JP2009197840A - アンカー - Google Patents

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Abstract

【課題】 壁板の裏面に対して充填材を広く、かつ、薄く固定させることができるアンカーを提供する。
【解決手段】壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる軸体と、軸体の他端側から錘状に広がる傘シートと、軸体の一端側から放射状に伸びて傘シートを錘状に広げる少なくとも3本の枠骨とを備えたアンカーにおいて、枠骨を弾性体とし、枠骨(又は傘シート)を軸体に対して長手方向へ移動可能に取り付けることにより、傘シートを錘状に広げる枠骨の弾性力を抗するように外力を加えることによって枠骨(又は傘シート)が軸体の他端側へ移動して枠骨が軸体側へ綴じると共に該傘シートが折り畳まれる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンカーに関するものである。
周知のとおり、建物の内壁として使用される石膏ボードなどの比較的薄く脆い壁板に対して手摺りなどの部材をネジによって取り付けると、当該部材に負荷が掛かった際にネジ止めされた部分に負荷が集中してネジが壁板から簡単に抜け落ちてしまうことが多々あった。このため、従来から壁板の裏面に該壁板を補強するための充填材を固定させるアンカーが種々開発されている。
例えば、後出特許文献1には、板壁などに用いるアンカー装置であり、中央の先端集束部からほぼ同じ長さで放射状に伸び、その終端は開放され、他端は折り曲げ可能な状態で先端収束部で集束された複数の棒状の骨部材と、これらの骨部材に取り付けられた円錐状の薄い幕体とから成る傘状ブロックと、前記幕体の外周端よりも長い長さを有し、その一端は前記先端収束部から始まる2本の帯部材と、それらの帯部材の板壁外への挿通を許容する機構とそのほぼ中央に貫通した固定部材挿通穴を有する栓体とから成る位置固定ブロックとから構成されたアンカー装置が開示されている。
特開2002−98117号公報
ところが、前記特許文献1記載のアンカー装置においては、傘状ブロックに対して直接骨部材が取り付けられているため、壁板の裏面に対して樹脂を広範囲に渡って固定させる場合に、骨部材の中心軸に対する旋回角度を広げると、傘状ブロックを壁板の裏面に密着させて帯部材を強く引っ張った際に傘状ブロックが裏返ってしまうという問題点があり、一方、骨部材の中心軸に対する旋回角度を狭めると、傘状ブロックの容積が増して流し込まれた樹脂の硬化速度が遅くなるという問題点があった。このため、当該アンカー装置においては、壁板の裏面に対して樹脂を広く、かつ、薄く固定させることができなかった。
そこで、本発明は、壁板の裏面に対して充填材を広く、かつ、薄く固定させることができるアンカーを得ることを技術的課題として、その具現化をはかるべく、試作・実験を繰り返した結果、壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる軸体と、軸体の他端側から錐体状に広がる傘シートと、軸体の一端側から放射状に伸びて傘シートを錐体状に広げる少なくとも3本の枠骨とを備えたアンカーにおいて、枠骨を弾性体とし、枠骨(又は傘シート)を軸体に対して長手方向へ移動可能に取り付けることにより、傘シートを錐体状に広げる枠骨の弾性力を抗するように外力を加えることによって枠骨(又は傘シート)が軸体の他端側へ移動して枠骨が軸体側へ綴じると共に該傘シートが折り畳まれる構成とすれば、軸体の中心軸に対する枠骨の旋回角度を狭く保った状態で軸体の中心軸に対する傘シートの旋回角度を広くすることができるので、壁板の裏面に対して充填材を広く、かつ、薄く固定させることができるという刮目すべき知見を得、前記技術的課題を達成したものである。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって解決できる。
即ち、本発明に係るアンカーは、壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる軸体と、軸体の他端側から錐体状に広がる傘シートと、軸体の一端側から放射状に伸びて傘シートを錐体状に広げる少なくとも3本の枠骨と、軸体から傘シートを通って外方へと伸びる牽引具とから構成されており、枠骨が弾性体からなっていると共に軸体に対して長手方向へ移動可能に取り付けられており、傘シートを錐体状に3広げる枠骨の弾性力を抗するように外力が働くことによって該枠骨が軸体の他端側へ移動して該枠骨が軸体側へ綴じると共に該傘シートが折り畳まれるものである。
