JP2009188989A - 近接する移動体デバイスの識別 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1の移動体デバイスが第2の移動体デバイスを識別するための方法を提供する。
【解決手段】方法は、a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出すること、及びb)検出された各感覚的識別子(ID1)のスタンプを決定することを含む。方法は、c)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイスを探索すること、及びd)第1の通信チャネルをオープンすることをさらに含む。さらに、方法は、e)第2の移動体デバイスと少なくとも1つのスタンプの部分を交換すること、及びf)少なくとも1つのスタンプの受信部分を検証することを含む。最後に、方法は、g)少なくとも1つのスタンプの受信部分の所定量が、第1の移動体デバイスによって決定された少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しい場合、第1の移動体デバイスと第2の移動体デバイスとの間に第2の通信チャネルをオープンすることを含む。
【選択図】図7
【解決手段】方法は、a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出すること、及びb)検出された各感覚的識別子(ID1)のスタンプを決定することを含む。方法は、c)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイスを探索すること、及びd)第1の通信チャネルをオープンすることをさらに含む。さらに、方法は、e)第2の移動体デバイスと少なくとも1つのスタンプの部分を交換すること、及びf)少なくとも1つのスタンプの受信部分を検証することを含む。最後に、方法は、g)少なくとも1つのスタンプの受信部分の所定量が、第1の移動体デバイスによって決定された少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しい場合、第1の移動体デバイスと第2の移動体デバイスとの間に第2の通信チャネルをオープンすることを含む。
【選択図】図7
Description
本発明は、第1の移動体デバイスのための方法に関する。本発明は、第2の移動体デバイス(2)を識別する方法、移動体デバイス、このような移動体デバイスを備えるシステム、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能媒体製品にさらに関するものである。
本出願はさらに、近接する移動体デバイスの識別に関するものである。より具体的には、本発明は、近接する移動体デバイスを識別する方法及び空間的に近接する他の移動体デバイスを識別可能な移動体デバイスに関するものである。
移動(セルラ)電話、PDA(個人情報端末)、及びラップトップコンピュータ等の移動体デバイスはますます多機能化している。最近の移動電話は、例えば、電話をかけることに適しているのみならず、多くの場合、計算機、カレンダー、及びゲームさえも含む。携帯電話ゲームは、通常、単一のプレーヤ向けに設計されており、プレイする移動体デバイスのみが関わる。しかしながら、ゲームの種類によっては、各自のデバイスをそれぞれ用いる複数のプレーヤが必要とされる。マルチプレーヤゲームを開始する前に、複数のプレーヤを選択する必要があると共に、それに従って当該プレーヤの移動体デバイスを識別する必要がある。
他の移動体デバイスの電話番号及び各所有者の名前を含む、格納されている電話リストを用いて、他の移動体デバイスを識別することが可能である。しかしながら、電話リストは、その他の移動体デバイスの可用性及び近接性に関する情報を収容しない。マルチプレーヤゲームを、互いに近傍にいる、例えば見える距離内にいるプレーヤのグループでプレイする場合、そのグループの移動体デバイスを別の方法で識別する必要がある。もちろん、参加する移動体デバイスの電話番号がわかっていれば、電話番号を手動で入力することが可能である。しかしながら、特に電話番号を大声で読む必要がある場合、これは面倒であり、間違いが発生しやすい。したがって、単純であるが効率的な、互いの近傍に位置する移動体デバイスの識別メカニズムが必要である。
このような識別メカニズムは、移動電話以外の移動体デバイス、例えばPDA、ラップトップコンピュータ、及びいわゆるノート型コンピュータにおいて用いることも可能である。PDA及び同様のデバイスは一般に、デバイス間でトランザクションを開始するために他のデバイスを識別する必要があることがあるため、識別メカニズムはゲームアプリケーションのみに用いることができるわけではない。トランザクションの一例は、データファイル、カレンダー予約、及び他の情報のような情報の交換である。
遠隔デバイスはマルチプレーヤゲーム又はデータ交換に関わる可能性が低いため、識別メカニズムは主に、互いの近傍に位置する移動体デバイスに用いられる。特に、移動体デバイス(の所有者)が視界内にあるとき、移動体デバイス(の所有者)にゲームに参加するように、又はカレンダ・データを交換するように誘うことが望ましいことが多い。誘われた移動体デバイスがゲームに参加するか又はデータを交換するには、まず、その移動体デバイスが識別される必要がある。したがって、近接する移動体デバイスを識別する必要がある。(移動)デバイスの近接度を測定することは既知であるが、従来技術は識別問題に対する解決策を示唆していない。
例えば、特許文献1(Motorola)には、コンテキスト感知回路とマイクロプロセッサとを備えるハンドヘルド電子デバイスが開示されている。コンテキスト感知回路は、デバイスの動き又は別の物体への近接度若しくは接触等のデバイスのコンテキスト的な特徴を検出することが可能である。検出されたコンテキスト的な特徴は、例えば、デバイスの水平に対する角度を示す視覚的で物理的な表現を表示するために用いられる。タッチセンサがユーザ等の異物への接触又は近接によって起動し、タッチセンサを用いて、デバイスがユーザによってどのように保持されているかを決定することができる。赤外線(IR)センサを用いて、ユーザの体を含む他の物体への近接度を感知することができる。これらのセンサは、他の物体の存在に関する情報を提供するのみであり、その識別に関する情報を提供しない。
特許文献2(Hinckley等)には、コンテキスト値がセンサから導出されるデバイスが開示されている。近接センサが赤外線(IR)光を用いて、他の物体の近接を検出する。近接センサはIR送信器とIR受信器とを備え、受信される(散乱した)IR光の強度は、他の物体への距離に比例するものと想定される。ここでも、この既知の近接センサは、近接する物体の識別に関する情報を提供するためには用いられない。
従来技術によるデバイスによっては、他の物体の近接を測定するのではなく、情報を読み取ることが可能なものがある。例えば、特許文献3(シャープ)には、バーコードを読み取ると共に、写真を撮ることが可能な移動電話が開示されている。この既知のデバイスは、URL(ユニフォームリソースロケータ、すなわちインターネットアドレス)を表すバーコードを認識することが可能である。したがって、この既知のデバイスによって表示されるバーコードは、移動電話の外のエンティティを表すものであり、移動体デバイス自体の識別に用いるものではない。
本発明の目的は、従来技術によるこれらの課題及び他の課題を解決し、近接する移動体デバイスを識別する単純且つ効率的な方法であって、好ましくは、移動体デバイスが用いる特定の無線通信技術から独立した方法を提供することである。
本発明の別の目的は、このような方法を用いるための移動体デバイス、サーバ、及び移動通信システムを提供することである。
更なる目的は、移動体デバイスのユーザの使いやすさをさらに向上させることである。
更なる目的は、移動体デバイスのユーザの使いやすさをさらに向上させることである。
一実施の形態によれば、第1の移動体デバイス(1)についての方法であって、
a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
前記検出された感覚的識別子(ID1)に応答して所定の機能を実行するステップとを含む、方法が提供される。感覚的識別子は、音響識別子及び視覚的識別子のうちの一方とすることができる。
a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
前記検出された感覚的識別子(ID1)に応答して所定の機能を実行するステップとを含む、方法が提供される。感覚的識別子は、音響識別子及び視覚的識別子のうちの一方とすることができる。
一実施の形態によれば、第2の移動体デバイス(2)を識別する方法であって、
a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
b)検出された各前記感覚的識別子(ID1)のスタンプを決定するステップと、
c)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス(2)を探索するステップと、
前記第2の移動体デバイス(2)が見つかった場合に、
d)前記第2の移動体デバイス(2)との第1の通信チャネルをオープンするステップと、
e)少なくとも1つの前記スタンプの部分を、前記第1の通信チャネルを介して前記第2の移動体デバイス(2)と交換するステップと、
f)受信された前記少なくとも1つのスタンプの部分が、前記第1の移動体デバイス(1)によって決定された前記少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しいか否かを検証するステップと、
g)前記受信された少なくとも1つのスタンプの部分の所定量が、前記第1の移動体デバイス(1)によって決定された前記少なくとも1つのスタンプの前記対応する部分に等しい場合、前記第1の移動体デバイス(1)と前記第2の移動体デバイス(2)との間に第2の通信チャネルをオープンするステップと、
を含む、方法が提供される。
a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
b)検出された各前記感覚的識別子(ID1)のスタンプを決定するステップと、
c)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス(2)を探索するステップと、
前記第2の移動体デバイス(2)が見つかった場合に、
d)前記第2の移動体デバイス(2)との第1の通信チャネルをオープンするステップと、
e)少なくとも1つの前記スタンプの部分を、前記第1の通信チャネルを介して前記第2の移動体デバイス(2)と交換するステップと、
f)受信された前記少なくとも1つのスタンプの部分が、前記第1の移動体デバイス(1)によって決定された前記少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しいか否かを検証するステップと、
g)前記受信された少なくとも1つのスタンプの部分の所定量が、前記第1の移動体デバイス(1)によって決定された前記少なくとも1つのスタンプの前記対応する部分に等しい場合、前記第1の移動体デバイス(1)と前記第2の移動体デバイス(2)との間に第2の通信チャネルをオープンするステップと、
を含む、方法が提供される。
一実施の形態によれば、このような方法を実行するように構成される移動体デバイスが提供される。
さらに、上記に従って少なくとも2つの移動体デバイス1、2を備えるシステムが提供される。
さらに、上記に従って少なくとも2つの移動体デバイス1、2を備えるシステムが提供される。
さらに、移動体デバイスの処理ユニットにロード可能なコンピュータプログラムであって、上記方法のうちのいずれか1つを実行するように構成されるソフトウェアコードの部分を含む、コンピュータプログラムが提供される。
さらに、このようなコンピュータプログラムを含むコンピュータ読み取り可能媒体製品が提供される。
本発明について、添付の図面に示される例示的な実施形態を参照して以下にさらに説明する。
本発明について、添付の図面に示される例示的な実施形態を参照して以下にさらに説明する。
したがって、本発明は、近接する移動体デバイスを識別する方法であって、
・第1の移動体デバイスが、感覚的識別子を提示するステップと、
・第2の移動体デバイスが、第1の移動体デバイスによって提示された感覚的識別子を検出するステップと、
・第2の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証するステップであって、第1のデバイスを識別する、ステップと、
を含む、方法を提供する。第1の移動体デバイスによって提示され、第2の移動体デバイスによって検出されて検証される感覚的識別子を提供することによって、第1の移動体デバイスの確実な識別を行うことができる。提示するステップは、感覚的識別子を表示し及び/又は表現することを含むことができ、一方、検出するステップは、感覚的識別子を取り込み及び/又は記録することを含むことができる。検証するステップは、検出された感覚的識別子を所定のフォーマットと比較して、検出された識別子が真の識別子であることを保証すること、及びその特徴を決定することを含むことができる。検証するステップは、付加的に又は代替的に、それ自体が既知であり得るパターン認識技法を含むことができる。
