JP2009189806A - 引き上げ蓋式設計カニューレ - Google Patents

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Abstract

【課題】カニューレシールより小さな直径の開口部を有するレジューサーシールを含むカニューレアセンブリを提供し、より小さな直径の外科用器具の使用を可能にすること。
【解決手段】内部チャンバーを画定するカニューレ本体、このカニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、およびこのカニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレを含む引き上げ蓋式カニューレであって、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するシールを含み、さらに上記カニューレ本体上に移動可能に取り付けられ、そして第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを含む、引き上げ蓋式カニューレが提供される。
【選択図】図1

Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、2008年2月14日に出願された米国仮出願番号第61/028,532号に基づく利益および優先権を主張しており、その全体の内容は、参考として本明細書中に援用される。
(背景)
(1.技術分野)
本開示は、カニューレとの使用のための引き上げ蓋式(flip−top)スタイルアダプターに関する。より詳細には、本開示は、より小さな直径の器具を収容するためにカニューレの入口開口度を低減するための引き上げ蓋式アダプターを有するカニューレに関する。
(2.関連技術の背景)
種々の外科的手順において、しばしば、患者に対する最小の外傷とともに身体腔に接近することが所望される。これらのタイプの手術は、しばしば、内視鏡的または腹腔鏡的と称され、そして患者の身体に1つ以上の小切開を形成すること、および種々の外科用器具のために身体腔への接近を提供するためのカニューレを利用することを含む。カニューレはまた、身体腔にガス注入するためのガス注入法流体の供給源を提供するために用いられ、それによって、身体腔内に作業スペースを作り出す。
カニューレは、代表的には、内部チャンバーを画定するカニューレ本体、および外科用器具のための経路を提供するために切開を通って挿入されるカニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材を含む。この外科用器具の受容のための開口部を有するシールがカニューレ本体の近位端に提供され、ガス注入法ガスの逃避を防ぐ。
カニューレシールのこの開口部は、外科用器具の特定の範囲の直径に対応するような形態である所定の直径を有する。しかし、このカニューレシールの開口部内で適正にシールするためには十分に大きくない、より小さな直径を有する外科用器具を利用することがしばしば必要である。これは、身体腔からのガス注入法流体の逃避を生じ得、それによって種々の手術をより困難にする。
それ故、カニューレシールより小さな直径の開口部を有するレジューサーシール(reducer seal)を含むカニューレアセンブリを提供し、より小さな直径の外科用器具の使用を可能にすることが所望される。カニューレアセンブリに取り付けられたレジューサーシールを含み、そしてカニューレシールに隣接して選択的に位置決め可能であり、このカニューレシールの直径を効率的に減少するカニューレアセンブリを提供することがさらに所望される。
(要約)
内部チャンバーを画定するカニューレ本体、このカニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、およびこのカニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレを含む引き上げ蓋式カニューレが開示される。このカニューレは、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するシールを含む。この引き上げ蓋式カニューレはさらに、上記カニューレ本体上に移動可能に取り付けられ、そして第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを含み、この第2の所定の直径は上記第1の所定の直径より小さい。このレジューサーキャップは、上記レジューサーシールを上記カニューレシールから間隔を置くようにする開放位置から、上記レジューサーシールが上記カニューレシール上に横たわる閉鎖位置まで移動可能である。
上記レジューサーキャップは、上記カニューレ本体に旋回可能に取り付けられる。1つの実施形態では、上記カニューレ本体は少なくとも1つの旋回ピンを含み、そして上記レジューサーキャップは上記少なくとも1つのピン上に旋回可能に取り付けられる。特定の実施形態では、上記カニューレ本体は一対のピンを含み、そして上記レジューサーキャップはバックスパンから遠位方向に延びる一対の脚を画定するバックスパンを含み、これら脚は上記一対のピンに旋回可能に取り付けられる。このバックスパンは、上記レジューサーシールを含む中央部分を含む。
内部チャンバーを画定するカニューレ本体、このカニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、および上記カニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレを含む引き上げ蓋式カニューレがまた開示される。上記カニューレシールは、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有する。上記引き上げ蓋式カニューレはさらに、第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを含み、この第2の所定の直径は上記第1の所定の直径より小さい。上記レジューサーキャップは、上記カニューレ本体に連結された第1の部分、この第1の部分に対して移動可能に取り付けられた第2の部分、および上記第1の部分と上記第2の部分とを連結する可撓性ヒンジを含む。上記第2の部分は、上記レジューサーシールを上記カニューレシールから間隔を置くようにする開放位置から、上記レジューサーシールが上記カニューレシール上に横たわる閉鎖位置まで移動可能である。
1つの実施形態では、上記活動ヒンジ(living hunge)は、上記第1の部分および上記第2の部分と一体である。特定の実施形態では、上記活動ヒンジは、エラストマー材料から形成される。なおさらなる特定の実施形態では、上記活動ヒンジは、上記第2の部分を、上記活動ヒンジが非ストレス状態にあるとき上記第1の部分に対してほぼ135゜の開放位置に保持するよう成形される。
1つの実施形態では、上記第1の部分は、上記カニューレ本体の周縁を、上記レジューサーキャップが上記カニューレ本体の少なくとも一部分の周りで回転可能であるように取り囲む。
別の実施形態では、上記第2の部分は、上記レジューサーシールを囲む凹状部分を、この凹状部分が上記レジューサーシールに向かって外科用器具を案内するように含む。
さらなる実施形態では、上記カニューレ本体は窪みを含み、そして上記レジューサーキャップは上記窪みと係合可能な内方に向いたリップを含み、上記レジューサーキャップを上記閉鎖位置に保持する。
