JP2009194494A - 画像表示装置及び画像送信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の文字列を含む画像データを自動的に記録し、記録した画像データを利用者に配信する画像表示装置及び画像送信方法を提供する
【解決手段】映像出力処理部3は、チューナ2から入力されるテレビ放送の映像信号や、外部信号受信部5でAV機器51から読み出されたDVD等の映像信号を取得する。次に、画像データ取得部61は、映像出力処理部3の映像信号から1フレーム分ずつ画像データを取得する。そして文字認識部62は、取得された画像データに文字認識処理を行う。文字照合部63は、文字認識部62が抽出した文字列と所定の照合キーとを照合して、文字列がその照合キーに相当するか判断する。画像データ保存処理部65は、照合キーに相当すると判断された文字列を含む画像データを画像データ記憶部67に保存する。通信部64は、画像データを、通信接続部7を介してインターネット経由で携帯電話71に電子メールで送信する。
【選択図】図1
【解決手段】映像出力処理部3は、チューナ2から入力されるテレビ放送の映像信号や、外部信号受信部5でAV機器51から読み出されたDVD等の映像信号を取得する。次に、画像データ取得部61は、映像出力処理部3の映像信号から1フレーム分ずつ画像データを取得する。そして文字認識部62は、取得された画像データに文字認識処理を行う。文字照合部63は、文字認識部62が抽出した文字列と所定の照合キーとを照合して、文字列がその照合キーに相当するか判断する。画像データ保存処理部65は、照合キーに相当すると判断された文字列を含む画像データを画像データ記憶部67に保存する。通信部64は、画像データを、通信接続部7を介してインターネット経由で携帯電話71に電子メールで送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、テレビ放送等の画像を取得する画像表示装置及び画像送信方法に関する。
従来、テレビ等を視聴する視聴者が、テレビ番組やCM(コマーシャル)で紹介された情報に興味を持ったときに、その情報を記録しようとしても、紙や磁気ディスク等に記録しそびれることがあった。
そこで、特許文献1では、利用者端末からのキャプチャ要求を受けて、放送画面をキャプチャし、キャプチャした画面に対する利用者端末からの表示要求を受けて、キャプチャした画面を表示する双方向テレビ用宣伝広告システムの技術が開示されている。
特許文献1に開示の技術によれば、視聴者は、紙に書き留めたり、磁気ディスク等に録画したりするための準備に手間取ることなく、気軽に素早く興味のある情報を記録することができる。
特開2002-341805号公報
しかし、特許文献1の技術では、放送画面をキャプチャする要求送信のタイミングが利用者に委ねられることから、利用者の判断が遅れて興味のある情報を記録しそびれる虞がある。
また、送信する画像の著作権情報に関する配慮が何らなされていない。
また、送信する画像の著作権情報に関する配慮が何らなされていない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、予め登録された照合キーに相当する特定データが含まれる画像データを自動的に送信先に配信する画像表示装置及び画像送信方法を提供することを目的とする。
本発明の画像表示装置は、入力された画像データに基づき画像を表示する画像表示装置において、前記画像データに含まれる特定データが予め登録された照合キーに相当するとき、予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信する送信手段を備えることを特徴とする。
また、画像表示装置は、前記画像データを取得する画像データ取得手段と、取得された前記画像データから前記特定データを抽出する認識手段と、抽出された前記特定データと前記照合キーとを照合する照合手段と、を備え、前記送信手段は、抽出された前記特定データが前記照合キーに相当するときに、前記送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信してもよい。
また、前記照合キーは、予め登録された文字列、前記照合キーに関連する予め登録された文字列、又は所定のマークや形状であってもよい。
また、前記画像データに含まれる前記特定データが前記照合キーに相当するとき前記画像データを保存する画像データ保存処理手段を備えてもよい。
また、著作権情報、又前記画像データの取得元特定情報を前記画像データに付加してもよい。
また、保存された前記画像データを編集する画像データ加工手段を備えてもよい。