また、本発明に係るアンカーは、壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる軸体と、軸体の他端側から錐体状に広がる傘シートと、軸体の一端側から放射状に伸びて傘シートを錐体状に広げる少なくとも3本の枠骨と、軸体から傘シートを通って外方へと伸びる牽引具とから構成されており、枠骨が弾性体からなっており、傘シートが軸体に対して長手方向へ移動可能に取り付けられており、傘シートを錐体状に広げる枠骨の弾性力を抗するように外力が働くことによって該傘シートが軸体の他端側へ移動して該枠骨が軸体側へ綴じると共に該傘シートが折り畳まれるものである。
また、本発明は、前記いずれかのアンカーにおいて、牽引具に壁板に形成された通孔を閉じる弁体が通されているものである。
また、本発明は、前記いずれかのアンカーにおいて、枠骨が軸体から傘シートを越える位置まで伸びているものである。
本発明によれば、アンカーを、壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる軸体と、軸体の他端側から錐体状に広がる傘シートと、軸体の一端側から放射状に伸びて傘シートを錐体状に広げる少なくとも3本の枠骨とを備える構成としたので、軸体の中心軸に対する枠骨の旋回角度を狭く保った状態で軸体の中心軸に対する傘シートの旋回角度を広くすることができるので、壁板の裏面に対して充填材を広く、かつ、薄く固定させることができる。また、枠骨(又は傘シート)を軸体に対して長手方向に移動可能に取り付けたので、傘シートを錐体状に広げる枠骨の弾性力を抗する外力が加わった際に、枠骨(又は傘シート)が軸体の一端側へ移動するため、傘シートが多重に折り畳まれることなく、傘を閉じるように折り畳まれ、これにより、枠骨が閉じられた状態のアンカーが必要以上に太くならないため、壁板に形成する通孔を小径に形成することができる。
従って、本発明の産業上利用性は非常に高いといえる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係るアンカーを示した斜視図である。図2は本実施の形態に係るアンカーを示した縦断面図である。図3は図1及び図2に示すアンカーを壁板の裏面に設置する際に使用される固定具を示した斜視図である。図4は図1及び図2に示すアンカーが壁板の通孔を通過する状態を示した縦断面図である。図5は図1及び図2に示すアンカーが壁板の通孔を通過した状態を示した縦断面図である。図6は図1及び図2に示すアンカーを壁板の裏面に設置した状態を示した縦断面図である。図7は本実施の形態に係るアンカーの変形例を示した縦断面図である。これらの図において、1は、壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる筒状の軸体2と、軸体2から錐体状に広がる傘シート3と、軸体2から放射状に伸びて傘シート3を錐体状に広げる4本の枠骨4と、軸体2から傘シート3を通って外方へと伸びる牽引具5とを備えたアンカーである。
軸体2の一端側には、軸体2の長手方向に対して移動可能に嵌め込まれた筒状の摺動体6が設置されている。なお、摺動体6は、壁板に形成された通孔を通過できる外径を有している。
傘シート3は、四角錐体状に形成されている。そして、傘シート3は、軸体2の他端側に位置付けられる開口7と連通しており、軸体2の他端側から軸体2を離れるに従って幅広に開口するように形成されている。なお、傘シート3は、折り畳むことができる素材によって形成すればよく、例えば、綿などの布や合成樹脂のフィルムなどの薄い素材によって形成すればよい。
枠骨4は、傘シート3を錐体状に保つための骨組みの役割を果たしており、軸体2の周面に対して等間隔に配置されている。そして、枠骨4は、軸体2に嵌め込まれた摺動体6から放射状に広がって傘シート3を越える位置まで伸びており、傘シート3を越えて伸びた部分によって形成される脚部8を残した中間位置において傘シート3の開口端9に固着されている。なお、脚部8は、枠骨4における傘シート3の骨組みの役割を果たす部分よりも軸体2の中心軸に対して外側に反り返っている。また、枠骨4は、弾性体によって形成されており、常に軸体2の中心軸に対して外側へ広がる弾性力によって傘シート3を錐体状に張った状態に保っており、その軸体2の中心軸に対して外側へ広がる弾性力を抗するように外力が加わることにより、枠骨4が軸体2の中心軸に対して平行になるように綴じることができる。
牽引具5は、紐によって形成されている。そして、牽引具5の一方側の先端には、軸体2の中空を通過できない大きさの結び目からなる掛止部10が形成されており、その掛止部10を軸体2の一端側に掛け止めた状態で軸体2の中空を通って傘シート3を越える位置まで伸びている。
また、図3に示す固定具11は、前記アンカー1を壁板の裏面に設置する際に使用される補助具であり、円筒を一部切り欠いて形成された台座12と、台座12の一方側の開口13を切欠部14を避けて塞ぐように位置付けられた掛止板15とから構成されている。なお、掛止板15には、台座12の中心に近傍する位置に牽引具5を挟み込むための切れ込み16が形成されている。