特定の実施形態では、上記第1の部分は複数のナブを含み、上記カニューレの把持を容易にする。
別の特定の実施形態では、上記カニューレ本体は、組織に対して上記カニューレを固定する縫合糸材料の受容のための縫合糸穴を画定する縫合糸フランジを含む。
なおさらなる特定の実施形態では、上記カニューレ本体は、縫合糸材料の受容のための溝を有する少なくとも1つの突出部を含む。
内部チャンバーを画定するカニューレ本体、このカニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、およびこのカニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレを包含する引き上げ蓋式カニューレがまた開示される。上記カニューレシールは、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有する。上記引き上げ蓋式カニューレはさらに、上記カニューレ本体と一体に形成され、そして第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを含む。上記第2の所定の直径は、上記第1の所定の直径より小さい。
特定の実施形態では、上記引き上げ蓋式カニューレはさらに、上記カニューレと上記レジューサーキャップとの間に一体に形成される可撓性の、活動ヒンジを含む。
別の特定の実施形態では、上記カニューレ本体は少なくとも1つの縫合糸穴を有するチャンネルを含み、このチャンネルは縫合糸材料を有する外科用ニードルを少なくとも1つの縫合糸穴に向かって方向付ける。さらなる特定の実施形態では、上記レジューサーキャップは、非対称である。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)引き上げ蓋式カニューレであって:
内部チャンバーを画定するカニューレ本体、該カニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、および該カニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレであって、該カニューレシールが、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するカニューレ;および
該カニューレ本体上に移動可能に取り付けられ、そして第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを備え、該第2の所定の直径が該第1の所定の直径より小さく、ここで、該レジューサーキャップが、該レジューサーシールを該カニューレシールから間隔を置くようにする開放位置から、該レジューサーシールが該カニューレシール上に横たわる閉鎖位置まで移動可能である、引き上げ蓋式カニューレ。
(項目2)前記レジューサーキャップが、前記カニューレ本体に旋回可能に取り付けられる、項目1に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目3)前記カニューレ本体が少なくとも1つの旋回ピンを含み、前記レジューサーキャップが該少なくとも1つのピン上に旋回可能に取り付けられる、項目2に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目4)前記カニューレ本体が一対のピンを含み、そして前記レジューサーキャップがバックスパンから遠位方向に延びる一対の脚を画定するバックスパンを含み、該脚が該一対のピンに旋回可能に取り付けられる、項目3に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目5)前記バックスパンが、前記レジューサーシールを含む中央部分を含む、項目4に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目6)引き上げ蓋式カニューレであって:
内部チャンバーを画定するカニューレ本体、該カニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、および該カニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレであって、該カニューレシールが、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するカニューレ;および
第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを備え、該第2の所定の直径が該第1の所定の直径より小さく、該レジューサーキャップが該カニューレ本体に連結された第1の部分、該第1の部分に対して移動可能に取り付けられた第2の部分、および該第1の部分と該第2の部分とを連結する可撓性ヒンジを含み、ここで、該第2の部分が該レジューサーシールを該カニューレシールから間隔を置くようにする開放位置から、該レジューサーシールが該カニューレシール上に横たわる閉鎖位置まで移動可能である、引き上げ蓋式カニューレ。
(項目7)活動ヒンジが、前記第1の部分および前記第2の部分と一体である、項目6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目8)少なくとも、前記活動ヒンジが、エラストマー材料から形成される、項目7に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目9)前記活動ヒンジが、前記第2の部分を、該活動ヒンジが非ストレス状態にあるとき前記第1の部分に対してほぼ135゜の開放位置に保持するよう成形される、項目8に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目10)前記第1の部分が、前記カニューレ本体の周縁を囲む、項目6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目11)前記第1の部分が、前記カニューレ本体の周りで回転可能である、項目10に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目12)前記第2の部分が前記レジューサーシールを囲む凹状部分を含み、該凹状部分が該レジューサーシールに向かって外科用器具を案内する、項目6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目13)前記カニューレ本体が窪みを含み、そして前記レジューサーキャップが該窪みと係合可能な内方に向いたリップを含み、該レジューサーキャップを前記閉鎖位置に保持する、項目6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目14)前記第1の部分が複数のナブを含み、前記カニューレの把持を容易にする、項目6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目15)前記カニューレ本体が、組織に対して前記カニューレを固定する縫合糸材料の受容のための縫合糸穴を画定する縫合糸フランジを含む、項目6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目16)前記カニューレ本体が、縫合糸材料の受容のための溝を有する少なくとも1つの突出部を含む、項目6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目17)引き上げ蓋式カニューレであって:
内部チャンバーを画定するカニューレ本体、該カニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、および該カニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレであって、該カニューレシールが、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するカニューレ;および
該カニューレ本体と一体に形成され、そして第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップであって、該第2の所定の直径は該第1の所定の直径より小さいレジューサーキャップを備える、引き上げ蓋式カニューレ。
(項目18)前記カニューレと前記レジューサーキャップとの間に一体に形成される可撓性の、活動ヒンジをさらに含む、項目17に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目19)前記カニューレ本体が少なくとも1つの縫合糸穴を有するチャンネルを含み、該チャンネルが縫合糸材料を有する外科用ニードルを少なくとも1つの縫合糸穴に向かって方向付ける、項目17に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(項目20)前記レジューサーキャップが、非対称である、項目17に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
(摘要)
第1の所定の直径を有する所定範囲の外科用器具を受容するためのカニューレシールを有するカニューレ、および該カニューレ上に移動可能に取り付けられたレジューサーキャップを含む引き上げ蓋式カニューレアセンブリが提供される。このレジューサーキャップは、上記第1の所定の直径の外科用器具より小さい直径を有する所定範囲の外科用器具を受容するために上記カニューレに付随するカニューレシールの開口部より実質的に小さい開口部を有するレジューサーシールを含む。開示される実施形態では、上記レジューサーシールは、上記レジューサーシールが上記カニューレシールの上に横たわり上記カニューレのシール開口部を効率的に減少する閉鎖位置から、上記レジューサーシールが上記カニューレシールから間隔を置かれる開放位置まで移動可能である。
本明細書に開示されるカニューレの種々の実施形態は、図面を参照して本明細書中に開示される。
図1は、ベイル、引き上げ蓋式レジューサーキャップを取り込むカニューレの1つの実施形態の斜視図であり、そして組織中に挿入されたカニューレを示す。 図2は、図1の線2−2に沿ってとった断面図で部分的に示される側面図である。 図3は、カニューレ本体から分離されたレジューサーキャップとともに、図1の実施形態の斜視図である。 図4は、図1に類似の斜視図であり、レジューサーキャップがカニューレのシールとの整列から旋回されている。 図5は、エラストマーの引き上げ蓋式レジューサーキャップを取り込むカニューレの代替の実施形態の斜視図である。 図6は、図5の線6−6に沿ってとった側方断面図である。 図7は、図6に類似の側方断面図であり、レジューサーキャップがカニューレのシールとの整列から旋回されている。 図8は、図5の実施形態の斜視図であり、レジューサーキャップがカニューレ本体からはずされている。 図9は、図5に類似の斜視図であり、レジューサーキャップがシールに対する位置から旋回されている。 図10は、活動ヒンジ、引き上げ蓋式レジューサーキャップを取り込むカニューレの別の代替物の斜視図である。 図11は、図10の線11−11に沿ってとった側方断面図である。 図12は、図10の実施形態の斜視図であり、レジューサーキャップがカニューレ本体から分離されている。 図13は、図10に類似の斜視図であり、レジューサーキャップがカニューレのシールに対する整列から旋回されている。 図14は、作り直された引き上げ蓋式レジューサーキャップを取り込むカニューレのなお別の実施形態の斜視図である。 図15は、図14の線15−15に沿ってとった側方断面図である。 図16は、図14の実施形態の斜視図であり、レジューサーキャップがカニューレ本体から分離されている。 図17は、図14に類似の斜視図であり、レジューサーキャップがカニューレのシールとの整列から旋回されている。 図18は、一体型の引き上げ蓋式レジューサーキャップを取り込むカニューレのなおさらなる実施形態の斜視図である。 図19は、図18の線19−19に沿ってとった側方断面図である。 図20は、図18の実施形態の斜視図であり、レジューサーキャップはカニューレの本体上の位置にある。 図21は、図18に類似の斜視図であり、レジューサーキャップはカニューレのシールとの整列から旋回されている。
(実施形態の詳細な説明)
引き上げ蓋式レジューサーキャップを有する本明細書に開示されるカニューレの実施形態は、ここで、図面を参照して詳細に説明され、図面では、同様の参照番号は、いくつかの図の各々で同一または対応する要素を指定する。当該技術分野で共通であるように、用語「近位」は、使用者または操作者、すなわち、外科医または内科医により近い部分または構成要素をいい、その一方、用語「遠位」は、使用者からより遠く離れた部分または構成要素をいう。
最初に図1を参照して、ベイル型の引き上げ蓋式カニューレ10が開示され、一般に、カニューレ12およびカニューレ12上に移動可能に取り付けられたベイル型レジューサーキャップ14を含む。レジューサーキャップ14は、代表的には、カニューレ12を通って用いられるその他の外科用器具の直径より小さい所定の直径を有する第1の外科用器具16を収容するように提供される。レジューサーキャップ14は、本明細書で以下により詳細に説明されるように、第1の外科用器具を受容するような形態のレジューサー穴20を有するレジューサーシール18を取り込む。
カニューレ12は代表的には当該技術分野で公知の型のものであり、そして一般にカニューレ本体24から遠位方向に延びる細長い管状部材22を含む。細長い管状部材22は、例えば外科用器具16のような外科用器具のために、身体腔BCへの接近を提供するために組織T中に切開Iを通って延びるように提供される。カニューレ本体24は、ガス注入法流体28の供給源の受容のためのバルブ26を含む。カニューレ本体24はまた、1つ以上の縫合糸穴30を含む。示されるように、縫合糸穴30は、組織Tにカニューレ12を固定するために縫合糸32を受容するように提供される。
ここで図2を参照して、上記で注記したように、カニューレ12は、一般に、代表的カニューレとして構築され、そして細長い管状部材22および第2の内部チャンバー36と流体連通する第1の内部チャンバー34を含む。フランジ38は、第1の内部チャンバー34と第2の内部チャンバー36との間に位置決めされたダックビル型バルブ40を支持する。ダックビルバルブ40は、身体腔BCのガス注入の間に第2の内部チャンバー36から第1の内部チャンバー34を隔離するため、およびそれを通って挿入されるときに外科用器具16の周りをシールするために提供される。カニューレ本体24にはまた、カニューレ本体24の近位端44上に位置するカニューレシール42が提供される。カニューレシール42は、外科用器具16の直径とは異なる直径を有する外科用器具を収容するために所定の直径d1を有するシール開口部46を含む。シール開口部46の直径d1は、以下により詳細に記載されるように、外科用器具16の直径より大きい直径を有する外科用器具を収容するために、レジューサーシール18のレジューサー穴20の直径d2より大きい。カニューレシール42は、カニューレ本体24の近位端44に提供されるフランジ48内に支持される。