また、本発明の画像表示装置の画像送信方法は、入力された画像データに基づき画像を表示する画像表示装置の画像送信方法であって、前記画像データに含まれる特定データが予め登録された照合キーに相当するときに、予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信するステップを有することを特徴とする。
また、画像送信方法は、前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、取得された前記画像データから特定データを抽出する認識ステップと、抽出された前記特定データと前記照合キーとを照合する照合ステップと、抽出された前記特定データが前記照合キーに相当するときに予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信するステップとを有してもよい。
また、画像表示装置は、前記画像データを取得する画像データ取得手段と、取得された前記画像データから前記特定データを抽出する認識手段と、抽出された前記特定データと前記照合キーとを照合する照合手段と、を備え、前記送信手段は、抽出された前記特定データが前記照合キーに相当するときに、前記送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信してもよい。
また、前記照合キーは、予め登録された文字列、前記照合キーに関連する予め登録された文字列、又は所定のマークや形状であってもよい。
また、前記画像データに含まれる前記特定データが前記照合キーに相当するとき前記画像データを保存する画像データ保存処理手段を備えてもよい。
また、著作権情報、又前記画像データの取得元特定情報を前記画像データに付加してもよい。
また、保存された前記画像データを編集する画像データ加工手段を備えてもよい。
また、本発明の画像表示装置の画像送信方法は、入力された画像データに基づき画像を表示する画像表示装置の画像送信方法であって、前記画像データに含まれる特定データが予め登録された照合キーに相当するときに、予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信するステップを有することを特徴とする。
また、画像送信方法は、前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、取得された前記画像データから特定データを抽出する認識ステップと、抽出された前記特定データと前記照合キーとを照合する照合ステップと、抽出された前記特定データが前記照合キーに相当するときに予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信するステップとを有してもよい。
本発明は、予め登録された照合キーに相当する特定データが含まれる画像データを自動的に送信先に配信することができる。
本実施形態では、画像表示装置としてよく利用されているテレビジョン受像機に本発明を適用した例を説明する。
まず、図1を参照して本実施形態のテレビジョン受像機Xの構成を説明する。図1はテレビジョン受像機Xの構成を示す機能ブロック図である。
まず、図1を参照して本実施形態のテレビジョン受像機Xの構成を説明する。図1はテレビジョン受像機Xの構成を示す機能ブロック図である。
テレビジョン受像機Xは、アンテナ1から入力されるテレビジョン信号を選局し、復調し、デコードするチューナ2と、チューナ2でデコードされた映像信号を表示部4に表示可能な形式に処理して出力する映像出力処理部3と、映像出力処理部3から出力された映像信号を表示する表示部4と、DVD(Digital Versatile Disk)装置などのAV(Audio Visual)機器51やリモコン52等の外部機器からの出力を取得する外部信号受信部5と、インターネットにLAN(Local Area Network)接続可能な通信接続部7とを備える。さらに、テレビジョン受像機Xは、本実施形態において特徴的な機能を実現するために画像データ処理制御部6を備える。
まず、チューナ2は、アンテナ1から入力されるテレビジョン信号を選局して、復調、誤り訂正、多重分離、デコード等の処理を行ってデコードした映像信号を映像出力処理部3に出力する。
次に映像出力処理部3は、チューナ2から入力される映像信号または外部信号受信部5から入力されるAV機器51の映像信号を表示部4の表示形式に変更して表示部4に出力する。
ここで、画像データ処理制御部6は、画像データ取得部61と、文字認識部62と、文字照合部63と、通信部64と、画像データ保存処理部65と、画像データ加工部66と、画像データ記憶部67と、設定データ登録部68とを有する。