次に、アンカー1を壁板の裏面に設置する手順を説明する。
先ず、図4の(a)に示すように、細幅に形成された先端部17から段差18を介して広幅に形成された手持部19を有する押棒20を用意する。なお、押棒20は、先端部17が軸体2に形成された中空に通すことができる外径を有しており、手持部19が軸体2に形成された中空に通すことができずに軸体2に引っ掛かる外径に形成されている。そして、図4の(b)に示すように、押棒20の先端部17を軸体2の中空に差し込むと共に手持部19を軸体2に押し当てて、アンカー1を軸体2の一端側から壁板21に形成された通孔22に差し込む。
次に、アンカー1を更に通孔22の奥方へと差し込むと、図4の(c)に示すように、各枠骨4が通孔22を通過する際に、各枠骨4に軸体2の中心軸に対して外側へ広がる弾性力を抗するように外力が加わり、各枠骨4が軸体2の中心軸に対して平行になるように綴じる。これに伴って各枠骨4の弾性力によって錐体状に張られていた傘シート3も折り畳まれる。この時、各枠骨4が摺動体6を介して軸体2の他端側へと移動しながら綴じ、傘シート3は常に軸体2と枠骨4の中間位置との間で張られた状態を保ちながら折り畳まれ、これにより、折り畳まれた傘シート3に余分な重なりが生じず、アンカー1全体を細幅に維持することができる。
次に、アンカー1を完全に通孔22の奥方へと通過させると、図5の(a)に示すように、各枠骨4の弾性力を抗するように働いていた外力が取り除かれ、各枠骨4は弾性力(復元力)によって通孔22を通過する前の状態のように軸体2の中心軸に対して外側へ広がり、これに伴って各枠骨4の弾性力によって傘シート3が再び錐体状に張られる。この時、各枠骨4が摺動体6を介して軸体2の一端側へと移動しながら広がり、傘シート3は折り目や弛みなく錐体状に張られた状態となる。なお、アンカー1を完全に通孔22の奥方へと通過させた状態において壁板21の表側に牽引具5の一端が残るようにする。
最後に、牽引具5の一端を手前に引っ張ることにより、図5の(b)に示すように、各枠骨4の脚部8が壁板21の裏面23に接して各枠骨4を軸体2の中心軸に対して外側へと広げ、これにより、壁板21の裏側にアンカー1を設置することができる。なお、軸体2に対して枠骨4がスライドすることにより、軸体2に固着された傘シート3に対して牽引具5の張力が直接伝わるため、壁板21の裏面23に対する傘シート3の密着性が増し、傘シート3の開口端9と壁板21の裏面23との間に隙間が生じなくなる。
続いて、壁板の裏面に設置されたアンカー1に対して充填材を充填する手順について説明する。
先ず、図6の(a)に示すように、台座12によって通孔22を囲むように位置付けて壁板21の表面24に固定具11を設置する。そして、牽引具5を牽引した状態を保ったままで掛止部15の切れ込み16に挟んで掛け止める。次に、固定具11の台座12に形成された切欠部14を通してノズル25の先端を壁板21に形成された通孔22に差し込み、壁板21の裏面23と傘シート3とによって形成された錐体状の充填空間26に充填材27を流し込んで該充填空間26内を充填材27で満たす。次に、充填材27が硬化した後に、図6の(b)に示すように、通孔22から伸びる牽引具5を切断し、壁板21の裏面23に対する充填材27の設置作業が完了する。この後、図6の(c)に示すように、壁板21に形成された通孔22の周囲にネジ28を打ち込むと、ネジ28の先端が充填材27によって強固に固定されて抜け落ち難くなる。
なお、充填材27としては、充填空間26に流し込んだ後に硬化するものであればよく、例えば、ポリエチレン樹脂などの合成樹脂を使用すればよい。樹脂は単体で用いてもよく、樹脂中に砂、大鋸屑、繊維、紙などを混合して用いてもよい。
また、充填材27として加熱溶融させた状態で傘シート3に充填した後に冷却硬化させるものを使用した場合には、傘シート3の素材として充填材27の熱によって溶融しないものを使用する必要がある。
また、壁板21の裏面23に設置されたアンカー1によって形成される充填空間26に対して充填材27を流し込む際に、図7に示すように、充填空間26に流し込んだ充填材27が通孔22から溢れ出てくることを防止するために通孔22を弁体29によって塞いでもよい。
なお、本実施の形態においては、枠骨4を4本設けたが枠骨4は少なくとも3本設ければよく、5本以上設けてもよい。
また、本実施の形態においては、枠骨4を傘シート3を越える長さとして先端の部分に脚部8を形成したが、枠骨4を傘シート3の開口端9に合わせた長さとして脚部8を形成しなくてもよい。
また、傘シート3には、充填材27を充填した際に傘シート3内から空気を逃がすための空気孔を設けてもよい。
実施の形態2.