ここで図2および3を参照し、そして本明細書で上記に注記されたように、レジューサーキャップ14は、カニューレ12上に移動可能に取り付けられる。詳細には、レジューサーキャップ14は、カニューレ本体24上の窪んだ領域54から延びる旋回ピン50および52上に旋回可能に取り付けられる。窪んだ領域54はカニューレ本体24の周りで部分的に延び、そしてレジューサーキャップ14を、レジューサーキャップ14がカニューレシール42から離れて開放位置に移動するとき、より妨げにならないように受容するために提供される。
図3を特に参照して、レジューサーキャップ14の詳細がここで説明される。本明細書で上記に注記されたように、レジューサーキャップ14はほぼベイル形状であり、そして一般に円形の中央部分58を有するバックスパン56を含む。円形の中央部分58は、レジューサーキャップ14が閉鎖位置にあるとき、カニューレシール42上でレジューサーシール18を中央に支持するために提供される。一対のアーム60および62は、中央円形部分58から側方に離れて延びる。一対の遠位方向に延びる脚64および66は、アーム60および62から遠位方向にそれぞれ延び、そして遠位端72および74に旋回穴68および70がそれぞれ提供される。円形の中央部分58には、レジューサーキャップ14が閉鎖位置にあるとき、カニューレシール42に隣接して提供される窪み74内でシールするような形態である下方に延びるリップ72が提供される。詳細には示されないが、脚64および66は、カニューレ12の長手方向軸からずれて配向され得、レジューサーキャップ14を旋回することを容易にする。
好ましくは、レジューサーキャップ14は、レジューサーキャップ14が閉鎖位置から開放位置まで移動されるとき、レジューサーキャップ14がカニューレ本体24の近位端44から上方にかつ離れて伸長され得るように実質的にエラストマーである材料から形成される。さらに、レジューサーキャップ14のこのエラストマー性質は、レジューサーキャップ14が実質的にカニューレ本体24中の窪んだ領域54内に横たわることを可能にし、それ故、レジューサーキャップ14が開放位置にあるとき比較的非妨害性であることを可能にする。
さしあたり図1を戻って参照し、使用において、カニューレ12は組織Tに対して位置決めされ、そして細長い管状部材22が切開Iを通って挿入され、細長い管状部材22の開放遠位端76を身体腔BC内に位置決めするように操作される。示されるように、レジューサーキャップ14は閉鎖位置にあり、レジューサーシール18はカニューレシール42上に位置決めされる(図2を参照のこと)。この位置では、レジューサーシール18中のより小さい直径のレジューサー穴20は、第1の外科用器具16を受容するような位置にある。第1の外科用器具16の直径はレジューサー穴20のより小さな直径d2に実質的に類似しているので、外科用器具16はレジューサーシール18内をシールする。本明細書で上記に注記されたように、身体腔BCは開放バルブ26によってガス注入され得、そしてガス注入法ガスがガス注入法流体28の供給源を、第1の内部チャンバー34中に、そして細長い管状部材22を通って身体腔BC中に通過することを可能にする。外科用器具16の非存在下では、ダックビルバルブ40が、カニューレ本体24からガス注入法ガスの逃避に対してシールする。一連の外科的手順が、ここで、第1の外科用器具16によって身体腔内で実施され得る。
ここで図4を参照して、例えば、第2の外科用器具78のような、より大きな直径の外科用器具が身体腔BC内で外科的操作を継続して実施するのに必要である場合、レジューサーキャップ14が開放位置から閉鎖位置まで旋回され得、ここで、レジューサーキャップ14は、カニューレ本体24の実施的に隣接する窪んだ領域54に横たわる。この状態では、より大きな直径のシール開口部46を有するカニューレシール42が利用可能であり、それを通ってより大きな直径の第2の外科用器具78を受容する。本明細書で上記の第1の外科用器具16とのように、第2の外科用器具78はダックビルバルブ40および細長い管状部材22を通過し、身体腔BC内でさらなる外科的操作を実施する。
ここで図5を参照して、エラストマーの引き上げ蓋式カニューレ80が開示され、これは、一般に、カニューレ82およびカニューレ82に移動可能に取り付けられるエラストマーレジューサーキャップ84を含む。レジューサーキャップ84は、例えば、第1の外科用器具16のような所定の直径を有する外科用器具の周りをシールするような形態であるレジューサー穴88を有するレジューサーシール86を含む。
カニューレ82は、一般に、カニューレ本体90から遠位方向に延びる細長い管状部材92を有するカニューレ本体90を含む。細長い管状部材92は、組織T中の切開Iを通じ、そして身体腔BC中に通過するような形態であり、第1の外科用器具16に身体腔BC中への接近を提供し、その中で外科的手順を実施する。本明細書中で上記に記載されたカニューレ12と同様に、カニューレ本体90には、ガス注入法流体96の供給源に連結されているバルブ94が提供される。カニューレ本体90は、縫合糸100を受容し、そしてカニューレ82を組織Tに固定するような形態である1つ以上の縫合糸穴98をさらに含む。
エラストマーレジューサーキャップ84は、可撓性のエラストマー材料から形成され、そして一般に、第1の実質的に周縁である部分102、および第2の実質的に周縁である部分104を含む。第2の周縁部分104は、レジューサーシール86を支持する。凹状部分106は、第2の周縁部分104内に形成され、そして第1の外科用器具16をレジューサーシール86中のレジューサー穴88に向かって案内することを容易にするようにレジューサーシール86を実質的に取り囲む。第1および第2の実質的に周縁である部分102および104は、第2の周縁部分104がカニューレ本体90に対して移動可能であるようにする可撓性または活動ヒンジ108によって連結される。第2の周縁部分104は、レジュサーシール86を、第1の外科用器具16を受容する位置に配置する閉鎖位置と、第2の周縁部分104が第1の外科用器具16を受容する位置から移動または旋回されるような開放位置までの間で移動可能である。活動ヒンジ108は、開いた非ストレス位置では、第2の周縁部分104が第1の周縁部分102に対して約135゜の角度で保持されるように成形される。複数のナブ110が第1の周縁部分102上に提供され、カニューレ82の把持を容易にする。さらに、ナブ110は、レジューサーキャップ84が、カニューレ本体90の周りを、第2の周縁部分104が開放位置にあるときバルブ94の進路から外に位置決めされ得るように回転されるようにし得る。
この実施形態では、縫合糸穴98が、カニューレ本体90の遠位端114から延びる縫合糸フランジ112を通って形成される。縫合糸フランジ112は遠位端114に固定され得るか、またはそれと一体に形成され得る。