次に、画像データ取得部61は、映像出力処理部3の映像信号から1フレーム分の画像データを取得する。なお、文字列は所定時間連続して表示されることが多いので、画像データ取得部61は、例えば10フレーム分の画像データを取得して、次の10フレーム分の画像データを取得しないという動作を交互に繰り返しながら画像データを取得するとよい。また、MPEG(Moving Picture Experts Group)の動画像は、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャの3種類の画像データのグループ(GOP)から構成されている。そこで動画復号の際にベースとなるIピクチャのみを文字列照合の対象画像データとしてもよい。これにより、後述の文字認識部62が文字認識処理する画像データ数を減らすことができ、処理速度が速くなる。なお、以下で「文字列」とは複数文字だけでなく1文字の場合を含む。
次に、文字認識部62は、取得された画像データから文字列を取得するために、公知の技術により文字認識処理を行う。また、文字列は位置に変化が少ないことが多いため、文字認識部62は、例えば10フレーム間の画像データから動きに変化のない部分を検出してその部分に文字認識処理を行ってもよい。なお、画像データ取得部61の画像データ取得速度より、文字認識部62の文字認識速度が遅い場合、画像データ取得部61が取得した画像データをバッファに蓄積して、文字認識部62はバッファから画像データを取得して文字認識処理を行うと良い。
文字認識部62によって画像データから文字列が取得されると、文字照合部63は、設定データ登録部68から読み出した照合キーと画像データの特定データである文字列とを照合する。文字照合部63は、画像データの文字列と照合キーとが一致する場合や、画像データの文字列に照合キーが含まれる場合等に、画像データの文字列を照合キーに相当すると判断する。また、文字照合部63は、照合キーの類語等を集めた関連辞書等を用いて、その関連辞書内の照合キーと対応する文字列に画像データの文字列が一致する場合や含まれる場合等を照合キーに相当すると判断してもよい。
文字照合部63が照合キーに相当すると判断した場合、画像データ保存処理部65は、その文字認識された文字列を有する画像データに所定の保存処理を行って、画像データ記憶部67に保存する。所定の保存処理とは、具体的には、画像データに「データサイズの圧縮」、「著作権情報の追加」、及び「テレビのシリアルナンバーの追加」の各処理等である。以下、各処理について説明する。
「データサイズの圧縮」:
まず、画像データ保存処理部65は、携帯電話71で表示可能なデータサイズに、画像データの画素数やサイズ等を変更する。これは、本実施形態において携帯電話71で画像を表示するものとして説明するからである。なお、データサイズは、一般的に携帯電話71で表示可能とされているサイズを予め設定してもよいし、ユーザから指定を受けてもよい。
まず、画像データ保存処理部65は、携帯電話71で表示可能なデータサイズに、画像データの画素数やサイズ等を変更する。これは、本実施形態において携帯電話71で画像を表示するものとして説明するからである。なお、データサイズは、一般的に携帯電話71で表示可能とされているサイズを予め設定してもよいし、ユーザから指定を受けてもよい。
「著作権情報の追加」:
次に、画像データ保存処理部65は、画像の著作権情報として、例えば、放送事業者や著作者名、作品名等を合成や電子透かし等の技術により画像データに付加する。これにより、著作権者の著作物の保護を図ることができる。
次に、画像データ保存処理部65は、画像の著作権情報として、例えば、放送事業者や著作者名、作品名等を合成や電子透かし等の技術により画像データに付加する。これにより、著作権者の著作物の保護を図ることができる。
「シリアルナンバーの追加」:
次に、画像データ保存処理部65は、画像データの取得元情報として、テレビジョン受像機Xの製造番号であるシリアルナンバーを合成や電子透かし等の技術により画像データに付加する。これにより、画像が流出した場合に画像データに追加されたテレビジョン受像機Xのシリアルナンバーを調べて流出元を特定できる。なお、シリアルナンバーではなく、設定データ登録部68に登録された送信先のメールアドレスや、B−CAS(ビーキャス)カードのID(Identification)を画像データに追加しても良い。
次に、画像データ保存処理部65は、画像データの取得元情報として、テレビジョン受像機Xの製造番号であるシリアルナンバーを合成や電子透かし等の技術により画像データに付加する。これにより、画像が流出した場合に画像データに追加されたテレビジョン受像機Xのシリアルナンバーを調べて流出元を特定できる。なお、シリアルナンバーではなく、設定データ登録部68に登録された送信先のメールアドレスや、B−CAS(ビーキャス)カードのID(Identification)を画像データに追加しても良い。
このように、著作権情報やシリアルナンバーなどを画像データに付与することで、著作権に配慮することができる。また、電子透かしの技術によれば、画像に著作権情報やシリアルナンバーが表記されないので見た目がよい。さらに、画像が利用者以外に流出した場合でも、流出した画像に付与されたシリアルナンバー等を基に利用者を特定して、適切な管理を促すことができる。
