの低い項目だけはクライアント2に記憶させることができる。例えば、図23の更新情報をサーバ1からクライアント2へ転送する途中、レベル1更新データまで転送された時点で通信が途切れた場合、それ以前に受信したデータをクライアント2内のデータ記憶部に反映すると、クライアント2とサーバ1内に記憶されるデータと重要度は図25のようになる。クライアント2に詳細レベルの高い画像は記憶されないものの、詳細レベルの低いタイトルやサムネイルなどは記憶されているので、ユーザはそれを見て次回データ同期実行時にクライアント2へ転送されるよう重要度を変更することができる。
また、重要度の高い順にデータを転送するようにすれば、一つのレベルのデータを転送する途中で通信が途切れても、重要度の高いデータがクライアント2に記憶される。
また、重要度の高い順にデータを転送するようにすれば、一つのレベルのデータを転送する途中で通信が途切れても、重要度の高いデータがクライアント2に記憶される。
実施の形態4.
実施の形態1では、重要度についてデータの参照回数やユーザによる入力などによる例について説明したが、本実施の形態では、サーバの重要度を複数のクライアントの重要度から求める場合について説明する。
図26は、サーバ1の重要度を複数のクライアントの重要度から求める場合の重要度管理例の説明図である。
サーバ1の重要度記憶部12は、クライアント毎にデータ同期時に受信したクライアントの重要度リストの値から算出した値をサーバ1の重要度として記憶しておく。図26の例では、クライアントAの重要度とクライアントBの重要度を加算したものをサーバ1の重要度とする場合を示している。
実施の形態1では、重要度についてデータの参照回数やユーザによる入力などによる例について説明したが、本実施の形態では、サーバの重要度を複数のクライアントの重要度から求める場合について説明する。
図26は、サーバ1の重要度を複数のクライアントの重要度から求める場合の重要度管理例の説明図である。
サーバ1の重要度記憶部12は、クライアント毎にデータ同期時に受信したクライアントの重要度リストの値から算出した値をサーバ1の重要度として記憶しておく。図26の例では、クライアントAの重要度とクライアントBの重要度を加算したものをサーバ1の重要度とする場合を示している。
上記のように管理することで、サーバ1の重要度は複数のクライアントの重要度を反映したものとなるため、クライアントに記憶すべきデータをより適切に選択できる。また、上記ではクライアントの重要度をそのままサーバ1の重要度に反映することとしたが、クライアントは自端末向けの重要度と、サーバ1の重要度算出に用いる重要度を別に管理することとしてもよい。この場合の重要度管理例の説明図を図27に示す。
図27において、クライアントA、Bは、自端末用とサーバ用の2つの重要度を管理する。サーバ1は、クライアント毎にサーバ用重要度を記憶しておき、これを用いてサーバ重要度を算出する。この算出した値をサーバ1の重要度としてサーバ1の重要度記憶部12に記憶しておく。
重要度を自端末用とサーバ用に分けることは、あるクライアントが自端末では利用したいが他のクライアントへの転送を抑制したいようなデータの場合に有効である。例えば、あるユーザが画像をサーバに記憶したが、近いうちに編集する予定であるため他のクライラントへの転送はさせたくないような場合に用いる。
図27において、ID=007のデータでは、クライアントBの自端末用重要度は40と高い値になっているが、サーバ用重要度は−20と低い値になっている。その結果、サーバ重要度は−20と低い値になるため、クライアントAへ転送されにくい。
一方、クライアントBについては、自端末用重要度がサーバ用重要度よりも十分に大きいため、データは記憶される。
上記のように管理することで、各クライアントは他のクライアントへのデータ転送を抑制することができる。
重要度を自端末用とサーバ用に分けることは、あるクライアントが自端末では利用したいが他のクライアントへの転送を抑制したいようなデータの場合に有効である。例えば、あるユーザが画像をサーバに記憶したが、近いうちに編集する予定であるため他のクライラントへの転送はさせたくないような場合に用いる。
図27において、ID=007のデータでは、クライアントBの自端末用重要度は40と高い値になっているが、サーバ用重要度は−20と低い値になっている。その結果、サーバ重要度は−20と低い値になるため、クライアントAへ転送されにくい。
一方、クライアントBについては、自端末用重要度がサーバ用重要度よりも十分に大きいため、データは記憶される。
上記のように管理することで、各クライアントは他のクライアントへのデータ転送を抑制することができる。
1 サーバ、2 クライアント、11 データ記憶部、12 重要度記憶部、13 転送制御部、14 統合重要度計算部、15 更新情報生成部、16 グループ重要度記憶部、21 データ記憶部、22 重要度記憶部、23 転送制御部、26 グループ重要度記憶部。
Claims (17)
- データとこのデータのサーバにおけるサーバデータ重要度とを記憶したサーバと、前記サーバに記載された前記データの一部データとこの一部データのクライアントにおけるクライアントデータ重要度とを記憶したクライアントと、を備えたデータ同期システムであって、
前記サーバは、前記クライアントに記憶された前記クライアントデータ重要度と前記サーバデータ重要度とを基に前記クライアントに記憶された前記クライアントデータを更新する更新情報を生成し、
前記クライアントは、前記サーバにより生成された前記更新情報を前記クライアントデータに反映することを特徴とするデータ同期システム。 - 前記クライアントは、前記一部データと前記クライアントデータ重要度とを記憶するクライアント記憶手段を備え、
前記サーバは、前記データと前記サーバデータ重要度とを記憶するサーバ記憶手段と、前記サーバデータ重要度と前記クライアント記憶手段により記憶された前記クライアントデータ重要度とを基に統合重要度を算出し統合重要度リストを生成する統合重要度計算手段と、前記統合重要度計算手段により生成された前記統合重要度リストを基に前記更新情報を生成する更新情報生成手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ同期システム。 - 前記統合重要度計算手段は、予め決められた統合重要度算出ルールに基づいて前記統合重要度を算出し前記統合重要度リストを生成することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。