ここで図6および図7を参照して、本明細書中で上記に記載のカニューレ本体24と同様に、カニューレ本体90は、ダックビルバルブ120によって分離される第1の内部チャンバー116および第2の内部チャンバー118を含む。カニューレシール122は、フランジ124によってカニューレ本体90内に支持され、そして外科用器具16の直径より大きな直径を有する外科用器具の受容のために所定の直径d1(図6)を有するシール開口部123を画定する。
図7および8で最も良く見られるように、レジューサーキャップ84の第2の周縁部分104は、頂部面126および周縁で下方に延びる側面128を一般に含む。第2の周縁部分104をカニューレ本体90に対して固定するために、側面128には、カニューレ本体90の近位端134中に形成された窪み132を係合するような形態である内部リップ130が提供される。タブ136が側面128上に提供され、窪み132から内部リップ130を外すことを容易にし得る。
カニューレ本体90中のカニューレシール122に隣接した凹状部分138が提供され、レジューサーキャップ84が閉鎖位置にあるとき、レジューサーキャップ84の第2の周縁部分104の凹状部分106に対してシールする。
さしあたり図7を参照して、レジューサーキャップ84の第1の周縁部分102は、接着剤、溶接などによってカニューレ継手(fighting)90に固定され得る。あるいは、図8を参照して、第1の周縁部分102は、カニューレ本体90中の窪み139を係合し得る。この形態では、レジューサーキャップ84は、窪み139内で、レジューサーキャップ84をカニューレ本体90に対して回転するように回転可能であり得る。これは、外科医が、レジューサーキャップ84の第2の周縁部分104がカニューレシール122から離れて間隔を置かれた開放位置にあるとき、第2の周縁部分104をバルブ94から離れて配向することを可能にする。
図5に戻り、使用において、カニューレ82は、細長い管状部材92を身体腔BC内に位置するように細長い管状部材92が組織T中の切開Iを通って位置決めされるように操作される。その後、バルブ94は、身体腔BCにガス注入するためにガス注入法流体96の供給源を受容するために開放され得る。第1の外科用器具16を用いるとき、レジューサーキャップ84の第2の周縁部分104は、レジューサーシール86を外科用器具16を受容する位置に配置する閉鎖位置にある。その後、外科用器具16がレジューサー穴88を通って挿入され、そしてシール86を縮め身体腔BC内に外科用器具16を位置決めする。ここで、外科的手順が、外科用器具16を用いて身体腔BC内で実施され得る。
ここで図9を参照して、外科的手順が、第1の外科用器具16の直径より大きい直径を有する第2の外科用器具78の使用を必要とするとき、レジューサーキャップ84の第2の周縁部分104が開放位置まで移動されカニューレシール122を露出する。詳細には、第2の周縁部分104上のタブ136が操作されて内部リップ130をカニューレ本体90中に形成された窪み132から外す。第2の外科用器具78がカニューレ本体90に向かって、第2の外科用器具78がカニューレ本体90中に形成された凹状部分138によってカニューレシール122に向かって案内されるように進行される。第2の外科用器具78はシール開口部123を通り、そしてそれ故、細長い管状部材92を通って進行され、第2の外科用器具78を身体腔BC内に位置決めする。さらなる外科的手順が、ここで、外科用器具78によって身体腔BC内で実施され得る。
それ故、第2の周縁部分104中の凹状部分106およびカニューレ本体90中に形成された凹状部分138を含むエラストマー引き上げ蓋式カニューレ80は、レジューサーシール86およびカニューレシール122にそれぞれ向かう外科用器具の案内を改善する利点を提供する。
ここで図10を参照して、身体腔BC内で外科的手順を実施するために種々の直径の外科用器具を受容することにおける使用のための活動ヒンジ引き上げ蓋式カニューレ140が開示される。活動ヒンジ引き上げ蓋式カニューレ140は、一般に、カニューレ142およびカニューレ142に移動可能に取り付けられた活動ヒンジレジューサーキャップ144を含む。レジューサーキャップ144は、例えば、第1の外科用器具16のような比較的小さな直径の外科用器具の受容のためのレジューサー穴148を有するレジューサーシール146を含む。
本明細書中で上記に記載されたカニューレと同様に、カニューレ142は、カニューレ本体150およびカニューレ本体150から遠位方向に延びる細長い管状部材152を含む。バルブ154がカニューレ本体150上に提供され、そして身体腔BCにガス注入法流体156を供給するようにガス注入法流体156の供給源と係合可能である。カニューレ本体150にはまた、カニューレ本体150から半径方向の外方に延びる1つ以上の突出部158が提供される。突出部158は、突出部158の周りに少なくとも部分的に延びる縫合糸溝160を含む。縫合糸溝160は、例えば縫合糸162のような一巻の縫合糸が、組織Tにカニューレ142を固定するために利用されることを可能にする。複数のリブ164がカニューレ本体150の周りの周縁に提供され、カニューレ142の操作を容易にする。
レジューサーキャップ144は、第1の周縁部分166および第2の周縁部分168を含む。第1の周縁部分166および第2の周縁部分168は、それぞれ、活動ヒンジ170によって相互連結される。本明細書で上記に注記されたように、レジューサーキャップ144は、可撓性のエラストマー材料から形成される。活動ヒンジ170は、第1の周縁部分166を、第1の周縁部分166が非ストレスまたはカニューレ本体150から脱係合された状態にあるとき、第2の周縁部分168に対して約150゜の角度で保持するように成形される。第2の周縁部分168は、レジューサーシール146、および、例えば、外科用器具16のような外科用器具をレジューサーシール146中のレジューサー穴148に向かって案内するような形態である凹状部分172を含む。
ここで図11を参照して、カニューレ本体150は、第1の内部チャンバー174および第2の内部チャンバー176を含む。第1の内部チャンバー174および第2の内部チャンバー176はそれぞれ、カニューレ本体150中のフランジ180内で支持されるダックビルバルブ178によって分離される。カニューレ本体150はさらに、カニューレ本体150上のフランジ184内に支持されるカニューレシール182を含む。カニューレシール182は、外科用器具16の直径より大きい直径を有する外科用器具の受容のための所定の直径d1を有するシール開口部186を画定する。示されるように、レジューサーシール146のレジューサー穴148は、カニューレシール182のシール開口部186の直径d1のそれより小さい所定の直径d2を有する。
第2の周縁部分168にはタブ188が提供され、第2の周縁部分168が、レジューサーシール146がカニューレシール182の上に横たわる閉鎖またはストレス状態から、レジューサーシール146がカニューレ本体150から離れて間隔を置かれ外科用器具がカニューレシール182を通って挿入されることを可能にする開放または非ストレス位置に移動することを容易にする。本明細書で上記で注記されたように、非ストレス状態では、第2の周縁部分168は、第1の周縁部分166およびカニューレ本体150に対して約135゜の角度で保持される。