なお、画像データ記憶部67は、ROM(Read Only Memory)や、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等よりなる画像データを保存するための記憶装置である。また、画像データ記憶部67は、バッファメモリであってもよい。また、画像データ記憶部67は、外付けや取外し可能に構成されてもよい。
次に、通信部64は保存された画像データを携帯電話71に送信する。通信部64は、設定データ登録部68から読み出した携帯電話71のメールアドレス宛に、インターネット経由で、画像データ記憶部67に保存された画像データを送信する。そして、携帯電話71は、受信した電子メールに添付された画像を表示する。
また、通信部64は、電子メールの代わりに高速赤外線通信(IrSS)やUSB(Universal Serial Bus)接続によるデータ転送を利用して画像データを携帯電話71に送信してもよい。この場合、インターネットを使用しないため、画像データやメールアドレスが第三者に漏れることがなく安全である。また、テレビジョン受像機XにHTTP(Hypertext Transfer Protocol)サーバ機能を付与することにより、画像データ記憶部67に保存された画像データによる画像をWeb(World Wide Web)ブラウザで閲覧可能としてもよい。ただし、この場合、携帯電話71からのみ閲覧可能とする。
なお、画像データの送信先を携帯電話71とするのは、抽出した画像データを外部に持ち運び可能かつ表示できる装置として携帯電話71が簡便だからである。つまり、画像データの送信先は携帯電話71に限定されるものではなく、例えば画像を表示可能なゲーム機や音楽再生装置であってもよい。ただし、電子メールを利用しない場合、データ受信のために装置のアプリケーションを起動する等の準備が必要となることがあるので、操作性の点からメール受信機能を有している装置が望ましい。
また、設定データ登録部68は、フラッシュメモリ等の記憶装置であり、利用者が興味のある1つ以上の照合キーや抽出した画像データの送信先である携帯電話71のメールアドレスを記憶する。ここで、照合キーとは、キーワード等であり、映像出力処理部3から取得された画像データが保存すべき画像データであるか否かの判断に用いられる。また、登録可能な送信先のメールアドレス数は、1つから3つ位を限度とすることが望ましい。これは、むやみに画像が配布等されないよう画像の著作権を保護するためである。また、設定データ登録部68の登録内容は、利用者がリモコン52等のユーザインターフェースを介して登録変更可能とする。
また、画像データ加工部66は、利用者の任意のタイミングでリモコン52等を介して呼び出され、画像データ記憶部67に保存されている画像データを編集する。画像データ加工部66は、画像データ編集のための各種のツールを備えるパレットメニューを有するプログラムである。パレットメニューは、例えば画像に文字を書く鉛筆ツールや、画像を消す消しゴムツールや、絵等をスタンプするスタンプツール等からなる。
また、リモコン52はタッチパネルを備え、少なくとも「画像閲覧ボタン」、「画像送信ボタン」、「画像加工ボタン」、及び「画像即時保存ボタン」を有する。ここで、「画像閲覧ボタン」は、画像データ記憶部67に保存されている画像データを映像出力処理部3で縮小して、画像一覧を表示部4に表示させる機能を有する。また、「画像送信ボタン」は、画像閲覧ボタンの機能により一覧表示された画像の内、任意の画像データを携帯電話71へ送信させる機能を有する。また、「画像加工ボタン」は、画像データ加工部66を呼出し、画像閲覧ボタンの機能により一覧表示された画像の内、任意の画像データを画像データ加工部66の備えるパレットメニューにより、リモコン52のタッチパネルを介して加工(編集)する機能を有する。また、「画像即時保存ボタン」は、設定データ登録部68に登録された照合キーに関係なく、画面に表示された画像を即時に画像データ記憶部67に保存して携帯電話71へ送信させる機能を有する。
リモコン52のこれらのリモコン信号は外部信号受信部5で受信される。そして、外部信号受信部5は、リモコン信号の受信を検知すると、受信した信号の指示する動作をするようテレビジョン受像機Xの各部に指示を伝える。なお、携帯電話71がリモコン52の機能を兼ね備えていても良い。
次に、図2を参照して、テレビジョン受像機Xの動作を説明する。図2はテレビジョン受像機Xの動作を示すフローチャートである。なお、利用者が興味のある照合キーと画像データの送信先である携帯電話71のメールアドレスとは、予め設定データ登録部68に登録されているものとする。