- 統合重要度算出ルールは、ユーザからの要求に基づいて変更されることを特徴とする請求項3記載のデータ同期システム。
- 前記クライアント記憶手段により記憶される前記一部データの数は上限値が決められ、
前記更新情報生成手段は、前記クライアント記憶手段により記憶された前記一部データが前記上限値以下で、且つ前記クライアント記憶手段に記憶済みでない場合に前記一部データを前記更新情報に追加することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。 - 前記クライアント記憶手段により記憶される前記一部データと前記クライアントデータ重要度とは上限値が決められ、
前記更新情報生成手段は、前記クライアント記憶手段により記憶された前記一部データが前記上限値以上で、且つ前記クライアント記憶手段に記憶済みの場合に前記一部データを前記更新情報から削除することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。 - 前記統合重要度計算手段は、前記統合重要度を算出する処理データに対応する前記一部データと前記クライアントデータ重要度とが前記クライアント記憶手段に記憶されているか否かに基づいて前記統合重要度を算出し前記統合重要度リストを生成することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。
- 前記クライアントは、前記一部データの属するグループのクライアントグループ重要度を記憶するクライアントグループ重要度記憶手段を備え、
前記サーバは、前記データの属するグループのサーバグループ重要度を記憶するサーバグループ重要度記憶手段を備え、
前記前記統合重要度計算手段は、前記クライアントグループ重要度記憶手段に記憶された前記クライアントグループ重要度又は前記サーバグループ重要度記憶手段に記憶された前記サーバグループ重要度、或いは前記クライアントグループ重要度と前記サーバグループ重要度とを基に統合重要度を算出し統合重要度リストを生成することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。 - 前記クライアント記憶手段は、前記一部データを記憶容量別に分類した詳細レベルを記憶し、
前記更新情報生成手段は、前記詳細レベルを基に前記更新情報を生成することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。 - 前記クライアント記憶手段は、前記一部データを記憶容量の低い第1のデータと記憶容量の高い第2のデータとに分類したそれぞれ第1の詳細レベルと第2の詳細レベルとを記憶し、
前記更新情報生成手段は、前記第1の詳細レベルと前記第2の詳細レベルとを基に前記更新情報を生成することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。 - 前記クライアント記憶手段により記憶される前記一部データの数は上限値が決められ、
前記更新情報生成手段は、前記クライアント記憶手段により記憶された前記一部データが前記上限値以下で、且つ前記クライアント記憶手段に前記第1の詳細レベルと前記第2の詳細レベルとが記憶済みでない場合に前記第1のデータと前記第2のデータとを前記更新情報に追加することを特徴とする請求項10記載のデータ同期システム。 - 前記更新情報生成手段は、前記クライアント記憶手段により記憶された前記一部データが前記上限値以下で、且つ前記クライアント記憶手段に前記第1の詳細レベルが記録済みの場合に前記第2のデータを前記更新情報に追加することを特徴とする請求項11記載のデータ同期システム。
- 前記更新情報生成手段は、前記クライアント記憶手段により記憶された前記一部データが前記上限値以上で、且つ前記クライアント記憶手段に前記第1の詳細レベルと前記前記第2の詳細レベルとが記憶済みでない場合に前記第2のデータを前記更新情報に追加することを特徴とする請求項11記載のデータ同期システム。
- 前記更新情報生成手段は、前記クライアント記憶手段により記憶された前記一部データが前記上限値以上で、且つ前記クライアント記憶手段に前記第2の詳細レベルが記録済みの場合に前記第2のデータを前記更新情報から削除することを特徴とする請求項11記載のデータ同期システム。
- 前記サーバ記憶手段は、複数のクライアントから受信した複数のクライアントデータ重要度により算出された値を前記サーバデータ重要度として記憶することを特徴とする請求項2記載のデータ同期システム。
- 前記複数のクライアントから受信した複数のクライアントデータ重要度は、それぞれ自端末用クライアントデータ重要度とサーバ用クライアントデータ重要度とを含むことを特徴とする請求項15記載のデータ同期システム。
- データとこのデータのサーバにおけるサーバデータ重要度とを記憶したサーバと、前記サーバに記載された前記データの一部データとこの一部データのクライアントにおけるクライアントデータ重要度とを記憶したクライアントと、を備えたデータ同期システムにおけるデータ同期方法であって、
前記クライアントは、前記一部データと前記クライアントデータ重要度とを記憶するクライアント記憶ステップと、
前記サーバは、前記データと前記サーバデータ重要度とを記憶するサーバ記憶ステップと、前記サーバ記憶ステップにより記憶された前記サーバデータ重要度と前記クライアント記憶ステップにより記憶された前記クライアントデータ重要度とを基に統合重要度を算出し統合重要度リストを生成する統合重要度計算ステップと、前記統合重要度計算ステップにより生成された前記統合重要度リストを基に前記更新情報を生成する更新情報生成ステップと、を備えたことを特徴とするデータ同期方法。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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