ここで図11および12を参照して、第1の周縁部分166には、カニューレ本体150中に形成された窪み192を係合するような形態である内部リップ190が提供される。周縁部分166中に提供された第1の切り欠き194は、第1の周縁部分166がカニューレ本体150に対して移動可能であるようにする。詳細には、第1の周縁部分166、そしてそれ故活動ヒンジレジューサーキャップ144は、カニューレ本体150上に回転可能に取り付けられる。
図12を特に参照して、第2の周縁部分168には、レジューサーシール146を取り囲む下方突出部196が提供される。下方突出部196は、第2の周縁部分168が閉鎖位置にあるときカニューレシール182に対してシールする。カニューレ本体150は、カニューレシール182を取り囲む凹状部分198を含む。凹状部分198は、レジューサーキャップ144の第2の周縁部分168が開放または非ストレス状態にあるとき、外科用器具をカニューレシール182に向かって案内することを支援する。
図10に戻り、使用において、活動ヒンジ引き上げ蓋式カニューレ140は、組織T中の切開Iを通って細長い管状部材152を挿入するように操作され、細長い管状部材152を身体腔BC内に位置決めする。縫合糸162は突出部158中の溝160の周りを辿り、そして活動ヒンジ引き上げ蓋式カニューレ140を組織Tに固定するために用いられる。その後バルブ154が開放され、ガス注入法流体156の供給源を身体腔BC中に供給する。比較的小さな直径を有する外科用器具16のような外科用器具を用いることが所望される場合、レジューサーキャップ144の第2の周縁部分168は、第1の周縁部分166に対して閉鎖された位置にある。外科用器具16がレジューサーシール146中のレジューサー開口部148を通って挿入され、そして所望の外科的手順が身体腔BC内で実施される。
ここで図13を参照して、例えば、外科用器具78のようなより大きな直径の外科用器具を用いることが所望される場合、第2の周縁部分168は、レジューサーキャップ144の第1の周縁部分166に対して開放または非ストレス状態に移動される。本明細書で上記で注記されたように、これは、第2の周縁部分168上のタブ188の提供によって容易にされる。レジューサーキャップ144は、第2の周縁部分168をバルブ154から離して位置決めし、バルブ154の操作を容易にするようにカニューレ本体150に対して回転され得ることに注目すべきである。第2の外科用器具78は、カニューレシール182中のカニューレ開口部186を通って挿入され、そして身体腔BC内でさらなる外科的手順を実施するために用いられる。
従って、活動ヒンジ引き上げ蓋式カニューレ140は、バルブ154の操作を容易にするようなカニューレ本体150に対して回転可能であるレジューサーキャップ144を有すること、および突出部158の周りで、そして組織Tを通って縫合糸162の適用を容易にすることの利点を提供する。
ここで図14〜17を、そして最初に図14を参照して、種々の直径の外科用器具との使用のための作り直された引き上げ蓋式カニューレ200が開示される。作り直された引き上げ蓋式カニューレ200は、一般に、カニューレ202および作り直されたレジューサーキャップ204を含む。レジューサーキャップ204は、レジューサー穴208を有するレジューサーシール206を含む。カニューレ202は、カニューレ本体210を含み、このカニューレ本体はそれから遠位方向に延びる管状部材212を有する。バルブ214がカニューレ本体210上に提供され、そしてガス注入法流体216の供給源に連結される。縫合糸フランジ218がカニューレ本体210の周りに提供され、そして1つ以上の縫合糸穴220が提供される。縫合糸224が縫合糸穴220を通過するように提供され、そして作り直された引き上げ蓋式カニューレ200を組織Tに固定する。複数の凹部226がカニューレ本体210の周りに提供され、組織Tを通る作り直された引き上げ蓋式カニューレ200の操作を容易にする。
レジューサーキャップ204は、第1の周縁部分228および第2の周縁部分230を含む。第1の周縁部分228および第2の周縁部分230は、それぞれヒンジ232によって相互連結される。ヒンジ232は、第1の周縁部分228および第2の周縁部分230とそれぞれ一体であり得るか、または別個の部材として提供され得る。レジューサーキャップ204がエラストマー材料から形成され、そしてヒンジ232は、非ストレス状態では、第2の周縁部分230が第1の周縁部分228に対して約135゜の角度で維持されるように成形される。第2の周縁部分230には、レジューサーシール206に隣接する凹状部分234が提供され、器具をレジューサーシール206中のレジューサー穴208に向かって案内することを容易にする。突出部236が第2の周縁部部分230上に提供され、第2の周縁部分230が、第1の周縁部分228に隣接する閉鎖位置から、第1の周縁部分228から間隔を置いて離れた開放または非ストレス位置に移動することを容易にする。
ここで図15を参照して、カニューレ本体210は、第1の内部チャンバー238および第2の内部チャンバー240を含む。第1の内部チャンバー238および第2の内部チャンバー240は、カニューレ本体210内に形成されたフランジ244内に支持されたダックビルバルブ242によって分離される。カニューレ本体210はさらに、カニューレ本体210中に形成されたフランジ248内に支持されるカニューレシール246を含む。カニューレシール246は、外科用器具16の直径より大きい直径を有する外科用器具の受容のために所定の直径d1を有するシール開口部250を画定する。
図15および16を参照して、第1の周縁部分228には、カニューレ本体210中に形成された窪み254を係合するような形態である内部リップ252が提供される。第1の周縁部分228中に形成された切り欠き256は、第1の周縁部分228が、レジューサー204がカニューレ本体210に対して回転されることを可能にする様式でカニューレ本体210を係合することを可能にする。本願明細書で上記に記載されたような実施形態に類似して、第2の周縁部分230には、レジューサーシール206を取り囲む下方突出部258が提供され、これは、第2の周縁部分230が第1の周縁部分228に対して閉鎖位置にあるとき、第2の周縁部分230がカニューレ本体210に対して、そしてそれ故カニューレシール246に対してシールすることを可能にする。示されるように、カニューレ本体210はさらに、外科用器具をカニューレシール246中の開口部250に向かって案内するために提供される凹状部分260を含む。
ここで図14を参照して、使用において、作り直された引き上げ蓋式カニューレ200は、細長い管状部材212を身体腔BC内に位置決めするように組織T中の切開Iを通って細長い管状部材212を挿入するために操作される。本明細書で上記に注記されたように、縫合糸224は、縫合糸フランジ218中の縫合糸穴220を通され、作り直された引き上げ蓋式カニューレ200を組織Tに固定する。その後、バルブ214が開放され得、ガス注入法流体が、ガス注入法流体216の供給源を通り、細長い管状部材212を通り、そして身体腔BC中に流れることを可能にする。一旦、身体腔BCがガス注入されると、外科用器具16がレジューサーシール206中のレジューサー穴208を通り、そして身体腔BC中に挿入され得、その中で外科的操作を実施する。