まず、画像データ取得部61は、映像出力処理部3から映像信号を取得可能であるか判断する(ステップa1)。画像データ取得部61は、映像出力処理部3から映像信号を取得できると判断した場合(ステップa1のYes)、映像出力処理部3の映像信号からフレーム(画面)毎の画像データを取得する(ステップa2)。一方、画像データ取得部61は、映像出力処理部3から映像信号を取得できないと判断した場合(ステップa1のNo)、処理を終了する。
次に、ステップa2において画像データ取得部61が画像データを取得すると、文字認識部62は、取得した画像データから文字列を取得可能か、つまり文字列が含まれているか確認する(ステップa3)。
文字認識の結果、文字認識部62が画像データから文字列を取得できた場合(ステップa3のYes)、文字照合部63は、設定データ登録部68から読み出した照合キーと画像データの文字列とを照合し、文字列が照合キーに相当するか判断する(ステップa4)。
文字照合部63で文字列が照合キーに相当すると判断された場合(ステップa4のYes)、画像データ保存処理部65はその画像データを画像データ記憶部67に保存する(ステップa5)。その際に、画像データ保存処理部65は、保存する画像データに対して「データサイズの圧縮」、「著作権情報の追加」、及び「シリアルナンバーの追加」の各処理(画像データ保存処理)を施す(ステップa5)。ここで、図3を参照して、画像データ保存処理部65の画像データの保存処理を説明する。図3は、画像データ保存処理部65の画像データ保存処理のフローチャートである。
まず、画像データ保存処理部65は、画像データのデータサイズ圧縮処理として、携帯電話71で表示可能なデータサイズに、画像データの画素数やサイズ、容量を圧縮する。(ステップa51)。次に、画像データ保存処理部65は、画像の著作権情報の追加処理として、例えば著作者名及び作品名等を合成や電子透かし等の技術により画像データに追加する(ステップa52)。次に、画像データ保存処理部65は、テレビジョン受像機Xの製造番号であるシリアルナンバーを合成や電子透かし等の技術により画像データに追加する(ステップa53)。
次に、画像データ保存処理部65は、画像データ記憶部67に既に所定枚数以上、例えば100枚以上の画像データを保存済みであるか否かを確認する(ステップa54)。この枚数は、画像データ記憶部67の記憶容量を考慮したためであり、記憶容量に応じて適宜設定すればよい。画像データ保存処理部65は、100枚以上の画像データがあると判断した場合(ステップa54のYes)、画像データ記憶部67内で最も過去に保存された画像データ、つまり一番古い画像データを削除する(ステップa55)。画像データ保存処理部65は、ステップa55で画像データを削除した後、またはステップa54のNoで100枚以上の画像データがないと判断した場合に、画像データを画像データ記憶部67に保存し(ステップa56)、処理を終了する。
以上、図3で説明したように、図2のステップa5で、画像データ保存処理部65が画像データ保存処理を終えると、図2のステップa1に戻り、上述した処理を映像出力処理部3から映像信号を取得できる間繰り返す。
以上の処理により、テレビジョン受像機Xは登録された照合キーに相当する文字列を有する画像データを自動的に取得して画像データ記憶部67に保存する。この処理によれば、例えば、「応募」を照合キーとして入力しておけば、懸賞等の情報を自動的に記録して収集することができる。また、上記処理では、画像データに特定データとして所定の文字列が含まれるときに、その画像データを保存した。この特定データは文字列に限らず所定のマークや形状等であってもよく、それらが含まれるときに画像データを保存してもよい。この場合、上記照合キーは文字列に限らずこれら特定データに対応する所定のマークや形状等が登録される。例えば、興味のある芸能人の顔写真等を特定データとして設定データ登録部68に登録しておき、その顔写真の特徴量等に該当すると判断した画像データを自動的に画像データ記憶部67に保存するとよい。この場合、興味のある芸能人がテレビ番組等に出演する場合に、その画像データを自動的に保存して収集することができる。
次に、図4を参照して、画像データ記憶部67に保存された画像データを通信部64が送信する処理について説明する。図4は、画像データ送信処理のフローチャートである。なお、携帯電話71に送信される画像データには、画像データ保存処理部65で著作権情報等が追加されているので、画像の著作権の保護を図ることができる。
まず、外部信号受信部5は、リモコン52の「画像閲覧ボタン」が押下されたことを検知すると(ステップb1)、画像データ処理制御部6に画像一覧の表示を指示する(ステップb2)。指示を受けた画像データ処理制御部6は、画像データ記憶部67に保存された画像データがあるか確認する(ステップb3)。画像データ処理制御部6は、画像データがあると判断した場合(ステップb3のYes)、画像データ記憶部67に保存されている画像データを映像出力処理部3で縮小して、画像一覧を表示部4に表示させる(ステップb4)。利用者は、リモコン52等を用いて画像一覧から任意の画像データを選択する(ステップb5)。
