JP2009196892A - I.s.機械 - Google Patents
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Abstract
提供する。
【解決手段】I.S.機械は、並んだ関係に配置された複数のインディビジュ
アル・セクションを備えている。該インディビジュアル・セクションの各々は、
前部と、後部と、対向する側部とを有するセクションフレームを備えており、溶
融ガラスのゴブからパリソンを形成すべく金型開閉機構を含むブランクステーシ
ョンと、パリソンを瓶に形成する金型開閉機構を含む吹込みステーションと、金
型開閉機構の間にてパリソンを搬送し得るように該金型開閉機構の間に配置され
た反転・ネックリングホルダ機構とがセクションフレームに取り付けられている
。また、該機械は、吹込みヘッド部分キャリアと、出力部を有するモータと、モ
ータの出力を吹込みヘッド部分のキャリアに伝達してキャリアを移動させるトラ
ンスミッションと、該トランスミッションを収容するハウジングとを含むバッフ
ル機構も備えている。該ハウジングは、その前面付近にて頂部壁に固着されてい
る。
【選択図】図3
Description
金型開閉機構と称される)。最初のI.S.機械は、モータ(液圧作動シリンダ、又は回転出力モータ)が金型の下方に配置され、各モータは、対の金型支持機構の正面にて、又は後方にてセクションの底部から垂直に伸長するトランスミッションを介して関連する対の金型キャリアに接続されている(米国特許第4,362,544号(特許文献3)及び同第4,427,431号(特許文献4)を参照)。駆動連結機構は、キャリアを通じて捩り力を付与するが、これは望ましいことではない。更に、駆動連結機構は、特定の金型に合うような形態に設計しなければならないが、1つのゴブ形態から別のゴブ形態に変更する際には、連結機構の全体及び金型支持機構も変更することが一般的である。かかる機械において、バッフル機構及びファンネル機構は、中間部分に近接するセクションの側部に配置しなければならないが、このことは、こうした機構の保守を難しくし、隣接する部分の作動を停止しなければならないことがしばしばである。
ている。次に、ゴブを金型内に吹込むため向吹込み空気を金型内に導入する(吹込みー吹込み機械)か、又は、プランジャを進めて、ゴブを金型内に押し込む(プレスー吹き込み機械)。ゴブの外面とブランク金型の内面との間に取り込まれた空気は、バッフル板(反らせ板)の底面に形成された適当な逃がし路から排出される。パリソンが形成されたならば、バッフル板(反らせ板)を除去し、ブランク金型を開いて、パリソンをブランク金型に搬送する。ゴブを所定の形状にする必要がないならば、漏斗部分は省略し、静止工程を開始するため、直ちにバッフル板(反らせ板)をブランク金型の頂部に配置することができる。この型式の従来のバッフル板(反らせ板)において、中央ピストンがバッフル板(反らせ板)の底部から張り出して、空気を安定させるための大きい中央開口部を形成する。向流吹き込みが生じると、ゴブの上方への動作は、このピストンに係合し、このピストンを上方に押してその元の位置し、この元の位置にてピストンの底部はバッフル板(反らせ板)の底面と面一となり、また、ピストンと基部の底面との間に小さい環状溝が存在する。空気は、この環状溝を通ってブランク金型からバッフル板(反らせ板)を経て不断に逃げることができる。このようにして形成された瓶は、瓶の底部に円形のリッジ部があるのが見え、このことは、望ましくないことである。
即ち、並んだ関係に配置された複数のインディビュジアル・セクションを備えるI.S.機械において、該複数のインディビュジアル・セクションの各々が、前部及び後部と、対向した側部とを有する頂部壁を備えるセクションフレームと、溶融ガラスのゴブからパリソンを形成するため、機械の前部に隣接したブランクステーションであって、金型開閉機構を有し、該金型開閉機構が、係合面内にて係合し得るようにされた面を有する対向した一対のブランク金型半体を支持し得るように前記頂部壁に支持された、ブランクステーションと、パリソンを瓶に形成するため、機械の後部に隣接した吹込みステーションであって、金型開閉機構を有し、該金型開閉機構が、係合面内にて係合し得るようにされた面を有する対向した一対の吹込み金型半体を支持し得るように前記頂部壁に支持された、吹込みステーションと、前記頂部壁に支持された反転・ネックリングホルダ機構であって、パリソンを前記ブランクステーションと前記吹込みステーションとの間にて搬送し得るようにこれらステーションの間に配置された反転・ネックリングホルダ機構と、バッフル機構とを備える。