・第1の移動体デバイスが、感覚的識別子を提示するステップと、
・第2の移動体デバイスが、第1の移動体デバイスによって提示された感覚的識別子を検出するステップと、
・第2の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証するステップであって、第1のデバイスを識別する、ステップと、
を含む、方法を提供する。第1の移動体デバイスによって提示され、第2の移動体デバイスによって検出されて検証される感覚的識別子を提供することによって、第1の移動体デバイスの確実な識別を行うことができる。提示するステップは、感覚的識別子を表示し及び/又は表現することを含むことができ、一方、検出するステップは、感覚的識別子を取り込み及び/又は記録することを含むことができる。検証するステップは、検出された感覚的識別子を所定のフォーマットと比較して、検出された識別子が真の識別子であることを保証すること、及びその特徴を決定することを含むことができる。検証するステップは、付加的に又は代替的に、それ自体が既知であり得るパターン認識技法を含むことができる。
「感覚的識別子」という用語は、音声信号等の聴覚的識別子、可視シンボル及びコード等の視覚的識別子、臭い等の嗅覚的識別子、並びに点字パターン等の触覚的識別子を含むように意図されることに留意されたい。したがって、本発明は、近接する移動体デバイスを識別するために聴覚的識別子及び/又は視覚的識別子を用いる。
有利なことに、本発明の方法は、
・第2の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証した後に、肯定応答(acknowledgement)メッセージを第1の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含むことができる。すなわち、第2の移動体デバイスが検出された感覚的識別子を有効な識別子であると判断した後、第2の移動体デバイスは、肯定応答を第1の移動体デバイスに送信する。このようにして、第1の移動体デバイスは、その識別情報を第1の移動体デバイスが受信されたことを「知る」。この肯定応答は有利であるが、本質的なものではない。
・第2の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証した後に、肯定応答(acknowledgement)メッセージを第1の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含むことができる。すなわち、第2の移動体デバイスが検出された感覚的識別子を有効な識別子であると判断した後、第2の移動体デバイスは、肯定応答を第1の移動体デバイスに送信する。このようにして、第1の移動体デバイスは、その識別情報を第1の移動体デバイスが受信されたことを「知る」。この肯定応答は有利であるが、本質的なものではない。
好ましい実施形態では、本発明による方法は、
・第2の移動体デバイスが更なる感覚的識別子を提示するステップと、
・第1の移動体デバイスが、第2の移動体デバイスによって提示された更なる感覚的識別子を検出するステップと、
・これらの移動体デバイスを相互に識別するために、第1の移動体デバイスが、検出された更なる感覚的識別子を検証するステップと、
をさらに含む。第2の移動体デバイスによって提示され、第1の移動体デバイスによって検出されて検証される更なる(すなわち、第2の)感覚的識別子を提供することによって、第2の移動体デバイスの確実な識別を実行することができる。第2の(更なる)感覚的識別子は第1の感覚的識別子と同様であってもよいが、これは必須ではない。例えば、第1の感覚的識別子は視覚的識別子であり、第2の感覚的識別子は聴覚的識別子であってもよく、この逆も同様である。
・第2の移動体デバイスが更なる感覚的識別子を提示するステップと、
・第1の移動体デバイスが、第2の移動体デバイスによって提示された更なる感覚的識別子を検出するステップと、
・これらの移動体デバイスを相互に識別するために、第1の移動体デバイスが、検出された更なる感覚的識別子を検証するステップと、
をさらに含む。第2の移動体デバイスによって提示され、第1の移動体デバイスによって検出されて検証される更なる(すなわち、第2の)感覚的識別子を提供することによって、第2の移動体デバイスの確実な識別を実行することができる。第2の(更なる)感覚的識別子は第1の感覚的識別子と同様であってもよいが、これは必須ではない。例えば、第1の感覚的識別子は視覚的識別子であり、第2の感覚的識別子は聴覚的識別子であってもよく、この逆も同様である。
本発明による方法は、
・第1の移動体デバイスが、検出された更なる感覚的識別子を検証した後に、更なる肯定応答メッセージを第2の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含むことができる。更なる(すなわち、第2の)肯定応答メッセージを用いることによって、第1の移動体デバイスは、第2の移動体デバイスがその識別子を受信したことを「知る」。
・第1の移動体デバイスが、検出された更なる感覚的識別子を検証した後に、更なる肯定応答メッセージを第2の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含むことができる。更なる(すなわち、第2の)肯定応答メッセージを用いることによって、第1の移動体デバイスは、第2の移動体デバイスがその識別子を受信したことを「知る」。
検出された感覚的識別子(ID1、ID2)を検証するステップには、サーバが関わることができる。したがって、検証するステップは、感覚的識別子を検出した移動体デバイスによって実行されるのではなく、検出された感覚的識別子が関わる移動体デバイスによって転送されるサーバによって実行されてもよい。検証に成功すると、検証確認メッセージをサーバから、検出された感覚的識別子の発信元である移動体デバイスに送信することができる。したがって、このような実施形態では、検証するステップはサーバを介して実行される。
上述したように、感覚的識別子及び/又は更なる感覚的識別子は、バーコード又はシンボル等の視覚的識別子を含むことができる。このような視覚的識別子は、識別される移動体デバイスに固定されるステッカー又はラベル上に配置することができる。代替的に、視覚的識別子は、表示画面に表示される明滅パターンで提供してもよく、明滅の周波数及び/又は間隔は識別情報を含む。したがって、視覚的識別子は、例えばディスプレイ(移動体デバイスのディスプレイ等)又はライト(移動体デバイスに内蔵されたライト)によって生成された空間的なパターン及び/又は時間的なパターンによって構成することができる。
感覚的識別子及び/又は更なる感覚的識別子は、代替的に又は付加的に、音声信号等の聴覚的識別子を含み得る。聴覚的識別子は、移動体デバイスのラウドスピーカによって表現してもよく、又はドラム若しくは音叉等の移動体デバイス外のパーカッション要素によって生成してもよい。代替的に又は付加的に、聴覚的識別子は、手を叩くこと又は複数の移動体デバイスを一緒にタップする(tap:軽く叩く)ことによって生成してもよい。感覚的識別子は、タイムスタンプによって実現してもよい。これによって、複数のソースからの感覚的識別子を区別することが可能になる。
本発明の方法は2つの移動体デバイスに制限されない。したがって、本発明の方法の有利な実施形態は、
・第3の移動体デバイスが、第1の移動体デバイスによって提示された感覚的識別子を検出するステップと、
・第1のデバイスが識別するために、第3の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証するステップと、
をさらに含む。第1の移動体デバイスから第3の移動体デバイスに提示される感覚的識別子は、第1の移動体デバイスから第2の移動体デバイスに提示される感覚的識別子と同一であってもよいが、必ずしも要さず、上記感覚的識別子は異なっていてもよい。
・第3の移動体デバイスが、第1の移動体デバイスによって提示された感覚的識別子を検出するステップと、
・第1のデバイスが識別するために、第3の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証するステップと、
をさらに含む。第1の移動体デバイスから第3の移動体デバイスに提示される感覚的識別子は、第1の移動体デバイスから第2の移動体デバイスに提示される感覚的識別子と同一であってもよいが、必ずしも要さず、上記感覚的識別子は異なっていてもよい。
この実施形態は、
・第3の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証した後、また更なる(すなわち、第3の)肯定応答メッセージを第1の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含む。上記の実施形態と同様に、本方法は、
・第3の移動体デバイスがまた更なる(すなわち、第3の)感覚的識別子を提示するステップと、
・第1の移動体デバイスが第1の移動体デバイスによって提示される、また更なる感覚的識別子を検出するステップと、
・これらの移動体デバイスが相互に識別するために、第1の移動体デバイスが検出される、前記また更なる感覚的識別子を検証するステップと、
も含む。本方法が、
・第1の移動体デバイスが、検出される前記また更なる感覚的識別子を検証した後に、さらに別の(すなわち、第4の)肯定応答メッセージを第3の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含む場合、この実施形態においても肯定応答を用いてもよい。このようにして、関わるすべての移動体デバイスは、それぞれの識別情報がその他の移動体デバイスによって受信されたことを「知る」ことができる。有利なことに、本方法は、各移動体デバイスが所定の時間期間以内に識別した移動体デバイスのリストを保持するステップをさらに含むことができる。
・第3の移動体デバイスが、検出された感覚的識別子を検証した後、また更なる(すなわち、第3の)肯定応答メッセージを第1の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含む。上記の実施形態と同様に、本方法は、
・第3の移動体デバイスがまた更なる(すなわち、第3の)感覚的識別子を提示するステップと、
・第1の移動体デバイスが第1の移動体デバイスによって提示される、また更なる感覚的識別子を検出するステップと、
・これらの移動体デバイスが相互に識別するために、第1の移動体デバイスが検出される、前記また更なる感覚的識別子を検証するステップと、
も含む。本方法が、
・第1の移動体デバイスが、検出される前記また更なる感覚的識別子を検証した後に、さらに別の(すなわち、第4の)肯定応答メッセージを第3の移動体デバイスに送信するステップ
をさらに含む場合、この実施形態においても肯定応答を用いてもよい。このようにして、関わるすべての移動体デバイスは、それぞれの識別情報がその他の移動体デバイスによって受信されたことを「知る」ことができる。有利なことに、本方法は、各移動体デバイスが所定の時間期間以内に識別した移動体デバイスのリストを保持するステップをさらに含むことができる。
特定の有利な実施形態では、移動体デバイスによって提示される感覚的識別子は、各移動体デバイスの状態を表す。これによって、移動体デバイスは他の移動体デバイスの状態に応答することができる。加えて、移動体デバイスは、別の移動体デバイスの感覚的識別子に応答して変更された状態を有することができる。すなわち、移動体デバイスの状態は、別のデバイスの状態に応答して、及び/又は他のデバイスの識別子に応答して変更することができる。
本発明は、少なくとも2つの移動体デバイスをペアにする方法であって、上述したように、近接する移動体デバイスを識別する方法を含む方法をさらに提供する。
本発明は、上述した方法を実行するためのコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、CD又はDVD等のデータキャリアに格納されているコンピュータ実行可能命令セットを含むことができる。プログラマブルコンピュータに上述した方法を実行させることができるコンピュータ実行可能命令セットは、例えばインターネットを介して遠隔サーバからダウンロードして利用することも可能である。コンピュータプログラム製品は、本発明において用いられる移動体デバイスにロードすることができる。移動体デバイスに対して、共通のサーバが用いられる場合、共通サーバで用いるためのコンピュータプログラム製品を提供することもできる。