次に外部信号受信部5は、リモコン52の「画像送信ボタン」が押下されたか否かを検知する(ステップb6)。外部信号受信部5は、リモコン52の「画像送信ボタン」が押下されたことを検知すると(ステップb6のYes)、通信部64に画像データ処理制御部6を介して、選択された画像データの送信を指示する(ステップb7)。指示を受けた通信部64は、選択された画像データに著作権情報を表記する(ステップb8)。
なお、ステップb8で通信部64が著作権情報を表記する処理において、著作権情報を表示するための帯(領域)を画像データに設けて、その帯に著作権情報を表記すると、画像データの流出や不正コピー等の抑止につながるので好適である。また、ここでさらに、画像データにコピー防止や転送防止の設定を行ってもよい。
次に通信部64は、設定データ登録部68から画像データの送信先を読み出し、通信接続部7を介して携帯電話71に画像データを送信する(ステップb9)。通信部64は送信済みの画像データを画像データ記憶部67から削除する(ステップb10)。
画像データ記憶部67に保存された画像データがない場合や(ステップb3のNo)、「画像送信ボタン」が所定時間経過しても押下されなかった場合や(ステップb6のNo)、送信済みの画像データが画像データ記憶部67から削除された後に(ステップb10)、本フローチャートに示す一連の処理を終了する。
以上の処理によれば、利用者は画像データ記憶部67に保存された画像データから所望の画像データを選択して携帯電話71に送信させることができるので、利用者は、複数枚ある画像データを選別して好みの画像を取得することができる。
なお、通信部64は、画像データ保存処理部65が画像データ記憶部67に画像データを保存する度に、保存された画像データを携帯電話71に送信しても良い。この場合、画像データ取得部61は画像データを取得しない時間を長めに取るほうがよい。これは、同様な画像データを何枚も保存させないためである。また、抽出した文字列を比較して、同一文字列を含む画像データが送信済みであれば、その画像データは送信しないようにしてもよい。
また、図4のステップb5で選択された画像データに加工処理を施しても良い。ここで、リモコン52の「画像加工ボタン」を用いて画像データ記憶部67に保存された画像データを加工する処理について説明する。
表示された画像一覧から任意の画像データが選択され、画像データ加工する旨の指示がリモコン52等から出力されると、画像データ加工部66は、パレットメニューを表示部4の画面左側に表示し、指定された画像データによる画像を画面右側に表示させる。
図5は、加工する画像データが選択されて表示部4の画面に表示されたときのイメージ図である。図5では、画面左側のパレット領域に、鉛筆ツールと消しゴムツールとスタンプツールとを表示し、画面右側の画像描画領域に、選択された画像データによる画像を表示している。
画像データ加工部66は、表示部4の画面と同様の画面をリモコン52のタッチパネルに表示する。タッチパネルに表示されたパレットメニューの各ツールは、押下されることで選択され、また、画像上の領域で押下された箇所に選択されたツールの効果を合成する。画像データ加工部66は所定の画像データ加工を終えると加工した画像データを上書き保存する。
以上説明したように、利用者にとって興味のある画像を編集可能とすることで、利用者の画像に対する興味の程度を増加させることができる。
次に、リモコン52の「画像即時保存ボタン」の機能の処理について説明する。「画像即時保存ボタン」は、画像データ記憶部67に保存済みであって、照合キーに相当する文字列を含む画像データを携帯電話71に送信する機能であったが、「画像即時保存ボタン」は照合キーに関係なく、現在、表示部4の画面に表示されている画像を取得して携帯電話71に送信する機能である。ここで、送信される画像データは、表示部4の画面の画像から数フレーム遅れた後の画像データであるが、画像間に特別な変化はないため同じものとして説明する。
図6はリモコン52の備える「画像即時保存ボタン」の処理のフローチャートである。図6を参照して画像送信ボタンが押下された場合のテレビジョン受像機Xの動作を説明する。
まず、外部信号受信部5は、リモコン52からリモコン信号を受信して「画像即時保存ボタン」が押下されたことを検知する(ステップc1)。次に外部信号受信部5は、映像出力処理部3の映像信号から即時に画像データを取得するよう画像データ処理制御部6を介して画像データ取得部61に指示する(ステップc2)。