本発明は、次のようなI.S.機械用のバッフツ機構を提供することにより、上記の目的を達成するものである。
すなわち、少なくとも1つのブランク金型を有するブランクステーションを含む少なくとも1つのセクションを備え、ブランク金型が頂部にて開き、環状の内側の密封上面及び外側の密封上面を有するI.S.機械のバッフル機構用のバッフル板(反らせ板)において、本体を備え、該本体が、底部にて開き且つ頂部にて閉じたカップ形状部分であって、円筒状内面を有する円筒状側壁を備え、該閉じた頂部が貫通して伸長する垂直方向円筒状穴を有し、該円筒状側壁の底部がブランク金型の環状の外側の密封上面と密封可能に係合する環状の密封底面を有するカップ形状部分と、前記垂直方向円筒状穴と連通する管状スリーブであって、前記カップ形状部分の頂部から垂直上方に伸長する管状スリーブと、ピストンとを備える。
そして、前記ばねは、前記円筒状のヘッド部分を前記カップ形状部分に対して垂直上方に付勢し得るように前記カラーと前記カップ形状部分の上面との間に圧縮可能に配置され、該付勢位置において、前記円筒状ヘッド部分の上面を前記カップ形状部分の閉じた頂部に係合させる。
11A セクションフレーム 12 金型開閉機構
14 デッドプレート 15 コンベア
16 金型の支持機構 17 金型の半体
18 回転−線形運動トランスミッション
19 駆動装置
24 インサート 26 インサートの第一の部分
27 垂直の回転軸 28 インサートの第二の部分
29 枢着ピン 30 キャリア
30A キャリアの上方壁 30B キャリアの下方壁
31 ピン 32 取り付けフランジ
34 締結具 35 ブロック
36 水平の軸受面 38 切欠き
40 平行な軸 41 水平の軸受面
42 ブラケット 46 L字形ブロック
48 軸受ブロック 50 平行な軸
66 サーボモータ 67 主軸
68 カップリング 70 リードスクリュー
72、74 ナット 76、78 ジャックリンク
80 水平の回動軸 82 ヨーク
84、86 軸受面 88 水平の回転軸
90 リードスクリューハウジング
91 水平穴 92 垂直穴
93 ハウジングの基部分 94A、94B セクションの上面
95 ねじ 96 ハウジングの側壁
97 補強リブ 98 ハウジングの頂部分
99 二重ボール軸受組立体 100 油溝
101 キャリアの空所 108 サーボモータ
110 反転・ネックリングホルダ機構
112 ネックリングホルダ 114 空圧シリンダ
115 ネックリング半体 116 パリソンのねじ部分
118 ウォームハウジング 120 ウォーム歯車ハウジング
122 反転ブラケット 132 セクションの側壁
134 セクションの頂部壁
Claims (6)
- 後部に隣接してコンベアを備え、前部が当該コンベアから遠方の位置に配置されており、並置関係に配置された複数のインディビュジアル・セクションを備えているI.S.機械において、該複数のインディビュジアル・セクションの各々が、
頂部壁と、前記コンベアから遠方の位置に配置されている前部と、前記コンベアと前記頂部壁の前部との中間に位置する後部と、対向した側部とを有しているセクションフレームと、
溶融ガラスのゴブからパリソンを形成するため、機械の前部に隣接したプランクステーションであって、金型開閉機構を有し、該金型開閉機構が、係合面内にて係合し得るようにされた面を有する対向した一対のブランク金型半体を支持し得るように前記頂部壁に支持された、ブランクステーションと、
パリソンを瓶に形成するため、機械の後部に隣接した吹込みステーションであって、金型開閉機構を有し、該金型開閉機構が、係合面内にて係合し得るようにされた面を有する対向した一対の吹込み金型半体を支持し得るように前記頂部壁に支持された、吹込みステーションと、
前記頂部壁に支持された反転・ネックリングホルダ機構であって、パリソンを前記ブランクステーションと前記吹込みステーションとの間にて搬送し得るようにこれらステーションの間に配置された反転・ネックリングホルダ機構と、