図17を参照して、例えば、外科用器具78のような、より大きな直径の外科用器具が身体腔BC内で外科的手順を実施するのに必要であるとき、第2の周縁部分230上の突出部236が、第2の周縁部分230をレジューサーキャップ204の第1の周縁部分228から離れて移動または旋回するために操作され得る。その後、外科用器具78が、カニューレシール246中に形成されたより大きな直径のシール開口部250を通って挿入され得、そしてさらなる外科的手順を実施するために身体腔BC中に通される。本明細書で上記に注記されたように、レジューサーキャップ204は、第2の周縁部分230をバルブ214から離して配向するように、カニューレ本体210に対して回転可能である。
従って、作り直された引き上げ蓋式カニューレ200は、回転可能なレジューサーキャップ204、種々の直径の外科用器具を開示されたシールに向かって案内するための比較的大きな凹状部分234および260を有すること、および作り直された引き上げ蓋式カニューレ200を組織に固定するための一体化された縫合糸耳部を提供することの利点を提供する。
ここで図18〜21を、そして最初に図18を参照して、種々の直径の外科用器具との使用のための一体化引き上げ蓋式カニューレ262が開示される。一体化引き上げ蓋式カニューレ262は、一般に、一体化されたレジューサーキャップ266を有するカニューレ264を含む。レジューサーキャップ266は、それを通る外科用器具の受容のためのレジューサー穴270を有するレジューサーシール268を含む。
カニューレ264は、カニューレ本体272を含み、このカニューレ本体はそれから遠位方向に延びる細長い管状部材274を有する。カニューレ264はさらに、身体腔BCにガス注入するためのガス注入法流体278の供給源に連結されたバルブ276を含む。縫合糸耳部280がカニューレ本体272の周りに形成され、そして縫合糸穴282に向かって縫合糸ニードル(図示はされていない)を案内することを容易にするために提供され、一体化引き上げ蓋式カニューレ262を縫合糸284および本明細書で上記の先の実施形態に関して記載された様式と類似の様式で組織Tに固定することを容易にする。リブ286がカニューレ本体272の周りに提供され、組織Tを通って一体化引き上げ蓋式カニューレ262を操作することを容易にする。
図19を参照して、カニューレ本体272は、一般に、第1の内部チャンバー288および第2の内部チャンバー290を含む。第1の内部チャンバー288および第2の内部チャンバー290は、それぞれ、ダックビルバルブ292によって分離される。ダックビルバルブ292は、フランジ294によってカニューレ本体272内に支持される。カニューレシール296は、外科用器具16の直径より大きな直径を有する外科用器具の受容のために所定の直径d1を有するシール開口部300を画定する。
レジューサーキャップ266は、一般に非対称であり、そしてレジューサーシール268を取り囲む上皿型部分302を含む。レジューサーキャップ266はさらに、一般に、内方に向いた可撓性キャッチ306で終わる細長い垂れ下がる側方部分304を含む。可撓性キャッチ306は、カニューレ本体272中に形成された側面308を係合およびアンダーカットするような形態であり、レジューサーキャップ266をカニューレ本体272に隣接する閉鎖位置に固定する。示されるように、下方に突出する円形部分310は、皿型部分302から遠位方向に延び、レジューサーキャップ266が閉鎖位置にあるとき、カニューレシール296に対してシールする。示されるように、レジューサーシール268のレジューサー穴270は、例えば外科用器具16のような外科用器具を受容するような形態である所定の直径d2を有する。レジューサーシール268の直径d2は、カニューレシール296の直径d1より小さい。
ここで図19および20を参照して、一体化引き上げ蓋式カニューレ262は、レジューサーキャップ266がカニューレ本体272と一体に形成される点で、先に開示された実施形態とは異なる。詳細には、カニューレ本体272の一部分は、レジューサーキャップ266と一体である活動ヒンジ312とともに成形される。レジューサーキャップ266は、可撓性キャッチ306がカニューレ本体272中に形成されたアンダーカット308と係合される閉鎖位置からレジューサーキャップ266がカニューレシール296から約135゜離れて間隔を置かれる開放位置まで移動可能である。詳細には示されていないけれども、活動ヒンジ312は、レジューサーキャップ266を開放位置に保持するための移動止め機構を取り込み得る。あるいは、活動ヒンジ312は、非ストレス位置では、それが、本明細書中に上記に記載されたような実施形態と同様にレジューサーキャップ266を開放位置に保持するように成形され得る。
図18を参照して、使用において、一体化引き上げ蓋式カニューレ262は、組織T中の切開Iを通って細長い管状部材274を、細長い管状部材274が身体腔BC内に位置決めされるよう挿入するために操作される。本明細書で上記に記載されたような手順と同様に、バルブ276は、ガス注入法流体がガス注入法流体278の供給源を通り、そして身体腔BC中に流すよう操作される。その後、外科用ニードル(図示はされていない)が、縫合糸耳部280に沿い、そして縫合糸穴282を通って、縫合糸284で一体化引き上げ蓋式カニューレ262を組織Tに固定するように操作される。ここで、外科用器具16が、レジューサーシール268中のレジューサー穴270を通って挿入され、身体腔BC中まで通り、種々の外科的手順を実施する。
図21に最も良く示されるように、例えば外科用器具78のようなより大きい直径の外科用器具の使用が所望されるとき、可撓性キャッチ306は、カニューレ本体272中のアンダーカット308から離れて引かれ得、レジューサーキャップ266がヒンジ312の周りで旋回され、そしてカニューレシール296を露出する開放位置まで移動させる。カニューレ本体272はわずかに凹状の部分314を取り込み得、外科用器具78をカニューレシール296中の開口部300に向かって案内することを容易にすることが注目されるべきである。一旦、一体化引き上げ蓋式カニューレ262を通って位置決めされると、外科用器具78は、種々のさらなる外科的手順を実施するために利用され得る。
従って、この実施形態では、レジューサーキャップ266をカニューレ本体272と一体に提供することにより、一体化引き上げ蓋式カニューレ262中に含まれる構成要素の量が減少されることが認識され得る。
種々の改変が本明細書中に開示される実施形態になされ得ることが理解される。例えば、開示された実施形態は、開示されたレジューサーキャップをカニューレ本体に対して開放位置に維持するために、種々のタイプの移動止め機構を取り込み得る。さらに、開示されるレジューサーキャップは、全体または一部分が可撓性のエラストマー材料から形成され得る。さらに、開示されるカニューレ本体は、ダックビルバルブ以外の種々のシール構造を取り込み得るか、または内部シール構造がまったくなくても良い。なおさらに、カニューレ本体を組織に固定するその他の方法が提供され得、例えば、接着剤、ステープル留めなどである。従って、上記の説明は、制限するとして解釈されるべきではなく、特定の実施形態の単なる例示である。当業者は、本明細書に添付された請求項の範囲および趣旨内でその他の改変を想定する。
10 引き上げ蓋式カニューレ
12 カニューレ
14 レジューサーキャップ
16 第1の外科用器具
18 レジューサーシール
22 細長い管状部材
24 カニューレ本体
42 カニューレシール
78 第2の外科用器具