本発明は、上述した方法を実行するためのコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、CD又はDVD等のデータキャリアに格納されているコンピュータ実行可能命令セットを含むことができる。プログラマブルコンピュータに上述した方法を実行させることができるコンピュータ実行可能命令セットは、例えばインターネットを介して遠隔サーバからダウンロードして利用することも可能である。コンピュータプログラム製品は、本発明において用いられる移動体デバイスにロードすることができる。移動体デバイスに対して、共通のサーバが用いられる場合、共通サーバで用いるためのコンピュータプログラム製品を提供することもできる。
本発明は、上述した方法において用いられる移動体デバイスであって、
・移動体デバイスに関連付けられる感覚的識別子を提示する表示ユニット及び/又はラウドスピーカユニットと、
・別の移動体デバイスによって提示される感覚的識別子を検出するためのカメラユニット及び/又はマイクロホンユニットと、
・他のデバイスを識別するために、検出された感覚的識別子を検証するように構成されるプロセッサユニットと
を備える、移動体デバイスも提供する。カメラユニットに代えて又はカメラユニットに加えて、スキャナユニットを用いて、バーコード等のシンボルコードをスキャンしてもよい。
・移動体デバイスに関連付けられる感覚的識別子を提示する表示ユニット及び/又はラウドスピーカユニットと、
・別の移動体デバイスによって提示される感覚的識別子を検出するためのカメラユニット及び/又はマイクロホンユニットと、
・他のデバイスを識別するために、検出された感覚的識別子を検証するように構成されるプロセッサユニットと
を備える、移動体デバイスも提供する。カメラユニットに代えて又はカメラユニットに加えて、スキャナユニットを用いて、バーコード等のシンボルコードをスキャンしてもよい。
移動体デバイスは、検出された感覚的識別子が検証されると、肯定応答メッセージを別の移動体デバイスに送信するようにさらに構成することができる。好ましくは、移動体デバイスは、所定の時間期間以内に識別された移動体デバイスリストを保持するメモリユニットをさらに備える。
加えて、本発明は、上述した方法と併せて用いるサーバ及び/又は上述した少なくとも1つの移動体デバイスを提供し、当該サーバは、データを処理するプロセッサユニットと、データを記憶するメモリユニットと、少なくとも1つの移動体デバイスと通信する通信ユニットとを備える。プロセッサユニットは、好ましくは、少なくとも1つの移動体デバイスから受信された感覚的識別子を検証するように構成される。プロセッサユニットは、受信された肯定応答メッセージに応答して確認メッセージを生成するようにさらに構成することができる。すなわち、識別が成功したことに応答して移動体デバイスによって生成されるいずれの肯定応答メッセージもサーバに転送することができ、サーバはこれに応答して、確認メッセージを移動体デバイスに送信する。このようにして、サーバは成功した識別の記録を保持し、様々な移動体デバイスに異なる役割、例えば様々なゲームでの役割を割り当てることも可能である。したがって、サーバのプロセッサは、少なくとも1つの移動体デバイスが関わるゲームのゲームルールを適用するように構成することができる。
加えて、本発明は、上記で定義された移動体デバイス及び/又はサーバを備える移動通信システムを提供する。
図1において単に非限定的な例として示している移動体デバイスのセットは、第1の移動体デバイス1と、第2の移動体デバイス2と、第3の移動体デバイス3とを含む。図示の例では、移動体デバイスは移動(セルラ)電話デバイスであるが、PDA(個人情報端末)機能等の他の機能も組み込むことができる。
図1において単に非限定的な例として示している移動体デバイスのセットは、第1の移動体デバイス1と、第2の移動体デバイス2と、第3の移動体デバイス3とを含む。図示の例では、移動体デバイスは移動(セルラ)電話デバイスであるが、PDA(個人情報端末)機能等の他の機能も組み込むことができる。
各移動体デバイス1、2、3は、表示画面13、キーパッド14、ラウドスピーカ17、及びマイクロホン18が配置される正面11を有する。ラウドスピーカ及び/又はマイクロホンは代替としてデバイスの側面に配置されてもよいことを理解されたい。
実施形態によれば、表示画面13は識別子を表示することが可能である。第1の移動体デバイス1によって提示される(第1の)識別子ID1は、図示の例ではバーコードである。このバーコードは、別の移動体デバイスのバーコードスキャナ又はカメラで「読み取る」ことができる。図2は、背面12に搭載されたカメラ15を有する移動体デバイス2の一例を示し、このカメラ15は、バーコード、シンボルコード、又はその他の(第1の)識別子ID1を表す視覚的指示を検出することが可能である。
実施形態によれば、識別子ID1は移動体デバイスの識別情報(identity)を表す。この識別情報は電話番号、SIM(加入者識別モジュール)番号、氏名、又は別の種類の識別情報と等しくすることができる。しかしながら、本発明の更なる態様によれば、識別子ID1は、付加的に又は代替的に、デバイスのステータス又は移動体デバイス(のプロセッサ)によって実行中のプロセス若しくはプログラムの状態等の他の情報を表すことができる。この状態は移動体デバイスの状態と呼ぶことになるが、一般に、移動体デバイスが関わり、移動体デバイスのプロセッサによって制御及び/又は実行することができるプロセス内の現在の段階又はステップを指す。
図1に示す通常のバーコード等の静止した空間パターンに代えて、周波数及び/又は時間間隔が識別情報を含む明滅するパターン又はシンボル等の時間的なパターンを用いてもよい。
図1の例では、各移動体デバイスによって提示された視覚的識別子が各表示画面13によって表示される。しかしながら、図2の例では、第2の移動体デバイス2の識別子ID2を表すバーコードは、ラベル16、好ましくは自己接着性ラベルにプリントされたバーコードとして提供される。移動体デバイス2の背面12にカメラ又はバーコードスキャナが設けられる場合、好ましくは、ラベル16も背面12に設けられる。これには、互いに背面を向けられた2つの移動体デバイスのカメラが互いのバーコードを同時に読み取ることが可能であるという利点がある。したがって、素早い相互識別を実現することができる。
本発明によれば、識別子は聴覚的識別子であってもよい。これを図3に示し、(第2の)識別子ID2が、第2の移動体デバイス2のラウドスピーカ17によって生成され、第1の移動体デバイス1のマイクロホン18によって受信される。識別子ID2は、好ましくは、複数のトーン及び/又はパルスで構成されて複数の異なる識別子を区別できるような音声信号で構成されることができる。
代替的に又は付加的に、嗅覚的識別子及び/又は触覚的識別子を用いてもよい。移動体デバイスは、このような実施形態では、別の移動体デバイスによって検出される臭いを生成することが可能であるか、又は別のデバイスの表面を感知することが可能であることができ、感知された表面は触覚的識別子、例えば、点字記号を含む。したがって、本発明は聴覚的識別子又は視覚的識別子に制限されない。
図1〜図3の例では、感覚的識別子は、聴覚的識別子及び視覚的識別子であり、複数の移動体デバイスが互いに近接するときにそれらの移動体デバイスを識別するように機能する。識別する方法は、他のデバイスの識別情報を判断するように機能し、この識別情報は続けて、情報交換に用いられる。より詳細には、本発明による識別する方法は、第1の移動体デバイスが感覚的識別子(バーコード又は音声信号等)を提示するステップと、第2のデバイスが、第1の移動体デバイスによって提示された感覚的識別子を検出するステップとを少なくとも含むいくつかのステップを含む。実際の識別を完了するために、本発明の大半の用途では、検出された識別子を所定のフォーマット、範囲、又は同様の測定基準と比較することによって検証する必要がある。パターン認識技法を用いて、検出された識別子を記憶されている識別子フォーマットと照合し、及び/又は検出された識別子を認識することができる。
移動体デバイスを一方向的に識別する(すなわち、デバイス1がデバイス2を識別するが、デバイス2はデバイス1を識別しない)ことが可能であるが、本発明は相互識別(すなわち、デバイス1がデバイス2を識別すると共に、デバイス2がデバイス1を識別すること)も可能にする。いずれの場合でも、デバイスは、別のデバイスによる識別に成功した場合、肯定応答するように求められ得る。このため、肯定応答メッセージを交換することができる。このようなメッセージは、デバイスによって提示される感覚的識別子と同様であってもよく、したがって、視覚的メッセージ又は聴覚的メッセージ、例えば表示されるシンボル及び/又は表される音声信号であってもよい。しかしながら、肯定応答メッセージが識別子と同様である必要はない。したがって、肯定応答メッセージは、赤外線(IR)信号又は無線周波(RF)信号を用いて送信することができる。
例示的な識別手順を図4に示し、図4では、2つの移動体デバイス1及び2の間での情報の交換が概略的に示される。第1の移動体デバイス1はまず、第1の識別子ID1を提示し、これは第2の移動体デバイス2によって検出される。第1の識別子ID1が検証されると、第2のデバイス2は第1の肯定応答メッセージAC1を第1のデバイス1に送信する。第2のデバイス2も第2の識別子ID2を提示し、第2の識別子ID2は第1のデバイス1によって検出される。第2の識別子ID2が検証されると、第1のデバイス1は第2の肯定応答メッセージAC2を第2のデバイス2に送信する。このようにして、デバイスの確認された相互識別を実現することができる。3つ以上の移動体デバイスを含むように図4の方式を容易に拡張することができることが理解される。
本発明の好ましい実施形態では、各移動体デバイスは、当該移動体デバイスが特定の時間期間以内に識別した移動体デバイスのリストを記憶する。次に、全ての新しい識別子をリストと比較して、二重(相互)識別を回避することができる。特定の識別子が2回目に受信される場合、肯定応答は送信されない。
本発明の第1の態様によれば、識別の成功によって、移動体デバイスは相互のトランザクションに参入する(enter into)ことが許される。本発明の更なる態様によれば、これらの識別子は通常、各移動体デバイスの状態を、例えば第1の状態「ゲームに利用可能」から第2の状態「ゲームに参加中」に変更する。識別子は、移動体デバイスの識別情報を表すことに加えて又はこの代わりに、移動体デバイスの状態、例えば現在状態を表すために用いることもできる。別のデバイスは、移動体デバイスの(現在)状態を用いて、プロセス内のステップ、例えば受信側デバイスの識別子が状態「データ受信可能」を示す場合にデータを送信するステップを実行することができる。このようにして、識別子をプロトコルの実行に用いることができる。プロトコルによっては、関わるデバイスの実際の識別子が無関係であるものもあり、その結果として、識別子がデバイスの識別情報ではなくデバイスの状態のみを識別するために用いられることもある。
本発明において用いられる識別技法は、近接するデバイス、すなわち特定の限られた範囲内にあるデバイスを自動的に選択する。視覚的識別子及び聴覚的識別子は両方とも、通常、数mの範囲内でのみ検出可能であるが、背景ノイズ量が限られている場合、聴覚的識別子はさらに遠くから検出され得る。本明細書では、近接するデバイスは、ゼロ又はわずか数mmから数m又はさらには約100mまでの範囲の相互距離を有するデバイスを包含するものと理解されるが、さらに長い相互距離は排除されず、特定の用途において用いられ得る。
感覚的識別子は、タイムスタンプによって実現してもよい。例えば、送信側デバイスは音声信号が生成された時点を登録することができ、受信側デバイスは音声信号が受信された時点を登録する。有利なことに、音声信号は、音声信号が送信された時刻の指示を含むため、受信側デバイスが時間遅延ひいてはデバイス間の距離を素早く測定することができる。信号が生成された時刻は、識別子の一部、例えば長い方のコード(a longer code)のうちの数ビットで表すことができる。
聴覚的(音響)識別子は、ラウドスピーカのみならず、他の手段によっても生成することができる。例えば、2つの移動体デバイスを一緒にタップすることによって、又は1つの移動体デバイスをテーブル等の別の物体にタップすることによって音声信号を生成することができる。パーカッション要素、例えばドラム、鉛筆、音叉、又は同様の要素を用いることによって聴覚的識別子を生成することも可能である。
音声信号のタイムスタンプによって、受信側デバイスはどのデバイスがその音声を発したのかを判断することができる。これは、他のデバイスがその時点に聴覚的識別子を生成したか否かを、当該他のデバイスが判断できるようにするタイムスタンプを含む受信メッセージをブロードキャストすることによって、又は該当する場合には中央サーバに受信メッセージを転送することによって実現することができる。タイムスタンプに加えて、大半の聴覚的識別子は、他の聴覚的識別子から区別できるようにし、ひいては特定のデバイスへの識別子をトレース可能にする特徴(時間エンベロープ及び周波数エンベロープ等)を有する。聴覚的識別子は、タップすることによって生成される場合、発信側デバイスのマイクロホンによっても受信されることになる。したがって、受信側デバイスによって検出された特徴を発信側デバイスが受信した特徴と比較することができる。