画像データ取得部61は、映像出力処理部3の映像信号から画像データを取得する(ステップc3)。次に文字認識部62は、画像データ取得部61が取得した画像データに文字認識処理を施す(ステップc4)。
文字認識部62が文字認識処理して文字列が含まれると判断した場合(ステップc4のYes)、文字照合部63は、設定データ登録部68の照合キーと文字認識部62が取得した文字列とを照合し、文字列が照合キーに相当するか否かを判断する(ステップc5)。
文字列が照合キーに相当しないと判断した場合(ステップc5のNo)、文字照合部63はその文字列を照合キーとして設定データ登録部68に登録するかどうか確認する画面を表示する(ステップc6)。利用者のリモコン52の操作等により、登録する旨の応答を得た場合(ステップc6のYes)、文字照合部63はその文字列を照合キーとして設定データ登録部68に登録する(ステップc7)。
ステップc4のNoで文字認識できず文字列を取得できなかった場合や、ステップc5のYesで照合キーに相当する文字列だった場合、またステップc6のYesで新たに文字列を照合キーに登録した場合の後に、画像データ保存処理部65は、画像データに上述した画像データ保存処理を行い、画像データ記憶部67に画像データを保存する(ステップc8)。
通信部64は、「画像即時保存ボタン」押下の指示によって取得した画像データを画像データ記憶部67から読み出し、画像の著作権情報を表記する(ステップc9)。そして通信部64は設定データ登録部68に登録された携帯電話71のメールアドレスに通信接続部7を介して送信する(ステップc10)。通信部64は、送信済みの画像データを画像データ記憶部67から削除する(ステップc11)。
以上説明したように、「画像即時保存ボタン」の機能によれば、照合キーとして登録されているかいないかにかかわらず、画像データを即時に携帯電話71に送信することができる。また、「画像即時保存ボタン」の機能によって取得した画像データが照合キーに相当しない文字列を有する場合、その文字列を照合キーとして簡易に登録することができる。
以上、本実施形態において、テレビ放送から画像データを抽出して携帯電話71に配信する動作を説明したが、抽出する画像データはテレビ放送に限定されない。例えば、映像出力処理部3は、外部信号受信部5から入力されるAV機器51から読み出したDVD等の映像データを取得できる。この場合、映像出力処理部3のDVD等の映像信号に対して、画像データ処理制御部6の各機能によって、照合キーに相当する画像データを自動的に保存して、送信することができる。
また、本実施形態では、映像出力処理部3の映像信号から画像データ取得部61が画像データを取得するので、表示部4の電源が入っていなくても映像出力処理部3に映像信号が入力されていれば画像データを取得できる。そのため、例えばタイマ予約した番組を録画している場合にも、照合キーを含む画像データを画像データ記憶部67に保存等することができる。この場合、利用者は、画像データ記憶部67に保存された画像データを確認することで、興味のある情報が録画された番組がどれであるか複数の録画番組から選ぶことができる。
また、本実施形態において、通信部64は送信済みの画像データを画像データ記憶部67から削除する処理としたが、画像データ記憶部67の容量に余裕があれば削除しなくても良い。この場合、携帯電話71が送信された画像データを誤って削除した場合でも、リモコン52の「画像送信ボタン」の機能によって同一の画像データの再受信が可能となる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
本発明は、デジタルカメラで撮像された画像をテレビ画面に表示する場合等の利用形態に適用することができる。
1・・・アンテナ
2・・・チューナ
3・・・映像出力処理部
4・・・表示部
5・・・外部信号受信部
51・・AV機器
52・・リモコン
6・・・画像データ処理制御部
61・・画像データ取得部
62・・文字認識部
63・・文字照合部
64・・通信部
65・・画像データ保存処理部
66・・画像データ加工部
67・・画像データ記憶部
68・・設定データ登録部
7・・・通信接続部
71・・携帯電話
X・・・テレビジョン受像機(画像表示装置)
2・・・チューナ
3・・・映像出力処理部
4・・・表示部
5・・・外部信号受信部
51・・AV機器
52・・リモコン
6・・・画像データ処理制御部
61・・画像データ取得部
62・・文字認識部
63・・文字照合部
64・・通信部
65・・画像データ保存処理部
66・・画像データ加工部
67・・画像データ記憶部
68・・設定データ登録部
7・・・通信接続部
71・・携帯電話
X・・・テレビジョン受像機(画像表示装置)
Claims (8)
- 入力された画像データに基づき画像を表示する画像表示装置であって、