Claims (20)

  1. 引き上げ蓋式カニューレであって:
    内部チャンバーを画定するカニューレ本体、該カニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、および該カニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレであって、該カニューレシールが、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するカニューレ;および
    該カニューレ本体上に移動可能に取り付けられ、そして第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを備え、該第2の所定の直径が該第1の所定の直径より小さく、ここで、該レジューサーキャップが、該レジューサーシールを該カニューレシールから間隔を置くようにする開放位置から、該レジューサーシールが該カニューレシール上に横たわる閉鎖位置まで移動可能である、引き上げ蓋式カニューレ。
  2. 前記レジューサーキャップが、前記カニューレ本体に旋回可能に取り付けられる、請求項1に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  3. 前記カニューレ本体が少なくとも1つの旋回ピンを含み、前記レジューサーキャップが該少なくとも1つのピン上に旋回可能に取り付けられる、請求項2に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  4. 前記カニューレ本体が一対のピンを含み、そして前記レジューサーキャップがバックスパンから遠位方向に延びる一対の脚を画定するバックスパンを含み、該脚が該一対のピンに旋回可能に取り付けられる、請求項3に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  5. 前記バックスパンが、前記レジューサーシールを含む中央部分を含む、請求項4に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  6. 引き上げ蓋式カニューレであって:
    内部チャンバーを画定するカニューレ本体、該カニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、および該カニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレであって、該カニューレシールが、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するカニューレ;および
    第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップを備え、該第2の所定の直径が該第1の所定の直径より小さく、該レジューサーキャップが該カニューレ本体に連結された第1の部分、該第1の部分に対して移動可能に取り付けられた第2の部分、および該第1の部分と該第2の部分とを連結する可撓性ヒンジを含み、ここで、該第2の部分が該レジューサーシールを該カニューレシールから間隔を置くようにする開放位置から、該レジューサーシールが該カニューレシール上に横たわる閉鎖位置まで移動可能である、引き上げ蓋式カニューレ。
  7. 活動ヒンジが、前記第1の部分および前記第2の部分と一体である、請求項6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  8. 少なくとも、前記活動ヒンジが、エラストマー材料から形成される、請求項7に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  9. 前記活動ヒンジが、前記第2の部分を、該活動ヒンジが非ストレス状態にあるとき前記第1の部分に対してほぼ135゜の開放位置に保持するよう成形される、請求項8に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  10. 前記第1の部分が、前記カニューレ本体の周縁を囲む、請求項6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  11. 前記第1の部分が、前記カニューレ本体の周りで回転可能である、請求項10に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  12. 前記第2の部分が前記レジューサーシールを囲む凹状部分を含み、該凹状部分が該レジューサーシールに向かって外科用器具を案内する、請求項6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  13. 前記カニューレ本体が窪みを含み、そして前記レジューサーキャップが該窪みと係合可能な内方に向いたリップを含み、該レジューサーキャップを前記閉鎖位置に保持する、請求項6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  14. 前記第1の部分が複数のナブを含み、前記カニューレの把持を容易にする、請求項6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  15. 前記カニューレ本体が、組織に対して前記カニューレを固定する縫合糸材料の受容のための縫合糸穴を画定する縫合糸フランジを含む、請求項6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  16. 前記カニューレ本体が、縫合糸材料の受容のための溝を有する少なくとも1つの突出部を含む、請求項6に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  17. 引き上げ蓋式カニューレであって:
    内部チャンバーを画定するカニューレ本体、該カニューレ本体から遠位方向に延びる細長い管状部材、および該カニューレ本体の近位端上に位置決めされるカニューレシールを有するカニューレであって、該カニューレシールが、第1の外科用器具の受容のための第1の所定の直径の開口部を有するカニューレ;および
    該カニューレ本体と一体に形成され、そして第2の外科用器具の受容のための第2の所定の直径を有する穴を画定するレジューサーシールを含むレジューサーキャップであって、該第2の所定の直径は該第1の所定の直径より小さいレジューサーキャップを備える、引き上げ蓋式カニューレ。
  18. 前記カニューレと前記レジューサーキャップとの間に一体に形成される可撓性の、活動ヒンジをさらに含む、請求項17に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  19. 前記カニューレ本体が少なくとも1つの縫合糸穴を有するチャンネルを含み、該チャンネルが縫合糸材料を有する外科用ニードルを少なくとも1つの縫合糸穴に向かって方向付ける、請求項17に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
  20. 前記レジューサーキャップが、非対称である、請求項17に記載の引き上げ蓋式カニューレ。
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