本発明による移動体デバイスの例示的な実施形態を図5の概略図により詳細に示す。図5に示される単に例示にすぎない移動体デバイス1は、マイクロプロセッサ(μP)21と、メモリ(M)22と、入出力(I/O)ユニット23と、表示画面(DS)13と、カメラ(C)14と、ラウドスピーカ(LS)17と、マイクロホン(MP)18と、キーパッド(KP)19とを備える。マイクロプロセッサ21、メモリ22、及びI/Oユニット23は共通バスによって相互に接続されるが、表示画面13、カメラ14、ラウドスピーカ17、マイクロホン18、及びキーパッド19はI/Oユニット23に結合される。
メモリ22は、移動体デバイスの操作、特に上述した識別の実行に適したソフトウェアプログラムを含む。加えて、メモリ22は、最近識別された移動体デバイスのリストを記憶することができる。このリストは、例えば、特定の時間量が経過したとき、又は移動体デバイスがオフに切り替えられたときに削除することができる。メモリ22は、パターン認識と、シンボルコード等の視覚的識別子の検出及び検証とに適したソフトウェアプログラムを含むこともできる。
カメラ14は、いくつかの実施形態では(バーコード)スキャナで置き換えられてもよく、別の移動体デバイスによって提示された視覚的識別子の画像を取り込むことが可能である。バーコード又は他のシンボルコードに代えて、顔、例えば移動体デバイスの所有者の顔の写真等の別の視覚的識別子を用いてもよい。顔(又は別の実質的に一意の識別子)は、デバイスの画面及び/又はステッカーに表示することができる。聴覚的識別子のみが用いられる場合、カメラを省いてもよいことが理解される。
表示画面22は、移動体デバイスに存在する標準の表示画面とすることができる。しかしながら、識別子を表示する別個の表示画面を設けてもよい。このような追加の表示画面は、2つのデバイスを同時に識別できるようにデバイスの背面(図2の12)に有利に配置することができる。代替的に又は付加的に、1つ又は複数のライト(例えばLED又は小型の電球)を移動体デバイスに設けて、視覚的識別子を構成する時間的及び/又は空間的なパターンを生成してもよい。
上述したように、本発明は、2つ以上の移動体デバイスを(相互に又は一方向的に)識別できるようにする。実際、情報(例えば、写真、歌、又はテキスト)の共有又は共通ゲームの開始のために、デバイスのグループ全体を識別することができる。
本発明はゲーム用途に特に適している。移動体デバイスの識別によって、識別されたデバイスがゲームに参加できるようにすることができる。このようなゲームの一例はLive Strategoであり、各移動体デバイスがゲームピースを表す。このような用途では、移動体デバイスは、好ましくは、特定のピースを表すシンボルを表示することが可能である。したがって、本発明の移動体デバイスは、好ましくは、ゲームプレイに適している。
移動体デバイスは、移動電話等のハンドヘルドデバイス、又はより包括的にはラップトップコンピュータ及びPDA等の携帯デバイスであってもよい。本発明の識別プロセスは、本質的に独立ユニットとしてアクションする移動体デバイスを参照して説明されるが、本発明は、移動体デバイスが共通サーバによって部分的若しくは完全に制御されるか、又は共通サーバと少なくとも通信する通信システム等のシステムにおいて利用することもできる。したがって、識別プロセスの部分はこのようなサーバによって実行されてもよい。
上記で定義された方法及び/又は移動体デバイスと併せて用いられるサーバを図6に概略的に示す。図6の例示的な実施形態では、サーバ5は、データを処理するプロセッサ(μP)ユニット51と、データを記憶するメモリ(M)ユニット52と、少なくとも1つの移動体デバイス、好ましくは複数の移動体デバイスと通信する入出力−通信(C)ユニット53とを備えるものとして示される。移動体デバイスとの通信は、GSM、GPRS、又はUMTS等の適した無線技術を用いることができる。
サーバ5のプロセッサユニット51は、感覚的識別子ID1、ID2、・・・を検証するように構成することができる。すなわち、移動体デバイスは、検出された感覚的識別子をいずれもサーバに転送し、サーバが識別子を検証することができる。これには、移動体デバイスが識別検証に適したソフトウェア及び/又はハードウェアを含む必要がないという利点がある。したがって、共通サーバを識別プロセスに含むことによって、移動体デバイスを比較的単純ひいては安価に保つことができる。
本発明のサーバのプロセッサユニット51は、移動体デバイスから受信される肯定応答メッセージに応答して確認メッセージを生成するように構成することができる。これらの確認メッセージは移動体デバイスの特定の役割に固有であってもよく、この役割は、例えば移動体デバイスが関わろうとしているゲーム又は他のアクティビティによって決まる。サーバのプロセッサユニットは、有利なことに、少なくとも1つの移動体デバイスが関わるゲームのゲームルールを適用するように構成することもできる。
本発明は、視覚的識別子及び/又は聴覚的識別子を有利に用いて、近接する移動体デバイスを識別し、及び/又は移動体デバイスのステータスを提示することができるという洞察に基づくものである。
本明細書において用いられるいかなる用語も本発明の範囲を制限するものとして解釈されるべきではないことに留意する。特に、「備える」及び「含む」という言葉は、特に記されていないあらゆる要素の排除を意図しない。単一の(回路)要素は、複数の(回路)要素又はそれらの均等物で置き換えることが可能である。
更なる実施形態
上述したように、感覚的識別子はタイムスタンプによって実現してもよい。
更なる実施形態
上述したように、感覚的識別子はタイムスタンプによって実現してもよい。
また、聴覚的(音響)識別子は、ラウドスピーカのみならず、他の手段によっても生成することができる。例えば、2つの移動体デバイスを一緒にタップすることによって、又は1つの移動体デバイスをテーブル等の別の物体にタップすることによって音声信号を生成することができる。パーカッション要素、例えばドラム、鉛筆、音叉、又は同様の要素を用いることによって聴覚的識別子を生成することも可能である。
音声信号のタイムスタンプによって、受信側デバイスはどのデバイスがその音声を発したのかを判断することができる。これは、他のデバイスがその時点に聴覚的識別子を生成したか否かを、当該他のデバイスが決定できるようにするタイムスタンプを含む受信メッセージをブロードキャストすることによって、又は該当する場合には中央サーバに受信メッセージを転送することによって実現することができる。タイムスタンプに加えて、大半の聴覚的識別子は、他の聴覚的識別子から区別できるようにし、ひいては特定のデバイスへの識別子をトレース可能にする特徴(時間エンベロープ及び周波数エンベロープ等)を有する。聴覚的識別子は、タップすることによって生成される場合、発信側デバイスのマイクロホンによっても受信されることになる。したがって、受信側デバイスによって検出された特徴を発信側デバイスが受信した特徴と比較する(すなわち、整合があるか否かを調べる)ことができる。
実際の識別を完了するために、検出された識別子は所定のフォーマット、範囲、又は同様の測定基準と比較される。パターン認識技法を用いて、検出された識別子を記憶されている識別子フォーマットと照合し、及び/又は検出された識別子を認識することができる。
この概念に基づき、2つの移動体デバイス間で行うことができる対話を説明するいくつかの更なる実施形態を以下に提供する。以下の実施形態は、移動体デバイス(第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2)等の2つの近接するデバイス間のトランザクションを、例えばこれらの2つの移動体デバイスを互いにタップすることによって自動的に閉じることに関する。以下の実施形態は、信頼できる第三者の必要のないこのようなトランザクションのセキュリティに対する解決策を提供する。これらの実施形態は、第1及び第2の移動体デバイス等に近接するデバイスの容易で高速且つ完全な識別を、第3の移動体デバイス3がスプーフィングを阻止されるように提供する。
これらの実施形態は、対話に向けて準備された少なくとも2つの移動体デバイス1、2を含む。例えば、2つの移動体デバイス1、2は、感覚的識別子、例えば移動体デバイス1、2を互いにタップすることによって生成される音響感覚識別子を検出すると、対話を自動的に開始する。対話は、ファイル、名刺、又はゲーム関連情報の交換を含み得る。一実施形態によれば、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2は、検出された感覚的識別子を特徴付けるスタンプ(例えば、移動体デバイスのマイクロホンを用いて検出されたタップ時刻を表すタイムスタンプ)を決定する。スタンプを比較することによって、第1の移動体デバイス1は第2の移動体デバイス2(例えば、第1の移動体デバイス1にタップした移動体デバイス2)を識別することができ、この逆も同様である。したがって、安全な対話を開始することができる。
これらの実施形態によれば、検出されたスタンプは、信頼できる第三者を用いずに、且つスタンプをその他のデバイスに明らかにせずに、別の移動体デバイスの検出されたスタンプと比較される。当然ながら、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2が両方とも同様のスタンプを有し、可能な第3の移動体デバイス3が同様のスタンプを有することができないことを保証する必要がある。感覚的識別子が、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2を互いにタップすることによって交換される、上に提供した例では、第3の移動体デバイス3は、タップしている第1移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2と同じようにしてタッピング(tap:叩き合わせ)を検出しないため、同じスタンプを有することができない。例えば、スタンプがタイムスタンプを含む場合、第3の移動体デバイス3はタッピングを異なる時点に検出又はシミュレートするため、異なるタイムスタンプが生成される。したがって、第3の移動体デバイス3は対話(タッピング等)のスプーフィング又は盗聴を阻止する。
従来技術から、二者間の、認証されていると共に盗聴に耐性のある通信を可能にする、いわゆる公開鍵システムが既知である。しかしながら、公開鍵システムは信頼できる第三者を想定しており、信頼できる第三者の必要性は、以下の実施形態によって解消される。
従来技術から、ドキュメント又はコンピュータファイルのデジタル指紋を提供するいわゆるハッシュ関数もさらに既知である。ハッシュ関数は、2つのドキュメントが同じものであること、又は原本が改竄されていないことを素早く確認できるようにする。ハッシュ関数は、一方向性である。原本又は原ファイルが十分に大きければ、ハッシュ関数から原本又は原ファイルを導き出すことは不可能である。以下に提供する実施形態は、この基準が満たされない(小さなドキュメント)状況にも適用可能である。
一実施形態によれば、第1の移動体デバイスが第2の移動体デバイス2を識別する方法であって、
a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
b)検出された各感覚的識別子(ID1)のスタンプを決定するステップと、
c)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス2を探索するステップと、
第2の移動体デバイス2が見つかった場合に、
d)第2の移動体デバイス2との第1の通信チャネルをオープンするステップと、
e)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス2と少なくとも1つのスタンプの部分を交換するステップと、
f)少なくとも1つのスタンプの受信部分が、第1の移動体デバイス1によって決定された少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しいか否かを検証するステップと、
g)少なくとも1つのスタンプの受信部分の所定量が、第1の移動体デバイス1によって決定された少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しい場合、第1の移動体デバイス1と第2の移動体デバイス2との間に第2の通信チャネルをオープンするステップと、
を含む、方法が提供される。
a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
b)検出された各感覚的識別子(ID1)のスタンプを決定するステップと、
c)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス2を探索するステップと、