バッフルとを備え、
該バッフルが、本体と、ピストンと、ばねと、バッフル板(反らせ板)の移動手段及び通路手段とを備え、
前記本体が、
底部にて開き且つ頂部にて閉じたカップ形状部分であって、円筒状の内面を有する円筒状の側壁を備えるカップ形状部分を備え、該閉じた頂部が、貫通して伸長する垂直の円筒状穴を有し、円筒状側壁の底部が、ブランク金型の環状の外側頂部密封面に密封可能に係合する環状の密封底面を有し、
また、前記垂直の円筒状穴と連通する管状スリーブであって、前記カップ形状部分の頂部から垂直方向上方に伸長する管状スリーブを備え、
前記ピストンが、
上面と、前記カップ形状部分の円筒状内面に密封可能に係合する環状の密封面と、ブランク金型の内側の環状の密封上面に係合し得るように前記円筒状ヘッド部の底面に環状の密封面とを有する円筒状ヘッド部分とを備え、前記円筒状ヘッド部分の底面の前記環状の密封面がその底部を横断して伸長する複数の半径方向切欠き手段を有し、
また、前記管状スリーブ内で摺動可能に移動し得るように前記円筒状ヘッド部分の上面から垂直方向上方に伸長する管状ロッドと、
前記ロッドの頂部に固着されたカラーとを備え、
前記ばねが、
前記円筒状のヘッド部分を前記カップ形状部分に対して垂直上方に付勢し、該付勢において、前記円筒状のヘッド部分の上面が前記カップ形状の閉じた頂部に係合するように、前記カラーと前記カップ形状部分の上面との間に圧縮可能に配置され、
前記バッフル板(反らせ板)の移動手段が、
前記カラーを最初に第一の位置まで垂直下方に移動させ、次に、第二の位置まで下方に移動させ、該第一の位置において、前記本体の前記環状密封底面がブランク金型の外側の環状頂部密封面に密封可能に係合し、前記円筒状のヘッド部の環状の密封底面とブランク金型の環状の密封内面とを所定の距離で分離させ、該第二の位置において、前記円筒状ヘッド部分の環状の密封底面がブランク金型の環状の密封内面と係合し、
前記通路手段が、
前記円筒状ヘッド部分に設けられ、前記管状ロッドの内側と円筒状ヘッド部分の環状の密封底面とを相互に接続し、前記ピストンが前記第一の位置に配置されたとき、沈下空気(settle air)を前記管状ロッド及び通路手段を通じ且つ前記円筒状ヘッド部分の環状の密封底面とブランク金型の環状の密封内面との問の環状の分離部分を通じて向けて、ブランク金型内に導入し、前記ピストンが前記第二の位置に配置されたとき、ブランク金型からの空気が前記通路手段を通じて前記複数の半径方向切欠き手段を通って流れ出し、前記管状ロッド内に入るようにする、I.S.機械。 - 請求項1に記載のI.S.機械において、半径方向に伸長する穴が、前記円筒状内面の頂部付近にて前記カップ形状部分に形成され、前記円筒状ヘッド部分が前記本体に対して移動されるとき、空気が前記カップ形状部分に入り又は該カップ形状部分から出ることができるようにした、I.S.機械。
- 請求項2に記載のI.S.機械において、穴手段が前記管状ロッドに形成され、前記円筒状ヘッド部分が前記第二の位置にあるとき、該穴手段が、前記円筒状ヘッド部分の上面と前記カップ形状部分との間のスペースと連通し、ブランク金型からの空気が前記管状ロッド、前記管状ロッドの穴手段を通じて前記通路手段から流れ、前記カップ形状部材に形成された半径方向に伸長する穴から外に出ることができるようにした、I.S.機械。
- 後部に隣接してコンベアを備え、前部が当該コンベアから遠方の位置に配置されており、並置関係に配置された複数のインディビュジアル・セクションを備えているI.S.機械において、該複数のインディビュジアル・セクションの各々が、
頂部壁と、前記コンベアから遠方の位置に配置されている前部と、前記コンベアと前記頂部壁の前部との中間に位置する後部と、対向した側部とを有しているセクションフレームと、
溶融ガラスのゴブからパリソンを形成するため、機械の前部に隣接したプランクステーションであって、金型開閉機構を有し、該金型開閉機構が、係合面内にて係合し得るようにされた面を有する対向した一対のブランク金型半体を支持し得るように前記頂部壁に支持された、ブランクステーションと、
パリソンを瓶に形成するため、機械の後部に隣接した吹込みステーションであって、金型開閉機構を有し、該金型開閉機構が、係合面内にて係合し得るようにされた面を有する対向した一対の吹込み金型半体を支持し得るように前記頂部壁に支持された、吹込みステーションと、