前記画像データに含まれる特定データが予め登録された照合キーに相当するとき、予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信する送信手段を備えることを特徴とする画像表示装置。 - 前記画像データを取得する画像データ取得手段と、
取得された前記画像データから前記特定データを抽出する認識手段と、
抽出された前記特定データと前記照合キーとを照合する照合手段と、
を備え、
前記送信手段は、抽出された前記特定データが前記照合キーに相当するときに、前記送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記照合キーは、予め登録された文字列、前記照合キーに関連する予め登録された文字列、又は所定のマークや形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
- 前記画像データに含まれる前記特定データが前記照合キーに相当するとき前記画像データを保存する画像データ保存処理手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 著作権情報、又前記画像データの取得元特定情報を前記画像データに付加することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 保存された前記画像データを編集する画像データ加工手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 入力された画像データに基づき画像を表示する画像表示装置の画像送信方法であって、
前記画像データに含まれる特定データが予め登録された照合キーに相当するときに、予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信するステップを有することを特徴とする画像表示装置の画像送信方法。 - 前記画像データを取得する画像データ取得ステップと、
取得された前記画像データから特定データを抽出する認識ステップと、
抽出された前記特定データと前記照合キーとを照合する照合ステップと、
抽出された前記特定データが前記照合キーに相当するときに予め登録された送信先に前記画像データ又は加工された前記画像データを送信するステップと、
を有することを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置の画像送信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008031217A JP2009194494A (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | 画像表示装置及び画像送信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008031217A JP2009194494A (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | 画像表示装置及び画像送信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009194494A true JP2009194494A (ja) | 2009-08-27 |
Family
ID=41076146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008031217A Pending JP2009194494A (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | 画像表示装置及び画像送信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009194494A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116828099A (zh) * | 2023-08-29 | 2023-09-29 | 荣耀终端有限公司 | 一种拍摄方法、介质和电子设备 |
-
2008
- 2008-02-13 JP JP2008031217A patent/JP2009194494A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116828099A (zh) * | 2023-08-29 | 2023-09-29 | 荣耀终端有限公司 | 一种拍摄方法、介质和电子设备 |
CN116828099B (zh) * | 2023-08-29 | 2023-12-19 | 荣耀终端有限公司 | 一种拍摄方法、介质和电子设备 |
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