第2の移動体デバイス2が見つかった場合に、
d)第2の移動体デバイス2との第1の通信チャネルをオープンするステップと、
e)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス2と少なくとも1つのスタンプの部分を交換するステップと、
f)少なくとも1つのスタンプの受信部分が、第1の移動体デバイス1によって決定された少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しいか否かを検証するステップと、
g)少なくとも1つのスタンプの受信部分の所定量が、第1の移動体デバイス1によって決定された少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しい場合、第1の移動体デバイス1と第2の移動体デバイス2との間に第2の通信チャネルをオープンするステップと、
を含む、方法が提供される。
この実施形態について図7を参照してさらに説明する。この実施形態が図5を参照して上述した移動体デバイスによって実行可能なことが理解される。メモリ(M)22は、例えば図7を参照して以下に説明するフロー図を実行する、マイクロプロセッサ(μP)21によって読み取り可能であり且つ実行可能なプログラミングライン及び命令を含むことができる。
第2の通信チャネルが、実際には第1の通信チャネルと同じであってもよいことに留意されたい。第1の通信チャネル及び第2の通信チャネルは両方とも、Bluetooth、wifi等の短距離通信チャネルとすることができる。第1の通信チャネルは、各移動体デバイスへの完全なアクセスを許可せずに識別等を交換することができる開通セッションのことを指すことができる。第2の通信チャネルは、両移動体デバイスが互いに更なるアクセスを許可し、電話番号、名刺、画像、音楽ファイル等のデータを交換することができる更なるフェーズのことを指すことができる。
第2の移動体デバイス2は近接する移動体デバイスとすることができる。これは、付近の第2の移動体デバイス2との接続を確立して、例えば、Bluetooth等の短距離通信チャネルをオープンするための解決策を提供する。これは、ゲーム状況において特に有用であり得る。提供される方法は、面倒なパスワードの交換を含まない。
アクション100においてフロー図を開始した後、第1の移動体デバイス1は、第2のアクション200において少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するように構成することができる。
上で示したように、感覚的識別子は、音声信号、視覚的シンボル及びコード等の視覚的識別子、並びに点字パターン等の触覚的識別子等のすべての種類の感覚的識別子を含むように意図される。したがって、聴覚的識別子及び/又は視覚的識別子が、移動体デバイスの識別に用いられる。いずれの種類の感覚的識別子が用いられるかに応じて、第1の移動体デバイス1は、そのような感覚的識別子を検出するように構成されるハードウェア及び/又はソフトウェアを有することができる。
例えば、感覚的識別子が、第1の移動体デバイス1を第2の移動体デバイス2に(又はこの逆に)タップすることによって生成される音響(聴覚的)識別子の場合、第1の移動体デバイス1は、第1の移動体デバイス1のマイクロホンによって検出された音響情報を「リスン(listen)」し、音響情報を解析すると共に所定の音響パラメータと比較して、他の音響情報から「タッピング」を区別するように構成されるソフトウェア機能を有することができる。第1の移動体デバイス1は、このためにパターン認識技法を用いることができる。
当然ながら、他の感覚的識別子が用いられる場合、他の適したハードウェア機能及び/又はソフトウェア機能を提供することができる。視覚的な感覚的識別子が用いられる場合、ハードウェアはカメラ又はスキャナとすることができ、ソフトウェアは適したパターン認識技法を含むことができる。
一実施形態によれば、少なくとも1つの感覚的識別子が第1の移動体デバイス1によって生成される。感覚的識別子が視覚的な感覚的識別子(例えば、閃光)である場合、これは対話に関わる第1の移動体デバイス1又は第2の移動体デバイス2によって生成することができる。また、感覚的識別子が音響識別子の場合、対話に関わる第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2のうちの一方が、音響(音声)信号を生成することによって音響識別子を生成することができる。感覚的識別子が第1の移動体デバイス1によって生成される場合、感覚的識別子を検出するアクション200は、感覚的識別子を生成する命令がプロセッサ21によって処理される(べき)であることを検出することを含むことができる。少なくとも1つの感覚的識別子をユーザ対話によって生成開始することができる。
代替形態によれば、少なくとも1つの感覚的識別子は第三者によって生成される。この第三者は、例えば、手を叩くか、又はパーカッション要素、例えばドラム、鉛筆、音叉、若しくは同様の要素を用いるか、又は閃光を生み出す第1の移動体デバイス1又は第2の移動体デバイス2のユーザであってもよい。
少なくとも1つの感覚的識別子が検出される場合、次のアクション300において、検出された各感覚的識別子ID1に基づいて、スタンプを決定することができる。
一実施形態によれば、スタンプは、少なくとも1つの感覚的識別子が検出された時刻に基づくタイムスタンプを含む。この場合、時刻は、第1の移動体デバイス1が備えるか、又はアクセス可能なクロックを用いて決定することができる。
一実施形態によれば、スタンプは、少なくとも1つの感覚的識別子が検出された時刻に基づくタイムスタンプを含む。この場合、時刻は、第1の移動体デバイス1が備えるか、又はアクセス可能なクロックを用いて決定することができる。
スタンプがタイムスタンプを含む場合、少なくとも1つの感覚的識別子は、第2の移動体デバイス2とほぼ同時に第1の移動体デバイス1によって検出された識別子であってもよい。両移動体デバイス1、2は感覚的識別子をほぼ同時に検出するため、タイムスタンプを用いて、接続が意図される第2の移動体デバイス2とセットアップされたことを確認することができる。タイムスタンプは秘密である、すなわち第3の移動体デバイス3に知られておらず、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2はタイムスタンプを用いて、安全な接続をセットアップすることができる。
感覚的識別子は、例えば、第3の移動体デバイス3が異なる位置にあるため、第3の移動体デバイス3によって異なる時刻に検出されるようになっている。第1の移動体デバイス1は、このような感覚的識別子を検出するように構成される。感覚的識別子ID1が、移動体デバイス1、2を互いにタップすることによって生成される場合、第3の移動体デバイス3は、実際に、厳密に同時にタップを生成することはできないため、さらに以下に説明するようなフロー図の残りの部分の実行に成功することができない。
一実施形態によれば、タイムスタンプは、第1の移動体デバイス1のクロック、第1の移動体デバイス1に関連付けられるプロバイダのネットワーククロック、測位システムのうちの少なくとも1つからのクロック情報を用いることによって決定される。
タイムスタンプを決定するとき、第1の移動体デバイス1は、大半の移動体デバイスに存在する内部クロック(図示せず)からクロック情報を得ることができる。一実施形態によれば、内部クロックは、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2が両方とも同様のタイムスタンプを決定することを保証するために高品質のものである。内部クロックは、例えば、原子時計とすることができる。
代替形態によれば、第1の移動体デバイス1は、モバイルネットワークを介してプロバイダからクロック情報を得る。このネットワーククロック情報は、感覚的識別子が検出されたときに得てもよく、又は第1の移動体デバイス1の内部クロックの同期をとるために用いてもよい。
クロック情報をネットワークから得ることの代替形態として、クロック情報を独立したクロック同期ネットワークから得てもよい。電波時計は、原子時計等の時間標準に接続された電波送信器によって送信される時間コードビットストリームによって同期されるクロックである。また、GPSネットワーク又は任意の代替的な測位システム等の測位システムも、クロック同期ネットワークとして用いることができる。第1の移動体デバイス1が測位システムを備えるか、又は測位システムへのアクセスを有する場合、当業者には理解されるように、正確なクロック情報を入手することが可能である。
代替形態として、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2は、対話の一環としてそれぞれのクロックを相互に同期することができる。
一実施形態によれば、感覚的識別子は音響(聴覚的)識別子を含むことができる。この実施形態によれば、第1の移動体デバイス1は、例えば、上述したようにマイクロホン18を用いることによってそのような音響識別子を検出するように構成される。音響識別子は、第1の移動体デバイス1又は第2の移動体デバイス2によって生成される所定の音響信号(特殊なビープ等)とすることができる。第3の移動体デバイス3が音響信号を盗聴する危険性を低減するために、音響音声信号は大きすぎない音量とすることができる。
一実施形態によれば、感覚的識別子は音響(聴覚的)識別子を含むことができる。この実施形態によれば、第1の移動体デバイス1は、例えば、上述したようにマイクロホン18を用いることによってそのような音響識別子を検出するように構成される。音響識別子は、第1の移動体デバイス1又は第2の移動体デバイス2によって生成される所定の音響信号(特殊なビープ等)とすることができる。第3の移動体デバイス3が音響信号を盗聴する危険性を低減するために、音響音声信号は大きすぎない音量とすることができる。
2つの移動体デバイス1、2が互いにタップされる場合も、音響(聴覚的)識別子が生成される。
上記に基づいて理解されるように、感覚的識別子は、第1の移動電話1及び第2の移動電話2を互いにタップすることによって生成することができる。移動体デバイス1、2を互いに(すなわち、第1の移動体デバイスを第2の移動体デバイスに対して、又はこの逆に)タップすることによって、両移動体デバイス1、2が同様又は同一でありさえするタイムスタンプを有することが保証されるのに対して、同時に、第3の移動体デバイス3が同様のタイムスタンプを得ることを非常に困難にするため、これは有利な実施形態である。また、ユーザは、正しい移動体デバイスとのタッピングを確実にすることができ、したがって、不正がより難しくなる。
上記に基づいて理解されるように、感覚的識別子は、第1の移動電話1及び第2の移動電話2を互いにタップすることによって生成することができる。移動体デバイス1、2を互いに(すなわち、第1の移動体デバイスを第2の移動体デバイスに対して、又はこの逆に)タップすることによって、両移動体デバイス1、2が同様又は同一でありさえするタイムスタンプを有することが保証されるのに対して、同時に、第3の移動体デバイス3が同様のタイムスタンプを得ることを非常に困難にするため、これは有利な実施形態である。また、ユーザは、正しい移動体デバイスとのタッピングを確実にすることができ、したがって、不正がより難しくなる。
タッピングは、すべての種類の技法を用いて検出することができる。第1の移動体デバイス1及び/又は第2の移動体デバイス2は、タップを検出する加速度測定デバイスを備えることができる。また、第1の移動体デバイス1及び/又は第2の移動体デバイス2は、マイクロホンと、マイクロホンで検出された音声を解析することによるタップの検出に適したソフトウェアとを含むことができる。代替形態によれば、第1の移動体デバイス1及び/又は第2の移動体デバイス2は、タップを検出するために、ボタン、ガルバニセンサ、磁気センサ、誘導センサ、静電センサのうちの少なくとも1つを含むことができる。当然ながら、第2の移動体デバイス2及び/又は第1の移動体デバイス1は、他方の移動体デバイスのセンサを同時にトリガするように構成することができ、例えば、磁気センサをトリガする磁石を備えることができる。
一実施形態によれば、感覚的識別子は視覚的識別子を含むことができる。視覚的識別子は、例えば、内蔵レーザポインタを用いて、移動体デバイス1、2に一体化されたカメラのフラッシュを用いて、又は移動体デバイス1、2のディスプレイに閃光を発生させることによって、第1の移動体デバイス1又は第2の移動体デバイス2によって生成することができる。
視覚的識別子は、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2のうちの一方によって生成される場合、タイムスタンプを用いることができるように、他方の移動体デバイスによってほぼ同時に受信されるようになっていることができる。
一実施形態によれば、スタンプは感覚的識別子の指紋情報をさらに含むことができる。