前記頂部壁に支持された反転・ネックリングホルダ機構であって、パリソンを前記ブランクステーションと前記吹込みステーションとの間にて搬送し得るようにこれらステーションの間に配置された反転・ネックリングホルダ機構と
バッフル機構とを備え、該バッフル機構が、
バッフル板(反らせ板)キャリアと、
出力部を有するモータと、
前記バッフル板(反らせ板)キャリアを遠方の位置から金型に対する作用可能な位置まで移動させ得るように前記モータの出力を変換するトランスミッションとを有し、
さらに、前記複数のインディビュジアル・セクションの各々が、
前記バッフル機構を収納するハウジングと、
前記壁の前部と前記ブランクステーションの金型開閉機構との間にて前記頂部壁の前部付近で前記ハウジングを該頂部壁上に固着する手段とを備え、
前記バッフル機構のためのバッフルを更に備え、当該バッフルが本体を含み、当該本体が、
底部にて開き且つ頂部にて閉じたカップ形状部分であって、円筒状内面を有する円筒状側壁を備え、該閉じた頂部が貫通して伸長する垂直方向円筒状穴を有し、該円筒状側壁の底部がブランク金型の環状の外側の密封上面と密封可能に係合する環状の密封底面を有するカップ形状部分と、
前記垂直方向円筒状穴と連通する管状スリーブであって、前記カップ形状部分の頂部から垂直上方に伸長する管状スリーブと、
ピストンとを備え、該ピストンが、
上面と、前記カップ形状部分の円筒状内面及び前記円筒状ヘッド部分の底部における環状の密封面に密封可能に係合し、ブランク金型の内側の環状の密封上面に係合する環状の密封面とを有する円筒状ヘッド部分であって、前記円筒状ヘッド部分の底面の前記環状密封面が、その底部を横断して伸長する複数の半径方向切欠き手段を有する、円筒状ヘッド部分と、
前記管状スリーブ内にて摺動可能に移動し得るように前記円筒状ヘッド部分の上面から垂直上方に伸長する管状ロッドと、
前記ロッドの頂部に固着されたカラーとを備え、
前記本体は、更に、ばねと、通路手段とを備え、
前記ばねが、
前記円筒状のヘッド部分を前記カップ形状部分に対して垂直上方に付勢し得るように前記カラーと前記カップ形状部分の上面との間に圧縮可能に配置され、該付勢位置において、前記円筒状ヘッド部分の上面を前記カップ形状部分の閉じた頂部に係合させ、
前記通路手段が、
前記円筒状ヘッド部分に設けられ、前記管状ロッドの内側と円筒状ヘッド部分の環状の密封底面とを相互に接続し、前記本体の前記環状の密封底面がブランク金型の環状の外側の密封上面と密封可能に係合する第一の位置に前記ピストンが配置され、前記円筒状のヘッド部分の環状の密封面とブランク金型の環状の内側の密封面とを所定の距離で分離させるとき、沈下空気(settle air)を前記管状ロッド及び通路手段を通じ且つ前記円筒状ヘッド部分の環状の密封底面とブランク金型の環状の密封内面との間の環状の分離部分を通じてブランク金型内に向けることができ、前記本体の前記環状の密封底面がブランク金型の環状の外側の密封上面と密封可能に係合する、第二の位置に前記ピストンが配置され、前記円筒状ヘッド部分の環状の密封底面がブランク金型の環状の密封内面と係合するとき、ブランク金型からの空気が前記通路手段を通じて前記複数の半径方向切欠き手段を通って流れ出し、前記管状ロッド内に入ることができるようにする、I.S.機械。 - 請求項4に記載のI.S.機械において、前記半径方向に伸長する穴が、前記円筒状内面の頂部付近にて前記カップ形状部分に形成され、前記円筒状ヘッド部分が前記本体に対して移動されたとき、空気が前記カップ形状部分に入り又は該カップ形状部分から出ることができるようにした、I.S.機械。
- 請求項5に記載のI.S.機械において、穴手段が前記管状ロッドに形成され、前記円筒状ヘッド部分が前記第二の位置にあるとき、該穴手段が、前記円筒状ヘッド部分の上面と前記カップ形状部分との問のスペースと連通し、ブランク金型からの空気が前記管状ロッド、前記穴手段を通じて前記通路手段から流れ、前記カップ形状部材の半径方向に伸長する穴を通って外に出ることができるようにした、I.S.機械。
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