図8は本実施の形態に係るアンカーの枠骨及び傘シートが広がった状態を示した縦断面図である。図9は図8に示すアンカーの枠骨及び傘シートが綴じた状態を示した縦断面図である。これらの図において、図1〜7と同一符号は同一又は相当部分を示している。
本実施の形態に係るアンカー1は、図8に示すように、軸体2の一端側から放射状に枠骨4が伸びており、軸体2と枠骨4とが一体的に形成されている。また、軸体2の他端側には、軸体2の長手方向に対して移動可能に嵌め込まれた筒状の摺動体6が設置されている。そして、傘シート3は、摺動体6から軸体を2離れるに従って幅広に開口するように形成されており、その開口端9が枠骨4の中間位置に固定されている。なお、軸体2の他端には、押棒20の先端部17を嵌め込むための凹部30が設けられており、凹部30から牽引具5が伸びている。
本実施の形態に係るアンカー1によれば、図9に示すように、軸体2の中心軸に対して外側へ広がる枠骨4の弾性力を抗するように外力を加えて枠骨4を軸体の中心軸に対して綴じると、傘シート3が固定された摺動体6が軸体2の一端側へ移動し、これにより、傘シート3が多重になることなく、傘を閉じるように折り畳まれる。
なお、本実施の形態に係るアンカーにおいても前記実施の形態1と同様の作用・効果を得ることができる。
実施の形態1に係るアンカーを示した斜視図である。 実施の形態1に係るアンカーを示した縦断面図である。 図1及び図2に示すアンカーを壁板の裏面に設置する際に使用される固定具を示した斜視図である。 図1及び図2に示すアンカーが壁板の裏面を通過する状態を示した縦断面図である。 図1及び図2に示すアンカーが壁板の裏面を通過した状態を示した縦断面図である。 図1及び図2に示すアンカーを壁板の裏面に設置した状態を示した縦断面図である。 実施の形態1に係るアンカーの変形例を示した縦断面図である。 実施の形態2に係るアンカーの枠骨及び傘シートが広がった状態を示した縦断面図である。 図8に示すアンカーの枠骨及び傘シートが綴じた状態を示した縦断面図である。
符号の説明
1 アンカー
2 軸体
3 傘シート
4 枠骨
5 牽引具
6 摺動体
7 開口
8 先端部
9 開口端
10 掛止部
11 固定具
12 台座
13 開口
14 切欠部
15 掛止部
16 切り込み
17 先端部
18 段差
19 手持部
20 押棒
21 壁板
22 通孔
23 裏面
24 表面
25 ノズル
26 充填空間
27 充填材
28 ネジ
29 弁体
30 凹部

Claims (4)

  1. 壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる軸体と、軸体の他端側から錐体状に広がる傘シートと、軸体の一端側から放射状に伸びて傘シートを錐体状に広げる少なくとも3本の枠骨と、軸体から傘シートを通って外方へと伸びる牽引具とから構成されており、枠骨が弾性体からなっていると共に軸体に対して長手方向へ移動可能に取り付けられており、傘シートを錐体状に広げる枠骨の弾性力を抗するように外力が働くことによって該枠骨が軸体の他端側へ移動して該枠骨が軸体側へ綴じると共に該傘シートが折り畳まれることを特徴とするアンカー。
  2. 壁板に形成された通孔に一端側から差し込まれる軸体と、軸体の他端側から錐体状に広がる傘シートと、軸体の一端側から放射状に伸びて傘シートを錐体状に広げる少なくとも3本の枠骨と、軸体から傘シートを通って外方へと伸びる牽引具とから構成されており、枠骨が弾性体からなっており、傘シートが軸体に対して長手方向へ移動可能に取り付けられており、傘シートを錐体状に広げる枠骨の弾性力を抗するように外力が働くことによって該傘シートが軸体の他端側へ移動して該枠骨が軸体側へ綴じると共に該傘シートが折り畳まれることを特徴とするアンカー。
  3. 牽引具に壁板に形成された通孔を閉じる中空状の弁体が通されている請求項1又は2のいずれかに記載のアンカー。
  4. 枠骨が軸体から傘シートを越える位置まで伸びている請求項1乃至3のいずれかに記載のアンカー。
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