この指紋情報は、感覚的識別子に基づく、例えば感覚的識別子の形状を表すすべての種類の情報又はパラメータとすることができる。
この指紋情報は、感覚的識別子に基づく、例えば感覚的識別子の形状を表すすべての種類の情報又はパラメータとすることができる。
一実施形態によれば、感覚的識別子は音響識別子であり、スタンプは音響指紋を含む。音響指紋は、マイクロホン18によって検出された音響信号のエンベロープを記述するパラメータによって形成することができる。音響指紋は、マイクロホン18によって検出される音響信号を記述するフーリエ係数を含んでもよい。
音響指紋は、エコーについての情報と、背景雑音レベル等の周囲のサウンド情報とを含んでもよい。
このような音響指紋は、移動体デバイス1、2を互いにタップすることによって生成される音響信号に基づいて行うことができる。
このような音響指紋は、移動体デバイス1、2を互いにタップすることによって生成される音響信号に基づいて行うことができる。
一実施形態によれば、感覚的識別子は視覚的識別子であり、スタンプは視覚的指紋を含む。視覚的指紋は、カメラ又はスキャナによって検出される視覚信号のエンベロープを記述するパラメータによって形成することができる。視覚的指紋は、光学センサ、例えばカメラ等によって検出される視覚信号を記述するフーリエ係数も含んでもよい。視覚的指紋を作成するとき、既知のパターン認識技法を用いることができる。
スタンプは、音響スタンプ、視覚的スタンプ、タイムスタンプから成る群のうちの少なくとも1つを含むことができる。
アクション200及び300について図8を参照して以下にさらに説明する。
アクション200及び300について図8を参照して以下にさらに説明する。
次のアクション400において、第1の移動体デバイス1は少なくとも第2の移動体デバイス2を探索し、見つかった場合、アクション500において、第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイスとの第1の通信チャネルをオープンする。当然ながら、2つ以上の第2の移動体デバイス2が見つかってもよい。以下に、選択された第2の移動体デバイス2の通信がどのように意図されるかを説明する。
一実施形態によれば、第1の通信チャネルはダイレクト通信チャネル、例えばBluetooth又はコンピュータ間wifi技術に基づく無線通信チャネルとすることができる。このような通信チャネルのセットアップはマルチステッププロセスであり、当該プロセスにおいてデバイス発見を実施して近接するデバイスを識別することができ、第1の通信チャネルを用いてパスキーを交換して、相互識別を実施することができ、第2の通信チャネルをセットアップして、移動体デバイス間に部分的又は完全なアクセスを実現することができる。
アクション400又は500(アクションc)及びd)とも呼ばれる)は、ランダムな時間にわたって待つことを含むことができる。このランダムな時間は、例えば0〜1000msにわたり得る。第1の移動体デバイス1は、アクション500(又は上記アクションc)又はd))において、第1の通信チャネルをオープンする前に、ランダムな時間にわたって待つように構成することができる。これは、セキュリティをさらに増大させる。第1の移動体デバイス1がランダムな時間にわたって待つように構成されず、少なくとも1つの感覚的識別子を検出してから一定時間後に開始される場合、第3の移動体デバイス3がこの一定時間についての知識を取得し、これを用いて、第1の移動体デバイス1によって決定されたタイムスタンプを計算することが可能である。
許容可能な最長のランダム時間を増大させると、本方法のセキュリティがさらに増大する。
許容可能な最長のランダム時間を低減させると、本方法のより高速な実行が保証される。
許容可能な最長のランダム時間を低減させると、本方法のより高速な実行が保証される。
アクション400及び500について図9を参照して以下により詳細に説明する。
次のアクション600において、第1の移動体デバイス1は、例えば第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス2に/から少なくとも1つのタイムスタンプの部分を交互に送受信することによって少なくとも1つのスタンプの部分を交換する。アクション700において、受信された部分が検証される。すなわち、第1の移動体デバイス1によって決定されたスタンプの対応する部分と比較される。
次のアクション600において、第1の移動体デバイス1は、例えば第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス2に/から少なくとも1つのタイムスタンプの部分を交互に送受信することによって少なくとも1つのスタンプの部分を交換する。アクション700において、受信された部分が検証される。すなわち、第1の移動体デバイス1によって決定されたスタンプの対応する部分と比較される。
アクション600及び700を多くの異なる方法で実行してもよいことが理解される。例えば、アクション600及び700は順次実行してもよく、この場合、少なくとも1つのスタンプの全部分がまず交換され(アクション600)、これが完了してから、検証が実施される(アクション700)。しかしながら、代替形態によれば、少なくとも1つのスタンプの部分がまず交換(アクション600)及び検証され(アクション700)、その後、少なくとも1つのスタンプの第2の部分が交換(アクション600)及び検証され(アクション700)、以下同様である。この一例について図10を参照して以下により詳細に説明する。
少なくとも1つのスタンプの部分を交換することによって、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2は、スタンプを完全には明らかにせずに、且つ信頼できる第三者を用いずに、受信したスタンプを検証及び比較するように構成される。
一実施形態によれば、スタンプの最下位有効部分が最初に交換される。スタンプがタイムスタンプであり、タイムスタンプがミリ秒の分解能を有する場合、スタンプの最下位有効部分は、ミリ秒を表す1つ又は複数のビットによって形成される。これは、第3の移動体デバイス3がタイムスタンプを秒単位又は分単位で推測するよりもミリ秒単位で推測するほうが困難であるため、交換及び検証のプロセスにおいて可能な限りすぐに、第3の移動体デバイス3が不正な第3の移動体デバイス3であることが暴かれることを保証する。
最後に、アクション800において、移動体デバイス1は、少なくとも1つのスタンプの所定量の受信部分が第1の移動体デバイス1によって決定された少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しい場合、第1の移動体デバイス1と第2の移動体デバイス2との間に第2の通信チャネルをオープンするように構成される。したがって、第1の通信チャネルは通信チャネルとすることができ、その範囲はこれらの実施形態によるスタンプ及び同期情報の交換に制限されるのに対して、第2の通信チャネルは、移動体デバイス間で一般的な情報を交換するための汎用通信チャネルであり、第1の通信チャネルを介する情報交換によって、第2の通信チャネルの確立に十分な認証が確保される。
更なる態様によれば、第2の通信チャネルを用いて、第1の移動体デバイス1と第2の移動体デバイス2との間で識別情報を交換することができる。この識別情報は電話番号、SIM(加入者識別モジュール)番号、氏名、又は別の種類の識別情報であってもよい。しかしながら、更なる態様によれば、識別情報は付加的に又は代替的に、第1の移動体デバイス1及び/若しくは第2の移動体デバイス2の状態又は第1の移動体デバイス1及び/若しくは第2の移動体デバイス2(のプロセッサ)によって実行中のプロセス若しくはプログラムの状態等の他の情報を表してもよい。この状態は、第1の移動体デバイス1及び/又は第2の移動体デバイス2の状態と呼ばれるが、一般に、第1の移動体デバイス1及び/又は第2の移動体デバイス2が関わり、第1の移動体デバイス1及び/又は第2の移動体デバイス2のプロセッサによって制御され及び/又は実行することができるプロセス内の現在の段階又はステップを指す。
アクション600、700、及び800について図10を参照して以下により詳細に説明する。
図8は、図7に示したアクション100、200、及び300の可能な実施態様のより詳細なフロー図を提供する。このフロー図は、第1の移動体デバイス1のマイクロプロセッサ21によって実行することができる。
図8は、図7に示したアクション100、200、及び300の可能な実施態様のより詳細なフロー図を提供する。このフロー図は、第1の移動体デバイス1のマイクロプロセッサ21によって実行することができる。
フロー図は、感覚的識別子が検出されるか否かを調べるアクション210に進む。感覚的識別子が検出されない場合、アクション210に戻る。
アクション210において感覚的識別子が検出される場合、前に記憶されている感覚的識別子と照合されて、これが本当に識別を意図されている感覚的識別子であったか否かが調べられる。例えば、感覚的識別子が、移動体デバイス1、2をタップすることによって生成される音響識別子である場合、例えばパターン認識技法を用いて、受信した音響信号が本当にタッピングであることを確認するために、検出された音響信号は、このようなタッピングを表す、前に記憶されている音響信号と比較される。
アクション210において感覚的識別子が検出される場合、前に記憶されている感覚的識別子と照合されて、これが本当に識別を意図されている感覚的識別子であったか否かが調べられる。例えば、感覚的識別子が、移動体デバイス1、2をタップすることによって生成される音響識別子である場合、例えばパターン認識技法を用いて、受信した音響信号が本当にタッピングであることを確認するために、検出された音響信号は、このようなタッピングを表す、前に記憶されている音響信号と比較される。
アクション211において、感覚的識別子が整合せず、実際には識別を意図される感覚的識別子ではないと判断される場合、アクション210に戻る。しかしながら、感覚的識別子が整合し、識別を意図される感覚的識別子である場合、次のアクション310において、スタンプが決定される。
アクション310において、検出された感覚的識別子を特徴付ける特徴を感覚的識別子から抽出することによってスタンプが決定される。すでに上で説明したように、スタンプは、スタンプが受信された時刻を特徴付けるタイムスタンプとすることができる。スタンプは、エンベロープ、フーリエ成分等の感覚的識別子に含まれる情報を特徴付ける指紋としてもよい。スタンプはこれらの組み合わせとしてもよい。
次のアクション311において、スタンプをビットシーケンスに変換することができる。当然ながら、このアクションはアクション310に含まれてもよく、又はスタンプがビットシーケンスとしてすでに利用可能な場合には省いてもよい。
次のアクション312において、ビットシーケンスが最下位ビットで始まるようにビットシーケンスを再構成することができる。これは、アクション600及び700が上述した理由により最下位ビットから開始されるように行うことができる。
アクション312の後、フロー図はアクション400、500、及び600に続くことができ、これらについて図9を参照して以下により詳細に説明する。
図9は、図7に示すアクション400及び500の可能な実施態様のより詳細なフロー図を提供する。このフロー図は、第1の移動体デバイス1のマイクロプロセッサ21によって実行することができる。
図9は、図7に示すアクション400及び500の可能な実施態様のより詳細なフロー図を提供する。このフロー図は、第1の移動体デバイス1のマイクロプロセッサ21によって実行することができる。
探索アクション400は、ランダムな時間にわたって待つことから開始される。これは図9のアクション411として示される。その後、移動体デバイス1の第1の通信チャネルがまだオンになっていない場合、オンに切り替えることができる。第1の通信チャネルをできるだけ遅い時点にオンに切り替えることには、節電及びセキュリティ強化という利点がある。
アクション412において、タイマが時間切れ期間にセットされ、ここで述べたプロセスが特定の時間量後に停止して、プロセスの継続が長くなりすぎないことを保証する。
次に、2つのアクションスレッドが並列に実行される。
次に、2つのアクションスレッドが並列に実行される。
第1のアクションスレッドはアクション413及び414を含む。アクション413において、移動体デバイス1を外部から見えるようにし、入力される通信のリッスンを開始する。見えるようにするアクションは、例えば、ビーコン信号を送信することによって他の移動体デバイスから発見可能にすることを含むことができる。この後、アクション414において、移動体デバイスは交信されるまで待つことができる。すなわち、交信されるのを待つ。交信された後でのみ、移動体デバイス1は以下に説明するアクション599に進む。
第2のアクションスレッドはアクション510及び511を含む。アクション510において、移動体デバイス1は、他のデバイスの探索を開始し、まだ交信していない他のデバイスと交信しようと試みる。アクション511において、移動体デバイスは交信が行われるまで待つ。交信が行われた後でのみ、移動体デバイス1はアクション599に進む。
アクション599において、移動体デバイス1はリッスン、すなわち、アクション413及び414をサスペンドすると共に、探索、すなわちアクション510及び511をサスペンドする。アクション599の後、移動体デバイス1はアクション600に続く。したがって、交信が第1のアクションスレッド又は第2のアクションスレッドのいずれかによって確立されると、両スレッドがサスペンドされ、図10を参照してより詳細に説明する交換プロセス600〜800が開始される。
図10を参照して以下に説明するプロセスが成功しない場合、結果として拒絶アクション613又は623に繋がる。これらのアクションも図9に示される。
拒絶アクション613又は623の後、移動体デバイス1はまず、アクション412においてセットされた時間切れ期間が経過しているか否かを調べる。経過している場合、移動体デバイスはアクション100に戻る。経過していない場合、上で説明した2つのアクションスレッドを続ける。時間切れ期間は、1)第2の移動体デバイス2のランダムな待ち時間412をカバーし、且つ2)近接する移動体デバイスのすべて又は少なくとも妥当な個数分との交信を試みるのに十分であるべきである。
拒絶アクション613又は623の後、移動体デバイス1はまず、アクション412においてセットされた時間切れ期間が経過しているか否かを調べる。経過している場合、移動体デバイスはアクション100に戻る。経過していない場合、上で説明した2つのアクションスレッドを続ける。時間切れ期間は、1)第2の移動体デバイス2のランダムな待ち時間412をカバーし、且つ2)近接する移動体デバイスのすべて又は少なくとも妥当な個数分との交信を試みるのに十分であるべきである。
また、アクション413、414、及び510、511の実行時に時間切れ期間が経過している場合、これらのアクションを中止することができ、第1の移動体デバイス1はアクション100に戻ることができる。
図10は、図7に示すアクション600及び700の可能な実施形態のより詳細なフロー図を提供する。このフロー図は、第1の移動体デバイス1のマイクロプロセッサ21によって実行することができる。
最初のアクション610において、移動体デバイス1自身が交信を開始したか否か、又は他方のデバイスが交信を開始したか否かを調べることができる。
アクション610によって、関わる2つのデバイスが同時に交換を開始すること、又は他方のデバイスが交換を開始するのを待つ状態のままになることが回避される。当然ながら、アクション610は逆であってもよい。
アクション610によって、関わる2つのデバイスが同時に交換を開始すること、又は他方のデバイスが交換を開始するのを待つ状態のままになることが回避される。当然ながら、アクション610は逆であってもよい。
第2の移動体デバイス2が交換を開始した場合、第1の移動体デバイス1が他方のデバイスからのスタンプの部分の受信を待つアクション611が実行される。
第1の移動体デバイス1が交換を開始した場合、アクション621が以下に説明するように実行される。
第1の移動体デバイス1が交換を開始した場合、アクション621が以下に説明するように実行される。
スタンプの部分は1つ又は複数のビットによって形成することができる。
次のアクション612において、スタンプの受信部分が、第1の移動体デバイス1によって決定されたスタンプの対応する部分と比較される。受信部分が第1の移動体デバイス1によって決定されたスタンプの対応する部分に整合する場合、アクション614において、この部分はスタンプから除去され、アクション615において、部分(ビット)がまだ残っているか否かが調べられる。残っている場合、第1の移動体デバイス1が決定したスタンプの次の部分を第2の移動体デバイス2に送信するアクション621が実行される。ここでも、スタンプの部分は1つ又は複数のビットによって形成することができる。アクション622において、第1の移動体デバイス1は、スタンプの部分が第2の移動体デバイス2によって受け入れられたか否かを調べ、受け入れられた場合、アクション624においてこの部分は除去され、アクション625において、部分(ビット)がまだ残っているか否かが調べられる。残っている場合、アクション611、612等が実行される。
次のアクション612において、スタンプの受信部分が、第1の移動体デバイス1によって決定されたスタンプの対応する部分と比較される。受信部分が第1の移動体デバイス1によって決定されたスタンプの対応する部分に整合する場合、アクション614において、この部分はスタンプから除去され、アクション615において、部分(ビット)がまだ残っているか否かが調べられる。残っている場合、第1の移動体デバイス1が決定したスタンプの次の部分を第2の移動体デバイス2に送信するアクション621が実行される。ここでも、スタンプの部分は1つ又は複数のビットによって形成することができる。アクション622において、第1の移動体デバイス1は、スタンプの部分が第2の移動体デバイス2によって受け入れられたか否かを調べ、受け入れられた場合、アクション624においてこの部分は除去され、アクション625において、部分(ビット)がまだ残っているか否かが調べられる。残っている場合、アクション611、612等が実行される。
当然ながら、交換が成功しなかった場合及び異なるデバイスと更なる時間実行する必要がある場合に用いるために、除去された部分又はビットはメモリのいずこかに保持されることが理解される。
アクション612は、整合する場合、許容メッセージを他方のデバイスに送信すること、及び整合しない場合、拒絶メッセージを他方のデバイスに送信することを含むことができる。したがって、アクション622は、許容メッセージ又は拒絶メッセージを受信することを含むことができる。
アクション612又は622の結果が否定、すなわちアクション612において整合しないか、又はアクション622においてスタンプの部分が第2の移動体デバイス2によって受け入れられない場合、対話は拒絶され、プロセスは図9を参照して上述したアクション650に戻る。
アクション615又は625において、残っているスタンプの部分がない(ビットがない)と判断される場合、これは、識別が首尾良く完了したため、アクション800を実行することができる、すなわち第1の通信デバイス1と第2の通信デバイス2との間に第2の通信チャネルをオープンすることができることを意味する。
セキュリティレベル
上記説明に基づき、セキュリティレベルを測定する一例を提供する。この例によれば、ランダムな待ち時間は0ms〜1000msである。スタンプは1ms分解能のタイムスタンプを含む。この例によれば、タイムスタンプの最後の10又は11ビット(1000ms/1ms=1000≒210)は、タップされた2つの移動体デバイス1、2のみに知られている。これらのビットは図10を参照して説明したように交互に交換及び検証されるため、第3の移動体デバイス3(スプーフィングデバイス)は、少なくとも5ビットを連続して正確に推測する必要がある。このように正確に推測する確率は1:32(32=25)である。例えば、ゲーム又は電子名刺の交換等の多くの目的に対し、これが十分なセキュリティレベルを提供することが理解される。
セキュリティレベル
上記説明に基づき、セキュリティレベルを測定する一例を提供する。この例によれば、ランダムな待ち時間は0ms〜1000msである。スタンプは1ms分解能のタイムスタンプを含む。この例によれば、タイムスタンプの最後の10又は11ビット(1000ms/1ms=1000≒210)は、タップされた2つの移動体デバイス1、2のみに知られている。これらのビットは図10を参照して説明したように交互に交換及び検証されるため、第3の移動体デバイス3(スプーフィングデバイス)は、少なくとも5ビットを連続して正確に推測する必要がある。このように正確に推測する確率は1:32(32=25)である。例えば、ゲーム又は電子名刺の交換等の多くの目的に対し、これが十分なセキュリティレベルを提供することが理解される。
セキュリティレベルは、最大ランダム待ち時間を増大させることによってさらに向上させることができる。
さらに、セキュリティレベルは、例えば、
−スタンプの分解能を上げる(例えば、0.1msまで)、
−2つのスタンプを生成する(例えば、2回タップする(「タップ−タップ」)、
−タップ音のより多くの態様を抽出して交換する(音の大きさ、エコー等)
ことによってスタンプの長さを増大させることによってさらに向上させることができる。
さらに、セキュリティレベルは、例えば、
−スタンプの分解能を上げる(例えば、0.1msまで)、
−2つのスタンプを生成する(例えば、2回タップする(「タップ−タップ」)、
−タップ音のより多くの態様を抽出して交換する(音の大きさ、エコー等)
ことによってスタンプの長さを増大させることによってさらに向上させることができる。
また、第1の移動体デバイス1と第2の移動体デバイス2との間のすべての通信に暗号化技法を用いる等の従来のセキュリティ対策を用いて、セキュリティレベルをさらに上げることができる。
Bluetooth等の限られた範囲を有する第1の通信チャネルを用いることによって、不正の可能性があるデバイスの数が低減されるため、セキュリティは増大する。
また、アクション800が実行される前に、ユーザ確認を求めることができる。移動体デバイス1はユーザ確認なしでは第2の通信チャネルをオープンすることができないため、これはセキュリティを増大させる。これによって、第2の通信チャネルが不注意に開かれることが回避される。
また、アクション800が実行される前に、ユーザ確認を求めることができる。移動体デバイス1はユーザ確認なしでは第2の通信チャネルをオープンすることができないため、これはセキュリティを増大させる。これによって、第2の通信チャネルが不注意に開かれることが回避される。
アクション500〜800は、例えば、移動体デバイス1の表示画面13を介して第2の移動体デバイス2の識別情報をユーザに見せることを含むことができる。これはセキュリティをさらに増大させる。
第1の移動体デバイス1は、成功した試み及び失敗した試みすべてのログファイルを保持するようにさらに構成することができる。また、第1の移動体デバイス1は、通信をセットアップしようとする試みが開始されるとき、及び/又は試みが失敗したときに警告を提供するように構成することもできる。
本発明による方法を実施するアプリケーションは、特定のゲーム又は名刺交換のようにさらに範囲を限定することができる。
本発明による方法を実施するアプリケーションをオンにするのは、例えばゲーム又は交渉のネットワーキング部分に適用可能な場合のみであってもよい。
本発明による方法を実施するアプリケーションをオンにするのは、例えばゲーム又は交渉のネットワーキング部分に適用可能な場合のみであってもよい。
本発明による方法を実施するアプリケーションは、当該アプリケーションが構成される時間量にわたって用いられなかった場合、アプリケーションをオフにするタイマを有することができる。
更なる実施形態によれば、本方法は時間同期アクションをさらに含むことができる。上で説明したように、スタンプは、交換され、第2の移動体デバイス2と比較されるタイムスタンプを含むことができる。これは、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2のクロックが互いに正確である場合のみ首尾良く行うことができることが理解される。これを保証することができない場合、時間同期アクションを実施することができる。
時間同期アクションは、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2に関連付けられるプロバイダのネットワーククロック等の中央からブロードキャストされるマスタクロックを見るか、又は測位システムのクロックを用いることを含むことができる。
代替形態によれば、時間同期は、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2がそれぞれのクロックを相互に同期することを含む。第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2は両方とも、電波(例えば、Bluetooth)によって「現在(now)」タイムスタンプを送信し、他方のデバイスのタイムスタンプからクロックのオフセットを学習する。この時間同期は、タイムスタンプについての情報を時期尚早に開示しないように、第1の移動体デバイス1及び第2の移動体デバイス2がアクション500において第1の通信チャネルを開いた後に実施することができる。
図11は、一実施形態によるソフトウェア機能を含むソフトウェアの視点から第1の移動体デバイス1を概略的に示す。図11に示すように、第1の移動体デバイスは、
−ユーザ入力を取得し、通知をユーザに提示するためのユーザインタフェース関数31、
−アクション200を実行するためのリッスン機能等の感知機能32と、
−アクション200を実行して検出されたサウンドをデジタル処理するためのサウンド処理機能等の感覚的識別子処理機能33と、
−スタンプがタイムスタンプを含む場合、正確なタイムスタンプ付与を可能にするためのクロック機能34と、
−アクション300を実施して検出されたサウンドからタイムスタンプを抽出するための、タイムスタンプ抽出関数等のスタンプ抽出機能35と、
−アクション311を実施してビット単位の交換に向けて準備するための、タイムスタンプ−ビットシーケンス機能等のスタンプ−ビットシーケンス機能36と、
−説明した実施形態に関わるロジックを実施するためのモバイルタッチサービスロジック機能37と、
−アクション500〜800を実施するための、例えばBluetooth又はWiFi等の通信機能38と、
を含む。
−ユーザ入力を取得し、通知をユーザに提示するためのユーザインタフェース関数31、
−アクション200を実行するためのリッスン機能等の感知機能32と、
−アクション200を実行して検出されたサウンドをデジタル処理するためのサウンド処理機能等の感覚的識別子処理機能33と、
−スタンプがタイムスタンプを含む場合、正確なタイムスタンプ付与を可能にするためのクロック機能34と、
−アクション300を実施して検出されたサウンドからタイムスタンプを抽出するための、タイムスタンプ抽出関数等のスタンプ抽出機能35と、
−アクション311を実施してビット単位の交換に向けて準備するための、タイムスタンプ−ビットシーケンス機能等のスタンプ−ビットシーケンス機能36と、
−説明した実施形態に関わるロジックを実施するためのモバイルタッチサービスロジック機能37と、
−アクション500〜800を実施するための、例えばBluetooth又はWiFi等の通信機能38と、
を含む。
本明細書において提供される実施形態は、移動体デバイスが対話するゲーム等のゲームにおいて非常に上手く用いられる。例えば、移動体デバイスをタップして、相互にゲームデータを交換するように構成することができる。
アクション210及び211を移動体デバイスの所定のアプリケーション、例えばBluetoothをオンにする、メールを読む、SMSを送信する、アドレス帳アプリケーションを開く、音声ダイアルする、又はSMSの削除若しくは接続切断等のアプリケーション内のアクションを実行するような他の目的で用いてもよいことが理解される。
一実施形態によれば、第1の移動体デバイス1の方法であって、
a)少なくとも1つの感覚的識別子ID1を検出すること、及び
b)検出された感覚的識別子ID1に応答して所定の機能を実行すること、
を含む、方法が提供される。
a)少なくとも1つの感覚的識別子ID1を検出すること、及び
b)検出された感覚的識別子ID1に応答して所定の機能を実行すること、
を含む、方法が提供される。
所定の機能は、上述したアクションb)〜g)を実施することを含むことができる。所定の機能は、第1の移動体デバイス1がアクション200又はアクション211において感覚的識別子を検出したときは常にオンに切り替えられるBluetooth機能等の通信機能とすることができる。これは、Bluetooth等の通信機能をユーザがオンに切り替える容易な方法を提供する。
一実施形態によれば、感覚的識別子は音響(聴覚的)識別子を含むことができる。
上述したように、第1の移動体デバイス1は、例えば、上述したようにマイクロホン18を用いて、又は他の任意の適したボタン若しくはセンサを用いることによってこのような音響識別子を検出するように構成することができる。
上述したように、第1の移動体デバイス1は、例えば、上述したようにマイクロホン18を用いて、又は他の任意の適したボタン若しくはセンサを用いることによってこのような音響識別子を検出するように構成することができる。
上記に基づいて理解されるように、感覚的識別子は第1の移動電話をタップすることによって生成することができる。しかしながら、この実施形態によれば、第1の移動体デバイス1を第2の移動体デバイス2にタップすることができるが、テーブル等の他の任意の適した物体にタップしてもよい。タッピングは、上述もしたように、すべての種類の技法を用いることによって検出することができる。
第1の移動電話1は、異なる種類の感覚的識別子を区別するように構成することができる。例えば、第1の移動電話1は、1回のタップ、2回のタップ、3回のタップ、柔らかいタップ、固いタップ、及び第1の移動電話1の異なる部分へのタップ又はそのような部分とのタップを区別するように構成することができる。この最後のオプションのために、第1の移動体デバイス1は、マイクロホンと協働して第1の移動体デバイス1のいずれの部分がタップされたかを判断できるパーカッション要素又は音叉(トノメータ)を備えることができる。
異なる感覚的識別子を用いて、異なるアプリケーションをオンに切り替えることができる。
例えば、1回のタップを用いてBluetoothをオンに切り替え、2回のタップを用いて上述したアクションb)〜g)を実行することができる。
例えば、1回のタップを用いてBluetoothをオンに切り替え、2回のタップを用いて上述したアクションb)〜g)を実行することができる。
更なる実施形態によれば、上述した方法のうちのいずれか1つを実行する移動体デバイスが提供される。これは上で説明した任意の種類の適したコンピュータデバイスとすることができることが理解される。移動体デバイスは、少なくとも1つの感覚的識別子を生成するように構成することができる。また、移動体デバイスは、クロック情報を生成するために、クロックを備えてもよく、又は第1の移動体デバイス1に関連付けられるプロバイダのネットワーククロック若しくは測位システムにアクセスを有してもよい。
移動体デバイスは、感覚的識別子、例えばタップを検出するために、加速度測定デバイス、マイクロホン、ボタン、ガルバニセンサ、磁気センサ、誘導センサ、静電センサのうちの少なくとも1つを含むことができる。
さらに、上記による少なくとも2つの移動体デバイス1、2を備えるシステムが提供される。
さらに、移動体デバイスの処理ユニットにロード可能であり、上記方法のうちのいずれか1つを実行するようになっているソフトウェアコードの部分を含む、コンピュータプログラムが提供される。
さらに、移動体デバイスの処理ユニットにロード可能であり、上記方法のうちのいずれか1つを実行するようになっているソフトウェアコードの部分を含む、コンピュータプログラムが提供される。
さらに、このようなコンピュータプログラムを含むコンピュータ読み取り可能媒体製品が提供される。
本発明は上に示された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲から逸脱せずに、多くの変更及び追加を行い得ることが当業者には理解される。
本発明は上に示された実施形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲から逸脱せずに、多くの変更及び追加を行い得ることが当業者には理解される。
Claims (26)
- 第1の移動体デバイス(1)についての方法であって、
少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
前記検出された感覚的識別子(ID1)に応答して所定の機能を実行するステップとを含む、方法。 - 前記感覚的識別子は音響識別子及び視覚的識別子のうちの一方である、請求項1に記載の方法。
- 前記感覚的識別子は、前記第1の移動体デバイス(1)を適した物体とタップすることによって生成される、請求項1又は2に記載の方法。
- 第2の移動体デバイス(2)を識別する請求項1に記載の方法であって、
a)少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)を検出するステップと、
b)検出された各前記感覚的識別子(ID1)のスタンプを決定するステップと、
c)第1の通信チャネルを介して第2の移動体デバイス(2)を探索するステップと、
前記第2の移動体デバイス(2)が見つかった場合に、
d)前記第2の移動体デバイス(2)との第1の通信チャネルをオープンするステップと、
e)少なくとも1つの前記スタンプの部分を、前記第1の通信チャネルを介して前記第2の移動体デバイス(2)と交換するステップと、
f)受信された前記少なくとも1つのスタンプの部分が、前記第1の移動体デバイス(1)によって決定された前記少なくとも1つのスタンプの対応する部分に等しいか否かを検証するステップと、
g)前記受信された少なくとも1つのスタンプの部分の所定量が、前記第1の移動体デバイス(1)によって決定された前記少なくとも1つのスタンプの前記対応する部分に等しい場合、前記第1の移動体デバイス(1)と前記第2の移動体デバイス(2)との間に第2の通信チャネルをオープンするステップと、
を含む、方法。 - 前記第2の移動体デバイス(2)は近接する移動体デバイスである、請求項4に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの感覚的識別子は、前記第1の移動体デバイス(1)によって生成される、請求項4又は5に記載の方法。
- 前記スタンプは、前記少なくとも1つの感覚的識別子(ID1)が検出される時刻に基づくタイムスタンプを含む、請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記タイムスタンプは、前記第1の移動体デバイス(1)のクロック、前記第1のデバイス(1)に関連付けられるプロバイダのネットワーククロック、測位システムのうちの少なくとも1つからのクロック情報を用いることによって決定される、請求項4〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記感覚的識別子は音響(聴覚的)識別子を含む、請求項4〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記感覚的識別子は、前記第1の移動体デバイス(1)と前記第2の移動体デバイス(2)とを互いにタップすることによって生成される、請求項4〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記感覚的識別子は、以下の技法、すなわち、加速度測定デバイス、マイクロホン、ボタン、ガルバニセンサ、磁気センサ、誘導センサ、静電センサのうちの少なくとも1つを用いて検出される、請求項10に記載の方法。
- 前記感覚的識別子は視覚的識別子を含む、請求項4〜11のいずれか一項に記載の方法。
- 前記スタンプは前記感覚的識別子の指紋情報を含む、請求項4〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記感覚的識別子は音響識別子であり、前記スタンプは音響指紋を含む、請求項4〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記感覚的識別子は視覚的識別子であり、前記スタンプは視覚的指紋を含む、請求項4〜14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1の通信チャネルは、ダイレクト通信チャネル、例えばBluetooth又はコンピュータ間wifi技術に基づく無線通信チャネルである、請求項4〜15のいずれか一項に記載の方法。
- 前記アクションc)又はd)はランダムな時間にわたって待つことを含む、請求項4〜16のいずれか一項に記載の方法。
- 前記アクションe)はまず前記スタンプの最下位有効部分を交換することを含む、請求項4〜17のいずれか一項に記載の方法。
- 時間同期アクションを実行するステップをさらに含む、請求項4〜18のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される移動体デバイス。
- 少なくとも1つの感覚的識別子を生成するように構成される、請求項20に記載の移動体デバイス。
- クロック情報を生成するために、クロックを備えるか、又は前記第1の移動体デバイス(1)若しくは測位システムに関連するプロバイダのネットワーククロックへのアクセスを有する、請求項20又は21に記載の移動体デバイス。
- 感覚的識別子を検出するために、加速度測定デバイス、マイクロホン、ボタン、ガルバニセンサ、磁気センサ、誘導センサ、静電センサのうちの少なくとも1つを備える、請求項20〜22のいずれか一項に記載の移動体デバイス。
- 請求項20〜23のいずれか一項に記載の移動体デバイスを少なくとも2つ(1、2)を備えるシステム。
- 移動体デバイスの処理ユニットにロード可能なコンピュータプログラムであって、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるソフトウェアコードの部分を含む、コンピュータプログラム。
- 請求項25に記載のコンピュータプログラムを含むコンピュータ読み取り可能媒体製品。
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